JP2014108954A - 乳化化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】皮膚表面にラメラ状のα−ゲル構造の皮膜を形成し、高い保湿効果とべたつきのなさが持続する乳化化粧料の提供。
【解決手段】(A)グリセリンモノ脂肪酸エステル、(B)C10〜22の高級アルコール、(C)式(1)で表される化合物、(D)アニオン界面活性剤、(E)平均粒径0.1〜30μmの粉体、及び(F)水を、各特定量含有する乳化化粧料。
Figure 2014108954

(R11は置換基を有していてもよいC4〜30の炭化水素基又はH;Zはメチレン基、メチン基又はO;X11、X12及びX13はH、OH基又はアセトキシ基、X14はH、アセチル基又はグリセリル基;R12及びR13はH、OH基、ヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基;R14は主鎖にエーテル結合、エステル結合又はアミド結合を有していてもよいC5〜60の炭化水素基;R15はH、置換基を有していてもよいC1〜30の炭化水素基;破線部は不飽和結合であってもよいことを示す)
【選択図】なし

Description

本発明は、乳化化粧料に関する。
α−ゲルは、水和型の結晶構造であり、ラメラ構造を有する。皮膚最外層の角層に存在する角層細胞間脂質も、その大半がこのα−ゲル構造をとっており、皮膚に対して、外部からの物質の侵入、内部からの水分蒸散を抑制すると同時に、そのもの自身が水分を保持することで、皮膚の柔軟性やなめらかな外観を保つ機能を有している。そこで、保湿効果を得るための化粧料などとして、液晶構造を形成する組成物が検討されているが、α−ゲルを形成する組成物は、皮膚に塗布後、経時でべたつきが生じるという課題があった。
このため、α−ゲルに粉体を配合して、さらさら感を得ることが検討されている(特許文献1)。
また、特許文献2には、HLB10以下の界面活性剤を用いてラメラ液晶構造を形成させ、粉体を配合した化粧料が記載されている。
特開2006−36763号公報 特開2006−56851号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている組成物は、塗布時には液晶構造が壊れ、αゲル被膜は形成されないため、粉体を均一に付着させることは難しく、高い保湿効果とべたつきのなさの持続を両立させることも困難である。また、特許文献2に記載されている組成物は、ラメラ液晶構造と粉体のかかわりについての具体的な効果の記載はない。
本発明は、皮膚に塗布した際、皮膚表面に粉体を含む柔軟なラメラ状のα−ゲル構造の皮膜を形成し、粉体が均一に付着して摩擦に対しても取れにくく、高い保湿効果とべたつきのなさが持続する乳化化粧料に関する。
本発明者らは、グリセリンモノ脂肪酸エステル、高級アルコール、一般式(1)で表される化合物、アニオン界面活性剤及び粉体を特定の割合で組み合わせた乳化化粧料が、皮膚表面に粉体を含む均一で柔軟なラメラ状のα−ゲル構造の皮膜を形成し、粉体が均一に付着して摩擦に対しても取れにくく、高い保湿効果とべたつきのなさが持続することを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F):
(A)グリセリンモノ脂肪酸エステル 0.01〜10質量%、
(B)炭素数10〜22の高級アルコール 0.01〜10質量%、
(C)一般式(1)で表される化合物 0.001〜10質量%、
Figure 2014108954
(式中、R11はヒドロキシル基、カルボニル基若しくはアミノ基が置換していてもよい、炭素数4〜30の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子を示し;Zはメチレン基、メチン基又は酸素原子を示し;X11、X12及びX13は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基又はアセトキシ基を示し、X14は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示すか、隣接する酸素原子と一緒になってオキソ基を形成し(但し、Zがメチン基のとき、X11とX12のいずれか一方が水素原子であり、他方は存在しない。X14がオキソ基を形成するとき、X13は存在しない。);R12及びR13は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示し;R14はヒドロキシル基、カルボニル基又はアミノ基が置換していてもよい、主鎖にエーテル結合、エステル結合又はアミド結合を有していてもよい炭素数5〜60の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し;R15は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基及びアセトキシ基から選ばれる置換基を有していてもよい、総炭素数1〜30の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し(但し、R11が水素原子、Zが酸素原子のときR15は総炭素数10〜30の炭化水素基であり、R11が炭化水素基のときR15は総炭素数1〜8の炭化水素基である);破線部は不飽和結合であってもよいことを示す)
(D)アニオン界面活性剤 0.01〜5質量%、
(E)平均粒径0.1〜30μmの粉体 0.01〜30質量%、
(F)水
を含有する乳化化粧料を提供するものである。
本発明の乳化化粧料は、塗布後、皮膚表面に粉体を含む柔軟なラメラ状のα−ゲル構造の皮膜を形成し、粉体が均一に付着して摩擦に対しても取れにくく、高い保湿効果とべたつきのなさが持続する。
本発明で用いる成分(A)のグリセリンモノ脂肪酸エステルとしては、炭素数10〜24の直鎖脂肪酸を由来とするグリセリンモノ脂肪酸エステルが好ましく、例えば、グリセリンモノラウリン酸エステル、グリセリンモノミリスチン酸エステル、グリセリンモノパルミチン酸エステル、グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンモノベヘン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル等が挙げられる。
これらのうち、炭素数18〜22の直鎖飽和脂肪酸を由来とするグリセリンモノ脂肪酸エステルが好ましく、グリセリンモノパルミチン酸エステル、グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンモノベヘン酸エステルが好ましい。
成分(A)は、1種又は2種以上を用いることができ、水分保持能を向上し使用感を向上する点から、含有量は、全組成中に、0.01質量%以上であり、0.05質量%以上が好ましく、0.2質量%以上がより好ましく、10質量%以下であり、3質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましい。また、成分(A)の含有量は、全組成中に0.01〜10質量%であり、0.05〜3質量%が好ましく、0.2〜2質量%が更に好ましい。
本発明で用いる成分(B)の高級アルコールは、炭素数10〜22のものであり、例えば、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール等が挙げられる。
これらのうち、炭素数14〜22の高級アルコールが好ましく、さらに、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールが好ましく、より好ましくはセチルアルコール、ステアリルアルコールである。
成分(B)は、1種又は2種以上を用いることができ、水分保持性の向上の点から、含有量は、全組成中に、0.01質量%以上であり、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、10質量%以下であり、5質量%以下が好ましく、2.5質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、全組成中に0.01〜10質量%であり、0.05〜5質量%が好ましく、0.1〜2.5質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(C)の化合物は、前記一般式(1)で表されるものである。
式中、R11は、ヒドロキシル基、カルボニル基若しくはアミノ基が置換していてもよい、炭素数4〜30の、好ましくはヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数7〜22の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子である。
Zはメチレン基、メチン基又は酸素原子のいずれかを示す。
11、X12及びX13は、各々独立して水素原子、ヒドロキシル基又はアセトキシ基を示す。特にX11、X12及びX13のうち0〜1個がヒドロキシル基で、残余が水素原子であるのが好ましい。Zがメチン基のとき、X11とX12のいずれか一方のみが水素原子であり、他方は存在しない。また、X14は水素原子かグリセリル基であるのが好ましい。
12及びR13は、水素原子、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示し、好ましいR12は水素原子又はヒドロキシメチル基であり、好ましいR13は水素原子である。
14は、ヒドロキシル基、カルボニル基又はアミノ基が置換していてもよい、主鎖にエーテル結合、エステル結合又はアミド結合を有していてもよい炭素数5〜60の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示す。好ましくは、ヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜35の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基、又は該炭化水素基のω位に、ヒドロキシル基が置換してもよい炭素数8〜22の直鎖、分岐又は環状の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合又はアミド結合したものが挙げられる。結合する脂肪酸としては、イソステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸又はリノール酸が好ましい。
15は、水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基及びアセトキシ基から選ばれる置換基を有していてもよい総炭素数1〜30の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基である。R11が水素原子、Zが酸素原子のときR15は総炭素数10〜30の炭化水素基である。また、R11が炭化水素基のときR15は総炭素数1〜8の炭化水素基である。特に、水素原子あるいは、ヒドロキシル基及びヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基から選ばれる1〜3個が置換していてもよい総炭素数1〜8の炭化水素基が好ましい。ここで、ヒドロキシアルコキシ基及びアルコキシ基としては炭素数1〜7のものが好ましい。
一般式(1)で表わされる化合物としては、次の一般式(2)又は(3)で表わされるセラミドであることが好ましい。
(I)一般式(2)で表わされる天然由来のセラミド又は同構造の合成物及びその誘導体(以下、天然型セラミドと記載する。)。
Figure 2014108954
(式中、R21はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数7〜19の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し;Z1はメチレン基又はメチン基を示し;X15、X16、及びX17は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基又はアセトキシ基を示し;X18は水素原子を示すか、隣接する酸素原子と一緒になってオキソ基を形成し(但し、Z1がメチン基のとき、X15とX16のいずれか一方が水素原子であり、他方は存在しない。X18がオキソ基を形成するとき、X17は存在しない。);R22はヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示し;R23は水素原子を示すか、炭素数1〜4のアルキル基を示し;R24はヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数5〜30の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該アルキル基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;破線部は不飽和結合であってもよいことを示す。)
好ましくは、R21が炭素数7〜19、更に好ましくは炭素数13〜15の直鎖アルキル基;R24がヒドロキシル基が置換しても良い炭素数9〜27の直鎖アルキル基又はリノール酸がエステル結合した炭素数9〜27の直鎖アルキル基である化合物が挙げられる。また、X18は水素原子を示すか、酸素原子とともにオキソ基を形成するのが好ましい。特に、R24としては、トリコシル、1−ヒドロキシペンタデシル、1−ヒドロキシトリコシル、ヘプタデシル、1−ヒドロキシウンデシル、ω位にリノール酸がエステル結合したノナコシル基が好ましい。
天然型セラミドの具体的な例示として、スフィンゴシン、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシン又はスフィンガジエニンがアミド化されたセラミドType1〜7(例えば、J. Lipid Res., 24:759(1983)の図2、及びJ. Lipid. Res.,35:2069(1994)の図4記載のブタ及びヒトのセラミド)が挙げられる。
更にこれらのN−アルキル体(例えばN−メチル体)も含まれる。
これらのセラミドは天然型(D(−)体)の光学活性体を用いても、非天然型(L(+)体)の光学活性体を用いても、更に天然型と非天然型の混合物を用いてもよい。上記化合物の相対立体配置は、天然型の立体配置のものでも、それ以外の非天然型の立体配置のものでも良く、また、これらの混合物によるものでもよい。特にCERAMIDE1、CERAMIDE2、CERAMIDE3、CERAMIDE5、CERAMIDE6IIの化合物(以上、INCI、8th Edition)及び次式で表わされるものが好ましい。
Figure 2014108954
これらは天然からの抽出物及び合成物のいずれでもよく、市販のものを用いることができる。このような天然型セラミドの市販のものとしては、Ceramide I、Ceramide III、Ceramide IIIA、Ceramide IIIB、Ceramide IIIC、Ceramide VI(以上、コスモファーム社)、Ceramide TIC-001(高砂香料社)、CERAMIDE II(Quest International社)、DS-Ceramide VI、DS-CLA-Phytoceramide、C6-Phytoceramide、DS-ceramide Y3S(DOOSAN社)、CERAMIDE2(セダーマ社)が挙げられる。
Figure 2014108954
(II)一般式(3)で表わされる擬似型セラミド。
Figure 2014108954
(式中、R25は、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子を示し;X19は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示し;R26はヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該炭化水素基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;R27は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜30のアルキル基を示す。)
26としては、特にノニル、トリデシル、ペンタデシル、ω位にリノール酸がエステル結合したウンデシル基、ω位にリノール酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位に12−ヒドロキシステアリン酸がエステル結合したペンタデシル基、ω位にメチル分岐イソステアリン酸がアミド結合したウンデシル基が好ましい。
25が水素原子の場合、R27はヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数10〜30の、好ましくは総炭素数12〜20のアルキル基であり;R25がヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基である場合、R27は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜8のアルキル基を示すことが好ましい。R27のヒドロキシアルコキシ基又はアルコキシ基としては炭素数1〜7のものが好ましい。
Figure 2014108954
一般式(3)としては、R25がヘキサデシル基、X19が水素原子、R26がペンタデシル基、R27がヒドロキシエチル基のもの;R25がヘキサデシル基、X19が水素原子、R26がノニル基、R27がヒドロキシエチル基のものの擬似型セラミドが好ましく、一般式(3)のR25がヘキサデシル基、X19が水素原子、R26がペンタデシル基、R27がヒドロキシエチル基のもの(N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド)が、更に好ましい。
Figure 2014108954
成分(C)としては、天然型セラミド及び擬似型セラミドから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。
成分(C)の化合物は、1種又は2種以上を用いることができ、成分(C)を充分に皮膚に浸透させる点から、含有量は、全組成中に、0.001質量%以上であり、0.01質量%以上が好ましく、0.05質量%以上がより好ましく、10質量%以下であり、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましい。また、成分(C)の含有量は、全組成中に0.001〜10質量%であり、0.01〜5質量%が好ましく、0.05〜3質量%がより好ましい。
本発明で用いる成分(D)のアニオン界面活性剤としては、例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸カリウム、ステアリン酸アルギニン等の炭素数12〜24の脂肪酸を由来とする脂肪酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等のアルキル硫酸エステル塩;ポリオキシエチレンラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩;ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−アシルサルコシン塩;N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム、N−ミリストイル−N−メチルタウリンナトリウム等の脂肪酸アミドスルホン酸塩;モノステアリルリン酸ナトリウム等のアルキルリン酸塩;ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩;ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム等の長鎖スルホコハク酸塩;N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸アルギニン、N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウム等の長鎖N−アシルグルタミン酸塩などが挙げられる。
これらのうち、脂肪酸塩以外のものが好ましく、炭素数14〜22の脂肪酸を由来とする脂肪酸アミドスルホン酸塩、炭素数14〜22のアルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、炭素数12〜22の脂肪酸を由来とするN−アシルグルタミン酸塩が好ましく、塩としてはナトリウム塩、アルギニン塩が好ましい。さらに、使用感の点から、炭素数18〜22の脂肪酸を由来とするN−アシルグルタミン酸又はその塩がより好ましい。炭素数18〜22の脂肪酸を由来とするN−アシルグルタミン酸塩としては、N−ステアロイル−L−グルタミン酸塩が好ましく、N−ステアロイル−L−グルタミン酸アルギニン塩、N−ステアロイル−L−グルタミン酸カリウム塩がより好ましい。
成分(D)は、1種又は2種以上を用いることができ、成分(C)の結晶化抑制の点から、成分(D)の含有量は酸に換算して、全組成中に0.01質量%以上であり、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、5質量%以下であり、4質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましい。また、成分(D)の含有量は酸に換算して、全組成中に0.01〜5質量%であり、0.05〜4質量%が好ましく、0.1〜3質量%がより好ましい。
なお、成分(D)は、酸型化合物と塩基とによって中和された化合物であって、成分(D)の含有量は、酸型化合物としての含有量、又は酸に換算した含有量とする。
本発明において、成分(A)、(B)及び(C)の含有量と、酸に換算した成分(D)の含有量との質量割合(D)/((A)+(B)+(C))は、柔軟で均一なαゲル被膜が形成する点から、0.01以上が好ましく、0.04以上がより好ましく、0.08以上が更に好ましく、1以下が好ましく、0.5以下がより好ましく、0.4以下が更に好ましい。また、成分(A)、(B)及び(C)の含有量と、酸に換算した成分(D)の含有量との質量割合(D)/((A)+(B)+(C))は、0.01〜1が好ましく、0.04〜0.5がより好ましく0.08〜0.4が更に好ましい。
本発明で用いる成分(E)の粉体は、べたつきのなさが持続する点から、平均粒径0.1〜30μmであり、好ましくは1〜20μmのものである。
ここで、平均粒径とは、レーザー回折/散乱式粒度分布計(例えば、堀場製作所社製、LA−920)を用いて、レーザー回折/散乱法で測定された体積基準粒度分布から算出されるメジアン径を意味する。
成分(E)の粉体としては、化粧料に通常用いられるものであれば制限されず、無機粉体、有機粉体等のいずれでも好適に用いられ、その形状は、球状、板状等いずれでも良い。粉体の内部構造にも制限はなく、多孔質、中空、無孔質等いずれのものも使用することができる。これらの粉体は、水、アルコール、油剤等には、溶解しないものである。
無機粉体としては、例えば、シリカ(無水ケイ酸)、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム、マイカ、タルク、カオリン、セリサイト、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ケイ酸マグネシウム、硫酸バリウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラック、マンガンバイオレット、ガラスビーズ、ゼオライト、パール顔料(ベンガラ被覆雲母、酸化チタン被膜雲母等)、これらの複合体等が挙げられる。
有機粉体としては、例えば、スチレン樹脂、アクリル樹脂、ポリオレフィン、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリエステル、ポリアミド等の熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタン樹脂、更には、シルク、ウール、セルロース、スターチ等が挙げられる。
成分(E)の粉体は、表面を化合物等で処理した改質粉体を用いても良いが、シリコーン油、脂肪酸金属塩等を用いた疎水化処理をしていないものが、均一にαゲル被膜に分散する点から好ましい。
また、粉体の形状は、αゲル被膜内に埋もれにくくさらさらとした感触を発現する点から、球状がより好ましい。球状とは、具体的には、真球度が7割以上を有する球状粉体が好ましい。真球度とは、走査型電子顕微鏡にて固体粒子の電子顕微鏡写真を撮り、粒子同士が重なっていないもの100個を無作為に選び出す。選びだされた粒子において、投影像を書き、その投影図が真円のもの、もしくは粒子の投影像に対して外接円を描かせ、更に、この外接円の半径の90%の半径を有する同心円を書き、外接円との間に粒子の投影像の輪郭がすべて含まれる形状を有しているものを真球とする。この真球の数をもって粒子の真球度とする。
球状粉体としては、シリカ、珪酸カルシウム、珪酸マグネシウム等の無機粉体;結晶セルロース、ナイロンパウダー、ポリ(メタ)アクリル酸エステル(メチル、エチルエステル)等の有機粉体;シロキサン結合が三次元的に伸びた網状構造をなし、ケイ素原子1個にメチル基が結合した無機と有機との中間的構造を有するポリメチルシルセスキオキサン粉末等が挙げられる。
これらの球状粉体の中で、成分(E)の粉体としては、αゲル被膜とより大きな面積で接触できる点から、多孔質の粉体が好ましい。多孔質の粉体であれば、摩擦に対して被膜から取れにくいという利点を有する。ここで多孔質の粉体とは、粉体表面に、多数の細孔を有する粉体をいう。更には、細孔容積が0.5mL/g以上の粉体が好ましい。具体的には、表面が親水的で、多孔質のシリカが望ましい。これらの市販品としては、サンスフェアH31、サンスフェアH−32、サンスフェアH−51、サンスフェアH−52、サンスフェアH−121、サンスフェアH−122、サンスフェアL−31、サンスフェアL−51、サンスフェアL−121(以上、AGCエスアイテック)等が挙げられる。
成分(E)の粉体は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、塗布後のべたつきのなさの点から、0.01質量%以上であり、0.15質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましい。そして、摩擦に対する取れにくさの点から、30質量%以下であり、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。また、成分(E)の含有量は、全組成中に0.01〜30質量%であり、0.15〜15質量%が好ましく、0.3〜10質量%がより好ましい。
本発明において、成分(A)、(B)、(C)及び酸に換算した成分(D)の含有量と、成分(E)の含有量の質量割合(E)/((A)+(B)+(C)+(D))は、さらさら感とその持続性の点から、0.01以上が好ましく、0.1以上がより好ましく、0.2以上が更に好ましい。そして、αゲル被膜への均一な付着とその持続の点から、10以下が好ましく、5以下がより好ましく、3以下が更に好ましい。また、成分(A)、(B)、(C)及び酸に換算した成分(D)の含有量と、成分(E)の含有量の質量割合(E)/((A)+(B)+(C)+(D))は、0.01〜10が好ましく、0.1〜5がより好ましく、0.2〜3が更に好ましい。
本発明において、成分(F)の水は、乳化化粧料中の溶剤として使用され、乳化化粧料を構成する前記成分及びその他成分の残部となる。含有量は、全組成中に、50質量%以上が好ましく、60質量%以上がより好ましく、98質量%以下が好ましく、95質量%以下がより好ましい。成分(F)は、本発明の乳化化粧料を塗布乾燥後、成分(A)〜(D)及び(F)で構成される皮膜に柔軟性を付与する働きがあり、皮膚に追従する皮膜形成が可能となる。更に、成分(E)が皮膜から落ちにくくする効果もある。
本発明の乳化化粧料は、成分(E)の粉体を皮膚に均一に塗布することが可能である。これは、従来の乳化化粧料とは異なる性能である。例えば、水中油型乳化物に、粉体が分散された系では、該乳化物を皮膚に塗布すると油滴と連続相である水が皮膚表面に付き、水が乾燥すると油滴が、島状になって皮膚に残る。粉体は、この状態で皮膚上に残り、油滴に付着することになる。すると、油滴が、不均一に肌に残ることになるので、粉体も不均一に肌に残ることになる。一方、本発明の乳化化粧料は、乳化化粧料自体が、ラメラ構造を有する液状又はクリーム状となっており、塗布乾燥後、皮膚表面を、αゲル構造をなす皮膜が均一に覆う。従って、ラメラ構造を有することによって粉体は、どこでも皮膚に付着できることになり、粉体の均一塗布が可能となることを見出した。
本発明の乳化化粧料は、更に、(G)多価アルコールを含有することができ、皮膚に塗布した際、皮膚表面にできた皮膜の柔軟性を向上させることがでる。
多価アルコールとしては、グリセリン、ジグリセリン、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコール、イソプレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールなどが挙げられる。
成分(G)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、皮膚表面にできた皮膜の柔軟性及び使用感の点から、1質量%以上が好ましく、3質量%以上がより好ましく、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい。また、成分(GF)の含有量は、全組成中に1〜30質量%が好ましく、3〜20質量%がより好ましい。
本発明の乳化化粧料は、更に、前記以外(成分(B)、(C)以外)の油剤を含有することができる。例えば、流動パラフィン、水添ポリイソブテン、水添ポリデセン、スクワラン、ワセリン等の炭化水素油;オリーブ油、ホホバオイル等の植物油;ジメチルポリシロキサン(メチルポリシロキサン)、環状ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、フッ素変性シリコーン等のシリコーン油;パーフルオロアルキルエチルリン酸、パーフルオロアルキルポリオキシエチレンリン酸、パーフルオロポリエーテル、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系油などが挙げられる。
これらの油剤は、全組成中に含有しないか、20質量%以下含有されるのが好ましい。
また、本発明の乳化化粧料は、本発明の効果を阻害しない範囲で、通常の化粧料に用いられる有効成分や添加剤、例えば、アスコルビン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸等の水溶性ビタミン類;オウバクエキス、カンゾウエキス、アロエエキス、スギナエキス、茶エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、ニンジンエキス、ハマメリス抽出液、プラセンタエキス、海藻エキス、マロニエエキス、カミツレエキス、ユズエキス、チョウジエキス、アルテアエキス、褐藻エキス、アスナロエキス、ローヤルゼリーエキス、ユーカリエキス等の動・植物抽出液;クエン酸、酒石酸、乳酸、リン酸、コハク酸、アジピン酸等の酸;カルボキシビニルポリマー、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、グアーガム、キサンタンガム、カルボキシメチルキトサン、ヒアルロン酸ナトリウム、オキサゾリン変性シリコーン、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫酸塩・N,N−ジメチルアクリルアミド・ジメタクリル酸ポリエチレングリコール共重合体等の増粘剤などを含有することもできる。
本発明の乳化化粧料は、以下の方法で製造することができる。
(製造方法1)
工程1:成分(A)〜(C)及びその他の油剤を含む油相を、80℃以上で加熱して混合物1を得る工程。
工程2:成分(D)の未中和物、成分(E)、(F)、成分(D)の中和剤及びその他の水性成分を含む水相を、混合物1とほぼ同温に加熱し、混合物1と混合し、撹拌して、均一にし、混合物2を得る工程。
工程3:混合物2を15〜35℃まで冷却する工程。
(製造方法2)
工程1:成分(A)〜(C)、成分(D)の未中和物及びその他の油剤を含む油相を、80℃以上で加熱して混合物3を得る工程。
工程2:成分(E)〜(F)、成分(D)の中和剤及びその他の水溶性成分を含む水相を、混合物3とほぼ同温に加熱し、混合物3と混合し、撹拌して、均一にし、混合物4を得る工程。
工程3:混合物4を15〜35℃まで冷却する工程。
(製造方法3)
工程1:成分(A)〜(C)及びその他の油剤を含む油相を、80℃以上で加熱して混合物1を得る工程。
工程2:成分(D)の未中和物、成分(D)の中和剤、成分(F)の一部及びその他の水溶性成分を含む水相を、混合物1とほぼ同温に加熱し、混合物1と混合し、撹拌して、均一にし、混合物5を得る工程。
工程3:混合物5を15〜35℃まで冷却し、成分(E)及び成分(F)の残部及びその他の水溶性成分を含む相を混合する工程。
(製造方法4)
工程1:成分(A)〜(C)、成分(D)の未中和物及びその他の油剤を含む油相を、80℃以上で加熱して混合物3を得る工程。
工程2:成分(D)の中和剤、成分(F)の一部及びその他の水溶性成分を含む水相を、混合物3とほぼ同温に加熱し、混合物3と混合し、撹拌して、均一にし、混合物6を得る工程。
工程3:混合物6を15〜35℃まで冷却し、成分(E)及び成分(F)の残部及びその他の水溶性成分を含む相を混合し、分散させる工程。
これらの中で、製造方法3、4がラメラ状の化粧料を先に作ったのち、成分(E)を混合することで、成分(E)の肌への付着性が高まり、好ましい。また、水分保持性が高く、皮膜の柔軟性が高くなり、粉体の保持性が高くなる観点から製造方法4が好ましい。
また、本発明の乳化化粧料は、化粧水、乳液、クリーム、美容液等の皮膚化粧料として、好適である。
さらに、本発明の乳化化粧料を用いてスキンケアする場合、本発明の乳化化粧料は、皮膚に塗布し、伸ばして用いることができ、皮膚に対し高い保湿効果とべたつきのなさを持続させることができる。
さらに、本発明の乳化化粧料は、皮膚保湿剤、スキンケア剤、皮膚塗布剤製造のために用いることができる。
本発明の乳化化粧料は、その構造がα−ゲル(α型結晶)であり、結晶(γ型結晶)の析出が抑制される。α−ゲルは、X線による構造解析により、確認することができる。
上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物、使用及び製造方法を開示する。
<1>次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F):
(A)グリセリンモノ脂肪酸エステル 0.01〜10質量%、
(B)炭素数10〜22の高級アルコール 0.01〜10質量%、
(C)一般式(1)で表される化合物 0.001〜10質量%、
Figure 2014108954
(式中、R11はヒドロキシル基、カルボニル基若しくはアミノ基が置換していてもよい、炭素数4〜30の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子を示し;Zはメチレン基、メチン基又は酸素原子を示し;X11、X12及びX13は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基又はアセトキシ基を示し、X14は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示すか、隣接する酸素原子と一緒になってオキソ基を形成し(但し、Zがメチン基のとき、X11とX12のいずれか一方が水素原子であり、他方は存在しない。X14がオキソ基を形成するとき、X13は存在しない。);R12及びR13は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示し;R14はヒドロキシル基、カルボニル基又はアミノ基が置換していてもよい、主鎖にエーテル結合、エステル結合又はアミド結合を有していてもよい炭素数5〜60の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し;R15は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基及びアセトキシ基から選ばれる置換基を有していてもよい、総炭素数1〜30の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し(但し、R11が水素原子、Zが酸素原子のときR15は総炭素数10〜30の炭化水素基であり、R11が炭化水素基のときR15は総炭素数1〜8の炭化水素基である);破線部は不飽和結合であってもよいことを示す)
(D)アニオン界面活性剤 0.01〜5質量%、
(E)平均粒径0.1〜30μmの粉体 0.01〜30質量%、
(F)水
を含有する乳化化粧料。
<2>成分(A)が、炭素数10〜24の直鎖脂肪酸を由来とするグリセリンモノ脂肪酸エステルであって、好ましくはグリセリンモノパルミチン酸エステル、グリセリンモノステアリン酸エステル及びグリセリンモノベヘン酸エステルから選ばれる1種又は2種以上である前記<1>記載の乳化化粧料。
<3>成分(A)の含有量が、全組成中に、好ましくは0.01〜10質量%であり、0.05〜3質量%がより好ましく、0.2〜2質量%が更に好ましい前記<1>又は<2>記載の乳化化粧料。
<4>成分(B)が、炭素数14〜22の高級アルコールであって、好ましくはミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール及びベヘニルアルコールから選ばれる1種又は2種以上、より好ましくはセチルアルコール及びステアリルアルコールから選ばれる1種又は2種である前記<1>〜<3>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<5>成分(B)の含有量が、全組成中に、好ましくは0.01〜10質量%であり、0.05〜5質量%がより好ましく、0.1〜2.5質量%が更に好ましい前記<1>〜<4>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<6>成分(C)が、スフィンゴシン、ジヒドロスフィンゴシン、フィトスフィンゴシン又はスフィンガジエニンがアミド化されたセラミドType1〜7及びこれらのN−アルキル体から選ばれる天然型セラミド、並びに一般式(3)
Figure 2014108954
(式中、R25は、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数10〜22の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子を示し;X19は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示し;R26はヒドロキシル基又はアミノ基が置換していてもよい炭素数5〜22の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基であるか、又は該炭化水素基のω末端に、ヒドロキシル基が置換していてもよい炭素数8〜22の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の脂肪酸がエステル結合したものを示し;R27は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基又はアセトキシ基が置換していてもよい総炭素数1〜30のアルキル基を示す。)
で表される擬似型セラミドから選ばれるセラミドである前記<1>〜<5>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<7>成分(C)が、(N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド)である前記<1>〜<6>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<8>成分(C)の含有量が、全組成中に、好ましくは0.001〜10質量%であり、0.01〜5質量%がより好ましく、0.05〜3質量%が更に好ましい前記<1>〜<7>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<9>成分(D)が、炭素数14〜22の脂肪酸を由来とする脂肪酸アミドスルホン酸塩、炭素数14〜22のアルキル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩及び炭素数12〜22の脂肪酸を由来とするN−アシルグルタミン酸塩から選ばれる1種又は2種以上であって、好ましくは炭素数18〜22の脂肪酸を由来とするN−アシルグルタミン酸塩から選ばれる1種又は2種以上である前記<1>〜<8>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<10>成分(D)の含有量が、酸に換算して、全組成中に、好ましくは0.01〜5質量%であり、0.05〜4質量%がより好ましく、0.1〜3質量%が更に好ましい前記<1>〜<9>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<11>成分(E)が、疎水化処理していない粉体である前記<1>〜<10>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<12>成分(E)が、球状粉体である前記<1>〜<11>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<13>成分(E)が、多孔質シリカである前記<1>〜<12>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<14>成分(E)の含有量が、全組成中に、好ましくは0.01〜30質量%であり、0.15〜15質量%がより好ましく、0.3〜10質量%が更に好ましい前記<1>〜<13>のいずれか1記載の乳化化粧料。。
<15>成分(A)、(B)及び(C)の含有量と、酸に換算した成分(D)の含有量との質量割合(D)/((A)+(B)+(C))が、好ましくは0.04〜1であり、0.06〜0.5がより好ましく、0.1〜0.4が更に好ましい前記<1>〜<14>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<16>成分(A)、(B)、(C)及び酸に換算した成分(D)の含有量と、成分(E)の含有量の質量割合(E)/((A)+(B)+(C)+(D))が、好ましくは0.01〜10であり、0.1〜5がより好ましく、0.2〜3が更に好ましい前記<1>〜<15>のいずれか1記載の乳化化粧料。
<17>前記<1>〜<16>のいずれか1記載の乳化化粧料を肌に塗布し伸ばすスキンケアのための使用。
<18>
以下の工程で製造される前記<1>〜<16>のいずれか1記載の乳化化粧料の製造方法。
工程1:成分(A)〜(C)、成分(D)の未中和物及びその他の油剤を含む油相を、80℃以上で加熱して混合物3を得る工程。
工程2:成分(D)の中和剤、成分(F)の一部及びその他の水溶性成分を含む水相を、混合物3とほぼ同温に加熱し、混合物3と混合し、撹拌して、均一にし、混合物6を得る工程。
工程3:混合物6を15〜35℃まで冷却し、成分(E)及び成分(F)の残部及びその他の水溶性成分を含む相を混合し、分散させる工程。
製造例1((メタクリル酸ラウリル/メタクリル酸Na)クロスポリマーの製造)
ビーカーにラウリルメタクリレート82g、メタクリル酸3g、エチレングリコールジメタクリレート15g、ラウロイルパーオキサイド2gを仕込み、混合攪拌して溶解させた。ここに、N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム(SMT)を0.75g溶解させたイオン交換水400gを加え、ホモミキサーで粒径が2.2μmになるまで分散させた。この分散液を4つ口フラスコに注ぎ込み、攪拌しながら窒素置換を30分行った。オイルバスによりフラスコ内部の温度を80℃まで加温し、80℃に達してから5時間重合を行った後、1N NaOH3.9gを滴下して中和を行った。重合した粒子の分散液を凍結乾燥し、粒子を回収することにより樹脂粉体を得た。
実施例1〜23、比較例1〜5
表1〜3に示す組成の乳化化粧料を製造し、X線による乾燥皮膜の構造解析、粉体の均一な付着性、摩擦に対する粉体のとれにくさ、べたつきのなさとさらさら感の持続及び保湿感の持続を評価した。結果を表1〜3に併せて示す。
(製造方法)
(1)実施例1〜19、比較例1〜5:
成分(A)〜(D)及びその他の油剤を混合した。これを85℃に加熱し、撹拌し、均一にし油相成分を得た。5質量%の成分(F)を除く成分(F)及び多価アルコール、中和剤、その他成分を混合し、水性成分とし85℃に加熱した。この水性成分と油性成分を混合し、撹拌した。得られた混合物を25℃まで撹拌しながら冷却し、水溶性ポリマー、成分(E)及び5質量%の成分(F)の混合物を加え、分散させた。
(2)実施例20〜23:
成分(A)〜(D)及びその他の油剤を混合した。これを85℃に加熱し、撹拌し、均一にし油相成分を得た。5質量%の成分(F)を除く成分(F)及び多価アルコール、中和剤、その他成分を混合し、水性成分とし85℃に加熱した。この水性成分と油性成分を混合し、撹拌した。得られた混合物を25℃まで撹拌しながら冷却し、エタノール、水溶性ポリマー、成分(E)及び5質量%の成分(F)の混合物を加え、分散させた。
(1)X線による乾燥皮膜の構造解折:
黒色人工皮革(セラヌバック クロ、オカモト化成品社製)の表面に、アプリケーター(YOSHIMITSU社製)を用いて、各化粧料を0.1mmの厚さで塗布し、1日室温で乾燥させた後、X線構造回折にて構造を確認した。結果を以下のように示した。
α型:被膜を形成し、構造がα型。
非α型を含む:被膜を形成し、構造が非α型を含む。
−:被膜を形成せず。
(2)粉体の均一な付着性:
黒色人工皮革(セラヌバック クロ、オカモト化成品社製)の表面に、アプリケーター(YOSHIMITSU社製)を用いて、各化粧料を0.1mmの厚さで塗布した。専門パネラー5名により、外観の均一性を目視により、以下の基準で評価し、平均値を求めた。
5;粉体が非常に均一に付着している。
4;粉体が均一に付着している。
3;粉体がほぼ均一に付着している。
2;粉体があまり均一でない。
1;粉体が均一でない。
(3)摩擦に対する粉体のとれにくさ:
黒色人工皮革(セラヌバック クロ、オカモト化成品社製)の表面に、アプリケーター(YOSHIMITSU社製)を用いて、各化粧料を0.1mmの厚さで塗布して乾燥させた。その後、表面性測定機(HEIDON、SOHGOH KEISO社製)を用いて、50g/cm2の加重下の元、5cmのストローク(5cm/s)にて5往復させた。専門パネラーにより、外観の変化度合いを目視により、以下の基準で評価した。
5;外観が変化しない(粉体は取れていない)。
4;外観がほとんど変化しない。
3;外観があまり変化しない。
2;外観が少し変化する。
1;外観が変化する。
(4)べたつきのなさとさらさら感の持続:
5人の専門パネラーが、各化粧料0.5gを全顔に使用した。5時間後に顔を手で触ったときのべたつきのなさとさらさら感を、以下の基準で評価し、平均値を求めた。
5;べたつきのなさとさらさら感を非常に感じる。
4;べたつきのなさとさらさら感を感じる。
3;べたつきのなさとさらさら感をやや感じる。
2;べたつきのなさとさらさら感をほとんど感じない。
1;べたつきのなさとさらさら感を感じない。
(5)保湿感の持続:
5人の専門パネラーが、各化粧料0.5gを全顔に使用し、5時間後の保湿感を、以下の基準で評価し、平均値を求めた。
5;保湿感を非常に感じる。
4;保湿感を感じる。
3;保湿感をやや感じる。
2;保湿感をほとんど感じない。
1;保湿感を感じない。
Figure 2014108954
Figure 2014108954
Figure 2014108954
実施例24(化粧水)
実施例20と同様にして、表4に示す組成の化粧水を製造し、X線による乾燥皮膜の構造解析、粉体の均一な付着性、摩擦に対する粉体のとれにくさ、べたつきのなさとさらさら感の持続及び保湿感の持続を評価した。結果を表4に併せて示す。
Figure 2014108954
実施例25(乳液)
実施例20と同様にして、表5に示す組成の乳液を製造し、X線による乾燥皮膜の構造解析、粉体の均一な付着性、摩擦に対する粉体のとれにくさ、べたつきのなさとさらさら感の持続及び保湿感の持続を評価した。結果を表5に併せて示す。
Figure 2014108954
実施例26、27(クリーム)
実施例20と同様にして、表6に示す組成のクリームを製造し、X線による乾燥皮膜の構造解析、粉体の均一な付着性、摩擦に対する粉体のとれにくさ、べたつきのなさとさらさら感の持続及び保湿感の持続を評価した。結果を表6に併せて示す。
Figure 2014108954

Claims (9)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F):
    (A)グリセリンモノ脂肪酸エステル 0.01〜10質量%、
    (B)炭素数10〜22の高級アルコール 0.01〜10質量%、
    (C)一般式(1)で表される化合物 0.001〜10質量%、
    Figure 2014108954
    (式中、R11はヒドロキシル基、カルボニル基若しくはアミノ基が置換していてもよい、炭素数4〜30の直鎖、分岐鎖若しくは環状の飽和若しくは不飽和の炭化水素基又は水素原子を示し;Zはメチレン基、メチン基又は酸素原子を示し;X11、X12及びX13は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基又はアセトキシ基を示し、X14は水素原子、アセチル基又はグリセリル基を示すか、隣接する酸素原子と一緒になってオキソ基を形成し(但し、Zがメチン基のとき、X11とX12のいずれか一方が水素原子であり、他方は存在しない。X14がオキソ基を形成するとき、X13は存在しない。);R12及びR13は各々独立して水素原子、ヒドロキシル基、ヒドロキシメチル基又はアセトキシメチル基を示し;R14はヒドロキシル基、カルボニル基又はアミノ基が置換していてもよい、主鎖にエーテル結合、エステル結合又はアミド結合を有していてもよい炭素数5〜60の直鎖、分岐鎖又は環状の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し;R15は水素原子を示すか、ヒドロキシル基、ヒドロキシアルコキシ基、アルコキシ基及びアセトキシ基から選ばれる置換基を有していてもよい、総炭素数1〜30の直鎖又は分岐鎖の飽和又は不飽和の炭化水素基を示し(但し、R11が水素原子、Zが酸素原子のときR15は総炭素数10〜30の炭化水素基であり、R11が炭化水素基のときR15は総炭素数1〜8の炭化水素基である);破線部は不飽和結合であってもよいことを示す)
    (D)アニオン界面活性剤 0.01〜5質量%、
    (E)平均粒径0.1〜30μmの粉体 0.01〜30質量%、
    (F)水
    を含有する乳化化粧料。
  2. 成分(A)、(B)及び(C)の含有量と、酸に換算した成分(D)の含有量との質量割合(D)/((A)+(B)+(C))が、0.01〜1である請求項1記載の乳化化粧料。
  3. 成分(A)、(B)、(C)及び酸に換算した成分(D)の含有量と、成分(E)の含有量の質量割合(E)/((A)+(B)+(C)+(D))が、0.01〜10である請求項1又は2記載の乳化化粧料。
  4. 成分(D)が、炭素数12〜22の脂肪酸を由来とするN−アシルグルタミン酸塩である請求項1〜3のいずれか1項記載の乳化化粧料。
  5. 成分(E)が、疎水化処理していない粉体である請求項1〜4のいずれか1項記載の乳化化粧料。
  6. 成分(E)が、球状粉体である請求項1〜5のいずれか1項記載の乳化化粧料。
  7. 成分(E)が、多孔質シリカである請求項1〜5のいずれか1項記載の乳化化粧料。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項記載の乳化化粧料を肌に塗布して伸ばすスキンケアのための使用。
  9. 以下の工程で製造される請求項1〜7のいずれか1項記載の乳化化粧料の製造方法。
    工程1:成分(A)〜(C)、成分(D)の未中和物及びその他の油剤を含む油相を、80℃以上で加熱して混合物3を得る工程。
    工程2:成分(D)の中和剤、成分(F)の一部及びその他の水溶性成分を含む水相を、混合物3とほぼ同温に加熱し、混合物3と混合し、混合物5を得る工程。
    工程3:混合物5を15〜35℃まで冷却し、成分(E)及び成分(F)の残部及びその他の水溶性成分を含む相を混合し、分散させる工程。
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