JP2011100197A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 誰でもがHotFolderを使用可能であるために、文書の格納と印刷ルールの更新時間との一寸とした時間差で、希望する出力結果が得られないにも関わらず出力されてしまうという問題がある。
【解決手段】 HotFolder(印刷ルールを事前に登録し、文書データが投げ込まれた場合に予め登録していた属性に従って印刷する)を利用した定型業務において、HotFolderを共有することで発生し得る、HotFolderのプリント属性変更時刻とHotFolderへの文書格納時刻との間に、他の人が割り込んだ結果、希望しないプリント結果に成り得ることを類推して、警告する。
【選択図】 図11

Description

本発明は画像形成装置に関し、プリント、コピー、Fax、スキャンといった多機能な機能を備え、ネットワークに接続可能なマルチファンクション複写機(Multi Function Peripheral; 以下、MFPと称する)に関する。
従来、画像処理装置において利用されるボックス機能は、データをファイリングするような感覚で保存しておく機能であり、これを利用して、ユーザが必要なときに必要な設定でプリントしたり、ボックスに格納したデータを結合したり、ボックスにパスワードを付けて機密性を高めたりと様々に発展してきている。
また、電子データを所定の印刷設定で簡単に印刷するための方法としてHotFolderが用いられている。より具体的には、HotFolderに出力ルール(印刷ルール)を設定し、各HotFolderに文書データを入稿すれば、予め設定された出力ルールをチェックして、自動的にプリントジョブとして登録される。このため、面倒な印刷設定を毎回行う必要がなくなり、簡単に印刷を行うことが可能となる。
特開平10−187379号公報 特開2000−118095号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、HotFolderに対してのユーザ管理を行っておらず、誰でもがHotFolderを使用可能であるために、文書の格納と印刷ルールの更新時間との一寸とした時間差で、希望する出力結果が得られないにも関わらず出力されてしまうという問題がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、共有フォルダたるHotFolderにアクセスしたユーザ履歴と、HotFolderに格納して実行されたジョブの実行履歴とを記憶することで、HotFolderにデータが格納された場合に、前記の履歴情報とを比較し、実行されるジョブに対して、期待する結果にならない可能性があることを事前に警告する制御手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、HotFolderを使用したジョブの出力結果が希望する結果になるか否かを、ジョブ実行前に容易に確認できるようになる。
また、誤って別の共有フォルダたるHotFolderに画像格納した場合に、誤出力されるのを防止できるという別作用もある。
本発明の実施形態を示す画像処理装置の一例として多機能周辺機器(MFP :Multi−Function Peripheral)のハードウェア構成を示す図である。 コントローラ101の内部構成を示す図である。 文書管理206の詳細を示した図である。 ボックスに文書登録する処理のフローを示す図である。 ボックスにスキャン画像を保存するための画面フローを示す図である。 HotFolderを使用しない、従来からある印刷操作の画面フローを示す図である。 HotFolderを使用しない、従来からある印刷操作の画面フローを示す図である。 HotFolderを使用しない、従来からある印刷操作の処理フローを示す図である。 HotFolder設定306に対する属性付けおよび属性更新を示す画面フロー図である。 HotFolder設定306が設定されたボックスに、データを投げ込むことにより実行される従来の出力処理のフローを示す図である 共有型HotFolderにおいて、通常に使われた場合と、属性設定の割り込みが発生した場合との違いを、時間軸で示した図である。 HotFolderログ307の詳細を示す図である。 図10の従来例を改良した本発明の処理フローを示す図であり、HotFolder設定306が設定されたボックスに対して、データを投げ込むことにより実行される本発明で改良した出力処理のフローを示す図である。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態を示す画像処理装置の一例として多機能周辺機器(MFP :Multi−Function Peripheral)のハードウェア構成を示す図である。
多機能周辺機器は、コントローラ101、ユーザインタフェース102、スキャナエンジン103、プリンタエンジン104、FAXエンジン105、自動原稿送り装置106、フィニッシャ107、ネットワークインタフェース装置108、リムーバブルメディア制御装置109、外部記憶装置110とから、その主要部が構成されている。
コントローラ101は、コントローラ101、ユーザインタフェース102、スキャナエンジン103、プリンタエンジン104、FAXエンジン105、自動原稿送り装置106、フィニッシャ107、ネットワークインタフェース装置108、リムーバブルメディア制御装置109、外部記憶装置110を制御する。
ユーザインタフェース102は、CRTもしくは液晶からなるディスプレイと、キーボードやマウス、タッチパネルなどから構成される。なお、タッチパネルは、ディスプレイ上に設けられる。
スキャナエンジン103は、CCD等のイメージセンサーにより光学的に読み取る部分であり、自動原稿送り装置106により複数枚の原稿を自動的に紙送りしながら読み取ることが可能になる。
プリンタエンジン104は、例えばレーザビームプリンタであって、スキャナエンジン103で読み取った画像などを紙等の記録媒体に記録する。また、フィニッシャ107により、同プリンタエンジンが出力した原稿をまとめてステイプル処理や製本処理することが可能な構成となっている。
FAX105は、例えばITU(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)の勧告に基づいてG3ファクス通信する部分であって、スキャナエンジン103で読み取った画像などを公衆回線112を介して送出することが可能である。
ネットワーク108は、イーサネット(登録商標)ケーブルを介してインターネット111と接続され、LAN/WAN上にある他のMFPや情報処理装置(PC)から送信された印刷ジョブ(PDLジョブ)を受け付けたり、スキャナエンジン103で読み取った画像などを送信することが可能である。
リムーバブルメディア制御装置109は、例えばUSBインターフェースであり、脱着可能で且つ容易に持ち運べる可搬メディアへの画像データの読み書きを制御する部分であり、可搬メディアに格納された画像をプリンタエンジン104へ印刷指示したり、スキャナエンジン103で読み取った画像などを記憶させることが可能である。
外部記憶装置110は、例えばハードディスクであって、コントローラ101が制御する各種の制御プログラムや制御情報、プリンタエンジン104へ印刷指示する画像、もしくは、スキャナエンジン103で読み取った画像などを記憶する部分である。
図2は、コントローラ101の内部構成を示す図であり、CPU201、ROM202、RAM203、時計(RTC)204、記憶装置(HDD)205、スキャナ制御部208、プリンタ制御部209、FAX制御部210、ネットワーク制御部211、リムーバブルメディア制御部212、操作部213がシステムバス216に接続されたものである。
CPU201は、中央処理装置であり、ROM202、RAM203、記憶装置(HDD)205に記憶されたプログラムの各種制御を司る部分である。
ROM202は、リード・オンリー・メモリのことで、CPU201が制御する各種プログラムや制御データ等を記憶する部分である。
RAM203は、ランダム・アクセス・メモリのことで、CPU201が制御するメインメモリであり、各種の制御に必要なデータやプログラムを記憶する。
時計(RTC)204は、リアルタイムクロックのことで、システム全体の時間管理を行う部分である。
記憶装置(HDD)205は、外部記憶装置110を制御する部分であり、ボックス207を複数管理する文書管理206を有する。
スキャナ制御部208は、スキャナエンジン103を制御する部分である。
プリンタ制御部209は、プリンタエンジン104を制御する部分である。
FAX制御部210は、FAXエンジン105を制御する部分である。
ネットワーク制御部211は、ネットワークインタフェース装置108を制御する部分である。
リムーバブルメディア制御部212は、リムーバブルメディア制御装置109を制御する部分である。
操作部213は、ユーザインタフェース102を制御する部分であり、表示部214と入力部215から構成される。
図3は、ボックス機能を実現するために外部記憶装置205に置かれる文書管理206の詳細を示した図である。
図2に示すように文書管理301には、複数のボックス304が登録されている。
ボックス302は、HotFolder情報305、HotFolder設定306、HotFolderログ307、文書308から構成される。
HotFolder情報305は、HotFolder設定306の最終更新者や更新日、ジョブ毎に属性確認するか否かといったHotFolde利用するためのルールを保持する。
HotFolder設定306は、HotFolderに文書を格納して実行されるジョブに対して有効になる属性を格納し、一例として、印刷部数、印刷時のカラー/白黒、片面/両面印刷の別、各種合成系の設定(スタンプ印字、日付印字、部番印字、地紋印字)といった印刷に関する情報を格納する。
HotFolderログ307は、後述する図11の情報を格納する。格納する情報の一例としては、HotFolderの属性更新履歴、HotFolder格納後に実行されたジョブの実行結果およその際のジョブ属性といった情報を格納する。
なお、各々のボックスは、各ユーザ、グループや会社の部署毎に割り当てることが可能で、パスワードによりアクセス制限することも可能である。また、
文書303は、文書情報309、ページ画像310により構成される。
文書情報309は、HotFolder上に文書を登録・作成した日付、作成者といった管理情報を記憶する。
ページ画像308は、実際の画像イメージが格納されており、1つの文書は、1ページから複数ページの画像を保持する構成である。
図4は、ボックスに文書登録する処理のフローを示す図である。401から406がホストコンピュータからPDL画像を登録する手順に対応し、407から410がスキャナエンジン103を介して行うスキャンジョブによる画像登録する手順。また、411から415がスキャナエンジン103を介したコピージョブにより画像登録する手順を示す。
まず、401から406のホストコンピュータからPDL画像を登録する手順について説明する。
401は、ホストコンピュータから投入する画像を、本発明のMFPの文書管理301が管理するボックスの何処に格納するのかを番号で指示する。ここで、0番を指示した場合は、ボックス00への格納指示であることを示す。
次に、402で、インターネット111を介して繋がるホストコンピュータ上で行う各種プリント設定のステップを示す。本ステップで行う設定操作は、パソコン上のWindows(登録商標)プリンタドライバーなどにより行うため公知であるため省略するが、部数や出力用紙サイズ、片面/両面印刷といったプリンタエンジン104に処理させる各種のプリント設定を指示する。
次に、403で、ホストコンピュータから本発明のMFPへインターネット111およびネットワークインタフェース108を介しての印刷データ転送を行う。ホストコンピュータにインストールされたWindows(登録商標)プリンタドライバーは、印刷対象となるコードデータをいわゆるPage Description Language(ページ記述言語;以下、PDLと称す)に変換し、402で設定したプリント設定データと共に送信する。
次に、404で、PDLデータを印刷イメージに展開(ラスタライズ)する。
次に、405で、文書303の作成を行う。この際に保持する情報としては、文書情報309とイメージ画像からなるページ310である。
次に、406ら409で、本発明のMFP上で行うスキャン画像の登録手順について説明する。
まず、406で、操作部213から画像保存するボックス番号を設定する。
次に、407で、ユーザインタフェース102の操作部213を介して、画像処理に必要なスキャン機能設定を行う。
次に、408で、スキャナエンジン103に対してスキャン開始を指示する。
次に、409で、スキャナエンジン103が読み取った画像イメージをページ310に格納する。自動紙送り装置106などに置かれた紙など全てを読み取り終わった後、文書情報309の書き込みを行う。
次に、410から413の本発明のMFP上で行うコピー画像の登録手順について説明する。
まず、410で、操作部213から画像保存するボックス番号を設定する。
次に、411で、ユーザインタフェース102の操作部213を介して、画像処理に必要なコピー機能設定を行う。
次に、412で、スキャナエンジン103およびプリンタエンジン104に対してコピー開始を指示する。
次に、413で、文書303の作成を行う。具体的には、スキャナエンジン103が読み取った画像イメージをページ310に格納し、自動紙送り装置106などに置かれた紙など全てを読み取り終わった後、文書作成日や作成者名からなる文書情報309に対する書き込みを行う。
図5は、図4の406から409までの処理フローに該当し、ボックスにスキャン画像を保存するための画面フローを示す図である。
まず、501の画面で、ボックス304の中から使用するボックス番号を選択する。なお、本画面は、図4の406のBOX指定処理を司るものである。
次に、502の画面で、行うべき作業を選択する。ここでは画面中央下にある「原稿読込」のボタンを押下して、スキャン画像蓄積であることを指示する。
次に、503の画面で、原稿をスキャンするために必要な各種のスキャン設定を行う。なお、本画面は、図4の407のスキャン設定処理を司るものである。
ここで、スキャン設定が終わった場合は、次に、503の画面下にある「読取開始」ボタンを押下して、スキャナエンジン103に対してスキャン開始を指示する。なお、本操作に該当する処理としては、図4の408のスキャンおよび409の画像格納になる。
図6および図7および、図8は、HotFolderを使用しない、従来からある印刷操作の画面および処理フローを示す図である。
まず、601の画面で、印刷する文書が格納されるボックスを指定する。なお、本画面に該当する処理は、図8の801で、BOX指定処理を司るものである。
次に、602の画面で、印刷する文書を選択した後、印刷を指示するために「プリント」ボタンを押下する。なお、本画面に該当する処理は、図8の802で、文書指定処理を司るものである。
次に、701の画面で、印刷する用紙やフィニッシャ107に対して行わせる処理などを設定する。なお、印刷時に行う処理の詳細は、702や703の画面などで行う。本実施例においては、「地紋印刷」の詳細設定を行う旨を702の画面で指示し、次に表示される703の画面で、その詳細設定を行う。なお、701,702,703の画面でプリント設定する操作に該当する処理は、図8の803のプリント属性設定処理となる。
この701の画面下にある「プリント開始」ボタン押下でプリンタエンジン104に対してプリント指示がされる。このプリンタエンジン104に対してプリント指示する処理は、図8の804のプリント処理が司る。
図9は、本発明のHotFolder設定306に対する属性付けおよび属性更新を示す画面フロー図である。
901は、本発明のMFPに対して各種の動作設定を行う画面である。ここでは、HotFolderへ属性設定を行うべく、「ボックス仕様設定」にカーソルを合わせた後、実行ボタンを押下する。
次に、902の画面で、HotFolder設定306を作成・更新したいボックスを指定する。
次に、903画面で、HotFolder設定306を作成・更新を意味する「ホットフォルダー属性設定」カーソルを合わせた後、実行ボタンを押下する。
次に、904の画面で、HotFolder設定306の詳細を、各々のボタンを操作することで設定を行う。本画面で「実行ボタン」を押下した場合、HotFolder設定306の更新を行った後、HotFolder情報305とHotFolderログ307とを更新して、本画面を終了する。なお、HotFolder情報305に格納するユーザは、本画面操作に入る前に事前に認証処理するものとして省略した。認証方式は、ユーザID/パスワード方式や他の認証方式を用いるようにしても良い。
図10は、HotFolder設定306が設定されたボックスに、データを投げ込むことにより実行される従来の出力処理のフローを示す図である。
まず、A01で、ボックス302にデータが格納されたか否かを確認する。ここで、ボックス302にデータが格納されたことを検知した場合は、格納されたボックス番号と文書名を取得した後、A02に進む。一方、データ格納が未である場合は、時計(RTC)204を用いて、ある一定間隔を開けてA01に戻り、再度の確認を行う。
次に、A02で、A01で取得したボックス番号を有するボックス302に、HotFolder情報305とHotFolder設定306から出力ルールが設定されているか否かを確認する。ここで、出力ルールが設定されている場合は、A03に進む。一方、出力ルールが設定されていない場合は、本処理を終了させた後、本処理が再起動されるのを待つものとした。
次に、A03で、ボックス302からHotFolder設定306を取り出す。
次に、A04で、前記処理で取り出したHotFolder設定306とA01で取得した文書名から特定した文書303とからプリントジョブ投入する。
次に、A05で、プリンタエンジン104に対してプリント指示を行い本処理を終了し、本処理が再起動されるのを待つ。
図11は、共有型HotFolderにおいて、通常に使われた場合と、属性設定の割り込みが発生した場合との違いを、文書データの格納時刻と出力ルールであるHotFolder設定時刻とを時間軸で示した図である。
図11の「(a)共有型Folderの通常な使われ方を示す図」において、B01で、Aさん、Bさん、Cさんとが、共通のHotFolder設定306を設定するものである。
まず、Aさんが13:00にスキャンジョブ(ジョブ終了時に文書保存も完)を投入し、Cさんが13:04にスキャンジョブを投入する。次に、13:07にBさんが、別のボックスから3人で共有するHotFolderへ文書を移動したことを示し、また、それぞれのプリントジョブがB01で設定した内容でプリント開始されたことを示す。ここでは特に、B03とB05とがジョブの順番がある意味逆転して投入されたことになるが、お互いが出力結果を共有しているため、特に問題とならない。
次に、「(b)割り込みが発生した共有型Folderを示す図」において、まず、B06で、Dさんの求める出力結果をHotFolder設定306に設定する。その後、スキャンジョブを連続して3つ投入したことを示す。また、B07で、EさんがHotFolder設定306を更新し、その後、別のボックスから本ボックスへ文書を複写したことを示す。
このB07でHotFolder設定306が更新されたことにより、B13とB12のプリントジョブが影響を受けることになる。ここで、B13は、望んだ結果で出力されるが、B12は、異なる結果で出力されることになり、出力結果自体が無駄になってしまう。
図12は、HotFolderログ307の詳細を示す図であり、図11で発生した事象を一例として示すものである。
まず、HotFolderログ307は、ボックス番号C01、ユーザ名C02、HotFolder属性設定時刻C03、プリントジョブ投入時刻C04、HotFolder設定履歴およびジョブの実行結果と履歴C05から構成される。
ボックス番号C01は、文書管理301が管理するボックス304(=ボックス302)の番号を示す。
ユーザ名C02は、本操作時に機器を操作できるか否かをユーザID/パスワード方式により認証して得た情報である。
HotFolder属性設定時刻C03は、HotFolder設定306を更新した時刻を示す。
プリントジョブ投入時刻C04は、HotFolder設定306を用いて印刷したジョブの投入時刻を示す。
なお、HotFolder属性設定時刻C03とプリントジョブ投入時刻C04が共に有効になることが無いものとする(どちらか片方の値のみが有効(有効な場合に、値が設定される))。
HotFolder設定履歴およびジョブの実行結果と履歴C05は、HotFolder設定306に設定した内容もしくは、HotFolder設定306に設定された内容を用いて実行されるプリントジョブの実行結果を記録する。このどちらかが格納されているかは、HotFolder属性設定時刻C03とプリントジョブ投入時刻C04により判断するものとする。
具体的な説明を加えると、ユーザボックス20を、Aさん、Bさん、Cさんとで共有していることを示し(図11の「(a)共有型Folderの通常な使われ方を示す図」に相当)、ユーザボックス11で割り込みが発生していることを示している(「(b)割り込みが発生した共有型Folderを示す図」に相当)。なお、ここでは、最下段のレコードで、Dさんのジョブが15:02に投入されるが、HotFolder設定306がEさんにより更新されているため、ジョブがキャンセルされた(ジョブをキャンセルした)ことを示している。
図13は、図10の従来例を改良した本発明の処理フローを示す図であり、HotFolder設定306が設定されたボックスに対して、データを投げ込むことにより実行される本発明で改良した出力処理のフローを示す図である。
まず、D01にて、HotFolder情報305が保持する「属性確認の要否」の内容を確認する。ここで属性の確認が必要と判断した場合は、D02に進む。一方、属性確認が不要と判断した場合は、D11に進み、HotFolder設定306を用いてのプリントジョブ投入を行った後、本処理を終了する。
次に、D02で、HotFolder情報305にある属性設定者と文書情報309にある作成者とを比較して、同一ユーザか否かを確認する。ここで同一ユーザと判定した場合は、D03に進み、HotFolder設定306を用いてのプリントジョブ投入を行った後、本処理を終了する。
一方、D02で異なるユーザと判断した場合は、D04に進む。
D04では、文書情報309にある作成者のジョブと今正に出力しようとしているボックス番号との組み合わせが、HotFolderログ307(図12に相当)に残っているか否かを調べる。
D04において、HotFolderログ307(図12に相当)に有効なログが残っていると判断した場合は、HotFolderログ307中のC05から、前回のジョブの設定内容を取得する。
次に、D05で、D04で取得した前回実行のジョブ設定(図12のC05に相当)と、HotFolder設定306とが同一か否かを確認する。ここで属性が同一と判断した場合は、D10に進み、HotFolder設定306を用いてのプリントジョブ投入を行った後、本処理を終了する。
一方、前回実行時のジョブ設定とHotFolder設定306の内容とが異なると判断した場合は、D06に進み、異なる属性の一覧を文書情報309にある作成者へ通知する(本実施例では、詳細を図示しないが表示部214にアラートメッセージとして表示するものとした)。
次に、D07で、D06に対するユーザ操作を確認する。ここで、プリント実行指示がされた場合は、D08に進み、HotFolder設定306を用いてのプリントジョブ投入を行った後、本処理を終了する。
一方、D07で発行拒否が指示された場合は、ジョブをキャンセルするとともに、文書303も削除した後に、本処理を終了する。
D04で、HotFolderログ307(図12に相当)に有効なログが残っていなかった場合合は、D11に進み、出力結果を保証できない旨のエラー通知を文書情報309にある作成者に対して行う(本実施例では、詳細を図示しないが表示部214にアラートメッセージとして表示するものとした)。
次に、D12で、D11に対するユーザ操作を確認する。ここで、プリント実行指示がされた場合は、D13に進み、HotFolder設定306を用いてのプリントジョブ投入を行った後、本処理を終了する。
一方、D14で発行拒否が指示された場合は、ジョブをキャンセルするとともに、文書303も削除した後に、本処理を終了する。

Claims (4)

  1. 複数個のボックスを有し、画像情報からなる文書データを前記ボックスに格納したり、前記格納されたデータを前記ボックスから取り出したりすることができる画像処理装置において、
    前記ボックスに対して、任意の機能や処理を関連付ける機能処理関連付け手段と、
    前記ボックスにデータを投げ込むことにより、前記関連付けされた機能や処理を組み合わせて実現する機能実行手段と、
    前記機能処理関連付け手段に対して関連付けの更新があった場合は、その内容と、前記の機能実行手段により実行したジョブの実行内容とを履歴として記録するログ手段と、
    前記ボックスにデータが投げ込まれた場合に、前記ログ手段が管理記録する履歴の内容から、期待する出力結果が得られない可能性がある旨を判断し警告する判定手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記判定手段において、前記ボックスにデータを投げ込んだユーザと、前記機能処理関連付け手段を用いたユーザとを比較することで警告する第一の警告手段と
    前記実行手段により実行する直前に、異なるユーザのジョブを実行したか否かを判断することで警告する第二の警告手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記ボックスにデータを投げ込んだユーザ情報を、機能実行手段により実行されるジョブに引き継ぐユーザ情報継続手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像処理装置を備えることを特徴とする制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012079287A (ja) * 2010-09-07 2012-04-19 Ricoh Co Ltd 文書配信システム、画像形成装置、文書データ制御方法、文書データ制御プログラム及び記録媒体
JP2020170281A (ja) * 2019-04-02 2020-10-15 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置、ジョブ制御方法およびジョブ制御プログラム

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