JP2014117887A - 装飾シート - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、透明シート層5と、該透明シート層5の裏面に形成された第1光輝部1と、を備え、第1光輝部1が、透明層4と、光輝性顔料を含む第1色層6とを有し、透明層4が光を散乱反射させるものである装飾シート100である。
【選択図】図1
Description
かかる装飾シートとしては、一般に透明フィルムに着色剤が付与されたものとなっている。
例えば、立体感を出すために塗工面全面に光輝性を有する凹凸模様を形成させてなる化粧材(例えば、特許文献1参照)や表面に凹凸形状をもつ基材フィルムの裏面に、少なくとも光輝性顔料による絵柄層、接着層、及び通気性せんいシートを積層した積層体が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、基体シート表面に、透明な凸部層が形成され、該凸部層上に装飾パターン層が形成され、その上に絵柄隠蔽層が少なくとも形成され、見る方向によって装飾が変化する装飾シートが知られている(例えば、特許文献3参照)。
また、本発明の装飾シートは、上記構成を備えていれば、光輝性顔料以外の顔料の色層を新たに設けたり、光輝性顔料以外の顔料を第1色層に追加したりすることで、様々な模様を表現できる。
また、透明層が、第1色層の裏面に更に積層されている場合、透明層により散乱反射された光が第1色層に到達し、且つ、第1色層を通過した光が、透明層により散乱反射され、第1色層に到達するので、見る角度によって光輝性をより変化させることできる。
さらに、第1色層が、透明シート層の裏面に積層され、透明層が、該第1色層の裏面に積層されている場合、第1色層を通過した光が、透明層により散乱反射され、第1色層に到達するので、見る角度によって光輝性を変化させることできる。
また、第1光輝部の剥離を抑制することもできる。
まず、本発明の装飾シートの第1実施形態について説明する。
図1は、本発明に係る装飾シートの第1実施形態を模式的に示す断面図である。
図1に示すように、第1実施形態に係る装飾シート100は、透明シート層5と、該透明シート層5の裏面に形成された第1光輝部1と、該第1光輝部1に隣合うように透明シート層5の裏面に形成された第2光輝部2と、第1光輝部1及び第2光輝部2の透明シート層5側とは反対側に積層された遮光するための遮光層3と、を備える。
図2に示すように、ASTM規格のE2194−03においては、45度の角度から、光線を測定ポイントPに照射し、正反射する光線の角度から15度ずれた位置A、45度ずれた位置B、110度ずれた位置CのLabを測定する。なお、Lab表色系におけるL値が明度を意味する。
透明シート層5は、透明のフィルム状又は板状であることが好ましい。
透明シート層5がフィルム状である場合、透明シート層5の材質としては、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリメタクリル酸メチルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体フィルム、ポリスチレンフィルム、ポリイミドフィルム、ポリアミドフィルム、ポリスルホンフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリエーテルケトンフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、トリアセチルセルロースフィルム、ポリウレタンフィルム、シクロオレフィンポリマーフィルム等が挙げられる。透明シート層5は、これらの原料を混合して作製したフィルムであってもよく、これらのフィルムの積層体であってもよい。
これらの中でも、透明シート層5の材質は、汎用性の観点から、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム又はポリカーボネートフィルムが好適である。
これらの中でも、透明シート層5の材質は、汎用性の観点から、アクリル板又はポリカーボネート板が好適である。
かかる接着剤としては、公知のものが用いられ、アクリル樹脂系接着剤、オレフィン樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、エチレン−酢酸ビニル樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤、塩化ビニル樹脂系接着剤、クロロプレンゴム系接着剤、酢酸ビニル樹脂系接着剤、シリコーン系接着剤、スチレン−ブタジエンゴム系接着剤、フェノール樹脂系接着剤、ポリビニルアルコール系接着剤、ポリアミド樹脂系接着剤等が挙げられる。これらは単独で用いても、複数を混合して用いてもよい。
さらに、透明シート層5は、透明性を阻害しない範囲で、紫外線吸収剤、難燃剤、光輝性顔料以外の顔料等を含んでいてもよい。
第1光輝部1は、透明層4が透明シート層5の裏面に積層され、第1色層6が該透明層4の裏面に積層された構造となっている。
紫外線硬化型樹脂としては、市販のものが例示でき、例えば、エポキシ(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート等が挙げられる。これらは単独で用いても、複数を混合して用いてもよい。
溶剤系樹脂としては、例えば、ポリエステル系樹脂、アクリル塩化ビニル系樹脂、ウレタン塩化ビニル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ニトロセルロース系樹脂、フッ素樹脂、ポリウレタン樹脂等が挙げられる。これらは単独で用いても、複数を混合して用いてもよい。
水性樹脂としては、例えば、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ウレタン樹脂、ポリウレタンエマルジョン等が挙げられる。なお、これらは、水性であっても、エマルジョンであっても、ディスパージョンであってもよい。また、これらは単独で用いても、複数を混合して用いてもよい。
光輝性顔料としては、パール顔料、天然の白雲母や合成雲母から構成されるマイカフレーク顔料、金属酸化物被覆マイカフレーク顔料、アルミニウムフレーク顔料、アルミナフレーク顔料、金属酸化物被覆アルミナフレーク顔料、グラファイト顔料、金属チタンフレーク顔料、ステンレスフレーク顔料、板状酸化鉄顔料、フタロシアニンフレーク顔料、金属酸化物被覆シリカフレーク顔料、金属酸化物被覆ガラスフレーク顔料、金属鍍金ガラスフレーク顔料、金属酸化物鍍金ガラスフレーク顔料、ホログラム顔料、酸化亜鉛、二酸化チタン等の白色顔料等が挙げられる。これらは単独で用いても、複数を混合して用いてもよい。なお、「金属被覆」「金属酸化物被覆」とは、二酸化チタン、酸化鉄、クロム、コバルト、錫、ジルコニウム等の金属(酸化物)薄膜でコーティングされていることを意味し、「金属鍍金」「金属酸化物鍍金」とは、これらの金属(酸化物)で鍍金されていることを意味する。
平均粒子径が5μm未満であると、平均粒子径が上記範囲内にある場合と比較して、十分な輝度が得られない場合があり、平均粒子径が50μmを超えると、平均粒子径が上記範囲内にある場合と比較して、第1色層6の表面に粒子の粗さやざらつきが生じる虞がある。
すなわち、透明層4と第1色層6で用いられる樹脂バインダーが同じであってもよい。
また、第1色層6は、添加剤として、紫外線吸収剤、難燃剤、光輝性顔料以外の顔料等を含んでいてもよい。
装飾シート100は、光輝性顔料以外の顔料を含有することにより、明暗に加え、様々な模様を表現できるようになる。したがって、装飾シート100は、上記構成を備えていれば、光輝性顔料以外の顔料の色層を新たに設けたり、光輝性顔料以外の顔料を第1色層又は第2色層に追加したりすることで、様々な模様を表現できる。
第2光輝部2は、第1光輝部1と隣合っており、第2色層7が透明シート層5の裏面に積層された構造となっている。
第2光輝部2は、第1光輝部1と隣合っているので、見る角度による第1光輝部1と第2光輝部2との明暗差をはっきりと認識することができる。
ここで、光輝性顔料は、上述した光輝性顔料と同義である。
また、第1色層6に含まれる樹脂バインダーは、上述した透明層4における樹脂バインダーと同義である。すなわち、第1色層6と第2色層7とは全く同じであってもよい。
また、第2色層7は、同様に、添加剤として、紫外線吸収剤、難燃剤、光輝性顔料以外の顔料等を含んでいてもよい。
なお、第1色層6と第2色層7とが全く同じ組成であっても、第1光輝部1は、上述したように、透明層4を備えているので、見る角度による光輝性の変化や第1光輝部1の奥行き感を認識することができる。
遮光層3は、第1光輝部1及び第2光輝部2の透明シート層5側とは反対側に積層されている。
遮光層3が積層されていると、光の通過を防止できるので、より深みのある表現をすることが可能となる。
また、第1光輝部1及び第2光輝部2の剥離を抑制することもできる。
ここで、遮光層3に含まれる樹脂バインダーは、上述した透明層4における樹脂バインダーと同義である。
また、遮光層3は、同様に、添加剤として、紫外線吸収剤、難燃剤、光輝性顔料以外の顔料等を含んでいてもよい。
また、被貼付物に上記装飾シート100を貼付する場合は、粘着剤を用いて装飾シート100を貼り付ければよい。粘着剤としては、アクリル系、ゴム系、ポリアルキルシリコン系、ウレタン系、ポリエステル系等が好ましく用いられる。
まず、透明シート層5を準備する。なお、必要に応じて、透明シート層5の裏面に接着剤層を設けたり、透明シート層5の裏面に、接着性を向上させるため、プラズマ処理やブラスト処理を施す。
モノマー又はオリゴマーは、重合性反応基を有する。
かかる重合性反応基としては、アクリロイル基、メタクリロイル基、ビニル基、アリル基、メルカプト基、アミノ基等が挙げられる。特に反応性が高いことからアクリロイル基、メタクリロイル基が好ましく用いられる。
上記重合性反応基が紫外線により硬化することにより、紫外線硬化型樹脂が得られる。
重合開始剤としては、例えば、ベンゾイルエーテル、1―ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1−(4−(メチルチオ)フェニル)−2−モルホリノプロパンー1−オン、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタンー1−オン、ベンゾフェノン、チオキサントン、キサントン、2−クロロチオキサントン、ミヒラーケトン、2−イソプロピルチオキサントン、ベンジル、9,10−フェナントレンキノン、9,10―アントラキノンなどが挙げられる。これらは単独で用いても、複数を混合して用いてもよい。
なお、樹脂バインダーが紫外線硬化型樹脂である場合は、上記同様である。
第2混合液に含まれる光輝性顔料の含有量としては、取り扱い性の観点から、10〜60質量%であることが好ましい。
こうして、第1実施形態に係る装飾シート100が得られる。
次に、本発明の装飾シートの第2実施形態について説明する。
図3は、本発明に係る装飾シートの第2実施形態を模式的に示す断面図である。
図3に示すように、第2実施形態に係る装飾シート101は、透明シート層5と、該透明シート層5の裏面に形成された第1光輝部11と、該第1光輝部11に隣合うように透明シート層5の裏面に形成された第2光輝部2と、第1光輝部11及び第2光輝部2の透明シート層5側とは反対側に積層された遮光するための遮光層3と、を備える。
すなわち、第2実施形態に係る装飾シート101は、第1光輝部11が、第1色層6の裏面に更に透明層14を有している点で第1実施形態に係る装飾シート100と異なる。
なお、透明層14の構成は、透明層4と同じであるので、説明を省略する。
まず、第1実施形態に係る装飾シート100の製造方法と同様にして、透明シート層5を準備し、第1混合液を付与して透明層4を形成し、第2混合液を付与して透明層4を覆うように積層された第1色層6及び第2色層7を形成する。
このとき、第1混合液の透明シート層5への付与方法は、特に限定されず、例えば、オフセットコーター、グラビアコーター、インクジェット、スクリーン、フレキソコーター、ロールコーター、ナイフコーター、コンマコーター、スプレー等が用いられる。
こうして、第2実施形態に係る装飾シート101が得られる。
次に、本発明の装飾シートの第3実施形態について説明する。
図4は、本発明に係る装飾シートの第3実施形態を模式的に示す断面図である。
図4に示すように、第3実施形態に係る装飾シート102は、透明シート層5と、該透明シート層5の裏面に形成された第1光輝部21と、該第1光輝部21に隣合うように透明シート層5の裏面に形成された第2光輝部2と、第1光輝部21及び第2光輝部2の透明シート層5側とは反対側に積層された遮光するための遮光層3と、を備える。
すなわち、第3実施形態に係る装飾シート102は、第1色層6と透明層4との積層順が逆になっている点で第1実施形態に係る装飾シート100と異なる。
第3実施形態に係る装飾シート102の製造方法は、第1実施形態に係る装飾シート100の製造方法における第1混合液を付与して透明層4を形成する工程と、第2混合液を付与して第1色層6を形成する工程とを逆に行えばよい。
すなわち、透明シート層5を準備し、第2混合液を付与して第1色層6及び第2色層7を形成し、第1混合液を付与して第1色層6の裏面に透明層4を形成し、第3混合液を付与して遮光層3を形成すればよい。
こうして、第3実施形態に係る装飾シート102が得られる。
例えば、伏角から見た装飾シートの光輝性を向上させたい場合、透明層を設ければよい。すなわち、本発明の透明シート層5と、該透明シート層5の裏面に形成された第1光輝部1と、を備える構成とすればよい。
例えば、装飾シートを対象物に貼着して用いる場合は、対象物を遮光層3の代わりとすればよい。
同様に、第1光輝部1,11,21及び第2光輝部2は、色層を複数有していてもよい。
以下のようにして、装飾シートのサンプルを作製した。
透明シート層として、透明ポリカーボネートフィルム(接着剤層付き、厚み0.3mm)を準備した。
透明層は、ウレタン(メタ)アクリレート(紫外線硬型樹脂)を付与し、その後、UV照射して硬化させることにより、表1−1〜表1−4に示す厚みの透明層を形成した。
色層は、表1−1〜表1−4に示す光輝性顔料を含むウレタン(メタ)アクリレートを付与し、その後、UV照射して硬化させることにより、表1−1〜表1−4に示す厚みの色層を形成した。
遮光層は、カーボンブラックを含むウレタン(メタ)アクリレートを付与し、その後、UV照射して硬化させることにより、遮光層を形成した。
なお、第2透明層の厚みが0μmのものは、図1に示す第1光輝部1に相当する構成のサンプルであり、第1透明層の厚みが0μmのものは、図4に示す第1光輝部21に相当する構成のサンプルであり、第1透明層及び第2透明層の厚みが共に0μmでないものは、図3に示す第1光輝部11に相当する構成のサンプルである。
透明層を設けないこと以外は、実施例1と同様にしてサンプルを得た。
なお、かかるサンプルが図1、図2及び図4に示す第2光輝部2に相当することになる。
ASTM規格のE2194−03に基づいて実施例1〜192及び参考例1〜4で得られたサンプルの表側から15度、25度及び45度の角度における明度(L値)測定した(図2参照)。
結果を表2−1〜表2−4に示す。
以下のようにして、装飾シートのサンプルを作製した。
透明シート層として、透明ポリカーボネートフィルム(接着剤層付き、厚み0.3mm)を準備した。
透明層は、アクリル塩化ビニル系樹脂(溶剤系樹脂)を付与し、その後、加熱乾燥して硬化させることにより、表3−1〜表3−4に示す厚みの透明層を形成した。
色層は、表3−1〜表3−4に示す光輝性顔料を含むアクリル塩化ビニル系樹脂を付与し、その後、加熱乾燥して硬化させることにより、表3−1〜表3−4に示す厚みの色層を形成した。
遮光層は、カーボンブラックを含むアクリル塩化ビニル系樹脂を付与し、その後、加熱乾燥して硬化させることにより、遮光層を形成した。
なお、第2透明層の厚みが0μmのものは、図1に示す第1光輝部1に相当する構成のサンプルであり、第1透明層の厚みが0μmのものは、図4に示す第1光輝部21に相当する構成のサンプルであり、第1透明層及び第2透明層の厚みが共に0μmでないものは、図3に示す第1光輝部11に相当する構成のサンプルである。
透明層を設けないこと以外は、実施例193と同様にしてサンプルを得た。
なお、かかるサンプルが図1、図2及び図4に示す第2光輝部2に相当することになる。
ASTM規格のE2194−03に基づいて実施例193〜384及び参考例5〜8で得られたサンプルの表側から45度、75度及び110度の角度における明度(L値)測定した(図2参照)。
結果を表4−1〜表4−4に示す。
以下のようにして、装飾シートのサンプルを作製した。
透明シート層として、透明ポリカーボネートフィルム(接着剤層付き、厚み0.3mm)を準備した。
透明層は、透明シート層の裏面に、ウレタン(メタ)アクリレート(紫外線硬型樹脂)を付与し、その後、UV照射して硬化させることにより、表5−1〜表5−3に示す厚みの透明層を形成した。
色層は、表5−1〜表5−3に示す光輝性顔料を含むウレタン(メタ)アクリレートを付与し、その後、UV照射して硬化させることにより、表5−1〜表5−3に示す厚みの色層を形成した。
遮光層は、酸化チタンを含むウレタン(メタ)アクリレートを付与し、その後、UV照射して硬化させることにより、遮光層を形成した。
なお、第2透明層の厚みが0μmのものは、図1に示す第1光輝部1に相当する構成のサンプルであり、第1透明層の厚みが0μmのものは、図4に示す第1光輝部21に相当する構成のサンプルであり、第1透明層及び第2透明層の厚みが共に0μmでないものは、図3に示す第1光輝部11に相当する構成のサンプルである。
遮光層を、カーボンブラックを含むウレタン(メタ)アクリレートを付与し、その後、UV照射して硬化させることにより、遮光層を形成したこと以外は、実施例385と同様にしてサンプルを得た。
透明層を設けないこと以外は、実施例385と同様にしてサンプルを得た。なお、かかるサンプルが図1、図2及び図4に示す第2光輝部2に相当することになる。
透明層を設けないこと以外は、実施例448と同様にしてサンプルを得た。
なお、かかるサンプルが図1、図2及び図4に示す第2光輝部2に相当することになる。
ASTM規格のE2194−03に基づいて実施例385〜462及び参考例9〜11で得られたサンプルの表側から15度、25度、45度、75度及び110度の角度における明度(L値)測定した(図2参照)。
結果を表6−1〜表6−3に示す。
このことから、見る角度が15度から45度になるにかけて第1光輝部が第2光輝部と比較して、徐々に暗くなり、45度から110度になるにかけて徐々に明るくなることがわかる。
これにより、本発明の装飾シートによれば、見る角度によって光輝性を変化させることができ、その結果、奥行き感を表現できることが確認された。
2・・・第2光輝部
3・・・遮光層
4,14・・・透明層
5・・・透明シート層
6・・・第1色層
7・・・第2色層
100,101,102・・・装飾シート
P・・・測定ポイント
A,B,C・・・位置
Claims (11)
- 透明シート層と、
該透明シート層の裏面に形成された第1光輝部と、
を備え、
前記第1光輝部が透明層と、光輝性顔料を含む第1色層とを有し、
前記透明層が光を散乱反射させるものである装飾シート。 - 前記第1光輝部に隣合うように前記透明シート層の裏面に形成された第2光輝部を更に備え、
前記第2光輝部が、光輝性顔料を含む第2色層を有する請求項1記載の装飾シート。 - 前記第1色層に含まれる光輝性顔料と、前記第2色層に含まれる光輝性顔料とが同じである場合、
ASTM規格のE2194−03に基づいて前記透明シート層の前記第1光輝部側の表側から測定した15度の角度における明度(L値)が、ASTM規格のE2194−03に基づいて前記透明シート層の前記第2光輝部側の表側から測定した15度の角度における明度(L値)よりも大きい請求項2記載の装飾シート。 - 前記第1色層に含まれる光輝性顔料と、前記第2色層に含まれる光輝性顔料とが同じである場合、
ASTM規格のE2194−03に基づいて前記透明シート層の前記第1光輝部側の表側から測定した110度の角度における明度(L値)が、ASTM規格のE2194−03に基づいて前記透明シート層の前記第2光輝部側の表側から測定した110度の角度における明度(L値)よりも大きい請求項2又は3に記載の装飾シート。 - 前記第1色層に含まれる光輝性顔料と、前記第2色層に含まれる光輝性顔料とが同じである場合、
ASTM規格のE2194−03に基づいて前記透明シート層の前記第1光輝部側の表側から測定した45度の角度における明度(L値)が、ASTM規格のE2194−03に基づいて前記透明シート層の前記第2光輝部側の表側から測定した45度の角度における明度(L値)よりも小さい請求項2〜4のいずれか1項に記載の装飾シート。 - 前記透明層が、前記透明シート層の裏面に積層され、
前記第1色層が、該透明層の裏面に積層されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の装飾シート。 - 前記透明層が、前記第1色層の裏面に更に積層されている請求項6記載の装飾シート。
- 前記第1色層が、前記透明シート層の裏面に積層され、
前記透明層が、該第1色層の裏面に積層されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の装飾シート。 - 前記透明層の厚みが、2μm〜130μmである請求項1〜8のいずれか1項に記載の装飾シート。
- 前記透明層が樹脂バインダーからなる請求項1〜9のいずれか1項に記載の装飾シート。
- 前記第1光輝部の前記透明シート層側とは反対側に、遮光するための遮光層が積層されている請求項1〜10のいずれか1項に記載の装飾シート。
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