JP2014109908A - 画像出力装置、画像出力システムおよび画像出力プログラム - Google Patents

画像出力装置、画像出力システムおよび画像出力プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる画像出力装置を提供する。
【解決手段】 MFPは、画像を出力するプリンターと、プリンターによる出力画像の元画像を生成する元画像生成手段と、出力画像のログ画像を元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、ログ画像生成手段におけるログ画像の生成のモードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段とを備えており、ログ生成モード受付手段によって受け付けられるモードには、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれている場合にプリンターによる1ページ分の出力画像の出力が終了する度に(S103でYES)このページのログ画像の生成を開始する(S104)ログ生成優先モードと、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれている場合にプリンターによる全てのページ分の出力画像の出力が終了した後でログ画像の生成を開始する画像出力優先モードとが含まれている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、出力した画像のログとしてのログ画像を生成する画像出力装置、画像出力システムおよび画像出力プログラムに関する。
従来の画像出力装置として、画像を印字出力する印字部と、印字部によって印字出力される画像の元になる画像を生成する画像読み取り部と、印字部によって印字出力された画像のログとしてのログファイルを作成するログ作成手段とを備えているものが知られている(特許文献1参照。)。
特開2006−303563号公報
しかしながら、従来の画像出力装置においては、印字部による画像の印字出力が完了した後に、ログ作成手段によるログファイルの作成が実行されるので、印字部による画像の印字出力と、ログ作成手段によるログファイルの作成とに時間差が生じ、結果として、画像出力装置における印字出力を管理する管理者などに、印字部によって印字出力された画像のログとしてのログファイルを即時に確認させることができないという問題がある。
そこで、本発明は、従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる画像出力装置を提供することを目的とする。
本発明の画像出力装置は、画像を出力する画像出力部と、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段と、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段とを備えており、前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に前記画像出力部による1ページ分の前記出力画像の出力が終了する度にこのページの前記ログ画像の生成を開始するモードであるログ生成優先モードと、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に前記画像出力部による全てのページ分の前記出力画像の出力が終了した後で前記ログ画像の生成を開始するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力装置は、ログ画像の確認者によるログ生成モードの指定に応じたタイミングでログ画像を生成することができる。すなわち、本発明の画像出力装置は、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、1ページ分の出力画像の出力が終了する度にこのページのログ画像の生成を開始することができる。一方、本発明の画像出力装置は、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、全てのページ分の出力画像の出力が終了した後でログ画像の生成を開始することができる。したがって、本発明の画像出力装置は、ログ画像の確認者の希望に適したタイミング、すなわち、従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる。
また、本発明の画像出力装置において、前記ログ生成優先モードは、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであり、前記画像出力優先モードは、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードであっても良い。
この構成により、本発明の画像出力装置は、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを許可することができる。一方、本発明の画像出力装置は、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを禁止することができる。したがって、本発明の画像出力装置は、ログ画像の確認者の希望に更に適したタイミングでログ画像を生成することができる。
本発明の画像出力装置は、画像を出力する画像出力部と、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段と、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段とを備えており、前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであるログ生成優先モードと、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力装置は、ログ画像の確認者によるログ生成モードの指定に応じたタイミングでログ画像を生成することができる。すなわち、本発明の画像出力装置は、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを許可することができる。一方、本発明の画像出力装置は、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを禁止することができる。したがって、本発明の画像出力装置は、ログ画像の確認者の希望に適したタイミング、すなわち、従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる。
また、本発明の画像出力装置において、前記ログ生成優先モードは、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであり、前記画像出力優先モードは、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードであっても良い。
この構成により、本発明の画像出力装置は、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合には、複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを許可することができる。一方、本発明の画像出力装置は、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合には、複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを禁止することができる。したがって、本発明の画像出力装置は、ログ画像の確認者の希望に更に適したタイミングでログ画像を生成することができる。
本発明の画像出力装置は、画像を出力する画像出力部と、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段と、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段とを備えており、前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであるログ生成優先モードと、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力装置は、ログ画像の確認者によるログ生成モードの指定に応じたタイミングでログ画像を生成することができる。すなわち、本発明の画像出力装置は、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合には、複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを許可することができる。一方、本発明の画像出力装置は、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合には、複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを禁止することができる。したがって、本発明の画像出力装置は、ログ画像の確認者の希望に適したタイミング、すなわち、従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる。
本発明の画像出力システムは、上述の画像出力装置と、前記ログ画像を記憶するログ画像記憶装置を備えているログ画像記憶サーバーとを備えており、前記画像出力装置は、前記ログ画像生成手段によって生成された前記ログ画像を前記ログ画像記憶サーバーに送信するログ画像送信手段を備えており、前記ログ画像記憶サーバーは、前記画像出力装置から送信されてきた前記ログ画像を前記ログ画像記憶装置に書き込むログ画像書込手段を備えていることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力システムは、従来より適切なタイミングで生成されたログ画像をログ画像記憶サーバーが画像出力装置から受信して記憶するので、画像出力装置の利用者の出力画像のログ画像を、ログ画像記憶サーバーを使用する管理者であるログ画像の確認者に従来より適切なタイミングで確認させることができる。
本発明の画像出力プログラムは、画像を出力する画像出力部を備えている画像出力装置によって実行される画像出力プログラムであって、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段、および、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段として、前記画像出力装置を機能させ、前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に前記画像出力部による1ページ分の前記出力画像の出力が終了する度にこのページの前記ログ画像の生成を開始するモードであるログ生成優先モードと、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に前記画像出力部による全てのページ分の前記出力画像の出力が終了した後で前記ログ画像の生成を開始するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、ログ画像の確認者によるログ生成モードの指定に応じたタイミングでログ画像を生成することができる。すなわち、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、1ページ分の出力画像の出力が終了する度にこのページのログ画像の生成を開始することができる。一方、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、全てのページ分の出力画像の出力が終了した後でログ画像の生成を開始することができる。したがって、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、ログ画像の確認者の希望に適したタイミング、すなわち、従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる。
本発明の画像出力プログラムは、画像を出力する画像出力部を備えている画像出力装置によって実行される画像出力プログラムであって、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段、および、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段として、前記画像出力装置を機能させ、前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであるログ生成優先モードと、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、ログ画像の確認者によるログ生成モードの指定に応じたタイミングでログ画像を生成することができる。すなわち、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを許可することができる。一方、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合には、1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを禁止することができる。したがって、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、ログ画像の確認者の希望に適したタイミング、すなわち、従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる。
本発明の画像出力プログラムは、画像を出力する画像出力部を備えている画像出力装置によって実行される画像出力プログラムであって、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段、および、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段として、前記画像出力装置を機能させ、前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであるログ生成優先モードと、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、ログ画像の確認者によるログ生成モードの指定に応じたタイミングでログ画像を生成することができる。すなわち、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合には、複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを許可することができる。一方、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合には、複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを禁止することができる。したがって、本発明の画像出力プログラムを実行する画像出力装置は、ログ画像の確認者の希望に適したタイミング、すなわち、従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる。
本発明の画像出力装置は、従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像出力システムのブロック図である。 図1に示すMFPのブロック図である。 図1に示すログ画像記憶サーバーのブロック図である。 ログ生成モード情報としてログ生成優先モードが指定されている場合にコピーのジョブを実行するときの図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 ログ生成モード情報としてログ生成優先モードが指定されている場合にコピーのジョブが複数実行されたときに図2に示すMFPによって実行されるログ画像の生成のタイミングの一例を示す図である。 ログ生成モード情報として画像出力優先モードが指定されている場合にコピーのジョブを実行するときの図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 画像出力優先モードキューにログジョブが入っている場合の図2に示すMFPの動作のフローチャートである。 ログ生成モード情報として画像出力優先モードが指定されている場合にコピーのジョブが複数実行されたときに図2に示すMFPによって実行されるログ画像の生成のタイミングの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る画像出力システム10の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像出力システム10のブロック図である。
図1に示すように、画像出力システム10は、MFP(Multifunction Peripheral)20を含む多数のMFPと、MFPによって出力される画像である出力画像のログとしてのログ画像を記憶するログ画像記憶サーバー30と、MFPに印刷データを送信可能であるコンピューター40を含む多数のコンピューターとを備えている。多数のMFPと、ログ画像記憶サーバー30とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。同様に、多数のMFPと、多数のコンピューターとは、ネットワーク11を介して互いに通信可能に接続されている。なお、多数のMFPは、それぞれ本発明の画像出力装置を構成している。
画像出力システム10に含まれている多数のMFPのそれぞれの構成は、MFP20の構成と同様である。したがって、以下においては、画像出力システム10に含まれる多数のMFPを代表してMFP20について説明する。
また、画像出力システム10に含まれている多数のコンピューターのそれぞれの構成は、コンピューター40の構成と同様である。したがって、以下においては、画像出力システム10に含まれる多数のコンピューターを代表してコンピューター40について説明する。
図2は、MFP20のブロック図である。
図2に示すように、MFP20は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、原稿から画像を読み取る読取デバイスであるスキャナー23と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター24と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部25と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部26と、各種のデータを記憶しているEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶装置である記憶部27と、MFP20全体を制御する制御部28とを備えている。
操作部21は、表示部22とともにタッチパネルを形成する入力デバイスを含んでいても良い。
プリンター24は、画像を印刷によって出力する装置であり、本発明の画像出力部を構成している。
ファックス通信部25は、画像をファックス送信によって出力する装置であり、本発明の画像出力部を構成している。
ネットワーク通信部26は、画像を電子メールの送信などのネットワーク11を介した電子的な送信によって出力する装置であり、本発明の画像出力部を構成している。
記憶部27は、MFP20によって実行される画像出力プログラム27aを記憶している。画像出力プログラム27aは、MFP20の製造段階でMFP20にインストールされていても良いし、SDカード、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶媒体からMFP20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からMFP20に追加でインストールされても良い。
また、記憶部27は、プリンター24、ファックス通信部25またはネットワーク通信部26によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像27bを複数記憶することが可能である。元画像27bは、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式の画像である。
また、記憶部27は、ログ画像の生成のモードを示すログ生成モード情報27cを記憶することが可能である。ログ生成モード情報27cとしては、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合に選択されるモードであるログ生成優先モードと、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合に選択されるモードである画像出力優先モードとの何れかが指定されている。
また、記憶部27は、画像出力優先モードにおいて使用されるキューである画像出力優先モードキュー27dを記憶することが可能である。
制御部28は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部27に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部28は、記憶部27に記憶されている画像出力プログラム27aを実行することによって、元画像27bを記憶部27上に生成する元画像生成手段28a、出力画像のログとしてのログ画像を元画像27bに基づいて生成するログ画像生成手段28b、ログ画像の生成のモードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段28c、および、ログ画像生成手段28bによって生成されたログ画像をログ画像記憶サーバー30(図1参照。)に送信するログ画像送信手段28dとして機能する。
ログ画像生成手段28bによって生成されたログ画像は、例えばPDF(Portable Document Format)形式の画像である。
図3は、ログ画像記憶サーバー30のブロック図である。
図3に示すように、ログ画像記憶サーバー30は、種々の操作が入力されるマウスやキーボードなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部32と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスであるネットワーク通信部33と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているHDDなどの不揮発性の記憶装置である記憶部34と、ログ画像記憶サーバー30全体を制御する制御部35とを備えている。ログ画像記憶サーバー30は、例えばPC(Personal Computer)などのコンピューターによって構成されている。
記憶部34は、ログ画像記憶サーバー30用のプログラムであるサーバー用プログラム34aを記憶している。サーバー用プログラム34aは、ログ画像記憶サーバー30の製造段階でログ画像記憶サーバー30にインストールされていても良いし、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などの記憶媒体からログ画像記憶サーバー30に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からログ画像記憶サーバー30に追加でインストールされても良い。
記憶部34は、MFP20から送信されてきたログ画像34bを記憶することが可能である。すなわち、記憶部34は、本発明のログ画像記憶装置を構成している。
制御部35は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部34に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部35は、記憶部34に記憶されているサーバー用プログラム34aを実行することによって、MFP20から送信されてきたログ画像34bを記憶部34に書き込むログ画像書込手段35aとして機能する。
図1に示すコンピューター40は、例えばPCである。
次に、画像出力システム10の動作について説明する。
まず、ログ画像の生成のモードの指定を受け付ける場合のMFP20の動作について説明する。
MFP20の制御部28のログ生成モード受付手段28cは、ログ画像の生成のモードとしてログ生成優先モードおよび画像出力優先モードの何れかが操作部21を介して指定されると、指定されたモードを受け付けて、記憶部27上のログ生成モード情報27cに記憶させる。すなわち、ログ生成モード受付手段28cは、ログ生成優先モードが指定された場合にログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードを書き込み、画像出力優先モードが指定された場合にログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードを書き込む。
次に、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合にコピーのジョブを実行するときのMFP20の動作について説明する。
図4は、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合にコピーのジョブを実行するときのMFP20の動作のフローチャートである。
MFP20の制御部28は、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合に操作部21を介してコピーの指示を受けると、図4に示す動作を開始する。
図4に示すように、制御部28の元画像生成手段28aは、スキャナー23によって原稿から読み取られた画像に基づいて元画像27bを記憶部27上に生成することを開始する(S101)。ここで、元画像生成手段28aは、生成した元画像27bを、この元画像27bが生成された時点でMFP20にログインしている利用者のID、すなわち、この元画像27bの生成を指示した利用者のIDに関連付けて記憶部27に書き込む。
次いで、制御部28は、S101において開始された動作によって記憶部27上に生成された元画像27bに基づいた出力画像をプリンター24によって記録媒体に印刷することを開始する(S102)。
次いで、制御部28は、1ページ分の印刷が終了したと判断するまで、1ページ分の印刷が終了したか否かを判断する(S103)。
制御部28のログ画像生成手段28bは、1ページ分の印刷が終了したとS103において判断されると、記憶部27上のこの1ページ分の元画像27bに基づいて、1ページ分のログ画像の生成を開始する(S104)。ここで、ログ画像生成手段28bは、生成したログ画像を、元画像27bに関連付けられていた利用者のIDと同一のIDに関連付けて記憶部27に書き込む。
次いで、制御部28は、S101において開始された動作によって記憶部27上に生成された元画像27bの全ページ分の印刷が終了したか否かを判断する(S105)。
制御部28は、元画像27bの全ページ分の印刷が終了していないとS105において判断すると、再びS103の処理に戻る。
制御部28は、元画像27bの全ページ分の印刷が終了したとS105において判断すると、S104において開始された動作によって記憶部27上に生成された元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了したと判断するまで、元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了したか否かを判断する(S106)。
制御部28は、元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了したとS106において判断すると、このジョブの元画像27bを記憶部27上から削除して(S107)、図4に示す動作を終了する。
図5は、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合にコピーのジョブが複数実行されたときにMFP20によって実行されるログ画像の生成のタイミングの一例を示す図である。
MFP20は、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合に、図5に示すように、3ページのコピーのジョブ(以下「コピージョブ1」と言う。)と、2ページのコピーのジョブ(以下「コピージョブ2」と言う。)とを実行するとき、コピージョブ1の1ページ目の画像の印刷が終了した時点で、コピージョブ1のログ画像の生成のジョブ(以下「ログジョブ1」と言う。)の1ページ目のログ画像の生成を開始する(t161)。
次いで、MFP20は、コピージョブ1の2ページ目の画像の印刷が終了した時点で、ログジョブ1の2ページ目のログ画像の生成を開始する(t162)。このように、MFP20は、ログ生成優先モードにおいて、1つのコピージョブの元画像27bに複数のページが含まれている場合にプリンター24による1ページ分の出力画像の印刷が終了する度にこのページのログ画像の生成を開始する(S103でYESおよびS104)。
次いで、MFP20は、コピージョブ1の3ページ目の画像の印刷が終了した時点で、ログジョブ1の3ページ目のログ画像の生成を開始する(t163)。このとき、MFP20は、ログジョブ1の2ページ目のログ画像の生成の途中である。このように、MFP20は、ログ生成優先モードにおいて、1つのコピージョブの元画像27bに複数のページが含まれている場合に複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを許可する(S103でYESおよびS104)。
次いで、MFP20は、コピージョブ2の1ページ目の画像の印刷が終了した時点で、コピージョブ2のログ画像の生成のジョブ(以下「ログジョブ2」と言う。)の1ページ目のログ画像の生成を開始する(t164)。このとき、MFP20は、ログジョブ1の3ページ目のログ画像の生成の途中である。このように、MFP20は、ログ生成優先モードにおいて、複数のコピージョブのログ画像の生成を同時に実行することを許可する(S103でYESおよびS104)。
最後に、MFP20は、コピージョブ2の2ページ目の画像の印刷が終了した時点で、ログジョブ2の2ページ目のログ画像の生成を開始する(t165)。
次に、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合にコピーのジョブを実行するときのMFP20の動作について説明する。
図6は、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合にコピーのジョブを実行するときのMFP20の動作のフローチャートである。
MFP20の制御部28は、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合に操作部21を介してコピーの指示を受けると、図6に示す動作を開始する。
図6に示すように、制御部28の元画像生成手段28aは、スキャナー23によって原稿から読み取られた画像に基づいて元画像27bを記憶部27上に生成することを開始する(S201)。ここで、元画像生成手段28aは、生成した元画像27bを、この元画像27bが生成された時点でMFP20にログインしている利用者のID、すなわち、この元画像27bの生成を指示した利用者のIDに関連付けて記憶部27に書き込む。
次いで、制御部28は、S201において開始された動作によって記憶部27上に生成された元画像27bに基づいた出力画像をプリンター24によって記録媒体に印刷することを開始する(S202)。
次いで、制御部28は、S201において開始された動作によって記憶部27上に生成された元画像27bの全ページ分の印刷が終了したと判断するまで、元画像27bの全ページ分の印刷が終了したか否かを判断する(S203)。
制御部28のログ画像生成手段28bは、元画像27bの全ページ分の印刷が終了したとS203において判断されると、このジョブのログ画像の生成のジョブ(以下「ログジョブ」と言う。)を記憶部27上の画像出力優先モードキュー27dに入れて(S204)、図6に示す動作を終了する。
図7は、画像出力優先モードキュー27dにログジョブが入っている場合のMFP20の動作のフローチャートである。
MFP20の制御部28は、画像出力優先モードキュー27dにログジョブが入っている場合、図7に示す動作を開始する。
図7に示すように、制御部28のログ画像生成手段28bは、画像出力優先モードキュー27dに入っている最初のログジョブを対象にする(S231)。
次いで、ログ画像生成手段28bは、記憶部27上のこのログジョブの元画像27bに基づいて、1ページ分のログ画像の生成を開始する(S232)。ここで、ログ画像生成手段28bは、生成したログ画像を、元画像27bに関連付けられていた利用者のIDと同一のIDに関連付けて記憶部27に書き込む。
次いで、制御部28は、1ページ分のログ画像の生成が終了したと判断するまで、1ページ分のログ画像の生成が終了したか否かを判断する(S233)。
制御部28は、1ページ分のログ画像の生成が終了したとS233において判断すると、現在対象にしているログジョブの元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了したか否かを判断する(S234)。
制御部28は、元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了していないとS234において判断すると、再びS232の処理に戻る。
一方、制御部28は、元画像27bの全ページ分のログ画像の生成が終了したとS234において判断すると、対象のログジョブを画像出力優先モードキュー27dから削除するとともに、このログジョブの元画像27bを記憶部27上から削除する(S235)。
次いで、制御部28は、記憶部27上の画像出力優先モードキュー27dにログジョブが存在するか否かを判断する(S236)。
制御部28は、画像出力優先モードキュー27dにログジョブが存在するとS236において判断すると、再びS231の処理に戻る。
一方、制御部28は、画像出力優先モードキュー27dにログジョブが存在しないとS236において判断すると、図7に示す動作を終了する。
図8は、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合にコピーのジョブが複数実行されたときにMFP20によって実行されるログ画像の生成のタイミングの一例を示す図である。
MFP20は、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合に、図8に示すように、図5に示すコピージョブ1およびコピージョブ2と同様のコピージョブ1およびコピージョブ2を実行するとき、コピージョブ1の全てのページの画像の印刷が終了した時点、すなわち、コピージョブ1が終了した時点で、ログジョブ1の1ページ目のログ画像の生成を開始する(t261)。このとき、コピージョブ1の1ページ目の画像の印刷が終了してから時間が経過している。このように、MFP20は、画像出力優先モードにおいて、1つのコピージョブの元画像27bに複数のページが含まれている場合にプリンター24による全てのページ分の出力画像の印刷が終了した後でこのコピージョブのログ画像の生成を開始する(S203でYESおよびS204)。
次いで、MFP20は、ログジョブ1の1ページ目のログ画像の生成が終了した時点で、ログジョブ1の2ページ目のログ画像の生成を開始する(t262)。ここで、コピージョブ1の2ページ目の画像の印刷は、t261の時点においても既に終了している。このように、MFP20は、画像出力優先モードにおいて、1つのコピージョブの元画像27bに複数のページが含まれている場合に複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを禁止する(S232、S233およびS234)。
次いで、MFP20は、ログジョブ1の2ページ目のログ画像の生成が終了した時点で、ログジョブ1の3ページ目のログ画像の生成を開始する(t263)。
次いで、MFP20は、ログジョブ1の3ページ目のログ画像の生成が終了した時点で、ログジョブ2の1ページ目のログ画像の生成を開始する(t264)。ここで、コピージョブ2の1ページ目の画像の印刷は、t263の時点においても既に終了している。このように、MFP20は、画像出力優先モードにおいて、複数のコピージョブのログ画像の生成を同時に実行することを禁止する(S231、S232およびS236)。
最後に、MFP20は、ログジョブ2の1ページ目のログ画像の生成が終了した時点で、ログジョブ2の2ページ目のログ画像の生成を開始する(t265)。
なお、図4に示す処理または図7に示す処理において生成されたログ画像と、このログ画像に関連付けられている利用者のIDとは、例えば1時間毎などの所定のタイミングで、MFP20の制御部28のログ画像送信手段28dによってネットワーク通信部26を介してネットワーク11経由でログ画像記憶サーバー30に送信される。
そして、ログ画像記憶サーバー30の制御部35がネットワーク通信部33を介してネットワーク11経由でログ画像と、このログ画像に関連付けられている利用者のIDとを受信すると、制御部35のログ画像書込手段35aは、受信したログ画像をログ画像34bとして記憶部34に書き込むとともに、受信した利用者のIDをこのログ画像34bに関連付けて記憶部34に書き込む。
なお、以上においては、出力画像の出力の例としてコピーのジョブについて説明している。しかしながら、MFP20がコンピューター40から受信した印刷データに基づいてプリンター24によって出力画像を印刷によって出力するプリントのジョブなど、コピーのジョブ以外のジョブによって出力画像を印刷によって出力する場合も同様である。また、MFP20がファックス通信部25によって画像をファックス送信によって出力するファックス送信のジョブ、MFP20がネットワーク通信部26によって画像をネットワーク11を介した電子的な送信によって出力する送信のジョブなど、出力画像を印刷以外の方法によって出力するジョブの場合も同様である。
また、以上においては、コピーのジョブが同時に複数実行される場合について説明している。しかしながら、コピーのジョブと、送信のジョブとが同時に複数実行される場合など、異なる種類のジョブが同時に実行される場合についても同様である。
以上に説明したように、画像出力システム10のMFP20は、図5および図8に示すように、ログ画像の確認者によるログ生成モードの指定に応じたタイミングでログ画像を生成することができる。したがって、MFP20は、ログ画像の確認者の希望に適したタイミング、すなわち、従来より適切なタイミングでログ画像を生成することができる。
すなわち、MFP20は、画像の出力の処理が遅くなってでもログ画像の確認者がログ画像を即時に確認することを希望する場合、すなわち、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合には、1つのジョブの元画像27bに複数のページが含まれているときに、1ページ分の出力画像の出力が終了する度にこのページのログ画像の生成を開始することができる。また、MFP20は、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合には、1つのジョブの元画像27bに複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを許可することができる。また、MFP20は、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合には、複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを許可することができる。したがって、MFP20は、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合、例えば、多数のページが含まれている画像の出力のジョブが同時に多数実行されるときに、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなるものの、出力画像のログ画像を確認者に即時に確認させることができる。
一方、MFP20は、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることをログ画像の確認者が希望する場合、すなわち、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合には、1つのジョブの元画像27bに複数のページが含まれているときに、全てのページ分の出力画像の出力が終了した後でログ画像の生成を開始することができる。また、MFP20は、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合には、1つのジョブの元画像27bに複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを禁止することができる。また、MFP20は、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合には、複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを禁止することができる。したがって、MFP20は、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合、例えば、多数のページが含まれている画像の出力のジョブが同時に多数実行されるときに、出力画像のログ画像を確認者に即時に確認させることができないものの、ログ画像の生成の処理の負荷によって画像の出力の処理が遅くなることを抑えることができる。
画像出力システム10は、従来より適切なタイミングで生成されたログ画像をログ画像記憶サーバー30がMFP20から受信して記憶するので、MFP20の利用者の出力画像のログ画像を、ログ画像記憶サーバー30を使用する管理者であるログ画像の確認者に従来より適切なタイミングで確認させることができる。そして、例えば出力画像によって情報漏洩があった場合には、管理者は、漏洩元である利用者を、ログ画像記憶サーバー30上のログ画像34bに関連付けられている利用者のIDに基づいて特定することができる。
なお、MFP20は、本実施の形態において、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合に、「1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、1ページ分の出力画像の出力が終了する度にこのページのログ画像の生成を開始する」、「1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを許可する」および「複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを許可する」という3つの条件でログ画像の生成を実行するようになっている。しかしながら、MFP20は、ログ生成モード情報27cとしてログ生成優先モードが指定されている場合に、これらの3つの条件のうち少なくとも1つの条件でログ画像の生成を実行するようになっていれば良い。
同様に、MFP20は、本実施の形態において、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合に、「1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、全てのページ分の出力画像の出力が終了した後でログ画像の生成を開始する」、「1つのジョブの元画像に複数のページが含まれているときに、複数のページのログ画像の生成を同時に実行することを禁止する」および「複数のジョブのログ画像の生成を同時に実行することを禁止する」という3つの条件でログ画像の生成を実行するようになっている。しかしながら、MFP20は、ログ生成モード情報27cとして画像出力優先モードが指定されている場合に、これらの3つの条件のうち少なくとも1つの条件でログ画像の生成を実行するようになっていれば良い。
MFP20は、本実施の形態において、ログ画像生成手段28bによって生成されたログ画像を、記憶部27に一旦記憶させた後で、ログ画像送信手段28dによってログ画像記憶サーバー30に送信するようになっている。しかしながら、MFP20は、ログ画像生成手段28bによって生成されたログ画像を、記憶部27に記憶させることなく、ログ画像送信手段28dによってログ画像記憶サーバー30に送信するようになっていても良い。
画像出力システム10は、本実施の形態において本発明の画像出力装置としてMFPを備えているが、プリンター専用機、コピー専用機、FAX専用機など、MFP以外の画像形成装置を備えていても良い。
10 画像出力システム
20 MFP(画像出力装置)
24 プリンター(画像出力部)
25 ファックス通信部(画像出力部)
26 ネットワーク通信部(画像出力部)
27a 画像出力プログラム
27b 元画像
27c ログ生成モード情報
28a 元画像生成手段
28b ログ画像生成手段
28c ログ生成モード受付手段
28d ログ画像送信手段
30 ログ画像記憶サーバー
34 記憶部(ログ画像記憶装置)
34b ログ画像
35a ログ画像書込手段

Claims (9)

  1. 画像を出力する画像出力部と、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段と、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段とを備えており、
    前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に前記画像出力部による1ページ分の前記出力画像の出力が終了する度にこのページの前記ログ画像の生成を開始するモードであるログ生成優先モードと、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に前記画像出力部による全てのページ分の前記出力画像の出力が終了した後で前記ログ画像の生成を開始するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする画像出力装置。
  2. 前記ログ生成優先モードは、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであり、
    前記画像出力優先モードは、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードであることを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
  3. 画像を出力する画像出力部と、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段と、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段とを備えており、
    前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであるログ生成優先モードと、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする画像出力装置。
  4. 前記ログ生成優先モードは、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであり、
    前記画像出力優先モードは、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードであることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載の画像出力装置。
  5. 画像を出力する画像出力部と、前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段と、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段と、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段とを備えており、
    前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであるログ生成優先モードと、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする画像出力装置。
  6. 請求項1から請求項5までの何れかに記載の画像出力装置と、前記ログ画像を記憶するログ画像記憶装置を備えているログ画像記憶サーバーとを備えており、
    前記画像出力装置は、前記ログ画像生成手段によって生成された前記ログ画像を前記ログ画像記憶サーバーに送信するログ画像送信手段を備えており、
    前記ログ画像記憶サーバーは、前記画像出力装置から送信されてきた前記ログ画像を前記ログ画像記憶装置に書き込むログ画像書込手段を備えていることを特徴とする画像出力システム。
  7. 画像を出力する画像出力部を備えている画像出力装置によって実行される画像出力プログラムであって、
    前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段、および、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段として、前記画像出力装置を機能させ、
    前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に前記画像出力部による1ページ分の前記出力画像の出力が終了する度にこのページの前記ログ画像の生成を開始するモードであるログ生成優先モードと、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に前記画像出力部による全てのページ分の前記出力画像の出力が終了した後で前記ログ画像の生成を開始するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする画像出力プログラム。
  8. 画像を出力する画像出力部を備えている画像出力装置によって実行される画像出力プログラムであって、
    前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段、および、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段として、前記画像出力装置を機能させ、
    前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであるログ生成優先モードと、1つのジョブの前記元画像に複数のページが含まれている場合に複数のページの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする画像出力プログラム。
  9. 画像を出力する画像出力部を備えている画像出力装置によって実行される画像出力プログラムであって、
    前記画像出力部によって出力される画像である出力画像の元になる画像である元画像を生成する元画像生成手段、前記出力画像のログとしてのログ画像を前記元画像に基づいて生成するログ画像生成手段、および、前記ログ画像生成手段における前記ログ画像の生成のモードであるログ生成モードの指定を受け付けるログ生成モード受付手段として、前記画像出力装置を機能させ、
    前記ログ生成モード受付手段によって受け付けられる前記ログ生成モードには、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを許可するモードであるログ生成優先モードと、複数のジョブの前記ログ画像の生成を同時に実行することを禁止するモードである画像出力優先モードとが含まれていることを特徴とする画像出力プログラム。
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