JP2011180627A - 環境情報作成装置及び環境情報作成方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明は、システム製品のライフサイクル全般にわたる環境負荷評価を容易化し、評価に要する時間を低減するために、環境情報を作成する装置及び方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、システム製品の環境負荷量に相関する費用と利用規模を表す指標をそのシステム製品の分類を表す指標とともに入力する手段と既存評価事例の評価条件を記憶する手段を用いて、環境負荷要因及びその量を推定することにより、ライフサイクル毎の環境負荷量及びその集計値を算出することにより環境情報を作成する。
【選択図】 図1
本発明は、システム製品のライフサイクル全般にわたる環境負荷評価を容易化し、評価に要する時間を低減するために、環境情報を作成する装置及び方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、システム製品の環境負荷量に相関する費用と利用規模を表す指標をそのシステム製品の分類を表す指標とともに入力する手段と既存評価事例の評価条件を記憶する手段を用いて、環境負荷要因及びその量を推定することにより、ライフサイクル毎の環境負荷量及びその集計値を算出することにより環境情報を作成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、IT(Information Technology)製品のようにパソコンなどのハードウェア及びソフトウェアなど、複数製品の組み合わせから成るシステム製品の環境情報作成を支援するものに関し、特に、システム製品のライフサイクルにおける環境負荷に関する情報の作成支援に関する。
環境問題に対する人々の意識は、年々高まってきており、環境問題は、社会全体として取り組むべき課題となっている。特に、京都議定書やEUのエネルギー使用製品指令(EuP:Energy using Products)などにより地球温暖化の原因と推定される二酸化炭素の排出削減など、環境に影響を与える環境負荷の発生の抑制が世界的に求められている。
そこで、製品が、その原料採取から製造、廃棄に至るまでのライフサイクルの全ての段階(以下、ライフサイクルステージ)において、環境に影響を与える環境負荷の発生を評価するライフサイクルアセスメントなどの評価手法により、家電製品などは設計段階から環境負荷を抑制する開発が行われている。
さらに、インターネット利用の普及拡大に伴い、システム製品のエネルギー・資源消費が与える影響が問題視され、その影響を定量的に把握するため、システム製品に対応した、前記ライフサイクルアセスメント手法の開発が進められている。
前述のライフサイクルアセスメントでは各ライフサイクルステージにおける環境負荷評価項目をモデル化し、環境負荷に換算するための原単位データの準備が必要となる。しかし、IT製品を始めとしたシステム製品はハードウェアとソフトウェアなど複数の製品の組み合わせからなるものであり、そのライフサイクルステージは複雑かつ多くなる。したがって、システム製品毎にモデル構築、データ準備など評価を実施するまでに時間を要すると言う問題があった。
これに対して、特許文献1では、システム製品における情報通信ネットワークのモデル化及びデータ準備を容易化する技術が提供されている。ただし、これは情報通信ネットワークの設備及び機器を対象としており、システム製品のハードウェア製品に展開することは可能と考えられるが、ソフトウェアの設計開発などを始めとして、ライフサイクル全般への対応が難しい。
そこで本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、その目的は、システム製品のライフサイクル全般にわたる環境負荷評価を容易化し、評価に要する時間を低減するために、環境情報を作成する装置及び方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、ハードウエア及び/又はソフトウエアの複数製品の組合せから成るシステム製品のライフサイクルの各段階における費用および利用規模を製品分類別にIDを付けた評価情報テーブル、前記IDに各レコードが対応した出荷作業情報テーブル、輸送情報テーブル、製品構成情報テーブル、および環境負荷要因テーブル、並びに構成品情報テーブル、評価情報管理テーブル、製品評価結果テーブルを記憶する記憶部と、制御部と、ユーザインタフェースを構成し、および外部システムとの入出力の通信を行なう入力部および出力部とを備える環境情報作成装置を提供する。
前記制御部は、ユーザインタフェースから評価製品名称、製品分野、製品のトータル費用および製品の利用規模を表す指標を少なくとも受付けて、前記受付けた製品費用、および利用規模が、所定の誤差範囲で最も近似する前記評価情報テーブルのレコードを抽出する手段と、前記抽出されたレコードのIDより、各テーブルを検索して、ユーザインタフェースに該当システム製品のライフサイクルの各段階における費用を提示して、ユーザからの修正入力を受付け、修正された費用を記録する手段と、ユーザインタフェースに製品利用時環境負荷要因画面を表示して、作業工数、データ通信量、移動、消費電力量、紙の各要因に関する利用規模、利用規模係数、および初期値を前記環境負荷要因テーブルより検索した情報を提示して、ユーザより修正入力を受付けた後、各データを記録する手段と、前記抽出された評価情報テーブルのレコードに対応する前記構成品情報テーブル、前記製品構成情報テーブルの各レコードを検索して、ライフサイクルの各段階の環境負荷を算出して、環境負荷および費用の評価分類毎、構成品、システムおよび合計の集計単位毎に、ライフサイクルの各段階毎に、製品評価結果テーブルを作成する手段と、前記出力部より製品評価出力画面を出力して、前記画面上に、評価製品名称、環境負荷とコストの選択ボタンを配して、その選択入力を受付けて、ライフサイクルおよび製品利用時の各段階における環境負荷、またはコストのグラフを表示する手段とを有する。
さらに、前記制御部は、前記評価情報テーブルより前記抽出されたレコードと同じ製品分野のレコードを読み出し、(利用規模、ライフサイクルステージ単位の費用)の座標系でプロットした点列が比例関係を満たす点のみを残して線形式を算出し、利用規模に応じたライフサイクルステージ単位の費用を算出して、該当するライフサイクルステージ単位の費用を補正する手段を有する。
また、前記制御部の前記環境負荷、またはコストのグラフを表示する手段に代えて、前記出力部より、評価対象選択画面を出力して前記画面上から、評価ファイル名称、基準製品、対象製品のユーザ入力を受付けて、テーブルに記憶して管理し、ユーザからの評価ファイル名称の指定に応じて、製品比較評価出力画面を出力して、環境負荷とコストのいずれかのユーザ選択入力に従って、基準製品と対象製品のそれぞれのライフサイクルの各段階における環境負荷、またはコストのグラフを比較表示する手段を、前記制御部に有する。
本発明によれば、システム製品の環境負荷評価に必要となる入力情報を低減することが可能となる。これにより、カーボンフットプリント制度及び製品CDM(Clean Development Mechanism)など温室効果ガスの排出量を定量化することが必要な作業を効率化できる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
なお、本実施例では簡単のため、パソコンやサーバなどのハードウェア及びその上で動作する在庫管理などのソフトウェアから成るIT製品で説明を行うが、他のシステム製品、例えば電力制御システムにおいてもハードウエア及び発電設備制御ソフトなどから成るため同様である。
(1)環境情報作成装置の構成
本実施形態の環境情報作成装置の構成を、図1を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態における環境情報作成装置100の概略図である。図示するように、環境情報作成装置100は、記憶部110と、制御部130と、入力部150と、出力部160と、を備える。
(1)環境情報作成装置の構成
本実施形態の環境情報作成装置の構成を、図1を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態における環境情報作成装置100の概略図である。図示するように、環境情報作成装置100は、記憶部110と、制御部130と、入力部150と、出力部160と、を備える。
入力部150は、環境情報作成装置100のユーザが、直接情報を入力するためのキーボード、マウスなどの他に、ネットワークを介して、外部システムより各種情報を受け付ける通信部の機能を備えている場合も想定する。
出力部160は、ディスプレイ装置などで、装置のユーザに対してユーザインタフェースの画面を提示する機能を想定するばかりでなく、ネットワークを介して、外部システムへ各種情報を送信する通信部の機能を備えている場合も想定する。
記憶部110は、構成品情報記憶領域111と、環境負荷費用換算情報記憶領域112と、事業者情報記憶領域113と、製品構成情報記憶領域114と、入力情報記憶領域115と、評価情報記憶領域116と、一時情報記憶領域117と、評価結果記憶領域118と、製品分野記憶領域119と、輸送情報記憶領域120と、を備える。
構成品情報記憶領域111には、システム製品を構成する製品の環境負荷、費用、および、環境負荷又は費用を算出するための属性、を特定する構成品情報が記憶される。
環境負荷費用換算情報記憶領域112には、予め定められた評価項目に対応する数値から環境負荷又は費用を算出するための換算係数を特定する環境負荷費用換算情報が記憶される。
事業者情報記憶領域113には、事業者の作業毎の売上高と、環境負荷量(ここでは、CO2排出量)が記憶される。
製品構成情報記憶領域114には、システム製品を構成する製品を特定する情報が記憶される。
入力情報記憶領域115には、システム製品の設計開発、出荷、調達、輸送、設置、立ち上げ、使用、保守、回収、リサイクル、といったライフサイクルの各段階における費用及び環境負荷に関する評価項目、および、当該評価項目に対応する費用及び環境負荷の数値、を特定するために入力された情報が記憶される。
評価情報記憶領域116には、システム製品の設計開発、出荷、調達、輸送、設置、立ち上げ、使用、保守、回収、リサイクル、といったライフサイクルの各段階における費用及び環境負荷に関する評価項目、および、当該評価項目に対応する費用及び環境負荷の数値、を特定するために環境情報作成装置100が作成した情報が記憶される。
一時情報記憶領域117には、後述する制御部130が入力を受け付けた情報や、制御部130が算出した情報が格納される。
評価結果記憶領域118には、後述する制御部130が算出した評価結果に関連する情報が格納される。
製品分野記憶領域119には、システム製品の分野を識別するための情報が記憶される。
輸送情報記憶領域120には、輸送手段を定義するための情報が記憶される。
制御部130は、費用・規模入力部131と、ステージ情報推定部132と、製品構成情報推定部133と、製品利用時情報推定部134と、環境負荷演算部135と、比較対象入力部136と、環境負荷低減効果演算部137と、評価結果出力部138と、を備える。
費用・規模入力部131は、入力部150を介して、対象とするシステム製品を特定する情報の入力を受け付け、一時情報記憶領域117に記憶する処理を行う。
ステージ情報推定部132は、前記一時情報記憶領域117の情報と評価情報記憶領域116の情報より、システム製品の設計開発、出荷、調達、輸送、設置、立ち上げ、保守、回収、のライフサイクルの各段階における費用及び環境負荷に関する評価項目の数値を基に、対象製品の前記ライフサイクルの各段階における費用及び環境負荷に関する評価項目の数値を算出し、一時情報記憶領域117に記憶する処理を行う。続いて、出力部160を介して、前記一時情報記憶領域117の数値を出力し、入力部150を介して前記出力した数値の修正を受け付け、一時情報記憶領域117の数値を書き換え、及び入力情報記憶領域115に記憶する処理を行う。さらに、前記一時情報記憶領域117と費用・規模入力部131で受付、一時情報記憶領域117に記憶された情報により、再度、対象製品の前記ライフサイクルの各段階における費用及び環境負荷に関する評価項目の数値を算出し、一時情報記憶領域117及び評価情報記憶領域116に記憶する処理を行う。
製品構成情報推定部133は、費用・規模入力部131で受付けて、一時情報記憶領域117に記憶された情報と評価情報記憶領域116の情報より、システム製品を構成する製品の構成情報を製品構成情報記憶領域114から抽出し、一時情報記憶領域117に記憶された情報を基に、抽出した製品構成情報を変更し、一時情報記憶領域117に記憶する処理を行う。続いて、出力部160を介して、前記一時情報記憶領域117の数値を出力し、入力部150を介して前記出力した数値の修正を受け付け、一時情報記憶領域117の数値を書き換え、及び入力情報記憶領域115、評価情報記憶領域116に記憶する処理を行う。
製品利用時情報推定部134は、前記製品構成情報推定部133で出力された一時情報記憶領域117の情報と構成品情報記憶領域111の情報から電力を消費する構成品の消費電力量を算出する。続いて、費用・規模入力部131で受付けて、一時情報記憶領域117に記憶された情報と評価情報記憶領域116の情報より、環境負荷に関する評価項目の数値を抽出し、出力部160を介して、前記一時情報記憶領域117の数値を出力し、入力部150を介して前記出力した数値の修正を受け付け、一時情報記憶領域117の数値を書き換え、及び入力情報記憶領域115、評価情報記憶領域116に記憶する処理を行う。
環境負荷演算部135は、環境負荷費用換算情報記憶領域112および事業者情報記憶領域113に記憶されている年度別情報により、評価情報記憶領域116の情報から環境負荷を算出し、評価結果記憶領域118に記憶する処理を行う。
比較対象入力部136は、前記環境負荷演算処理の結果、評価結果記憶領域118に記憶される評価結果のリストの中から出力部160を介して出力し、比較評価を行う基準製品となる少なくとも1つの対象とする製品を、入力部150を介して受け付け、選択された製品の識別情報を一時情報記憶領域117に出力する処理を行う。
環境負荷低減効果演算部137は、前記一時情報記憶領域117に記憶されている製品の識別情報に対する評価結果を評価結果記憶領域118から一時情報記憶領域117に出力する処理を行う。続いて、一時情報記憶領域117に記憶されている情報を用いて基準製品と対象製品毎の環境負荷量の差分情報を算出し、一時情報記憶領域117に記憶する処理を行う。
評価結果出力部138は、比較対象入力部136で選択した基準製品と対象製品に関して、一時情報記憶領域117に記憶されている差分情報及び図2のライフサイクルのブロック単位に区分された環境負荷と費用をそれぞれ基準製品と対象製品の比較グラフ、表形式の数値で出力部160を介して表示すると共に、電子データや紙媒体形式での出力も可能とする。
ここで、図2は本発明の一実施形態における、システム製品のライフサイクルを環境負荷の評価単位で表したものである。
以上の記憶部110と、制御部130と、入力部150と、出力部160は、スタンドアロンの装置に全て搭載してもよいし、イーサーネット等で接続された複数の装置それぞれに分散して搭載し、必要に応じてネットワークを介して情報を送受信してもよい。
また、本発明は、以下に説明する本発明の処理内容をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現し、それをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納した形態での実施も考えられる。
(2)環境情報作成装置の処理フローの概要
次に、図3は本発明の一実施形態における環境情報作成装置100の処理フローの概要を表すものである。図3に示すように、製品情報定義S301、環境負荷算出S302、評価結果出力S303、評価対象選択S304、比較結果出力S305の5つのステップから成る。ただし、製品情報定義S301、環境負荷算出S302、評価結果出力S303では、以降のステップで環境情報に関する比較評価を行う個々の製品の環境負荷要因に関する情報を入力及び定義し、個々の製品の環境負荷評価までを実施するものであり、以降の比較評価に必要となる基準製品及び対象製品の処理を最低限として繰り返し処理する。その後、基準製品と対象製品など製品間の環境負荷低減効果情報を作成する際に評価対象選択S304の処理を行い、比較結果出力S305にて基準製品に対する対象製品の環境負荷低減量および製品ライフサイクルの各段階での環境負荷量を出力部160を介して表示する。
また、本発明は、以下に説明する本発明の処理内容をコンピュータに実行させるためのプログラムとして実現し、それをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納した形態での実施も考えられる。
(2)環境情報作成装置の処理フローの概要
次に、図3は本発明の一実施形態における環境情報作成装置100の処理フローの概要を表すものである。図3に示すように、製品情報定義S301、環境負荷算出S302、評価結果出力S303、評価対象選択S304、比較結果出力S305の5つのステップから成る。ただし、製品情報定義S301、環境負荷算出S302、評価結果出力S303では、以降のステップで環境情報に関する比較評価を行う個々の製品の環境負荷要因に関する情報を入力及び定義し、個々の製品の環境負荷評価までを実施するものであり、以降の比較評価に必要となる基準製品及び対象製品の処理を最低限として繰り返し処理する。その後、基準製品と対象製品など製品間の環境負荷低減効果情報を作成する際に評価対象選択S304の処理を行い、比較結果出力S305にて基準製品に対する対象製品の環境負荷低減量および製品ライフサイクルの各段階での環境負荷量を出力部160を介して表示する。
なお、評価結果記憶領域118に記憶するまでの情報は、一時情報記憶領域117に保持して処理する。
以降、本発明の一実施形態における環境情報作成装置100の動作について図3のステップに応じて説明する。
(3)製品情報定義の処理
まず、製品情報定義S301の処理について説明する。ここでは、図1の費用・規模入力部131と、ステージ情報推定部132と、製品構成情報推定部133と、製品利用時情報推定部134の処理動作に対応する。
また、図4は製品情報定義S301の処理フロー図である。
(3)製品情報定義の処理
まず、製品情報定義S301の処理について説明する。ここでは、図1の費用・規模入力部131と、ステージ情報推定部132と、製品構成情報推定部133と、製品利用時情報推定部134の処理動作に対応する。
また、図4は製品情報定義S301の処理フロー図である。
ステップS401では、費用・規模入力部131において、図5に示すような画面のユーザインタフェースをユーザへ提示して、評価製品の情報として、少なくとも製品分野を表す識別コード、費用及び利用規模をユーザが入力することを受付ける。
図5を説明すると、評価製品の情報は、評価製品名称501、製品利用年数502、製品分野503、製品費用504及び利用規模505から構成される。ここで、製品分野503は、図6に示す製品分野記憶領域119にある製品分野情報テーブルの製品分野602をプルダウンメニューなどで表示することにより、選択するものとする。また、利用規模505は、システム製品の利用者数や端末数など規模を表す数値を入力する。
次に、確定ボタン506を押下すると、図7に示す一時情報記憶領域117の入力情報記憶に、評価製品名称501、製品利用年数502、製品分野503、製品費用504及び利用規模505と、をそれぞれ、評価製品名称701、製品利用年数702、製品分野703、製品費用704及び利用規模714に記憶する。
続いて、ステージ情報推定部132の処理として、ステップS402からステップS404を実行する。
ステップS402では、図8に示す処理により、図9に示す評価情報記憶領域116の評価情報テーブルから、図7に示す一時情報記憶領域117の入力情報記憶の製品分野703=製品分野902、製品費用704と製品費用903の差分が最小となり、利用規模714と利用規模913の差分が最小となるレコードをステップS801からS809の処理で抽出し、参照ID715に抽出レコードのID901を記憶する。そして、ステップS810の処理において、前記抽出したレコードの、設計・開発費用904、出荷費用905、調達費用906、輸送費用907、設置費用908、立上げ費用909、保守費用910、回収費用911、リサイクル費用912のそれぞれを製品費用903で除算した比率を算出し、製品費用704に乗算することで、設計・開発費用705、出荷費用706、調達費用707、輸送費用708、設置費用709、立上げ費用710、保守費用711、回収費用712、リサイクル費用713を算出し、一時情報記憶領域117の入力情報記憶に記憶する。
また、図10に示す評価情報記憶領域116の出荷作業情報テーブルから、参照ID715とID1001が一致するレコードを抽出し、図11に示す一時情報記憶領域117の出荷作業情報記憶に対して、CD枚数1101=CD枚数1002、紙枚数1102=紙枚数1003、段ボール個数1103=段ボール個数1004を記憶する。同様に、図12に示す評価情報記憶領域116の輸送情報テーブルから、参照ID715とID1201が一致するレコードを抽出し、図13に示す一時情報記憶領域117の輸送情報記憶に対して、種別1301=種別1202、輸送手段1302=輸送手段1203、台数1303=台数1204、距離1304=距離1205を記憶する。
ステップS403では、前記までに記憶した一時情報記憶領域117の入力情報記憶、出荷作業情報記憶及び輸送情報記憶の情報を出力部160を介して表示する。ただし、図14から図23の画面に従い、表示並びにユーザの修正入力を受付ける。
図番順に説明すると、図14に示す設計・開発では、製品費用1401=製品費用704、設計開発費用1402=設計・開発費用705として表示を行い、修正入力後、確定1403を押下すると、入力部150を介して、製品費用704=製品費用1401、設計開発費用705=設計・開発費用1402を記憶する処理をする。
図15に示す出荷では、出荷作業費用1501=出荷費用706、CD1502=CD枚数1101、紙1503=紙枚数1102及び段ボール1504=段ボール個数1103として表示を行い、修正入力後、確定1505を押下すると、入力部150を介して、出荷費用706=出荷作業費用1501、CD枚数1101=CD1502、紙枚数1102=紙1503及び段ボール個数1103=段ボール1504を記憶する処理をする。
図16に示す調達では、調達費用1601=調達費用707として表示を行い、修正入力後、確定1602を押下すると、入力部150を介して、調達費用707=調達費用1601を記憶する処理をする。
図17に示す輸送では、輸送情報記憶の種別1301=輸送のレコードから、台数1702=台数1303、距離1703=距離1304、手段1701は輸送手段1302を初期値として表示し、プルダウンメニューのデータとして、図18に示す輸送情報記憶領域120に記憶される輸送手段情報テーブルの輸送手段1801を表示、選択可能とする。さらに、費用1704=輸送費用708とし、修正入力後、確定1705を押下すると、入力部150を介して、輸送情報記憶の種別1301=輸送のレコードに対し、輸送手段1302=手段1701、台数1303=台数1702、距離1304=距離1703、輸送費用708=費用1704を記憶する処理をする。
図19に示す設置では、設置作業費用1901=設置費用709として表示を行い、修正入力後、確定1902を押下すると、入力部150を介して、設置費用709=設置作業費用1901を記憶する処理をする。
図20に示す立上げでは、立上げ作業費用2001=立上げ費用710として表示を行い、修正入力後、確定2002を押下すると、入力部150を介して、立上げ費用710=立上げ作業費用2001を記憶する処理をする。
図21に示す保守では、保守作業費用2101=保守費用711として表示を行い、修正入力後、確定2102を押下すると、入力部150を介して、保守費用711=保守作業費用2101を記憶する処理をする。
図22に示す回収では、輸送情報記憶の種別1301=回収のレコードから、台数2202=台数1303、距離2203=距離1304、手段2201は輸送手段1302を初期値として表示し、プルダウンメニューのデータとして、図18に示す輸送手段情報テーブルの輸送手段1801を表示、選択可能とする。さらに、費用2204=回収費用712とし、修正入力後、確定2205を押下すると、入力部150を介して、輸送情報記憶の種別1301=回収のレコードに対し、輸送手段1302=手段2201、台数1303=台数2202、距離1304=距離2203、輸送費用708=費用2204を記憶する処理をする。
図23に示すリサイクルでは、リサイクル費用2301=リサイクル費用713として表示を行い、修正入力後、確定2302を押下すると、入力部150を介して、リサイクル費用713=リサイクル費用2301を記憶する処理をする。ただし、各構成品のリサイクル費用は別途定めているので、それ以外に生じる費用とする。
続いて、図24に示す評価結果記憶領域118に記憶される、評価情報管理テーブルのレコード作成のため、ID2401を発行する。図7に示す一時情報記憶領域117の入力情報記憶に従い、評価製品名称2402=評価製品名称701、製品利用年数2403=製品利用年数702、製品分野2404=製品分野703、製品費用2405=製品費用704、利用規模2406=利用規模714とし、評価日時2407は環境情報作成装置100が動作する計算機の日時を取得する。
さらに、図25に示す入力情報記憶領域115の入力情報テーブルに前記ID2401をID2501として、レコードを作成する。そして、製品分野2502=製品分野703、製品費用2503=製品費用704、設計・開発費用2504=設計・開発費用705、出荷費用2505=出荷費用706、調達費用2506=調達費用707、輸送費用2507=輸送費用708、設置費用2508=設置費用709、立上げ費用2509=立上げ費用710、保守費用2510=保守費用711、回収費用2511=回収費用712、リサイクル費用2512=リサイクル費用713、利用規模2513=利用規模714とし、記憶する処理をする。
ここで、本発明の一実施形態における環境情報作成装置100における環境負荷算出においては、図2の製品ライフサイクルにおける設計・開発201を例とすると、ソフトウェアの設計・開発作業など人の作業に伴う空調、電気などのエネルギー消費を始めとした環境負荷算出が含まれる。そこで、事業やオフィスなどの建物といった環境負荷の集計単位において、ソフトウェアの規模を表すものとしての、売上げ金額による下記数式1の概念による指標を用意すれば、各ソフトウェア製品の設計・開発費用を数式1の指標により除算することにより、環境負荷の集計単位における各ソフトウェア製品の設計・開発における環境負荷を算出できる。なお、ソフトウェアの設計開発以外の人作業に伴う環境負荷は同様の考え方により算出可能である。
(数1)
(環境負荷算出のための指標)=(集計単位における全製品の売上げ金額)/(集計単位における環境負荷量)………… (数1)
また、環境負荷要因の一つとなる、消費電力量などはシステム製品の利用規模に応じて増加するため、環境負荷は利用規模に比例する。したがって、図26の中の[1]に示すように利用規模と各ステージの費用も比例関係になるが、費用設定においては一定利用量までは固定で段階的に高くなる図26の[2]のパターン及びある一定量までは従量制で一定量を超過する場合は固定となる図26の[3]のパターンがあり、単純に前記のように費用のみで環境負荷量を評価すると、直線関係から乖離している量だけ誤差が生じる。
(4)ライフサイクルステージ単位の費用の補正処理
そこで、ステップS404では、前記までに記憶した一時情報記憶領域117の入力情報記憶の調達費用707及びリサイクル費用713を除く各ステージ費用を利用規模714に応じて補正する。この処理は、図27に示すステップS2701からステップS2715の処理により実施する。まず、ステップ2701において、図9に示す評価情報記憶領域116の評価情報テーブルから、図7に示す一時情報記憶領域117の入力情報記憶の製品分野703と製品分野902が一致するレコードを抽出し、ステップS2702において利用規模913順にソートする。ステップS2703以降では、前記ソートしたレコード群を対象として、例えば、設計・開発費用904などライフサイクルステージ単位の費用と利用規模913により、ステップS2704では、図26に示すような平面座標の点列Ai(利用規模、ライフサイクルステージ単位の費用)を設定し、ステップS2705からステップS2713の処理において、Ai,Ai+1の傾きにより図26の[2]、[3]となるAiを除外する。ステップS2714の処理において、残りの点列Aiから利用規模、ライフサイクルステージ単位の費用から線形式を算出し、ステップS2715において、利用規模714に応じたライフサイクルステージ単位の費用を算出する。そして、前記結果により、一時情報記憶領域117の入力情報記憶の各ライフサイクルステージ単位の費用、例えば、設計・開発費用705を上書きする。以上の、ステップS2703からS2715の処理を、一時情報記憶領域の設計・開発費用705、出荷費用706、輸送費用708、設置費用709、立上げ費用710、保守費用711、回収費用712に対して実施し、処理を終了する。なお、図27記載のαは傾きの閾値であり、可変ではあるが本発明の一実施例では、0.1とする。
(5)製品構成情報推定処理
次に、製品構成情報推定部133の処理として、図4に示すステップS405、ステップS406の処理について説明する。
(数1)
(環境負荷算出のための指標)=(集計単位における全製品の売上げ金額)/(集計単位における環境負荷量)………… (数1)
また、環境負荷要因の一つとなる、消費電力量などはシステム製品の利用規模に応じて増加するため、環境負荷は利用規模に比例する。したがって、図26の中の[1]に示すように利用規模と各ステージの費用も比例関係になるが、費用設定においては一定利用量までは固定で段階的に高くなる図26の[2]のパターン及びある一定量までは従量制で一定量を超過する場合は固定となる図26の[3]のパターンがあり、単純に前記のように費用のみで環境負荷量を評価すると、直線関係から乖離している量だけ誤差が生じる。
(4)ライフサイクルステージ単位の費用の補正処理
そこで、ステップS404では、前記までに記憶した一時情報記憶領域117の入力情報記憶の調達費用707及びリサイクル費用713を除く各ステージ費用を利用規模714に応じて補正する。この処理は、図27に示すステップS2701からステップS2715の処理により実施する。まず、ステップ2701において、図9に示す評価情報記憶領域116の評価情報テーブルから、図7に示す一時情報記憶領域117の入力情報記憶の製品分野703と製品分野902が一致するレコードを抽出し、ステップS2702において利用規模913順にソートする。ステップS2703以降では、前記ソートしたレコード群を対象として、例えば、設計・開発費用904などライフサイクルステージ単位の費用と利用規模913により、ステップS2704では、図26に示すような平面座標の点列Ai(利用規模、ライフサイクルステージ単位の費用)を設定し、ステップS2705からステップS2713の処理において、Ai,Ai+1の傾きにより図26の[2]、[3]となるAiを除外する。ステップS2714の処理において、残りの点列Aiから利用規模、ライフサイクルステージ単位の費用から線形式を算出し、ステップS2715において、利用規模714に応じたライフサイクルステージ単位の費用を算出する。そして、前記結果により、一時情報記憶領域117の入力情報記憶の各ライフサイクルステージ単位の費用、例えば、設計・開発費用705を上書きする。以上の、ステップS2703からS2715の処理を、一時情報記憶領域の設計・開発費用705、出荷費用706、輸送費用708、設置費用709、立上げ費用710、保守費用711、回収費用712に対して実施し、処理を終了する。なお、図27記載のαは傾きの閾値であり、可変ではあるが本発明の一実施例では、0.1とする。
(5)製品構成情報推定処理
次に、製品構成情報推定部133の処理として、図4に示すステップS405、ステップS406の処理について説明する。
ステップS405では、図9に示す評価情報記憶領域116の評価情報テーブルから、前記までに記憶した一時情報記憶領域117の入力情報記憶の参照ID715とID901が一致するレコードから、利用規模913、製品構成ID914及び環境負荷要因ID915を抽出する。そして、利用規模714を利用規模913で除算した比を算出する。
続いて、図28に示す評価情報記憶領域116の製品構成情報テーブルから製品構成ID914とID2801が一致するレコードを抽出し、図29に示す一時情報記憶領域117の製品構成情報記憶に、分類2901=分類2802、型番2902=型番2803、数量2903=数量2804として記憶する。
次に、図29に示す一時情報記憶領域117の製品構成情報記憶のレコードにおいて、分類2901=クライアントの場合、数量2903を前記利用規模の比を乗算し、少数以下を切り捨てた整数値として更新する。
ステップS406では、製品構成情報記憶のデータを出力部160を介して、図30のシステム製品構成画面により表示する。No.3001はレコード順に付与し、分類3002、型番3004、数量3005は、それぞれ分類2901、型番2902、数量2903の値を表示する。なお、製品名称3003は、図31に示す構成品情報記憶領域111の構成品情報テーブルのレコードで、型番3102=型番2902となるレコードの製品名称3101を表示する。また、分類3002はサーバ、クライアントの選択とし、利用規模に比例して使用する製品はクライアントと設定する。調達費用3006には調達費用707を表示する。
確定3007押下後、分類3002、型番3004、数量3005の値を、それぞれ分類2901、型番2902、数量2903に記憶する。続いて、図24に示す評価情報管理テーブルのレコードにおいて、評価日時2407が最新のレコードのID2401を取得し、図28に示す評価情報記憶領域116の製品構成情報テーブルのID2801として、図29に示す一時情報記憶領域117の製品構成情報記憶のレコードの分類2901、型番2902、数量2903を、それぞれ分類2802、型番2803、数量2804として記憶する。また、調達費用3006を調達費用707に記憶するともに、入力情報テーブルにおいて、ID2401と一致するID2501のレコードの調達費用2506にも記憶する。
(6)製品利用時環境負荷要因の推定、出力、修正処理
次に、製品利用時情報推定部134の処理として、図4に示すステップS407、ステップS408の処理について説明する。
(6)製品利用時環境負荷要因の推定、出力、修正処理
次に、製品利用時情報推定部134の処理として、図4に示すステップS407、ステップS408の処理について説明する。
ステップS407では、ステップS405で抽出した環境負荷要因ID915と、図32に示す評価情報記憶領域116の環境負荷要因テーブルのID3201が一致するレコードを抽出し、図33に示す一時情報記憶領域117の環境負荷要因記憶に、利用対象3301=利用対象3202、利用規模係数3302=利用規模係数3203、作業工数3303=作業工数3204、利用規模係数3304=利用規模係数3205、データ通信量3305=データ通信量3206、交通手段3306=交通手段3207、利用規模係数3307=利用規模係数3208、移動3308=移動3209、利用規模係数3309=利用規模係数3210、消費電力量3310=消費電力量3211、利用規模係数3311=利用規模係数3212、紙3312=紙3213、として記憶する。
ステップS408では、前記環境負荷要因記憶のデータを出力部160を介して、図34から図36の製品利用時環境負荷要因画面により表示する。ただし、利用対象3301が業務の場合は図34、管理の場合は図35、顧客の場合は図36を表示する。
なお、利用規模を表す3401と、3501と、3601と、は全て一時情報記憶領域117の入力情報記憶の利用規模714を表示するのみで、修正入力は受け付けない。
以下は、図33に示す一時情報記憶領域117の環境負荷要因記憶のレコード単位に、利用対象3301の値に応じて図34から図36の画面で表示及び修正入力することになるが、処理が同じなので合わせて記す。
利用規模係数を表す3402と、3502と、3602と、は該当レコードの利用規模係数3302、3304、3307、3309、3311を順に表示する。作業工数を表す3403と、3503と、3603と、は該当レコードの作業工数3303を表示する。データ通信量を表す3404と、3504と、3604と、は該当レコードのデータ通信量3305を表示する。移動を表す3405と、3505と、3605と、は該当レコードの移動3308を表示する。交通手段を表す3406と、3506と、3606と、は該当レコードの交通手段3306を初期値として表示し、プルダウンメニューのデータとして、図18に示す輸送手段情報テーブルの輸送手段1801を表示、選択可能とする。紙を表す3408と、3508と、3608と、は該当レコードの紙3312を表示する。消費電力量を表す3407と、3507と、3607と、は該当レコードの消費電力量3310を表示する。消費電力量3407は、ステップS406で抽出したID2401と一致するID2801を持つ製品構成情報テーブルのレコードの型番2803と図31に示す構成品情報記憶領域111の構成品情報テーブルのレコードで、型番3102が一致するものの消費電力量3104を抽出し、数量2804を乗算する。製品構成情報テーブルの該当レコード全てに同じ処理を行い、その和を算出して表示する。
確定3409、3509、3609を押下後、図32に示す評価情報記憶領域116の環境負荷要因テーブルに、利用対象3202に応じて、利用規模係数3203、3205、3208、3210、3212に、利用規模係数3402か、3502か、3602か、いずれかを画面記載順に記憶する。以下も同様に、作業工数3204に作業工数3403か、3503か、3603か、いずれかを記憶する。データ通信量3206にデータ通信量3404か、3504か、3604か、いずれかを記憶する。交通手段3207に交通手段3406か、3506か、3606か、いずれかを記憶する。移動3209に移動3405か、3505か、3605か、いずれかを記憶する。消費電力量3211に消費電力量3407か、3507か、3607か、いずれかを記憶する。紙3213に紙3408か、3508か、3608か、いずれかを記憶する。確定3409、3509、3609のいずれの押下においても、環境負荷要因記憶のレコードの利用対象3301に従い、次のレコードを処理し、レコードが無くなればステップS408の処理を終わる。
(7)評価情報テーブル、出荷作業情報テーブル、輸送情報テーブルのレコード生成処理
続いて、ID2401をID901として、図9の評価情報記憶領域116の評価情報テーブルのレコードを生成する。そして、図7の一時情報記憶領域117の入力情報記憶のデータにより、製品分野902=製品分野703、製品費用903=製品費用704、設計・開発費用904=設計・開発費用705、出荷費用905=出荷費用706、調達費用906=調達費用707、輸送費用907=輸送費用708、設置費用908=設置費用709、立上げ費用909=立上げ費用710、保守費用910=保守費用711、回収費用911=回収費用712、リサイクル費用912=リサイクル費用713、利用規模913=利用規模714とする。また、製品構成ID914にはステップS406、環境負荷要因ID915にはステップS408で作成したIDを入れる。
(7)評価情報テーブル、出荷作業情報テーブル、輸送情報テーブルのレコード生成処理
続いて、ID2401をID901として、図9の評価情報記憶領域116の評価情報テーブルのレコードを生成する。そして、図7の一時情報記憶領域117の入力情報記憶のデータにより、製品分野902=製品分野703、製品費用903=製品費用704、設計・開発費用904=設計・開発費用705、出荷費用905=出荷費用706、調達費用906=調達費用707、輸送費用907=輸送費用708、設置費用908=設置費用709、立上げ費用909=立上げ費用710、保守費用910=保守費用711、回収費用911=回収費用712、リサイクル費用912=リサイクル費用713、利用規模913=利用規模714とする。また、製品構成ID914にはステップS406、環境負荷要因ID915にはステップS408で作成したIDを入れる。
また、図11に示す一時情報記憶領域117の出荷作業情報記憶から出荷作業情報テーブルに対して、ID1001にはステップS408で作成したIDとして、CD枚数1002=CD枚数1101、紙枚数1003=紙枚数1102、段ボール個数1004=段ボール個数1103としてレコードを作成する。
同様に、図12に示す一時情報記憶領域117の輸送情報記憶から輸送情報テーブルに対して、ID1201にはステップS408で作成したIDとして、図13に示す一時情報記憶領域117の輸送情報記憶から輸送情報テーブルに対して、種別1202=種別1301、輸送手段1203=輸送手段1302、台数1204=台数1303、距離1205=距離1304として、輸送種別1202が輸送、回収の2種類のため、2レコードを作成する。
以上で、図3のステップS301の処理を終了する。
(8)環境負荷算出処理
次に、図3のステップS302の環境負荷算出処理を行う。ここでは、図1の環境負荷演算部135の処理動作であり、図37のS3701からS3703の処理を行う。
以上で、図3のステップS301の処理を終了する。
(8)環境負荷算出処理
次に、図3のステップS302の環境負荷算出処理を行う。ここでは、図1の環境負荷演算部135の処理動作であり、図37のS3701からS3703の処理を行う。
まず、ステップS3701の処理を説明する。図24に示す評価情報管理テーブルのレコードにおいて、評価日時2407最新のレコードのID2401を取得し、図28に示す評価情報記憶領域116の製品構成情報テーブルのID2801とする。
ここで、環境負荷に関する変数として、設計・開発=E1、調達=E2、リサイクル=E3、消費電力量=E4とする。費用に関する変数としては、調達=C2、リサイクル=C3、消費電力量=C4とする。初期値は全て0である。
まず、製品構成情報の型番2803と図31の構成品情報の型番3102が一致するレコードを構成品情報から検索する。
環境負荷に関しては、
E1=E1+設計・開発負荷3107×数量2804 ……(数2)
E2=E2+製造負荷3106×数量2804 ……(数3)
E3=E3+リサイクル負荷3109×数量2804 ……(数4)
環境負荷演算部135に評価分類=環境、評価項目=消費電力量、数値=消費電力量3104を送り、結果をEE4とすると、
E4=E4+EE4×数量2804 ……(数5)
費用に関しては、
C2=C2+製品価格3105×数量2804 ……(数6)
C3=C3+リサイクル費用3108×数量2804 ……(数7)
環境負荷演算部135に評価分類=費用、評価項目=消費電力量、数値=消費電力量3104を送り、結果をCC4とすると、
C4=C4+CC4×数量2804 ……(数8)
以上の計算を、製品構成情報の型番2803が無くなるまで繰り返す。
環境負荷に関しては、
E1=E1+設計・開発負荷3107×数量2804 ……(数2)
E2=E2+製造負荷3106×数量2804 ……(数3)
E3=E3+リサイクル負荷3109×数量2804 ……(数4)
環境負荷演算部135に評価分類=環境、評価項目=消費電力量、数値=消費電力量3104を送り、結果をEE4とすると、
E4=E4+EE4×数量2804 ……(数5)
費用に関しては、
C2=C2+製品価格3105×数量2804 ……(数6)
C3=C3+リサイクル費用3108×数量2804 ……(数7)
環境負荷演算部135に評価分類=費用、評価項目=消費電力量、数値=消費電力量3104を送り、結果をCC4とすると、
C4=C4+CC4×数量2804 ……(数8)
以上の計算を、製品構成情報の型番2803が無くなるまで繰り返す。
終了後、図38に示す評価結果記憶領域118の製品評価結果テーブルにおいて、前記で抽出したID2401をID3801として2レコード作成する。評価分類3802=環境負荷、集計単位3803=構成品として、設計・開発3804=E1、調達3806=E2、消費電力量3813=E4、リサイクル3827=E3及びその他の項目は0としてレコードを作成する。また、評価分類3802=費用、集計単位3803=構成品として、設計・開発3804=0、調達3806=C2、消費電力量3813=C4、リサイクル3827=C3及びその他の項目は0としてレコードを作成する。これでS3701の処理を終わる。
なお、図38の製品評価結果テーブルは、ID3801、評価分類3802、集計単位3803、設計・開発3804、出荷3805、調達3806、輸送3807、設置3808、立上げ3809、使用時に関しては業務における作業工数3810、データ通信量3811、移動3812、消費電力量3813、及び紙3814、運用における作業工数3815、データ通信量3816、移動3817、消費電力量3818、及び紙3819、顧客における作業工数3820、データ通信量3821、移動3822、消費電力量3823、及び紙3824、保守3825、回収3826及びリサイクル3827の項目から成り、それぞれ環境負荷または費用を値として持つ。
次にステップS3702のライフサイクル条件生成処理を行う。
ここでは、図9に示す評価情報テーブル、図10に示す出荷作業情報テーブル、図12に示す輸送情報テーブル及び図32に示す環境負荷要因テーブルから図39に示す一時情報記憶領域117のライフサイクル条件を生成する。
まず、図24に示す評価情報管理テーブルのレコードにおいて、評価日時2407最新のレコードのID2401を取得し、評価情報テーブルID901、出荷作業情報テーブルID1001及び環境負荷要因テーブルID3201と一致するレコードをそれぞれ抽出する。以降の処理は、ブロック3901のデータとして記載されている順に示す。
まず、ブロック3901=設計・開発、として、評価分類3902=費用、評価項目3903=導入費用、区分3904=999、数値3905=製品費用903の入力値となるレコードと、評価分類3902=環境、評価項目3903=設計・開発費用、区分3904=999、数値3905=設計・開発費用904となるレコードを生成する。
ブロック3901=出荷、の4レコードを生成する。ここで、評価分類は999とする。評価項目3903=CDの場合、数値3905=CD枚数1002、評価項目3903=紙の場合は数値3905=紙枚数1003、評価項目3903=段ボールの場合は数値3905=段ボール個数1004とし、それぞれ区分3904=0とする。評価項目3903=出荷作業費用の場合は数値3905=出荷費用905とし、区分3904=999として4レコードを生成する。
ブロック3901=調達、の1レコードを生成する。ここで、評価分類3902=費用、評価項目3903=調達費用、区分3904=999、数値3905=調達費用906とする。
ブロック3901=輸送、のレコードを生成する。区分3904=999とする。輸送情報テーブルの種別1202=輸送のレコードデータとして、評価分類3902=環境の場合は、評価項目3903=輸送手段1203、数値3905=台数1204×距離1205となる。評価分類3902=費用の場合は、評価項目3903=輸送費用、数値3905=輸送費用907とする。
ブロック3901=設置、の1レコードを生成する。ここで、評価分類3902及び区分3904を999とする。評価項目3903=設置作業費用、数値3905=設置費用908とする。
ブロック3901=立上げ、の1レコードを生成する。ここで、評価分類3902及び区分3904を999とする。評価項目3903=立上げ作業費用、数値3905=立上げ費用909とする。
ブロック3901=使用、の15レコードを生成する。ただし、利用対象3202が業務の場合は区分3904=0及び管理の場合は区分3904=1、さらに顧客の場合は区分3904=10として、それぞれにおいて5レコードとなる。
各レコードについて説明する。評価分類3902=999、評価項目3903=作業工数として、数値3905=作業工数3204×利用規模913×利用規模係数3203とする。区分3904=10の場合のみ、評価分類3902=環境とする。
次に、評価分類3902=環境、評価項目3903=データ通信量として、数値3905=データ通信量3206×利用規模913×利用規模係数3205とする。評価分類3902=999、評価項目3903=交通手段3207として、数値3905=移動3209×利用規模913×利用規模係数3208とする。評価分類3902=999、評価項目3903=消費電力量として、数値3905=消費電力量3211×利用規模913×利用規模係数3210とする。評価分類3902=999、評価項目3903=紙として、数値3905=紙3213×利用規模913×利用規模係数3212とする。
ブロック3901=保守、のレコードを生成する。ここで、評価分類3902及び区分3904を999とする。評価項目3903=保守費用とし、数値3905=保守費用910として生成する。
ブロック3901=回収、のレコードを生成する。区分3904=999とする。輸送情報テーブルの種別1202=回収のレコードデータとして、評価分類3902=環境の場合は、評価項目3903=輸送手段1203、数値3905=台数1204×距離1205となる。評価分類3902=費用の場合は、評価項目3903=輸送費用、数値3905=回収費用911とする。
ブロック3901=リサイクル、の1レコードを生成する。ここで、評価分類3902=費用、評価項目3903=リサイクル費用、区分3904=999、数値3905=リサイクル費用912とする。
以上でステップS3702の処理を終了する。
続いて、ステップS3703の製品評価の処理を説明する。 図39のライフサイクル条件により、システム製品の環境負荷及び費用を評価し、集計結果により図38の製品評価結果テーブルを作成する。
前記で抽出したID2401をID3801、評価分類3802=環境負荷及び費用、集計単位3803=システムとして2レコードを作成する。
図39のライフサイクル条件における、ブロック3901の名称に応じて、図38製品評価結果テーブルの3803から3826の項目に環境負荷演算部135で変換したデータを入力する。
ただし、ブロック3901=使用の場合は、区分3904=0の場合が使用:業務となり、3810から3814の項目に入力し、区分3904=1の場合が使用:運用となり、3815から3818の項目に入力し、区分3904=10の場合が使用:顧客となり、3820から3824の項目に入力する。
次に、環境負荷演算部135では基本的な処理として環境負荷及び費用共に、評価分類3902、評価項目3903及び数値3905を受け取ると、図40に示す、環境負荷費用換算情報記憶領域112に記憶される、環境負荷・費用換算テーブルにある評価分類4001、評価項目4002に応じた、換算係数4003を検索し、数値3905に換算係数4003を乗じた結果を返す。なお、評価分類3902=999の場合、環境と費用の両方を意味し、両方の処理を行う。
また、ブロック3901が使用以外で、複数レコードがある場合は、環境と費用それぞれで換算結果を集計する。
ただし、評価分類3902=999、区分3904=999で環境負荷算出の場合、評価項目3903、数値3905を受け取ると、設計・開発、出荷、設置、立上げ、保守の作業に関する環境負荷として、事業者情報記憶領域113に記憶している図41の人作業負荷換算係数により、作業項目4101に対応して、環境負荷4103を売上4102で除算した値を乗じた結果を返す。本実施例では、設計・開発以外をその他としているが、全てを定義しても構わない。また、費用は数値3905をそのまま返す。
ただし、ブロック3901=使用及び保守の場合は、前記換算された値にシステム製品の利用年数として、図24に示す評価情報管理テーブルのレコードにおいて、ステップS3701で抽出したID2401に対応するレコードの製品利用年数2403を乗じた値を各項目への入力値とする。また、導入費用は確認用の数値であるため、ブロック3901=設計・開発かつ評価分類3902=費用の場合のみ、上記処理をスキップする。
以上の結果をそれぞれ評価分類3801=環境負荷及び費用の該当する項目に入れる。
図39のライフサイクル条件の全レコードに対して上記処理を終了後、ID 評価分類3801=環境負荷及び費用、集計単位3802=合計として2レコードを作成する。そして、評価分類3802が一致し、集計単位3803=構成品及びシステムの3804から3827の項目を項目別に加算して、集計単位1902=合計の3804から3827のデータとする。
以上の処理により、S3703の処理を終了し、S302の処理も終わる。
(9)評価結果出力処理
次に、評価結果出力S303の処理を説明する。ここでは、製品評価結果テーブルに保存された結果を評価結果出力部138で処理し、出力部160を介して、表示する。
(9)評価結果出力処理
次に、評価結果出力S303の処理を説明する。ここでは、製品評価結果テーブルに保存された結果を評価結果出力部138で処理し、出力部160を介して、表示する。
まず、図24に示す評価情報管理テーブルのレコードにおいて、評価日時2407最新のレコードのID2401を取得し、これに一致する製品評価結果テーブルのID3801かつ集計単位3803=合計のレコードを抽出する。評価分類=環境負荷、費用の2レコード抽出されるが、それぞれのレコードにおいて、設計・開発3804からリサイクル3827の集計値を算出する。
そして、図42に示す製品評価出力画面において、評価情報管理テーブルの前記ID2401レコードの評価製品名称2402を評価製品名称4201に、前記集計値の環境負荷を環境負荷4202、費用をコスト4203として表示する。
なお、4204は環境負荷とコストの選択ボタンであり、選択した対象がグラフ4205に表示される。この場合、環境負荷、費用の両方において、設計・開発3804からリサイクル3827までをライフサイクルとして項目別に表示する。また、作業工数3810から紙3824までを製品利用時として項目別に表示する、
入力部150を介して、終了4206が入力された場合に、評価結果出力S303の処理を終了する。
(10)評価対象選択処理
続いて、図3の評価対象選択S304の処理を説明する。ここでは、比較対象入力部136の処理となる。前述のように、これ以降の処理はS301からS303の処理で評価した複数の製品を比較評価し、環境負荷の低減効果を算出するものである。
入力部150を介して、終了4206が入力された場合に、評価結果出力S303の処理を終了する。
(10)評価対象選択処理
続いて、図3の評価対象選択S304の処理を説明する。ここでは、比較対象入力部136の処理となる。前述のように、これ以降の処理はS301からS303の処理で評価した複数の製品を比較評価し、環境負荷の低減効果を算出するものである。
図43は評価対象選択画面である。評価ファイル名称4301、基準製品4302、対象製品4303の選択入力より構成される。評価ファイル名称4301は直接ファイル名称を入力することも可能であるが、過去のデータを参照するために、図44の比較評価管理テーブルの評価ファイル名称4402をプルダウンで表示し、選択も可能とする。基準製品4302及び比較対象製品4303は図24の評価情報管理テーブルの評価製品名称2402をプルダウンで表示し、選択可能とする。
なお、評価ファイル名称4301で直接入力ではなくて、評価ファイル名称4302を選択した場合、基準製品4302及び対象製品4303は評価情報管理テーブルの評価製品名称2402をプルダウンで表示するのではなく、ID4401に対応する図45の比較評価対象製品管理テーブルのID4501のレコードから、分類4502に応じて評価製品ID4503に対応する評価情報管理テーブルのID2401のレコードから評価製品名称2402を選択状態にする。なお、いずれの場合も基準製品4302は1製品、対象製品4303は複数製品の選択を可能とする。そのため、対象製品数4304に数値を入力すると対象製品4303が複数生成され、前記と同様の処理になる。なお、対象製品数4304の初期値として1を表示する。
以上において確定4305を押下した後、評価ファイル名称4301を新規入力した場合は、新規にID4401を発行し、評価ファイル名称4402=評価ファイル名称4301、評価日時4403=システムの時間でレコードを作成する。
さらに、ID4501=ID4401として、分類4502=基準製品かつ評価製品ID4503=基準製品4302に該当するID2401及び分類4502=対象製品かつ評価製品ID4503=対象製品4303に該当するID2401となるレコードを必要数作成し、S304の処理を終わる。
図44の比較評価管理テーブル、図45の比較評価対象製品管理テーブルは評価結果記憶領域118に記憶されている。
(11)比較結果出力処理
最後に、比較結果出力S305の処理を説明する。環境負荷低減効果演算部137および評価結果出力部138の処理となる。前述のように対象製品は1つとする。
(11)比較結果出力処理
最後に、比較結果出力S305の処理を説明する。環境負荷低減効果演算部137および評価結果出力部138の処理となる。前述のように対象製品は1つとする。
まず、環境負荷低減効果演算部137では、ステップS304で作成した図44の比較評価管理テーブルのID4401に一致する、図45の比較評価対象製品管理テーブルのID4501のレコードから、分類4502に応じて評価製品ID4503に対応する、製品評価結果テーブルのID3801かつ集計単位3803=合計のレコードを抽出する。
基準製品、対象製品それぞれに対して、評価分類3802=環境負荷、費用の2レコード抽出されるが、それぞれのレコードにおいて、設計・開発3804からリサイクル3827の集計値を算出する。これらの集計値をそれぞれ、基準製品ライフサイクル環境、基準製品ライフサイクルコスト、対象製品ライフサイクル環境、対象製品ライフサイクルコストとする。
同様に、前記同じレコードに対して、それぞれのレコードにおいて、作業工数3810から紙3824の集計値を算出する。これらの集計値をそれぞれ、基準製品利用時環境、基準製品利用時コスト、対象製品利用時環境、対象製品利用時コストとする。
続いて、評価結果出力部138では、図46に示す製品比較評価出力画面において、前記抽出した評価製品ID4503と一致する、評価情報管理テーブルのID2401レコードの評価製品名称2402を、分類4502=基準製品の場合は基準製品4601に、分類4502=対象製品の場合は対象製品4602表示する。
また、環境負荷削減効果に関しては、(基準製品ライフサイクル環境−対象製品ライフサイクル環境)をライフサイクル4603に、(基準製品利用時環境−対象製品利用時環境)を製品利用時4604に表示する。
次に、コスト削減効果に関しては、(基準製品ライフサイクルコスト−対象製品ライフサイクルコスト)をライフサイクル4605に、(基準製品利用時コスト−対象製品利用時コスト)を製品利用時4606に表示する。
以上の、環境負荷削減効果、コスト削減効果に関しては、対象製品が複数になる場合は、対象製品の数だけ、基準製品と対象製品の比較を実施する。
なお、4607は環境負荷削減効果とコスト削減効果の選択ボタンであり、選択した対象がグラフ4608に表示される。
ここで、環境負荷削減効果が選択された場合には、S302で抽出された、製品評価結果テーブルのID3801かつ集計単位3803=合計のレコードで、評価分類3802=環境負荷となる2レコードに対して、基準製品となるレコードの設計・開発3804からリサイクル3827までをグラフ4608の基準として項目別に表示する。同様に対象製品のレコードから、グラフ4608の対象として表示する。
また、コスト削減効果が選択された場合には、S302で抽出された、製品評価結果テーブルのID3801かつ集計単位3803=合計のレコードで、評価分類3802=費用となる2レコードに対して、前記同様に、基準製品となるレコードの設計・開発3804からリサイクル3827までをグラフ4608の基準として項目別に表示する。同様に対象製品のレコードから、グラフ4608の対象として表示する。
なお、グラフ4608を表形式により出力端末で表示しても構わない。また、グラフ及び表を紙などの媒体に出力する方法でも構わない。
入力部150を介して、終了4609が入力された場合に、S305の処理を終わり、本発明の一実施形態における環境情報作成装置100の処理を終える。
100…環境情報作成装置、 110…記憶部、 111…構成品情報記憶領域、 112…環境負荷費用換算情報記憶領域、 113…事業者情報記憶領域、
114…製品構成情報記憶領域、 115…入力情報記憶領域、 116…評価情報記憶領域、 117…一時情報記憶領域、 118…評価結果記憶領域、 119…製品分野記憶領域、 120…輸送情報記憶領域、 130…制御部、 131…費用・規模入力部、 132…ステージ情報推定部、 133…製品構成情報推定部、 134…製品利用時情報推定部、 135…環境負荷演算部、 136…比較対象入力部、 137…環境負荷低減効果演算部、 138…評価結果出力部、 150…入力部、 160…出力部
114…製品構成情報記憶領域、 115…入力情報記憶領域、 116…評価情報記憶領域、 117…一時情報記憶領域、 118…評価結果記憶領域、 119…製品分野記憶領域、 120…輸送情報記憶領域、 130…制御部、 131…費用・規模入力部、 132…ステージ情報推定部、 133…製品構成情報推定部、 134…製品利用時情報推定部、 135…環境負荷演算部、 136…比較対象入力部、 137…環境負荷低減効果演算部、 138…評価結果出力部、 150…入力部、 160…出力部
Claims (8)
- ハードウエア及び/又はソフトウエアの複数製品の組合せから成るシステム製品のライフサイクルの各段階における費用および利用規模を製品分類別にIDを付けた評価情報テーブル、前記IDに各レコードが対応した出荷作業情報テーブル、輸送情報テーブル、製品構成情報テーブル、および環境負荷要因テーブル、並びに構成品情報テーブル、評価情報管理テーブル、製品評価結果テーブルを記憶する記憶部と、制御部と、ユーザインタフェースを構成し、および外部システムとの入出力の通信を行なう入力部および出力部と、を備える環境情報作成装置であって、
前記制御部は、
ユーザインタフェースから評価製品名称、製品分野、製品のトータル費用および製品の利用規模を表す指標を少なくとも受付けて、前記受付けた製品費用、および利用規模が、所定の誤差範囲で最も近似する前記評価情報テーブルのレコードを抽出する手段と、
前記抽出されたレコードのIDより、各テーブルを検索して、ユーザインタフェースに該当システム製品のライフサイクルの各段階における費用を提示して、ユーザからの修正入力を受付け、修正された費用を記録する手段と、
ユーザインタフェースに製品利用時環境負荷要因画面を表示して、作業工数、データ通信量、移動、消費電力量、紙の各要因に関する利用規模、利用規模係数、および初期値を前記環境負荷要因テーブルより検索した情報を提示して、ユーザより修正入力を受付けた後、各データを記録する手段と、
前記抽出された評価情報テーブルのレコードに対応する前記構成品情報テーブル、前記製品構成情報テーブルの各レコードを検索して、ライフサイクルの各段階の環境負荷を算出して、環境負荷および費用の評価分類毎、構成品、システムおよび合計の集計単位毎に、ライフサイクルの各段階毎に、製品評価結果テーブルを作成する手段と、および
前記出力部より製品評価出力画面を出力して、前記画面上に、評価製品名称、環境負荷とコストの選択ボタンを配して、その選択入力を受付けて、ライフサイクルおよび製品利用時の各段階における環境負荷、またはコストのグラフを表示する手段と、を有することを特徴とする環境情報作成装置。 - 請求項1記載の環境情報作成装置において、
前記制御部は、更に、前記評価情報テーブルより前記抽出されたレコードと同じ製品分野のレコードを読み出し、(利用規模、ライフサイクルステージ単位の費用)の座標系でプロットした点列が比例関係を満たす点のみを残して線形式を算出し、利用規模に応じたライフサイクルステージ単位の費用を算出して、該当するライフサイクルステージ単位の費用を補正する手段を有することを特徴とする環境情報作成装置。 - 請求項1記載の環境情報作成装置において、
前記制御部の前記環境負荷、またはコストのグラフを表示する手段に代えて、
前記出力部より、評価対象選択画面を出力して前記画面上から、評価ファイル名称、基準製品、対象製品のユーザ入力を受付けて、テーブルに記憶して管理し、ユーザからの評価ファイル名称の指定に応じて、製品比較評価出力画面を出力して、環境負荷とコストのいずれかのユーザ選択入力に従って、基準製品と対象製品のそれぞれのライフサイクルの各段階における環境負荷、またはコストのグラフを比較表示する手段を、前記制御部に有することを特徴とする環境情報作成装置。 - 請求項1記載の環境情報作成装置において、
システム製品の環境負荷の評価単位とするライフサイクルの各段階として、設計・開発、出荷、調達、輸送、設置、立上げ、使用、保守、回収、およびリサイクルと分けていることを特徴とする環境情報作成装置。 - ハードウエア及び/又はソフトウエアの複数製品の組合せから成るシステム製品のライフサイクルの各段階における費用および利用規模を製品分類別にIDを付けた評価情報テーブル、前記IDに各レコードが対応した出荷作業情報テーブル、輸送情報テーブル、製品構成情報テーブル、および環境負荷要因テーブル、並びに構成品情報テーブル、評価情報管理テーブル、製品評価結果テーブルを記憶する記憶部と、制御部と、ユーザインタフェースを構成し、および外部システムとの入出力の通信を行なう入力部および出力部と、を備えた環境情報作成装置において、
前記制御部が、
ユーザインタフェースから評価製品名称、製品分野、製品のトータル費用および製品の利用規模を表す指標を少なくとも受付けて、前記受付けた製品費用、および利用規模が、所定の誤差範囲で最も近似する前記評価情報テーブルのレコードを抽出する工程と、
前記抽出されたレコードのIDより、各テーブルを検索して、ユーザインタフェースに該当システム製品のライフサイクルの各段階における費用を提示して、ユーザからの修正入力を受付け、修正された費用を記録する工程と、
ユーザインタフェースに製品利用時環境負荷要因画面を表示して、作業工数、データ通信量、移動、消費電力量、紙の各要因に関する利用規模、利用規模係数、および初期値を前記環境負荷要因テーブルより検索した情報を提示して、ユーザより修正入力を受付けた後、各データを記録する工程と、
前記抽出された評価情報テーブルのレコードに対応する前記構成品情報テーブル、前記製品構成情報テーブルの各レコードを検索して、ライフサイクルの各段階の環境負荷を算出して、環境負荷および費用の評価分類毎、構成品、システムおよび合計の集計単位毎に、ライフサイクルの各段階毎に、製品評価結果テーブルを作成する工程と、および
前記出力部より製品評価出力画面を出力して、前記画面上に、評価製品名称、環境負荷とコストの選択ボタンを配して、その選択入力を受付けて、ライフサイクルおよび製品利用時の各段階における環境負荷、またはコストのグラフを表示する工程と、を実行することを特徴とする環境情報作成方法。 - 請求項5記載の環境情報作成方法において、
前記制御部が、更に、前記評価情報テーブルより前記抽出されたレコードと同じ製品分野のレコードを読み出し、(利用規模、ライフサイクルステージ単位の費用)の座標系でプロットした点列が比例関係を満たす点のみを残して線形式を算出し、利用規模に応じたライフサイクルステージ単位の費用を算出して、該当するライフサイクルステージ単位の費用を補正する工程を実行することを特徴とする環境情報作成方法。 - 請求項5記載の環境情報作成方法において、
前記制御部が、前記環境負荷、またはコストのグラフを表示する工程に代えて、
前記出力部より、評価対象選択画面を出力して前記画面上から、評価ファイル名称、基準製品、対象製品のユーザ入力を受付けて、テーブルに記憶して管理し、ユーザからの評価ファイル名称の指定に応じて、製品比較評価出力画面を出力して、環境負荷とコストのいずれかのユーザ選択入力に従って、基準製品と対象製品のそれぞれのライフサイクルの各段階における環境負荷、またはコストのグラフを比較表示する工程を実行することを特徴とする環境情報作成方法。 - 請求項5記載の環境情報作成方法において、
システム製品の環境負荷の評価単位とするライフサイクルの各段階として、設計・開発、出荷、調達、輸送、設置、立上げ、使用、保守、回収、およびリサイクルと分けていることを特徴とする環境情報作成方法。
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