JP2007089514A - 自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】茶園における機械化、省人化等の面から、茶刈機、防除機等の茶園管理装置が普及したが、この種の茶園管理装置を十分使用できる昇降式(低所式)の防霜ファン装置の有効性に疑問があった。そこで、本発明は、茶園管理装置の使用に障害がない自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置を提供する。
【構成】本発明は、伸縮式の第一の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、上昇・下降用のワイヤを複数の滑車で対峙して張装し、上昇用のワイヤの巻取り時に、下降用のワイヤを巻戻して第一及び第二の建柱を上昇し、また上昇用のワイヤの巻戻し時に、下降用のワイヤを巻取って第一及び第二の建柱を下降する構成とした自動折畳み可能な構成とした昇降式の防霜ファン装置である。
【選択図】図1

Description

本発明は、茶園における機械化、省人化等の面から、茶刈機、防除機(陸上、空中の防除機)等の茶園管理装置が普及したことに鑑み、この茶園管理装置の使用に障害がない自動折畳み(所定の角度に復帰及び折畳み)可能な昇降式(低所式)の防霜ファン装置に関する。
周知の如く、茶園の機械化、省人化等の面から、茶園管理装置が採用される趨勢である。これに伴って、主として既設の建柱・架線を利用した防霜ファン装置の弊害が指摘されている。即ち、茶園、又は茶樹等の圃場に建柱が立設され、この建柱に向かって張装された架線等が、茶園管理装置の移動、作業の際に邪魔となり、摘採、摘枝、防除等の作業が効率的に行えないことがその一例である。またこの建柱及びこの建柱上の防霜ファン装置が、景観上で弊害となっていることも一部では問題視されている。
このような状況に鑑み、本出願人は、これらの問題解消の一環として、例えば、低所型の茶園用防霜ファン装置を数件提案している。その一例を概要すると、茶園に埋設した支持部に建柱(支柱)を起伏自在に設け、建柱の起立状態で、防霜ファンを茶樹上に上昇させて防霜を図り、又建柱の収縮状態で、防霜ファンを横倒し、防霜ファンを茶樹内に収容する構成である。しかし、この起伏自在の建柱で、防霜ファンを茶樹内に収容するためには、防霜ファンガードが茶樹の高さより、低い状態で収容することが必要となる。そのための手段として、地中に凹設したピットに防霜ファンの建柱を起立した状態で収容する構成、又はピットなしで防霜ファンを折畳んで(伏して)収容する構成が考えられる。このピットを凹設して収容する構成は、手間を要すること、又は防霜ファン駆動用のモータがピットに溜まった雨水中に浸かること等の弊害がある。また防霜ファンを折畳んで収容する構成は、その折畳み方向がこの防霜ファン駆動用のモータ側であるときは、モータが地面に溜まった雨水中に浸かること等の弊害がある。
このような問題点の解決策として、文献(1)と文献(2)とが挙げられるので、その概要を説明する。
先ず、文献(1)は、特開平10−113076号の「防霜ファン」である。その概要は、伸縮式のポールの先端に折畳み可能な支持部を設け、この支持部に送風機本体に固定された連結部材を首振り及び俯仰調節可能に支持するとともに、この支持部のアーム部と連結部材とで首折り機構を設ける。そのファンの収容時にポールを縮小状態にするとともに、支持部の折畳みでファンの前面が真下に向くように送風機本体の姿勢を変え、防霜ファン全体を茶畝に収容する構成である。従って、茶園管理装置の運転の邪魔にならない位置に収容可能としたこと、又は首折り機構と俯仰調節機構を兼用することで、容易な操作を確保すること及び/又は構成の簡素化、低コスト化等が図れること等の特徴がある。しかし、この文献(1)は、長い帯板の連結部材を併設した構成を採用し、この連結部材で俯角状態の防霜ファンを支持する構成である。従って、強度の確保と、安定性に問題を残すことが考えられる。また文献(1)は、この防霜ファンの折畳み等は、手動及び/又は止め具の弛緩・緊締用の工具を利用して行うものであり、場合により大変な手数及び/又は時間を要する問題がある。
また文献(2)は、特開平10−323130号の「植物保護用送風装置」である。その概要は、上部支柱の上方に送風機を備えた植物保護用送風装置で、下部支柱を土中に埋設し、上部支柱を下部支柱内でねじ棒によって上下方向に摺動可能に収容配置し、この送風機を上部支柱起倒可能に取付け、当該送風機の前方を地面に略水平に収容可能とした構成である。従って、茶刈り作業時に自動茶刈り機の邪魔にならないこと、また支持腕に支軸を介して送風機が起倒可能に取付けられているので、構成の簡素化、低コスト化等が図れること等の特徴がある。しかし、この文献(2)は、この防霜ファンの折畳み等は、手動及び/又は止め具の弛緩・緊締用の工具を利用して行うものであり、場合により手間及び/又は労力を要する問題がある。
以上のような市場における先行技術及び/又はこの文献(1)、(2)を踏まえて、さらに本出願人は、一層の改良を図る構成を平成17年度に数件提出している。この流れを汲み一層の改良を図ることを、また実機としての有益性を備えていることを意図し、本発明を提案する。
特開平10−113076号 特開平10−323130号
上記に鑑み、本発明は、伸縮式の建柱を、複数の建柱で構成し、この複数の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、この上昇用のワイヤと下降用のワイヤを複数の滑車を利用して対峙するように張装する構成を採用し、例えば、複数の建柱に発生した曲がり、膨張等の障害でのスムーズな伸縮が図れない状況、又は何れかの建柱が急に収縮する(落下する)状況とか、これらに起因する装置の故障、人的な被害等の如く、非常時における弊害の解消を図ることを意図する。また防霜ファンの折畳み・起立(復帰)を、確実かつ自動で行うことで、この折畳み等の自動を図れ、かつ確実に所定の角度に自動復帰可能とすることを意図し、またこの折畳み・起立を、略全ての圃場において、気候等の悪条件下の如く、作業の困難な状況、又は常時等の何時でも、安心して行うこと、この折畳み・起立を自動的、かつ望ましくはワンタッチで行うことを意図する。さらに他の機構の防霜ファンとの部品の共通化を図ることで、製造の簡略化、効率化及び/又は低コスト化を図ること、また製造及び/又は組付け作業の容易化、迅速化を図ること等を意図する。
請求項1の発明は、前述の意図を達成するに最適な自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置を提供することを意図する。
請求項1は、伸縮式の建柱を、少なくとも第一〜第三の建柱で構成し、この第一の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、この上昇用のワイヤと下降用のワイヤを複数の滑車を利用して対峙するように張装し、この上昇用のワイヤの巻取り時に、この下降用のワイヤを巻戻して第一及び第二の建柱を上昇し、また上昇用のワイヤの巻戻し時に、この下降用のワイヤを巻取って第一及び第二の建柱を下降する構成と、
前記第一及び第二の建柱の上昇時において、前記防霜ファンが可動した際に、この防霜ファンが所定の角度に自動復帰可能とし、また前記第一及び第二の建柱の下降時において、前記防霜ファンが自動折畳み可能な構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
請求項2の発明は、前述の意図を達成するに最適で、実用に供し得る自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置を提供することを意図する。
請求項2は、伸縮式の建柱を、少なくとも第一〜第三の建柱で構成し、この第一の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、この内の上昇用のワイヤを少なくとも第二の建柱の上端に設けた第一の滑車及び/又は第二の建柱の下端に設けた第二の滑車を介して巻取り機に連繋し、また前記下降用のワイヤを少なくとも第三の建柱の下端に設けた第四の滑車を介して巻取り機に連繋した構成とし、
この巻取り機に前記上昇・下降用のワイヤをそれぞれ逆方向に係止し、上昇用のワイヤの巻取り時に、この下降用のワイヤを巻戻して第一及び第二の建柱を上昇し、また上昇用のワイヤの巻戻し時に、この下降用のワイヤを巻取って第一及び第二の建柱を下降する構成と、
前記第一及び第二の建柱の上昇時において、前記防霜ファンが可動した際に、この防霜ファンが所定の角度に自動復帰可能とし、また前記第一及び第二の建柱の下降時において、前記防霜ファンが自動又は手動折畳み可能な構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
請求項3の発明は、請求項1の目的の達成と、自動折畳みに最適な昇降式の防霜ファン装置を提供することを意図する。
請求項3は、請求項1に記載の自動折畳みを、角度調整ベースと、角度調整ベースに枢着した防霜ファンを架承した角度調整体と、この角度調整ベースと防霜ファン用の架台との間に設けた自動調整スプリングで構成した自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
請求項4の発明は、請求項1の目的の達成と、自動折畳みに最適で、かつスプリングの小型化、角度の安定が図れる自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置を提供することを意図する。
請求項4は、請求項1に記載の自動折畳みを、第一の建柱に蝶番を介して枢着した副建柱と、この副建柱に連繁した防霜ファンを架承した架台と、前記蝶番の軸に捲装したスプリングで構成した自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
請求項5の発明は、請求項1の目的の達成と、この目的を達成するのに最適で、かつ実用に供し得る滑車機構を提供することを意図する。
請求項5は、請求項2に記載の第一の滑車を正面視して第二の建柱の上端の中央に、また前記第二の滑車を正面視して第二の建柱の下端の外側に、さらに前記第四の滑車を正面視して第三の建柱の下端に偏倚してそれぞれ設ける構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
請求項6の発明は、請求項2の目的の達成と、この目的を達成するのに最適で、かつ実用に供し得る滑車機構を提供することを意図する。
請求項6は、請求項2に記載の第一、第二、第四の滑車の寸法を、第一の滑車=第二の滑車<第四の滑車とする構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
請求項7の発明は、請求項2の目的の達成と、この目的を達成するのに最適で、かつ実用に供し得る巻取りドラムを提供することを意図する。
請求項7は、請求項2に記載の巻取り機の巻取りドラムに、上昇用のワイヤと下降用のワイヤを区別して捲装する構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
請求項1の発明は、伸縮式の建柱を、少なくとも第一〜第三の建柱で構成し、第一の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、上昇用のワイヤと下降用のワイヤを複数の滑車を利用して対峙するように張装し、この上昇用のワイヤの巻取り時に、下降用のワイヤを巻戻して第一及び第二の建柱を上昇し、また上昇用のワイヤの巻戻し時に、下降用のワイヤを巻取って第一及び第二の建柱を下降する構成と、
第一及び第二の建柱の上昇時において、防霜ファンが可動した際に、防霜ファンが所定の角度に自動復帰可能とし、また第一及び第二の建柱の下降時において、防霜ファンが自動折畳み可能とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
従って、請求項1は、伸縮式の建柱を、複数の建柱で構成し、この複数の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、この上昇用のワイヤと下降用のワイヤを複数の滑車を利用して対峙するように張装する構成を採用し、例えば、複数の建柱に発生した曲がり、膨張等の障害でのスムーズな伸縮が図れない状況、又は何れかの建柱が急に収縮する(落下する)状況とか、これらに起因する装置の故障、人的な被害等の如く、非常時における弊害の解消が図れること等の特徴がある。また防霜ファンの折畳み・起立(復帰)を、単に自動で行えるので、この折畳み等の自動が図れ、かつ確実に行える実益がある。そして、この折畳み・起立を、略全ての圃場において、気候等の悪条件下の如く、作業の困難な状況、又は常時等の何時でも、安心して行えること、この折畳み・起立を自動的、かつ望ましくはワンタッチで行える特徴がある。さらに他の機構の防霜ファンとの部品の共通化が図れることで、製造の簡略化、効率化及び/又は低コスト化が図れること、また製造及び/又は組付け作業の容易化、迅速化が図れること等の特徴がある。
請求項2の発明は、伸縮式の建柱を、少なくとも第一〜第三の建柱で構成し、第一の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、内の上昇用のワイヤを少なくとも第二の建柱の上端に設けた第一の滑車及び/又は第二の建柱の下端に設けた第二の滑車を介して巻取り機に連繋し、また下降用のワイヤを少なくとも第三の建柱の下端に設けた第四の滑車を介して巻取り機に連繋した構成とし、
巻取り機に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ逆方向に係止し、上昇用のワイヤの巻取り時に、下降用のワイヤを巻戻して第一及び第二の建柱を上昇し、また上昇用のワイヤの巻戻し時に、下降用のワイヤを巻取って第一及び第二の建柱を下降する構成と、
第一及び第二の建柱の上昇時において、防霜ファンが可動した際に、防霜ファンが所定の角度に自動復帰可能とし、また第一及び第二の建柱の下降時において、防霜ファンが自動折畳み可能とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
従って、請求項2は、伸縮式の建柱を、第一〜第三の建柱で構成し、この第一〜第三の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、この上昇用のワイヤと下降用のワイヤを第一、第二、第四の滑車を利用して対峙するように張装する構成を採用し、例えば、第一〜第三の建柱に発生した曲がり、膨張等の障害でのスムーズな伸縮が図れない状況、又は何れかの建柱が急に収縮する(落下する)状況とか、これらに起因する装置の故障、人的な被害等の如く、非常時における弊害の解消が図れること等の特徴がある。他は前述の請求項1の効果に準ずる。
請求項3の発明は、請求項1に記載の自動折畳みを、角度調整ベースと、角度調整ベースに枢着した防霜ファンを架承した角度調整体と、角度調整ベースと防霜ファン用の架台との間に設けた自動調整スプリングで構成した自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
従って、請求項3は、請求項1の目的の達成できること、自動折畳みに最適な昇降式の防霜ファン装置を提供できること等の特徴がある。
請求項4の発明は、請求項1に記載の自動折畳みを、第一の建柱に蝶番を介して枢着した副建柱と、副建柱に連繁した防霜ファンを架承した架台と、蝶番の軸に捲装したスプリングで構成した自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
従って、請求項4は、請求項1の目的の達成できること、自動折畳みに最適で、かつスプリングの小型化、角度の安定が図れる自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置を提供できること等の特徴がある。
請求項5の発明は、請求項2に記載の第一の滑車を正面視して第二の建柱の上端の中央に、また第二の滑車を正面視して第二の建柱の下端の外側に、さらに第四の滑車を正面視して第三の建柱の下端に偏倚してそれぞれ設ける構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
請求項5は、請求項1の目的の達成できると、この目的を達成するのに最適で、かつ実用に供し得る滑車機構を提供できること等の特徴がある。
請求項6の発明は、請求項2に記載の第一、第二、第四の滑車の寸法を、第一の滑車=第二の滑車<第四の滑車とする構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
従って、請求項6は、請求項2の目的の達成できること、この目的を達成するのに最適で、かつ実用に供し得る滑車機構を提供できること等の特徴がある。
請求項7の発明は、請求項2に記載の巻取り機の巻取りドラムに、上昇用のワイヤと下降用のワイヤを区別して捲装する構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置である。
従って、請求項7は、請求項2の目的の達成できること、この目的を達成するのに最適で、かつ実用に供し得る巻取りドラムを提供できること等の特徴がある。
本発明の一例を説明する。
図面の説明をすると、図1は自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置の全体正面図、図2は図1の背面図、図3は巻取り機と上昇・下降用のワイヤ並びに第一〜第三の滑車・建柱との関係を示した拡大横断面図、図4−1は下降用のワイヤの引出し及び/又は戻り長さ(以下、必要長さとする)が最小(説明の都合上で、以下同じ)で、また上昇用のワイヤの必要長さが最大の状態であって、第一・第二の建柱を第三の建柱に収容するとともに、防霜ファンを自重で折畳んだ状態を示した模式図、図4−2は、下降用のワイヤの必要長さが略1/2で、また上昇用のワイヤの必要長さが略1/2とした状態であって、第二の建柱が伸張し、また第一の建柱が第二の建柱に収容された中間の位置であり、防霜ファンの自重でスプリングの反力を押え込んでいる折畳んだ状態を示した模式図、図4−3は、下降用のワイヤの必要長さが最大で、また上昇用のワイヤの必要長さが最小とした状態であって、第一の建柱及び第二の建柱が伸張し、防霜ファンがスプリングの反力と防霜ファンの稼動で折畳んだ状態から復帰した状態に至った過程を示した模式図、図5は他の自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置の起立(復帰)時の要部の正面図、図6は図5の要部の一部省略の背面図、図7−1は、図5の実施例であり、例えば、下降用のワイヤの必要長さが最小で、また上昇用のワイヤの必要長さが最大の状態であって、第一・第二の建柱を第三の建柱に収容するとともに、防霜ファンを自重で折畳んだ状態を示した模式図、図7−2は、図5の実施例であり、例えば、下降用のワイヤの必要長さが略1/2で、また上昇用のワイヤの必要長さが略1/2とした状態であって、第二の建柱が伸張し、また第一の建柱が第二の建柱に収容された中間の位置であり、防霜ファンの自重でスプリングの反力を押え込んでいる折畳んだ状態を示した模式図、図7−3は、図5の実施例であり、例えば、下降用のワイヤの必要長さが最大で、また上昇用のワイヤの必要長さが最小とした状態であって、第一の建柱及び第二の建柱が伸張し、防霜ファンがスプリングの反力と防霜ファンの稼動で折畳んだ状態から復帰した状態に至った過程を示した模式図である。
以下、本発明の好ましい一実施例を、図1〜図4−3を基に説明すると、1は伸縮式の建柱で、この例では三分割(一例である)された入れ子式の構造であり、一例を説明すれば、径が小・中・大となった第一の建柱100と第二の建柱101並びに第三の建柱102で構成する(本数は一例である)。そして、この第一の建柱100・第二の建柱101・第三の建柱102の相互間には、適宜に隙間A、Bが形成されている。この第一の建柱100〜第三の建柱102は、図3に示すように、角材で構成し、方形状の隙間A、Bを構成し、この隙間Bに後述する第一の滑車、第二の滑車を設置し、また第三の建柱102と第一の建柱100・第二の建柱101で形成した隙間Cに後述する第四の滑車を設置した構成とする。この構成では、設置の容易化と、隙間B、Cの有効利用であること、又は後述する上昇用・下降用のワイヤの設置及び/又は可動の容易化と、これらの擦れ及び/又は騒音防止役立つこと等が考えられる。しかし、この構成は望ましい例であり、丸形(パイプ)、H型鋼等による建柱(図示せず、他の例も同じ)でも可能であり限定されない。
そして、この第一の建柱101に角度調整ベース2(角度調整とは、俯角調整と同義語である)を設け、この角度調整ベース2に枢軸3を介して角度調整体4を可動可能に設ける。そして、この可動は、この枢軸3を支点とし、この角度調整ベース2に設けた調整用止め具5と前記角度調整体4に設けた円弧状の長孔7を利用して行うが、この可動に関しては後述する。この角度調整体4には架台8が固止されており、この角度調整体4と架台8で形成されるスペース10にスプリング11が設けられる。尚、架台8には圃場に対する首振り機構、モータ等の必要とする装置が内蔵されている。またこの架台8には首振り台13及びファン支持体14が設けられており、このファン支持体14は、架台8に対して略30度程度の角度をもって支持される。この角度は俯角調整手段15をもって調整可能である。図中20は防霜ファンで、この防霜ファン20はモータ21と、このモータ21で回転するファン22を主構成要素とする。また、図示しないが、ファン22にガードを設けてもよい。そして、この例では防霜ファン装置Mは、前述した角度調整ベース2、角度調整体4と、架台8、首振り台13及びファン支持体14、俯角調整手段15と、防霜ファン20を主構成要素とする。
前述した第一の建柱100の下端100aには、上昇用のワイヤ25の始端、下降用のワイヤ26の始端をそれぞれ係止する。そして、この上昇用のワイヤ25は第二の建柱101の上端101bに設けた第一の滑車28と、第二の建柱101の下端101aに設けた第二の滑車29を経由し、例えば、第三の建柱102及び/又は巻取り機30に設けた第三の滑車31をガイドとして前記巻取り機30のドラム3000に到る。一方、下降用のワイヤ26は第三の建柱102の下端102aに設けた第四の滑車33と、例えば、第三の建柱102及び/又は巻取り機30に設けた第五の滑車34をガイドとして前記巻取り機30のドラム3000に到る。即ち、上昇用のワイヤ25と下降用のワイヤ26は対峙関係となっており、一方が引出されたら、他方が巻戻される関係であり、常時建柱1(第一の建柱100〜第三の建柱102)は、この上昇用のワイヤ25と下降用のワイヤ26で緊張状態に保持されており、この建柱1は強制的に伸張及び/又は収縮される構成である。従って、建柱1の何れかが曲がり、膨張、又は他の原因で、その上下動(伸張及び/又は収縮)ができない場合でも、少なくともこの上昇用のワイヤ25と下降用のワイヤ26が損傷しない限り、その動きは保証される。尚、ドラム3000には、上昇用のワイヤ25と下降用のワイヤ26を個別に巻き取るとともに、対峙する巻取り方法とする。
次に、図4−1〜図4−3に示す第一の建柱100と第二の建柱101の上下動と、上昇用のワイヤ25と下降用のワイヤ26の引出し及び/又は巻戻し等の関係を説明する。
「図4−1」は、第三の建柱102内に第二の建柱101と第一の建柱100がそれぞれ入れ子式に収容された状態で、所謂、建柱1が収縮した状態となっている。この状態では、上昇用のワイヤ25と下降用のワイヤ26は次のようになるので、個別に説明する。
: 第一の建柱100の下端100aに係止されている上昇用のワイヤ25は、第二の建柱101の上端101bに設けた第一の滑車28から、第二の建柱101の下端101aに設けた第二の滑車29を経由し、第三の建柱102の上端102bに設けた第三の滑車31に至る。この上昇用のワイヤ25は、第一の建柱100の下端100aに係止されており、その後、第二の建柱101の上端101bに設けた第一の滑車28に到り、さらに第二の建柱101の下端101aに設けた第二の滑車29を経由し、第三の滑車31に到る長さであって、最大(ワイヤ25の最大、中間、又は最小として記述する)の長さになっている。
: また第一の建柱100の下端100aに係止されている下降用のワイヤ26は、第三の建柱102の下端102aに設けた第四の滑車33を経由し、第三の建柱102の上端102bに設けた第五の滑車34に至る。この下降用のワイヤ26は、第一の建柱100の下端100aに係止されており、その後、第三の建柱102の下端102aに設けた第四の滑車33を経由し、第五の滑車34に到る長さであって、最小の長さになっている。
: 尚、この状態では、防霜ファン装置Mの自重でスプリング11を押圧し、この防霜ファン装置Mの全体が折畳まれた状態となり、調整止め具5が長孔7の終端にあり、角度調整体4が圃場の方向に倒れた姿勢である。この状態を確保するために、防霜ファン装置Mの自重とスプリング11の反力の調整が図られる。勿論、この調整を多目的に利用し、自動折畳みも可能である。
「図4−2」は、第三の建柱102内の第一の建柱100と第二の建柱101が同時に伸張する(前述した、本発明の上昇用のワイヤ25と下降用のワイヤ26の係止及び/又は第一の滑車28〜第五の滑車34との関係においてである。以下同じ)。即ち、図4−1の状態から、第一の建柱100と第二の建柱101の略全体が出た状態となっている。この状態では、上昇用のワイヤ25と下降用のワイヤ26は次のようになるので、個別に説明する。
: 第一の建柱100の下端100aに係止されている上昇用のワイヤ25は、第二の建柱101の上端101bに設けた第一の滑車28から、ともに上昇した第二の建柱101の下端101aに設けた第二の滑車29を経由し、第三の建柱102の上端102bに設けた第三の滑車31に至る。この上昇用のワイヤ25は、上昇した第一の建柱100の下端から、第二の建柱101の上端に設けた第一の滑車28を経由し、この第二の建柱101の下端に設けた第二の滑車29から第三の滑車31に到る長さであって、図4−1の状態から、第一の建柱100と第二の建柱101の上昇した長さと略同じ長さ短くなり、当該上昇用のワイヤ25は、中間の長さになっている。
: また第一の建柱100の下端100aに係止されている下降用のワイヤ26は、第三の建柱102の下端102aに設けた第四の滑車33を経由し、第三の建柱102の上端102bに設けた第五の滑車34に至る。この下降用のワイヤ26は、上昇した第一の建柱100の下端100aから、第三の建柱102の下端102aに設けた第四の滑車33から第五の滑車34に到る長さであって、図4−1の状態から、第一の建柱100と第二の建柱101の上昇した長さと略同じ長さ伸びて、当該下降用のワイヤ26は、中間の長さになっている。
: 尚、第一・第二の建柱100、101の上昇の過程においても、防霜ファン装置Mの自重でスプリング11を押圧し、この防霜ファン装置Mの全体が折畳まれた状態となり、前述の図4−1と略同じ状態である。そして、通常の風でもこの状態は確保されるので安全である。またこの安全性が確保されることから、この第一の建柱100と第二の建柱101のスムーズな昇降に役立つものと考えられる。
「図4−3」は、第三の建柱102内の第一の建柱100と第二の建柱101がそれぞれ伸張する。即ち、図4−2の状態から、第一の建柱100が伸張し第二の建柱101より略全体が出た状態となっている。この状態では、上昇用のワイヤ25と下降用のワイヤ26は次のようになるので、個別に説明する。
: 第一の建柱100の下端に係止されている上昇用のワイヤ25は、第二の建柱101の上端101bに設けた第一の滑車28から、第二の建柱101の下端101aに設けた第二の滑車29を経由し、第三の建柱102の上端102bに設けた第三の滑車31に至る。この上昇用のワイヤ25は、上昇した第二の建柱101の下端101aから、第二の建柱101の上端101aに設けた第一の滑車28を経由し、すでに上昇した第二の建柱101の下端に設けた第二の滑車29から第三の滑車31に到る長さであって、図4−2の状態から、第一の建柱100の上昇した長さと略同じ長さ短くなり、当該上昇用のワイヤ25は、最小の長さになっている。
: また第一の建柱100の下端100aに係止されている下降用のワイヤ26は、第三の建柱102の下端102aに設けた第四の滑車30を経由し、第三の建柱102の上端102bに設けた第五の滑車34に至る。この下降用のワイヤ26は、上昇した第一の建柱100の下端100aから、第三の建柱102の下端102aに設けた第四の滑車33から第五の滑車34に到る長さであって、図4−2の状態から、第一の建柱100の上昇した長さと略同じ長さ伸びて、当該下降用のワイヤ26は、最大の長さになっている。
: 尚、第一・第二の建柱100、101が上昇後において、ファン22を稼動(駆動)することで、この防霜ファン装置Mファン22が風圧とスプリング11の反力とで、この防霜ファン装置Mが所定の角度を保持する状態となり、調整用止め具5が長孔7の始端に位置する。他は前述の例に準ずる。そして、この例では、自動クランプで、角度調整ベース2と角度調整体4を固止することも可能である。
次に、本発明の好ましい他の実施例を、図5〜図7−3を基に説明する。この他の実施例に於いて、基本的な構造は、前述した一実施例に準ずるので、その相違点を主体として説明する。即ち、第一の建柱100に蝶番40を介して副建柱103を枢着する。そして、望ましくは、第一の建柱100にべース板104を設け、このべース板104に蝶番40を介して支持板105を設ける。この支持板105に副建柱103を枢着する。このべース板104を設けることで、第一の建柱100内への雨水の侵入、塵、鳥等の侵入を回避する。またべース板104と支持板105を重畳することで、防霜ファン装置Mの安定設置と、動作時のブレ防止等に有効に作用する。尚、前記蝶番40の軸4000にはスプリング41が捲装されており、また必要により、引張りスプリング41aを設ける構成を採用する。この対のスプリング41、41aにより、前述の例と同じ機能を発揮でき、又はスプリング41、41aの弾性疲労の軽減化に寄与できる。そして、この副建柱104には基筒42と、架台8、首振り台13、俯角調整手段15、ファン支持体14及び/又は防霜ファン20が設けられており、この架台8、首振り台13等は前述の例に準ずる。また図7−1〜図7−3の動作は前述の例に準ずる。尚、この例では、副建柱104の長さを活用することで、建柱1の全体の長さを短くできる場合もあり得る構成、またこの副建柱104の長さを建柱1に付加することで、高い位置への防霜ファン装置Mの設置が図れる構成が考えられ重宝すること、圃場の設置場所に対する順応性が図れること等の実用性が考えられる。またべース板104と支持体105との空間にスプリング41aを収容する構成を採用し、このスプリング41aの容易な収容と、損傷とを回避する。そして、この例では、自動クランプで、べース板104と支持体105を固止することも可能である。
尚、ファン装置Mの折畳みは、前述の手動の他に、ガススプリング、リンク、シリンダー等の機械的な構造とか、他の駆動手段、又は矯正板等の物理的な手段等を利用して自動化することは可能である。また防霜ファン装置Mの防霜効果等は従来例に準ずる。
図1は自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置の全体正面図 図2は図1の背面図 図3は巻取り機と上昇・下降用のワイヤ並びに第一〜第三の滑車・建柱との関係を示した拡大横断面図 図4−1は下降用のワイヤの引出し及び/又は戻り長さ(以下、必要長さとする)が最小(説明の都合上で、以下同じ)で、また上昇用のワイヤの必要長さが最大の状態であって、第一・第二の建柱を第三の建柱に収容するとともに、防霜ファンを自重で折畳んだ状態を示した模式図 図4−2は、下降用のワイヤの必要長さが略1/2で、また上昇用のワイヤの必要長さが略1/2とした状態であって、第二の建柱が伸張し、また第一の建柱が第二の建柱に収容された中間の位置であり、防霜ファンの自重でスプリングの反力を押え込んでいる折畳んだ状態を示した模式図 図4−3は、下降用のワイヤの必要長さが最大で、また上昇用のワイヤの必要長さが最小とした状態であって、第一の柱体及び第二の建柱が伸張し、防霜ファンがスプリングの反力と防霜ファンの稼動で折畳んだ状態から復帰した状態に至った過程を示した模式図 図5は他の自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置の起立(復帰)時の要部の正面図 図6は図5の要部の一部省略の背面図 図7−1は、図5の実施例であり、例えば、下降用のワイヤの必要長さが最小で、また上昇用のワイヤの必要長さが最大の状態であって、第一・第二の建柱を第三の建柱に収容するとともに、防霜ファンを自重で折畳んだ状態を示した模式図 図7−2は、図5の実施例であり、例えば、下降用のワイヤの必要長さが略1/2で、また上昇用のワイヤの必要長さが略1/2とした状態であって、第二の建柱が伸張し、また第一の建柱が第二の建柱に収容された中間の位置であり、防霜ファンの自重でスプリングの反力を押え込んでいる折畳んだ状態を示した模式図 図7−3は、図5の実施例であり、例えば、下降用のワイヤの必要長さが最大で、また上昇用のワイヤの必要長さが最小とした状態であって、第一の建柱及び第二の建柱が伸張し、防霜ファンがスプリングの反力と防霜ファンの稼動で折畳んだ状態から復帰した状態に至った過程を示した模式図
符号の説明
1 建柱
100 第一の建柱
100a 下端
100b 上端
101 第二の建柱
101a 下端
101b 上端
102 第三の建柱
102a 下端
102b 上端
103 副建柱
104 べース板
105 支持板
2 角度調整ベース
3 枢軸
4 角度調整体
5 調整用止め具
7 長孔
8 架台
10 スペース
11 スプリング
13 首振り台
14 ファン支持体
15 俯角調整手段
20 防霜ファン
21 モータ
22 ファン
25 上昇用のワイヤ
26 下降用のワイヤ
28 第一の滑車
29 第二の滑車
30 巻取り機
3000 ドラム
31 第三の滑車
33 第四の滑車
34 第五の滑車
40 蝶番
4000 軸
41 スプリング
41a スプリング
42 基筒
A 隙間
B 隙間
C 隙間
M 防霜ファン装置

Claims (7)

  1. 伸縮式の建柱を、少なくとも第一〜第三の建柱で構成し、この第一の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、この上昇用のワイヤと下降用のワイヤを複数の滑車を利用して対峙するように張装し、この上昇用のワイヤの巻取り時に、この下降用のワイヤを巻戻して第一及び第二の建柱を上昇し、また上昇用のワイヤの巻戻し時に、この下降用のワイヤを巻取って第一及び第二の建柱を下降する構成と、
    前記第一及び第二の建柱の上昇時において、前記防霜ファンが可動した際に、この防霜ファンが所定の角度に自動復帰可能とし、また前記第一及び第二の建柱の下降時において、前記防霜ファンが自動折畳み可能な構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置。
  2. 伸縮式の建柱を、少なくとも第一〜第三の建柱で構成し、この第一の建柱に上昇・下降用のワイヤをそれぞれ係止し、この内の上昇用のワイヤを少なくとも第二の建柱の上端に設けた第一の滑車及び/又は第二の建柱の下端に設けた第二の滑車を介して巻取り機に連繋し、また前記下降用のワイヤを少なくとも第三の建柱の下端に設けた第四の滑車を介して巻取り機に連繋した構成とし、
    この巻取り機に前記上昇・下降用のワイヤをそれぞれ逆方向に係止し、上昇用のワイヤの巻取り時に、この下降用のワイヤを巻戻して第一及び第二の建柱を上昇し、また上昇用のワイヤの巻戻し時に、この下降用のワイヤを巻取って第一及び第二の建柱を下降する構成と、
    前記第一及び第二の建柱の上昇時において、前記防霜ファンが可動した際に、この防霜ファンが所定の角度に自動復帰可能とし、また前記第一及び第二の建柱の下降時において、前記防霜ファンが自動折畳み可能な構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置。
  3. 請求項1に記載の自動折畳みを、角度調整ベースと、角度調整ベースに枢着した防霜ファンを架承した角度調整体と、この角度調整ベースと防霜ファン用の架台との間に設けた自動調整スプリングで構成した自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置。
  4. 請求項1に記載の自動折畳みを、第一の建柱に蝶番を介して枢着した副建柱と、この副建柱に連繁した防霜ファンを架承した架台と、前記蝶番の軸に捲装したスプリングで構成した自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置。
  5. 請求項2に記載の第一の滑車を正面視して第二の建柱の上端の中央に、また前記第二の滑車を正面視して第二の建柱の下端の外側に、さらに前記第四の滑車を正面視して第三の建柱の下端に偏倚してそれぞれ設ける構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置。
  6. 請求項2に記載の第一、第二、第四の滑車の寸法を、第一の滑車=第二の滑車<第四の滑車とする構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置。
  7. 請求項2に記載の巻取り機の巻取りドラムに、上昇用のワイヤと下降用のワイヤを区別して捲装する構成とした自動折畳み可能な昇降式の防霜ファン装置。
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