JP2014106535A - 顔料過剰トナー - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁性の着色顔料の混合物を含む顔料過剰トナー組成物であって、誘電損失の低下および摩擦荷電の改善を示すトナー組成物を提供する。
【解決手段】黒色着色剤を含む第1着色剤、および黒色着色剤を含まず2つ以上の第2着色剤の混合物であり、該混合物が黒色着色剤と実質的に同じスペクトル応答である着色剤を含む黒色トナー組成物であり、損失弾性率が該混合物を含まない組成物より小さいトナー組成物であることを特徴とする。
【選択図】なし

Description

主要な着色剤(黒色着色剤等)に加えて1セットの絶縁性の第2着色剤を含み、主要な着色剤だけを含む顔料過剰トナーと比較して誘電損失が低下している顔料過剰トナー(黒色トナー等);前記顔料過剰トナーを含む現像剤;前記顔料過剰トナーおよび現像剤を含む装置;前記顔料過剰トナーおよび現像剤を含む画像形成装置コンポーネント;前記現像剤を含む画像形成装置;等を記載する。
顔料のローディングを増大させようとして、黒色顔料を含むトナーがしばしば、誘電損失が大きくなって電荷がより低くなり、これらの双方が転写効率を低下させ、画質(IQ)を損なうことがある。黒色顔料は導電性であり、トナー粒子を通して導電経路を形成し得る。従って、誘電損失を低下させて電荷を改善することで、より低いコストの顔料過剰トナーを可能にする必要がある。
本開示は、顔料過剰トナー組成物であって、第1着色剤または主要な着色剤を含み、さらに2つ以上の追加の着色剤または第2着色剤を含み、誘電損失の低下を示し、第1着色剤(黒色着色剤等)だけを有する従前のトナーまたは顔料過剰トナーの性能と対等であるか、これを上回るトナー組成物を記載する。2つ以上の追加の着色剤、第2着色剤、または2次着色剤は一般に、第1着色剤とは異なる色のものである。
顔料過剰の黒色トナーの誘電損失を小さくする方法であって、1セットの第2着色剤を黒色含有エマルジョン凝集(EA)トナー(トナーの多くとも約6重量%、多くとも約5.5重量%、多くとも約5重量%の初期顔料ローディングを有する)に加えることを含み、目的とする混合物を含む生じたトナーの総着色剤ローディングが増大して約6%を超える方法を開示する。
特に明記しない限り、本明細書および特許請求の範囲において使用される、量、状態等を表わす全ての数字は、全ての例において、用語「約」によって修飾されると理解されるべきである。「約」は、述べられている値から20%以下の変化量を示すことを意図している。また、本明細書中において使用される用語「等しい」、「類似の」、「本質的に」、「実質的に」、「近い」および「合致する」、またはこれらの文法的な変形も、一般的に許容可能な規定を有し、または少なくとも「約」と同じ意味を有するものであると理解されるべきである。
「顔料過剰」およびその文法的な活用形は、現在使用中の従来の、および/または名目上のトナーにおいて見られる量(一般に、重量基準で約6wt%以下の顔料または着色剤内容物を有する)よりも多い量の顔料または着色剤を有するトナーまたはトナー調製物を説明することを意図している。顔料過剰トナーは、着色剤の総量が6重量%を超えるものであり、その増加は、従来のトナーにおいて見られる着色剤または顔料の少なくとも約10%、少なくとも約15%、少なくとも約20%、少なくとも約30%またはそれ以上であってよい。顔料過剰トナー調製物はまた、基質にトナー粒子を印刷および融合し、100%のベタ領域単色パッチの画像を形成すると、その画像の厚さがトナー粒子の直径の約70%未満となるものである。
本明細書中で用いられる「絶縁性の」は、組成物または分子またはポリマーが、自由電荷の移動度の変化に抵抗することを意味する。
一般に、任意の適切なモノマー(または複数のモノマー)が誘導されて重合し、樹脂またはコポリマーが形成される。任意の多官能性モノマーが、トナー粒子において所望される特定のポリマーに応じて用いられてよい。それゆえに、二官能性試薬、三官能性試薬等が用いられてよい。少なくとも3つの官能基を含む1つまたは複数の試薬が、ポリマーまたは分岐内に組み込まれて、分岐、さらなる分岐および/または架橋を可能にしてよい。ある種の樹脂を、例えば、低融点温度が必要な用途に用いることができる。形成された粒子は、他の試薬(着色剤等)と混合されて、現像剤を形成してよい。
1つ、または2つ以上のポリマーを、トナーまたはトナー粒子の形成に用いてよい。2つ以上のポリマーを用いる場合、それらのポリマーは任意の適切な比率(例えば、重量比)であってよく、例えば、2つの異なるポリマーでは、約1%(第1ポリマー)/99%(第2ポリマー)から約99%(第1ポリマー)/1%(第2ポリマー)等である。
ポリマーは、固体基準で、トナー粒子の約65から約95重量%、約75から約85重量%の量で存在してよい。
適切なポリエステル樹脂として、スルホン化されたもの、スルホン化されていないもの、結晶性のもの、アモルファスなもの、およびこれらの組合せ等が挙げられる。ポリエステル樹脂は、線状のもの、分岐したもの、架橋されたもの、およびこれらの組合せ等であってよい。
混合物(アモルファスポリエステル樹脂および結晶性ポリエステル樹脂等)を用いる場合、結晶性ポリエステル樹脂とアモルファスポリエステル樹脂との比率は、約1:99から約30:70の範囲内であってよい。
ポリエステル樹脂が、例えば、カルボン酸基を含む試薬およびアルコールを含む別の試薬を伴うエステル化反応において、合成的に得られてよい。アルコール試薬は、2つ以上のヒドロキシル基、3つ以上のヒドロキシル基を含む。酸は、2つ以上のカルボン酸基、3つ以上のカルボン酸基を含む。3つ以上の官能基を含む試薬は、ポリマー分岐および架橋を可能にし、促進し、または可能にしかつ促進する。ポリマー主鎖またはポリマー分岐は、少なくとも1つのモノマー単位(少なくとも1つのペンダント基または側基を含む)を含む、すなわち、モノマー反応物(これから単位が得られた)は、少なくとも3つの官能基を含む。
アモルファスポリエステル樹脂を調製するのに使用可能なポリ酸またはポリエステルの例として、テレフタル酸、フタル酸、フマル酸、トリメリト酸、ジエチルフマレート、ジメチルイタコネート、ジメチルフマレート、ジエチルマレエート、マレイン酸、コハク酸、イタコン酸、シクロヘキサン酸、コハク酸無水物、ドデシルコハク酸、ドデシルコハク酸無水物、グルタル酸、グルタル酸無水物、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸、ジメチルテレフタレート、ジメチルイソフタレート、ジメチルフタレート、フタル酸無水物、ジエチルフタレート、二酸ダイマー、ジメチルマレエート、ジメチルグルタレートおよびこれらの組合せが挙げられる。ポリ酸またはポリエステル試薬は、樹脂の約40から約60モル%の量で存在してよく、必要に応じ、第2ポリ酸が、樹脂の約0.1から約10モル%の量で用いられてよい。
アモルファスポリエステル樹脂を生成する際に使用可能なポリオールの例として、1,2−プロパンジオール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオール、2,2−ジメチルプロパンジオール、ヘプタンジオール、ドデカンジオール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、キシレンジメタノール、シクロヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ジブチレングリコールおよびこれらの組合せが挙げられる。ポリオールの量は、樹脂の約40から約60モル%の量であってよく、第2ポリオールが、樹脂の約0.1から約10モル%の量で用いられてよい。
重縮合触媒が、アモルファス(または結晶性)ポリエステル樹脂を形成する際に用いられてよく、テトラアルキルチタネート、ジアルキルスズ酸化物、テトラアルキルスズ、ジアルキルスズ酸化水酸化物、アルミニウムアルコキシドまたはこれらの組合せが挙げられる。このような触媒は、出発ポリ酸またはポリエステル試薬に基づいて、約0.01モル%から約5モル%の量で使用されてよい。
使用可能なアモルファス樹脂の例として、アルカリスルホン化−ポリエステル樹脂、分岐アルカリスルホン化−ポリエステル樹脂、アルカリスルホン化−ポリイミド樹脂および分岐アルカリスルホン化−ポリイミド樹脂が挙げられ、アルカリ金属は、例えば、ナトリウム、リチウムまたはカリウムイオンである。
不飽和アモルファスポリエステル樹脂が、ラテックス樹脂として用いられてよい。
結晶性ポリエステル樹脂を形成するのに適切なポリオールとして、約2から約36の炭素原子数の脂肪族ポリオール(1,2−エタンジオール、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオール、1,12−ドデカンジオール等)、アルカリスルホ脂肪族ジオール(ソディオ2−スルホ−1,2−エタンジオール、リチオ2−スルホ−1,2−エタンジオール、ポタシオ2−スルホ−1,2−エタンジオール、ソディオ2−スルホ−1,3−プロパンジオール、リチオ2−スルホ1,3−プロパンジオール、ポタシオ2−スルホ−1,3−プロパンジオール等)、およびこれらの混合物等(構造異性体を含む)が挙げられる。脂肪族ポリオールは、樹脂の約40から約60モルパーセントの量で選択されてよく、第2ポリオールが、樹脂の約0.1から約10モルパーセント、約1から約4モルパーセントの量で使用されてよい。
結晶性樹脂を調製するためのポリ酸またはポリエステル試薬の例として、シュウ酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フマル酸、ジメチルフマレート、ジエチルフマレート、ジエチルマレエート、フタル酸、テレフタル酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸、シクロヘキサンジカルボン酸(場合によっては本明細書中でシクロヘキサン二酸と称する)、マロン酸およびメサコン酸、これらのポリエステルまたは無水物等;ならびにアルカリスルホ有機ポリ酸(ジアルキル−5−スルホ−イソフタレート−4−スルホ−1,8−ナフタール酸無水物、4−スルホ−フタル酸、ジアルキル−4−スルホ−フタレート、4−スルホフェニル−3,5−ジカルボメトキシベンゼン、6−スルホ−2−ナフチル−3,5−ジカルボメトキシベンゼン、スルホ−テレフタル酸、ジメチル−スルホ−テレフタレート、5−スルホ−イソフタル酸、ジアルキル−スルホ−テレフタレート、スルホ−p−ヒドロキシ安息香酸のソディオ、リチオまたはポタシオ塩等)またはこれらの混合物が挙げられる。ポリ酸は、樹脂の約40から約60モル%の量であってよく、必要に応じ、第2ポリ酸が、樹脂の約0.1から約10モル%の量で選択されてよい。
具体的な結晶性樹脂として、ポリ(エチレン−アジペート)、ポリ(プロピレン−アジペート)、ポリ(ペンチレン−アジペート)、ポリ(ヘキシレン−アジペート)、ポリ(エチレン−スクシネート)、ポリ(ブチレン−スクシネート)、ポリ(オクチレン−スクシネート)、ポリ(プロピレン−セバケート)、ポリ(ブチレン−セバケート)、ポリ(ヘキシレン−セバケート)、ポリ(デシレン−セバケート)、ポリ(デシレン−デカノエート)、ポリ(エチレン−ドデカノエート)、ポリ(ノニレン−デカノエート)、コポリ(エチレン−フマレート)−コポリ(エチレン−セバケート)、コポリ(エチレン−フマレート)−コポリ(エチレン−ドデカノエート)、コポリ(2,2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール−デカノエート)−コポリ(エチレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホイソフタロイル)−コポリ(プロピレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(ペンチレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(ヘキシレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(エチレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(プロピレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(ブチレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(ペンチレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(オクチレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホイソフタロイル)−コポリ(エチレン−スクシネート)、アルカリコポリ(5−スルホイソフタロイル)−コポリ(ブチレン−スクシネート)、アルカリコポリ(5−スルホイソフタロイル)−コポリ(ペンチレン−スクシネート)、アルカリコポリ(5−スルホイソフタロイル)−コポリ(オクチレン−スクシネート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(プロピレン−セバケート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(ブチレン−セバケート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(ヘキシレン−セバケート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(エチレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(プロピレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(ブチレン−アジペート)、アルカリコポリ(5−スルホ−イソフタロイル)−コポリ(ヘキシレン−アジペートノニレン−デカノエート)、ポリ(オクチレン−アジペート)等が挙げられ、アルカリは、ナトリウム、リチウムまたはカリウムのような金属である。ポリアミド類の例として、ポリ(エチレン−アジパミド)、ポリ(ブチレン−アジパミド)、ポリ(ペンチレン−アジパミド)、ポリ(オクチレン−アジパミド)、ポリ(エチレン−スクシンイミド)およびポリ(プロピレン−セバカミド)が挙げられる。ポリイミドの例として、ポリ(エチレン−アジパイミド)、ポリ(プロピレン−アジパイミド)、ポリ(ペンチレン−アジパイミド)、ポリ(ヘキシレン−アジパイミド)、ポリ(エチレン−スクシンイミド)およびポリ(ブチレン−スクシンイミド)が挙げられる。
結晶性樹脂は、例えば、トナーコンポーネントの約1から約85重量%の量で存在してよい。結晶性樹脂は、種々の融点、例えば、約30℃から約120℃の融点を有してよい。結晶性樹脂は、数平均分子量(M)が、ゲル透過クロマトグラフィー(GPC)によって測定した場合に、約1,000から約50,000であってよく、重量平均分子量(M)が、GPCで求めた場合に、約2,000から約100,000であってよい。結晶性樹脂の分子量分布(M/M)は、約2から約6であってよい。
トナーの光沢を上げるために(例えば約5guずつ)、少なくとも2つのアモルファス樹脂の比率の変更が行われてよい。理論に拘束されるものではないが、このような比率変更によりTMAの減少が大きくなり得る。
一般に、当該技術分野において知られているように、ポリ酸/ポリエステルおよびポリオール試薬は、必要に応じて触媒と共に、一緒に混合され、昇温状態(約180℃以上から等)でインキュベートされる等して(嫌気的に行われてよい)、エステル化を平衡まで起こすことができ、一般に、エステル化反応でエステル結合を形成することから生じる水またはアルコール(メタノール等)が産出される。反応は、重合を促進するために、真空下で行われてよい。産物は、既知の方法の実施によって集められ、乾燥されてよく、ここでも既知の方法の実施によって微粒子が産出される。
分岐剤(例えば多価ポリ酸を含む)を、樹脂の約0.01から約10モル%の量で使用される多価ポリ酸を含んでよい。
ポリマーを架橋することが所望されてよい。架橋に貢献する適切な樹脂は、反応性基(C=C結合等)を有するもの、またはペンダント基もしくは側基(カルボン酸基等)を有するものである。樹脂は、開始剤によるフリーラジカル重合を通して架橋されてよい。適切な開始剤として、過酸化物(有機過酸化物等)またはアゾ化合物が挙げられる。使用される開始剤の量は、架橋度、従って、ポリエステル材料のゲル含有量と比例する。使用される開始剤の量は、約0.01から約10重量%に及んでよい。
他の適切な樹脂またはポリマーが、トナーを形成する際に利用されてよい。ポリマーは、例えば、ブロックコポリマー、ランダムコポリマーまたは交互コポリマーであってよい。
名目上の含顔料黒色トナーは、約6%の黒色着色剤(Nipex35等)を含んでよい。理論に拘束されるものではないが、性能を維持しながら45%高い顔料過剰でより低いTMAを可能にする1つの方法が、追加のNipex35カーボンブラックを、1セットの2つ以上の着色剤または顔料(一般に、黒色以外の色のものであるが、1つまたは複数の混合物により黒色の着色剤となり得るものである)で置換することであってよい。黒色着色剤以外の第2の追加セットの着色剤は、必要に応じ、絶縁性であることが好ましい。従って、誘電損失は増大せず、性能は影響を受けないままであろう。選択される顔料は、絶縁性である必要があるだけでなく、主要な着色剤または第1着色剤と実質的に同じスペクトル応答を示すことができる(前述の例では、黒色)。実施形態において、選択はスペクトル応答曲線に基づく。それゆえに、目的とするトナーの誘電損失は、約40×10−3未満、約35×10−3未満、約30×10−3未満となり得る。
適切な着色剤として、カーボンブラック(REGAL 330(登録商標)およびNipex35等);マグネタイト;Columbianマグネタイト;表面処理マグネタイト;Pfizerマグネタイト;Bayerマグネタイト;Northern Pigmentsマグネタイト;Magnoxマグネタイト等を含むものが挙げられる。
シアン、マゼンタ、オレンジ、紫、茶、青またはこれらの混合物等の着色顔料が用いられてよい。これらの着色顔料は、約400から約700nmのフルスペクトル範囲について、R=0.20以下のスペクトル応答反射率を示す。
顔料の例として、SUNSPERSE 6000、FLEXIVERSEおよびAQUATONE(SUN Chemicalsの水性顔料分散系);HELIOGEN BLUE L6900(商標)、D6840(商標)、D7080(商標)、D7020(商標)、PYLAM OIL BLUE(商標)およびPIGMENT BLUE I(商標)(Paul Uhlich&Company,Inc.より入手可能);PIGMENT VIOLET I(商標)(Dominion Color Corporation,Ltd.より入手可能)等が挙げられる。
シアン顔料の実例として、銅テトラ(オクタデシルスルホンアミド)フタロシアニン(銅フタロシアニン顔料(Color IndexにおいてCI 74160、CI Pigment Blue、Pigment Blue 15:3、Pigment Blue 15:4として記載されている))、Anthrazine Blue(Color IndexにおいてCI 69810として識別されている)、Special Blue X−2137等が挙げられる。
他の知られている着色剤が使用されてよく、Levanyl Black ASF(Miles、Bayer)およびSunsperse Carbon Black LHD 9303(Sun Chemicals)、着色染料(Neopen Blue(BASF)、Sudan Blue OS(BASF)、PV Fast Blue B2G 01(American Hoechst)、Sunsperse Blue BHD 6000(Sun Chemicals)、Irgalite Blue BCA(CibaGeigy)、Paliogen Blue 6470(BASF)、Sudan Orange G(Aldrich)、Sudan Orange 220(BASF)、Paliogen Orange 3040(BASF)、Ortho Orange OR 2673(Paul Uhlich)等)ならびにこれらの組合せ等がある。使用されてよい市販の他の顔料は、色分類における種々の顔料を含み、Pigment Violet 23およびPigment Violet 3が挙げられるが、これらに限られない。
着色剤(例えば、ファーネスカーボンブラック、シアン、紫および/またはオレンジの着色剤)は、誘電損失の所望の低下をもたらすのに十分な量が組み込まれてよい。一般に、顔料は6%を超える量(例えば、固体基準でトナー粒子の約7重量%から約17重量%、約8重量%から約15重量%、約9重量%から約13重量%の範囲の量)が利用されてよい。
顔料ローディング(例えばファーネスカーボンブラック(例えばNipex 35であるが、これに限られない))の一部は、黒色でない2つ以上の第2着色剤または第2顔料によって置換されてよい。顔料ローディングは、絶縁性である1セットの着色顔料で黒色の一部を置換することによって、少なくとも約10%、少なくとも約20%、少なくとも約30%またはそれ以上増大する。このような絶縁性の顔料は、カーボンブラック(CB)と実質的に同じスペクトル応答を示し、このような着色顔料は、スペクトル応答曲線データに基づいて選択されてよい。約6% Nipex 35(CB)および約1% Pigment Blue(PB)15.3を含む7wt% 顔料の名目上の黒色(K)トナーでは、約0.45mg/cmのTMAで印刷された場合、約400から約700nmまででR=0.02のスペクトル応答反射率がもたらされる。10.15%の顔料ローディングである低TMA Kトナーでは、約6% Nipex 35(CB)、1% PB 15.3を含んでよく、その後追加の2.7% Nipex 35および0.45% PB 15.3を加えると、より低い約0.31mg/cmのTMAにおいて、約400から約700nmまででR=0.02のスペクトル応答反射率がもたらされる。従って、顔料を増大させて、印刷ではトナーの使用をより少なくできる。10% Pigment Orange(PO)34を含むトナーでは、約400から約530nmまででR=0.02のスペクトル応答反射率がもたらされる。実施形態において、7.2% PB 15.3および1.8% Pigment Violet(PV)23を含む反射性の青色トナーでは、名目上のトナーTMAにて、約530から約700nmまででスペクトル応答反射率R=0.02がもたらされる。ここでも、理論に拘束されるものではないが、顔料過剰な剤形について配合を計算して、名目上のK剤形に以下が加えられて、全スペクトル応答範囲についてR=0.02以下の低い反射率を可能にしてよい:約4.5% PO 34、約3.2% PB 15.3および0.81% PV 23。これらの計算に基づいて、例えば、名目上のKトナーに加えられて顔料過剰の黒色とする2.7% CBが、7.7%の追加の着色顔料によって置換されてよい。開示される顔料過剰剤形が、総顔料ローディングにおいて約10.15から約15.61%まで増大されて、約6% Nipex 35、4.2% PB 15.3、4.5% POおよび0.81% PV 23を含んでよい。
実施形態において、少なくとも3つの着色剤が、トナー粒子中に存在する。例えば、3つの着色剤が、トナー粒子中に存在し得る(例えば、第1着色剤の青色顔料が、固体基準でトナー粒子の約1重量%から約10重量%、約2重量%から約8重量%、約3重量%から約4.2重量%に及ぶ量で存在し;第2着色剤のオレンジ色顔料が、固体基準でトナー粒子の約1重量%から約10重量%、約2重量%から約8重量%、約3重量%から約4.5重量%の量で存在し;第3着色剤の紫色顔料が、固体基準でトナー粒子の約0重量%から約0.81重量%、約0.1重量%から約1.0重量%、約0.5重量%から約0.7重量%の量で存在してよい)。
1つの顔料が少なくとも約400nmから約540nmの範囲について吸収し、第2顔料が少なくとも約540nmから約600nmの範囲について吸収し、第3顔料が少なくとも約600nmから約700nmの範囲について吸収し、任意で、黒色顔料が少なくとも約400nmから約700nmの範囲について吸収するように、顔料が加えられてよい。目的とする混合物の2つ以上の顔料の1つが黒色顔料であってよい。
トナー組成物、着色剤等は、界面活性剤を含む分散系であってよい。
1つ、または2つ以上の界面活性剤が用いられてよい。界面活性剤は、イオン性界面活性剤および非イオン性界面活性剤、またはこれらの組合せから選択されてよい。陰イオン界面活性剤および陽イオン界面活性剤が、用語「イオン性界面活性剤」に包含される。
界面活性剤の総量は、トナー形成組成物の約0.01重量%から約5重量%の量で用いられてよい。
トナーが、任意でワックスを含んでよく、当該ワックスは、1種類のワックス、または2種類以上の異なるワックスの混合物(以下、「ワックス」と同一に扱う)のどちら)であってもよい。ワックスの組合せを加えて、複数の特性を付与してよい。
ワックスは、含まれる場合には、トナー粒子の約1wt%から約25wt%の量で存在してよい。ワックスは、約500から約20,000の重量平均分子量を有するワックスを含んでよい。
凝集因子が、無機陽イオン凝固剤であってよく、例えば、ポリ塩化アルミニウム(PAC)、ポリスルホケイ酸アルミニウム(PASS)、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、マグネシウム、亜鉛、アルミニウム、ナトリウムの塩化物および他の金属のハロゲン化物等である。
凝集因子は、トナーの総固体基準で、約0.01から約10wt%の量で存在してよい。
金属イオン封鎖剤またはキレート剤が、凝集後に導入されて、凝集プロセスから金属錯イオン(アルミニウム等)を封鎖してよい。従って、凝集後に用いられる金属イオン封鎖剤、キレート剤または錯体形成剤が、有機錯体形成コンポーネント(エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、グルコナール(gluconal)、ヒドロキシル−2,2’−イミノジコハク酸(HIDS)、ジカルボキシメチルグルタミン酸(GLDA)、メチルグリシジル二酢酸(MGDA)、ヒドロキシジエチルイミノ二酢酸(HIDA)、グルコン酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、フルボ酸;EDTAの塩類、およびこれらの混合物等)を含んでよい。
トナー粒子は、1つまたは複数の二酸化ケイ素もしくはシリカ(SiO)、チタニアもしくは二酸化チタン(TiO)および/または酸化セリウムと混合されてよい。
ステアリン酸亜鉛もまた、外部添加剤として用いられてよい。ステアリン酸カルシウムおよびステアリン酸マグネシウムが、類似の機能を与え得る。
トナー粒子は、当業者の常識範囲内の任意の方法によって調製されてよく、例えば、エマルジョン/凝集法のいずれも、本明細書中で教示されるようなポリエステル樹脂ならびに第1着色剤および第2着色剤と共に用いられてよい。任意の適切な方法が使用されてよく、化学プロセス(懸濁および包封プロセス等);従来の造粒法;材料スラブのペレット化;他の機械的プロセス;ナノ粒子または微小粒子を製造する任意の方法;等が挙げられる。
樹脂が、溶媒に溶解されてもよく、そしてエマルジョン媒体(例えば水(脱イオン水等)(任意で安定化剤および必要に応じて界面活性剤を含む))内に混合されてよい。適切な安定化剤の例として、水溶性アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩またはこれらの混合物が挙げられる。安定化剤が用いられる場合、安定化剤は、樹脂の約0.1重量%から約5重量%の量で存在してよい。
乳化処理後、トナー組成物が、樹脂、目的とする第1着色剤および第2着色剤、任意のワックスおよび他の任意の所望される添加剤のエマルジョン中の混合物を(必要に応じて前述の界面活性剤により)凝集させ、その後必要に応じて凝集混合物を合体させることによって調製されてよい。混合物が、任意のワックスまたは他の材料(必要に応じて分散系であってもよい)を、樹脂形成材料ならびに第1着色剤および第2着色剤を含むエマルジョン(必要な試薬を含む2つ以上のエマルジョンの混合物であってよい)に加えることによって、調製されてよい。pHは、酸(例えば酢酸、硝酸等)によって調整されてよい。
前述の混合物の調製後、しばしば、最初の重合反応由来のより小さな粒子(ナノメートルのサイズであることもよくある)のより大きな粒子または凝集体(マイクロメートルのサイズであることもよくある)を形成することが所望される。凝集因子が混合物に加えられてよい。適切な凝集因子として、例えば、二価陽イオン、多価陽イオンまたはこれらを含む化合物の水溶液が挙げられる。
凝集因子は、樹脂またはポリマーのガラス転移温度(T)未満の温度で混合物に加えられてよい。
凝集因子は、例えば約0.1パーセント(pph)から約1pphの量で混合物成分に加えられてよい。
粒子の凝集を制御するために、凝集因子は、計量して経時的に混合物に加えられてよい。
粒子は、予め定めた所望の粒子径が得られるまで凝集できるようにされてよい。粒子径が、成長プロセス中に観察できる。例えば、サンプルを成長プロセス中に採って、平均粒子径について、例えばCOULTER COUNTERにより分析してよい。予め定めた所望の粒子径に到達すれば、成長プロセスを停止する。
トナー粒子の特徴は、適切な任意の技術および装置によって測定し得る。容積平均粒子径および幾何標準偏差を、Beckman Coulter MULTISIZER3等の機器(メーカーの指示に従って操作される)を用いて測定し得る。
凝集後、合体前に、樹脂コーティングが凝集粒子に適用されて、その上にシェルが形成されてよい。本明細書中に記載される、または当該技術分野において知られている任意の樹脂がシェルとして用いられてよい。実施形態において、本明細書中に記載されるポリエステルアモルファス樹脂ラテックスがシェルに含まれてよい。本明細書中に記載されるポリエステルアモルファス樹脂ラテックスが、異なる樹脂と組み合わされてから、樹脂コーティングとして粒子に加えられてシェルが形成されてよい。
シェル樹脂が、当業者の常識範囲内の任意の方法によって凝集粒子に適用されてよい。シェルを形成するのに使用される樹脂は、エマルジョン(必要に応じて本明細書中に記載される任意の界面活性剤を含む)中にあってよい。樹脂を有するエマルジョンが凝集粒子と結合して、シェルが凝集粒子上に生じ得る。
シェルは、トナーコンポーネントの約1重量%から約80重量%の量で存在してよい。
所望の粒子径への凝集、および任意でシェルの適用の後、粒子は、形状およびサイズの不規則性を補正するために、所望の最終形状(例えば円形等)に合体し得る。この合体は、例えば、混合物を約45℃から約100℃の温度(トナー粒子を形成するのに用いられる樹脂のT以上であってよい)に加熱することによって、および/または撹拌を、例えば、約1000rpmから約100rpmへ弱めることによって、達成される。
凝集後および/または合体後、混合物は室温(約20℃から約25℃等)に冷却してよい。冷却は、所望により、急速に行ってもゆっくり行ってもよい。適切な冷却方法として、リアクターを囲むジャケットに冷水を導入することが挙げられてよい。冷却後、トナー粒子は必要に応じて水で洗浄した後に乾燥してよい。乾燥は、例えば、凍結乾燥を含む任意の適切な乾燥方法によってよい。
必要に応じて融合助剤が用いられてよい。
トナー粒子または凝集体の所望の最終サイズが達成されれば、混合物のpHが塩基によって、実施形態において、約6から約10、約6.2から約7の値に調整されてよい。pHの調整を用いて、トナー粒子成長をフリーズ、すなわち停止してよい。トナー粒子成長を停止するために用いられる塩基は、例えば、アルカリ金属水酸化物であってよい。実施形態において、EDTAが、pHを所望の値に調整するのを促進するために加えられてよい。
トナー粒子はまた、他の任意の添加剤を含んでよい。
トナーは、任意の既知の電荷添加剤を、約0.1から約10重量%の量で含んでよい。
電荷促進分子を用いて、トナー粒子に陽電荷または陰電荷を与えてよい。
表面添加剤が、例えば洗浄または乾燥後に、本開示のトナー組成物に加えられてよい。このような表面添加剤として、例えば、1つまたは複数の、金属塩、脂肪酸の金属塩、コロイドシリカ、金属酸化物、酸化アルミニウム、酸化セリウム、チタン酸ストロンチウム、SiO、およびこれらの混合物等が挙げられる。
表面添加剤は、トナーの約0.1から約10wt%の量で使用されてよい。
他の表面添加剤として、潤滑剤、脂肪酸の金属塩(ステアリン酸亜鉛またはステアリン酸カルシウム等)または長鎖アルコール類等が挙げられる。該添加剤は、トナーの約0.05から約5%の量で存在してよい。該添加剤は、凝集中に加えられてよく、または形成されたトナー産物内に混合されてよい。
トナーの光沢は、粒子中に保持された金属イオン(Al3+等)の量によって、影響され得る。保持される金属イオンの量は、キレート剤(EDTA等)の添加によってさらに調整されてよい。本開示のトナー粒子中に保持された金属イオン(例えばAl3+)の量は、約0.1pphから約1pph、約0.25pphから約0.8pphであってよい。本開示のトナーの光沢度は、ガードナー光沢単位(gu)で測定して、約20guから約100gu、約50guから約95gu、約60guから約90guの光沢であってよい。
接触融合用途に関するトナーの特徴は、融合ラチチュード、すなわち、最小定着温度(MFT)とホットオフセット温度との温度差が、約50℃から約100℃に及ぶはずであるというものである。
トナー粒子の評価のために、トナーを、標準的な35μm Xerox DocuColor 2240担体と共に、AゾーンおよびCゾーンの双方で、一晩、特定のTC(Toner Concentration(例えば、8%))に調節し、その後、Turbulaミキサーでの混合の2分後または60分後に電荷評価することによって、ペアレント電荷が測定されてよい。EAトナーにとって重要な電荷特性が、湿度感受性である。電荷性能は2つの環境チャンバにおいて試験された(一方が低湿度ゾーン(Cゾーンとしても知られている)であり、もう一方が高湿度ゾーン(Aゾーンとしても知られている)である)。電荷量は、電荷−スペクトログラフプロセス(CSG)の画像解析を通して測定される値である。CゾーンおよびAゾーンでのトナー電荷対直径の比率(q/d)(通常はフェムトクーロン/(mm)の単位である)が、知られている標準電荷スペクトログラフ上で測定されてよい。さらに、μC/gにおける摩擦ブローオフ(tribo blow−off)Q/m値もまた、Barbetta Boxによるブローオフ方法を用いて測定されてよい。規定量のトナーが担体と混合される。混合は、4オンスのガラスジャー中でペイントシェーカによって実行されるか、Turbula中で実行されてよい。トナーおよび担体コンポーネントの混合により相互作用が生じて、トナー粒子は負に帯電し、担体粒子は正に帯電する。生じた混合物のサンプルが、Robot Cage内に投入されて、重さが量られる。機器用空気および真空源により、トナーは担体から取り外されるが、担体は遮蔽Robot Cageによって保持される。担体の残留電荷が、電位計によってCoulombs(Triboに関する)で検出される。吹き飛ばされたトナーの残留電荷および重量を用いて、Triboが計算されてよい。吹き飛ばされたトナーおよび保持された担体の重量を用いて、トナー濃度が計算されてよい。
本開示のトナーはまた、約−5μC/gから約−90μC/gの質量比あたりのペアレントトナー電荷(q/m)を、そして約−15μC/gから約−80μC/gの表面添加剤混合後の最終トナー電荷を有してよい。
乾燥トナー粒子は、外部表面添加剤を除いて、以下の特徴を有してよい:(1)約2.5から約20μmの容積平均直径(「容積平均粒子径」ともいう);(2)約1.18から約1.30の数平均幾何標準偏差(GSDn)および/または容積平均幾何標準偏差(GSDv);ならびに(3)約0.9から約1.0の真円度(例えばSysmex FPIA 2100アナライザーにより測定)、である。
このように形成されたトナー粒子は、現像剤組成物に製剤化され得る。例えば、該トナー粒子を、担体粒子と混合して、2成分現像剤組成物を得ることができる。現像剤中のトナー濃度は、現像剤の総重量の約1重量%から約25重量%であってよく、残りの現像剤組成物は担体である。
トナー粒子と混合する担体粒子の例として、トナー粒子とは反対の極性電荷を摩擦電気的に得ることができる粒子が挙げられる。
担体粒子として、その上にコーティングを有するコアを挙げることができ、当該コアは、ポリマー、または帯電列において互いに近接していないポリマーの混合物(本明細書中で教示される、または当該技術分野において知られているもの等)から形成され得る。コーティングは、担体の約0.1から約5重量%のコーティング重量を有してよい。
担体粒子は、担体コアをポリマーと、コーティングされた担体粒子の重量基準で、約0.05から約10重量%の量で混合することによって(例えば機械的固着および/または静電引力による担体コアに対するポリマーの付着が得られるまで)調製されてよい。
トナーまたは現像剤は、静電写真プロセスまたは電子写真プロセスに用いられてよい。
部およびパーセントは、特に明記しない限り重量によるものである。本明細書中で用いられる「室温」(RT)は、約20℃から約30℃の温度を指す。
実施例1
8.7% Nipex 35および1.45% PB 15.3の2Lの黒色EAトナー
黒色のポリエステルEAトナーを、2Lのベンチスケールで調製した(175gの乾燥理論トナー)。2つのアモルファスエマルジョン(97gのポリエステルエマルジョンA(M=86,000、T開始点=56℃、35%の固体)および101gのポリエステルエマルジョンB(M=19,400、T開始点=60℃、35%の固体)、34gの結晶性ポリエステルエマルジョンC(M=23,300、M=10,500、Tm=71℃、35%の固体)、5.06gの界面活性剤(The Dow Chemical Companyから一般的に入手可能なDOWFAX(登録商標))、51gのワックス(The International Group,Inc.(IGI)から市販されている)、96gの黒色顔料(Nipex 35)および16gのシアン顔料(Pigment Blue 15:3分散系)からなる)を混合した後、0.3M 硝酸を使用してpHを4.2に調整した。生じたスラリーを、36.1gのDI水と混合された3.14g 硫酸アルミニウム(凝固剤)を加えながら、約3000から約4000rpmで合計5分間、均質化した。続いてスラリーを2LのBuchiリアクターへ移し、460rpmで混合するよう設定した。スラリーを、42℃のバッチ温度で凝集した。凝集中、コア中と同じアモルファスエマルジョンから構成されるシェル形成混合物(トナーの34wt%)を、硝酸により3.3にpH調整してからバッチに加え、バッチにより目標とする粒子径を達成できるようにした。目標とする粒子径が達成されれば、凝集をフリーズするために、水酸化ナトリウム(NaOH)およびEDTAにより、pHを7.8に調整した。合体のために、リアクター温度(Tr)を85℃に上げてプロセスを続け、酢酸ナトリウム/酢酸バッファ(pH 5.7)を用いてpHを6.5に調整した。約2時間後、粒子が0.956を超える真円度を達成すると、氷で急冷した。最終のトナー粒子径、GSDvおよびGSDnはそれぞれ5.25/1.21/1.18であった。微細なもの(サイズが約1.3から約3μmの粒子)の割合、粗いもの(サイズが16μmを超える粒子)の割合および真円度はそれぞれ0.57%、0.15%および0.965であった。トナーを「高黒色トナー」として以下で識別する。
実施例2
6% Nipex 35ならびに4.5% Pigment Orange 34、4.2% Pigment Blue 15.3および0.81% Pigment Violet 23の2Lの黒色EAトナー
黒色のポリエステルEAトナーを、2Lのベンチスケールで調製した(180gの乾燥理論トナー)。2つのアモルファスエマルジョン(88.5gのポリエステルエマルジョンA(M=86,000、T開始点=56℃、35%の固体)および86gのポリエステルエマルジョンB(M=19,400、T開始点=60℃、35%の固体)、36gの結晶性エマルジョンC(M=23,300、M=10,500、Tm=71℃、35%の固体)、2.4gの界面活性剤(DOWFAX)、55gのワックス(IGI)、68gの黒色顔料(Nipex 35、17%の固体)、35gのPigment Orange 34分散系(18%の固体)、6.2gのPigment Violet 23分散系(25.55%の固体)、450gのDI水および65gのシアン顔料(Pigment Blue 15:3分散系、18%の固体)からなる)を混合した後、0.3M 硝酸を使用してpHを4.2に調整した。続いてスラリーを、86gのDIと混合された凝固剤(3.23g 硫酸アルミニウム)に加えながら、3000から4000rpmで合計5分間、均質化した。続いてスラリーを2LのBuchiへ移し、混合を460rpmに設定した。続いてスラリーを、42℃のバッチ温度で凝集した。凝集中、コア中と同じアモルファスエマルジョンから構成されるシェル(トナーの34重量%)を、硝酸により3.3にpH調整し、バッチに加えた。目標とする粒子径になると、水酸化ナトリウム(NaOH)およびEDTAを用いて、混合物のpHを7.8に調整した。リアクター温度(Tr)を85℃に上げ、酢酸ナトリウム/酢酸バッファ(pH 5.7)を用いてpHを6.5に調整した。約2時間後、粒子が0.965を超える真円度を達成すると、氷で急冷した。最終の粒子径、GSDvおよびGSDnはそれぞれ5.31/1.19/1.21であった。微細なもの(1.3から3μm)の割合、粗いもの(16μm超)の割合および真円度はそれぞれ0.78%、0.11%および0.973であった。トナーを「実験トナー」として以下で識別する。
実施例1(多量の黒色着色剤による顔料過剰)および実施例2(より低量の黒色着色剤および複数の第2着色剤による顔料過剰)の2つのトナー双方を、6回の脱イオン(DI)洗浄において室温にて洗浄し、凍結乾燥器を用いて乾燥した。
実施例3
名目上の濃度の黒色着色剤を有するコントロールトナー
実施例1と本質的に同じ試薬を含み、かつ実施例1と同じプロセスを用いているが、多くの市販の黒色トナーで見られるような約6%の黒色顔料(Nipex 35)を含むコントロールトナーを製造した(以下で「低黒色トナー」として識別する)。
帯電
トナーを標準的な添加剤と混合し、ストレスケースについてAゾーンで試験した。また、ペアレント電荷をBゾーンで測定した。最後に、誘電損失をCゾーンで測定した。
ペアレント電荷および添加剤電荷は、低黒色コントロールトナーおよび目的とする実験トナーについて同一であった。
Figure 2014106535
比較のために、実験トナーの誘電損失を、低黒色コントロールトナーおよび高黒色コントロールトナーの誘電損失と比較した。高い誘電損失が、Aゾーンにおける悪い転写効率および悪いIQと関連している。
Figure 2014106535
低黒色トナーおよび実験トナーが、Xerox 700のAゾーンにおいて試験された(転写効率および画質についてのストレスケースである)。高い顔料ローディングにもかかわらず、実験トナーは、低黒色トナーが有するのと同じTMA機能としての光沢を有することから、着色顔料の添加がトナーの光沢に影響を及ぼしていないことが示される。光沢データを表3において比較する。
Figure 2014106535
TMAをより少なくして同じ可視反射光学密度(ODr)を得ることが必要とされるので、同じ画像黒度を得るようにトナーをより少なくして印刷に用いる。平均して、実験トナーで得られた必要なTMA減少は、低黒色トナーと比較して約12%の利益がある。
Figure 2014106535
実験顔料過剰黒色トナーについてのTMA機能としてのXerox 700における第2転写効率は、低黒色コントロールトナーのものと同一であり、triboから独立している。Nipex 35を8.7%ローディングした高黒色トナーは、tribo範囲について平均約60%の転写効率を有し、最も小さいtriboではより低い転写効率(50%)を有していた。
実験トナーの斑(Aゾーンにおける劣化に感応する)が、様々な領域カバレッジでのコントロール低黒色トナーの斑と等しかった。一方、Nipexを8.7%ローディングした高黒色コントロール顔料過剰トナーは、非常に悪いIQを示し、同じTCの100%ACで約80の斑を有していた。
結論
上記に基づいて、以下の観察がなされた:
顔料過剰低TMAトナー中のカーボンブラックの一部を着色顔料の混合物と置換すると、全て黒色の着色剤(Nipex 35等)を高い(例えば、1.45X)顔料ローディングで使用する場合と比較して、全体の電荷、誘電損失、転写および画質が改善する;
光沢は、非黒色着色剤を有する実験トナーにおいて、高い顔料ローディングであっても、不変のままである;そして
同じ光反射密度に達するのに印刷で必要とされるトナー量は少なくなる、というものである。
色の混合により、低いTMAをもたらす顔料過剰トナーの有用性が示され、例えば、印刷上の黒色トナー層をトナー直径よりもかなり薄くし、印刷に必要なトナー量を少なくする。また、色の混合により、より高い顔料ローディングのトナー(黒色トナー等)の有用性が示され、これもまた、トナーサイズは小さいが、より薄いトナー層をもたらす。いずれの場合も、高いトナー顔料ローディングが必要とされる。

Claims (10)

  1. 第1アモルファス樹脂、任意で第2アモルファス樹脂、任意で結晶性樹脂、任意で界面活性剤、任意でワックス、必要に応じてシェル、第1着色剤、および2つ以上の第2着色剤の混合物を含む黒色トナー組成物であって、誘電損失が、前記混合物のない前記トナー組成物よりも小さい、トナー組成物。
  2. 前記第1着色剤は、黒色着色剤を含む、請求項1に記載のトナー組成物。
  3. 前記混合物は、黒色着色剤を含まない、請求項1に記載のトナー組成物。
  4. 前記混合物は、約400から約700nmの範囲について、黒色着色剤と実質的に同じスペクトル応答を含む、請求項2に記載のトナー組成物。
  5. 前記混合物は、約400から約700nmのスペクトル応答範囲について、約R=0.02以下の反射率を含む、請求項2に記載のトナー組成物。
  6. 前記混合物の第1着色剤が、少なくとも約400から約540nmの範囲について吸収し、前記混合物の第2着色剤が、少なくとも約540から約600nmの範囲について吸収し、前記混合物の第3着色剤が、少なくとも約600から約700nmの範囲について吸収する、請求項2に記載のトナー組成物。
  7. 前記混合物は、Pigment Orange、Pigment BlueおよびPigment Violetを含む、請求項2に記載のトナー組成物。
  8. 着色剤の総量が、約6重量%を超える、請求項1に記載のトナー組成物。
  9. Pigment Blueは約3から4.2%存在し、Pigment Orangeは約3から4.5%存在し、Pigment Violetは0.1から約0.81%存在する、請求項7に記載のトナー組成物。
  10. 誘電損失が40×10−3未満である、請求項1に記載のトナー組成物。
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