JP2014109901A - 管理支援プログラム、管理支援装置および管理支援方法 - Google Patents

管理支援プログラム、管理支援装置および管理支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ビル管理システムに応じて生成可能なグラフの種類を特定すること。
【解決手段】管理支援装置100は、施設のビル管理システムから出力される出力ファイルを取得する。管理支援装置100は、第1定義情報110を参照して、取得した出力ファイル101に含まれる項目の種類を特定する。管理支援装置100は、第2定義情報120を参照して、特定した出力ファイル101に含まれる項目の種類に応じて、生成可能なグラフの種類を特定する。管理支援装置100は、特定したグラフの種類について生成可能であることを示す情報を出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、管理支援プログラム、管理支援装置および管理支援方法に関する。
ビル管理システムは、ビルの電力設備、空調設備、給排水設備、機械設備、ボイラー等の設備を管理するシステムである。また、ビルの管理者等がビル内の設備のエネルギーの使用状況などを分析するために、ビル管理システムから出力される情報をもとにグラフが生成される場合がある。
関連する先行技術としては、例えば、取込定義情報で定義された取込先項目ごとに、当該取込先項目と対応する入力データの項目のデータをそれぞれ取り込み、各取込先項目の配置順序に基づき出力データとして出力するものがある。また、取引先から受信したデータを取引先のフォーマットテーブルに従って項目ごとに分解して項目単位データを生成し、日付、相手先コードおよびデータ種別を含む項目情報を付加して、共通データベースに登録する技術がある。また、グラフの1次候補種別を選択し、グラフ化データの配列条件が1次候補種別に基づく配列条件を満たしているとき当該1次候補種別をグラフの2次候補種別とし、2次候補種別のうちから最も高い頻度のグラフ種別を決定する技術がある。
特開2002−251306号公報 特開2004−288009号公報 特開平7−302347号公報
しかしながら、従来技術では、ビル管理システムから出力される情報に含まれる項目や項目の順序はビル管理システムごとに異なる場合があり、ビル管理システムから出力される情報から、どのような種類のグラフを生成できるのか判断することが難しい。
1つの側面では、本発明は、ビル管理システムに応じて生成可能なグラフの種類を特定することができる管理支援プログラム、管理支援装置および管理支援方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面によれば、出力ファイルの項目の種類、順序が異なるビル管理システムごとに出力ファイルの項目の種類、順序の定義情報を記憶する記憶部の記憶内容を参照して、ビル管理システムから取得した出力ファイルの項目の種類を特定し、グラフの種類と該グラフの種類の生成に要する項目とを関連付けて記憶する記憶部の記憶内容を参照して、特定した前記項目の種類に応じて生成可能なグラフの種類を特定し、特定した前記グラフの種類について生成可能であることを示す情報を表示部に表示させる管理支援プログラム、管理支援装置および管理支援方法が提案される。
本発明の一態様によれば、ビル管理システムに応じて生成可能なグラフの種類を特定することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる管理支援方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、実施の形態にかかるシステム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、管理支援装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、出力ファイルFの具体例を示す説明図(その1)である。 図5は、出力ファイルFの具体例を示す説明図(その2)である。 図6は、項目定義体テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、グラフ定義体テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、管理支援装置100の機能的構成例を示すブロック図である。 図9は、取込データ一覧900の記憶内容の変遷例を示す説明図(その1)である。 図10は、取込データ一覧900の記憶内容の変遷例を示す説明図(その2)である。 図11は、取込データ一覧900の記憶内容の変遷例を示す説明図(その3)である。 図12は、取込データ一覧900の記憶内容の変遷例を示す説明図(その4)である。 図13は、センサー情報テーブル1300の記憶内容の一例を示す説明図である。 図14は、取込データ一覧900の記憶内容の一例を示す説明図である。 図15は、グラフ生成画面1500の画面例を示す説明図である。 図16は、管理支援装置100の抽出処理手順の一例を示すフローチャートである。 図17は、管理支援装置100の表示制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる管理支援プログラム、管理支援装置および管理支援方法の実施の形態を詳細に説明する。
(管理支援方法の一実施例)
図1は、実施の形態にかかる管理支援方法の一実施例を示す説明図である。図1において、管理支援装置100は、施設内の設備の運用維持管理を支援するコンピュータである。施設とは、例えば、電力設備、ガス設備、空調設備、給排水設備、機械設備、ボイラー等の設備を有するビル、工場、遊園地、学校などである。
各施設には、施設内の設備を管理する施設管理システムが導入される。施設管理システムによれば、例えば、施設内の各設備の電気、水道、ガス等のエネルギー使用量を表す情報を収集することができる。また、施設の管理者が、施設のエネルギーの使用状況などを分析するために、ビル管理システムから出力される情報をグラフ化して表示したい場合がある。
ここで、各施設にはそれぞれ異なるビル管理システムが導入される場合があり、各ビル管理システムから出力される情報のフォーマットがビル管理システムごとに異なる場合がある。具体的には、例えば、ビル管理システムから出力される情報に含まれる項目の種類や項目の順序がビル管理システムごとに異なる場合がある。
また、ビル管理システムから出力される情報に含まれる項目の種類に応じて、該情報から生成することができるグラフの種類が異なる。このため、例えば、複数の施設を管理する管理者にとっては、それぞれのビル管理システムから出力される情報から、どのような種類のグラフを生成できるのか把握することが難しくなる。
そこで、本実施の形態では、管理支援装置100は、ビル管理システムから出力される情報に含まれる項目の種類を特定し、特定した項目に応じて生成可能なグラフの種類を特定することにより、ビル管理システムに応じたグラフの生成候補の把握を容易にする。以下、管理支援装置100の管理支援処理例について説明する。
(1)管理支援装置100は、施設のビル管理システムから出力される出力ファイルを取得する。ここで、出力ファイルは、施設内の各設備で使用された電気、水道、ガス等のエネルギー使用量などを表す情報である。出力ファイルは、例えば、項目をカンマ区切りで記録したCSV(Comma−Separated Value)形式の情報である。図1の例では、ビル管理システムAから出力された出力ファイル101が取得されている。出力ファイル101は、CSV形式の情報である。ただし、図1では、出力ファイル101のカンマを省略している。
(2)管理支援装置100は、第1定義情報110を参照して、取得した出力ファイル101に含まれる項目の種類を特定する。ここで、第1定義情報110は、ビル管理システムごとに出力ファイルの項目の種類、順序を表す情報である。また、項目の種類とは、項目を分類するためのものであり、例えば、項目名によって表される。
また、項目の順序とは、出力ファイルにおいて項目の項目値が記録される位置を特定するものであり、例えば、出力ファイルの何行何列に記録されているかによって表される。第1定義情報110によれば、各ビル管理システムから出力される出力ファイルに含まれる項目の種類とともに、その項目の項目値が出力ファイルのどこに記録されているかを特定することができる。図1の例では、出力ファイル101に含まれる項目の種類「a」、「b」、「c」、「d」および「e」が特定されている。
(3)管理支援装置100は、第2定義情報120を参照して、特定した出力ファイル101に含まれる項目の種類に応じて、生成可能なグラフの種類を特定する。ここで、第2定義情報120は、グラフの種類と該グラフの種類の生成に要する項目の種類とを関連付けて表す情報である。
また、グラフの種類とは、グラフを分類するためのものであり、例えば、グラフ名によって表される。図1の例では、出力ファイル101に含まれる項目の種類「a」、「b」、「c」、「d」および「e」から生成可能なグラフの種類「X」および「Y」が特定される。
(4)管理支援装置100は、特定したグラフの種類について生成可能であることを示す情報を出力する。具体的には、例えば、管理支援装置100は、グラフの種類「X」および「Y」について生成可能であることを示すグラフ情報130を表示部(例えば、後述の図3に示すディスプレイ308)に表示する。
このように、管理支援装置100によれば、第1定義情報110を参照して、各ビル管理システムから出力される出力ファイルに含まれる項目の種類を特定することができる。また、管理支援装置100によれば、第2定義情報120を参照して、出力ファイルに含まれる項目の種類に応じて生成可能なグラフの種類を特定することができる。また、管理支援装置100によれば、特定したグラフの種類について生成可能であることを示す情報(例えば、グラフ情報130)を出力することができる。
これにより、ビル管理システムのそれぞれが異なる情報を出力する場合であっても、施設の管理者は、それぞれのビル管理システムに応じたグラフの生成候補を容易に把握することができる。例えば、グラフ情報130によれば、ビル管理システムAに応じて生成可能なグラフの種類「X」および「Y」を把握することができる。
(システム200のシステム構成例)
図2は、実施の形態にかかるシステム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、システム200は、管理支援装置100と複数のビル管理装置201(図2の例では、ビル管理装置201−1〜201−3)とを含む。システム200において、管理支援装置100とビル管理装置201は、有線または無線のネットワーク210を介して接続されている。ネットワーク210は、例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)などである。
ここで、ビル管理装置201は、ビルB内の設備を管理するビル管理システムSのコンピュータである。ビルBは、複数の棟を含むものであってもよく、また、複数のエリアに区分けされていてもよい。設備は、例えば、電力設備、ガス設備、空調設備、給排水設備、機械設備、ボイラーなどである。設備には、設備で使用された電気、水道、ガス等のエネルギー使用量や設備周辺の外気温度を計測するセンサーが接続されている。センサーは、例えば、電気メータ、ガスメータ、水道メータ、温度計などである。
ビル管理装置201は、ビルB内の設備に接続されたセンサーにより計測された計測結果を収集し、収集した計測結果を含む出力ファイルFを出力する機能を有する。出力ファイルFの出力タイミングは、任意に設定可能であり、例えば、時間単位、日単位、週単位などに設定することができる。なお、出力ファイルFの具体例については、図4および図5を用いて後述する。
図2の例では、ビル管理装置201−1は、ビルB1内の設備を管理するビル管理システムS1のコンピュータである。また、ビル管理装置201−2は、ビルB2内の設備を管理するビル管理システムS2のコンピュータである。また、ビル管理装置201−3は、ビルB3内の設備を管理するビル管理システムS3のコンピュータである。
(管理支援装置100のハードウェア構成例)
図3は、管理支援装置100のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、管理支援装置100は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read‐Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、磁気ディスクドライブ304と、磁気ディスク305と、光ディスクドライブ306と、光ディスク307と、ディスプレイ308と、I/F(Interface)309と、キーボード310と、マウス311と、スキャナ312と、プリンタ313と、を有する。また、各構成部はバス300によってそれぞれ接続されている。
ここで、CPU301は、管理支援装置100の全体の制御を司る。ROM302は、ブートプログラムなどのプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。磁気ディスクドライブ304は、CPU301の制御にしたがって磁気ディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。磁気ディスク305は、磁気ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。
光ディスクドライブ306は、CPU301の制御にしたがって光ディスク307に対するデータのリード/ライトを制御する。光ディスク307は、光ディスクドライブ306の制御で書き込まれたデータを記憶したり、光ディスク307に記憶されたデータをコンピュータに読み取らせたりする。
ディスプレイ308は、カーソル、アイコンあるいはツールボックスをはじめ、文書、画像、機能情報などのデータを表示する。このディスプレイ308は、例えば、CRT、TFT液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどを採用することができる。
I/F309は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して他のコンピュータ(例えば、ビル管理装置201)に接続される。そして、I/F309は、ネットワーク210と内部のインターフェースを司り、他のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F309には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
キーボード310は、文字、数字、各種指示などの入力のためのキーを備え、データの入力を行う。また、タッチパネル式の入力パッドやテンキーなどであってもよい。マウス311は、カーソルの移動や範囲選択、あるいはウィンドウの移動やサイズの変更などを行う。ポインティングデバイスとして同様に機能を備えるものであれば、トラックボールやジョイスティックなどであってもよい。
スキャナ312は、画像を光学的に読み取り、管理支援装置100内に画像データを取り込む。また、プリンタ313は、画像データや文書データを印刷する。プリンタ313には、例えば、レーザプリンタやインクジェットプリンタを採用することができる。
なお、管理支援装置100は、上述した構成部のうち、例えば、光ディスクドライブ306、光ディスク307、スキャナ312、プリンタ313を有さないことにしてもよい。また、ビル管理装置201は、例えば、上述した管理支援装置100と同様のハードウェア構成により実現することができる。
(出力ファイルFの具体例)
つぎに、図4および図5を用いて、ビル管理装置201から出力される出力ファイルFの具体例について説明する。
図4は、出力ファイルFの具体例を示す説明図(その1)である。図4において、出力ファイルF1は、ビル管理装置201−1から出力されたCSV形式の情報であり、CSVデータ400−1〜400−5を含む。なお、図4中、XX列表記は、出力順番を示している(A列→B列→C列→…→AA列→AB列→AC列)。
CSVデータ400−1は、出力ファイルF1に含まれる項目(日付、センサーNo、単位、ポイント名称、時間)を表す。また、CSVデータ400−2〜400−5は、出力ファイルF1に含まれる各項目(日付、センサーNo、単位、ポイント名称、時間)の項目値を表す。
ここで、日付は、ビルB1内の各設備に接続されたセンサーにより計測対象(例えば、エネルギー使用量、外気温度)が計測された日付である。センサーNoは、センサーの識別子である。単位は、エネルギー使用量や外気温度の単位である。ポイント名称は、設備の名称や設置場所、センサーの計測対象などを特定するための名称である。時間(00時、01時、…、23時)は、センサーにより計測された時間ごとの計測結果を表す。具体的には、出力ファイルF1では、センサーにより計測された時間ごとの計測結果として実測値が出力される。
図5は、出力ファイルFの具体例を示す説明図(その2)である。図5において、出力ファイルF2は、ビル管理装置201−2から出力されたCSV形式の情報であり、CSVデータ500−1〜500−5を含む。なお、図5中、XX列表記は、出力順番を示している(A列→B列→C列→…→AO列→AP列→AQ列)。
CSVデータ500−1は、出力ファイルF2に含まれる項目(日付)と、項目(日付)の項目値とを表す。また、CSVデータ500−2は、出力ファイルF2に含まれる項目(センサーNo、ポイント名称、単位、時間)を表す。また、CSVデータ500−3〜500−5は、出力ファイルF2に含まれる各項目(センサーNo、ポイント名称、単位、時間)の項目値を表す。ただし、出力ファイルF2では、センサーにより計測された時間ごとの計測結果としてメータ値と実測値とがセットで出力される。
(項目定義体テーブル600の記憶内容)
つぎに、管理支援装置100が用いる項目定義体テーブル600の記憶内容について説明する。項目定義体テーブル600は、例えば、図3に示したROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶装置に記憶されている。なお、図1に示した第1定義情報110は、項目定義体テーブル600に相当する。
図6は、項目定義体テーブル600の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、項目定義体テーブル600は、ビル管理システムSごとの項目定義体600−1〜600−3を記憶する。項目定義体600−1〜600−3は、各ビル管理システムSから出力される出力ファイルFに含まれる項目の種類および順序を定義した情報である。
項目定義体600−1には、ビル管理システムS1を識別するシステムIDとともに、ビル管理システムS1から出力される出力ファイルF1(例えば、図4に示した出力ファイルF1)に含まれる項目の種類および順序が定義されている。項目定義体600−2には、ビル管理システムS2を識別するシステムIDとともに、ビル管理システムS2から出力される出力ファイルF2(例えば、図5に示した出力ファイルF2)に含まれる項目の種類および順序が定義されている。項目定義体600−3には、ビル管理システムS3を識別するシステムIDとともに、ビル管理システムS3から出力される出力ファイルF3に含まれる項目の種類および順序が定義されている。
項目定義体600−1によれば、ビル管理システムS1から出力される出力ファイルF1のA列の2行目以降に項目「日付」の項目値が記録され、B列の2行目以降に項目「センサーNo」の項目値が記録されることが認識できる。また、出力ファイルF1のC列の2行目以降に項目「単位」の項目値が記録され、D列の2行目以降に項目「ポイント名称」の項目値が記録され、E列以降の各列の2行目以降に各項目「時間(例えば、00時)」の項目値が記録されることが認識できる。
項目定義体600−2によれば、ビル管理システムS2から出力される出力ファイルF2のB列の1行目に項目「日付」の項目値が記録され、A列の3行目以降に項目「センサーNo」の項目値が記録されることが認識できる。また、出力ファイルF2のC列の3行目以降に項目「単位」の項目値が記録され、B列の3行目以降に項目「ポイント名称」の項目値が記録され、D列以降の各列の3行目以降に各項目「時間(例えば、00時)」の項目値が記録されることが認識できる。
(グラフ定義体テーブル700の記憶内容)
つぎに、管理支援装置100が用いるグラフ定義体テーブル700の記憶内容について説明する。グラフ定義体テーブル700は、例えば、ROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶装置に記憶されている。なお、図1に示した第2定義情報120は、グラフ定義体テーブル700に相当する。
図7は、グラフ定義体テーブル700の記憶内容の一例を示す説明図である。図7において、グラフ定義体テーブル700は、グラフID、グラフ名および項目のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、グラフ定義体(例えば、グラフ定義体700−1〜700−3)がレコードとして記憶される。
ここで、グラフIDは、本明細書において説明上使用するグラフGの識別子である。グラフ名は、グラフGの名称である。項目は、グラフGの生成に要する項目の種類である。例えば、グラフ定義体700−1を例に挙げると、グラフ名「施設全体のエネルギー使用量グラフ(日単位)」のグラフG1の生成に要する項目「日付、単位、種別」が示されている。また、グラフ定義体700−2を例に挙げると、グラフ名「施設全体のエネルギー使用量グラフ(時間単位)」のグラフG2の生成に要する項目「日付、単位、種別、時間(00時、01時、…、23時)」が示されている。ただし、図7では、00時から23時までの時間を単に「時間」として表記する。
(管理支援装置100の機能的構成例)
図8は、管理支援装置100の機能的構成例を示すブロック図である。図8において、管理支援装置100は、取得部801と、特定部802と、抽出部803と、表示制御部804と、生成部805と、を含む構成である。取得部801〜生成部805は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図3に示したROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F309により、その機能を実現する。また、各機能部の処理結果は、例えば、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶装置に記憶される。
取得部801は、ビルBに導入されたビル管理システムSから出力される出力ファイルFを取得する機能を有する。具体的には、例えば、取得部801は、ビル管理装置201から出力ファイルFを受信することにより、ビル管理システムSから出力される出力ファイルFを取得する。また、取得部801は、図3に示したキーボード310やマウス311を用いたユーザの操作入力により、ビル管理システムSから出力される出力ファイルFを取得することにしてもよい。
特定部802は、項目定義体テーブル600(図6参照)を参照して、取得部801によって取得された出力ファイルFに含まれる項目(項目の種類)を特定する機能を有する。具体的には、例えば、特定部802は、項目定義体テーブル600から、出力ファイルF1の出力元であるビル管理システムS1のシステムID「S1」に対応する項目定義体600−1を抽出する。そして、特定部802は、抽出した項目定義体600−1を参照して、出力ファイルF1に含まれる項目「日付、センサーNo、単位、ポイント名称、時間(00時、01時、…、23時)」を特定する。なお、ビル管理システムSのシステムIDは、例えば、ビル管理装置201のアドレスから特定することができる。
抽出部803は、項目定義体テーブル600を参照して、取得部801によって取得された出力ファイルFから、特定部802によって特定された項目の項目値を抽出する機能を有する。具体的には、例えば、抽出部803は、項目定義体600−1を参照して、出力ファイルF1のA列2行目の値を、項目「日付」の項目値として抽出する。抽出された項目の項目値は、例えば、項目の項目名と対応付けて図9に示す取込データ一覧900に記録される。なお、抽出部803による抽出処理の具体的な処理内容については、図9〜図12を用いて後述する。
また、特定部802は、グラフ定義体テーブル700(図7参照)を参照して、特定した出力ファイルFに含まれる項目に応じて生成可能なグラフの種類を特定する機能を有する。具体的には、例えば、特定部802は、取込データ一覧900(図9参照)を参照して、生成可能なグラフの種類を特定することにしてもよい。
表示制御部804は、特定部802によって特定されたグラフの種類について生成可能であることを示す情報をディスプレイ308に表示させる機能を有する。具体的には、例えば、表示制御部804は、ビルBを識別するビルIDと対応付けて、生成可能なグラフのグラフ名をディスプレイ308に表示させることにしてもよい。
また、表示制御部804は、後述する図15に示すようなグラフ生成画面1500をディスプレイ308に表示させることにしてもよい。グラフ生成画面1500は、ユーザの操作入力により、グラフGの生成に用いる項目を選択することにより、生成可能なグラフGの種類の中から生成対象となるグラフGの種類を選択する画面である。
生成部805は、抽出部803によって抽出された抽出結果に基づいて、グラフGを生成する機能を有する。具体的には、例えば、生成部805は、取込データ一覧900(図9参照)を参照して、生成可能なグラフGの種類の中から選択された種類のグラフGを生成する。
より具体的には、例えば、生成部805は、ビルB全体の時間(例えば、00時、01時、…、23時)ごとのエネルギー使用量を累積した累積エネルギー使用量を算出することにより、ビルB全体の時間ごとの累積エネルギー使用量を表す棒グラフを生成することにしてもよい。なお、グラフGの具体例については、図15を用いて後述する。
また、表示制御部804は、生成部805によって生成されたグラフGをディスプレイ308に表示させる機能を有する。具体的には、例えば、表示制御部804は、生成されたグラフGを、グラフGのグラフ名とともにディスプレイ308に表示させることにしてもよい。なお、グラフGの表示例については、図15を用いて後述する。
また、生成部805は、複数のビル管理システムSから出力される出力ファイルFから抽出された抽出結果に基づいて、グラフGを生成することにしてもよい。この場合、特定部802は、複数のビル管理システムSから出力される出力ファイルFに共通して含まれる項目に応じて生成可能なグラフの種類を特定することにしてもよい。
(取込データ一覧900の記憶内容)
つぎに、出力ファイルFから各項目の項目値を抽出して取込データ一覧900に記録する場合について説明する。取込データ一覧900は、例えば、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶装置により実現される。
まず、図4に示した出力ファイルF1を例に挙げて、出力ファイルF1から各項目の項目値を抽出して取込データ一覧900に記録する場合について説明する。
図9〜図12は、取込データ一覧900の記憶内容の変遷例を示す説明図である。図9において、取込データ一覧900は、ビルID、日付、センサーNo、単位、ポイント名称、建物、フロア、エリア、設備および時間(00時、01時、…、23時)のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することにより、取込データがレコードとして記憶される。
まず、抽出部803は、出力ファイルF1の出力元であるビル管理システムS1が管理するビルB1のビルID「B1」を特定する。そして、抽出部803は、特定したビルID「B1」を項目「ビルID」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図9中、(9−1)参照)。なお、ビル管理システムSが管理するビルBのビルIDは、例えば、ビル管理装置201のアドレスから特定することができる。
また、抽出部803は、項目定義体600−1を参照して、出力ファイルF1のA列2行目に項目「日付」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF1のA列2行目の値「2012/11/9」を、項目「日付」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「2012/11/9」を項目「日付」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図9中、(9−1)参照)。
また、抽出部803は、項目定義体600−1を参照して、出力ファイルF1のB列2行目に項目「センサーNo」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF1のB列2行目の値「1012011021」を、項目「センサーNo」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「1012011021」を項目「センサーNo」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図9中、(9−2)参照)。
また、抽出部803は、項目定義体600−1を参照して、出力ファイルF1のC列2行目に項目「単位」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF1のC列2行目の値「kwh」を、項目「単位」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「kwh」を項目「単位」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図10中、(9−3)参照)。
また、抽出部803は、項目定義体600−1を参照して、出力ファイルF1のD列2行目に項目「ポイント名称」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF1のD列2行目の値「4F照明灯電力」を、項目「ポイント名称」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「4F照明灯電力」を項目「ポイント名称」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図10中、(9−3)参照)。
また、抽出部803は、項目定義体600−1を参照して、出力ファイルF1のE列以降の各列の2行目に項目「時間」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF1のE列2行目の値「10」を、項目「00時」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「10」を項目「00時」と対応付けて取込データ一覧900に記録する。以下同様に、抽出部803は、F列以降の各列についても、各項目「01時、02時、…、23時」の項目値を抽出して取込データ一覧900に記録する(図10中、(9−3)参照)。
この結果、取込データ900−1がレコードとして記憶される。なお、この時点では、取込データ900−1の建物、フロア、エリア、設備の各フィールドは空である。
そして、抽出部803は、出力ファイルF1の3行目以降のレコード(CSVデータ400−3〜400−5)についても、上述した一連の処理を行う。すなわち、抽出部803は、上述した一連の処理を、出力ファイルF1から選択されていない未選択のCSVデータがなくなるまで繰り返し行う(図10中、(9−4)参照)。
この結果、取込データ900−2〜900−4がレコードとして記憶される。なお、この時点では、取込データ900−2〜900−4の建物、フロア、エリア、設備の各フィールドは空である。
つぎに、図5に示した出力ファイルF2を例に挙げて、出力ファイルF2から各項目の項目値を抽出して取込データ一覧900に記録する場合について説明する。
図11において、まず、抽出部803は、出力ファイルF2の出力元であるビル管理システムS2が管理するビルB2のビルID「B2」を特定する。そして、抽出部803は、特定したビルID「B2」を項目「ビルID」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図11中、(9−5)参照)。
また、抽出部803は、項目定義体600−2を参照して、出力ファイルF2のB列1行目に項目「日付」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF2のB列1行目の値「2012/11/9」を、項目「日付」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「2012/11/9」を項目「日付」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図11中、(9−5)参照)。
また、抽出部803は、出力ファイルF2のA列3行目に項目「センサーNo」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF2のA列3行目の値「7890020320」を、項目「センサーNo」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「7890020320」を項目「センサーNo」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図11中、(9−6)参照)。
また、抽出部803は、項目定義体600−2を参照して、出力ファイルF2のC列3行目に項目「単位」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF2のC列3行目の値「m3」を、項目「単位」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「m3」を項目「単位」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図12中、(9−7)参照)。
また、抽出部803は、項目定義体600−2を参照して、出力ファイルF2のB列3行目に項目「ポイント名称」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF2のB列3行目の値「4Fガス使用量」を、項目「ポイント名称」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「4Fガス使用量」を項目「ポイント名称」と対応付けて取込データ一覧900に記録する(図12中、(9−7)参照)。
また、抽出部803は、項目定義体600−1を参照して、出力ファイルF2のE列、G列、…、AO列、AQ列の3行目に項目「時間(00時、01時、…、22時、23時)」の項目値が記録されることを認識する。つぎに、抽出部803は、出力ファイルF2のE列3行目の値「10」を、項目「00時」の項目値として抽出する。そして、抽出部803は、抽出した項目値「10」を項目「00時」と対応付けて取込データ一覧900に記録する。以下同様に、抽出部803は、G列、…、AO列、AQ列についても、各項目「01時、02時、…、23時」の項目値を抽出して取込データ一覧900に記録する(図12中、(9−7)参照)。
この結果、取込データ900−5がレコードとして記憶される。なお、この時点では、取込データ900−5の建物、フロア、エリア、設備の各フィールドは空である。
そして、抽出部803は、出力ファイルF2の4行目以降のレコード(CSVデータ500−4,500−5)についても、上述した一連の処理を行う。すなわち、抽出部803は、上述した一連の処理を、出力ファイルF2から選択されていない未選択のCSVデータがなくなるまで繰り返し行う(図12中、(9−8)参照)。ただし、項目「日付」の項目値については、出力ファイルF2のB列1行目に固定である。
この結果、取込データ900−6,900−7がレコードとして記憶される。なお、この時点では、取込データ900−6,900−7の建物、フロア、エリア、設備の各フィールドは空である。
(センサー情報テーブル1300の記憶内容)
つぎに、管理支援装置100が用いるセンサー情報テーブル1300の記憶内容について説明する。センサー情報テーブル1300は、例えば、ROM302、RAM303、磁気ディスク305、光ディスク307などの記憶装置に記憶されている。
図13は、センサー情報テーブル1300の記憶内容の一例を示す説明図である。図13において、センサー情報テーブル1300は、センサーNo、建物、フロア、エリア、設備および種別のフィールドを有する。各フィールドの情報を設定することにより、センサー情報(例えば、センサー情報1300−1,1300−2)がレコードとして記憶される。
ここで、センサーNoは、ビルBに設置されるセンサーの識別子である。建物は、センサーが設置されている棟の名称である。フロアは、建物内のフロアのうちセンサーが設置されているフロアの名称である。エリアは、フロアを区分けしたエリアのうちセンサーが設置されているエリアである。設備は、センサーが接続されている設備の名称である。種別は、センサーの測定対象となるエネルギー使用量や外気温度などである。
一例としてセンサー情報1300−1を例に挙げると、センサーNo「1012011021」、建物「A棟」、フロア「4F」、エリア「東」、設備「4F分電盤」および種別「電力」が示されている。なお、ここでは、センサーNoと対応付けて、建物、フロア、エリアおよび設備の情報を記憶することにしたが、これに限らない。例えば、ポイント名称と対応付けて、建物、フロア、エリアおよび設備等の情報を記憶することにしてもよい。
センサー情報テーブル1300によれば、センサーNoを手掛かりにして、ビル管理システムSからの出力ファイルFに含まれていない項目の項目値を特定することができる。ここで、センサー情報テーブル1300を用いて、項目「建物」、「フロア」、「エリア」、「設備」および「種別」の項目値を特定した場合の取込データ一覧900の記憶内容について説明する。
図14は、取込データ一覧900の記憶内容の一例を示す説明図である。図14において、取込データ一覧900の各取込データ900−1〜900−7の建物、フロア、エリア、設備および種別の各フィールドに情報が設定されている。
一例として取込データ900−1を例に挙げると、項目「建物」の項目値「A棟」、項目「フロア」の項目値「4F」、項目「エリア」の項目値「東」、項目「設備」の項目値「4F分電盤」および項目「種別」の項目値「電力」が設定されている。
このように、センサー情報テーブル1300によれば、センサーNoを手掛かりにしてグラフGの生成に用いる項目の種類を増やすことができる。また、出力ファイルFに建物、フロア、エリア、設備、種別のような計測の度に変化しない項目を含めなくてもよいため、出力ファイルFのデータ量の増大を抑えて、装置間のデータ通信量の増大を抑えることができる。
(グラフ生成画面1500の画面例)
つぎに、グラフG生成時にディスプレイ308に表示されるグラフ生成画面1500の画面例について説明する。ここでは、あるビルBのビル管理システムSから出力された出力ファイルFから抽出された各項目の項目値に基づいてグラフGを作成する場合について説明する。
図15は、グラフ生成画面1500の画面例を示す説明図である。グラフ生成画面1500において、キーボード310やマウス311を用いたユーザの操作入力により、チェックボックス1501のいずれかの文字列をクリックすることにより、どの単位の計測結果を用いてグラフGを生成するのかを指定することができる。ここでは、チェックボックス1501の「全体」がクリックされて、ビルB全体の計測結果を用いてグラフGを生成する場合を想定する。
また、グラフ生成画面1500において、チェックボックス1502をクリックすることにより、どの種別(例えば、電気、ガス、水道)のグラフGを生成するのかを選択することができる。ここでは、「給水」が選択されて、種別「水道」のグラフGを生成する場合を想定する。
また、グラフ生成画面1500において、ボタン1503,1504のいずれかのボタンをクリックすることにより、集計単位を選択することができる。ここでは、「全体」が選択されて、施設全体の種別「水道」のグラフGを生成する場合を想定する。
また、グラフ生成画面1500において、ボタン1505をクリックすることにより、過去データを表示させるか否かを選択することができる。また、チェックボックス1506〜1508のいずれかをクリックすることにより、どの過去データを表示させるかを指定することができる。ここでは、1日前の過去データを表示させる場合を想定する。
また、グラフ生成画面1500において、チェックボックス1509〜1511のいずれかをクリックすることにより、どの期間のグラフGを表示させるかを指定することができる。ここでは、2011年1月1日の1日分(時間単位)のグラフGを表示させる場合を想定する。
また、グラフ生成画面1500において、ボタン1512をクリックすることにより、グラフGを生成して表示させることができる。図15の例では、ボタン1512がクリックされた結果、グラフ1520が表示される。グラフ1520は、ビル全体の水道使用量グラフ(時間単位)である。グラフ1520によれば、2011年1月1日のビルB全体の時間単位の水道使用量を把握することができる。
(管理支援装置100の各種処理手順)
つぎに、管理支援装置100の各種処理手順について説明する。まず、管理支援装置100の抽出処理手順について説明する。抽出処理は、出力ファイルFから項目の項目値を抽出して取込データ一覧900に記録する処理である。
図16は、管理支援装置100の抽出処理手順の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートにおいて、まず、管理支援装置100は、ビル管理システムSから出力された出力ファイルFを取得したか否かを判断する(ステップS1601)。
ここで、管理支援装置100は、出力ファイルFを取得するのを待つ(ステップS1601:No)。そして、管理支援装置100は、出力ファイルFを取得した場合(ステップS1601:Yes)、項目定義体テーブル600からビル管理システムSの項目定義体を抽出する(ステップS1602)。
つぎに、管理支援装置100は、抽出した項目定義体を参照して、出力ファイルFに含まれる項目を特定する(ステップS1603)。そして、管理支援装置100は、抽出した項目定義体を参照して、出力ファイルFから特定した項目の項目値を抽出する(ステップS1604)。
そして、管理支援装置100は、取込データ一覧900に抽出した項目の項目値を項目名と対応付けて記録する(ステップS1605)。つぎに、管理支援装置100は、出力ファイルFに含まれる全項目の全項目値を抽出したか否かを判断する(ステップS1606)。
ここで、全項目の全項目値を抽出していない場合(ステップS1606:No)、管理支援装置100は、ステップS1603に戻る。一方、全項目の全項目値を抽出した場合(ステップS1606:Yes)、管理支援装置100は、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、ビル管理システムSから出力される出力ファイルFに含まれる各項目の項目値を出力ファイルFから抽出して、取込データ一覧900に項目の項目名と対応付けて取り込むことができる。
つぎに、管理支援装置100の表示制御処理手順について説明する。表示制御処理は、生成可能なグラフGの種類を特定してグラフ生成画面(例えば、グラフ生成画面1500)をディスプレイ308に表示させる処理である。
図17は、管理支援装置100の表示制御処理手順の一例を示すフローチャートである。図17のフローチャートにおいて、まず、管理支援装置100は、取込データ一覧900から取込データを選択する(ステップS1701)。
つぎに、管理支援装置100は、センサー情報テーブル1300から、選択した取込データのセンサーNoに対応するセンサー情報を抽出する(ステップS1702)。そして、管理支援装置100は、抽出したセンサー情報を参照して、出力ファイルFに含まれていない項目の項目値を特定する(ステップS1703)。
そして、管理支援装置100は、取込データ一覧900に特定した項目の項目値を項目名と対応付けて記録する(ステップS1704)。つぎに、管理支援装置100は、取込データ一覧900から選択していない未選択の取込データがあるか否かを判断する(ステップS1705)。
ここで、未選択の取込データがある場合(ステップS1705:Yes)、管理支援装置100は、ステップS1701に戻る。一方、未選択の取込データがない場合(ステップS1705:No)、管理支援装置100は、グラフ定義体テーブル700を参照して、取込データ一覧900に含まれる項目に応じて生成可能なグラフGの種類を特定する(ステップS1706)。
そして、管理支援装置100は、特定した生成可能なグラフGの種類の中から生成対象となるグラフGの種類を選択するグラフ生成画面をディスプレイ308に表示する(ステップS1707)。つぎに、管理支援装置100は、キーボード310やマウス311を用いたユーザの操作入力により、生成対象となるグラフGの種類の選択を受け付けたか否かを判断する(ステップS1708)。
ここで、管理支援装置100は、生成対象となるグラフGの種類の選択を受け付けるのを待つ(ステップS1708:No)。そして、管理支援装置100は、生成対象となるグラフGの種類の選択を受け付けた場合(ステップS1708:Yes)、取込データ一覧900に基づいて、選択を受け付けた種類のグラフGを生成する(ステップS1709)。つぎに、管理支援装置100は、生成したグラフGをディスプレイ308に表示して(ステップS1710)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、取込データ一覧900に含まれる項目に応じて生成可能なグラフの種類を特定して、生成可能なグラフGの種類の中から生成対象となるグラフGの種類を選択するグラフ生成画面をディスプレイ308に表示することができる。
以上説明したように、実施の形態にかかる管理支援装置100によれば、項目定義体テーブル600を参照して、ビル管理システムSから出力される出力ファイルFに含まれる項目を特定することができる。また、管理支援装置100によれば、グラフ定義体テーブル700を参照して、出力ファイルFに含まれる項目に応じて生成可能なグラフGの種類を特定することができる。また、管理支援装置100によれば、生成可能なグラフGの種類の中から生成対象となるグラフGの種類を選択するグラフ生成画面(例えば、グラフ生成画面1500)をディスプレイ308に表示することができる。
これにより、ビル管理システムSのそれぞれが異なるフォーマットの出力ファイルFを出力する場合であっても、ビルBの管理者が、それぞれのビル管理システムSに応じたグラフGの生成候補を容易に把握することができる。この結果、ビルBのエネルギーの使用状況などを分析するためのグラフGを生成する際の作業負荷を軽減させることができる。
なお、本実施の形態で説明した管理支援方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本管理支援プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本管理支援プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)コンピュータに、
出力ファイルの項目の種類、順序が異なるビル管理システムごとに出力ファイルの項目の種類、順序の定義情報を記憶する記憶部の記憶内容を参照して、ビル管理システムから取得した出力ファイルの項目の種類を特定し、
グラフの種類と該グラフの種類の生成に要する項目とを関連付けて記憶する記憶部の記憶内容を参照して、特定した前記項目の種類に応じて生成可能なグラフの種類を特定し、
特定した前記グラフの種類について生成可能であることを示す情報を表示部に表示させる、
処理を実行させることを特徴とする管理支援プログラム。
(付記2)前記コンピュータに、
前記ビル管理システムの定義情報を参照して、前記ビル管理システムから取得した出力ファイルから項目の項目値を抽出し、
抽出した前記項目の項目値と該項目の種類と対応付けて記録する、
処理を実行させることを特徴とする付記1に記載の管理支援プログラム。
(付記3)前記コンピュータに、
前記項目の種類と対応付けて記録した該項目の項目値に基づいて、特定した生成可能なグラフの種類の中から選ばれた種類のグラフを生成し、
生成した前記グラフを前記表示部に表示させる、
処理を実行させることを特徴とする付記2に記載の管理支援プログラム。
(付記4)出力ファイルの項目の種類、順序が異なるビル管理システムごとに出力ファイルの項目の種類、順序の定義情報を記憶する記憶部と、
グラフの種類と該グラフの種類の生成に要する項目とを関連付けて記憶する記憶部と、
ビル管理システムから取得した出力ファイルの項目の種類に応じて、前記記憶部から生成可能な前記グラフの種類を特定し、特定したグラフの種類について生成可能であることを示す情報を表示部に表示させる制御部と、
を有することを特徴とする管理支援装置。
(付記5)コンピュータが、
出力ファイルの項目の種類、順序が異なるビル管理システムごとに出力ファイルの項目の種類、順序の定義情報を記憶する記憶部の記憶内容を参照して、ビル管理システムから取得した出力ファイルの項目の種類を特定し、
グラフの種類と該グラフの種類の生成に要する項目とを関連付けて記憶する記憶部の記憶内容を参照して、特定した前記項目の種類に応じて生成可能なグラフの種類を特定し、
特定した前記グラフの種類について生成可能であることを示す情報を表示部に表示させる、
処理を実行することを特徴とする管理支援方法。
(付記6)コンピュータに、
出力ファイルの項目の種類、順序が異なるビル管理システムごとに出力ファイルの項目の種類、順序の定義情報を記憶する記憶部の記憶内容を参照して、ビル管理システムから取得した出力ファイルの項目の種類を特定し、
グラフの種類と該グラフの種類の生成に要する項目とを関連付けて記憶する記憶部の記憶内容を参照して、特定した前記項目の種類に応じて生成可能なグラフの種類を特定し、
特定した前記グラフの種類について生成可能であることを示す情報を表示部に表示させる、
処理を実行させる管理支援プログラムを記録したことを特徴とする前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
100 管理支援装置
201 ビル管理装置
600 項目定義体テーブル
700 グラフ定義体テーブル
801 取得部
802 特定部
803 抽出部
804 表示制御部
805 生成部

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    出力ファイルの項目の種類、順序が異なるビル管理システムごとに出力ファイルの項目の種類、順序の定義情報を記憶する記憶部の記憶内容を参照して、ビル管理システムから取得した出力ファイルの項目の種類を特定し、
    グラフの種類と該グラフの種類の生成に要する項目とを関連付けて記憶する記憶部の記憶内容を参照して、特定した前記項目の種類に応じて生成可能なグラフの種類を特定し、
    特定した前記グラフの種類について生成可能であることを示す情報を表示部に表示させる、
    処理を実行させることを特徴とする管理支援プログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記ビル管理システムの定義情報を参照して、前記ビル管理システムから取得した出力ファイルから項目の項目値を抽出し、
    抽出した前記項目の項目値と該項目の種類と対応付けて記録する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載の管理支援プログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記項目の種類と対応付けて記録した該項目の項目値に基づいて、特定した生成可能なグラフの種類の中から選ばれた種類のグラフを生成し、
    生成した前記グラフを前記表示部に表示させる、
    処理を実行させることを特徴とする請求項2に記載の管理支援プログラム。
  4. 出力ファイルの項目の種類、順序が異なるビル管理システムごとに出力ファイルの項目の種類、順序の定義情報を記憶する記憶部と、
    グラフの種類と該グラフの種類の生成に要する項目とを関連付けて記憶する記憶部と、
    ビル管理システムから取得した出力ファイルの項目の種類に応じて、前記記憶部から生成可能な前記グラフの種類を特定し、特定したグラフの種類について生成可能であることを示す情報を表示部に表示させる制御部と、
    を有することを特徴とする管理支援装置。
  5. コンピュータが、
    出力ファイルの項目の種類、順序が異なるビル管理システムごとに出力ファイルの項目の種類、順序の定義情報を記憶する記憶部の記憶内容を参照して、ビル管理システムから取得した出力ファイルの項目の種類を特定し、
    グラフの種類と該グラフの種類の生成に要する項目とを関連付けて記憶する記憶部の記憶内容を参照して、特定した前記項目の種類に応じて生成可能なグラフの種類を特定し、
    特定した前記グラフの種類について生成可能であることを示す情報を表示部に表示させる、
    処理を実行することを特徴とする管理支援方法。
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