JP2014113129A - 大型、中型魚を早く衰えさせる浮子 - Google Patents

大型、中型魚を早く衰えさせる浮子 Download PDF

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Abstract

【課題】大型・中型魚が針掛かりし、暴れ回り隣の人の仕掛けに絡み、又予想外の大物や魚の口以外に針係りした時など、竿を持っているのが耐え難くなるほどの力で暴れたりするケースが時々ある、この時の魚の暴れる力を竿の弾性力以外で、力を受けられる釣り具を提供する。
【解決手段】1.浮き本体と上記浮き本体の外側に複数に分割した外郭体1a、1bを設けるか、2.浮子本体と上記浮子本体を覆う外郭体1a、1bとを備え、外郭体1a、1bは複数に分割した水圧受け部を有する骨体部とシート体部とを貼り付けるか、3.上下の蓋をした弾性体の筒体外郭部と中に内蔵されている形状記憶弾性体で構成したものか、1〜3迄のものに水の抵抗を受けると、魚の逃げ回る力を衰えさせる抵抗体を大きくする構造を設けるか、4.水の抵抗を受ける部分と浮き本体とを一体にして、魚の逃げ回る力を衰えさせる抵抗体とした。
【選択図】図1

Description

大型・中型魚用の、暴れる力を、早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)に、関する技術である。
大型・中型魚が針係りし、暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子)に、関する物に関する先行技術は本願発明者の「泳がせ釣り」に記載の浮子外郭体がパラシュウト状に開き前記パラシュウトが受ける水の抵抗により、魚を早く弱らせるものがあるのみである。
(下記特許文献1の物である)
特願2012−090806
すずき(はね)ぶり(はまち、)さわら、かんぱち,ひらめ、しまあじ、等の、沿岸回遊大型魚の、泳がせ釣法に、使用する浮き子で浮き本体に外郭体を設け魚が掛かり逃げ回ると、水の抵抗で外郭体がパラシュウト状に開き、魚を早く弱らせる構造に関する技術(例えば特許文献1)がある。
大型・中型魚が針係りし、暴れ回りそのため隣でつりしている人の仕掛けに絡むし、
又予想外の大物や魚の口以外に針係りした時など、竿を持っているのが耐え難くなるほどの力で暴れたりするケースが時々ある、この時の魚の暴れる力を
竿の弾性力以外で、上記力を受けられる釣り具を発明することが課題である。
第一の発明は浮き(1U)本体(1c)と上記浮き本体の外側に複数に分割した外郭体(1a、1b)を設け、上記浮き本体(1c)に外郭体(1a、1b)を嵌入する嵌入部を設け、嵌入し、かつ、上記外郭体(1a、1b)を開閉自在に保持する保持構造部(1X)を上記本体(1c)の下部に設けたことを特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を提供する。
第二の発明は浮子(4U)が、浮子本体(4)と上記浮子本体を覆う外郭体(4a)とを備えたものであり、上記外郭体には複数に分割された骨体部(4a−1)とシート体部(4a−2)が設けられて、上記骨体部には水圧受け部(4a−3)とヒンジ部(4d)とが設けられているとともに、上記外郭体を閉じた状態を保持する弾性体の保持具(4b)と上記保持具の掛着体(4c)が設けられ、上記外郭体を、上記浮子本体に開閉可能に固着している事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を提供する。
第三の発明は浮き(2U)は上下の蓋をした弾性体の筒体外郭部(2b)と前記筒体外郭部の中に内蔵されている形状記憶弾性体袋(2T)とで構成されており、
上記筒体外郭部(2b)は複数の上下方向の中割れ溝で分割され、上下の蓋部(2a−1、2a−2)に繋がっており、魚が掛かり上方向もしくは下方向に引っ張られると、前記筒体と、内蔵されている形状記憶弾性体袋(2T)とが水の抵抗で押し潰されて、筒体中間部が横大径方向に変形し、水の抵抗を受ける円盤部を形成する事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を提供する。
第四の発明は上記第一の発明から第三の発明の、水の抵抗を受ける部分を浮き体と一体にし、一体成型加工を可能にした事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる抵抗体(浮子)を提供する。
第五の発明は上記第一の発明(1U)から第三の発明(2U)の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を、マグロを主幹魚とする大型魚のトローリング漁に適合する強度と形状にして設けた事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる抵抗体(浮子)を提供する。
上記第一から第四の発明の何れかの大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を使用することで、解決しようとする課題を解決した。
大型・中型魚が針掛りし、暴れ回る力を分散し、魚を早く衰えさせられるため隣でつりしている人の仕掛け等に絡み難くなった。
予想外の大物や魚の口以外に針掛りした時など、竿を持っているのが耐え難くなるほどの力で暴れたりするケースが時々あり、この時の魚の暴れる力を浮きの水の抵抗を受ける部分で数十%吸収出来、運が良ければ予想外の大物をゲット出来る。
大型・中型魚が針掛りし、暴れ回り糸切れさせない為に、リールのドラッグを緩めたり、締めたりし、長時間魚とやり取りをしていると、道糸がナイロンの場合30m前後の道糸が伸びて使い物にならなくなり、1匹釣る度に伸びた部分を切って捨てていたが、この浮き(1U〜4Uの何れか)を採用することにより、暴れる力が分散されるので、切って捨てる必要が無くなるか又は数m捨てれば済む様になった。
この抵抗体は浮力を、抵抗体1個のトータルで1.0近辺に設定すれば、プロ漁師が釣る「まぐろ」・「かじきまぐろ」の曳縄釣り(トローリング)にも使える。
更に「まぐろ」を始めとする大型魚・中型魚のはえ縄漁にも使用できる。
(A)浮き本体に外郭体を取り付けた図、 (B)魚が食いつき外郭体が開いた図、 (C)(A)のH−H断面図、 (D)(B)のH−H断面図、 (E)(A)のG−G断面図、 (A)浮き本体に外郭体を取り付けて海中に浮いている状態図。 (B)(C)のA矢視 (C)魚が食いつき外郭体がパラシュウト状に成っている図 (A)形状記憶弾性体袋を内蔵した、暴れる力を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子) (B)魚が食いつき外郭体が上下に圧縮された図、 (C)(A)のJ−J断面図、 (D)(B)のK−K断面図 (A)浮き体と外郭体を一体にした浮き図、半断面図、 (Aa)3aの浮き体を吊り下げタイプにする撚り戻し部を追加する図、 曳縄釣り(トローリング)での本願発明品使用の概略の一例図。 浮延縄漁法での本願発明品使用の概略の一例図。
図面では水の抵抗を受ける部分を誇張して記載しているが、対象魚によっては、浮き本体より30〜40mm側方に突き出す程度でも効果は期待出来る。
加工工程が一番単純な第四の発明(3U)が同じ生産数とした場合は安価に出来るが,機能面で、飛距離が出ないので、投げ竿で遠投しなくても良い場所での釣りには適している。
機能(操作)から見る時第一の発明の浮き(1U)が良く、又組み立て工数も少なくて、好ましくは、この浮きの構造を採用すると良い。
図面に於けるそれぞれの寸法関係は、重要部分は拡大し、詳細が解り難いところは誇張している、また広範囲部分、又は本願発明で重要度の低い部分を、記載する時は縮小している、従って図面間及び図面内の寸法は比例していないし、実寸、縮尺寸法ではない。
又線間の間隔が狭い場合スキャンの段階で黒く太く1本の線に成り易いので、線間の間隔を広げたり、1本の線で書いていたりしている。
更に本願発明の根幹(主要)機構以外部に付いては、図面間で省略している部分もある。
第一の発明は浮き(1U)本体(1c・中通し)と上記浮き本体の外側面に複数に分割した外郭体(1a、1b)を設け、上記浮き本体(1c)に外郭体(1a、1b)を嵌入する嵌入部を設け嵌入し、かつ、上記外郭体(1a、1b)を開閉自在に保持する保持構造部(1X)を上記本体(1c)の下部に設けた物で、
上記外郭体の保持構造部(1X)は、上部本体(1c)と、閉じている外郭体(1a、1b)との間から流入する水の抵抗力を、上記外郭体(1a、1b)が受けて上記外郭体(1a、1b)を外側に開らき、水の抵抗力が弱くなると上記外郭体嵌入部の上に設けた弾性体のリング(1Dr)及び外郭体を嵌入する嵌入部(1ce)の弾性復帰力により、開らいている上記外郭体(1a、1b)を閉じる構造で、上記外郭体(1a、1b)を 開閉自在に保持する保持構造部(1X)である。
前記浮き(1U・中通し)の上記外郭体(1a、1b)が閉じて海(海中)に浮いている状態(図1A)で、この状態で大型魚が釣り針に掛り早い速度で逃げ回ると、本体(1c)上部と、外郭体(1a、1b)との間から流入する水の抵抗力を、上記外郭体(1a、1b)が受けて上記外郭体(1a、1b)を外側に開らき(図1B)、上記開らいた外郭体が大型魚の逃げ回る速度にブレーキを掛ける働きをし、大型魚に係る負荷は大きくなり、魚を早く衰えさせる働きをし、魚を早く取り込むことが出来る。
図1の説明をすると(A)は外郭体(1a、1b)が閉じて海(海中)に浮いている状態(図1A)で、上記外郭体は外側(1a)と内側(1b)に(EのG−G断面図)円形で配置され、上記外郭体(1a、1b)の下部は上記外郭体の保持構造部(1X)の切り
割溝(1Dm)が入った円形嵌入溝に交互(1a、1b、1a、1bの様に)に並べて嵌入出来る形状にして嵌入している。
{嵌入した図は(C).のH−H断面図)}
図1(B)は魚が掛かり外郭体(1a、1b)を開いている状態図、(D)は(B).のH−H断面図で、水の抵抗力で外郭体(1a、1b)が切り割溝(1Dm)の入った円形嵌入溝の、溝の外縁部(1Ce)を押し広げ、上記溝の外縁部下に設けられている上記外縁部の曲り止め(1Cp)と1a、1bの開角端ストッパー(1as、1bs及び1cs)
で、開口角度を保持する図1(D)、
{浮き(1U)本体(1c・中通し)の下側に針がある場合は海中に浮いている状態(図1A)の上下が逆に成る様に浮力体を、本体(1c・中通し)、(図1A)の下部に設ける(この時5a・6aも上側になる)}。
上記外郭体を押し広げる水の抵抗力が弱く成ると、上記弾性体のリング(1Dr)の弾性復帰力で上記外郭体(1a、1b)を閉じ図1(A)の状態になる。
本願発明の実施例に記載の物は一例として例示している物で、水の抵抗体(浮き)は、円形で例示記載しているが、魚が掛かりその魚の逃げ回る力を衰えさせる機能を有する構造であれば、四角、六角、楕円等々の形状や機構が違っても本願発明に含む。
又外郭体は交互に2枚で記載しているが、複数枚で配列や分割された外郭体どうしの大きさが変わった物でも、外郭体間に間隙があるものでも良く本願発明に含む。
第二の発明は水の抵抗体浮き(4U)であって、前記浮き(4U)本体に、本体を覆う外郭体(4a)を設け、前記外郭体(4a)には、複数に分割された骨体部(4a−1)とシート体部(4a−2)を設け、前記骨体部(4a−1)に水圧受け部(4a−3)とヒンジ部(4d)を設け、更に前記外郭体(4a)を閉じた状態を保持する弾性体の保持具(4b)と前記保持具(4b)の掛着体(4c)を設け、前記外郭体(4a)と前記浮き(4U)本体を、前記外郭体(4a)が開閉可能に固着したことを特徴とする、浮き(4U)であって。
図2−Aは、前記浮きが海中に浮いている状態で、浮き(4U)本体に、開けば下方向に略パラシュート状となり、閉じれば下方向きに略チュウリップ状となる、浮き(4U)本体を覆う外郭体(4a)を設け、前記浮き(4)を覆う外郭体(4a)を設けたことを特徴とする、浮き(4U)・(図2)であって、
前記外郭体(4a)は閉じている時表面を形成している複数に分割した外郭体本体(4a)をヒンジ部(4d)で開閉可能にし、複数に分割した外郭体骨体部(4a−1)と骨体部(4a−1)間を、折りたたみ可能なシート体(4a−2)をつなぎあわせ固着して設けた構造であり、
前記浮き(4U)が、下向きに略チュウリップ状となっている時(図2A)が、海中に浮いている状態でこの状態で、大型魚が釣り針に掛り早い速度で逃げ回ると、外郭体(4a)の下部に設けた水圧受け部(4a−3)が受ける水の抵抗力で、前記水圧受け部(4a−3)の上部に設けた弾性体の保持具(4b)が伸びて浮きのトップ部を抜け海中で前記弾性体(4b)と繋がっている掛着体(4c)が水中で繋がって保持され、外郭体は略パラシュート状となり(図2C)大型魚の逃げ回る速度にブレーキを掛ける力が生じ大型魚を早く衰えさせる働きをする水の抵抗体(浮き)である。
第三の発明は浮き(2U)は上下の蓋部(2a−1、2a−2)と前記上下蓋部間の筒体外郭部(2b)と前記筒体外郭部の中に内蔵されている形状記憶弾性体袋(2T)(形状記憶弾性体袋は外部から力が加わらない状態での形状を元の形状として、何れかの方向から力が加わると、その力に呼応する形に変形し、前記何れかの方向から力が掛らなくなると元の形状になる袋体}とで構成されており、
上記筒体外郭部(2b)は複数の上下方向の切割溝で分割され、上下の蓋部(2a−1、2a−2)に繋がっており、かつ、上下の蓋部の接続部に左右方向の谷折れ線を、更に溝で分割された筒体外郭部(2b)に少なくとも1か所、左右方向の山折れ線を設けており、
上記筒体外郭部の中に内蔵されている形状記憶弾性体袋(2T)には、概中心部上下方向に貫通した道糸を通す弾性体の管体(2s)を設けているもので、
{上記浮き(2U)は筒体で記載しているが、形状記憶弾性体袋(2T)を内蔵するものであり、魚の引っ張る力で水の抵抗を受ける抵抗盤(板)部を形成する物なら、フットボール型でも瓢箪型でも良く形状には拘らない。}
更に形状記憶弾性体袋(2T)の中に液体を封入することで、錘を付加しなくても比重を1.0前後にすることが出来る。
図3の説明をすると(A)は筒体の浮き(2U)の、上下の蓋部(2a−1、2a−2)と前記上下蓋部間の筒体外郭部(2b)と、上記筒体に内蔵されている、形状記憶弾性体袋(2T)が元の形状で海(海中)に浮いている(図3A・錘等を2a2側の蓋部に付けて縦に浮いている・{(図3C)は図1AのJ−J断面図}状態で、上記筒体外郭部(2b)は複数の上下方向の切割溝で分割され、上下の蓋部(2a−1、2a−2)に繋がっており、上蓋部(2a1)より上に枝ハリスがある場合は魚が掛かり上方向に引っ張られると、2U本体の下に設けているしもり(5a)が、しもり止め(6a)で止まり、前記しもり(5a)が2U本体の下蓋部(2a2)を上方向に押し上げようとするが上蓋部(2a1)部が受ける水の抵抗で下蓋部(2a2)と形状記憶弾性体袋(2T)とが押し潰されて{同時に道糸を通す弾性体の管体も自在に変形する(図3BのK−K断面図・図3D)}、筒体中間部が横外方向に変形し、水の抵抗を受ける円盤部を形成し更に大きな水の抵抗を受ける円盤部となり(図3B)、逃げ回る速度にブレーキを掛け大型魚に係る負荷は大きくなり、魚を早く衰えさせ早く取り込むことが出来る(この時5・6は不要の場合がある)。
{筒体の浮き(2U)の下側にハリがある場合は魚が掛かり下方向に引っ張られると、2U本体の上に設けているしもり(5)が浮き止め(6)で止まり前記しもり(5)が2U本体の上蓋部(2a1)を下方向に引き下げようとするが下蓋部(2a2)部が受ける水の抵抗で上蓋部(2a1)と形状記憶弾性体袋(2T)とが押し潰される。(この時は5a・6aは不要)}
第四の発明は上記第一の発明から第三の発明は数点の部品を組み立てているのに対して
水の抵抗を受ける部分を浮き体と一体にし、一体成型加工を可能にした事を特徴とする、大型、中型魚を早く弱らせる抵抗体(浮子)で、上記浮き(3U)は中通し(図4A)にしても係止型(浮き下部を図4Aaにする)にする事も出来るし、樹脂を主材として成形加工出来るので使い方に制限はあるが低コスト品である。投げ竿で遠投の必要のない釣り場での使用するのには適していて、対象魚の種類に対応する物、釣り方法等に対応する物で大きさ、形状等が異なる色々な物が作れる。
筒体の浮き(2U)の下側にハリがある場合は、A図上下が逆になるように浮力部の位置を変えるひつようがあり、しもり(5)・浮き止め(6)も逆になるようにセットする。
第五の発明は上記第一の発明(1U)から第三の発明(2U)の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を、マグロを主幹魚とする大型魚のトローリング漁に適合する強度と形状にして設けた事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる抵抗体(浮子)で上記漁に適合する物は第一の発明(1U)と第二の発明(4U)であり、海中の幹縄部か、ハリス部に、船体部から針先方向に向かって順に浮き止め(6a)としもり(5a)付けて抵抗体(浮子)1Uか4Uを付ける構成で、上記抵抗体(浮子)は何れも海中で使用するので浮子の機能は無くてよく、魚が掛かると針先方向へ逃げるので、抵抗体(浮子)1Uの場合は図1(A)の上下を逆にして下部の開閉自在に保持する保持構造部(1X)の強度UPのため金属インサート成形樹脂又は金属と同等かそれ以上の強度の部材と弾性
体部材との混成にするか、厚さ、太さ等の形状を強度UPの方向に変更するかする改造が必要であり、
4Uの場合は図2(A)の上が船側にした中通しの浮き子体部にして前記図1(A)の浮き子体部の浮力は必要ないので管体でも良く前記浮き子の姿勢が幹縄部か、ハリス部に保持される形状で有れば良く、図1(A)で見る時骨体部と本体結合部(主にヒンジ部)の強度UPを上記1Uの場合に準じてする必要がある。
パラシュートに相当する部分は、スペースシャトルが地球に生還する時の着陸時にパラシュートでシャトルを止める事が出来るので機能面は十分であるが、シート体を含むパラシュートに相当する部分は材料の選定が重要である、例えば、パラシュートを開いた大径端部全周にPE(ポリエチレン ダイニーマ―)を使う事も1案である。
前記「浮き止め(6a)としもり(5a)付けて」と記載しているがハリスの先端から前記浮き子本体部を通す時にはハリスと幹縄部との結束部を浮き止め(6a)とし、しもり(5a)の代替品には、結束部の浮き子体部との緩衝玉になる発泡度の低い発泡ポリエチレンを使うのも1案である。
図5は前記浮き(1U・から4U)をサケ,マス,マグロ,カジキ,大型あじ,大型さば,等のトロール漁方法の一例図である、
この漁法は対象魚によっては、物干し竿の様な長さの竿を船の両側方向に突き出し2本仕掛けを上記船で引っ張りながら釣る釣り方もあるが、青森県近海のマグロの1本釣りでは、
1船で1本の仕掛けを出し、針にさんま,イカ等の生餌を付けて引っ張りながら釣る釣り方をする人が主流と聞いている。
この釣りでマグロが掛かると、掛かった船が合図の汽笛を鳴らす、この合図を聞いた他の船は、マグロが掛かった船が魚を船に取り込むまで、その船の邪魔をしない様に、釣り船の方向を変える、
この船のマグロが掛かってから、船に取り込むまでの時間を短くする事が出来れば、マグロが掛かった船を含め、他の船も生餌を引っ張りながら釣りをするTOTALの時間を長く出来る。
そこで図5で示している様に幹縄と針の間に本願発明の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子・この場合は比重を0.8から重くても.2.0程度)を、マグロの1本釣りに適応する強度の有るものにして、使用すればソナー(魚群探知機の最新の機器)で見て、魚がおるのにその場所で釣りが出来ないと言う時間を短く出来て釣果は向上する。
マグロの1本釣り以外の中型、大型魚にも同様に、本願発明の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を適用するのがよい。
図6は浮延縄漁法であり、サケ,マス,マグロ,カジキ,サメなどの大型魚に適用されるもので、幹縄糸には丈夫な縄糸等が用いられ、枝ス糸には丈夫なナイロンテグス等が用いられ枝ス糸の先端の針に餌を付け、1幹縄糸に数十本枝ス糸を付けて釣る釣法であるが、
この釣法にも図示例の様に本願発明の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を適用するのがよい。
1a、 浮き1Uの外郭体(外側)。
1as、 1aの開角端ストッパー(凸部)。
1b、 浮き1Uの外郭体(内側)。
1bs、 1bの開角端ストッパー(凸部)。
1c、 浮き1Uの本体部。
1ce、 1c下部に設けた弾性体の1a、1b、の抜け止め。
1cp、 1ceの下方向の曲り止め部。
1cs、 1c下部に設けた、1a、1b、の開角端ストッパー(凹部)。
1U、 外郭体開閉及び嵌め込み式で、中通しの、魚を弱らす力を持つ浮き。
1Dm、 外郭体の保持構造部(1X)の切り割溝
1Dr、 1a、1b、を1c、部に保持する、弾性体のリング。
1X、 外郭体(1a、1b)を開閉自在に保持する保持構造部。
2a−1、 2Uの外郭体の上部体。
2a−2、2U外郭体の下部体。
2b、 2U外郭体の外側に折れ曲がる中間部体。
2s、 道糸を通す弾性体の管体。
2t、 抵抗体(浮き)のトローリング時の針先方向のストッパー
2U、形状記憶弾性体袋を内蔵した、暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子)。
2T、 形状記憶弾性体袋。
3、 しもり。
3a、 水抵抗受け部と浮き体を一体にした本体。
3U、 水抵抗受け部と浮き体を一体にした暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子)
4, 浮き本体。
4a、 4Uの浮きの外郭体
4a−1、4aの骨体部、
4a−2、4aのシート体部、
4a−3、4a−1の水圧受け部、
4b、4Uの浮きの外郭体の閉止状態を保持する、弾性体の保持具
4c、4b保持具が外郭体から抜け、海中で4Uの浮きと繋ぐ掛着体、
4d、4a−1のヒンジ部、
4U、魚の引っ張る力で外郭体がパラシュウト状に開き魚を弱らす力を持つ浮き。
5、 しもり
5a、浮きの下部に付けるしもり。
6、 浮き止め
6a、浮きより下部に付ける5a(しもり)止めの機能の物で、例えばハリスの結束部で
も良い
7、 エダス止め
8a−8、エダス着脱自在具
8e、エダスの錘
10、道糸



大型・中型魚用の、暴れる力を、早く衰えさせるに、関する技術である。
大型・中型魚が針係りし、暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子)に、関する物に関する先行技術は本願発明者の「泳がせ釣り」に記載の浮子外郭体がパラシュウト状に開き前記パラシュウトが受ける水の抵抗により、魚を早く弱らせるものがあるのみである。
(下記特許文献1の物である)
特願2012−090806
すずき(はね)ぶり(はまち、)さわら、かんぱち,ひらめ、しまあじ、等の、沿岸回遊大型魚の、泳がせ釣法に、使用する浮き子で浮き本体に外郭体を設け魚が掛かり逃げ回ると、水の抵抗で外郭体がパラシュウト状に開き、魚を早く弱らせる構造に関する技術(例えば特許文献1)がある。
大型・中型魚が針係りし、暴れ回りそのため隣でつりしている人の仕掛けに絡むし、
又予想外の大物や魚の口以外に針係りした時など、竿を持っているのが耐え難くなるほどの力で暴れたりするケースが時々ある、この時の魚の暴れる力を
竿の弾性力以外で、上記力を受けられる釣り具を発明することが課題である。
第一の発明は浮き(1U)本体(1c)と上記浮き本体の外側に複数に分割した外郭体(1a、1b)を設け、上記浮き本体(1c)に外郭体(1a、1b)を嵌入する嵌入部を設け、嵌入し、かつ、上記外郭体(1a、1b)を開閉自在に保持する保持構造部(1X)を上記本体(1c)の下部に設けたことを特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせるを提供する。
上記第一の発明大型、中型魚を早く衰えさせるを使用することで、解決しようとする課題を解決した。
大型・中型魚が針係りし、暴れ回る力を分散し、魚を早く弱らせたため隣でつりしている人の仕掛け等に絡み難くなった。
予想外の大物や魚の口以外に針係りした時など、竿を持っているのが耐え難くなるほどの力で暴れたりするケースが時々あり、この時の魚の暴れる力を浮きの水の抵抗を受ける部分で数十%吸収出来、運が良ければ予想外の大物をゲット出来る。
大型・中型魚が針係りし、暴れ回り糸切れさせない為に、リールのドラッグを緩めたり、締めたりし、長時間魚とやり取りをしていると、道糸がナイロンの場合30m前後の道糸が伸びて使い物にならなくなり、1匹釣る度に伸びた部分を切って捨てていたが、この浮を採用することにより、暴れる力が分散されるので、切って捨てる必要が無くなるか又は数m捨てれば済む様になった。
この浮子は浮力を、浮子1個のトータルで1.0近辺に設定すれば、プロ漁師が釣る「まぐろ」・「かじきまぐろ」・の曳づり(トローリング)にも使える。
更に「まぐろ」を始めとする大型魚のはえ縄漁にも使用できる。
(A)浮き本体に外郭体を取り付けた図、 (B)魚が食いつき外郭体が開いた図、 (C)(A)のH−H断面図、 (D)(B)のH−H断面図、 (E)(A)のG−G断面図、 (A)浮き本体に外郭体を取り付けて海中に浮いている状態図。 (B)(C)のA矢視 (C)魚が食いつき外郭体がパラシュウト状に成っている図 (A)形状記憶弾性体袋を内蔵した、暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子) (B)魚が食いつき外郭体が上下に圧縮された図、 (C)(A)のJ−J断面図、 (D)(B)のK−K断面図 (A)浮き体と外郭体を一体にした浮き図、半断面図、 (Aa)3aの浮きを吊り下げタイプにする撚り戻し部を追加する図、
図面では水の抵抗を受ける部分を誇張して記載しているが、対象魚によっては、浮き本体より30〜40mm側方に突き出す程度でも効果は期待出来る。
加工工程が一番単純な図4が同じ生産数とした場合は安価に出来るが,機能面で、飛距離が出ないので、投げ竿で遠投しなくても良い場所での釣りには適している。
機能(操作)から見る時第一の発明の浮きが良く、又組み立て工数も少なくて、好ましくは、この浮きを採用すると良い。
図面に於けるそれぞれの寸法関係は、重要部分は拡大し、詳細が解り難いところは誇張している、また広範囲部分、又は本願発明で重要度の低い部分を、記載する時は縮小している、従って図面間及び図面内の寸法は比例していないし、実寸、縮尺寸法ではない。
又線間の間隔が狭い場合スキャンの段階で黒く太く1本の線に成り易いので、線間の間隔を広げたり、1本の線で書いていたりしている。
更に本願発明の根幹(主要)機構以外部に付いては、図面間で省略している部分もある。
第一の発明は浮き(1U)本体(1c・中通し)と上記浮き本体の外側面側に複数に分割した外郭体(1a、1b)を設け、上記浮き本体(1c)に外郭体(1a、1b)を嵌入する嵌入部を設け嵌入し、かつ、上記外郭体(1a、1b)を開閉自在に保持する保持構造部(1X)を上記本体(1c)の下部に設けた物で、
上記外郭体の保持構造部(1X)は、上部本体(1c)と、閉じている外郭体(1a、1b)との間から流入する水の抵抗力を、上記外郭体(1a、1b)が受けて上記外郭体(1a、1b)を外側に開らき、水の抵抗力が弱くなると上記外郭体嵌入部の上に設けた弾性体のリング(1Dr)及び外郭体を嵌入する嵌入部(1ce)の弾性復帰力により、開口している上記外郭体(1a、1b)を閉じる構造で、上記外郭体(1a、1b)を 開閉自在に保持する保持構造部(1X)である。
前記浮き(1U・中通し)の上記外郭体(1a、1b)が閉じて海中に浮いている状態(図1A)で、この状態で大型魚が釣り針に掛り早い速度で逃げ回ると、本体(1c)上部と、外郭体(1a、1b)との間から流入する水の抵抗力を、上記外郭体(1a、1b)が受けて上記外郭体(1a、1b)を外側に開らき(図1B)、上記開らいた外郭体が大型魚の逃げ回る速度にブレーキを掛ける働きをし、大型魚に係る負荷は大きくなり、魚を早く弱らせる働きをし、魚を早く取り込むことが出来る。
図1の説明をすると(A)は外郭体(1a、1b)が閉じて海(海中)に浮いている状態(図1A)で、上記外郭体は外側(1a)と内側(1b)に(EのG−G断面図)円形で配置され、上記外郭体(1a、1b)の下部は上記外郭体の保持構造部(1X)の切り
割溝(1Dm)が入った円形嵌入溝に交互(1a、1b、1a、1bの様に)に並べて嵌入出来る形状にして嵌入している。
{嵌入した図は(C).のH−H断面図)}
図1(B)は魚が掛かり外郭体(1a、1b)を開いている状態図、(D)は(B).のH−H断面図で、水の抵抗力で外郭体(1a、1b)が切り割溝(1Dm)の入った円形嵌入溝の、溝の外縁部(1Ce)を押し広げ、上記溝の外縁部下に設けられている上記外縁部の曲り止め(1Cp)と1a、1bの開角端ストッパー(1as、1bs及び1cs)
で、開口角度を保持する図1(D)、
上記外郭体を押し広げる水の抵抗力が弱く成ると、上記弾性体のリング(1Dr)の弾性復帰力で上記外郭体(1a、1b)を閉じ図1(A)の状態になる。
本願発明の実施例に記載の物は一例として例示している物では、円形で例示記載しているが、魚が掛かりその魚の逃げ回る力を弱くする機能を有する構造であれば、四角、六角、楕円等々の形状や機構が違っても本願発明に含む。
又外郭体は交互に2枚で記載しているが、複数枚で配列や分割された外郭体どうしの大きさが変わった物でも、外郭体間に間隙があるものでも良く本願発明に含む。
図2は浮き(4U)であって、前記浮き(4U)本体に、本体を覆う外郭体(4a)を設け、前記外郭体(4a)には、複数に分割された骨体部(4a−1)とシート体部(4a−2)を設け、前記骨体部(4a−1)に水圧受け部(4a−3)とヒンジ部(4d)を設け、更に前記外郭体(4a)を閉じた状態を保持する弾性体の保持具(4b)と前記保持具(4b)の掛着体(4c)を設け、前記外郭体(4a)と前記浮き(4U)本体を、前記外郭体(4a)が開閉可能に固着したことを特徴とする、浮き(4U)であって。
図2−Aは、前記浮きが海中に浮いている状態で、浮き(4U)本体に、開けば下方向に略パラシュート状となり、閉じれば下方向きに略チュウリップ状となる、浮き(4U)本体を覆う外郭体(4a)を設け、前記浮き(4)を覆う外郭体(4a)を設けたことを特徴とする、浮き(4U)・(図2)であって、
前記外郭体(4a)は閉じている時表面を形成している複数に分割した外郭体本体(4a)をヒンジ部(4d)で開閉可能にし、複数に分割した外郭体骨体部(4a−1)と骨体部(4a−1)と間を、折りたたみ可能なシート体(4a−2)をつなぎあわせ固着して設けた構造であり、
前記浮き(4U)が、下向きに略チュウリップ状となっている時(図2A)が、海中に浮いている状態でこの状態で、大型魚が釣り針に掛り早い速度で逃げ回ると、外郭体(4a)の下部に設けた水圧受け部(4a−3)が受ける水圧で、前記水圧受け部(4a−3)の上部に設けた弾性体の保持具(4b)が伸びて浮きのトップ部を抜け海中で前記弾性体(4b)と繋がっている掛着体(4c)が水中で繋がり、外郭体は略パラシュート状となり(図2C)、大型魚の逃げ回る速度にブレーキを掛ける力が生じ大型魚を早く弱らせる働きをす浮き(4U
図3の浮き(2U)は上下の蓋部(2a−1、2a−2)と前記上下蓋部間の筒体外郭部(2b)と前記筒体外郭部の中に内蔵されている形状記憶弾性体袋(2T)(形状記憶弾性体袋は外部から力が加わらない状態での形状を元の形状として、何れかの方向から力が加わると、その力に呼応する形に変形し、前記何れかの方向から力が掛らなくなると元の形状になる袋体}とで構成されており、
上記筒体外郭部(2b)は複数の上下方向の切割溝で分割され、上下の蓋部(2a−1、2a−2)に繋がっており、かつ、上下の蓋部の接続部に左右方向の谷折れ線を、更に溝で分割された筒体外郭部(2b)に少なくとも1か所、左右方向の山折れ線を設けており、
上記筒体外郭部の中に内蔵されている形状記憶弾性体袋(2T)には、概中心部上下方向に貫通した道糸を通す弾性体の管体(2s)を設けているもので、
{上記浮き(2U)は筒体で記載しているが、形状記憶弾性体袋(2T)を内蔵するものであり、魚の引っ張る力で水の抵抗を受ける抵抗盤(板)部を形成する物なら、フットボール型でも瓢箪型でも良く形状には拘らない。}
更に形状記憶弾性体袋(2T)の中に液体を封入することで、錘を付加しなくても比重を1.0前後にすることが出来る。
図3の説明をすると(A)は筒体の浮き(2U)の、上下の蓋部(2a−1、2a−2)と前記上下蓋部間の筒体外郭部(2b)と、上記筒体に内蔵されている、形状記憶弾性体袋(2T)が元の形状で海(海中)に浮いている(図3A・錘等を2a2側の蓋部に付けて縦に浮いている・{(図3C)は図1AのJ−J断面図}状態で、上記筒体外郭部(2b)は複数の上下方向の切割溝で分割され、上下の蓋部(2a−1、2a−2)に繋がっており、上蓋部(2a1)より上に枝ハリスがある場合は魚が掛かり上方向に引っ張られると、2U本体の下に設けているしもり(5a)が、しもり止め(6a)で止まり、前記しもり(5a)が2U本体の下蓋部(2a2)を上方向に押し上げようとするが上蓋部(2a1)部が受ける水の抵抗で下蓋部(2a2)と形状記憶弾性体袋(2T)とが押し潰されて{同時に道糸を通す弾性体の管体も自在に変形する(図3BのK−K断面図・図3D)}、筒体中間部が横外方向に変形し、水の抵抗を受ける円盤部を形成し更に大きな水の抵抗を受ける円盤部となり(図3B)、逃げ回る速度にブレーキを掛け大型魚に係る負荷は大きくなり、魚を早く衰えさせ早く取り込むことが出来る(この時5・6は不要の場合がある)。
{筒体の浮き(2U)の下側にハリがある場合は魚が掛かり下方向に引っ張られると、2U本体の上に設けているしもり(5)が浮き止め(6)で止まり前記しもり(5)が2U本体の上蓋部(2a1)を下方向に引き下げようとするが下蓋部(2a2)部が受ける水の抵抗で上蓋部(2a1)と形状記憶弾性体袋(2T)とが押し潰される。(この時は5a・6aは不要)}
図4の浮き(3U)は水の抵抗を受ける部分を浮き体と一体にし、一体成型加工を可能にした事を特徴とする、大型、中型魚を早く弱らせる抵抗体(浮子)で、上記浮き(3U)は中通し(図4A)にしても係止型(浮き下部を図4Aaにする)にする事も出来るし、樹脂を主材として成形加工出来るので使い方に制限はあるが低コスト品である。投げ竿で遠投の必要のない釣り場での使用するのには適していて、対象魚の種類に対応する物、釣り方法等に対応する物で大きさ、形状等が異なる色々な物が作れる。
筒体の浮き(U)の下側にハリがある場合は、A図上下が逆になるように浮力部の位置を変えるひつようがあり、しもり(5)・浮き止め(6)も逆になるようにセットする。
図5は上記第一の発明(1Uの大型、中型魚を早く衰えさせを、マグロを主幹魚とする大型魚のトローリング漁に適合する強度と形状にして設けた事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる抵抗体(浮子)で上記漁に適合する物は第一の発明(1Uであり、海中の幹縄部か、ハリス部に、船体部から針先方向に向かって順に浮き止め(6a)としもり(5a)付けて抵抗体(浮子)1を付ける構成で、上記抵抗体(浮子)は何れも海中で使用するので浮子の機能は無くてよく、魚が掛かると針先方向へ逃げるので、抵抗体(浮子)1Uの場合は図1(A)の上下を逆にして下部の開閉自在に保持する保持構造部(1X)の強度UPのため金属インサート成形樹脂又は金属と同等かそれ以上の強度の部材と弾性体部材との混成にするか、厚さ、太さ等の形状を強度UPの方向に変更するかする改造が必要であり、
4Uの場合は図2(A)の上が船側にした中通しの浮き子体部にして前記図1(A)の浮き子体部の浮力は必要ないので管体でも良く前記浮き子の姿勢が幹縄部か、ハリス部に保持される形状で有れば良く、図1(A)で見る時骨体部と本体結合部(主にヒンジ部)の強度UPを上記1Uの場合に準じてする必要がある。
パラシュートに相当する部分は、スペースシャトルが地球に生還する時の着陸時にパラシュートでシャトルを止める事が出来るので機能面は十分であるが、シート体を含むパラシュートに相当する部分は材料の選定が重要である、例えば、パラシュートを開いた大径端部全周にPE(ポリエチレン ダイニーマ―)を使う事も1案である。
前記「浮き止め(6a)としもり(5a)付けて」と記載しているがハリスの先端から前記浮き子本体部を通す時にはハリスと幹縄部との結束部を浮き止め(6a)とし、しもり(5a)の代替品には、結束部の浮き子体部との緩衝玉になる発泡度の低い発泡ポリエチレンを使うのも1案である。
図5は前記浮き(1U・から4U)をサケ,マス,マグロ,カジキ,大型あじ,大型さば,等のトロール漁方法の一例図である、
この漁法は対象魚によっては、物干し竿の様な長さの竿を船の両側方向に突き出し2本仕掛けを上記船で引っ張りながら釣る釣り方もあるが、青森県近海のマグロの1本釣りでは、
1船で1本の仕掛けを出し、針にさんま,イカ等の生餌を付けて引っ張りながら釣る釣り方をする人が主流と聞いている。
この釣りでマグロが掛かると、掛かった船が合図の汽笛を鳴らす、この合図を聞いた他の船は、マグロが掛かった船が魚を船に取り込むまで、その船の邪魔をしない様に、釣り船の方向を変える、
この船のマグロが掛かってから、船に取り込むまでの時間を短くする事が出来れば、マグロが掛かった船を含め、他の船も生餌を引っ張りながら釣りをするTOTALの時間を長く出来る。
そこで図5で示している様に幹縄と針の間に本願発明の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子・この場合は比重を0.8から重くても.2.0程度)を、マグロの1本釣りに適応する強度の有るものにして、使用すればソナー(魚群探知機の最新の機器)で見て、魚がおるのにその場所で釣りが出来ないと言う時間を短く出来て釣果は向上する。
マグロの1本釣り以外の中型、大型魚にも同様に、本願発明の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を適用するのがよい。
図6は浮延縄漁法であり、サケ,マス,マグロ,カジキ,サメなどの大型魚に適用されるもので、幹縄糸には丈夫な縄糸等が用いられ、枝ス糸には丈夫なナイロンテグス等が用いられ枝ス糸の先端の針に餌を付け、1幹縄糸に数十本枝ス糸を付けて釣る釣法であるが、
この釣法にも図示例の様に本願発明の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を適用するのがよい。
1a、 浮き1Uの外郭体(外側)。
1as、 1aの開角端ストッパー(凸部)。
1b、 浮き1Uの外郭体(内側)。
1bs、 1bの開角端ストッパー(凸部)。
1c、 浮き1Uの本体部。
1ce、 1c下部に設けた弾性体の1a、1b、の抜け止め。
1cp、 1ceの下方向の曲り止め部。
1cs、 1c下部に設けた、1a、1b、の開角端ストッパー(凹部)。
1U、 外郭体開閉及び嵌め込み式で、中通しの、魚を弱らす力を持つ浮き。
1Dm、 外郭体の保持構造部(1X)の切り割溝
1Dr、 1a、1b、を1c、部に保持する、弾性体のリング。
1X、 外郭体(1a、1b)を開閉自在に保持する保持構造部。
2a−1、 2Uの外郭体の上部体。
2a−2、2U外郭体の下部体。
2b、 2U外郭体の外側に折れ曲がる中間部体。
2s、 道糸を通す弾性体の管体。
2t、 抵抗体(浮き)のトローリング時の針先方向のストッパー
2U、形状記憶弾性体袋を内蔵した、暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子)。
2T、 形状記憶弾性体袋。
3、 しもり。
3a、 水抵抗受け部と浮き体を一体にした本体。
3U、 水抵抗受け部と浮き体を一体にした暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子)
4, 浮き本体。
4a、 4Uの浮きの外郭体
4a−1、4aの骨体部、
4a−2、4aのシート体部、
4a−3、4a−1の水圧受け部、
4b、4Uの浮きの外郭体の閉止状態を保持する、弾性体の保持具
4c、4b保持具が外郭体から抜け、海中で4Uの浮きと繋ぐ掛着体、
4d、4a−1のヒンジ部、
4U、魚の引っ張る力で外郭体がパラシュウト状に開き魚を弱らす力を持つ浮き。
5、 しもり
5a、浮きの下部に付けるしもり。
6、 浮き止め
6a、浮きより下部に付ける5a(しもり)止めの機能の物で、例えばハリスの結束部で
も良い
7、 エダス止め
8a−8、エダス着脱自在具
8e、エダスの錘
10、道糸

大型・中型魚用の、暴れる力を、早く衰えさせるに、関する技術である。
大型・中型魚が針係りし、暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子)に、関する物に関する先行技術は本願発明者の「泳がせ釣り」に記載の浮子外郭体がパラシュウト状に開き前記パラシュウトが受ける水の抵抗により、魚を早く弱らせるものがあるのみである。
(下記特許文献1の物である)
特願2012−090806
すずき(はね)ぶり(はまち、)さわら、かんぱち,ひらめ、しまあじ、等の、沿岸回遊大型魚の、泳がせ釣法に、使用する浮き子で浮き本体に外郭体を設け魚が掛かり逃げ回ると、水の抵抗で外郭体がパラシュウト状に開き、魚を早く弱らせる構造に関する技術(例えば特許文献1)がある。
大型・中型魚が針係りし、暴れ回りそのため隣でつりしている人の仕掛けに絡むし、
又予想外の大物や魚の口以外に針係りした時など、竿を持っているのが耐え難くなるほどの力で暴れたりするケースが時々ある、この時の魚の暴れる力を
竿の弾性力以外で、上記力を受けられる釣り具を発明することが課題である。
第一の発明は浮き(1U)本体(1c)と上記浮き本体の外側に複数に分割した外郭体(1a、1b)を設け、上記浮き本体(1c)に外郭体(1a、1b)を嵌入する嵌入部を設け、嵌入し、かつ、上記外郭体(1a、1b)を開閉自在に保持する保持構造部(1X)を上記本体(1c)の下部に設けたことを特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせるを提供する。
上記第一の発明大型、中型魚を早く衰えさせるを使用することで、解決しようとする課題を解決した。
大型・中型魚が針係りし、暴れ回る力を分散し、魚を早く弱らせたため隣でつりしている人の仕掛け等に絡み難くなった。
予想外の大物や魚の口以外に針係りした時など、竿を持っているのが耐え難くなるほどの力で暴れたりするケースが時々あり、この時の魚の暴れる力を浮きの水の抵抗を受ける部分で数十%吸収出来、運が良ければ予想外の大物をゲット出来る。
大型・中型魚が針係りし、暴れ回り糸切れさせない為に、リールのドラッグを緩めたり、締めたりし、長時間魚とやり取りをしていると、道糸がナイロンの場合30m前後の道糸が伸びて使い物にならなくなり、1匹釣る度に伸びた部分を切って捨てていたが、この浮を採用することにより、暴れる力が分散されるので、切って捨てる必要が無くなるか又は数m捨てれば済む様になった。
この浮子は浮力を、浮子1個のトータルで1.0近辺に設定すれば、プロ漁師が釣る「まぐろ」・「かじきまぐろ」・の曳づり(トローリング)にも使える。
更に「まぐろ」を始めとする大型魚のはえ縄漁にも使用できる。
(A)浮き本体に外郭体を取り付けた図、 (B)魚が食いつき外郭体が開いた図、 (C)(A)のH−H断面図、 (D)(B)のH−H断面図、 (E)(A)のG−G断面図、 (A)浮き本体に外郭体を取り付けて海中に浮いている状態図。 (B)(C)のA矢視 (C)魚が食いつき外郭体がパラシュウト状に成っている図 (A)形状記憶弾性体袋を内蔵した、暴れる力を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子) (B)魚が食いつき外郭体が上下に圧縮された図、 (C)(A)のJ−J断面図、 (D)(B)のK−K断面図 (A)浮き体と外郭体を一体にした浮き図、半断面図、 (Aa)3aの浮き体を吊り下げタイプにする撚り戻し部を追加する図、 曳縄釣り(トローリング)での本願発明品使用の概略の一例図。 浮延縄漁法での本願発明品使用の概略の一例図。
図面では水の抵抗を受ける部分を誇張して記載しているが、対象魚によっては、浮き本体より30〜40mm側方に突き出す程度でも効果は期待出来る。
加工工程が一番単純な図4が同じ生産数とした場合は安価に出来るが,機能面で、飛距離が出ないので、投げ竿で遠投しなくても良い場所での釣りには適している。
機能(操作)から見る時第一の発明の浮きが良く、又組み立て工数も少なくて、好ましくは、この浮きを採用すると良い。
図面に於けるそれぞれの寸法関係は、重要部分は拡大し、詳細が解り難いところは誇張している、また広範囲部分、又は本願発明で重要度の低い部分を、記載する時は縮小している、従って図面間及び図面内の寸法は比例していないし、実寸、縮尺寸法ではない。
又線間の間隔が狭い場合スキャンの段階で黒く太く1本の線に成り易いので、線間の間隔を広げたり、1本の線で書いていたりしている。
更に本願発明の根幹(主要)機構以外部に付いては、図面間で省略している部分もある。
第一の発明は浮き(1U)本体(1c・中通し)と上記浮き本体の外側面側に複数に分割した外郭体(1a、1b)を設け、上記浮き本体(1c)に外郭体(1a、1b)を嵌入する嵌入部を設け嵌入し、かつ、上記外郭体(1a、1b)を開閉自在に保持する保持構造部(1X)を上記本体(1c)の下部に設けた物で、
上記外郭体の保持構造部(1X)は、上部本体(1c)と、閉じている外郭体(1a、1b)との間から流入する水の抵抗力を、上記外郭体(1a、1b)が受けて上記外郭体(1a、1b)を外側に開らき、水の抵抗力が弱くなると上記外郭体嵌入部の上に設けた弾性体のリング(1Dr)及び外郭体を嵌入する嵌入部(1ce)の弾性復帰力により、開口している上記外郭体(1a、1b)を閉じる構造で、上記外郭体(1a、1b)を 開閉自在に保持する保持構造部(1X)である。
前記浮き(1U・中通し)の上記外郭体(1a、1b)が閉じて海中に浮いている状態(図1A)で、この状態で大型魚が釣り針に掛り早い速度で逃げ回ると、本体(1c)上部と、外郭体(1a、1b)との間から流入する水の抵抗力を、上記外郭体(1a、1b)が受けて上記外郭体(1a、1b)を外側に開らき(図1B)、上記開らいた外郭体が大型魚の逃げ回る速度にブレーキを掛ける働きをし、大型魚に係る負荷は大きくなり、魚を早く弱らせる働きをし、魚を早く取り込むことが出来る。
図1の説明をすると(A)は外郭体(1a、1b)が閉じて海(海中)に浮いている状態(図1A)で、上記外郭体は外側(1a)と内側(1b)に(EのG−G断面図)円形で配置され、上記外郭体(1a、1b)の下部は上記外郭体の保持構造部(1X)の切り
割溝(1Dm)が入った円形嵌入溝に交互(1a、1b、1a、1bの様に)に並べて嵌入出来る形状にして嵌入している。
{嵌入した図は(C).のH−H断面図)}
図1(B)は魚が掛かり外郭体(1a、1b)を開いている状態図、(D)は(B).のH−H断面図で、水の抵抗力で外郭体(1a、1b)が切り割溝(1Dm)の入った円形嵌入溝の、溝の外縁部(1Ce)を押し広げ、上記溝の外縁部下に設けられている上記外縁部の曲り止め(1Cp)と1a、1bの開角端ストッパー(1as、1bs及び1cs)
で、開口角度を保持する図1(D)、
上記外郭体を押し広げる水の抵抗力が弱く成ると、上記弾性体のリング(1Dr)の弾性復帰力で上記外郭体(1a、1b)を閉じ図1(A)の状態になる。
本願発明の実施例に記載の物は一例として例示している物で、水の抵抗体(浮き)は、円形で例示記載しているが、魚が掛かりその魚の逃げ回る力を弱くする機能を有する構造であれば、四角、六角、楕円等々の形状や機構が違っても本願発明に含む。
又外郭体は交互に2枚で記載しているが、複数枚で配列や分割された外郭体どうしの大きさが変わった物でも、外郭体間に間隙があるものでも良く本願発明に含む。
図2は浮き(4U)であって、前記浮き(4U)本体に、本体を覆う外郭体(4a)を設け、前記外郭体(4a)には、複数に分割された骨体部(4a−1)とシート体部(4a−2)を設け、前記骨体部(4a−1)に水圧受け部(4a−3)とヒンジ部(4d)を設け、更に前記外郭体(4a)を閉じた状態を保持する弾性体の保持具(4b)と前記保持具(4b)の掛着体(4c)を設け、前記外郭体(4a)と前記浮き(4U)本体を、前記外郭体(4a)が開閉可能に固着したことを特徴とする、浮き(4U)であって。
図2−Aは、前記浮きが海中に浮いている状態で、浮き(4U)本体に、開けば下方向に略パラシュート状となり、閉じれば下方向きに略チュウリップ状となる、浮き(4U)本体を覆う外郭体(4a)を設け、前記浮き(4)を覆う外郭体(4a)を設けたことを特徴とする、浮き(4U)・(図2)であって、
前記外郭体(4a)は閉じている時表面を形成している複数に分割した外郭体本体(4a)をヒンジ部(4d)で開閉可能にし、複数に分割した外郭体骨体部(4a−1)と骨体部(4a−1)と間を、折りたたみ可能なシート体(4a−2)をつなぎあわせ固着して設けた構造であり、
前記浮き(4U)が、下向きに略チュウリップ状となっている時(図2A)が、海中に浮いている状態でこの状態で、大型魚が釣り針に掛り早い速度で逃げ回ると、外郭体(4a)の下部に設けた水圧受け部(4a−3)が受ける水圧で、前記水圧受け部(4a−3)の上部に設けた弾性体の保持具(4b)が伸びて浮きのトップ部を抜け海中で前記弾性体(4b)と繋がっている掛着体(4c)が水中で繋がり、外郭体は略パラシュート状となり(図2C)、大型魚の逃げ回る速度にブレーキを掛ける力が生じ大型魚を早く弱らせる働きをす浮き(4U
図3の浮き(2U)は上下の蓋部(2a−1、2a−2)と前記上下蓋部間の筒体外郭部(2b)と前記筒体外郭部の中に内蔵されている形状記憶弾性体袋(2T)(形状記憶弾性体袋は外部から力が加わらない状態での形状を元の形状として、何れかの方向から力が加わると、その力に呼応する形に変形し、前記何れかの方向から力が掛らなくなると元の形状になる袋体}とで構成されており、
上記筒体外郭部(2b)は複数の上下方向の切割溝で分割され、上下の蓋部(2a−1、2a−2)に繋がっており、かつ、上下の蓋部の接続部に左右方向の谷折れ線を、更に溝で分割された筒体外郭部(2b)に少なくとも1か所、左右方向の山折れ線を設けており、
上記筒体外郭部の中に内蔵されている形状記憶弾性体袋(2T)には、概中心部上下方向に貫通した道糸を通す弾性体の管体(2s)を設けているもので、
{上記浮き(2U)は筒体で記載しているが、形状記憶弾性体袋(2T)を内蔵するものであり、魚の引っ張る力で水の抵抗を受ける抵抗盤(板)部を形成する物なら、フットボール型でも瓢箪型でも良く形状には拘らない。}
更に形状記憶弾性体袋(2T)の中に液体を封入することで、錘を付加しなくても比重を1.0前後にすることが出来る。
図3の説明をすると(A)は筒体の浮き(2U)の、上下の蓋部(2a−1、2a−2)と前記上下蓋部間の筒体外郭部(2b)と、上記筒体に内蔵されている、形状記憶弾性体袋(2T)が元の形状で海(海中)に浮いている(図3A・錘等を2a2側の蓋部に付けて縦に浮いている・{(図3C)は図1AのJ−J断面図}状態で、上記筒体外郭部(2b)は複数の上下方向の切割溝で分割され、上下の蓋部(2a−1、2a−2)に繋がっており、上蓋部(2a1)より上に枝ハリスがある場合は魚が掛かり上方向に引っ張られると、2U本体の下に設けているしもり(5a)が、しもり止め(6a)で止まり、前記しもり(5a)が2U本体の下蓋部(2a2)を上方向に押し上げようとするが上蓋部(2a1)部が受ける水の抵抗で下蓋部(2a2)と形状記憶弾性体袋(2T)とが押し潰されて{同時に道糸を通す弾性体の管体も自在に変形する(図3BのK−K断面図・図3D)}、筒体中間部が横外方向に変形し、水の抵抗を受ける円盤部を形成し更に大きな水の抵抗を受ける円盤部となり(図3B)、逃げ回る速度にブレーキを掛け大型魚に係る負荷は大きくなり、魚を早く衰えさせ早く取り込むことが出来る(この時5・6は不要の場合がある)。
{筒体の浮き(2U)の下側にハリがある場合は魚が掛かり下方向に引っ張られると、2U本体の上に設けているしもり(5)が浮き止め(6)で止まり前記しもり(5)が2U本体の上蓋部(2a1)を下方向に引き下げようとするが下蓋部(2a2)部が受ける水の抵抗で上蓋部(2a1)と形状記憶弾性体袋(2T)とが押し潰される。(この時は5a・6aは不要)}
図4の浮き(3U)は水の抵抗を受ける部分を浮き体と一体にし、一体成型加工を可能にした事を特徴とする、大型、中型魚を早く弱らせる抵抗体(浮子)で、上記浮き(3U)は中通し(図4A)にしても係止型(浮き下部を図4Aaにする)にする事も出来るし、樹脂を主材として成形加工出来るので使い方に制限はあるが低コスト品である。投げ竿で遠投の必要のない釣り場での使用するのには適していて、対象魚の種類に対応する物、釣り方法等に対応する物で大きさ、形状等が異なる色々な物が作れる。
筒体の浮き(U)の下側にハリがある場合は、A図上下が逆になるように浮力部の位置を変えるひつようがあり、しもり(5)・浮き止め(6)も逆になるようにセットする。
図5は上記第一の発明(1Uの大型、中型魚を早く衰えさせを、マグロを主幹魚とする大型魚のトローリング漁に適合する強度と形状にして設けた事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる抵抗体(浮子)で上記漁に適合する物は第一の発明(1Uであり、海中の幹縄部か、ハリス部に、船体部から針先方向に向かって順に浮き止め(6a)としもり(5a)付けて抵抗体(浮子)1を付ける構成で、上記抵抗体(浮子)は何れも海中で使用するので浮子の機能は無くてよく、魚が掛かると針先方向へ逃げるので、抵抗体(浮子)1Uの場合は図1(A)の上下を逆にして下部の開閉自在に保持する保持構造部(1X)の強度UPのため金属インサート成形樹脂又は金属と同等かそれ以上の強度の部材と弾性体部材との混成にするか、厚さ、太さ等の形状を強度UPの方向に変更するかする改造が必要であり、
4Uの場合は図2(A)の上が船側にした中通しの浮き子体部にして前記図1(A)の浮き子体部の浮力は必要ないので管体でも良く前記浮き子の姿勢が幹縄部か、ハリス部に保持される形状で有れば良く、図1(A)で見る時骨体部と本体結合部(主にヒンジ部)の強度UPを上記1Uの場合に準じてする必要がある。
パラシュートに相当する部分は、スペースシャトルが地球に生還する時の着陸時にパラシュートでシャトルを止める事が出来るので機能面は十分であるが、シート体を含むパラシュートに相当する部分は材料の選定が重要である、例えば、パラシュートを開いた大径端部全周にPE(ポリエチレン ダイニーマ―)を使う事も1案である。
前記「浮き止め(6a)としもり(5a)付けて」と記載しているがハリスの先端から前記浮き子本体部を通す時にはハリスと幹縄部との結束部を浮き止め(6a)とし、しもり(5a)の代替品には、結束部の浮き子体部との緩衝玉になる発泡度の低い発泡ポリエチレンを使うのも1案である。
図5は前記浮き(1U・から4U)をサケ,マス,マグロ,カジキ,大型あじ,大型さば,等のトロール漁方法の一例図である、
この漁法は対象魚によっては、物干し竿の様な長さの竿を船の両側方向に突き出し2本仕掛けを上記船で引っ張りながら釣る釣り方もあるが、青森県近海のマグロの1本釣りでは、
1船で1本の仕掛けを出し、針にさんま,イカ等の生餌を付けて引っ張りながら釣る釣り方をする人が主流と聞いている。
この釣りでマグロが掛かると、掛かった船が合図の汽笛を鳴らす、この合図を聞いた他の船は、マグロが掛かった船が魚を船に取り込むまで、その船の邪魔をしない様に、釣り船の方向を変える、
この船のマグロが掛かってから、船に取り込むまでの時間を短くする事が出来れば、マグロが掛かった船を含め、他の船も生餌を引っ張りながら釣りをするTOTALの時間を長く出来る。
そこで図5で示している様に幹縄と針の間に本願発明の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子・この場合は比重を0.8から重くても.2.0程度)を、マグロの1本釣りに適応する強度の有るものにして、使用すればソナー(魚群探知機の最新の機器)で見て、魚がおるのにその場所で釣りが出来ないと言う時間を短く出来て釣果は向上する。
マグロの1本釣り以外の中型、大型魚にも同様に、本願発明の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を適用するのがよい。
図6は浮延縄漁法であり、サケ,マス,マグロ,カジキ,サメなどの大型魚に適用されるもので、幹縄糸には丈夫な縄糸等が用いられ、枝ス糸には丈夫なナイロンテグス等が用いられ枝ス糸の先端の針に餌を付け、1幹縄糸に数十本枝ス糸を付けて釣る釣法であるが、
この釣法にも図示例の様に本願発明の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を適用するのがよい。
1a、 浮き1Uの外郭体(外側)。
1as、 1aの開角端ストッパー(凸部)。
1b、 浮き1Uの外郭体(内側)。
1bs、 1bの開角端ストッパー(凸部)。
1c、 浮き1Uの本体部。
1ce、 1c下部に設けた弾性体の1a、1b、の抜け止め。
1cp、 1ceの下方向の曲り止め部。
1cs、 1c下部に設けた、1a、1b、の開角端ストッパー(凹部)。
1U、 外郭体開閉及び嵌め込み式で、中通しの、魚を弱らす力を持つ浮き。
1Dm、 外郭体の保持構造部(1X)の切り割溝
1Dr、 1a、1b、を1c、部に保持する、弾性体のリング。
1X、 外郭体(1a、1b)を開閉自在に保持する保持構造部。
2a−1、 2Uの外郭体の上部体。
2a−2、2U外郭体の下部体。
2b、 2U外郭体の外側に折れ曲がる中間部体。
2s、 道糸を通す弾性体の管体。
2t、 浮のトローリング時の針先方向のストッパー
2U、形状記憶弾性体袋を内蔵した、暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子)。
2T、 形状記憶弾性体袋。
3、 しもり。
3a、 水抵抗受け部と浮き体を一体にした本体。
3U、 水抵抗受け部と浮き体を一体にした暴れる力を早く衰えさせる釣り具(浮子)
4, 浮き本体。
4a、 4Uの浮きの外郭体
4a−1、4aの骨体部、
4a−2、4aのシート体部、
4a−3、4a−1の水圧受け部、
4b、4Uの浮きの外郭体の閉止状態を保持する、弾性体の保持具
4c、4b保持具が外郭体から抜け、海中で4Uの浮きと繋ぐ掛着体、
4d、4a−1のヒンジ部、
4U、魚の引っ張る力で外郭体がパラシュウト状に開き魚を弱らす力を持つ浮き。
5、 しもり
5a、浮きの下部に付けるしもり。
6、 浮き止め
6a、浮きより下部に付ける5a(しもり)止めの機能の物で、例えばハリスの結束部で
も良い
7、 エダス止め
8a−8、エダス着脱自在具
8e、エダスの錘
10、道糸

Claims (5)

  1. 浮き本体と上記浮き本体の外側に複数に分割した外郭体を設け、上記浮き本体に外郭体を嵌入する嵌入部を設け、嵌入し、かつ、上記外郭体を開閉自在に保持する保持構造部を上記本体の下部に設けたことを特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)。
  2. 浮子が、浮子本体と上記浮子本体を覆う外郭体とを備えたものであり、上記外郭体には複数に分割された骨体部とシート体部が設けられて、上記骨体部には水圧受け部とヒンジ部とが設けられているとともに、上記外郭体を閉じた状態を保持する弾性体の保持具と上記保持具の掛着体が設けられ、上記外郭体を、上記浮子本体に開閉可能に固着している事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)。
  3. 浮きは上下の蓋をした弾性体の筒体外郭部と前記筒体外郭部の中に内蔵されている形状記憶弾性体袋とで構成されており、
    上記筒体外郭部は複数の上下方向の中割れ溝で分割され、上下の蓋部に繋がっており、魚が掛かり上方向もしくは下方向に引っ張られると、前記筒体と、内蔵されている形状記憶弾性体袋とが水の抵抗で押し潰されて、筒体中間部が横大径方向に変形し、水の抵抗を受ける円盤部を形成する事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)。
  4. 上記請求項1から請求項3の、水の抵抗を受ける部分を浮き体と一体にし、一体成型加工を可能にした事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる抵抗体(浮子)。
  5. 上記請求項1から請求項4の大型、中型魚を早く衰えさせる水の抵抗体(浮子)を、マグロを主幹魚とする大型魚のトローリング漁に適合する強度と形状にして設ける事を特徴とする、大型、中型魚を早く衰えさせる抵抗体(浮子)。


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