JP2014117109A - スイッチング電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】系の安定性を維持したまま高効率を実現する。
【解決手段】スイッチング電源装置1は、入力電圧INから所望の出力電圧OUTを生成するように所定の周期で出力トランジスタ11と同期整流トランジスタ12をPWM駆動する制御部13と、一周期内に同期整流動作とダイオード整流動作を時分割で行うように整流方式を切り替える整流方式切替部15と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、同期整流方式のスイッチング電源装置に関する。
従来より、同期整流方式のスイッチング電源装置は、多種多様な電子機器の電源として幅広く利用されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2009−165236号公報
ところで、同期整流方式を採用した正昇圧型のスイッチング電源装置において、入力電圧INと出力電圧OUTがほぼ等しい状態になると、出力トランジスタのオンデューティD(=(OUT−IN)/OUT)が極端に小さくなり、系が不安定となる。
上記課題を解消する手法としては、パルススキップ制御(一周期ないしは複数周期に亘って意図的に出力トランジスタと同期整流トランジスタの駆動を停止する制御)が一般的である。しかしながら、パルススキップ制御では、制御回路が複雑となる上、出力電圧のリップル成分が大きくなるという問題があった。
一方、同期整流方式ではなくダイオード整流方式を採用すれば、出力トランジスタのオンデューティD(=(OUT+Vf−IN)/(OUT+Vf)、ただしVfはダイオードの順方向降下電圧)が比較的長くなるので、系を安定化させやすい。しかしながら、ダイオード整流方式では、同期整流方式と比べてダイオードでの電圧降下に起因する電力損失が大きいので、効率が低下するという問題があった。
なお、上記の課題は、正昇圧型のスイッチング電源装置に限らず、降圧型や反転型(負昇圧型)のスイッチング電源装置でも起こり得る。
本発明は、本願の発明者により見出された上記の課題に鑑み、系の安定性を維持したまま高効率を実現することのできるスイッチング電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るスイッチング電源装置は、入力電圧から所望の出力電圧を生成するように所定の周期で出力トランジスタと同期整流トランジスタをPWM[pulse width modulation]駆動する制御部と、一周期内に同期整流動作とダイオード整流動作を時分割で行うように整流方式を切り替える整流方式切替部と、を有する構成(第1の構成)とされている。
なお、第1の構成から成るスイッチング電源装置において、前記整流方式切替部は、整流方式の切替タイミングを調整する構成(第2の構成)にするとよい。
また、第1または第2の構成から成るスイッチング電源装置において、前記整流方式切替部は、一周期内に同期整流動作のみを行うか、同期整流動作とダイオード整流動作を時分割で行うかを切り替える構成(第3の構成)にするとよい。
また、第1〜第3いずれかの構成から成るスイッチング電源装置において、前記整流方式切替部は、前記制御部によって設定される前記同期整流トランジスタのオン期間中に前記同期整流トランジスタを強制オフさせることにより、同期整流動作からダイオード整流動作への切替を行う構成(第4の構成)にするとよい。
また、第4の構成から成るスイッチング電源装置において、前記同期整流トランジスタには、ボディダイオードが付随している構成(第5の構成)にするとよい。
また、第4または第5の構成から成るスイッチング電源装置において、前記同期整流トランジスタには、ショットキーバリアダイオードが並列接続される構成(第6の構成)にするとよい。
また、第1〜第6いずれかの構成から成るスイッチング電源装置は、その出力段が正昇圧型であり、前記入力電圧の供給経路を導通/遮断する入力遮断トランジスタを有する構成(第7の構成)にするとよい。
また、第1〜第7いずれかの構成から成るスイッチング電源装置は、前記同期整流トランジスタへの逆流電流を検出して逆流検出信号を生成する逆流検出部を有し、前記制御部は、前記逆流検出信号に応じて前記同期整流トランジスタを強制オフさせる構成(第8の構成)にするとよい。
また、第1〜第8いずれかの構成から成るスイッチング電源装置において、前記制御部は、一周期ないし複数周期に亘って意図的に前記出力トランジスタと前記同期整流トランジスタの駆動を停止するパルススキップ制御を行う機能を備えている構成(第9の構成)にするとよい。
また、本発明に係る電子機器は、第1〜第9いずれかの構成から成るスイッチング電源装置を有する構成(第10の構成)とされている。
本発明によれば、系の安定性を維持したまま高効率を実現することのできるスイッチング電源装置を提供することが可能となる。
スイッチング電源装置の第1実施形態を示すブロック図 スイッチング動作の第1例を示すタイミングチャート スイッチング動作の第2例を示すタイミングチャート スイッチング動作の第3例を示すタイミングチャート スイッチング動作の第4例を示すタイミングチャート スイッチング動作の第5例を示すタイミングチャート スイッチング電源装置の第2実施形態を示すブロック図 スイッチング電源装置の第3実施形態を示すブロック図 スイッチング電源装置を搭載した電子機器の一例を示す外観図 スイッチング電源装置の第1変形例を示すブロック図 スイッチング電源装置の第2変形例を示すブロック図
<第1実施形態>
図1は、スイッチング電源装置の第1実施形態を示すブロック図である。第1実施形態のスイッチング電源装置1は、入力電圧INを昇圧して所望の出力電圧OUTを生成し、これを不図示の負荷(例えば液晶表示パネル)に供給する同期整流方式の正昇圧型スイッチング電源装置である。スイッチング電源装置1は、半導体装置10と、半導体装置10に外付けされる種々のディスクリート部品(インダクタL11、キャパシタC11、並びに、抵抗R11及びR12)とを有する。
半導体装置10は、外部との電気的な接続を確立するために外部端子T11〜T14を有する。半導体装置10の外部において、外部端子T11(出力端子)は、出力電圧OUTの印加端に接続されると共に、キャパシタC11の第1端と抵抗R11の第1端にも接続されている。キャパシタC11の第2端は、接地端に接続されている。抵抗R11の第2端と抵抗R12の第1端は、外部端子T14(帰還端子)に接続されている。抵抗R12の第2端は、接地端に接続されている。抵抗R11及びR12は、互いの接続ノードから出力電圧OUTを分圧した帰還電圧FBを出力する帰還電圧生成部として機能する。外部端子T12(スイッチ端子)は、インダクタL11の第1端に接続されている。インダクタL11の第2端は、入力電圧INの印加端に接続されている。外部端子T2には、後述する出力トランジスタ11と同期整流トランジスタ12のオン/オフに応じて矩形波状のスイッチ電圧SWが現れる。外部端子T13(接地端子)は接地端に接続されている。
半導体装置10は、出力トランジスタ11と、同期整流トランジスタ12と、制御部13と、逆流検出部14と、整流方式切替部15と、論理ゲート16と、をを集積化したモノリシック半導体集積回路装置(いわゆるスイッチング電源IC)である。
出力トランジスタ11は、外部端子T12と外部端子T13との間に接続され、制御部13から入力される駆動信号φ1に応じてオン/オフされるスイッチ素子(Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ)である。接続関係について具体的に述べると、出力トランジスタ11のドレインは、外部端子T12に接続されている。出力トランジスタ12のソースとバックゲートは、いずれも外部端子T13に接続されている。出力トランジスタ11のゲートは、駆動信号φ1の印加端に接続されている。
同期整流トランジスタ12は、外部端子T11と外部端子T12との間に接続され、論理ゲート16から入力される駆動信号φ4に応じてオン/オフされるスイッチ素子(Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ)である。接続関係について具体的に述べると、同期整流トランジスタ12のドレインは、外部端子T12に接続されている。同期整流トランジスタ12のソースとバックゲートは、いずれも外部端子T11に接続されている。同期整流トランジスタ12のゲートは、駆動信号φ4の印加端に接続されている。なお、同期整流トランジスタ12には、アノードがドレインに接続されて、カソードがバックゲートに接続されたボディダイオード12xが付随している。
制御部13は、帰還電圧FBに応じて駆動信号φ1及びφ2を生成し、出力トランジスタ11と同期整流トランジスタ12の相補的(排他的)なオン/オフ制御(PWM駆動)を行うことで、入力電圧INから所望の出力電圧OUTを生成する。なお、本明細書中で用いられる「相補的(排他的)」という文言は、出力トランジスタ11と同期整流トランジスタ12のオン/オフ状態が完全に逆転している場合のほか、貫通電流防止の観点から出力トランジスタ11と同期整流トランジスタ12のオン/オフ遷移タイミングに所定の遅延が与えられている場合(同時オフ期間が設けられている場合)も含む。
制御部13による出力帰還制御については、公知の技術を適用すれば足りるので、ここでは詳細な説明を割愛するが、例えば、帰還電圧と参照電圧との差分に応じた誤差電圧を生成し、さらに、その誤差電圧とスロープ電圧とを比較して生成されるPWM信号を基準として駆動信号φ1及びφ2を生成する構成とすればよい。
また、制御部13は、逆流検出信号φ5がハイレベルとなった時点(同期整流トランジスタ12への逆流電流が検出された時点)で同期整流トランジスタ12を強制的にオフさせる機能(スイッチング停止機能)を備えている。このような機能を備えることにより、同期整流トランジスタ12への逆流電流を遮断して、軽負荷時の効率を向上することが可能となる。
逆流検出部14は、同期整流トランジスタ12のオン期間中にスイッチ電圧SWと出力電圧OUTとを比較することにより、同期整流トランジスタ12への逆流電流(外部端子T11から外部端子T12に向けて逆流する電流)を検出して逆流検出信号φ5を生成する。逆流検出信号φ5は、スイッチ電圧SWが出力電圧OUTよりも高いときにローレベルとなり、スイッチ電圧SWが出力電圧OUTよりも低いときにハイレベルとなる。つまり、逆流検出信号φ5は、インダクタ電流ILが入力電圧INの印加端から同期整流トランジスタ12を介して出力電圧OUTの印加端に向けて流れているときにローレベルとなり、インダクタ電流ILが出力電圧OUTの印加端から同期整流トランジスタ12を介して入力電圧INの印加端に向けて逆流したときにハイレベルとなる。
整流方式切替部15は、PWM駆動の一周期内において、高効率化に資する同期整流動作(SR[synchronous rectification])と、系の安定化に資するダイオード整流動作(DR[diode rectification])とを時分割で行い、系の安定性を維持したまま高効率を実現し得るように、スイッチング電源装置1の整流方式を切り替えるための切替信号φ3を生成する。切替信号φ3は、同期整流動作時にローレベルとなり、ダイオード整流動作時にハイレベルとなる。整流方式切替動作については、後ほど詳細に説明する。
論理ゲート16(NANDゲート)は、第1入力端に入力される駆動信号φ2と、第2入力端に反転入力される切替信号φ3とを論理合成することにより、駆動信号φ4を生成する。切替信号φ3がローレベルである場合、駆動信号φ4は駆動信号φ2の論理レベルを反転させた信号となる。一方、切替信号φ3がハイレベルである場合、駆動信号φ4は駆動信号φ2の論理レベルに依らず常にハイレベルとなる。
図2は、スイッチング動作の第1例(IN<<OUT、電流連続モード)を示すタイミングチャートであり、上から順に、駆動信号φ1、駆動信号φ2、切替信号φ3、駆動信号φ4、逆流検出信号φ5、及び、インダクタ電流ILの挙動が描写されている。
出力電圧OUTが入力電圧INよりも十分に高い場合には、出力トランジスタ11のオンデューティD(PWM駆動の周期Tに対して駆動信号φ1のハイレベル期間T1(=出力トランジスタ11のオン期間T1)が占める割合)がさほど小さくならないので、同期整流動作においても、系は不安定となりにくい。従って、出力電圧OUTが入力電圧INよりも十分に高い場合には、PWM駆動の一周期内において、同期整流動作からダイオード整流動作への切り替えを行うよりも、同期整流動作のみを継続して行う方が望ましい。
そこで、整流方式切替部15は、駆動信号φ1を監視し、そのハイレベル期間T1が所定値よりも長ければ、出力電圧OUTが入力電圧INよりも十分に高いという判断の下、駆動信号φ2のハイレベル期間T2(=同期整流トランジスタ12のオン期間T2)において、切替信号φ3をローレベルに維持する。その結果、駆動信号φ4は、駆動信号φ2の論理レベルを反転させた信号となり、同期整流トランジスタ12は、駆動信号φ2のハイレベル期間T2に亘ってオンされるので、PWM駆動の一周期内において、同期整流動作のみが行われることになる。
一方、整流方式切替部15は、駆動信号φ1のハイレベル期間T1が所定値よりも短ければ、駆動信号φ2のハイレベル期間T2のうち、少なくとも一部の期間で切替信号φ3をハイレベルに立ち上げ、同期整流動作からダイオード整流動作への切替を行う。その詳細については、図4や図5を参照しながら後述する。
上記したように、整流方式切替部15は、駆動信号φ1のハイレベル期間T1を監視することにより、一周期内に同期整流動作のみを行うか、同期整流動作とダイオード整流動作を時分割で行うかを切り替える。このような構成とすることにより、出力電圧OUTが入力電圧INよりも十分に高く、系の不安定化を懸念する必要がない場合には、同期整流動作のみを行って高効率化を優先させることが可能となる。
なお、ハイレベル期間T1の監視結果を切替信号φ3の生成動作に反映させるタイミングについては、同一周期であってもよいし、次周期であってもよい。
また、一周期内に同期整流動作のみを行うか、同期整流動作とダイオード整流動作を時分割で行うかを切り替える判断基準としては、ハイレベル期間T1の監視結果に限らず、入力電圧INと出力電圧OUTとの比較結果、ホスト(マイコンなど)からの外部制御信号、または、レジスタ(不図示)に格納された設定データなどを用いることもできる。
また、駆動信号φ2のローレベル期間において、切替信号φ3の論理レベルは不問である。ただし、駆動信号φ2がローレベルからハイレベルに立ち上げられた直後に意図せずダイオード整流動作が行われないように、駆動信号φ2のローレベル期間には、切替信号φ3をローレベルに維持しておくことが望ましい。
以下では、図2の例に即してスイッチング動作の具体的な説明を行う。時刻t11〜t12では、駆動信号φ1がハイレベルとされているので、出力トランジスタ11がオンとなる。また、時刻t11〜t12では、駆動信号φ2及びφ3がいずれもローレベルとされているので、駆動信号φ4がハイレベルとなり、同期整流トランジスタ12がオフとなる。このとき、インダクタL11には、出力トランジスタ11を介して接地端に向けたインダクタ電流ILが流れて、その電気エネルギが蓄えられる。
なお、時刻t11〜t12において、既にキャパシタC11に電荷が蓄積されていた場合、負荷にはキャパシタC11から出力電流Ioが流れる。このとき、同期整流トランジスタ12はオフされているので、キャパシタC11から出力トランジスタ11に向けて出力電流Ioが逆流することはない。
一方、時刻t12〜t13では、駆動信号φ1がローレベルとされているので、出力トランジスタ11がオフとなる。また、時刻t12〜t13では、駆動信号φ2がハイレベルとされており、駆動信号φ3がローレベルとされているので、駆動信号φ4がローレベルとなり、同期整流トランジスタ12がオンとなる。このとき、インダクタL11は、自身に蓄えられた電気エネルギを放出し、インダクタ電流ILをそれまで同じ向きに流し続ける。同期整流トランジスタ12を介して流れるインダクタ電流ILは、出力電流Ioとして負荷に流れ込むと共に、キャパシタC11を介して接地端にも流れ込み、キャパシタC11を充電することになる。
なお、時刻t12において、インダクタL11が充電から放電に切り替わると、インダクタ電流ILは増大から減少に転じる。ただし、負荷に流れる出力電流Ioが十分に大きければ、駆動信号φ1が再びハイレベルに立ち上げられる時刻t13まで、インダクタ電流ILはゼロ値を下回ることなく負荷に向けて流れ続ける。従って、同期整流トランジスタ12への逆流電流は発生しないので、逆流検出信号φ5はローレベルに維持される。
上記の動作が繰り返されることにより、負荷にはキャパシタC11によって平滑された出力電圧OUTが供給される。
図3は、スイッチング動作の第2例(IN<<OUT、電流不連続モード)を示すタイミングチャートであり、上から順に、駆動信号φ1、駆動信号φ2、切替信号φ3、駆動信号φ4、逆流検出信号φ5、及び、インダクタ電流ILの挙動が描写されている。
なお、図3でも、図2と同様、出力電圧OUTが入力電圧INよりも十分に高く、PWM駆動の一周期内に同期整流動作のみを行う場合が例示されている。
出力トランジスタ11のオン期間(t21〜t22)が経過した後、時刻t22において、駆動信号φ1がローレベルに立ち下げられ、駆動信号φ2がハイレベルに立ち上げられると、出力トランジスタ11がオフとなり、同期整流トランジスタ12がオンとなる。従って、インダクタ電流ILは増大から減少に転じる。
ここで、負荷に流れる出力電流Ioが十分に大きければ、駆動信号φ1が再びハイレベルに立ち上げられる時刻t24まで、インダクタ電流ILはゼロ値を下回ることなく負荷に向けて流れ続ける。一方、負荷に流れる出力電流Ioが小さい軽負荷時には、インダクタL11に蓄えられているエネルギが少ないので、時刻t23において、インダクタ電流ILがゼロ値を下回り、同期整流トランジスタ12への逆流電流が発生する。このような状態では電荷を入力電圧INの印加端に返していることになるので、軽負荷時における効率低下の原因となる。
そこで、スイッチング電源装置1は、逆流電流検出部14を用いて同期整流トランジスタ12への逆流電流を検出し、逆流検出信号φ5がハイレベルに立ち上がる時刻t23で同期整流トランジスタ12を強制的にオフとし、そのオン期間をT2からT2’に短縮する構成とされている。このような構成とすることにより、軽負荷時における効率低下を解消することが可能となる。
図4は、スイッチング動作の第3例(IN≒OUT、電流連続モード)を示すタイミングチャートであり、上から順に、駆動信号φ1、駆動信号φ2、切替信号φ3、駆動信号φ4、逆流検出信号φ5、及び、インダクタ電流ILの挙動が描写されている。
出力電圧OUTが入力電圧INに近い状態(ないしはほぼ等しい状態)で同期整流動作を行うと、出力トランジスタ11のオンデューティDが極端に小さくなり、系が不安定となるおそれがある。従って、出力電圧OUTが入力電圧INに近い場合には、PWM駆動の一周期内において、同期整流動作のみを行うよりも、同期整流動作からダイオード整流動作への切り替えを行う方が望ましい。
そこで、整流方式切替部15は、駆動信号φ1を監視し、そのハイレベル期間T1が所定値よりも短ければ、出力電圧OUTが入力電圧INに近いという判断の下、駆動信号φ2のハイレベル期間T2(=同期整流トランジスタ12のオン期間)のうち、少なくとも一部の期間で同期整流トランジスタ12を強制オフさせることにより、同期整流動作からダイオード整流動作への切替を行う。
より具体的に述べると、整流方式切替部15は、駆動信号φ2がハイレベルに立ち上げられてから、所定の同期整流期間T3が経過した時点で、切替信号φ3をハイレベルに立ち上げ、その後、駆動信号φ2がローレベルに立ち下げられた時点で、切替信号φ3をローレベルに立ち下げる。
その結果、駆動信号φ4は、切替信号φ3がハイレベルとされている間、駆動信号φ2の論理レベルに依らずハイレベルとなるので、同期整流トランジスタ12は、強制的にオフされる。このとき、それまで同期整流トランジスタ12に流れていたインダクタ電流ILは、ボディダイオード12xを介して流れ続ける。従って、PWM駆動の一周期内において、同期整流動作からダイオード整流動作への切替が行われることになる。
このように、同期整流動作とダイオード整流動作とを時分割で切り替える構成とすることにより、出力電圧OUTが入力電圧INに近い場合であっても、オンデューティDが極端に小さくならないので、系の安定性を維持することが可能となる。
また、同期整流動作とダイオード整流動作とを時分割で切り替える構成であれば、ダイオード整流動作のみを行う構成と比べて、電力損失を抑えることが可能となる。なお、インダクタ電流ILは、出力トランジスタ11のオフ直前に最大となり、出力トランジスタ11のオフ後は時間の経過と共に減少していく。これを鑑みると、駆動信号φ2のハイレベル期間T2のうち、大きなインダクタ電流ILが流れる前半期間には、降下電圧の小さい同期整流トランジスタ12を用いて同期整流動作を行い、インダクタ電流ILが減少する後半期間には、系の安定化に資するダイオード整流動作を行うことが望ましい。
また、同期整流動作とダイオード整流動作とを時分割で切り替える構成であれば、パルススキップ制御を行う構成と比べて、制御回路が簡単な上、出力電圧OUTのリップル成分が小さいという利点もある。
なお、同期整流期間T3(駆動信号φ3のローレベル期間)の長さについては、駆動信号φ1の最小パルス幅を考慮して適切に設定すればよい。同期整流期間T3を短く設定するほど、ダイオード整流期間(=T2−T3)が長くなるので、駆動信号φ1のハイレベル期間T1が延びて、制御部13の回路能力的に余裕ができるが、ボディダイオード12xでの電力損失が大きくなる。一方、同期整流期間T3を長く設定するほど、ダイオード整流期間(=T2−T3)が短くなるので、ボディダイオード12xでの電力損失は小さくなるが、駆動信号φ1のハイレベル期間T1が短くなって、制御部13の回路能力的に余裕がなくなる。
そこで、整流方式切替部15は、駆動信号φ1を監視し、そのハイレベル期間T1に応じて同期整流期間T3の長さ(延いては整流方式の切替タイミング)を調整する機能を備えている。このような構成とすることにより、駆動信号φ1のハイレベル期間T1(パルス幅)が最小パルス幅を下回らないように、同期整流期間T3の長さ(裏を返せばダイオード整流期間の長さ)を適切に設定することが可能となる。
同期整流期間T3の算出手法の一例としては、駆動信号φ1のハイレベル期間T1から駆動信号φ2のハイレベル期間T2(=T−T1)を求め、これに予め設定された比率α(ただし0<α<1)を乗じることにより、同期整流期間T3(=α×T2)を算出する手法が考えられる。上記の比率αについては、予め設定された固定値としてもよいし、或いは、ユーザによって任意に調整される可変値としてもよい。
なお、駆動信号φ2のハイレベル期間T2を直接的に監視する構成としてもよいが、その場合には、前周期の監視結果を次周期の算出処理に反映させる形となる。
以下では、図4の例に即してスイッチング動作の具体的な説明を行う。時刻t31〜t32では、駆動信号φ1がハイレベルとされているので、出力トランジスタ11がオンとなる。また、時刻t31〜t32では、駆動信号φ2及びφ3がいずれもローレベルとされているので、駆動信号φ4がハイレベルとなり、同期整流トランジスタ12がオフとなる。このとき、インダクタL11には、出力トランジスタ11を介して接地端に向けたインダクタ電流ILが流れて、その電気エネルギが蓄えられる。
時刻t32〜t33では、駆動信号φ1がローレベルとされているので、出力トランジスタ11がオフとなる。また、時刻t32〜t33では、駆動信号φ2がハイレベルとされており、駆動信号φ3がローレベルとされているので、駆動信号φ4がローレベルとなり、同期整流トランジスタ12がオンとなる。このとき、インダクタL11は、自身に蓄えられた電気エネルギを放出し、インダクタ電流ILをそれまで同じ向きに流し続ける。同期整流トランジスタ12を介して流れるインダクタ電流ILは、出力電流Ioとして負荷に流れ込むと共に、キャパシタC11を介して接地端にも流れ込み、キャパシタC11を充電することになる。すなわち、時刻t32〜t33は同期整流期間に相当する。
時刻t33〜t34では、駆動信号φ1がローレベルに維持されているので、出力トランジスタ11がオフされたままとなる。また、時刻t33〜t34では、駆動信号φ2がハイレベルに維持される一方、駆動信号φ3がハイレベルとされているので、駆動信号φ4がハイレベルとなり、同期整流トランジスタ12がオフとなる。このとき、インダクタ電流ILは、ボディダイオード12xを介して負荷とキャパシタC11に流れ続ける。すなわち、時刻t33〜t34はダイオード整流期間に相当する。
なお、時刻t32において、インダクタL11が充電から放電に切り替わると、インダクタ電流ILは増大から減少に転じ、さらに、時刻t33において、同期整流動作からダイオード整流動作に切り替わると、インダクタ電流ILの減少度合いが大きくなる。ただし、負荷に流れる出力電流Ioが十分に大きければ、駆動信号φ1が再びハイレベルに立ち上げられる時刻t34まで、インダクタ電流ILはゼロ値を下回ることなく負荷に向けて流れ続ける。従って、同期整流トランジスタ12への逆流電流は発生しないので、逆流検出信号φ5はローレベルに維持される。
上記の動作が繰り返されることにより、負荷にはキャパシタC11によって平滑された出力電圧OUTが供給される。
図5は、スイッチング動作の第4例(IN≒OUT、電流不連続モード)を示すタイミングチャートであり、上から順に、駆動信号φ1、駆動信号φ2、切替信号φ3、駆動信号φ4、逆流検出信号φ5、及び、インダクタ電流ILの挙動が描写されている。
なお、図5でも、図4と同様、出力電圧OUTが入力電圧INに近く、PWM駆動の一周期内において同期整流動作とダイオード整流動作の切替を行う場合が例示されている。
第1の周期(時刻t41〜t45)では、出力トランジスタ11のオン期間(時刻t41〜t42)が経過した後、時刻t42〜t43において同期整流動作が行われ、時刻t43〜t45においてダイオード整流動作が行われる。なお、第1の周期では、ダイオード整流動作中の時刻t44において、インダクタ電流ILがゼロ値まで低下しているが、この時点では同期整流トランジスタ12が既にオフされている。従って、同期整流トランジスタ12への逆流電流は流れないので、逆流検出信号φ5はローレベルのままとなる。
第2の周期(時刻t45〜t49)においても、出力トランジスタ11のオン期間(時刻t45〜t46)が経過した後、時刻t46から同期整流動作が開始される。ただし、第2の周期では、同期整流期間T3(時刻t45〜t48)が経過するよりも早く、同期整流動作中の時刻t47において、インダクタ電流ILがゼロ値を下回り、同期整流トランジスタ12への逆流電流が発生する。その結果、逆流検出信号φ5がハイレベルに立ち上がる時刻t47において、同期整流トランジスタ12が強制的にオフとなり、そのオン期間がT2からT2’に短縮されるので、ダイオード整流動作は不実施となる。
図6は、スイッチング動作の第5例(パルススキップ制御)を示すタイミングチャートであり、上から順に、駆動信号φ1、駆動信号φ2、及び、インダクタ電流ILの挙動が描写されている。
本図で示すように、制御部13は、一周期ないし複数周期(図6の例では、時刻t52〜t53の一周期)に亘って、意図的に出力トランジスタ11と同期整流トランジスタ12の駆動を停止するパルススキップ制御を行う機能を備えている。なお、ここでのパルススキップ制御は、出力電圧OUTが入力電圧INに近くなったときに系の安定化を図る目的で実施されるものではなく、超軽負荷時や無負荷時など、一周期ないし複数周期に亘ってスイッチングが必要ない状況において、自己消費電力を低減する目的で実施される。
<第2実施形態>
図7は、スイッチング電源装置の第2実施形態を示すブロック図である。第2実施形態は、基本的に第1実施形態と同様の構成であり、外部端子T11及びT12の間にショットキーバリアダイオードSBDを外付けした点に特徴を有する。そこで、第1実施形態と同様の構成要素については、図1と同一の符号を付すことで重複した説明を割愛し、以下では、第2実施形態の特徴部分について重点的な説明を行う。
上記したように、第2実施形態のスイッチング電源装置1では、同期整流トランジスタ12に対してショットキーバリアダイオードSBDが並列に接続されている。ボディダイオード12xの順方向降下電圧が0.6〜0.7Vであるのに対して、ショットキーバリアダイオードSBDの順方向降下電圧は0.1〜0.2Vとかなり低い。従って、ボディダイオード12xのみを用いたダイオード整流動作を行う第1実施形態と比べて、ダイオード整流動作時における効率を向上することが可能となる。
<第3実施形態>
図8は、スイッチング電源装置の第3実施形態を示すブロック図である。第3実施形態は、基本的に第1実施形態と同様の構成であり、入力電圧INの供給経路を導通/遮断する入力遮断トランジスタ17を設けた点に特徴を有する。そこで、第1実施形態と同様の構成要素については、図1と同一の符号を付すことで重複した説明を割愛し、以下では、第3実施形態の特徴部分について重点的な説明を行う。
入力遮断トランジスタ17は、同期整流トランジスタ12とは逆向きの極性で、外部端子T11と外部端子T12との間に挿入され、スタンバイ信号φ6に応じてオン/オフされるスイッチ素子(Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ)である。入力遮断トランジスタ17は、接続関係について具体的に述べると、入力遮断トランジスタ17のドレインは、同期整流トランジスタ12のドレインに接続されている。入力遮断トランジスタ17のソースとバックゲートは、いずれも外部端子T12に接続されている。入力遮断トランジスタ17のゲートは、スタンバイ信号φ6の印加端に接続されている。なお、入力遮断トランジスタ17には、アノードがドレインに接続されて、カソードがバックゲートに接続されたボディダイオード17xが付随している。
スイッチング電源装置1のスタンバイ時(入力電圧INが印加されたまま出力電圧OUTの生成を停止すべき状態)には、スタンバイ信号φ6がハイレベルとされ、入力遮断トランジスタ17がオフされる。従って、入力電圧INの印加端から同期整流トランジスタ12のボディダイオード12xを介して出力電圧OUTの印加端に至る電流経路が遮断されるので、スタンバイ時には出力電圧OUTを0Vまで引き下げることが可能となる。
一方、スイッチング電源装置1のアクティブ時(出力電圧OUTを生成すべき状態)には、スタンバイ信号φ6がローレベルとされ、入力遮断トランジスタ17がオンされる。従って、入力電圧INの供給経路が導通されるので、出力電圧OUTの生成動作に支障を来たすことはない。
<電子機器への適用>
図9は、スイッチング電源装置1を搭載した電子機器の一例(携帯端末(スマートフォン)X)を示す外観図である。ただし、携帯端末Xは、あくまでスイッチング電源装置1が好適に搭載される電子機器の例示に過ぎず、先述のスイッチング電源装置1は、多種多様な電子機器(特に入力変動や負荷変動が大きい電子機器)に搭載することができる。
<その他の変形例>
上記の第1〜第3実施形態では、いずれも正昇圧型のスイッチング電源装置1(図1、図7、図8)を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、本発明は、降圧型のスイッチング電源装置2(図10)や反転型(負昇圧型)のスイッチング電源装置3(図11)などにも広く適用することが可能である。なお、これらの変形例については、出力形式のに応じて構成に微差があるものの、基本的に先述の正昇圧型と同様の構成から成るので、詳細な説明については割愛する。
また、本明細書中に開示されている種々の技術的特徴は、上記実施形態のほか、その技術的創作の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。例えば、バイポーラトランジスタとMOS電界効果トランジスタとの相互置換や、各種信号の論理レベル反転は任意である。すなわち、上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の説明ではなく、特許請求の範囲によって示されるものであり、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内に属する全ての変更が含まれると理解されるべきである。
本発明は、同期整流方式のスイッチング電源装置全般に利用することが可能である。
1、2、3 スイッチング電源装置(正昇圧型、降圧型、反転型(負昇圧型))
10、20、30 半導体装置(スイッチング電源IC)
11、21、31 出力トランジスタ
12、22、32 同期整流トランジスタ
12x、22x、32x ボディダイオード
13、23、33 制御部
14、24、34 逆流検出部
15、25、35 整流方式切替部
16、26、36 論理ゲート
17 入力遮断トランジスタ
17x ボディダイオード
T11〜T14、T21〜T24、T31〜T34 外部端子
L11、L21、L31 インダクタ
C11、C21、C31 キャパシタ
R11、R12、R21、R22、R31、R32 抵抗
SBD ショットキーバリアダイオード
X 携帯端末(スマートフォン)

Claims (10)

  1. 入力電圧から所望の出力電圧を生成するように所定の周期で出力トランジスタと同期整流トランジスタをPWM[pulse width modulation]駆動する制御部と、
    一周期内に同期整流動作とダイオード整流動作を時分割で行うように整流方式を切り替える整流方式切替部と、
    を有することを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 前記整流方式切替部は、整流方式の切替タイミングを調整することを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置。
  3. 前記整流方式切替部は、一周期内に同期整流動作のみを行うか、同期整流動作とダイオード整流動作を時分割で行うかを切り替えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 前記整流方式切替部は、前記制御部によって設定される前記同期整流トランジスタのオン期間中に前記同期整流トランジスタを強制オフさせることにより、同期整流動作からダイオード整流動作への切替を行うことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のスイッチング電源装置。
  5. 前記同期整流トランジスタには、ボディダイオードが付随していることを特徴とする請求項4に記載のスイッチング電源装置。
  6. 前記同期整流トランジスタには、ショットキーバリアダイオードが並列接続されることを特徴とする請求項4または請求項5に記載のスイッチング電源装置。
  7. その出力段が正昇圧型であり、前記入力電圧の供給経路を導通/遮断する入力遮断トランジスタを有することを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のスイッチング電源装置。
  8. 前記同期整流トランジスタへの逆流電流を検出して逆流検出信号を生成する逆流検出部を有し、
    前記制御部は、前記逆流検出信号に応じて前記同期整流トランジスタを強制オフさせることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のスイッチング電源装置。
  9. 前記制御部は、一周期ないし複数周期に亘って意図的に前記出力トランジスタと前記同期整流トランジスタの駆動を停止するパルススキップ制御を行う機能を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のスイッチング電源装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載のスイッチング電源装置を有することを特徴とする電子機器。
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