JP2018061498A - 釣り用ウキ - Google Patents

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Abstract

【課題】 道糸を張りながらの釣りや聞き合わせをやる時に、釣糸の波によるたわみ(緩み)を消す(小さく)ことで魚の小さなアタリも取れ、道糸の張り具合の調整を浮力体に対して、リリアンと水中ウキの位置と動きを目で見て確認しながら出来るようにした釣り用ウキを提供すること。【解決手段】 浮力体と釣糸装着部とを柔軟性紐状部材により接続し、前記柔軟性紐状部材に、その柔軟性紐状部材の長さ方向へ移動自在に水中ウキを挿通し設けた釣り用ウキとした。【選択図】図1

Description

本発明はウキ釣りに使用されるウキに関する。
従来のウキ釣りの仕掛けとして、ウキとその下の水中に水中ウキを取り付けた仕掛けが知られている。これは道糸の先端部、又はハリスに魚のアタリを確認するウキと、水中の潮の流れをとらえて撒き餌と水面に浮いているウキの、風による風下へのズレを防止するための水中ウキを道糸の先端部、又はハリスに所定の間隔を開けて順次取り付けたものである。
又、浮力体の下部に強靭な脚部を設けて、前記、脚部にゆるめに挿通させた水中ウキを設けて、その水中ウキの抜けを阻止する係止部を設けた事を特徴とするウキが考案されている。
実開平01−146869
近年ウキ釣りで特に海釣りの人気の対照魚、グレ釣りでは1度に付け餌をもって行かないアタリも多く、特にウキの残存浮力を極力なくした0浮力に近い設定で、ウキから下の仕掛けには重たい錘は使わない時、つまり高感度重視の仕掛けで道糸を張らずに流していると、魚が釣針に付けた付け餌を一度に持ち込まない、反転して走らない、ウキは水面下にゆっくりと入って止まるアタリが多くなる。
逆に余分な浮力を残し過ぎたウキでは、魚が付け餌を引き込む際に違和感をかんじて付け餌を放してしまい、上記の様なウキが水面下にゆっくりと入って止まるアタリは少ない。
これは魚の活性が悪いためで、理由としては潮の動きが悪い、すでに釣り人が撒くマキエを多く食べてお腹が空いていない、水温が下がり魚の活性が悪いなど色々な理由が考えられる。
この時、ウキがゆっくりと沈むのは魚が反転していない。頭側の口を上向きで尾を下げて、胸ビレの動きで下へ移動する。
さらに魚は、この時、付け餌をあま噛みしているようで、そのため釣竿をしゃくってのアワセを入れても釣針がスッポ抜けて針掛かりしない事が多い。
このような状況で魚を針掛かりさせるための釣り技として聞き合わせがある。
この聞き合わせと言うのは、釣糸を軽く張ることでウキがゆっくりと水面下に入り止まる様なアタリの場合などでは、リールにより余分な道糸を巻き取り、この時ウキがあまり移動しないように道糸をなるべく直線に近くづけて張ってやる、ウキから下のハリスは魚が水面下に付け餌を持ち込んだ際に張っている。
この状態で待っていると付け餌は放さないが何かおかしいと思わせるわずかな違和感を魚にあたえる、又は、魚の小さな動きや潮の動きにより仕掛けのさらなる張りにより針掛かりするか魚が反転して逃げようとする。
魚が走れば口をしっかりと閉じるため口が反対向きになるので、道糸を止めてやれば簡単にハリ掛かりする釣り技である。
しかし、この聞き合わせも軽い仕掛けでほどよく道糸を張ることが経験と熟練が必要で、釣りの初心者や、この聞き合わせをやらない釣り人にとっては、難しい動作であった。
また、軽い仕掛けで、(ウキから下の仕掛けに重たい錘を使はない)仕掛けを斜めにはわせて仕掛け投入後の始めから道糸を張りながらウキを流してゆくことで、より魚の小さなアタリをとってゆく釣り方がある。(投げ釣りの場合、重たい錘を付ける事で時には100m以上も遠投しても余分な道糸をリールで取り、道糸を直線状態に近く張る事で遠くの魚のアタリも竿先で明確にとれるのと同じ様な事)これを一般的に釣人の間では張り釣りと言っている。
しかし、張り釣りをやる場合、水面下の表層下から中層部を主に潮に乗せて流していかないといけない。
このため、リールのスプールに巻いた道糸をスプールに指をあて、道糸の送りにブレーキを掛けながらウキを流してゆく。
しかし、道糸の出にブレーキをかけすぎると仕掛けが引っ張られすぎて、本来の釣り人が狙うタナよりも仕掛けの先にある釣針に付けた付け餌が浮き上がりすぎる。つまり狙うタナが浅くなってしまう。
反対に道糸の出にブレーキの掛け方がたりないと仕掛け引っ張られないため、ウキから下の付け餌までの仕掛けが立ちすぎるので釣り竿からウキまでの道糸は水面付近を横方向に漂い、ウキを基点にウキより下の仕掛けは、下方向となるため仕掛けに折れが大きくなる。
つまり、仕掛けの折れが大きくなり本来の張り釣りの長所を生かせない。したがって、この道糸を程良く張る動作で経験と熟練が必要であった。
釣りの初心者や上記の様な釣り方をしない釣り人にとっては、難しい釣り方となっていた。
また、ウキを水面に浮かせて釣りをやっていると、特に海では波による水面の上下の動きでウキが波により上へあがった時は道糸に、波が下った時にはハリスに、それぞれ、たわみや緩みがでるため、いくら道糸を張りぎみにして釣っていても小さなアタリが取れない問題点があった。
また、ウキとウキ周辺の釣糸が波で上にあがる時と、魚が付餌を持ち込もうとする時が重なる場合に魚にウキとウキ周辺の釣糸の重みが掛かる。
付け餌を魚の活性が良い時は一度に下へ持ちこむアタリとなるが、活性の悪い時は、上記ウキとウキ周辺の道糸の波の上下による重みで付け餌を放す原因となっていた。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、浮力体と、釣糸挿着部とを柔軟性紐状部材により接続し、前記柔軟性紐状部材に、その柔軟性紐状部材の長さ方向に、移動自在に水中ウキを挿通し設けた釣り用ウキである。
請求項1記載の発明によれば、水中ウキは水面下の潮をとらえて、水面にある浮力体の風による風下への引っ張られる力を弱めてくれる、さらにウキと撒き餌の位置ズレを防ぎ、仕掛けを遠くに飛ばせる役目もはたす。したがって、水面に浮く浮力体は小さく軽いものにできるため高感度なウキができる。
又、水面に浮いている浮力体の下端にある釣糸挿着部までを柔軟性紐状部材にしたことで、海釣りでの場合に浮力体が波による上下の動きをしても柔軟性紐状部材がたわむことで波の上下の動きを消してくれるため水中にある釣糸挿着部は上下しない。
又、波が少し大きな場合であっても水面の上下動よりも釣糸挿着部の上下の動きは小さく、柔らかくなる、それらの魚に与える違和感を小さくすことで、魚が釣針に付けた付け餌を放す頻度を大きく減らすことができる。
ここで、本考案の釣り用ウキは道糸の先端部に取り付けて、からまん棒により係止するがハリスを長く取る仕掛けもあり、この場合はハリスに本考案の釣り用ウキが取り付けられる場合もあるため、これ以降の説明を解りやすくするため、からまん棒4より釣針側を言う場合ハリス、からまん棒4より釣竿側を道糸とし、道糸とハリス両方を言う場合は釣糸と、これ以降の説明で明記する。
浮力体の形状は任意である。例えば、どんぐり形、円錐形、円形、逆円錐形などを採用することができる。
水中ウキの形状も任意である。例えば、円形、円錐形、どんぐり形で上下に凹を設けた物でも良い、素材としてはABS樹脂、その他の合成樹脂、木材や発泡材として、各素材に錘を内設することで比重調整した物でも良い。
水中ウキの比重は1.03〜1.15が好ましい。比重が1.03以下だと海水に入れた時に水中ウキ沈まなくなる。比重が1.15以上だと逆に水中ウキが水中に早く沈みすぎて釣糸挿着部が上下する原因となる。
ここで浮力体は視認性のため全体または一部が蛍光色で設けられていて、水中ウキ、柔軟性紐状部材は視認性のために蛍光色で設けるのが好ましい。
ここで言う柔軟性紐状部材とは、線状物または紐状物をいう。線状物としては例えば、釣糸を含む各種の糸を採用することができる。また、紐状物としては例えば、ポリアミド合成繊維の中空状の組糸であるリリアンを採用することできる。その他、ポリアミド合成繊維からなる紐、ウレタン樹脂繊維からなる紐、その他、各種繊維からなる紐でもよい。
柔軟性紐状部材の長さは任意ではあるものの、10cm〜80cmが好ましい。
10cm未満だと水面の波の上下の動きをあまりかわせない。80cm以上だと長すぎて使いづらくなる。
釣糸挿着部の素材は任意であるが、本体は例えばABS樹脂、その他の合成樹脂からなる物、アルミ、ステンレスなどの金属製の物でもよい。
釣糸挿着部本体の一方には柔軟性紐状部材が接続してあり、もう一方には道糸を通す挿着環が設けてある。
また、リリアンの先端部の中空部に直接サルカン類似の金具を挿入固着して釣糸挿着部としても良い。
請求項2に記載の発明によれば、浮力体と柔軟性紐状部材とが着脱自在とする構造は任意である。例えば、めくら孔を有する浮力体の前記めくら孔の入り口部を内ネジ構造にして、先端が外ネジ構造になっていて、もう一方にリリアンが連結されている心棒を浮力体のめくら孔の内ネジにねじ込むことで着脱自在に挿着した構造にしてその浮力体の孔部に市販のガン玉やその他の小さな錘を出し入れできることで浮力体の浮力の微調整ができる構造などである。
また、めくら孔を有する異なる浮力の浮力体を、浮力体のめくら孔の入口部の内ネジと心棒の先部が外ネジにより浮力体を着脱自在に交換できるようにしても良い。
請求項1記載の発明によれば、水中ウキは水中の潮をとらえて海面にある浮力体の風による風下への引っ張られる力を弱めてくれる。
さらに、水中ウキは水中に沈む設定である事から自重があるため仕掛けを遠くに飛ばせる役目もはたす。
したがって、水面に浮く浮力体は小さく軽いものにできるため高感度な浮力体ができる。
また、水面に浮いている浮力体と下部にある釣糸挿着部は柔軟性紐状部材により接続されているため海釣りでの場合に浮力体が波による上下の動きをしても柔軟性紐状部材の浮力体側上部から中間部までがたわむことで魚に与える違和感を減らすことができる。したがって魚が釣針に付けた付け餌を放すことを大きく減らすことができる。
また、釣糸は釣糸挿着部の挿着環に通しているため水中にあるので柔軟性紐状部材の浮力体側上部から中間部までがたわむ(緩む)ことで水中にある釣糸挿着部周辺の釣糸の波の上下によるたわみ(緩み)も無くなる、また小さく柔らかくできる事から張り釣りや聞き合わせをやる時の釣竿の竿先に魚の小さなアタリ(動き)出るようになる事でアタリをより逃さないようにできる。
また、聞き合わせや張り釣りの時の道糸の張り具合の調整で、道糸を張ると柔軟性紐状部材が手前に引っ張られるため、横斜めの状態となり水中ウキが柔軟性紐状部材に沿って浮力体側へ動く。
逆に道糸が張りたりないと柔軟性紐状部材及び水中ウキは動かない、これらの変化を目で見てみる事で道糸の張り加減の調整が出来る事で付け餌の浮き上がりすぎによるウキ下の深さ不足や道糸が張り足りないことでの仕掛けの立ちすぎによる魚の小さなアタリが取れない問題点を無くすことができる。
したがって、釣りの初心者や今まで聞き合わせや張り釣りなどをやったことのない釣り人にも簡単にできるようになる。
請求項2記載の発明によれば、浮力体と柔軟性紐状部材を着脱自在に取り付けたため、釣り場の状況の変化などの各種の釣り条件に応じて、浮力の違う浮力体の交換または浮力体の微調整ができる。
本考案の実施例1に係る釣り用ウキと仕掛け全体を表した側面図である。 本考案の実施例1に係る釣り用ウキの浮力体のABS樹脂素材により成型された内部の中空部の構造と浮力体底部の蓋を示した一部を断面で示した拡大側面図である。 本考案の実施例1に係る釣り用ウキの釣糸挿着部とからまん棒を道糸に取り付けた状態を示す拡大側面図である。 この発明の実施例2に係る釣用ウキとリリアンが着脱できる構造を示した一部を断面図で示した拡大側面図である。 この発明の実施例1に係る釣り用ウキで張り釣りなどで道糸にブレーキをかけた時のリリアンと水中ウキの状態を示す拡大側面図である。 従来のウキと本考案の実施例1の釣り用ウキで、海釣りでの場合に波が上がった時と波が下った時の浮力体、リリアン、水中ウキ、道糸、ハリスなどがどのような状態になるのか示した拡大側面図である。(からまん棒やウキ止めなどは固定仕掛けや遊動仕掛けによって落ちつく位置が違うため、この図面では略している。)
以下、この発明の実施例を具体的に海でのウキ釣りを例に説明する。
このウキ8は釣竿1から延びた道糸3と、道糸3の先端部に釣糸挿着部9の挿着環9aに道糸3を通して取り付けられて、先端に釣針7が取り付けられたハリス6と、道糸3の先端部に取り付けられた釣糸挿着部9と、釣糸挿着部9に基端部が接続されたリリアン10(所定の長さの組紐)とリリアン10の先端部に連結された浮力体12と、リリアン10の長さ方向に移動自在に挿通された水中ウキ11とを備えている。
使用にあたっては釣糸挿着部9の釣竿側の釣糸(道糸、ハリス)にウキ止めを付けない遊動状態か、ウキ止め(ウキ止め糸、ウキ止めゴム)を付けて使用する。
以下、図1〜図6を参照して、これらの構成を具体的に説明する。
図1に示すように、釣竿1は磯竿である。道糸3とハリス6とは直結されているものの、サルカンを介しても良い。また道糸3やハリス6には、釣りの状況に応じて、ガン玉や潮受け具などの各種の釣り具を取り付けることができる。
図2に示すように、浮力体は小型のウキである。ウキ本体12はABS樹脂により切削成形していて内部を中空に設ける事で浮力体の浮力を生み出している。浮力体12の底には基端部にリリアン10を接着固定させた蓋体12aを付ける事により浮力体12に海水が入るのを防ぐとともに内部の中空部の大きさを変えることで所定の浮力にしている。
ウキ本体のABS樹脂は金型による成型で設けられてもよい。その他には心棒を合成樹脂により設けて、その周りの浮力部は木材や発泡材の加工品により浮力体12を設けてもよい。
図3に示すように、この発明のウキ8は挿着環9aに道糸を通して取り付けられて、からまん棒4により所定の位置で止まるが、からまん棒4に取り付けられた2つの円錐台状のゴム管のうち挿着環9a側のゴム管4aは、その大径側を挿着環4a側に向けられている。
これにより挿着環9aよりもゴム管4aの径が大きく、ウキ8の重みで挿着環9aの道糸3を通す環穴は横方向になりゴム管4aも挿着環9aに沿って、さらにウキ8の重みで道糸3が張るのでからまん棒4は真横近くの状態となる。
これによりウキ8とハリス6が離れることで、ウキ8とハリス6が絡みにくくなる。
本考案のウキ8の使用の際はカラマン棒4だけで浮きとハリスが絡まないようにできるが風向きと投入方向によって絡む事がある場合は、釣竿1を立て仕掛けを投入しようとする状態で仕掛けを垂らした時、ウキ8が垂れ下がった先端部の浮力体12よりも少し下の位置と同じ位置のハリス6にもう一個のカラマン棒、又は潮受けゴムを取り付ける事でウキとハリスが絡まないようになる。
なを、挿着環9aはサルカン類似の金具で釣糸挿着部の先端部に埋め込み固着している。
また挿着環は、棒状の先端部に穴開け加工した挿着部9bでも良く、また挿着環は固定環でも遊動環でもよい。
図4で示すように浮力体にめくら孔を設けてある内ネジ浮力体13、そのめくら孔の開放部入り口付近には内ねじを設けて、浮力体12の下部には、先端部に外ねじを介してもう一方にリリアンが取り付けられた外ネジ蓋体13aを、浮力体の内ねじに、ねじ込みできるようにした。これにより浮力体12とリリアン10とが着脱できることでめくら孔の中にがん玉(ウエイト)を出し入れできることで浮力体12の浮力の微調整ができる。これにより釣り場の状況の変化、例えば早い流れでは水流による抵抗が大となりウキが沈みやすく、一方流れが無くなると水流抵抗も無くなりウキが浮く。
このような場合においても適応できる。
図5に示すように、道糸3を張ると釣糸挿着部9が引っ張られた方向によることで、リリアン10の下部から中間部が横斜めの状態となり水中ウキ11が浮力体12側へ移動する。道糸3の張りをさらに強くすると釣糸挿着部9も、さらに引っ張られリリアン10全体が横斜め状態となり水中ウキ11は浮力体12に付いてしまう。
このようにリリアン10と水中ウキ11の状態を目で見ながら道糸の張りの調整ができる。
図6に示したようにAは波が上がった時の状態を示している。Bは波が下った時の状態を示している。
C.C1は、従来の中通しウキ15の下部に間隔を開けて所定の位置に水中ウキ15aを取り付けた状態である。
D.D1は、従来の考案されているフロート部(浮力体)16と係止部16cを強靭な脚16bにより接続され、その強靭な脚16bにゆるく挿通された水中ウキを取り付けられたウキである。
E.E1は本発明のウキである。
なお、これより以降の説明で、各水中ウキの下の釣糸に接している所より上方向が釣竿1側で下方向が釣針7側とし、また解りやすくするために水面に浮いている浮力体と水中ウキは同一形状にして説明をしてゆく。
Cは海釣りで良く使われている従来の中通しウキ15を海面に浮かせて、その下に所定の間隔を開けて水中ウキ15aを取り付けている。図6のAで波が上がった時、海面にある中通しウキ15の釣竿側の釣糸は波が上がる事によって釣糸がたわんだ(緩んだ)状態になる。
また、図6のB、波が下がるC1で浮力体15の釣針側の釣糸にたわみ(緩み)がでている。
波の上下により釣り糸にたわみ(緩み)がでていると、釣人が魚のアタリを取るため道糸いくら張っても魚の小さなアタリ(動き)が竿先1aにでずアタリが取れない。
図6のAでも波が上がった時のDの水中にある係止部16aの釣竿側の釣糸がたわむ(ゆるむ)状態で、図6のBの波が下がった時のD1で、係止部16cの釣針7側の釣糸にやはりたわみ(緩み)がでる。このたわみがある事で魚の小さなアタリ(動き)が竿先1aでないために小さなアタリが取れない原因となる。
図6のEは、この発明のウキ8では波が上がった時の釣糸挿着部9の釣竿側の釣糸にたわみ(緩み)がほとんどでない。
また、図6のB波が下った時のE1では浮力体12の下にあるリリアン10の浮力体12側上部から中間部がたわむ(緩む)ことで波の上下の動きを消すため、水中にある釣糸挿着部9の釣竿1側や釣針7側のそれぞれ釣糸にたわみ(緩み)がでないことで張り釣りや聞き合わせをする時に、魚の小さなアタリ(動き)が竿先1aの動きにでるためアタリを逃さないようにできる。その結果魚の小さなアタリ(動き)も見逃さないようにできる。
産業上の利用分野
この発明は、浮力体と水中ウキを一体化させた釣り用ウキの技術としての有用である。
1 釣竿
1a 竿先
2 リール
3 道糸
4 からまん棒
4a 挿着環側ゴム管
5 直結
6 ハリス
7 釣針
8 ウキ
9 釣糸挿着部
9a 挿着環
9b 挿着環
10 リリアン(柔軟性紐状部材)
11 水中ウキ
11a 凹部
12 浮力体
12a 蓋体
13 内ネジ浮力体
13a 外ネジ蓋体
14 海面
15 中通しウキ
15a 水中ウキ
16 フロート部
16a 水中ウキ
16b 強靭な脚
16c 係止部
17 浮力体
17a 水中ウキ

Claims (2)

  1. 浮力体と釣糸挿着部とを柔軟性紐状部材により接続し、前記柔軟性紐状部材に、その柔軟性紐状部材の長さ方向に移動自在に水中ウキを挿通し設けた釣り用ウキ。
  2. 浮力体と柔軟性紐状部材とが脱着自在に出来るようにした請求項1記載の釣り用ウキ。
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