JP2014117022A - 交流フィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】交流ラインの対地電位を安定させることが可能で低コストの交流フィルタを提供することである。
【解決手段】この電力変換装置の交流出力フィルタ5は、それぞれ交流ラインUL,VL,WLに介相されたリアクトルL11〜L13と、交流ラインUL,VL,WLに対してY結線されたコンデンサC11〜C13と、交流ラインUL,VL,WLに対してΔ結線されたコンデンサC14〜C16とを含む。したがって、交流ラインUL,VL,WLの対地電位の振動を十分に小さくし、かつコンデンサC11〜C16の容量値を小さく抑制できる。
【選択図】図1

Description

この発明は交流フィルタに関し、特に、インバータまたはコンバータで発生するキャリア周波数の信号を除去する交流フィルタに関する。
従来より、電力変換器は、交流入力フィルタ、コンバータ、インバータ、および交流出力フィルタを備えている。コンバータは、交流電源から交流入力フィルタを介して供給される第1の三相交流電力を直流電力に変換する。インバータは、コンバータで生成された直流電力を第2の三相交流電力に変換して負荷に供給する。
交流入力フィルタは、3つのリアクトルと3つのコンデンサとを含み、コンバータで発生したキャリア周波数成分のリップルを除去する。また、交流出力フィルタは、3つのリアクトルと3つのコンデンサとを含み、インバータで発生したキャリア周波数成分のリップルを除去する。3つのコンデンサを接続する方法として、Δ結線方式(すなわち三角結線方式)とY結線方式(すなわち星形結線方式)がある(たとえば、特許文献1参照)。
特開平9−294381号公報
しかし、3つのコンデンサをΔ結線した場合は、Y結線する場合の1/3の容量値のコンデンサを使用すれば足りるが、交流ラインの対地電位が振動するという問題があった。
また、3つのコンデンサをY結線した場合は、交流ラインの対地電位は安定するが、Δ結線する場合の3倍の容量値のコンデンサが必要となり、コスト高になるという問題があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、交流ラインの対地電位を安定させることが可能で低コストの交流フィルタを提供することである。
この発明に係る交流フィルタは、三相交流電力を供給する第1〜第3の交流ラインに設けられ、三相交流電力よりも高い周波数成分のリップルを除去する交流フィルタであって、第1〜第3のリアクトルと第1〜第6のコンデンサを備えたものである。第1〜第3のリアクトルは、それぞれ第1〜第3の交流ラインに介挿されている。第1〜第3のコンデンサの一方電極は、それぞれ第1〜第3の交流ラインに接続され、それらの他方電極は互いに接続されている。第4〜第6のコンデンサの一方電極は、それぞれ第1〜第3の交流ラインに接続され、それらの他方電極はそれぞれ第2、第3および第1の交流ラインに接続されている。
好ましくは、第1〜第6のコンデンサのパーセントインピーダンスに対する第4〜第6のコンデンサのパーセントインピーダンスの比は0.5以上である。
また好ましくは、第1〜第6のコンデンサのパーセントインピーダンスに対する第4〜第6のコンデンサのパーセントインピーダンスの比は0.5以上で0.8以下である。
また好ましくは、第1〜第3の交流ラインは、直流電力を三相交流電力に変換するインバータと、三相交流電力によって駆動される負荷との間に接続されており、高い周波数成分のリップルは、インバータで発生したキャリア周波数成分である。
また好ましくは、インバータは、直流電力を受ける第1および第2の入力端子を含み、第1〜第3のコンデンサの他方電極は、第1の入力端子の電圧、第2の入力端子の電圧、または第1および第2の入力端子間の電圧を分圧した電圧を受ける。
また好ましくは、第1〜第3の交流ラインは、三相交流電力を供給する交流電源と、三相交流電力を直流電力に変換するコンバータとの間に接続されており、高い周波数成分のリップルは、コンバータで発生したキャリア周波数成分である。
また好ましくは、コンバータは、直流電力を出力するための第1および第2の出力端子を含み、第1〜第3のコンデンサの他方電極は、第1の出力端子の電圧、第2の出力端子の電圧、または第1および第2の出力端子間の電圧を分圧した電圧を受ける。
この発明に係る交流フィルタでは、Y結線された第1〜第3のコンデンサと、Δ結線された第4〜第6のコンデンサとの両方を設けるので、交流ラインの対地電位を安定させることができ、低コスト化を図ることができる。
この発明の一実施の形態による電力変換装置の構成を示す回路ブロック図である。 CY=0%,CΔ=10%である場合の相電圧および線間電圧の波形を示すタイムチャートである。 CY=2%,CΔ=8%である場合の相電圧および線間電圧の波形を示すタイムチャートである。 CY=5%,CΔ=5%である場合の相電圧および線間電圧の波形を示すタイムチャートである。 CΔ/(CY+CΔ)と総容量値Caとの関係を示す図である。 実施の形態の変更例を示す回路ブロック図である。 実施の形態の他の変更例を示す回路ブロック図である。 実施の形態のさらに他の変更例を示す回路ブロック図である。
本願発明の一実施の形態による電力変換装置は、図1に示すように、交流電源1からの商用周波数の三相交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を所望の周波数の三相交流電力に変換して負荷6に供給するものである。この電力変換装置は、交流ラインRL,SL,TL,UL,VL,WL、直流正母線PL、および直流負母線NLを備える。また、この電力変換装置は、交流入力フィルタ2、コンバータ3、平滑コンデンサC20、インバータ4、交流出力フィルタ5を備える。
商用周波数の三相交流電力は、交流電源1から交流ラインRL,SL,TLおよび交流入力フィルタ2を介してコンバータ3に供給される。交流入力フィルタ2は、リアクトルL1〜L3およびコンデンサC1〜C6を含む。リアクトルL1〜L3は、それぞれ交流ラインRL,SL,TLに介挿されている。コンデンサC1〜C3は交流ラインRL,SL,TLに対してY結線され、コンデンサC4〜C6は交流ラインRL,SL,TLに対してΔ結線されている。
すなわち、コンデンサC1〜C3の一方電極は、リアクトルL1〜L3の交流電源1側において、それぞれ交流ラインRL,SL,TLに接続されている。コンデンサC1〜C3の他方電極は、ともに直流負母線NLに接続されている。コンデンサC4〜C6の一方電極は、リアクトルL1〜L3の交流電源1側において、それぞれ交流ラインRL,SL,TLに接続され、それらの他方電極はそれぞれ交流ラインSL,TL,RLに接続されている。交流入力フィルタ2は、交流電源1からの三相交流電力をコンバータ3に通過させるとともに、コンバータ3で発生したキャリア周波数の信号が交流電源1側に漏れるのを防止する。
コンバータ3は、トランジスタQ1〜Q6およびダイオードD1〜D6を含む。トランジスタQ1〜Q3のコレクタはともに直流正母線PLに接続され、それらのエミッタはそれぞれ交流ラインRL,SL,TLに接続されている。トランジスタQ4〜Q6のコレクタはそれぞれ交流ラインRL,SL,TLに接続され、それらのエミッタはともに直流負母線NLに接続されている。ダイオードD1〜D6は、それぞれトランジスタQ1〜Q6に逆並列に接続されている。トランジスタQ1〜Q6の各々は、制御部(図示せず)によってPWM(pulse width modulation:パルス幅変調)制御され、所定のタイミングでオンおよびオフされる。
コンバータ3は、交流電源1から交流ラインRL,SL,TLおよび交流入力フィルタ2を介して供給される三相交流電力を直流電力に変換し、その直流電力を直流正母線PLおよび直流負母線NLを介してインバータ4に供給する。直流正母線PLおよび直流負母線NLは、コンバータ3の第1および第2の出力端子となっている。平滑コンデンサC20は、直流正母線PLおよび直流負母線NL間に接続され、それらの間の直流電圧を平滑化させる。
インバータ4は、トランジスタQ11〜Q16およびダイオードD11〜D16を含む。トランジスタQ11〜Q13のコレクタはともに直流正母線PLに接続され、それらのエミッタはそれぞれ交流ラインUL,VL,WLに接続されている。トランジスタQ14〜Q16のコレクタはそれぞれ交流ラインUL,VL,WLに接続され、それらのエミッタはともに直流負母線NLに接続されている。ダイオードD11〜D16は、それぞれトランジスタQ11〜Q16に逆並列に接続されている。トランジスタQ11〜Q16の各々は、制御部(図示せず)によってPWM制御され、所定のタイミングでオンおよびオフされる。
直流正母線PLおよび直流負母線NLは、インバータ4の第1および第2の入力端子となっている。インバータ4は、コンバータ3で生成された直流電力を所望の周波数の三相交流電力に変換し、その三相交流電力を交流出力フィルタ5および交流ラインUL,VL,WLを介して負荷6に供給する。
交流出力フィルタ5は、リアクトルL11〜L13およびコンデンサC11〜C16を含む。リアクトルL11〜L13は、それぞれ交流ラインUL,VL,WLに介挿されている。コンデンサC11〜C13は交流ラインUL,VL,WLに対してY結線され、コンデンサC14〜C16は交流ラインUL,VL,WLに対してΔ結線されている。
すなわち、コンデンサC11〜C13の一方電極は、リアクトルL11〜L13の負荷6側において、それぞれ交流ラインUL,VL,WLに接続されている。コンデンサC11〜C13の他方電極は、ともに直流負母線NLに接続されている。コンデンサC14〜C16の一方電極は、リアクトルL11〜L13の負荷6側において、それぞれ交流ラインUL,VL,WLに接続され、それらの他方電極はそれぞれ交流ラインVL,WL,ULに接続されている。
交流出力フィルタ5は、インバータ4で生成された三相交流電力を負荷6に通過させるとともに、インバータ4で発生したキャリア周波数の信号が負荷6側に漏れるのを防止する。負荷6は、インバータ4から交流出力フィルタ5および交流ラインUL,VL,WLを介して供給される三相交流電力によって駆動され、所定の動作を行なう。負荷6は、たとえば、三相交流モータである。
ここで、本願の電力変換装置の交流出力フィルタ5において、Y結線されたコンデンサC11〜C13とΔ結線されたコンデンサC14〜C16の両方を設けた理由について説明する。ここでは、交流出力フィルタ5のリアクトルL11〜L13のパーセントインピーダンスを5%とし、コンデンサC11〜C16のパーセントインピーダンスを10%とする。
また、Y結線されたコンデンサC11〜C13のパーセントインピーダンスをCYとし、Δ結線されたコンデンサC14〜C16のパーセントインピーダンスをCΔとする。CY+CΔ=10%である。CYとCΔの比を変えて、交流ラインULの相電圧Vuと、交流ラインUL,VL,WLの線間電圧Vuv,Vvw,Vwuを検出した。
なお、リアクトルL11〜L13のパーセントインピーダンスが5%であるということは、交流出力フィルタ5に定格電流を流したときにリアクトルL11〜L13で定格電圧の5%の電圧が降下することを意味している。また、コンデンサC11〜C16のパーセントインピーダンスが10%であるということは、交流出力フィルタ5に定格電圧を印加したときにコンデンサC11〜C16に定格電流の10%の電流が流れることを示している。
図2(a)はCY=0%,CΔ=10%である場合の相電圧Vuの波形を示すタイムチャートであり、図2(b)はその場合の線間電圧Vuv,Vvw,Vwuの波形を示すタイムチャートである。図2(a)(b)から分かるように、この場合は相電圧Vuの対地電位が振動する。相電圧Vuの対地電位が振動すると漏洩電流が増加し、漏電ブレーカが誤動作する可能性がある。線間電圧Vuv,Vvw,Vwuは、滑らかな三相交流電圧となっている。
図3(b)はCY=2%,CΔ=8%である場合の相電圧Vuの波形を示すタイムチャートであり、図3(b)はその場合の線間電圧Vuv,Vvw,Vwuの波形を示すタイムチャートである。図3(a)(b)から分かるように、この場合は相電圧Vuの対地電位の振動幅が十分に小さくなっている。このため、漏洩電流は小さくなり、漏電ブレーカの誤動作を抑制することができる。線間電圧Vuv,Vvw,Vwuは、滑らかな三相交流電圧となっている。
図4(b)はCY=5%,CΔ=5%である場合の相電圧Vuの波形を示すタイムチャートであり、図4(b)はその場合の線間電圧Vuv,Vvw,Vwuの波形を示すタイムチャートである。図4(a)(b)から分かるように、この場合は相電圧Vuの対地電位の振動はほぼなくなっており、線間電圧Vuv,Vvw,Vwuは、滑らかな三相交流電圧となっている。
次に、コンデンサC11〜C16の総容量値Caについて説明する。図5は、CΔ/(CY+CΔ)と総容量値Caとの関係を示す図である。図5において、CY=10%,CΔ=0%であるとき、すなわちCΔ/(CY+CΔ)=0であるときのコンデンサC11〜C16の総容量値Caを1としている。
図2(a)(b)で示したケースA(CY=0%,CΔ=10%)では、CΔ/(CY+CΔ)=1となり、コンデンサC11〜C16の総容量値Caは周知の通り1/3≒0.33となる。図3(a)(b)で示したケースB(CY=2%,CΔ=8%)では、CΔ/(CY+CΔ)=0.8となり、コンデンサC11〜C16の総容量値Caは約0.47となる。図4(a)(b)で示したケースC(CY=5%,CΔ=5%)では、CΔ/(CY+CΔ)=0.5となり、コンデンサC11〜C16の総容量値Caは約0.67となる。
ケースAでは、コンデンサC11〜C16の総容量値Caは約0.33と最小になるが、図2(a)(b)で示したように、相電圧Vuの対地電位が大きく振動する。ケースBでは、コンデンサC11〜C16の総容量値Caは約0.47と0.5以下になり、図3(a)(b)で示したように、相電圧Vuの対地電位の振動も十分に小さくなっている。ケースCでは、コンデンサC11〜C16の容量値比は約0.67と0.5を超えるが、図4(a)(b)で示したように、相電圧Vuの対地電位の振動はほぼなくなっている。
すなわち、CΔ/(CY+CΔ)を0.5〜0.8の間の値に設定すれば、相電圧Vuの対地電位の振動を十分に小さくし、かつコンデンサC11〜C16の容量値を小さく抑えることができる。交流入力フィルタ2についても、交流出力フィルタ5と同様である。
この実施の形態では、交流出力フィルタ5において、Y結線されたコンデンサC11〜C13とΔ結線されたコンデンサC14〜C16の両方を設けたので、交流ラインUL,VL,WLの対地電位の振動を十分に小さくし、かつコンデンサC11〜C16の容量値を小さく抑えることができる。また、コンデンサC11〜C16の容量値を小さく抑えることができるので、装置の低コスト化を図ることができる。
また、交流入力フィルタ2において、Y結線されたコンデンサC1〜C3とΔ結線されたコンデンサC4〜C6の両方を設けたので、交流ラインRL,SL,TLの対地電位の振動を十分に小さくし、かつコンデンサC1〜C6の容量値を小さく抑えることができる。また、コンデンサC1〜C6の容量値を小さく抑えることができるので、装置の低コスト化を図ることができる。
なお、この実施の形態では、コンデンサC1〜C3,C11〜C13の他方電極をともに直流負母線NLに接続したが、コンデンサC1〜C3,C11〜C13の他方電極をともに直流正母線PLに接続してもよい。
以下、種々の変更例について説明する。図6の変更例では、平滑コンデンサC20が平滑コンデンサC21,C22で置換される。平滑コンデンサC21,C22は、直流正母線PLと直流負母線NLの間に直列接続される。コンデンサC1〜C3,C11〜C13の他方電極は、ともに平滑コンデンサC21,C22間の中性点NPに接続される。中性点NPの電圧は、直流正母線PLと直流負母線NLの間の直流電圧を平滑コンデンサC21,C22で分圧した電圧となる。この変更例でも、実施の形態と同じ効果が得られる。
また図7の変更例では、コンデンサC1〜C3,C11〜C13の他方電極を直流負母線NLから切り離してフローティングさせてもよい。この変更例でも、実施の形態と同じ効果が得られる。
また図8の変更例では、バッテリBTが追加される。バッテリBTの正極および負極は、それぞれ直流正母線PLおよび直流負母線NLに接続される。交流電源1から三相交流電力が正常に供給されている場合は、コンバータ3で生成された直流電力は、バッテリBTに貯蔵されるとともに、インバータ4に供給される。交流電源1からの電力供給が停止された場合(停電時)は、コンバータ3の運転が停止され、バッテリBTの直流電力がインバータ4に供給される。したがって、停電が発生した場合でも、バッテリBTに直流電力が蓄えられている期間は、負荷6の運転を継続することができる。このような電力変換器は、無停電電源装置と呼ばれる。この変更例でも、実施の形態と同じ効果が得られる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 交流電源、2 交流入力フィルタ、3 コンバータ、4 インバータ、5 交流出力フィルタ、6 負荷、RL,SL,TL,UL,VL,WL 交流ライン、PL 直流正母線、NL 直流負母線、C20〜C22 平滑コンデンサ、L1〜L3,L11〜L13 リアクトル、C1〜C6,C11〜C16 コンデンサ、Q1〜Q6,Q11〜Q16 トランジスタ、D1〜D6,D11〜D16 ダイオード、BT バッテリ。

Claims (7)

  1. 三相交流電力を供給する第1〜第3の交流ラインに設けられ、前記三相交流電力よりも高い周波数成分のリップルを除去する交流フィルタであって、
    第1〜第3のリアクトルと第1〜第6のコンデンサを備え、
    前記第1〜第3のリアクトルはそれぞれ前記第1〜第3の交流ラインに介挿され、
    前記第1〜第3のコンデンサの一方電極はそれぞれ前記第1〜第3の交流ラインに接続され、それらの他方電極は互いに接続され、
    前記第4〜第6のコンデンサの一方電極はそれぞれ前記第1〜第3の交流ラインに接続され、それらの他方電極はそれぞれ前記第2、第3および第1の交流ラインに接続されている、交流フィルタ。
  2. 前記第1〜第6のコンデンサのパーセントインピーダンスに対する前記第4〜第6のコンデンサのパーセントインピーダンスの比は0.5以上である、請求項1に記載の交流フィルタ。
  3. 前記第1〜第6のコンデンサのパーセントインピーダンスに対する前記第4〜第6のコンデンサのパーセントインピーダンスの比は0.5以上で0.8以下である、請求項1に記載の交流フィルタ。
  4. 前記第1〜第3の交流ラインは、直流電力を前記三相交流電力に変換するインバータと、前記三相交流電力によって駆動される負荷との間に接続されており、
    前記高い周波数成分のリップルは、前記インバータで発生したキャリア周波数成分である、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の交流フィルタ。
  5. 前記インバータは、前記直流電力を受ける第1および第2の入力端子を含み、
    前記第1〜第3のコンデンサの他方電極は、前記第1の入力端子の電圧、前記第2の入力端子の電圧、または前記第1および第2の入力端子間の電圧を分圧した電圧を受ける、請求項4に記載の交流フィルタ。
  6. 前記第1〜第3の交流ラインは、前記三相交流電力を供給する交流電源と、前記三相交流電力を直流電力に変換するコンバータとの間に接続されており、
    前記高い周波数成分のリップルは、前記コンバータで発生したキャリア周波数成分である、請求項1から請求項3までのいずれかに記載の交流フィルタ。
  7. 前記コンバータは、前記直流電力を出力するための第1および第2の出力端子を含み、
    前記第1〜第3のコンデンサの他方電極は、前記第1の出力端子の電圧、前記第2の出力端子の電圧、または前記第1および第2の出力端子間の電圧を分圧した電圧を受ける、請求項6に記載の交流フィルタ。
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