JPH0748941A - 天然芝競技場システム - Google Patents

天然芝競技場システム

Info

Publication number
JPH0748941A
JPH0748941A JP5212211A JP21221193A JPH0748941A JP H0748941 A JPH0748941 A JP H0748941A JP 5212211 A JP5212211 A JP 5212211A JP 21221193 A JP21221193 A JP 21221193A JP H0748941 A JPH0748941 A JP H0748941A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
lawn
stadium
natural
roof
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5212211A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoyuki Iwahashi
岩橋基行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP5212211A priority Critical patent/JPH0748941A/ja
Publication of JPH0748941A publication Critical patent/JPH0748941A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/24Structural elements or technologies for improving thermal insulation
    • Y02A30/254Roof garden systems; Roof coverings with high solar reflectance
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
    • Y02B80/32Roof garden systems

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタンド上の固定屋根に天然芝による芝生グ
ランドを昇降自在に設けることにより、その芝生グラン
ドの競技場内での使用と、屋外での自然光による芝生の
保守管理を可能とする。 【構成】 競技場のスタンド2上の固定屋根11に、天
然芝を植え込んだ芝生グランドの基盤17を競技場内の
グランド3に対し昇降自在に支持し、その基盤17をグ
ランド上に降ろして競技場内に芝生グランドを設置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、競技場内のグランド
を競技種目に応じて天然芝の芝生グランドに入れ替えて
使用することができる天然芝競技場システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】多くの競技場では保守管理の点からグラ
ンドの芝生には、緩衝材を裏側に積層した平織基布に、
合成繊維などによる葉茎を植設して構成した人工芝を採
用している。特にドームなどの屋内競技場では、屋根に
より場内への日差しが遮られているため、自然光による
芝生の生育ができないので、芝生グランドは人工芝に限
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この人工芝は、マット
表面及び葉茎が合成樹脂よりなるので意外に固く、緩衝
材が裏打ちされていても、競技者に擦過傷や捻挫等の事
故が生じ易く、また合成樹脂は熱伝導性が悪いので僅か
な摩擦熱でも高温になり易い。このようなことから、国
際サッカー連盟ではサッカーグランドの芝生を天然芝に
制限している。このため屋内競技場でのサッカーは人工
芝を天然芝に張り替えない限り実施され難く、また天然
芝を採用し得たとしても、天然芝は高照度の日照りを必
要とするので、競技により生じた損傷をカバーし、生育
させるためには5万ルックスの照度を要する。これは人
工照明では得られない数値であり、実現困難とされてい
る。
【0004】しかもサッカー等の比較的激しいスポーツ
の場合、使用は週に1回程度で、後の日数は芝生の養生
のために使用せずにおくことが最も好ましいとされてい
るので、競技場の事業収益を考慮すると、天然芝を採用
した競技はこの点からも何かと課題が多いものであっ
た。
【0005】この発明は上記事情から考えられたもので
あって、その目的は競技場のスタンド上の屋根を利用す
ることによって、競技場内での天然芝による芝生グラン
ドの使用を必要に応じて可能とし、また芝生の保守管理
を他の競技に支障なく自然光のもとに行い得る新たな天
然芝競技場システムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
の特徴は、競技場のスタンド上の固定屋根に、天然芝を
植え込んだ芝生グランドの基盤を競技場内のグランドに
対し昇降自在に支持し、その基盤をグランド上に降ろし
て競技場内に芝生グランドを設置することにある。
【0007】
【作 用】上記構成では、競技場内のグランドの上に降
ろして設置した天然芝による芝生グランドでサッカー等
の競技を行うことができ、不使用時には観客の視覚に入
らない屋根部分にて自然光による天然芝の生育が行われ
る。
【0008】
【実施例】図中1は競技場のトラス構造のドーム屋根
で、スタンド2を覆う周囲の固定屋根11と、グランド
3上の長方形で水平な可動屋根12とから構成されてい
る。この可動屋根12はドーム屋根1の同形の開口部1
3を塞ぐ状態で、開口部周囲の固定屋根11に一定間隔
ごとに設けた多数の昇降機14に、吊りワイヤー15を
用いて吊下されており、その昇降機14によりグランド
3に吊り降ろすことができるようにしてある。また昇降
機14の駆動装置は省略したが電動式で、地上部におけ
るスイッチ操作により全ての昇降機が同時に作動するよ
うに設計してある。
【0009】また可動屋根12の屋根上には、天然芝1
6を植え込んだ芝生グランドの基盤17が設置してあ
り、屋根下や梁には図では省略したが、グランド3の照
明器具やスピーカー等が取り付けてある。
【0010】上記基盤17は図3に示すように、防錆塗
装または亜鉛どぶ漬けの鋼板による底板18と、その上
に敷いた塩化ビニールの防水シート19と、防水シート
上の厚さ約300mmの土壌層20と、その土壌層20に
密に植え込んだ上記天然芝16とから構成され、また土
壌層20の下部内には、一端部が排水桝(図では省略)
となった塩化ビニールの80φ程度の給排水管21が配
設してある。この給排水管21の下部には、1φ程度の
水孔22が数10mmピッチごとに穿設してあり、また排
水桝には底部から10〜50mmの位置に吸水管が形成し
てある。
【0011】この給排水管21による水分の供給は、図
では省略したが、土壌層中に設けた水分センサーにより
乾燥状態を検知して自動的に行われ、また降雨時には吸
水管により土壌層20の水位をコントロールすることが
できるようにしてある。また豪雨時に土砂がドーム屋根
上に流出して汚れるのを防止手段として、芝生グランド
は可動屋根12とともに固定屋根11よりもある程度低
く吊下してある。
【0012】上記給排水管21と固定屋根11及び地上
部の灌水設備や排水設備等との接続は、電磁式カプラー
の採用により自動的に行うことができ、これにより固定
屋根側と基盤側の両方の水路が、芝生グランドを地上の
グランド3の上に降ろすときに閉鎖し、さらに接続解除
することが可能となる。
【0013】上記吊りワイヤー15の連結はフックによ
り行うのが好ましく、この場合には、可動屋根12とと
もに芝生グランドを降ろして地上に設置したのちに、吊
りワイヤー15を外して視覚の邪魔にならない所まで巻
き上げて置くことができる。また地上部には可動屋根1
2をグランド3に降ろしたときに、屋根下の照明器具及
びスピーカー等が収まるよう降下する設備を有すること
が好ましい。場合によっては、スタンド2の前後・上下
移動により地上部分の上下動作を不要としてもよい。
【0014】なお、上記実施例では固定屋根11の開口
周縁上に昇降機14を配設しているが、この昇降機14
は開口周縁の下側に設けてもよく、場合によっては建物
内外の地上部に設置して、吊りワイヤー15を固定屋根
から吊り降ろすようしてもよい。
【0015】図4に示す実施例は、ジャッキシャフト3
0が多段に伸縮する油圧作動の昇降ジャッキ31により
芝生グランドを昇降する場合で、図では昇降ジャッキ3
1のシリンダをグランド3の四隅の地下に設けている
が、長さによってはグランド周辺の同位置にバランスよ
く設けられる。また可動屋根12の側部には、固定屋根
11の開口周辺に設けた油圧シリンダ32とピストン3
3による止着装置34の該ピストン33が嵌合する凹部
35が設けてある。
【0016】上記止着装置34は、可動屋根12が昇降
ジャッキ31により定位置まで押し上げられたときに作
動し、ピストン33と凹部35との嵌合により可動屋根
12を固定する。また芝生グランドを降下するためにジ
ャッキシャフト30が伸長されてその先端が屋根下の受
座36に接したとき、上記嵌合を解除して可動屋根12
を昇降ジャッキ31に委ねる。そしてジョッキシャフト
30の縮小により可動屋根12はグランド3に降ろされ
る。この昇降ジャッキ31の全ては、グランド3を使用
した他の競技の障害とならないように地下に設置するの
がよい。
【0017】なお、上記実施例はドーム競技場を対象と
して説明したものであるが、芝生グランドを観客の視覚
外の上方に設置できる構造を備える競技場であれば、こ
の発明を実施できるので、特に図示のような競技場に限
定されるものではない。また上記実施例のいずれにおい
ても、芝生グランドの昇降動作は全てコンピューターに
より制御でき、これにより芝生グランドを常に水平に維
持することができる。
【0018】
【発明の効果】この発明は上述のように、競技場のスタ
ンド上の固定屋根に、天然芝を植え込んだ芝生グランド
の基盤を競技場内のグランドに対し昇降自在に支持し、
その基盤を競技種目に応じてグランド上に降ろして競技
場内に芝生グランドを設置できるようにしたことか、下
記効果を奏する。
【0019】・ 芝生グランドを必要に応じて何時でも
競技場のグランドとして設置できるので、屋根付競技場
でも天然芝生によりサッカーを行うことができ、また人
工芝生による競技も通常に行えるので、競技場を多目的
に利用できるようになり、これにより芝生グランドの使
用が週1回であっても事業収益が向上するようになる。
【0020】・ 人工芝生を利用した競技実施中は、屋
根まで揚げて芝生グランドを日光にあてることで、天然
光よる天然芝の生育ができ、また施肥、除草、芝刈りな
どの作業は、芝生グランドを降ろして地上で出来るので
高所作業とならず、芝生の保守管理が隅々まで行き届く
ので常に良好なコンデションを維持できる。
【0021】・ 構成上もスタンド上の固定屋根に芝生
グランドの基盤を昇降自在に支持させるだけでよく、そ
の昇降も通常に使用されている装置を採用して行うこと
が出来るので困難さはなく、昇降操作にも特別な技術を
要さぬので競技場の施設としてて極めて有益なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る天然芝ドームシステムの第1
実施例の略示縦断面図である。
【図2】 同上の斜視図である。
【図3】 芝生グランドの基盤の略示縦断面図である。
【図4】 第2実施例の略示縦断面図である。
【図5】 固定屋根と可動屋根との止着状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ドーム屋根 2 スタンド 3 グランド 11 固定屋根 12 可動屋根 13 開口部 14 昇降機 15 吊りワイヤー 16 天然芝 17 芝生グランドの基盤 30 ジャッキシャフト 31 昇降ジャッキ 33 ピストン 34 止着装置 35 嵌合用の凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 E04B 7/18 Z 9130−2E

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 競技場のスタンド上の固定屋根に、天然
    芝を植え込んだ芝生グランドの基盤を競技場内のグラン
    ドに対し昇降自在に支持し、その基盤をグランド上に降
    ろして競技場内に芝生グランドを設置することを特徴と
    する天然芝競技場システム。
JP5212211A 1993-08-04 1993-08-04 天然芝競技場システム Pending JPH0748941A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5212211A JPH0748941A (ja) 1993-08-04 1993-08-04 天然芝競技場システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5212211A JPH0748941A (ja) 1993-08-04 1993-08-04 天然芝競技場システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0748941A true JPH0748941A (ja) 1995-02-21

Family

ID=16618776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5212211A Pending JPH0748941A (ja) 1993-08-04 1993-08-04 天然芝競技場システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748941A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105448A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Ohbayashi Corp フィールド管理装置及びスタジアム
JP2020133103A (ja) * 2019-02-12 2020-08-31 三菱重工機械システム株式会社 建造物
JP2020202781A (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 株式会社東畑建築事務所 植栽パネル及び競技場
JP2021080699A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 久米彦 河野 フィールド昇降装置、及び競技場
CN114033108A (zh) * 2021-12-08 2022-02-11 中建八局第四建设有限公司 建筑物及其屋面组件

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014105448A (ja) * 2012-11-26 2014-06-09 Ohbayashi Corp フィールド管理装置及びスタジアム
JP2020133103A (ja) * 2019-02-12 2020-08-31 三菱重工機械システム株式会社 建造物
JP2020202781A (ja) * 2019-06-17 2020-12-24 株式会社東畑建築事務所 植栽パネル及び競技場
JP2021080699A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 久米彦 河野 フィールド昇降装置、及び競技場
CN114033108A (zh) * 2021-12-08 2022-02-11 中建八局第四建设有限公司 建筑物及其屋面组件

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20200078650A (ko) 가옥 건물 구조
JP2008289462A (ja) 植栽ユニットを昇降可能にした建物等の建設物壁面緑化工法。
KR19990037691A (ko) 다기능 빌딩
JPH0748941A (ja) 天然芝競技場システム
CN207260328U (zh) 新型活动式房屋
NO311821B1 (no) Anlegg og fremgangsmåte til begunstigelse av vekstbetingelsene for gressplenplanter som utgjör etidrettsanleggs gressbane, s¶rlig en fotballbane
CN108230874A (zh) 一种土建类高校海绵城市教学模型及建筑教学模型
JP7300274B2 (ja) 建造物
KR20080097595A (ko) 지붕 녹화용 식생 유니트 및 이를 이용한 지붕 녹화 시스템
KR20040016003A (ko) 구조물 벽면녹화시스템 및 이를 이용한 구조물 벽면녹화방법
CN201232388Y (zh) 圃陵
CN205596685U (zh) 多元绿化墙
CN112144766A (zh) 一种环保型建筑房屋及施工方法
JP2014105448A (ja) フィールド管理装置及びスタジアム
CN207612718U (zh) 绿化结构及绿化系统
CN212927313U (zh) 一种建筑工程安全防护网
JPH07113345A (ja) 天然芝グランドを備えたドーム競技場
KR100880016B1 (ko) 지붕 녹화용 식생 유니트를 이용한 지붕 녹화 시스템
CN106638933B (zh) 一种拥有花园载体的可拆卸绿色露台及其制作方法
CN205530691U (zh) 自动玻璃房
JP2020066932A (ja) 天然芝施設
CN213828925U (zh) 一种土木工程管件放置架
CN115281001B (zh) 一种基于人居环境的立体景观装置
CN211448478U (zh) 一种景区大门设计结构
US6237280B1 (en) Protecting trees from vandalisms