JPH03200158A - トナー - Google Patents

トナー

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JPH03200158A
JPH03200158A JP1338590A JP33859089A JPH03200158A JP H03200158 A JPH03200158 A JP H03200158A JP 1338590 A JP1338590 A JP 1338590A JP 33859089 A JP33859089 A JP 33859089A JP H03200158 A JPH03200158 A JP H03200158A
Authority
JP
Japan
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carbon black
toner
polyester resin
acid
carrier
Prior art date
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Pending
Application number
JP1338590A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiko Yajima
矢島 俊子
Jiro Takahashi
高橋 次朗
Kenji Tsujita
辻田 賢治
Masafumi Uchida
雅文 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、バインダー樹脂中にカーボンブランクが分散
含有されてなるトナーに関する。
〔従来の技術〕
トナーのバインダー樹脂としては、従来、ポリエステル
樹脂が知られているが、通常のポリエステル樹脂は吸湿
性が大きいために、トナーの感光体に対する物理的な付
着力が大きく、そのため転写時の転写効率が低くなって
画像濃度が低下する傾向にある。
斯かる観点から、バインダー樹脂としては、吸湿性の少
ない架橋されたポリエステル樹脂(以下「架橋ポリエス
テル樹脂jという。)を用いるのが好ましい。
一方、カーボンブラックを含有してなるトナーとしては
、従来法に掲げるものが提案されている。
■ 表面積が275〜800m’/g、酸素含有率が3
〜10%、DBP吸油量が70〜250 cc/100
g、粒径が5〜751Tiμのファーネスカーボンブラ
ックを5〜20重量部の割合で含有してなるトナー(特
開昭50−80137号公報)。
■ 表面の活性水素含有量が0〜10. OX 10−
5mol/gであるカーボンブラックを含有してなるト
ナー(特公平1−19142号公報)。
■ 表面の活性水素含有量が15.0XlO−5〜30
. OX10−5mol / gである力、−ボンブラ
ックを含有してなるトナー(特公平1−33822号公
報)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記■、■、■の技術では、バインダー樹脂と
して、特に、架橋ポリエステル樹脂を用いた場合には、
当該架橋ポリエステル樹脂に対するカーボンブラックの
分散性が悪い問題がある。
この、ように架橋ポリエステル樹脂に対するカーボンブ
ラックの分散性が悪い理由としては、架橋ポリエステル
樹脂は、その分子鎖が架橋されているために、スチレン
−アクリル系共重合体樹脂に比較して分子が相当に入り
組んでおり、このためカーボンブラ/りの分散が妨げら
れるからであると考えられる。
このように架橋ポリエステル樹脂に対するカーボンブラ
ックの分散性が悪いことから、以下の問題がある。
り1)カーボンブラックは荷電制御剤としても機能する
ため、トナーの摩擦帯電性が不安定となって、帯電量分
布がブロードになり、弱帯電トナーあるいは逆帯電トナ
ーによってカブリやトナー飛散が発生しやすい。
(2)カーボンブラックの凝集物がトナー粒子の表面に
露出した状態で存在しやすいため、現像器内においてト
ナーとキャリアとが繰り返して撹拌混合されると、キャ
リア粒子の表面が次第にカーボンブラックの凝集物によ
り汚染され、キャリアの摩擦帯電性が早期に劣化しやす
い。
一方、架橋ポリエステル樹脂に対するカーボンブランク
の分散性を向上させる手段としては、トナーの製造プロ
セスにおいて、混練を2度行う、混練時間を延長する、
混練前の混合時に最適な混合機を選択する、混合時間を
延長する、等の手段が考えられる。
しかし、このような手段では、!2造コストの上昇を招
くため、実用上の不利益が大きい。
本発明の目的は、架橋ポリエステル樹脂中にカーボンブ
ラックが良好に分散されたトナーであって、優れた摩擦
帯電性が発揮されてカブリおよびトナー飛散が発生せず
、また転写効率が良好であって高い画像濃度が得られ、
しかもカーボンブランクに起因するキャリアの汚染が生
じにくくて多数回にわたり良好な画像を形成することが
できるトナーを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明においては、バインダ
ー樹脂中にカーボンブラックが分散含有されてなるトナ
ーにおいて、前記バインダー樹脂が、架橋ポリエステル
樹脂からなり、前記カーボンブラックが、その表面がオ
ゾンにより酸化処理され、かつ表面のカルボキシル基量
が0.10X10−’mol/g未満であるファーネス
カーボンブランクからなる構成を採用する。
すなわち、本発明では、カーボンブラックとして、表面
がオゾンにより酸化処理され、かつ表面のカルボキシル
基量が0.10 xlO−3mol/ g未満であるフ
ァーネスカーボンブラックを用いることにより、架橋ポ
リエステル樹脂に対するカーボンブラックの分散性を格
段に向上させたものである。
詳しく説すすると、表面がオゾンにより酸化処理された
カーボンブラックは、流動性が良好となって、従来と同
様の!!イプロセスによって架橋ポリエステル樹脂中に
カーボンブラックが均一に分散含有されたトナーを得る
ことができ、製造コストの上昇を招くことがない。
従って、本発明のトナーによれば、トナーの帯電量分布
がンヤーブとなって、弱帯電トナーおよび逆帯電トナー
が相当に少なくなり、カブリおよびトナー飛散を伴わず
に良好な画像を形成することができる。
また、架橋ポリエステル樹脂中にカーボンブラックが良
好に分散されるため、トナー粒子の表面にはカーボンブ
ラックの凝集物が存在せず、従って現像器内においてト
ナーとキャリアとが繰り返して混合撹拌されたときにも
、カーボンブラックの凝集物に起因するキャリアの汚染
が生ぜず、多数回にわたり画像を形成する場合にもキャ
リアの摩擦帯電性が安定して発揮され、キャリアの耐久
性が格段に向上する。
また、カーボンブラックの表面のカルボキシル基量が特
定の値未満であるので、カーボンブラックの吸湿性が小
さく、従って、トナーにおける吸湿性も小さくなって、
吸湿性に起因するトナーの感光体の表面に対する物理的
な付着力が軽減され、転写プロセスにおけるトナーの転
写効率が向上し、画像濃度の高い画像を形成することが
できる。
以下本発明の構成を具体的に説明する。
本発明に用いるカーボンブラックは、その表面がオゾン
により酸化処理され、かつ表面のカルボキシル基量が0
.10 XIO−3mol/ g未満である7フーネス
カーボンブラツクである。
カーボンブラックの表面をオゾンにより酸化処理するこ
とにより、カーボンブラックの流動性を高めることがで
き、架橋ポリエステル樹脂からなるバインダー樹脂に対
する分散性を向上させることができる。
カーボンブラックの表面のカルボキシル基量を0、 I
Q xlO−’ mol/ g未満に規定することによ
り、カーボンブラックの吸湿性を相当に小さく抑制する
ことができる。従って、トナーの吸湿性が小さくなり、
感光体の表面に対する物理的な付着力を軽減して転写効
率を高めることができる。これに対して、カーボンブラ
ックの表面のカルボキシル基量が0.10 X 10−
3mol/ g以上のときニハ、カーボンブラックの吸
湿性に起因してトナーの感光体の表面に対する物理的な
付着力が大きくなり、その結果転写効率が低くなって画
像濃度の低下を招く。
ここで、カルボキシル基量は、炭酸水素ナトリウム法(
Ragoss、^1Hofmann、 V、、 Ho1
st、 R,: Kol 1oad−2,105,11
8(1943) )により測定される値をいう。
また、本発明に用いるカーボンブラックにおいては、カ
ーボンブラックの粒子表面の凸部の表面積の合計(CT
 A B)  と、カーボンブラックの粒子全体のBE
T比表面積(BET)  との比CTAB/BETの値
が0.80以上であることが好ましい。
当該比CTAB/BETの値が0.80以上であるカー
ボンブラックは、表面の凹凸が少なくてぬれ性が良好で
あり、架橋ポリエステル樹脂に対する分散性が良好とな
る。
ここで、CTABは、^STM (^merican 
5ociety[or Testing Materi
als) D3755−39に基づいて測定される値で
ある。
また、BETは、BET1点法の原理に基づいて、クラ
オンタフローム(QuantaChrOme、米国)社
製のモノソーブ(MONO9ORB>により測定される
値であり、単位はm2 / gである。
また、カーボンブラックのBET比表面積が過大である
と架橋ポリエステル樹脂に対する分散性が妨げられて凝
集しやすいので、BET比表面積の値は、50〜200
m’/gの範囲が好ましい。
カーボンブラックの配合量は、バインダー樹脂100重
量部に対して、通常、1〜20重量部の範囲である。
本発明に用いるバインダー樹脂は、架橋ポリエステル樹
脂である。
架橋ポリエステル樹脂は、3価以上の多価単量体を含む
アルコール成分と酸成分とからなる単量体組成物を縮重
合反応して得られる樹脂である。
3価以上のアルコール成分としては、ソルビトール、グ
リセリン、1.2,3.6−へ牛すンテトローノペ 1
.4−ソルビタン、ペンタエリスリトール、ジペンタエ
リスリトール、トリペンタエリスリトーノペンヨ糖、1
,2.4−ブタントリオール、l、2.5−ペンタント
リオーツへグリセローノベ 2−メチルブロパントリオ
ーノペ 2メチル−1,2,4−ブタントリオール、ト
リメチロールエタン、トリメチロールプロパン、1゜3
.5−)リヒドロキシメチルベンゼン等を挙げることが
できる。
3価以上の酸成分としては、1.24−ベンセントリカ
ルボン酸、1,3.5−ベンゼントリカルボン酸、1.
 2. 4−シクロヘキサントリカルホン12.5.7
−ナフタレントリカルボン酸、1. 2. 4−ナフタ
レントリカルボン酸、l。
2.4−ブタントリカルボン酸、1,2.5−ヘキサン
トリカルボン酸、1.3−ジカルボキシル2−メチル−
2−メチレンカルボキンプロパン、テトラ(メチレンカ
ルボキシ)メタン、1,27.8−オクタンテトラカル
ボン酸、エンボール三量体酸、これらの酸、の無水物ま
たは低級アルキルエステル等を挙げることができる。
2価のアルコール成分としては、エチレングリコーノペ
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テト
ラエチレングリコール、ペンタエチレングリコール、1
.2−プロピレングリコール1.1. 3−プロピレン
グリコール、ジブロピレ、/ りIJコール、トリプロ
ピレングリコール、11−7”タンジオール、4.5−
ベンタンジオール、1、 6−ヘキサンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、ンクロヘキサンジメタノール、ビ
スフェノールA、 水1加ビスフェノールΔ、ポリオキ
シエチレン化ビスフェノールA1ポリオキンプロピレン
化ビスフエノールA等を挙げることができる。
2価の酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、
フタル酸、マレイン酸、フマール酸、メサコン酸、ント
ラコン酸、イタコン酸、グルタコン酸、ンクロヘキサン
ジカルボン酸、コハク酸、アジピン酸、セパチン酸、マ
ロン酸、これらの酸の無水物もしくは低級アルキルエス
テル、リルイン酸の二量体、その他の2官能の有機酸単
量体等を挙げることができる。
本発明のトナーには、必要に応じて、定着性改良剤等の
内部添加剤が含有されていてもよい。
定着性改良剤としては、低分子量ポリプロピレン等を用
いることができる。
本発明のトナーの14法の一例においては、架橋ポリエ
ステル樹脂からなるバインダー樹脂と、上記特定のカー
ボンブランクと、必要に応じて用いられる内部添加剤と
を、混合した後、二本ロール等により溶融混練し、その
後冷却し、次いでハンマーミル等により粗粉砕し、さら
にジェットミル等により微粉砕し、次いで分級して、ト
ナーを得る。
以上のようにして得られるトナーは、特定のバインダー
樹脂と、特定のカーボンブラックを用いていることから
、優れた負帯電性を示すものとなる。
本発明のトナーと組合せて用いられるキャリアとしては
、磁性体粒子からなるキャリアを用いることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を比較例とともに説明するが、本
発明の実施の態様はこれらに限定されるものではない。
なお、以下において「部」は「重量部Jを表す。
〈架橋ポリエステル樹脂の製造〉 テレフタル酸315gと、ネオペンチルグリコール18
0gと、ジエチレングリコール89 gとを、温度計と
、ステンレススチール製撹拌器と、ガラス製窒素ガス導
入管と、流下式コンデンサとを備えてなる容量1pの4
つロ丸底フラスコ内に入れ、このフラスコをマントルヒ
ーターにセットし、窒素ガス導入管より窒素ガスを導入
してフラスコ内を不活性雰囲気に保った状態で昇温させ
た。次いで、フラスコ内に0.05 gのジブチルスズ
オキシドを加えて温度200℃に保って反応させ、その
後、無水!、2.4−ベンゼントリカルボン酸17gを
加えてさらに反応させることにより、架橋ポリエステル
樹脂1を得た。
〈実施例1〉 架橋ポリエステル樹脂1100部 後記第1表のカーボンブラックA    101mポリ
プロピレン            3部以上の材料を
混合した後、二本ロールにより、100〜150℃の温
度で十分に溶融混練し、その後冷却し、次いでハンマー
ミルにより粗粉砕し、さらにジェットミルにより微粉砕
し、次いで分級して、平均粒径が11.0μmのトナー
1を製造した。
〈実施例2〉 実施例1において、カーボンブラック八を、後記第1表
のカーボンブラックBの101に変更したほかは同様に
して、平均粒径が11.0μmのトナー2を得た。
〈実施例3〉 実施例1において、カーボンブラックAを、後記第1表
のカーボンブラックCの10部に変更したほかは同様に
して、平均粒径が110μmのトナー3を得た。
〈実施例4〉 実施例1において、カーボンブラック八を、後記第1表
のカーボンブラックDの10部に変更したほかは同様に
して、平均粒径が11.0μmのトナー4を得た。
〈比較例1〉 実施例1において、カーボンブラック八を、後記第1表
の比較用カーボンブラックaの10部に変更したぽかは
同様にして、平均粒径が11.0μmの比較トナーjを
得た。
〈比較例2〉 実施例1において、カーボンブラック八を、後記第1表
の比較用カーボンブラックbの102に変更したほかは
同様にして、平均粒径が11.0μmの比較トナー2を
得た。
〈現像剤の調製〉 以上の実施例および比較例で得られた各トナー50部と
、磁性体よりなるキャリア950部とを混合して、現像
剤1〜4および比較現像剤1〜2を調製した。
〈実写テスト〉 以上の各現像剤を用いて、コニカ側製の電子写真複写機
KONICA 5070改造機により、温度30℃、相
対湿度80%の環境条件において、実写テストを行い、
下記の項目について評価した。
なお、現像剤1〜4については、15万回にわたりコピ
ー画像を形成したが、比較現像剤1〜2については、途
中で画像不良が著しくなったため、1万回で実写テスト
を中止した。
(1)カブリ コニカ■製のデンシトメーターにより、コピー画像にお
ける白地(原稿濃度が0.00の白地に対する部分)の
相対濃度を測定して判定した。なお、白地反射濃度を0
.00とした。評価は、相対濃度が001未満の場合を
「○J、0.01以上で0.03未満の場合を「△J、
0.03以上の場合を「×」とした。
(2)トナー飛散 電子写真複写機の内部とコピー画像の両方を目視により
観察し、トナー飛散がほとんど認められず良好である場
合を「○」、トナー飛散が若干認められるが実用レベル
にある場合を「△」、トナー飛散が多く認められ実用的
には問題のある場合を「×」とした。
(3) 転写効率 3cmx3cmの正方形のべた黒の原稿を用いてコピー
画像を形成し、転写後の感光体表面がりIJ −ニング
される前であってかつ転写紙が定着部に進入する前に電
源を切って、電子写真複写機を停止し、転写紙上にのっ
ているトナーの質量Δ(mg)と、感光体上に残ったト
ナーの質IB (mg)を測定し、次式により転写効率
を算出した。
(4)トナーの帯電量 ブローオフ法により測定した。
(5)キャリアの汚染度 実写テスl了後において、現像器内の現像剤を取り出し
、界面活性剤で現像剤を洗浄してトナーを取り除いた。
得られたキャリア3kgを100−の溶剤に浸してキャ
リア表面の汚染物質を溶解し、その溶液の波長500n
mにおける透過率(%)を分光光度計により測定して、
キャリアの汚染度を評価した。この透′jIJ率が高い
ほどキャリアの汚染度は小さくて良好である。
結果を第2表および第3表に示す。
第2表および第3表から明らかなように、本発明に係る
トナー1〜4を用いた現像剤1〜4によれば、初期から
15万コピー後に至るまで、カブリおよびトナー飛散が
発生せず、また転写効率が高くて画像濃度の高い画像が
得られ、しかもトナーの帯′irL量も安定しており、
キャリアの汚染もきわめて少ない。
これに対して、比較トナー1〜2を用いた比較現像剤1
〜2によれば、初期からカブリおよびトナー飛散が発生
し、また転写効率も低かった。また、1万コピー後にお
いては、カブリおよびトナー飛散が顕著に発生し、トナ
ーの帯電量も相当に低下し、キャリアの汚染が相当に進
んでいた。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明のトナーによれば、
バインダー樹脂として架橋ポリエステル樹脂を用い、カ
ーボンブラックとして、その表面がオゾンにより酸化処
理され、かつ表面のカルボキシル基量が0.10 xl
O−’ mol/ g未満であるファーネスカーボンブ
ラックを用いるので、カーボンブラックのバインダー樹
脂に対する分散性が格段に向上する。
従って、トナーの帯電量分布がシャープとなって、カブ
リおよびトナー飛散を伴わずに良好な画像を形成するこ
とができる。
また、トナー粒子の表面にはカーボンブラックの凝集物
が存在しないため、カーボンブラックの凝集物に起因す
るキャリアの汚染が生ぜず、現像剤の耐久性が格段に向
上する。
また、カーボンブラックの吸湿性が小さいため、吸湿性
に起因するトナーの感光体の表面に対する物理的な付着
力が軽減され、転写プロセスにおけるトナーの転写効率
が向上し、画像濃度の高い画像を形成することができる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 バインダー樹脂中にカーボンブラックが分散含有されて
    なるトナーにおいて、 前記バインダー樹脂が、架橋されたポリエステル樹脂か
    らなり、 前記カーボンブラックが、その表面がオゾンにより酸化
    処理され、かつ表面のカルボキシル基量が0.10×1
    0^−^3mol/g未満であるファーネスカーボンブ
    ラックからなることを特徴とするトナー。
JP1338590A 1989-12-28 1989-12-28 トナー Pending JPH03200158A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6653037B2 (en) 2000-11-20 2003-11-25 Ricoh Company, Ltd. Toner for developing latent electrostatic images, and image forming method and device
WO2011096378A1 (ja) * 2010-02-05 2011-08-11 東海カーボン株式会社 カーボンブラック、カーボンブラックの製造方法およびゴム組成物
JP2014106535A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Xerox Corp 顔料過剰トナー

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