JP2019104766A - エアゾール化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】細かい泡が多く発生し、炭酸ガスの経皮吸収が促進され、さらに、べたつきやざらつきがなく、使用感に優れたエアゾール化粧料の提供。【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):(A)平均粒径0.25〜20μmの酸化ケイ素、又は(メタ)アクリル酸若しくはその塩/(メタ)アクリル酸アルキルクロスポリマー 0.01〜10質量%、(B)HLB12〜18の非イオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤 0.1〜15質量%、(C)水溶性増粘剤、(D)水を含み、25℃における粘度が500〜20000mPa・sである原液、並びに(E)炭酸ガスを含有するエアゾール化粧料。【選択図】なし

Description

本発明は、エアゾール化粧料に関する。
目下のクマ、くすみなどの肌トラブルは、血流低下が原因とされ、これらを改善するため、有効成分を含有する化粧料や、温熱効果、マッサージ効果、炭酸ガス効果を利用した化粧料などが検討されている。例えば、特許文献1、特許文献2には、炭酸ガスを配合した泡状の化粧料が記載されている。
特表2005−506325号公報 特開2011−93877号公報
これらの化粧料は、泡質や安定性を改善することを目的とするものであり、噴射剤に炭酸ガスを用いて、炭酸ガスの効果をより引き出すためには、更に改善の必要があった。また、べたつきやざらつきなどの使用感の点で課題があった。
本発明者らは、特定の粉体と、界面活性剤、水溶性増粘剤、炭酸ガスを組み合わせて用いることにより、上記課題を解決したエアゾール化粧料が得られることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)平均粒径0.25〜20μmの酸化ケイ素、又は(メタ)アクリル酸若しくはその塩・(メタ)アクリル酸アルキルクロスポリマー 0.01〜10質量%、
(B)HLB12〜18の非イオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤 0.1〜15質量%、
(C)水溶性増粘剤、
(D)水
を含み、25℃における粘度が500〜20000mPa・sである原液、並びに
(E)炭酸ガス
を含有するエアゾール化粧料に関する。
本発明のエアゾール化粧料は、炭酸ガスの直径100μm以下の泡を多く発生し、持続するものであり、炭酸ガスの経皮吸収を促進し、さらに、べたつきやざらつきがなく、使用感に優れたものである。
本発明で用いる成分(A)は、酸化ケイ素、又は(メタ)アクリル酸若しくはその塩・(メタ)アクリル酸アルキルクロスポリマーから選ばれる1種又は2種以上の粉体である。成分(A)は、平均粒径0.25〜20μmであり、より良い使用感を与える点から、0.25〜10μmのものが好ましい。これらの粉体は、水、アルコール、油剤等には、溶解しないものである。その形状は、球状、板状等いずれでも良い。粉体の内部構造にも制限はなく、多孔質、中空、無孔質等いずれのものも使用することができる。感触の点からは、球状であることが好ましい。
なお、本発明において、平均粒径の測定は、レーザー回折散乱式 粒子径分布測定装置 LA−920/HORIBA/メジアン径で、測定される。
酸化ケイ素としては、化粧料に通常用いられるものであれば制限されず、表面を化合物等で処理した改質粉体を用いても良いが、シリコーン油、脂肪酸金属塩等を用いた疎水化処理をしていないもの、親水的な表面を有するものが好ましい。具体的には、市販品としては、アドマファインSO−C1(アドマテックス社)、NP−100,NP−200(AGCエスアイテック社)、サンラブリーLSF−C(AGCエスアイテック社)などが挙げられる。水に分散しやすいスラリー状のものが好ましく、サンラブリーLSF−Cがより好ましい。
成分(A)のうち、(メタ)アクリル酸若しくはその塩/(メタ)アクリル酸アルキルクロスポリマーとは、(メタ)アクリル酸若しくはその塩から選ばれる少なくとも1種の単量体と(メタ)アクリル酸アルキルエステルから選ばれる少なくとも1種の単量体とを、共重合してなる架橋(メタ)アクリル酸エステル系樹脂粉体である。なお、(メタ)アクリル酸とは、アクリル酸とメタクリル酸との総称であり、(メタ)アクリル酸アルキルとは、アクリル酸アルキルとメタクリル酸アルキルとの総称をいう。
(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体としては、アルキル基の炭素数が1〜18の(メタ)アクリル酸アルキルエステルが好ましい。具体的には、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル等が挙げられる。これらの中でも、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル等のアルキル基の炭素数が4〜18の(メタ)アクリル酸アルキルがより好ましい。これらは複数種組み合わせて用いてもよい。全単量体成分(後述の架橋性単量体も含む。以下同様)中の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体の割合は、30〜98質量%が好ましく、50〜85質量%がより好ましい。
一方、全単量体成分中の(メタ)アクリル酸若しくはその塩の割合は、粉体の凝集を抑制し、良好な粉体の感触(なめらかさ、さらさら感)を得る観点から、0.1〜30質量%が好ましく、1〜10質量%がより好ましい。
クロスポリマーに含有されるカルボキシル基の一部は中和されていることが好ましい。クロスポリマーは、クロスポリマーに含有されるカルボキシル基を中和することにより、ポリマー表面を親水的にでき、水への分散性や、小さい泡発生を向上させることができる。
更に、粉体のなめらかさとさらさら感をより向上させる観点から、中和度は1〜30%が好ましく、1〜20%がより好ましい。ここで中和度とは、カルボキシル基を有する単量体のカルボキシル基のモル数に対する、添加された塩基のモル数の比を百分率で表したものである。
中和のための塩基は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩基性アミノ酸等が好ましいが、アミン類、アルカノールアミン類、アンモニアも用いることができる。
単量体成分は架橋剤として、ビニル基を2個以上有する架橋性単量体を含むことが好ましい。このような架橋性単量体としては、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、デカエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタデカエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸アリル、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、フタル酸ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル系架橋性単量体、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン及びこれらの誘導体等の芳香族ジビニル系単量体が挙げられる。これらは1種あるいは2種以上組み合わせて用いてもよい。これらの架橋性単量体の中でも、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート等の(ポリ)アルキレングリコールジ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、カプロラクトン変性ヒドロキシピバリン酸エステルネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレートが、皮膚刺激が低いため、より好ましい。これらの架橋性単量体は、全単量体成分中に、3〜50質量%となるように使用するのが好ましい。
単量体成分として、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体、アクリル酸若しくはその塩及び架橋性単量体以外に、これらと共重合可能な他の単量体を共重合させてもよい。他の単量体として、スチレン、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリルアミド、酢酸ビニル、ビニルピロリドン等が挙げられる。
クロスポリマーは、例えば上記の(メタ)アクリル酸アルキルエステル単量体、(メタ)アクリル酸及び架橋性単量体を含む単量体成分を、分散剤、重合開始剤等を用いて水性懸濁重合、乳化重合、シード重合、分散重合等により重合することにより、得ることができる。このうち、樹脂粉体が工業的に容易に得られる観点から、水性懸濁重合法が好ましい。
クロスポリマーは、例えば、特開2006−8659号公報に記載の方法により、製造することができる。
成分(A)は、酸化ケイ素、又は(メタ)アクリル酸若しくはその塩/(メタ)アクリル酸アルキルクロスポリマーから選ばれる1種又は2種以上の粉体であるが、(メタ)アクリル酸若しくはその塩/(メタ)アクリル酸アルキルクロスポリマーが、感触の点で好ましい。
上記のような粉体、特に、表面が親水的な粉体を用いることにより、粉体表面で、泡発生の核が形成され、直径100μm以下の小さい泡を多数発生させることができる。
成分(A)は、1種又は2種以上を用いることができ、直径100μm以下の泡を持続的に発生させる点から、含有量は、原液中に0.01質量%以上であり、0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましい。そして、塗布時および塗布後のべたつきを抑制する点から、10質量%以下であり、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましい。また、成分(A)の含有量は、原液中に0.01〜10質量%であり、0.05〜5質量%が好ましく、0.1〜3質量%が更に好ましい。
本発明で用いる成分(B)は、(B1)HLB12〜18の非イオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤である。
(B1)非イオン界面活性剤は、HLB12〜18であり、HLB13〜15のものが好ましい。
ここで、HLB(親水性−親油性のバランス〈Hydrophilic-Lypophilic Balance〉)は、界面活性剤の全分子量に占める親水基部分の分子量を示すものであり、非イオン界面活性剤については、グリフィン(Griffin)の式により求められるものである。
2種以上の非イオン界面活性剤から構成される混合界面活性剤のHLBは、次のようにして求められる。混合界面活性剤のHLBは、各非イオン界面活性剤のHLB値をその配合比率に基づいて相加算平均したものである。
混合HLB=Σ(HLBx×Wx)/ΣWx
HLBxは、非イオン界面活性剤XのHLB値を示す。
Wxは、HLBxの値を有する非イオン界面活性剤Xの質量(g)を示す。
成分(B1)の非イオン界面活性剤としては、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロースエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン等が挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。成分(B1)の非イオン界面活性剤は、炭酸ガスの原液への溶解量、溶解性促進と塗布時の泡立ち性の観点から、含有することが好ましい。
これらのうち、炭酸ガスの吐出時の泡立ち性の観点から、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油が好ましい。
また、(B2)アニオン界面活性剤としては、例えば、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸カリウム、ステアリン酸アルギニン等の炭素数12〜22の脂肪酸又はその塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等の炭素数12〜22のアルキル硫酸エステル又はその塩;ポリオキシエチレンラウリル硫酸トリエタノールアミン等の炭素数12〜22のアルキルエーテル硫酸エステル又はその塩;ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−炭素数12〜22のアシルサルコシン又はその塩;モノステアリルリン酸ナトリウム等の炭素数12〜22のアルキルリン酸又はその塩;ポリオキシエチレンオレイルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンステアリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム等のポリオキシエチレン炭素数12〜22のアルキルエーテルリン酸又はその塩;ジ−2−エチルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム等の炭素数12〜24のジアルキルスルホコハク酸又はその塩;N−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム等の炭素数12〜22のN‐アルキロイルメチルタウリン又はその塩、ジラウロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸ナトリウム、N−ステアロイル−L−グルタミン酸アルギニン、N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミン酸ナトリウム等のN−炭素数12〜22のアシルグルタミン酸又はその塩などが挙げられ、これらから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。成分(B2)のアニオン界面活性剤は、炭酸ガスの原液への溶解量、溶解速度促進と、後述する成分(F)油剤の化粧料中の乳化安定性の観点から、含有することが好ましい。
これらのうち、炭酸ガスの原液への溶解量、及び、後述する成分(F)油剤の化粧料中の乳化安定性の観点から、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウムが好ましい。
成分(B)としては、直径100μm以下の泡量を増加させる点から、(B1)非イオン界面活性剤及び(B2)アニオン界面活性剤を組み合わせて用いるのが好ましい。成分(B1)及び(B2)の質量割合(B1)/(B2)は、直径100μm以下の泡量を増加させる点から、1以上が好ましい。そして、直径100μm以下の泡量を増加させる点から、100以下が好ましく、50以下がより好ましく、10以下が更に好ましく、5以下がより更に好ましい。また、成分(B1)及び(B2)の質量割合(B1)/(B2)は、1〜100が好ましく、1〜50がより好ましく、1〜10が更に好ましく、1〜5がより更に好ましくい。
成分(B)の含有量は、炭酸ガスの原液への溶解性を向上させ、100μm以下の泡量を増加させる点から、原液中に0.1質量%以上であり、0.5質量%以上が好ましい。
そして、塗布時および塗布後のべたつきを抑制する点から、15質量%以下であり、5質量%以下が好ましく、1質量%以下が更に好ましい。また、成分(B)の含有量は、原液中に0.1〜15質量%であり、0.5〜5質量%が好ましく、0.5〜1質量%が更に好ましい。
成分(C)の水溶性増粘剤としては、通常の化粧料に用いられるものであれば良く、例えば、カラギーナン、デキストリン、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、カルボキシビニルポリマー、(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10−30))コポリマー、キサンタンガム、カルボキシメチルキチン、キトサン等が挙げられる。これらは、吐出時の泡の急激な発生を抑制し、塗布後の100μm以下の泡の発生を持続させる効果を有する。これらのうち、塗布後の100μm以下の泡の発生の持続性と後述する成分(F)の乳化安定性、塗布時および塗布後の肌につるつる感を付与する観点から、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸/アクリル酸アルキルコポリマーが好ましく、(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10−30))コポリマーがより好ましい。
ここで、(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10−30))コポリマーとは、C10−30アルキルアクリル酸とアクリル酸、メタクリル酸又はこれらの低級アルキルエステルとの共重合体であって、ショ糖のアリルエーテル又はペンタエリスリトールのアリルエーテルで架橋したものであり、ペムレンTR−1、ペムレンTR−2、カーボポールETD2020、カーボポール1342、カーボポール1382(以上、Lubrizol Advanced Materials 社)等の市販品を用いることができる。
また、ポリアクリル酸、カルボキシビニルポリマー、(アクリル酸/アクリル酸アルキル(C10−30))コポリマーなどの酸型の水溶性増粘剤は、水酸化カリウム等を中和剤として用い、水溶性ないし水分散性の塩として用いるのが好ましい。
成分(C)は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、塗布後の直径100μm以下の泡の発生の持続性、使用感、塗布のしやすさの点から、原液中に0.1質量%以上が好ましく、0.25質量%以上がより好ましく、0.3質量%以上が更に好ましい。そして、使用感の点から、1質量%以下が好ましく、0.6質量%以下がより好ましく、0.5質量%以下が更に好ましい。また、成分(C)の含有量は、原液中に0.1〜1質量%が好ましく、0.25〜0.6質量%がより好ましく、0.3〜0.5質量%が更に好ましい。
本発明で用いる成分(D)の水は、溶媒として働き、他成分の残部をなす。成分(D)の水の含有量は、乳化安定性の点から、原液中に、48質量%以上が好ましく、60質量%以上がより好ましく、65質量%以上が更に好ましく、99.79質量%以下が好ましく、93質量%以下がより好ましく、75質量%以下が更に好ましい。また、水の含有量は、原液中に、48〜99.79質量%が好ましく、60〜93質量%がより好ましく、65〜75質量%が更に好ましい。
本発明のエアゾール化粧料は、原液中に、更に、(F)油剤を含有することができる。成分(F)の油剤は、水より炭酸ガスの溶解性が高く、油剤を含有することで、原液中の炭酸ガス濃度を高めることができる。成分(F)の油剤は、25℃で液状のものが好ましく、具体的には、パラフィン、スクワラン、スクワレン等の炭化水素類;ツバキ油、ホホバ油、オリーブ油、マカデミアナッツ油、アボガド油、オリーブ油等のトリグリセリドを主体とする天然動植物油;グリセリンモノステアリン酸エステル、グリセリンジステアリン酸エステル、グリセリンモノオレイン酸エステル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸イソプロピル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、フタル酸ジエチル、乳酸ミリスチル、アジピン酸ジイソプロピル、ミリスチン酸セチル、乳酸セチル、1−イソステアロイル−3−ミリストイルグリセロール、2−エチルヘキサン酸セチル、パルミチン酸−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸−2−オクチルドデシル、ジ−2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、オレイン酸−2−オクチルドデシル、トリイソステアリン酸グリセロール、ジ−パラメトキシケイヒ酸−モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、イソノナン酸イソトリデシル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸ジ(コレステリル・オクチルドデシル)、安息香酸アルキル(炭素数12〜15のアルキル基)等のエステル油;アルキル−1,3−ジメチルブチルエーテル等のエーテル油;ステアリン酸、パルミチン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ユーカリ油、ハッカ油等の精油等が挙げられる。
これらのうち、エステル油が好ましく、塗布後のしっとり感が高い点から、グリセリンジステアリン酸エステル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、安息香酸アルキルがより好ましい。
成分(F)は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、含有量は、炭酸ガスの溶解性と、乳化安定性、塗布時及び塗布後の肌にしっとり感を付与する点から、原液中に0.1質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、5質量%以上が更に好ましい。そして、塗布時及び塗布後の肌のべたつきを抑制し、乳化安定性の点から、原液中に20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下が更に好ましい。また、成分(F)の含有量は、原液中に0.1〜20質量%が好ましく、1〜15質量%がより好ましく、5〜10質量%が更に好ましい。
本発明のエアゾール化粧料において、原液は、更に、通常の化粧料に用いられる成分、例えば、エタノール、多価アルコール、防腐剤、酸化防止剤、色素、pH調整剤、香料、紫外線吸収剤、保湿剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、美白剤、抗炎症剤、皮膚賦活剤などを含有することができる。
本発明のエアゾール化粧料において、原液は、前記成分(A)〜(D)及びその他成分を混合することにより調製される。原液は、吐出時の泡の急激な発生を抑制し、炭酸ガスの保持し、塗布後の直径100μm以下の泡を持続的に発生させる観点から、25℃における粘度が、500mPa・s以上であり、1000mPa・s以上が好ましく、1500mPa・s以上がより好ましく、20000mPa・s以下であり、10000mPa・s以下が好ましく、7000mPa・s以下がより好ましい。原液は、25℃における粘度が、500〜20000mPa・sであり、1000〜10000mPa・sが好ましく、1500〜7000mPa・sがより好ましい。
ここで、粘度は、BM粘度計(東機産業社製)(NO4,12rpm、1分)で測定した値である。
本発明のエアゾール化粧料は、前記のような原液と、(E)炭酸ガスを、耐圧容器に充填することにより製造することができる。その噴射の形態としては、泡状にして吐出するフォームタイプとするのが好ましい。
原液と炭酸ガスの質量割合は、原液に対する炭酸ガスの溶解性と直径100μm以下の泡発生の持続性の点から、100:0.01〜100:5が好ましく、100:1.5〜100:3がより好ましい。
本発明のエアゾール化粧料は、化粧料として特に制限なく適用することができるが、炭酸ガスが経皮吸収され、従来のものより高い血行促進する効果が得られることから、肌色(明るさ、くすみなどの)改善、保湿感の改善等のために用いられる皮膚化粧料として好適である。
本発明のエアゾール化粧料は、皮膚に塗布した際、炭酸ガスの直径100μm以下の泡を多く発生させ、皮膚と接触させることにより、炭酸ガスと皮膚との接触面積を増加させ、炭酸ガスの経皮吸収性を高めることができる。成分(E)の炭酸ガスは、成分(D)に溶解するが、容易には溶解できず、また、十分量を溶解させることができない。そこで、成分(B)の界面活性剤を成分(D)に溶解させることにより、炭酸ガスの溶解性を高めた。更に、本発明においては、成分(A)の特定の粉体を組み合わせることにより、容器から吐出し、皮膚に塗布した際、非常に細かい泡を持続的に発生させることができる。この結果、炭酸ガスの直径100μm以下の泡を長時間、皮膚と接触させることが可能となった。ところで、炭酸ガスを溶解した水は、衝撃を加えることで、一斉に泡となって放出されてしまう。例えば、容器から剤を吐出するという行為がトリガーとなり、溶解していた炭酸ガスが一斉に放出される。すると、溶液中のガス濃度が一度に減少してしまう。そこで、適度な粘度を付与することで、炭酸ガスの放出を抑え、泡発生を持続的なものとすることができた。また、原液に、粘度を付与することにより、本発明では、発生した直径100μm以下の泡の成長、及び合一を抑制でき、長時間、小さい泡を維持できるという利点もある。更に、成分(F)は、水より炭酸ガスを溶解できるため、炭酸ガスの補給源とし、泡発生を補助することができる。
本発明のエアゾール化粧料は、肌に塗布後、一定時間放置することにより、血行を促進する効果を高めることができ、化粧料中の有効成分も合わせて、浸透させることができ、非常に有益と考えられる。
本発明のエアゾール化粧料は、皮膚へ塗布し、一定時間放置、肌になじませる、拭き取る、又は、洗い流すなど、使用場面に応じて使用することができる。
本発明のエアゾール化粧料は、例えば、以下の工程1〜工程4により、製造することができる。
工程1:成分(C)、(D)及び塩基成分を混合し、均一にする。
(この工程1では、50℃以上に加熱することが好ましい。)
工程2:工程1で得られた液に、成分(A)及び(B)、必要に応じて成分(F)、その他成分を加え、攪拌して均一にする。
工程3:工程2で得られた液を15〜30℃に冷却する。
工程4:工程3で得られた液(原液ともいう)を耐圧容器に充填し、密封した後、成分(E)を加圧することにより充填する。
上述した実施形態に関し、本発明は、更に以下の組成物を開示する。
<1>次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)平均粒径0.25〜20μmの酸化ケイ素、又は(メタ)アクリル酸若しくはその塩/(メタ)アクリル酸アルキルクロスポリマー 0.01〜10質量%、
(B)HLB12〜18の非イオン界面活性剤及びアニオン界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上の界面活性剤 0.1〜15質量%、
(C)水溶性増粘剤、
(D)水
を含み、25℃における粘度が500〜20000mPa・sである原液、並びに
(E)炭酸ガス
を含有するエアゾール化粧料。
<2>成分(B)が、(B1)HLB12〜18の非イオン界面活性剤及び(B2)アニオン界面活性剤を含み、成分(B1)及び(B2)の質量割合(B1)/(B2)は、1〜100が好ましく、1〜10がより好ましく、1〜5が更に好ましい前記<1>記載のエアゾール化粧料。
<3>さらに、(F)油剤を含有する前記<1>又は<2>記載のエアゾール化粧料。
<4>成分(C)が、アクリル酸/アクリル酸アルキルコポリマー又はカルボキシビニルポリマーである前記<1>〜<3>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<5>成分(A)〜(D)を含む原液と、(E)炭酸ガスの質量割合は、100:0.01〜100:5が好ましく、100:1.5〜100:3がより好ましい前記<1>〜<4>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<6>成分(A)の平均粒径が、0.25〜10μmが好ましい前記<1>〜<5>のいずれか1項記載のエアゾール化粧料。
<7>成分(A)の含有量が、原液中に0.05質量%以上が好ましく、0.1質量%以上がより好ましく、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましい前記<1>〜<6>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<8>成分(B1)の非イオン界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれるものである前記<2>〜<7>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<9>成分(B2)のアニオン界面活性剤が、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウムである前記<2>〜<6>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<10>成分(B)の含有量が、原液中に0.5質量%以上が好ましく、0.6質量%以上がより好ましく、15質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましく、1質量%以下が更に好ましい前記<1>〜<9>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<11>成分(C)の含有量が、原液中に0.1質量%以上が好ましく、0.25質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましく、1質量%以下が好ましく、0.6質量%以下がより好ましく、0.5質量%以下が更に好ましい前記<1>〜<10>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<12>(F)油剤が、グリセリンジステアリン酸エステル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール及び安息香酸アルキルから選ばれる1種又は2種以上である前記<3>〜<11>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<13>成分(F)の含有量が、原液中に0.1質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、5質量%以上が更に好ましく、20質量%以下が好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下が更に好ましい前記<3>〜<12>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<14>エアゾール化粧料の、25℃における原液粘度が、1000mPa・s以上が好ましく、1500mPa・s以上がより好ましく、10000mPa・s以下が好ましく、7000mPa・s以下がより好ましい前記<1>〜<13>のいずれか1記載のエアゾール化粧料。
<15>前記<1>〜<14>のいずれか1記載のエアゾール化粧料を皮膚へ塗布し、一定時間放置、肌になじませる、拭き取る、又は洗い流す使用方法。
<16>以下の方法により製造される前記<1>〜<14>のいずれか1記載のエアゾール化粧料の製造方法。
工程1:工程1:成分(C)、(D)及び塩基成分を混合し、均一にする。
工程2:工程1で得られた液に、成分(A)及び(B)を加え、均一にする。
工程3:工程2で得られた液を15〜30℃に冷却する。
工程4:工程3で得られた原液を耐圧容器に充填し、密封した後、成分(E)を充填する。
<17>工程2において、更に、(F)油剤、その他成分を加え、均一にする前記<16>記載のエアゾール化粧料の製造方法。
製造例1
ビーカーにラウリルメタクリレート82g、メタクリル酸3g、エチレングリコールジメタクリレート15g、ラウロイルパーオキサイド2gを仕込み混合攪拌して溶解させた。ここにN−ステアロイル−N−メチルタウリンナトリウム(SMT)を0.75g溶解させたイオン交換水400gを加え、ホモミキサーで平均粒径が2.2μmになるまで分散させた。
4つ口フラスコにこの分散液を注ぎ込み、攪拌しながら窒素置換を30分行った。オイルバスによりフラスコ内部の温度を80℃まで加温し、80℃に達してから5時間重合を行った後、室温まで冷却した。重合した粒子の分散液に1N NaOH3.9gを滴下して中和を行った後、この分散液を凍結乾燥し、粒子を回収することにより樹脂粉体Aを得た。この樹脂粉体Aは、カルボキシル基の中和度が11.2%であった。
実施例1〜28及び比較例1〜5
表1〜表4に示す組成のエアゾール化粧料を製造し、原液粘度を測定するとともに、直径100μm以下の泡の数及び使用感を評価した。結果を表1〜表4に併せて示す。
(製造方法)
成分(C)及び(D)を混合し、60℃にて攪拌して均一にし、塩基成分を加え、中和した。その後、成分(A)、(B)、(F)、その他の粉体、及びその他成分(防腐剤等)を加え、攪拌して均一にし、25℃まで冷却した。得られた原液を耐圧容器に充填し、密封後、成分(E)を充填した。
(評価方法)
(1)原液粘度:
原液を50mLガラス容器に50g充填し、BM粘度計(東機産業社製)(ローターNO4、12rpm、1分)により測定した。
(2)直径100μm以下の泡の数:
スライドガラス(7.6×2.6cm)に、各化粧料0.15gを吐出させ、のばす。吐出45秒後、電動蛍光実体顕微鏡(カールツァイス社製)を用い、950×700μm範囲内の写真を撮影し、この範囲において、直径100μm以下の泡の数を目視により数えた。
(3)使用感:
専門パネル10名が、各エアゾール化粧料を前腕内側に1g塗布し、塗り広げた直後のべたつき感のなさについて、以下の基準で官能評価した。平均点を求め、下記基準で示した。
4:非常に良好。
3:良好。
2:やや悪い。
1:悪い。
○:平均点が3以上。
△:平均点が2以上3未満。
×:平均点が2未満。
Figure 2019104766
Figure 2019104766
Figure 2019104766
Figure 2019104766
実施例29及び比較例6
表5に示す組成のエアゾール化粧料を、実施例1〜18と同様に製造した。
得られたエアゾール化粧料を、専門パネル24名に2カ月間、顔に塗布して、使用させた。2カ月後、専門パネルより、肌色の改善、肌の保湿感(うるおい感)の改善について、それぞれ報告させ、「改善した」及び「やや改善した」と答えたパネルの割合を求めた。結果を表5に併せて示す。
Figure 2019104766

Claims (8)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
    (A)平均粒径0.25〜20μmの酸化ケイ素 0.01〜10質量%、
    (B1)HLB12〜18の非イオン界面活性剤 0.1〜15質量%、
    (C)水溶性増粘剤、
    (D)水
    を含み、25℃における粘度が500〜20000mPa・sである原液、並びに
    (E)炭酸ガス
    を含有するエアゾール化粧料。
  2. さらに、(B2)アニオン界面活性剤を原液中に含有し、且つ、成分(B1)及び(B2)の質量割合(B1)/(B2)=1〜100である請求項1記載のエアゾール化粧料。
  3. さらに、(F)油剤を原液中に0.1〜50質量%含有する請求項1又は2記載のエアゾール化粧料。
  4. 成分(C)が、アクリル酸/アクリル酸アルキルコポリマー又はカルボキシビニルポリマーである請求項1〜3のいずれか1項記載のエアゾール化粧料。
  5. 成分(A)〜(D)を含む原液と、(E)炭酸ガスの質量割合が、100:0.01〜100:5である請求項1〜4のいずれか1項記載のエアゾール化粧料。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載のエアゾール化粧料を皮膚に塗布し、一定時間放置、肌になじませる、拭き取る、又は洗い流す使用方法。
  7. 以下の方法により製造される請求項1〜5のいずれか1項記載のエアゾール化粧料の製造方法。
    工程1:工程1:成分(C)、(D)及び塩基成分を混合し、均一にする。
    工程2:工程1で得られた液に、成分(A)及び(B)を加え、均一にする。
    工程3:工程2で得られた液を15〜30℃に冷却する。
    工程4:工程3で得られた原液を耐圧容器に充填し、密封した後、成分(E)を充填する。
  8. 工程2において、更に、(F)油剤、その他成分を加え、均一にする請求項7記載のエアゾール化粧料の製造方法。
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