JP2014105448A - フィールド管理装置及びスタジアム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スタジアム10は、基礎部14の上にフィールド可動部20を配置したフィールドを備えている。このフィールド可動部20は、天然芝が上面に密に植えられた土壌部21と、この土壌部21を保持するフィールド保持部22とを備えている。フィールド可動部20の周囲には、伸縮可能な架設用柱40が配置されており、フィールド可動部20を昇降するためのウインチ30が配置されている。フィールドを使用しない場合には、架設用柱40を伸長して、スタジアム10の屋根13に連結し、ウインチ30を用いてフィールド保持部22を屋根13の高さまで上昇させて、屋根13に連結する。
【選択図】図1
Description
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、屋根への重量負担を軽くして、フィールドを効率的に屋根の高さまで上昇させるためのフィールド管理装置及びスタジアムを提供することにある。
以下、図1〜図4に従って、本発明を具体化した第1の実施形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態のスタジアム10は、フィールド管理装置15と、フィールドの周囲を囲む環状のスタンド11と、スタンド11の上方を覆う屋根13とを備えている。フィールド管理装置15は、後述するフィールド可動部20、ウインチ30及び架設用柱40を備える。
更に、このフィールド保持部22には、各架設用柱40に対向して、架設用柱40側に突出する各ガイド部材(図示せず)が設けられている。
図3(a)に示すように、土壌部21を用いて行なうイベント開催時には、架設用柱40は、収納部45に収納される。
次に、図4(b)に示すように、各ウインチ30のモータを回転駆動して、ロープを巻き取ることにより、ロープの先端部を引き上げる。これにより、フィールド可動部20が上昇する。フィールド可動部20の重量は、主に架設用柱40によって支持されており、フィールド保持部22のガイド部材は、架設用柱40のガイド溝にガイドされるので、フィールド可動部20の水平方向の揺れ(横揺れ)は、架設用柱40のガイドによって規制される。
(1)本実施形態のスタジアム10は、基礎部14の上のフィールド可動部20、ウインチ30及び架設用柱40を備えたフィールド管理装置15を有している。フィールド可動部20は、天然芝が上面に育生されている土壌部21と、この土壌部21を保持するフィールド保持部22とを備えている。フィールド可動部20の周囲には、伸縮可能な架設用柱40が配置されており、フィールド可動部20を昇降するためのウインチ30が配置されている。フィールドを使用しない場合には、架設用柱40を伸長して、スタジアム10の屋根13に連結し、ウインチ30を用いてフィールド保持部22を屋根13の高さまで上昇させて、屋根13に連結する。これにより、フィールド可動部20の土壌部21に植えられた天然芝を効率よく育成することができる。また、フィールド保持部22の重量を、架設用柱40によって支持するので、屋根13にかかる重量増加を抑制することができる。更に、フィールド保持部22を屋根13の位置まで上昇させた状態であっても、基礎部14において、イベントを開催することができる。また、土壌部21を降下させる場合には、フィールド保持部22を基礎部14に着地させるとともに、架設用柱40を縮小して収納部45に収納する。これにより、土壌部21を使用するイベントの開催中は、架設用柱40が邪魔ならずに、フィールド内のイベントを観覧することができる。
次に、図5に従って、本発明を具体化した第2の実施形態を説明する。本実施形態においては、上記第1実施形態の架設用柱40の収納部45を屋根13に設置するように変更した構成であり、同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図5(a)に示すように、土壌部21を用いて行なうイベント開催時には、架設用柱70は、収納部75に収納される。
(6)本実施形態のフィールド管理装置65においては、伸縮可能な架設用柱70を収納する収納部75を屋根13に設ける。これにより、架設用柱70を収納する収納部75を埋設する必要がなく、効率よく架設用柱70を配置することができる。
次に、図6に従って、本発明を具体化した第3の実施形態を説明する。本実施形態においては、上記第1実施形態のウインチ30の代わりに、昇降部としてジャッキ90を用いるように変更した構成であり、同様の部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6に示すように、土壌部21を用いて行なうイベント開催時には、架設用柱40は、収納部45に収納されている。
(8)本実施形態においては、各架設用柱40の収納部45の近傍に、フィールド可動部20を昇降するためのジャッキ90を設置する。これにより、屋根13にウインチ30を設ける必要がないので、屋根13にかかる重量増加を抑制することができる。
・ 上記実施形態においては、フィールド領域に、それぞれ架設用柱(40,70)を配置した。架設用柱(40,70)の数や配置位置は、これに限定されるものではない。ただし、フィールド可動部20が屋根13に連結された状態でイベントを開催する場合には、架設用柱が邪魔になるため、架設用柱の数は少ない方がよい。
Claims (7)
- 植物を植える土壌部を備えたフィールドと、このフィールドの周囲に配置された観客席と、この観客席の上方を覆う屋根とを備えたスタジアムに設置され、前記フィールドの管理を行なうためのフィールド管理装置において、
前記土壌部と、この土壌部を保持するフィールド保持部とを備えたフィールド可動部と、
前記フィールド可動部を、前記フィールドの上方が開放された前記屋根の高さまで上昇させる昇降部と、
前記屋根の高さまで上昇させた状態で、前記フィールド可動部の重量を支持する伸縮可能な複数の架設用柱とを備えたことを特徴とするフィールド管理装置。 - 前記架設用柱には、前記フィールド可動部の昇降をガイドするためのガイド部材が更に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のフィールド管理装置。
- 前記フィールド保持部の着地時に、前記架設用柱を収納する収納部を更に備え、
前記収納部の上端を、前記着地時のフィールドの上面以下の位置に設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のフィールド管理装置。 - 前記架設用柱を前記屋根に連結する柱連結部材を更に備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のフィールド管理装置。
- 前記架設用柱は、前記屋根に連結された収納部に収納されており、
前記架設用柱を前記フィールドの基礎部に連結する柱連結部材を更に備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフィールド管理装置。 - 前記フィールド可動部を前記屋根に連結するフィールド連結部材を更に備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフィールド管理装置。
- 植物を植える土壌部を備えたフィールドと、このフィールドの周囲に配置された観客席と、この観客席の上方を覆う屋根とを備えたスタジアムにおいて、
前記土壌部と、この土壌部を保持するフィールド保持部とを備えたフィールド可動部と、
前記フィールド可動部を、前記フィールドの上方が開放された前記屋根の高さまで上昇させる昇降部と、
前記屋根の高さまで上昇させた状態で、前記フィールド可動部の重量を支持する伸縮可能な複数の架設用柱とを備えたことを特徴とするスタジアム。
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2012
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