JP2014109427A - クリーンベンチ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】函体内に吸気ファンを内装してなるクリーンベンチ本体に、吸気ファンが排出する排気をハニカム構造の軽量樹脂材を用いてなる清浄空気吹出部に導くフレキシブルダクトと、清浄空気吹出部の吹出面の向きを適宜方向に向かせて吹出部を支持する自在アームとを設け、吸気ファンと清浄空気吹出部の吹出面との間の通気路を横切って高性能フィルターを設け、吸気ファン部分とエア吹出部分とを分けた分割構造とした。また、クリーンベンチ本体の函体内の通気路を横切って高性能フィルターを設けた。そして、清浄空気吹出部内の通気路を横切って高性能フィルターを設けた。
【選択図】図1
Description
本装置は、周囲をパネルなどで囲わずISOクラス5)〜7ミクロンメータの清浄度環境が一定の範囲内で得られ、精密部品などの屋台方式組立ライン(座り作業、起ち作業)や手術室・診察室などでの部分的感染防止、コンベアーラインなどの一部ライン上の清浄空間を簡易的に形成でき、設置や撤去が容易で必要な時にだけ使用できるポータブルタイプの装置である。
請求項2記載の発明にあっては、クリーンベンチ本体の函体内の通気路を横切ってヘパフィルターを設けたことを特徴とする。
請求項3記載の発明にあっては、清浄空気吹出部内の通気路を横切って高性能フィルターを設けたことを特徴とする。
本発明クリーンベンチ1は、作業空間2に清浄空気3を吹き出すことにより、作業空間2を清浄空気3により満たされた空間とする際に、清浄空気3を作業空間2に吹き込むための清浄空気吹出部4を、作業空間2に対して任意の方向から清浄空気3を吹き込むことが出来るようにしている。即ち、函体7を構成し、その内部にファン8を設置してなるクリーンベンチ本体6に設けた自在アーム5により清浄空気吹出部4を支持したことを特徴とするものである。清浄空気吹出部4から吹き出す空気の清浄化のための高性能フィルター9はクリーンベンチ本体6の函体7内、或は清浄空気吹出部4内に設けられる。
清浄空気吹出部4の第1の例を図3Aに示す。第1の例は重箱状の偏平な形状をなし、軽量にするための箱(ケース)の素材を樹脂製ハニカム構造体14としている。そして、重箱の底板に相当する基板15の周縁に側板16を立て基板15と4枚の側板16とよりなる一面が開いた箱体とし、該箱体の開いた面を清浄空気噴出面17としている。基板15に設けた通気孔18を囲ってフレキシブルダクト接続手段19が設けられフレキシブルダクト12と清浄空気吹出部4とを接続している。
フレキシブルダクト接続手段19は、清浄空気吹出部4の基板15の通気孔18に重ねた鍔状体20の中央に接続管21を配してなるもので、フレキシブルダクト12と清浄空気吹出部4とを接続する際には、後述する布チューブ22(導電性繊維を織り込んだポリエステル長繊維使用の低発塵素材よりなる)の導気管部23を接続管21に通し、これらを重ね該部をフレキシブルダクト接合手段19により締め付け固定する。
自在アーム5は、ファン8を内装した函体7に起立させたガイド柱5aに昇降自在に嵌合し、レバー5bの回動により任意の位置に固定出来る昇降基体5cに搖動自在に支持される。
自在アーム5は複数のショートアーム5dを関節5eで屈折自在に連結してなり、関節5eに設けられたレバー5bの操作により関節の屈曲位置を自由に変更固定出来るようにしている。隣接するショートアーム5dの端部に上方向に向け、それぞれ設けた突部間にスプリング5fを架け渡し、ショートアーム5dの端部が常に上方に旋回するよう付勢する。これにより自在アーム5の先端に設けられた清浄空気吹出部4は上昇させる方向に付勢され、その操作性を良好にしている。
また、屈折の角度は関節部に設けられたレバーを固定することにより角度を決められ、また、関節両端間に設けたスプリングの引力により吹出部支持腕5dの先端に加える力を調節することも可能である。特に関節部を多くすれば吹出口の位置操作等を向上させ得る。
即ち、図1Bに示すクリーンベンチ1は、ファン8を内製する函体7に、前記ファン8により函外から吸引されたエアを作業空間2に送り出すフレキシブルダクト12及びその先端に設けた清浄空気吹出部4、それらを支える自在アーム5よりなり、ファン8の排気口11,フレキシブルダクト12,清浄空気吹出部4と続く通気路13において、図1B,図3Bに示す如く清浄空気吹出部4内に高性能フィルター9を設けている。
ケース14は、図3Aに示す例と同様に重量を軽く、操作性を高めるためにその材質に樹脂製のハニカム構造体を用いている。
2 作業空間
3 清浄空気
4 清浄空気吹出部
5 自在アーム
5a ガイド柱
5b レバー
5c 昇降体
5d ショートアーム
5e 関節
5f スプリング
6 クリーンベンチ本体
7 函体
8 ファン
9 高性能フィルター
10 プレフィルター
11 排気口
12 フレキシブルダクト
13 通気路
17 清浄空気噴出面
18 通気孔
19 フレキシブルダクト固定バンド
20 鍔状体
21 接続管
22 布チューブ
25 整流布
26 面ファスナー
27 パンチング板
31 空間
32 バッフル板
本装置は、周囲をパネルなどで囲わずISOクラス5〜7ミクロンメータの清浄度環境が一定の範囲内で得られ、精密部品などの屋台方式組立ライン(座り作業、起ち作業)や手術室・診察室などでの部分的感染防止、コンベアーラインなどの一部ライン上の清浄空間を簡易的に形成でき、設置や撤去が容易で必要な時にだけ使用できるポータブルタイプの装置である。
請求項2記載の発明にあっては、クリーンベンチ本体の函体内の通気路を横切って高性能フィルターを設けたことを特徴とする。
請求項3記載の発明にあっては、清浄空気吹出部内の通気路を横切って高性能フィルターを設けたことを特徴とする。
本発明クリーンベンチ1は、作業空間2に清浄空気3を吹き出すことにより、作業空間2を清浄空気3により満たされた空間とする際に、清浄空気3を作業空間2に吹き込むための清浄空気吹出部4を、作業空間2に対して任意の方向から清浄空気3を吹き込むことが出来るようにしている。即ち、函体7を構成し、その内部にファン8を設置してなるクリーンベンチ本体6に設けた自在アーム5により清浄空気吹出部4を支持したことを特徴とするものである。清浄空気吹出部4から吹き出す空気の清浄化のための高性能フィルター9はクリーンベンチ本体6の函体7内、或は清浄空気吹出部4内に設けられる。
清浄空気吹出部4の第1の例を図3Aに示す。第1の例は重箱状の偏平な形状をなし、軽量にするため箱(ケース)14の素材を樹脂製ハニカム構造体としている。そして、重箱の底板に相当する基板15の周縁に側板16を立て基板15と4枚の側板16とよりなる一面が開いた箱体とし、該箱体の開いた面を清浄空気噴出面17としている。基板15に設けた通気孔18を囲ってフレキシブルダクト接続手段19が設けられフレキシブルダクト12と清浄空気吹出部4とを接続している。
フレキシブルダクト接続手段19は、清浄空気吹出部4の基板15の通気孔18に重ねた鍔状体20の中央に接続管21を配し、フレキシブルダクト12と清浄空気吹出部4とを接続する際には、後述する布チューブ22(導電性繊維を織り込んだポリエステル長繊維使用の低発塵素材よりなる)の導気管部23を接続管21に通し、これらを重ね該部をフレキシブルダクト接合手段19により締め付け固定する。
自在アーム5は、ファン8を内装した函体7に起立させたガイド柱5aに昇降自在に嵌合し、レバー5bの回動により任意の位置に固定出来る昇降基体5cに搖動自在に支持される。
自在アーム5は複数のショートアーム5dを関節5eで屈折自在に連結してなり、関節5eに設けられたレバー5bの操作により関節の屈曲位置を自由に変更固定出来るようにしている。隣接するショートアーム5dの端部に上方向に向け、それぞれ設けた突部間にスプリング5fを架け渡し、ショートアーム5dの端部が常に上方に旋回するよう付勢する。これにより自在アーム5の先端に設けられた清浄空気吹出部4は上昇させる方向に付勢され、その操作性を良好にしている。
また、屈折の角度は関節部に設けられたレバーを固定することにより角度を決められ、また、関節両端間に設けたスプリングの引力により吹出部支持腕5dの先端に加える力を調節することも可能である。特に関節部を多くすれば吹出口の位置操作等を向上させ得る。
即ち、図1Bに示すクリーンベンチ1は、ファン8を内製する函体7に、前記ファン8により函外から吸引されたエアを作業空間2に送り出すフレキシブルダクト12及びその先端に設けた清浄空気吹出部4、それらを支える自在アーム5よりなり、ファン8の排気口11,フレキシブルダクト12,清浄空気吹出部4と続く通気路13において、図1B,図3Bに示す如く清浄空気吹出部4内に高性能フィルター9を設けている。
ケース14は、図3Aに示す例と同様に重量を軽く、操作性を高めるためにその材質に樹脂製のハニカム構造体を用いている。
2 作業空間
3 清浄空気
4 清浄空気吹出部
5 自在アーム
5a ガイド柱
5b レバー
5c 昇降体
5d ショートアーム
5e 関節
5f スプリング
6 クリーンベンチ本体
7 函体
8 ファン
9 高性能フィルター
10 プレフィルター
11 排気口
12 フレキシブルダクト
13 通気路
14 ケース
15 基板
16 側板
17 清浄空気噴出面
18 通気孔
19 フレキシブルダクト固定バンド
20 鍔状体
21 接続管
22 布チューブ
23 導気管部
25 整流布
26 面ファスナー
27 パンチング板
31 空間
32 バッフル板
33 ラスアミ
Claims (3)
- 函体内に吸気ファンを内装してなるクリーンベンチ本体に、吸気ファンが排出する排気をハニカム構造の軽量樹脂材を用いてなる清浄空気吹出部に導くフレキシブルダクトと、清浄空気吹出部の吹出面の向きを適宜方向に向かせて吹出部を支持する自在アームとを設け、かつ、吸気ファンと、清浄空気吹出部の吹出面との間の通気路を横切ってヘパフィルターを設けたことを特徴とする分離型クリーンベンチ。
- クリーンベンチ本体の函体内の通気路を横切って高性能フィルターを設けたことを特徴とする請求項1記載の分離型クリーンベンチ。
- 清浄空気吹出部内の通気路を横切って高性能フィルターを設けたことを特徴とする請求項1記載の分離型クリーンベンチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012265759A JP2014109427A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | クリーンベンチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012265759A JP2014109427A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | クリーンベンチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014109427A true JP2014109427A (ja) | 2014-06-12 |
Family
ID=51030164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012265759A Pending JP2014109427A (ja) | 2012-12-04 | 2012-12-04 | クリーンベンチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014109427A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60140034A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-24 | Taikisha Ltd | クリ−ンル−ム |
JP2008075945A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 局所清浄化装置 |
JP2009002575A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Fujikake Planning Co Ltd | ハニカムパネル及びその製造方法 |
-
2012
- 2012-12-04 JP JP2012265759A patent/JP2014109427A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60140034A (ja) * | 1983-12-28 | 1985-07-24 | Taikisha Ltd | クリ−ンル−ム |
JP2008075945A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 局所清浄化装置 |
JP2009002575A (ja) * | 2007-06-21 | 2009-01-08 | Fujikake Planning Co Ltd | ハニカムパネル及びその製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150413 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160224 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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