JP2014114611A - 天井板 - Google Patents

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Abstract

【課題】落し込みタイプのシステム天井に用いられる天井格子に下方から取り付けることができ、なおかつ、天井格子へ適切に脱着可能な天井板を提供する。
【解決手段】本発明は、金属板を成形してなる天井板本体2の側部を上方に折り返すことにより、金属板の端縁が内方に延出する折返端縁11を形成するとともに、該折返端縁11に内方から外嵌して該折返端縁11を上下に挟持する挟圧部17と、天井格子に取り付ける際に内方に撓むこととなる弾性係合部18とを具備する係止金具3を配設する。そして、折返端縁11と係止金具3の挟圧部とに、相互に係合する係止部12,20を夫々形成し、挟圧部17を折返端縁11に外嵌させた状態で、両係止部12,20が係合することにより、係止金具3が折返端縁11に対して内方に移動しないよう係止する。
【選択図】図3

Description

本発明は、天井板用吊持杆を格子状に組み付けてなる天井格子に対して、下方から取り付けられる天井板に関する。
従来のシステム天井では、図10に示すように、天井板1bを天井格子hの区画内に保持し、複数枚の天井板1bを天井格子hに縦横に列設することによって室内の天井を構成する。天井格子hは、天井板用吊持杆fを格子状に組み付けてなるものであり、ハンガーjによって吊持される。一般的な天井板用吊持杆fは、断面がほぼ逆T字状をなし、その上端にハンガーjが固着される連結部iを備えるとともに、その下端に幅広支持部gを備えている。多くのシステム天井では、こうした天井格子hに対し、天井板1bを落とし込んで、天井板1bの四辺を成す各側縁を幅広支持部gに載せることで、天井板1bを天井格子hに保持している。
システム天井の多くは、上述のように、天井格子に対して天井板を落とし込むように取り付けるタイプ(以下、落し込みタイプという。)を採用しているが、システム天井の中には、天井格子に対して、天井板を下から嵌め込む取り付けるタイプ(以下、下方取付タイプという。)も存在する。例えば、特許文献1には、天井板用吊持杆の両側部の上部外側から下方に向けて波形に屈曲した弾性を有する係合部を設けるとともに、天井板の端部に上向きに立ち上がる係止金具を固定し、この係止金具に、天井板用吊持杆の係合部の内側の係合凹所に係合する突起を設けた構成が提案されている。また、特許文献2には、天井板を構成する金属板を塑性変形加工することにより、天井板用吊持杆の幅広部に係合する保持部を形成した構成が提案されている。このような下方取付タイプは、天井板を天井板用吊持杆の下方に配置できるため、落し込みタイプとは異なる意匠を実現できるという利点がある。
実公平7−8685号公報 特開2003−336383号公報
ところで、上記特許文献1のシステム天井は、係止金具を係合する係合凹所を備える専用の天井板用吊持杆が必要であり、規格化された落し込みタイプの天井板用吊持杆を用いることができない分、コスト高となっている。
また、特許文献2のシステム天井は、天井板を天井格子に取り付けたり、天井格子から取り外したりする際に、保持部を弾性変形させる必要があるが、天井板を構成する金属板によって保持部が構成されているため、保持部の材料や厚みが制限され、保持部が満足する弾性になりにくい。このため、保持部が硬くて、天井板を取り付けたり、取り外したりするのに苦労する場合があり、また、天井板の脱着を繰り返すと、保持部が塑性変形し易いという問題がある。
本発明はかかる現状に鑑みたものであり、落し込みタイプのシステム天井に用いられる天井格子に下方から取り付けることができ、なおかつ、天井格子へ適切に脱着可能な天井板の提供を目的とする。
本発明は、下端に幅広支持部を具備する天井板用吊持杆を格子状に組み付けてなる天井格子に対し、下方から取り付けられる天井板であって、天井板は、金属板を成形してなる天井板本体と、該天井板本体の、少なくとも対向する二辺の側部に夫々取り付けられる係止金具とを備え、天井板本体は、その側部で金属板が上方に折り返されることにより、金属板の端縁が内方に延出する折返端縁が形成されており、係止金具は、金属板片を成形してなるものであって、天井板本体の折返端縁に内方から外嵌して該折返端縁を上下に挟持する挟圧部と、該挟圧部から上方に延出して天井板用吊持杆の幅広支持部と係合する可撓性の弾性係合部とを具備しており、また、折返端縁と係止金具の挟圧部とに、相互に係合する係止部が夫々形成され、挟圧部を折返端縁に外嵌させた状態で、両係止部が係合することにより、係止金具が折返端縁に対して内方に移動しないよう係止されるよう構成されており、天井格子に下方から取り付ける際に、各係止金具の弾性係合部を天井板用吊持杆の幅広支持部に当接し、各弾性係合部の先端側を内方に撓ませながら幅広支持部の上方に挿入することにより、各弾性係合部を幅広支持部に係合するよう構成されていることを特徴とする天井板である。
かかる構成にあっては、天井板を天井格子に取り付ける際に、各係止金具の弾性係合部が内方に撓むこととなるが、係止金具は、係止部の係合によって内方に移動しないよう折返端縁に係止されているため、弾性係合部に加わる内方への力によって係止金具が折返端縁から抜け落ちてしまうことがない。また、本発明にあっては、係止金具は、天井板本体とは別の金属板で構成されるため、所望の材質・厚さの金属板材を用いることで、弾性係合部に適切な弾性を付与することができるため、取付けが容易で、且つ、塑性変形し難い係止金具を実現できる。
本発明にあって、前記係止部は、挟圧部と折返端縁のいずれか一方に形成される係止突起と、挟圧部と折返端縁のいずれか他方に形成されて、係止突起と係合する係止開口とによって構成されることが提案される。かかる構成によれば、係止部を、簡単な構成によって実現できる。
また、上記構成にあって、さらに、挟圧部は、金属板を折り返して上側板部と下側板部とからなる略水平な断面ヘアピン状に成形し、上側板部と下側板部との間に折返端縁を挟持する水平な挟圧溝を形成してなるものであり、前記係止突起は、挟圧部の下側板部に形成されて挟圧溝側に突出しており、挟圧部の上側板部には、係止突起と対向する位置に逃げ開口が形成されていることが提案される。
かかる構成にあっては、上側板部に逃げ開口が形成されているため、係止突起を大きく突出させても係止突起が上側板部と干渉せず、係止突起と突出幅を大きくできる分だけ、係止突起と係止開口を強固に係合させることができる。また、かかる構成にあっては、係止突起と係止開口を係合させる時に、逃げ開口を介して係止突起と係止開口を視認できるから、係止突起と係止開口を容易に係合できるという利点もある。
また、本発明にあって、弾性係合部は、直上方に延出する起立板部と、該起立板部の上端から上方に延出し、屈曲部を外方に突出させるく字状の係合板部とを備え、天井格子に下方から取り付ける際に、天井板用吊持杆の幅広支持部に当接した係合板部の案内作用によって先端側を内方に撓ませ、天井格子に取り付けた状態では、起立板部を幅広支持部の側面に当接し、係合板部を幅広支持部の上方に位置させるものである構成が提案される。
かかる構成にあっては、弾性係合部を簡単な構成によって実現できるとともに、弾性係合部を幅広支持部に適切に係合可能となる。
以上に述べたように、本発明の天井板は、落し込みタイプのシステム天井に用いられる天井格子に下方から取り付けることができ、なおかつ、当該天井格子へ適切に脱着できるという利点を併せ持つものとなる。
実施例の天井板1の斜視図である。 天井板1の分解斜視図である。 天井板1の隅の拡大斜視図であり、(a)は係止金具3を分離した状態を示し、(b)は係止金具3を取り付けた状態を示す。 (a)は係止金具3の斜視図であり、(b)は係止金具3を係止突起20の部分で縦断して示す斜視図である。 係止金具3の取付方法を示す説明図である。 天井板1の天井格子hへの取付状態を示す拡大斜視図である。 天井板1の天井格子hへの取付方法を示す説明図である。 変形例の係止金具3を縦断して示す斜視図である。 変形例の天井板1aの斜視図である。 従来のシステム天井の斜視図である。
本発明の実施形態を、以下の実施例に従って説明する。
図1〜3に示すように、本実施例の天井板1は、正方形板状をなす天井板本体2と、該天井板本体2の対向する二辺の側部に取り付けられる係止金具3とを備えてなる。
天井板本体2は、一枚の塗装鋼板を成形してなるものであり、天井面を形成する正方形の主板部6と、主板部6の各辺縁を上方にコ字状に折り返してなるコ字状端部7とを備えている。コ字状端部7は、図3に示すように、主板部6の側縁を直角に折り曲げて起立させた起立部10と、該起立部10の上端をさらに直角に折り曲げて塗装鋼板の端縁を内方に延出させた折返端縁11とで構成されている。なお、図1〜3では、一部のみ図示しているが、主板部6には全面にわたって貫通孔9が設けられている。
図3に示すように、コ字状端部7の折返端縁11には、各係止金具3が取り付けられる部分に、係止金具3を係止する係止開口12が形成される。また、折返端縁11の、係止金具3が取り付けられない二辺には、その端縁の一部を起立させることにより、上方に延出するガイド板部13が形成されている。このガイド板部13は、折返端縁11から真上に延出する下側部分13aと、該下側部分13aの上端から斜め内側上方に延出する上側部分13bとで構成されたものであり、天井格子hに天井板1を取り付ける際に、天井板用吊持杆fの幅広支持部gに当接して、天井板1を取付位置に位置決めする。一方、コ字状端部7の起立部10には、横長スリット状の開口部14が複数形成されており、この開口部14にフックを引っ掛けて天井板1を引き下げることにより、天井格子hに取り付けた天井板1を取り外し得るよう構成されている。
係止金具3は、図4に示すように、バネ鋼からなる矩形の金属板片を成形加工してなるものであり、天井板本体2の折返端縁11に外嵌する挟圧部17と、該挟圧部17の上方に形成された弾性係合部18とで構成される。
挟圧部17は、金属板片の下端部を折り返して、上側板部17aと下側板部17bとからなる略水平な断面ヘアピン状に成形し、上側板部17aと下側板部17bとの間に折返端縁11を挟持する水平な挟圧溝19を形成してなるものである。また、挟圧部17の下側板部17bには、金属板を部分的にコ字状に切り起こして挟圧溝19内に突出する係止突起20が形成される。この係止突起20は、その内側端が折返端縁11の係止開口12と内外方向に係合し得るよう切り起こされている。
また、挟圧部17の上側板部17aには、係止突起20と上下に対向する位置に矩形の逃げ開口21が形成される。この逃げ開口21は、切り起こした係止突起20が上側板部17aと干渉するのを防ぐとともに、係止金具3を折返端縁11に取り付ける際に、逃げ開口21を介して係止突起20と係止開口12の位置を目視確認できるようにするものである。
一方、弾性係合部18は、挟圧部17の上側板部17aから直上方に延出する起立板部23と、該起立板部23の上端から延出して、屈曲部25を外方に突出させるく字状の係合板部24とで構成される。この弾性係合部18は、図3に示すように、係止金具3の取付状態で、天井板本体2のコ字状端部7の上方に突出し、後述するように、この弾性係合部18を天井板用吊持杆fの幅広支持部gに係合することにより、天井板1が天井格子hに係止されることとなる。
この係止金具3を折返端縁11に取り付ける際には、図5(a)に示すように、折返端縁11の内側縁に、挟圧溝19の外側の入口をあてがい、図5(b)に示すように、係止金具3を外方に押圧して挟圧溝19に折返端縁11を圧入する。そして、折返端縁11を挟圧溝19の奥まで挿入すると、図5(c)に示すように、挟圧部17の係止突起20が係止開口12に内嵌し、係止突起20の内側端が係止開口12と係合することにより、係止金具3が内方へ移動不能に係止され、天井板本体2に固定される。
本実施例の天井板1を取り付ける天井格子hは、落し込みタイプのシステム天井の天井格子と同じものである。すなわち、図6に示すように、天井格子hを構成する天井板用吊持杆fは、帯状金属板を成形加工してなるものであり、断面がほぼ逆T字状をなし、その下端に天井板の側縁を支持する幅広支持部gと、その上端にハンガーjが固着される連結部iとを備え、格子状に組み付けられることで天井格子hを形成し、天井板の各側縁を各幅広支持部gにより支持するものである。この天井板用吊持杆fには従来構成のものを広く採用できるため、詳細な説明は省略する。
天井板1を天井格子hに取り付ける場合は、まず、図7(a)に示すように、両側の係止金具3の弾性係合部18の係合板部24の外側面に、両側の天井板用吊持杆fの幅広支持部gを当接させる。なお、両側の天井格子hの幅広支持部gの間の間隙d2は、天井板1の両側の係止金具3の屈曲部25,25の距離d1より狭く、両側の係合板部24の上端間の距離d3よりも広く設定されている。そして、図7(a)の状態から、天井板本体2を上方に押し上げると、図7(b)に示すように、く字状の係合板部24の案内作用によって弾性係合部18が内側に撓みながら係合板部24,24が幅広支持部gの間に圧入される。そして、図7(c)に示すように、コ字状端部7の折返端縁11が幅広支持部gの下底面に当接するまで天井板1を押し上げると、係合板部24が幅広支持部gの上方に抜け出ることにより、撓んでいた弾性係合部18が元の位置に復帰し、係合板部24が幅広支持部gの上隅と係合することによって、天井板1が天井格子hから落下しないように取り付けられる。また、両側の弾性係合部18の起立板部23,23の間隔d4は、両側の幅広支持部gの間の間隙d2よりもわずかに狭く設定されており、図7(c)に示すように、天井板1の取付状態では、起立板部23が幅広支持部gの側面に当接することにより、天井格子hに取り付けられた天井板1が水平方向に動かないよう支持する。
また、天井格子hに取り付けた天井板1は、取付時と逆操作を行うことによって、天井格子hから取り外すことができる。具体的には、天井板1を取り外す際には、コ字状端部7の起立部10に形成された開口部14(図1参照)にフックを引っ掛けて、天井板1を引き下げる。かかる引下げにより、弾性係合部18の係合板部24の案内作用によって弾性係合部18が内側に撓み、係合板部24,24が幅広支持部gの下方に抜き取られることによって、天井板1が取り外される。
このように、本実施例の天井板1は、落し込みタイプのシステム天井に用いられる天井格子hに対して下方から脱着できるため、汎用性が高く、製造コストを低減できるという利点がある。
また、本実施例では、弾性係合部18を形成する係止金具3は、天井板本体2とは別の金属板片で構成されており、当該金属板片の材質や厚みを選択することで弾性係合部18に適度な弾性を付与することができるため、弾性係合部18を撓ませて天井板1を脱着する際(図7(b)参照)に、弾性係合部18が硬すぎて脱着困難となったり、弾性係合部18が塑性変形してしまうような不具合が生じない。
また、本実施例にあって、係止金具3は、挟圧部17の係止突起20と、折返端縁11の係止開口12との係合によって天井板1の内方に移動しないよう係止されるため、天井板1の脱着時に弾性係合部18が内側に撓む際(図7(b)参照)に、係止金具3が内側に移動して折返端縁11から抜け落ちてしまうことがないという利点がある。
なお、本発明の天井板1は、上記実施例の形態に限らず本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えることができる。例えば、本発明に係る折返端縁と挟圧部の係合構造は、実施例の構成から適宜変更可能である。具体的には、上記実施例では、挟圧部17の係止突起20が切り起こし舌片状であったが、図8に示すように、ボス状の係止突起20aに変更することもできる。また、係止突起と係合する係止開口を、開口でなく凹部に変更することもできる。また、係止突起を折返端縁に形成し、係止開口を挟圧部に形成するように変更することもできる。また、上記実施例では、係止金具3が、天井板本体2の対向する二辺に取り付けられていたが、図9に示す天井板1bのように、天井板本体2の四辺に係止金具3を取り付けるよう変更することもできる。
1,1a,1b 天井板
2 天井板本体
3 係止金具
6 主板部
7 コ字状端部
9 貫通孔
10 起立部
11 折返端縁
12 係止開口(係止部)
13 ガイド板部
13a 下側部分
13b 上側部分
14 開口部
17 挟圧部
17a 上側板部
17b 下側板部
18 弾性係合部
19 挟圧溝
20,20a 係止突起(係止部)
21 逃げ開口
23 起立板部
24 係合板部
25 屈曲部
f 天井板用吊持杆
g 幅広支持部
h 天井格子
i 連結部
j ハンガー

Claims (4)

  1. 下端に幅広支持部を具備する天井板用吊持杆を格子状に組み付けてなる天井格子に対し、下方から取り付けられる天井板であって、
    天井板は、金属板を成形してなる天井板本体と、該天井板本体の、少なくとも対向する二辺の側部に夫々取り付けられる係止金具とを備え、
    天井板本体は、その側部で金属板が上方に折り返されることにより、金属板の端縁が内方に延出する折返端縁が形成されており、
    係止金具は、金属板片を成形してなるものであって、天井板本体の折返端縁に内方から外嵌して該折返端縁を上下に挟持する挟圧部と、該挟圧部から上方に延出して天井板用吊持杆の幅広支持部と係合する可撓性の弾性係合部とを具備しており、
    また、折返端縁と係止金具の挟圧部とに、相互に係合する係止部が夫々形成され、挟圧部を折返端縁に外嵌させた状態で、両係止部が係合することにより、係止金具が折返端縁に対して内方に移動しないよう係止されるよう構成されており、
    天井格子に下方から取り付ける際に、各係止金具の弾性係合部を天井板用吊持杆の幅広支持部に当接し、各弾性係合部の先端側を内方に撓ませながら幅広支持部の上方に挿入することにより、各弾性係合部を幅広支持部に係合するよう構成されていることを特徴とする天井板。
  2. 前記係止部は、挟圧部と折返端縁のいずれか一方に形成される係止突起と、挟圧部と折返端縁のいずれか他方に形成されて、係止突起と係合する係止開口とによって構成されることを特徴とする請求項1に記載の天井板。
  3. 挟圧部は、金属板を折り返して上側板部と下側板部とからなる略水平な断面ヘアピン状に成形し、上側板部と下側板部との間に折返端縁を挟持する水平な挟圧溝を形成してなるものであり、
    前記係止突起は、挟圧部の下側板部に形成されて挟圧溝側に突出しており、挟圧部の上側板部には、係止突起と対向する位置に逃げ開口が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の天井板。
  4. 弾性係合部は、
    直上方に延出する起立板部と、該起立板部の上端から上方に延出し、屈曲部を外方に突出させるく字状の係合板部とを備え、
    天井格子に下方から取り付ける際に、天井板用吊持杆の幅広支持部に当接した係合板部の案内作用によって先端側を内方に撓ませ、
    天井格子に取り付けた状態では、起立板部を幅広支持部の側面に当接し、係合板部を幅広支持部の上方に位置させるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の天井板。
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