JP2014116102A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014116102A
JP2014116102A JP2012267333A JP2012267333A JP2014116102A JP 2014116102 A JP2014116102 A JP 2014116102A JP 2012267333 A JP2012267333 A JP 2012267333A JP 2012267333 A JP2012267333 A JP 2012267333A JP 2014116102 A JP2014116102 A JP 2014116102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic body
magnetic
switch device
facing surface
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012267333A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5958314B2 (ja
Inventor
Toru Nakanishi
亨 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2012267333A priority Critical patent/JP5958314B2/ja
Publication of JP2014116102A publication Critical patent/JP2014116102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5958314B2 publication Critical patent/JP5958314B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

【課題】磁性体に対向するように設けられるスイッチ装置の動作精度を向上させる。
【解決手段】スイッチ装置10は、スイッチ装置10から磁性体30までの距離の変化に伴う磁界の変化を検出するための磁気検出部11と、磁性体30に対向する対向面15側に磁気検出部11を収容するスイッチカバー14と、磁気検出部11の出力信号に基づいて、他の装置をオン/オフするためのスイッチング信号を出力する信号処理部12とを備えている。対向面15では、少なくとも外周側の領域が、対向面15の中央部に近づくに従って窄まる形状に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、磁性体に対向するように設けられるスイッチ装置に関する。
磁性体に対向するように設けられるスイッチ装置が知られている。この種のスイッチ装置は、スイッチ装置から磁性体までの距離の変化に伴う磁界の変化を検出することにより、他の装置をオン/オフするためのスイッチング信号を出力する。
特許文献1には、この種のスイッチ装置が記載されている。特許文献1に記載のスイッチ装置では、略円柱状の磁石の中空部内に磁気検出素子が収納されている。このスイッチ装置は、ブレーキペダルに固着された磁性体に所定の間隔を空けて対向するように、自動車のブレーキペダル近傍のシャーシに装着される。このスイッチ装置では、磁気検出素子に制御手段が接続されている。ブレーキペダルが踏み込まれて磁性体がスイッチ装置から離れると、制御手段は、磁石に対向した磁性体の移動に伴う磁界の変化に応じて、スイッチング信号を出力する。このスイッチ装置では、配線基板などの部品が、略箱状で絶縁樹脂製のカバーによって覆われている。特許文献1には、このカバーの形状について何も記載されていない。
特開2012−199047号公報
ところで、スイッチカバーの形状について、図5(a)に示すように、スイッチカバー114うち、磁性体30に対向する対向面115の全体を平坦面にすることが考えられる。このような場合に、磁性体にスイッチカバーの対向面を近接させると、取付誤差又は加工誤差(磁性体又は磁性体を取り付ける部材等の取付誤差又は加工誤差)によって、設計上の磁性体の向きに対して磁性体が少し傾くだけで、スイッチカバーの対向面の外周に磁性体が接触する。そして、磁性体の傾きが大きくなるほど、磁性体とスイッチ装置内の磁気検出部との距離が大きくなる。その結果、磁性体と磁気検出部との距離が、想定している値よりも大きくなってしまい、スイッチ装置の動作点(例えば、スイッチング信号を出力しない状態から出力する状態に変化するときの磁性体の移動距離)が、設計上の動作点からずれてしまう。
このため、スイッチカバーの対向面の外周に磁性体が接触しないように、磁性体と対向面の距離を確保する必要がある。しかしながら、磁性体から対向面までの距離をある程度確保した設計を行うと、対向面(スイッチ装置)から磁性体までの距離の変化に対して、スイッチ装置によって検出される磁界の変化が小さくなる。その結果、スイッチ装置の動作精度が低下する。
それ故に、本発明の目的は、磁性体に対向するように設けられるスイッチ装置の動作精度を向上させることにある。
本発明の第1の局面は、磁性体に対向するように設けられるスイッチ装置であって、そのスイッチ装置から磁性体までの距離の変化に伴う磁界の変化を検出するための磁気検出部と、磁性体に対向する対向面側に磁気検出部を収容するスイッチカバーと、磁気検出部の出力信号に基づいて、他の装置をオン/オフするためのスイッチング信号を出力する信号処理部とを備え、対向面では、少なくとも外周側の領域が、その対向面の中央部に近づくに従って窄まる形状に形成されている。
本発明の第2の局面は、第1の局面において、対向面の少なくとも中央部が、外側へ膨らむ曲面に形成されている。
本発明の第3の局面は、第2の局面において、対向面の全体が、外側へ膨らむ曲面に形成されている。
本発明の第4の局面は、第3の局面において、対向面は、外側へ膨らむ略半球面に形成されている。
本発明の第5の局面は、第1の局面において、対向面の中央部に近づくに従って窄まる形状に形成された外周側の領域は、対向面の中心から対向面の外周までの最短距離の3分の1以上の幅を有する。
第1の局面では、スイッチカバーの対向面の少なくとも外周側の領域が、対向面の中央部に近づくに従って窄まる形状に形成されているため、対向面の全体が平坦面の場合に比べて、対向面の外周が磁性体から離れる。そのため、磁性体等の取付誤差又は加工誤差によって、磁性体が設計上の向きに対して傾いて設けられたとしても、対向面の外周に磁性体が接触しにくくなる。従って、磁性体とスイッチ装置の距離を短縮することができ、スイッチ装置の動作精度を向上させることができる。
また、第2の局面では、対向面の中央部が、外側へ膨らむ曲面に形成されているため、対向面の全体が平坦面の場合に比べて、対向面の外周に磁性体が接触しにくくなる。従って、磁性体とスイッチ装置の距離をさらに短縮することができ、スイッチ装置の動作精度をさらに向上させることができる。
また、第2の局面では、対向面の中央部が、外側へ膨らむ曲面に形成されているため、設計上の向きに対して傾いた磁性体が、対向面に接触する場合であっても、磁性体は対向面の中央部に接触しやすい。ここで、対向面の全体が平坦面の場合は、設計上の向きに対して傾いた磁性体は、対向面の外周に接触する。そのために、磁性体と磁気検出部の距離が、想定している値から比較的大きくずれてしまい、スイッチ装置の動作点が比較的大きくずれてしまう。それに対して、第2の局面では、外側へ膨らむ対向面の中央部に磁性体が接触しやすい。そのため、磁性体と磁気検出部の距離が、想定している値からずれることを抑制することができ、スイッチ装置の動作点がずれることを抑制することができる。
また、第3の局面では、対向面の全体が、外側へ膨らむ曲面に形成されているため、対向面の全体が平坦面の場合に比べて、対向面の外周に磁性体が接触しにくくなる。従って、磁性体とスイッチ装置の距離をさらに短縮することができ、スイッチ装置の動作精度をさらに向上させることができる。
また、第4の局面では、対向面が略半球面に形成されているため、磁性体が左右に傾く場合と上下に傾く場合の両方に対して、対向面の外周に磁性体が接触しにくくなる。従って、磁性体とスイッチ装置の距離をさらに短縮することができ、スイッチ装置の動作精度をさらに向上させることができる。
実施の形態に係るスイッチ装置の取付状況図 実施の形態に係るスイッチ装置の概略構成図 実施の形態に係るスイッチ装置の磁気検出部の上面図 磁性体が設計通りの位置及び向きに設けられた場合において、磁性体の初期位置及び動作位置を示す図 磁性体が設計上の向きに対して傾いて設けられた場合において、磁性体の初期位置及び動作位置を示す図 その他の実施の形態のスイッチカバーの斜視図及び側面図
以下、図1から図5を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。
図1は、スイッチ装置10の取付状況図である。図1は、ブレーキパッド34が踏み込まれていない状態の図である。図2は、スイッチ装置10の内部構成とスイッチカバー14の断面形状を示すスイッチ装置10の概略構成図である。図2では、導体パターンなどの配線等の記載を省略している。
本実施の形態のスイッチ装置10は、車両用の非接触スイッチである。スイッチ装置10は、図1に示すように、後述する対向面15が磁性体30(例えば、強磁性体)に対向するように設けられる。スイッチ装置10は、固定側の部材に取り付けられ、磁性体30は、可動側の部材に取り付けられている。設計上では、ブレーキパッド34が踏み込まれていない場合に、スイッチ装置10の対向面15が磁性体30に近接し、その対向面15と磁性体30の間に僅かな距離が存在している。スイッチ装置10は、スイッチ用ブラケット31を介してペダル用ブラケット32に固定される。磁性体30は、板状に形成され、ペダル用ブラケット32に回転自在に支持されたブレーキペダル33に固定される。ブレーキペダル33の先端にはペダルパッド34が設けられる。磁性体30は、ブレーキパッド34が踏み込まれた場合に対向面15から離れるように移動する。なお、磁性体30は、正面から見た場合の対向面15の外形形状よりも一回り大きい板状に形成されている。
本実施の形態のスイッチ装置10は、図2に示すように、磁気検出部11と、信号処理部12と、回路基板13と、スイッチカバー14とを備えている。
スイッチカバー14は、例えば絶縁樹脂製の箱体である。スイッチカバー14は、内部が中空の略円柱状に形成されている。図2に示すように、スイッチカバー14は、円筒状に形成された筒状部14aと、筒状部14aの一端側を塞ぐ第1端部14bと、筒状部14aの他端側を塞ぐ第2端部14cとを備えている。
第1端部14bは、図2に示すように、半球状に形成されている。第1端部14bの外面は、磁性体30に対向する対向面15となる。対向面15は、半球面に形成されている。対向面15の全体は、外側に膨出する曲面である。また、第2端部14cは円板状に形成されている。第2端部14cの外面の全体は、平坦面に形成されている。第2端部14cには、例えばスイッチ装置10の出力端子が設けられている。
回路基板13は、スイッチカバー14の内面に固定されている。回路基板13には、スイッチカバー14の対向面15側から順番に、磁気検出部11と信号処理部12とが実装されている。磁気検出部11と信号処理部12は、図2において上下方向を回路基板13の幅方向とした場合に、回路基板13の幅方向における中央部に固定されている。
図3は、スイッチ装置10の磁気検出部11の上面図である。図3(a)には、磁性体30が存在しない場合の磁力線を記載し、図3(b)には、磁性体30が存在する場合の磁力線を記載している。磁気検出部11は、磁気センサ21(磁気検出素子)と、磁石22とを有する。
磁気センサ21は、例えばホール素子である。磁気センサ21は、回路基板13における対向面15側に固定されている。磁気センサ21は、第1端部14bの内面の近傍に配置されている。磁気センサ21は、その中心が回路基板13の幅方向の中心に位置するように設けられている。磁気センサ21は、対向面15を正面から透視した場合に、円形の対向面15の略中心に配置されている。磁気センサ21が出力する電気信号は、磁気センサ21上の磁束密度の大きさを表す。
磁石22は、例えば永久磁石である。磁石22は、磁気センサ21上に磁界を形成するための部品である。磁石22は、略U字状に形成されている。磁石22は、図3に示すように、対向面15側を除く磁気センサ21の3方向を囲うように設けられている。磁石22は、回路基板13の幅方向の中心を通る中心線に対して対称(図2において上下対称)に設けられている。
磁石22では、図3に示すように、対向面15とは反対側の一部だけがS極になっており、その一部以外はN極になっている。図3(a)に示すように、磁気センサ21の上方に磁性体30が存在しない場合は、磁気センサ21に対して磁石22が左右対称に設けられているため、磁石22の磁束が互いに打ち消し合い、磁気センサ21上の磁界がほぼゼロになる。一方、図3(b)に示すように、磁気センサ21の上方に磁性体30が存在する場合は、N極から磁力線が磁性体30側に延びて、磁気センサ21上に磁界が発生する。
以上より、磁性体30と磁気センサ21との距離(つまり、磁性体30と対向面15との距離)が変化すると、磁気センサ21上の磁束密度が変化することが分かる。運転者によりブレーキパッド34が踏み込まれて、磁性体30が磁気センサ21から離れるに従って、磁気センサ21上の磁束密度は徐々に弱くなってゆく。
信号処理部12は、このような磁束密度の変化を利用して、スイッチ装置10以外の装置をオン/オフするためのスイッチング信号を出力する。信号処理部12は、例えばマイコンである。信号処理部12は、磁気センサ21が出力する電気信号に基づいて、磁気センサ21上の磁束密度が所定の判定値を下回ったことを検出した場合に、ブレーキランプを点灯させるためのオンのスイッチング信号を出力端子に出力する。例えばブレーキランプの点灯開始後にブレーキパッド34がさらに踏み込まれた場合など、磁気センサ21上の磁束密度が上記判定値を下回った状態が継続している間は、ブレーキランプは点灯し続ける。そして、運転者の足がブレーキパッド34から離れて、磁性体30が磁気センサ21に近づくと、磁気センサ21上の磁束密度が強くなる。信号処理部12は、磁気センサ21上の磁束密度が上記判定値以上になったことを検出した場合に、ブレーキランプを消灯するためのオフのスイッチング信号を出力する。
[実施の形態の効果等]
実施の形態の効果等について図面を参照して説明する。
以下では、説明を簡単にするために、スイッチ装置10、磁性体30及びこれらを取り付ける部材(ブレーキペダル33等)は、設計寸法通りに製造され、スイッチ装置10は、設計通りの位置及び向きに設けられているものとする。磁性体30の取付精度が、良い場合と悪い場合を比較して、実施の形態の効果を説明する。
まず、磁性体30の取付精度が良い場合について説明する。図4は、磁性体30が設計通りの位置及び向きに設けられた場合において、磁性体30の初期位置(ブレーキパッド34が踏み込まれる前の位置)と、磁性体30の動作位置(ブレーキパッド34が踏み込まれて、オンのスイッチング信号を出力しない状態から、出力する状態へ変化する位置)を示す図である。なお、図4では、初期位置における磁性体30を実線で記載し、動作位置における磁性体30を破線で記載している。
ここで、図4に示すように、磁性体30とスイッチカバー14との接触により音が発生しないように、磁性体30が設計通りの位置及び向きに設けられた場合には、最も外側へ膨出している対向面15の中心は、初期位置における磁性体30から僅かに離れている。図4において、初期位置における磁性体30と磁気センサ21の中心との距離(以下、「初期距離」という。)をx1とし、動作位置における磁性体30と磁気センサ21の中心との距離(以下、「動作距離」という。)をy1とする。この場合に、初期位置から動作位置までの磁性体30の移動距離は、y1からx1を引いた値となる。
続いて、磁性体30の取付精度が悪い場合について説明する。図5は、磁性体30が設計上の向きに対して傾いて設けられた場合において、磁性体30の初期位置及び動作位置を示す図である。図5(a)は、本実施の形態とは異なりスイッチカバー114の対向面115の全体が平坦面の場合の図であり、図5(b)は、図4と同様に、本実施の形態のスイッチ装置10を使用する場合の図である。なお、図5では、図4と同様に、初期位置における磁性体30を実線で記載し、動作位置における磁性体30を破線で記載している。
対向面115の全体が平坦面の場合は、設計上の磁性体30の向きに対して磁性体30が傾いているために、図5(a)に示すように、初期距離x2が、図4の初期距離x1に比べて長くなる。なお、図5(a)では、対向面15の外周に磁性体30が接触しているが、対向面15の外周に磁性体30が接触しないように磁性体30からスイッチ装置10を離すと、初期距離x2がさらに長くなる。他方、動作距離y2は、図4の動作距離y1にほぼ等しい。このため、初期位置から動作位置までの磁性体30の移動距離(y2からx2を引いた値)は、図4の場合に比べて短くなる。従って、図4の場合に比べて、初期位置から動作位置まで磁性体30が移動するために必要なブレーキパッド34の踏み込み量が小さくなる。図5(a)では、設計上の踏み込み量から、ブレーキランプを点灯させるのに必要なブレーキパッド34の踏み込み量がずれてしまう。
それに対して、本実施の形態では、図5(b)に示すように、スイッチカバー14の対向面15は、外側へ膨らむ半球面に形成されている。そのため、対向面115の全体が平坦面の場合(図5(a)の場合)に比べて、対向面15の外周が磁性体30から離れる。そのため、磁性体30等の取付誤差又は加工誤差によって、磁性体30が設計上の向きに対して傾いて設けられたとしても、対向面15の外周に磁性体30が接触しにくくなる。従って、磁性体30とスイッチ装置10の距離を短縮することができ、スイッチ装置10の動作精度を向上させることができる。
また、図5(b)では、初期距離x3が、図4の初期距離x1に等しくなる。また、図5(a)の場合と同様に、動作距離y3は、図4の動作距離y1にほぼ等しい。そのため、初期位置から動作位置までの磁性体30の移動距離(図5(b)では、y3からx3を引いた値)は、図4の場合にほぼ等しくなる。このように、本実施の形態では、図5(a)の場合に比べて、磁気センサ21と磁性体30の距離が、想定している値x1からずれることを抑制することができる。さらに、初期位置から動作位置まで磁性体30が移動するために必要なブレーキパッド34の踏み込み量が、図4の場合にほぼ等しくなり、設計上の踏み込み量から、ブレーキパッド34の踏み込み量がずれることを抑制することができる。
また、本実施の形態では、対向面15の中央部が、外側へ膨らむ曲面に形成されているため、設計上の向きに対して傾いた磁性体30が、対向面15に接触する場合であっても、磁性体30は対向面15の中央部に接触する。そのため、磁性体30と磁気センサ21の距離が、想定している値x1からずれることを抑制することができ、ブレーキパッド34の踏み込み量がずれることを抑制することができる。
また、本実施の形態では、対向面15が半球面に形成されているため、磁性体30が左右に傾く場合と上下に傾く場合の両方に対して、対向面15の外周に磁性体30が接触しにくくなる。従って、磁性体30とスイッチ装置10の距離をさらに短縮することができ、スイッチ装置10の動作精度をさらに向上させることができる。
なお、本実施の形態のスイッチ装置10を使用する場合に、ブレーキパッド34が踏み込まれていない状態で、対向面15の中心が磁性体30に接触するように設計してもよい。この場合に、対向面15と磁性体30が接触した場合の音を小さくするために、対向面15又は磁性体30の少なくとも一方に、クッション性を有する部材(又は、スポンジ状の部材)を貼り付けてもよい。本実施の形態では、対向面15が半球面であるため、対向面15が磁性体30に接触する場合に、初期距離x3が、想定している値x1からずれることをさらに抑制することができる。なお、対向面15の中心又はその中心の近傍に、磁気センサ21を配置してもよい。
[その他の実施の形態]
上記実施の形態は、次のように構成してもよい。
図6は、その他の実施の形態のスイッチカバー14の斜視図及び側面図である。図6(a)〜(e)では、上側が斜視図であり、下側が側面図である。
上記実施の形態において、対向面15のうち外周側の領域15bだけ、対向面15の中央部15aに近づくに従って窄まる形状に形成してもよい。例えば、図6(a)に示すように、対向面15は、中央部15aの全体を平坦面に形成して、外周側の領域15bを中央部15aに近づくに従って窄まる曲面に形成してもよい。なお、対向面15を正面から見た場合に、中央部15aに近づくに従って窄まる曲面に形成された外周側の領域15bの幅は、対向面15の半径の1/3以上であればよい。
また、上記実施の形態では、対向面15は半球面であったが、図6(b)に示すように、対向面15は、半球面に比べて曲率が小さい略半球面であってもよい。これにより、磁性体30と磁気センサ21の距離をさらに短縮することができる。
また、上記実施の形態において、図6(c)に示すように、対向面15は、中央部15aの全体を平坦面に形成して、外周側の領域15bを中央部15aに近づくに従って窄まる斜面に形成してもよい。スイッチカバー14は、略矩形の筒状に形成されている。なお、対向面15を正面から見た場合に、中央部15aに近づくに従って窄まる斜面に形成された外周側の領域15bの幅は、対向面15の一辺の1/6以上であればよい。
また、上記実施の形態において、図6(d)に示すように、対向面15の全体が、対向面15の中心に近づくに従って窄まる斜面に形成してもよい。対向面15は、四角錐に形成されている。スイッチカバー14は、略矩形の筒状に形成されている。
また、上記実施の形態において、図6(e)に示すように、対向面15は、スイッチカバー14の筒状部14aの上端の第1辺に沿って断面形状を一様にして、その第1辺に直交する断面形状について、少なくとも外周側の領域が、対向面15の中央部に近づくに従って窄まる形状に形成してもよい。なお、図6(e)では、第1辺に直交する断面形状の全体が、対向面15の中央部に近づくに従って窄まる形状に形成されている。
上記実施の形態において、スイッチカバー14は、五角形など矩形以外の多角形の筒状に形成されていてもよい。
上記実施の形態において、スイッチ装置10をブレーキランプ以外の装置のスイッチングに使用してもよい。
本発明は、磁性体に対向するように設けられるスイッチ装置等に適用可能である。
10 スイッチ装置
11 磁気検出部
12 信号処理部
13 回路基板
14 スイッチカバー
15 対向面
21 磁気センサ
22 磁石
30 磁性体

Claims (5)

  1. 磁性体に対向するように設けられるスイッチ装置であって、
    当該スイッチ装置から前記磁性体までの距離の変化に伴う磁界の変化を検出するための磁気検出部と、
    前記磁性体に対向する対向面側に前記磁気検出部を収容するスイッチカバーと、
    前記磁気検出部の出力信号に基づいて、他の装置をオン/オフするためのスイッチング信号を出力する信号処理部とを備え、
    前記対向面では、少なくとも外周側の領域が、該対向面の中央部に近づくに従って窄まる形状に形成されていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記対向面の少なくとも中央部が、外側へ膨らむ曲面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記対向面の全体が、外側へ膨らむ曲面に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記対向面は、外側へ膨らむ略半球面に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記対向面の中央部に近づくに従って窄まる形状に形成された前記外周側の領域は、前記対向面の中心から該対向面の外周までの最短距離の3分の1以上の幅を有することを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
JP2012267333A 2012-12-06 2012-12-06 スイッチ装置 Expired - Fee Related JP5958314B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012267333A JP5958314B2 (ja) 2012-12-06 2012-12-06 スイッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012267333A JP5958314B2 (ja) 2012-12-06 2012-12-06 スイッチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014116102A true JP2014116102A (ja) 2014-06-26
JP5958314B2 JP5958314B2 (ja) 2016-07-27

Family

ID=51171916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012267333A Expired - Fee Related JP5958314B2 (ja) 2012-12-06 2012-12-06 スイッチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5958314B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016076446A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 株式会社ヴァレオジャパン スイッチ

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438740U (ja) * 1987-09-03 1989-03-08
JPH0272601U (ja) * 1988-11-21 1990-06-04
JP2008305744A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Yuhshin Co Ltd 非接触スイッチ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438740U (ja) * 1987-09-03 1989-03-08
JPH0272601U (ja) * 1988-11-21 1990-06-04
JP2008305744A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Yuhshin Co Ltd 非接触スイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016076446A (ja) * 2014-10-08 2016-05-12 株式会社ヴァレオジャパン スイッチ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5958314B2 (ja) 2016-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5324388B2 (ja) 近接センサ
US9318280B2 (en) Contactless switch
JP4830910B2 (ja) レバースイッチ
JP2009123480A (ja) スイッチ及びこれを用いたスイッチ装置
JP5958314B2 (ja) スイッチ装置
JP6002930B2 (ja) 回転角度検出装置
JP2009199806A (ja) ターンスイッチ
JP5938554B2 (ja) レバースイッチ
JP2014095615A (ja) 磁気検出ユニット及びこれを用いたストローク検出装置
JP6203141B2 (ja) スイッチ装置及び非接触スイッチ
JP6574985B2 (ja) 多方向入力装置
JP2012112932A (ja) 回転角度検出装置
JP2012118048A (ja) 回転角度検出装置
JP6051407B2 (ja) スイッチ装置
WO2009068124A1 (en) Steering wheel horn
JP2008044392A (ja) ポジション検出装置
JP2016011834A (ja) 磁気検出ユニット及びこれを用いたストローク検出装置
JP2014103071A (ja) スイッチ装置
JP2009193690A (ja) 車両用スイッチ
JP2012049950A (ja) コンビネーションスイッチ
JP2023014625A (ja) 位置検出装置
JP2009187704A (ja) 揺動操作型スイッチ装置
JP2008218016A (ja) レバーコンビネーションスイッチ
JP2010165535A (ja) 入力装置及びこれを搭載した電子機器
JP2024036789A (ja) 操作装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160606

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5958314

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees