JP2014117704A - ロール曲げ加工方法及びロール曲げ加工装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】フレキシブルな成形が可能なロール曲げ加工で、加工面内のしわ及び座屈の発生無く曲げ加工を行うことを可能にするロール曲げ加工方法を提供する。
【解決手段】曲げ加工を行う被加工材の曲げの外側に配置された一対の外側ロールと、被加工材の曲げの内側に配置された内側ロールによって被加工材を挟持し、一対の外側ロールと内側ロールで被加工材を押圧して曲げモーメントを与えつつ一対の外側ロールと内側ロールを回転させて被加工材を給送し曲げ加工を行うロール曲げ加工装置において、被加工材の給送方向後側の外側ロールの回転速度を被加工材の給送方向前側の外側ロールの回転速度に対して小さくするかまたは被加工材の給送方向後側の外側ロールの回転方向を被加工材の給送方向前側の前記外側ロールに対して逆回転させて被加工材に引張力を与え、引張機構で被加工材に引張負荷をかけることで、曲げ加工時の応力集中によって起こる加工面内のしわ、座屈などの発生を抑制する。
【選択図】図1
【解決手段】曲げ加工を行う被加工材の曲げの外側に配置された一対の外側ロールと、被加工材の曲げの内側に配置された内側ロールによって被加工材を挟持し、一対の外側ロールと内側ロールで被加工材を押圧して曲げモーメントを与えつつ一対の外側ロールと内側ロールを回転させて被加工材を給送し曲げ加工を行うロール曲げ加工装置において、被加工材の給送方向後側の外側ロールの回転速度を被加工材の給送方向前側の外側ロールの回転速度に対して小さくするかまたは被加工材の給送方向後側の外側ロールの回転方向を被加工材の給送方向前側の前記外側ロールに対して逆回転させて被加工材に引張力を与え、引張機構で被加工材に引張負荷をかけることで、曲げ加工時の応力集中によって起こる加工面内のしわ、座屈などの発生を抑制する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ロール曲げ加工時に発生する加工面内のしわ、座屈、ねじれ等の不整変形を抑制したロール曲げ加工方法及びこれを用いたロール曲げ加工装置に関する。
ロール曲げ加工は、少なくとも3つのロールを用いて長尺の被加工材を曲げ加工する加工方法であり、ロール押込み量の曲率を多様な調整で対応できる、フレキシブルな曲げ加工方法である。このため、多品種少量製品の曲げ加工において従来引張曲げで必要とされてきた金型製作時間を削除することができる。一方、ロール曲げ加工には、不整変形が生じやすいという問題がある。不整変形の発生は被加工材の断面形状が複雑になるほど生じやすく、一般構造物に使用されるステンレス曲げ品には不向きである。このため、従来、ステンレス曲げ品の長手方向に曲率を付与する曲げ加工方法としては、引張曲げ加工や回転引き曲げ加工が多く用いられている。
特許文献1は、曲げ内側及び曲げ外側に位置する一対のフランジ及びウエブを有し、ウエブよりも幅方向に張り出した突出フランジを有するアルミニウム合金押出形材のロール曲げ加工を開示している。突出フランジの曲げ内側の面を受けロールで支持し、かつ突出フランジの曲げ外側の面に押さえロールで載荷しながら曲げ加工して、長手方向に曲率を付与する。
また、特許文献2は、曲げ加工にダイを必要とせず、各種曲率半径の曲げ加工に対応し、さらに軸引張り力を容易に負荷可能な引張曲げ加工装置を開示している。加工用素材の先端を支持し、旋回により加工用素材を引張るアームと、アームの旋回によって移動する加工用素材に曲げ変形を与える複数の加工用ロールと、加工用ロールを通過した加工用素材を所定軌跡に沿って案内支持する複数の巻取ロールと、加工用素材に抵抗力を与え軸引張力を負荷する抵抗力付与手段として摩擦部材を有する。
一般的な中空材等を曲げる方法としては、先にあげた特許文献1のようなロール曲げ加工方法が考えられるが、対象物の曲げRが型に依存するために自由なRを作り出すことができない。また、特許文献2のような引張曲げ加工方法では、曲げRを自由に作成することが可能であるものの、薄肉等の座屈しやすい構造で断面を維持しながら曲げ成形することが困難である。ロール曲げ加工の際に発生する不整変形としては、断面変形、加工面内のしわ、座屈、ねじれなどが考えられ、特に加工面内のしわ及び座屈の発生は、後の工程での修正が困難であるため、致命的な欠陥である。
上記のような問題から、従来、長手方向に曲率を付与する曲げ加工方法としては、特許文献2のような引張曲げ等が用いられてきたが、製品形状が変わるごとに金型製作が必要となるため多品種少量製品の製造には向かない。また、引張曲げは、被加工材の把持部分が無駄になり材料歩留まりが悪い。したがって、本発明の目的は、フレキシブル成形が可能で、加工面内のしわ及び座屈の発生無く、歩留まりの良い曲げ加工を行うことを可能にするロール曲げ加工方法及びロール曲げ加工装置を提供することにある。
本発明は、曲げ加工を行う被加工材の曲げの外側に配置された一対の外側ロールと、被加工材の曲げの内側に配置された内側ロールによって被加工材を挟持し、一対の外側ロールと内側ロールで被加工材を押圧して曲げモーメントを与えつつ一対の外側ロールと内側ロールを回転させて被加工材を給送し曲げ加工を行うロール曲げ加工装置において、被加工材の給送方向後側の外側ロールの回転速度を被加工材の給送方向前側の外側ロールの回転速度に対して小さくするかまたは被加工材の給送方向後側の外側ロールの回転方向を被加工材の給送方向前側の前記外側ロールに対して逆回転させて被加工材に引張力を与えることを特徴とする。
本発明によれば、フレキシブル成形が可能で、加工面内のしわ及び座屈の発生無くロール曲げ加工を行うことができる。
以下、本発明によるロール曲げ加工方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。まず、一般的なロール曲げ加工方法の例について説明する。いずれの図も装置全体を現しているわけではなく、ロールと被加工材の位置関係のみを記載している。このようなロール曲げ加工には、曲げ内側に配置する内側ロール1Aと、曲げ外側に配置する外側ロール1B、外側ロール1Cの、少なくとも3つのロールが必要となる。
図1、図2に、その最小の形態の例として3つのロール1の配置を示す。図1は、ロール曲げ加工装置のロール配置と各ロールの移動方向を示す模式図である。図2は、図1と逆方向の各ロール移動方向を示す模式図である。
図1に示すように、内側ロール1Aと外側ロール1B、外側ロール1Cの間に被加工材2を厚さ方向に挟んで配置する。
次いで、外側ロール1B、外側ロール1Cの移動方向4への移動と、内側ロール1Aの回転方向3Aへの回転起因の駆動力による被加工材2の長手方向5Aへの駆動により被加工材に曲げモーメントを与え、長手方向の曲率を付与する。長手方向の曲率の量は外側ロール1B、外側ロール1Cの移動方向4への移動量で調整する。
図2は、図1と逆方向の動作を表している。また、回転方向3Aまたは3Bへの回転起因の駆動力は、被加工材2と内側ロール1Aとの摩擦力により発生するため、1回あたりの被加工材2の移動方向5Aまたは5Bへの移動量が大きいほど駆動力は大きくなるが、逆に1回あたりの被加工材2の移動方向5Aまたは5Bへの移動量を大きくすると、座屈が発生しやすくなる。
このとき、外側ロール1B、外側ロール1Cの移動と内側ロール1Aの回転のタイミングは、外側ロール1B、外側ロール1Cの移動の方が先でもよいし同時でもよいが、外側ロール1B、外側ロール1Cの移動と内側ロール1Aの回転のタイミングが同時の場合の方が、外側ロール1B、外側ロール1C移動時に発生する座屈を抑制する効果がある。尚、移動方向4への移動は相対移動であればよいので、外側ロール1B、外側ロール1Cを移動させるのに代えて、内側ロール1Aを移動方向4へ移動させてもよいし、内側ロール1A、外側ロール1B、外側ロール1Cを全て移動方向4へ移動させても良い。これは、この後の本発明の実施例においても同様である。
次に、本発明におけるロール曲げ加工を実施するときの図1のA−A断面部の被加工材2の断面形状の模式図を図3A〜3Hに示す。
図3Aは、対象形状断面の例として平板の例を示し、図3BはL字型断面の例を示す。また、図3Cは中空材の例として四角管の例を示し、図3Dは開口中空材の例としてチャンネル材の例を示す。また、図3E、図3Fは開口中空材の別の例としてC型チャンネル材の例を示す。また、図3Gは中実角鋼の例を示し、図3Hは中実丸鋼の例を示す。
このとき、図3B、3C、3D、3E、3Gに示したいずれかの断面形状においても、そのコーナー部は図3Fに示したR形状を有してもよい。いずれの断面形状の場合も、上下左右のどの辺を曲げてもよいが、図3B、3C、3D、3E、3Fの形状は非対称断面、中空材、開口であり加工面以外の変形である面外変形が発生するが、加工において発生する応力集中起因の面外変形は十分抑制できるため、本発明におけるロール曲げ加工方法及びその装置を活用できる。
実施例1は、本発明におけるロール曲げ加工を実施する際に、曲げ内側に引張構造を付加したロール曲げ加工方法及びロール曲げ加工装置の例を示す。
図4は、本発明の実施例1におけるロール曲げ加工装置を示す模式図である。図5は図4と逆方向に被加工材を給送した場合を示すロール曲げ加工装置を示す模式図である。図4、図5は、被加工材2を移動する際、被加工材2を挟み込んで引張力を有する機構として曲げ内側に回転ローラを有する回転式ダンパーを付与した例である。
図4に示すように、被加工材2の給送方向を移動方向5Aとし、その方向に回転する内側ロール1A、外側ロール1B、外側ロール1Cを設ける。さらに外側ロール1Bに付随する回転式ダンパー6A、外側ロール1Cに付随する回転式ダンパー6Bを設け、回転式ダンパー6Bの被加工材2への移動方向を7Aとする。
ここで、回転式ダンパー6Bを図示しない移動手段により被加工材2及び外側ロール1Cに押し付け、回転式ダンパー6Bと外側ロール1Cで被加工材2を挟み込んで外側ロール1Cの回転速度を外側ロール1Bの回転速度よりも小さくし、被加工材2の移動方向5Aとは逆方向の負荷をかける事によって、被加工材2への引張力が付与される。
このとき、回転式ダンパー6Bは、被加工材2に一定の押圧力を与える移動部材とばねを有する。具体的には、回転式ダンパー6Bは送りネジとばね等を備え、外側ロール1Cとの距離を維持しつつ自由に動ける構造とすることで、被加工材2のR形状が変形してもこれに追従して常に被加工材2に応力を付加できる構造とする。また、このとき、被加工材2の給送方向前側にある外側ロール1Bについては、回転式ダンパー6Aを移動方向7Bにリトラクトして被加工材2への付加力を切り離すことにより、外側ロール1Cによる被加工材2への引張力を効果的に付加することができる。
また、図5に示すように、被加工材2の給送方向を移動方向5Aとは逆方向の移動方向5Bとした時、回転式ダンパー6Aを被加工材2及び外側ロール1Bに押し付け、外側ロール1Bの回転速度を外側ロール1Cの回転速度よりも小さくし、回転式ダンパー6Aと外側ロール1Bで被加工材2を挟み込み、被加工材2の移動方向5Bとは逆方向の負荷をかける事によって、被加工材2への引張力が付与される構造となっている。
このとき、回転式ダンパー6Aは外側ロール1Bとの距離を維持し自由に動ける構造とすることで、被加工材2のR形状が変形しても常に被加工材2に応力を付加できる構造とする。また、このとき、被加工材2の給送方向前側にある外側ロール1Cについては、回転式ダンパー6Bを移動方向7Bにリトラクトして被加工材2への付加力を切り離すことにより、外側ロール1Bによる被加工材2への引張力を効果的に付加することができる。
尚、回転式ダンパー6A、6Bを省略し、外側ローラ1B、1Cの回転速度を調整して被加工材2の給送方向前側に対して被加工材2の給送方向後側の方を小さくする構成としてもよい。
このように図4、図5の動作を繰り返し被加工材2の曲げ加工を行い、被加工材2に対し引張力を付加することにより、より効果的にしわを抑制しつつ所定の曲げ加工を行うことができる。
次に本発明の実施例2について説明する。図6は、本発明の実施例2によるロール曲げ加工装置を示す模式図である。図7は、図6と逆方向へ被加工材を給送する場合のロール曲げ加工装置を示す模式図である。図6、図7は、本発明におけるロール曲げ加工をロールの回転数を変化することで実施する例を示す。
図6はロールの駆動用として内側ロール1A、外側ロール1B、外側ロール1Cを持ち、それぞれに被加工材2と内側ロール1A、外側ロール1B、外側ロール1Cとの拘束をおこなう従動ロール8A、従動ロール8B、従動ロール8Cを持ち、被加工材2の移動方向5Aを順方向とし、それぞれの回転数を、
ロール回転数9A>ロール回転数9B>ロール回転数9C
の順とすることで、回転数すなわち回転速度の差異により外側ロール1B、外側ロール1C間での被加工材2への引張力が付与される構造となっている。
ロール回転数9A>ロール回転数9B>ロール回転数9C
の順とすることで、回転数すなわち回転速度の差異により外側ロール1B、外側ロール1C間での被加工材2への引張力が付与される構造となっている。
また、図7に示すように、ロールの駆動用として内側ロール1A、外側ロール1B、外側ロール1Cを持ち、それぞれに被加工材2と内側ロール1A、外側ロール1B、外側ロール1Cとの拘束をおこなう従動ロール8A、従動ロール8B、従動ロール8Cを持ち、被加工材2の移動方向5Bを順方向とし、それぞれの回転数を外側ロール1C、内側ロール1A、外側ロール1Bの順に、回転数を
ロール回転数9F>ロール回転数9E>ロール回転数9D
の順に下げることで、その回転数すなわち回転速度の違いにより、被加工材2への引張力が付与される構造となっている。図6、図7の動作を繰り返し被加工材2の曲げ加工を行う。
ロール回転数9F>ロール回転数9E>ロール回転数9D
の順に下げることで、その回転数すなわち回転速度の違いにより、被加工材2への引張力が付与される構造となっている。図6、図7の動作を繰り返し被加工材2の曲げ加工を行う。
尚、それぞれのローラ回転数を変化させる方法としては、例えばそれぞれのローラを駆動するモータの回転数を所望の回転数に制御することで実現できる。
また、従動ロール8A、8B、8Cを省略するようにしても良い。
次に、実施例3について、図3Aに示した被加工材2の形状を用いて、図8、図9を参照して説明する。図8は、本発明の実施例3によるロール曲げ加工装置を示す模式図である。図9は、図8と逆方向に給送する場合のロール曲げ加工装置を示す模式図である。図8、図9は、実施例3のロール曲げ加工方法及びその装置において、被加工材2の周囲に配置されるロールの配置の一例を示す。
図8に示すように、被加工材2を移動方向5Aに給送する場合に、内側ロール1A、外側ロール1Bの回転方向を被加工材2の移動方向5Aと同じ順方向の3Aとし、被加工材2の給送方向後側の外側ロール1Cの回転方向を被加工材2の移動方向5Aとは逆方向の3Bとし、被加工材2に対し引張力を付加する。
また、図9に示すように、被加工材2を移動方向5Bに給送する場合に、内側ロール1A、外側ロール1Cの回転方向を被加工材2の移動方向5Bと同じ順方向の3Bとし、被加工材2の給送方向後側の外側ロール1Bの回転方向を被加工材2の移動方向5Bとは逆方向の3Aとし、被加工材2に対し引張力を付加する。
図8、図9の動作を繰り返し被加工材2の曲げ加工を行い、被加工材2に対し引張力を付加することにより、効果的にしわを抑制することができる。また、しわの発生する要因として、曲げ加工の際、曲げ内側に圧縮力、曲げ外側に引張力が働くため、曲げ内側の板厚が厚くなり、曲げ外側の板厚は薄くなる傾向になり、このときの、曲げ内側に生じる圧縮応力が過大になることにより、板厚の増加だけではカバーしきれなかった圧縮応力によってしわが生じる。このため、しわの発生しやすい曲げ内側に引張力を付加した機構を配置すると、より効果的にしわを抑制することができる。
1A、・・・・・・・・・・内側ロール
1B、1C・・・・・・・外側ロール
2・・・・・・・・・・・被加工材
6A、6B・・・・・・・回転式ダンパー
8A、8B、8C・・・・従動ロール
1B、1C・・・・・・・外側ロール
2・・・・・・・・・・・被加工材
6A、6B・・・・・・・回転式ダンパー
8A、8B、8C・・・・従動ロール
Claims (10)
- 曲げ加工を行う被加工材の曲げの外側に配置された一対の外側ロールと、前記被加工材の曲げの内側に配置された内側ロールによって前記被加工材を挟持し、前記一対の外側ロールと前記内側ロールで前記被加工材を押圧して曲げモーメントを与えつつ前記一対の外側ロールと前記内側ロールを回転させて前記被加工材を給送し曲げ加工を行うロール曲げ加工装置において、
前記被加工材の給送方向後側の前記外側ロールの回転速度を前記被加工材の給送方向前側の前記外側ロールの回転速度に対して小さくするかまたは前記被加工材の給送方向後側の前記外側ロールの回転方向を前記被加工材の給送方向前側の前記外側ロールに対して逆回転させて前記被加工材に引張力を与えることを特徴とするロール曲げ加工装置。 - 請求項1において、前記被加工材の給送方向後側の前記外側ロールに、前記被加工材を挟んで対向するダンパー部材を設け、該ダンパー部材と前記被加工材の給送方向後側の前記外側ロールで前記被加工材を押圧して、該被加工材に引張力を与えることを特徴とするロール曲げ加工装置。
- 請求項2において、前記ダンパー部材は回転ローラを有する回転式ダンパーであることを特徴とするロール曲げ加工装置。
- 請求項2または3において、前記ダンパー部材は前記被加工材に一定の押圧力を与える移動部材とばねを有することを特徴とするロール曲げ加工装置。
- 請求項1において、前記被加工材の給送方向前側の前記外側ロールの回転速度>前記内側ロールの回転速度>前記被加工材の給送方向後側の外側ロールの回転速度とし、前記被加工材に引張力を与えることを特徴とするロール曲げ加工装置。
- 請求項5において、前記一対の外側ロールと、前記内側ロールは、各々前記被加工材を挟んで対向する従動ロールを有することを特徴とするロール曲げ加工装置。
- 請求項1において、前記被加工材の給送方向後側の前記外側ロールの回転方向を、前記被加工材の給送方向に対し逆方向に設定したことを特徴とするロール曲げ加工装置。
- 曲げ加工を行う被加工材の曲げの外側に配置された一対の外側ロールと、前記被加工材の曲げの内側に配置された内側ロールによって前記被加工材を挟持し、前記一対の外側ロールと前記内側ロールで前記被加工材を押圧して曲げモーメントを与えつつ前記一対の外側ロールと前記内側ロールを回転させて前記被加工材を給送し曲げ加工を行うロール曲げ加工方法において、
前記被加工材の給送方向後側の前記外側ロールの回転速度を前記被加工材の給送方向前側の前記外側ロールの回転速度に対して小さくするまたは前記被加工材の給送方向後側の前記外側ロールの回転方向を前記被加工材の給送方向前側の前記外側ロールに対して逆回転させて前記被加工材に引張力を与えることを特徴とするロール曲げ加工方法。 - 請求項8において、前記被加工材の給送方向前側の前記外側ロールの回転速度>前記内側ロールの回転速度>前記被加工材の給送方向後側の外側ロールの回転速度とし、前記被加工材に引張力を与えることを特徴とするロール曲げ加工方法。
- 請求項8において、前記被加工材の給送方向後側の前記外側ロールの回転方向を、前記被加工材の給送方向に対し逆方向に設定したことを特徴とするロール曲げ加工方法。
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