JP2014105056A - 脚付異形ブロックの移設装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な姿勢で配置されている異形ブロックをしっかりと挟持することができ、操作機構を簡易化可能な異形ブロックの移設装置を提供する。
【解決手段】脚付異形ブロックの移設装置は、荷役装置により吊り下げ可能に設けられる支持胴体3と、前記支持胴体の外周部に開閉自在に垂設され脚付異形ブロック101を挟持可能な複数の挟持アーム4と、前記挟持アーム4を開閉駆動させる開閉駆動装置7を備える。前記支持胴体3は、前記挟持アーム4に囲まれた領域に設けられた下方へ延びる側壁11を備え、当該側壁11で画定され下向きに開口して前記脚付異形ブロック101の頭脚部102が挿入される収納空間13が形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、異形ブロックの撤去や移動などを行う異形ブロックの移設装置に関するものであり、更に詳細には、海浜の護岸や消波のために設置された脚付異形ブロックを吊持して移設又は据え付けを行う異形ブロックの移設装置に関する。
従来、護岸や消波のために直方体、立方体などのブロックの他、テトラポッド(商品名)と呼ばれる四脚ブロックなどの異形コンクリートブロックが防波堤などの構造物に使用されている。この異形ブロックは、通常は海底ないしはマウンド上に順次積み上げて消波構造物としたり、あるいは防波堤や護岸の前面に適宜積み上げて消波護岸構造物として構成されている。
ところで、このように構成された構造物における異形ブロックを設置したり撤去する場合には、玉掛けロープを使用してクレーンで吊持する方法が古くから採られているが、これらの異形ブロックにロープをかける作業が面倒であるばかりではなく、これに潜水作業員がロープに挟まれたりブロックの落下による危険のため、作業効率が悪いという問題があった。
このため、三本の挟持アームを油圧によって開閉操作して異形ブロックを挟持するようにした装置が特許文献1(実開平3−18084号公報)や特許文献2(特開平6−286973号公報)などが提案されている。
特許文献1に記載されている装置は、小型の油圧シリンダ及びパワーユニットを使用しても掴み操作を実現可能にするために、特定の構造を有する挟持アームのリンク機構を採用したものであり、吊り下げ時にブロックの重量が挟持アームを引き下げる方向にかかることで掴み方向の力が増強されるようにしたものである。
また、特許文献2に記載されている装置は、様々の姿勢で相互に絡み合っている4脚ブロックを安全かつ確実に挟持できるように、4脚ブロックの頭脚部を挟持するための上部挟持アームとブロックの頭脚部以外を挟持するための下部挟持アームとを配設したものである。
実開平3−18084号公報 特開平6−286973号公報
しかし、特許文献1の装置は、特許文献2においても問題が指摘されているように、4脚ブロックは、様々な姿勢で相互に絡み合っているため、必ずしも3本の挟持アームをブロックの隙間にうまく挿入して挟持することができず、一旦挟持したブロックの落下など、安全かつ確実な挟持作業を行なうことができないという問題がある。
また、特許文献2の装置は、下部挟持アームとは別の油圧機構で操作される上部挟持アームにより頭脚部と支持脚部とをそれぞれ挟持できるため、確実な挟持が可能ではあるが、油圧機構が複雑で装置が大掛かりになり、それぞれの挟持アームを操作する必要があるため、操作が複雑であるため実用性に乏しいという問題があった。
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、様々な姿勢で配置されている異形ブロックをしっかりと挟持することができ、操作機構を簡易化可能な異形ブロックの移設装置を提供することである。
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の異形ブロックの移設装置を提供する。
本発明の脚付異形ブロックの移設装置は、荷役装置により吊り下げ可能に設けられる支持胴体と、前記支持胴体の外周部に開閉自在に垂設され脚付異形ブロックを挟持可能な複数の挟持アームと、前記挟持アームを開閉駆動させる開閉駆動装置を備える脚付異形ブロックの移設装置であって、
前記支持胴体は、前記挟持アームに囲まれた領域に設けられた下方へ延びる下垂部材を備え、当該領域に前記下垂部材で画定され、下向きに開口して前記脚付異形ブロックの少なくとも脚部の先端が挿入される収納空間が形成されている。
前記挟持アームは、好ましくは、前記下垂部材の外面に設けられたブラケットに枢着する。
また、前記下垂部材は、環状に構成された壁状部材とすることができる。
前記開閉駆動装置は、前記挟持アームの上端と前記支持胴体間にそれぞれ介在された油圧シリンダで構成されている。
また、前記開閉駆動装置は、前記支持胴体から上方に延びるスライダガイドと、
前記スライダガイドに沿って上下方向に移動可能に構成されたスライダと、
前記スライダを移動させる油圧シリンダと、
前記それぞれの挟持アームの上端と前記支持胴体間に介在するように設けられ、中間部に可曲部を有し、前記可曲部が前記スライダとそれぞれ連結されている可曲リンクと、
を備える構成とすることができる。
上記構成において、好ましくは、前記スライダガイドに固定され、前記スライダの固定と開放を切り替えるストッパ機構を有し、前記ストッパ機構の固定と開放の切り替えは、前記油圧シリンダと連動する。
また、前記支持胴体に設けられ、前記収納空間内を撮像するカメラと、前記カメラにより撮像された収納空間内の画像を表示する表示装置とを備えてもよい。
本発明によれば、挟持アームを支持する支持胴体に設けられた収納空間に脚付異形ブロックの頭脚部が挿入された状態で、支持胴体から垂設された複数の挟持アームによって、脚付異形ブロックの脚部などを挟持する。このため、すべての挟持アームが脚付異形ブロックの脚部を支持できる状態でなくても、脚付異形ブロックの頭脚部と収納空間の内壁とで脚付異形ブロックを支持することができ、様々な姿勢で配置されている異形ブロックをしっかりと挟持することができる。
また下垂部材を環状の壁状部材に構成することで、挟持アームの垂設位置に関わらず、環状に構成された側壁が全周方向から脚付異形ブロックの頭脚部に当接することができるため、様々な姿勢で配置されている異形ブロックを挟持しやすくすることができる。
挟持アームを駆動させる駆動装置としては、油圧シリンダが好ましく、それぞれに独立して設けられていてもよいし、1つのシリンダで複数の挟持アームを駆動させるようにしてもよい。
また、収納空間内を撮像するカメラを設けることで、カメラの撮像画像を参考にして脚付異形ブロックの移設装置の位置及び角度を調整することができるため、脚付異形ブロックの頭脚部を収納空間内に挿入する操作を確実かつ容易に行なうことができる。
本発明の第1実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置の構成を模式的に示す図である。 図1の脚付異形ブロックの移設装置の装置本体の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置の装置本体の構成を示す図である。 図3の装置本体のIV−IV線における断面図である。 図3の装置本体の挟持アームが開放した状態を示す図である。 図3の装置本体のバックストッパの構成を示す図である。 バックストップシリンダ及びチャックシリンダの油圧制御の系統図であり、挟持アームの閉動作を示す図である。 バックストップシリンダ及びチャックシリンダの油圧制御の系統図であり、挟持アームの開動作を示す図である。 本発明の第3実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置の装置本体の構成を示す図である。 図9の装置本体の挟持アームが開放した状態を示す図である。
以下、本発明の各実施形態に係る脚付異形ブロックの移設装置について、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
本実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置100は、図示しない台船などに設けられているクレーンに設けられた主ワイヤ70に装置本体1が懸架され、港湾などにおいて、海浜の護岸や消波等のために設置されている脚付異形ブロックを装置本体1で吊持して移設又は据え付けを行う装置である。
主ワイヤ70は、ワイヤ巻取りリール71に巻き回されており、クレーンの先端に設けられている主ホイール72から吊り下げられる。ワイヤ巻取りリール71は、駆動装置73により主ワイヤ70の巻取り及び繰り出しを行う。主ワイヤ70の巻取り及び繰り出しによって、装置本体1の吊り下げ位置が決定され、主ワイヤ70の繰り出し量などから、装置本体1の深さ位置などを特定することができる。
クレーンには主ワイヤ70とは独立して動作可能に構成された副ワイヤ74が設けられており、クレーン先端に設けられた副ホイール75から吊り下げられるように配置される。副ワイヤ74は、後述する装置本体1の傾斜角度を調整するために用いられるものであり、主ワイヤ70に対する副ワイヤ74の相対的な繰り出し量を異ならせることで、装置本体1の傾斜角度が変化する。
なお、主ワイヤ70及び副ワイヤ74の操作は、台船などに設けられた図示しない操作部により駆動装置73を操作することにより行う。
また、クレーンの中間部分には、油圧用ホイール76が設けられており、当該油圧用ホイールから吊り下げられているターンホイール77に巻き回された油圧ホース68が装置本体に接続されている。油圧ホース78は、ホースリール79に巻き取られており、装置本体1の吊り下げ位置に応じて繰り出され、油圧ユニット80の動作に応じて後述する装置本体1の油圧シリンダを作動させる。なお、本実施形態では、後述するように、装置本体1に3つの油圧シリンダが設けられており、これらを駆動させる油圧シリンダは一体として動作するが、それぞれの油圧シリンダを独立して動作させてもよく、油圧ユニット80は3系統として構成することもできる。
油圧ユニット80は、台船などに設けられ、それぞれの操作装置により油圧シリンダの操作を行うことにより、後述する挟持アーム4の開閉動作を操作する。
図2は、本実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置の装置本体の構成を示す図である。図2に示すように本実施形態にかかる装置本体1は、クレーンに連結されるフック部材2を備える支持胴体3と、当該支持胴体3の外周部に沿って設けられ吊持しようとする脚付異形ブロック101を狭持するための3本の挟持アーム4とを備えている。
挟持アーム4は、支持胴体3の外周部に沿って、120度間隔で配設したブラケット5に枢軸6を介して、枢着することにより枢軸より下側部分が互いに開閉する方向に回動自在に支持されている。
また、支持胴体3の上方に位置するシリンダ取り付け部8に設けられるブラケット8aには、それぞれ油圧シリンダ7が設けられており、これらの油圧シリンダ7のシリンダロッドが挟持アーム4の上端に枢着されている。
シリンダ取り付け部8には、それぞれの油圧シリンダ7用のアキュムレータ(図示なし)などが内蔵されている。
装置本体1には、シリンダ取り付け部8や油圧シリンダ7が脚付異形ブロック101などにぶつかって損傷することを防止するために、ガード部材9が設けられている。
支持胴体3は、天面部12と天面部12の周囲に設けられ下方へ伸びる側壁11から構成された下方が開口したキャップ部10を有している。当該キャップ部10の側壁11は、本発明の下垂部材の一例であり、外面に挟持アーム4を取り付けるブラケット5が設けられている。したがって、側壁11は、挟持アーム4に囲まれた領域に設けられており、下方へ伸びるように構成される。
側壁11は、環状に設けられており、当該側壁で囲まれた領域を異形ブロック101の頭脚部102を挿入する収納空間13としている。収納空間13は、図2に示すように、異形ブロック101の頭脚部102が挿入され、挟持アーム4が閉じて異形ブロック101の脚付け根部分103を支持した状態で、異形ブロック101が傾いた場合に、頭脚部102の先端が側壁11に引っかかり、異形ブロック101が落下しないような大きさに構成されていることが好ましい。
具体的には、当該装置本体1により挟持可能な範囲の異形ブロック101の大きさにより、挟持アーム4の長さ寸法、キャップ部10の径寸法及び側壁11の長さ寸法を決定することができる。また、収納空間13には、異形ブロック101の頭脚部102、すなわち、脚部の先端部分だけではなく、異形ブロック101の大きさによって、脚部の全体が収納されるように構成されていてもよい。
なお、本実施形態にかかる装置本体1は、図2に示すように、収納空間13に頭脚部102が挿入されない状態、すなわち、異形ブロック101の脚部が下方向に向くような方向の異形ブロック101を把持する場合も、落下を防止することができる。図2に示すように、異形ブロックの頭脚部102が収納空間13に挿入されない場合、頭脚部102の上面がキャップ部10の側壁11下端に近づくように配置されるため、異形ブロック101をつり上げた場合に異形ブロック101が傾いたとしても、下垂された状態に伸びる側壁11の下端に接触してブロックの傾きが制限される。これにより、異形ブロック101の落下を防止することができる。
すなわち、本実施形態にかかる装置本体は、異形ブロックの頭脚部102が上向きの場合は、頭脚部102を収納空間に挿入することで、異形ブロックの頭脚部102が下向きの場合は、他の脚部が側壁11の下端に接近するように異形ブロックを把持することで、あらゆる向きで把持された異形ブロックの落下を防止することができる。
異形ブロック101の頭脚部102は、通常、先端に向かうにつれて径寸法が徐々に小さくなるように構成されているため、キャップ部10の収納空間13内には当該頭脚部102の外径寸法に沿うように支持壁13aが設けられている。また、支持壁13aを設けることで、キャップ部10の強度を補強することができる。本実施形態においては、支持壁13aはキャップ部10の開口から天面部12に向かうにつれて徐々に、径が小さくなるように設けられているが、キャップ部10の側壁11をそのような形状に構成して、支持壁13aを設けない構成を採用することも可能である。
図2に示すように、キャップ部10の天面部12には、収納空間13内を撮像するカメラ装置14が設けられている。カメラ装置14により撮像された画像は、ケーブルで台船などに設けられている表示装置に表示され、収納空間13に異形ブロック101の頭脚部102を収納させるように異形ブロック101と装置本体1との方向及び位置などの確認に用いられる。
上記構成の本実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置100を使用して、脚付異形ブロック101を吊持するに際しては、台船などに設けられているクレーンのケーブルに装置本体1を吊り下げ、表示装置と主ワイヤ60の繰り出し量から装置本体1の位置と異形ブロック101の頭脚部102を検知してから、頭脚部102が収納空間13に収まるように装置本体1の角度を調整する。装置本体1の角度調整は、副ワイヤ64の繰り出し量を操作したり、装置本体を異形ブロック101に接触させて向きを変えたりするなどにより行われる。
頭脚部102の先端が収納空間13に入ると、そのまま装置本体1の向きを維持したまま位置変更を行い、頭脚部102を収納空間13の奥まで挿入する。その状態で、油圧シリンダを操作して、挟持アーム4を閉じ、脚付異形ブロック101を狭持する。このとき、挟持アーム4の先端は脚付異形ブロック101の脚付け根部分103の外形に沿うように曲がっているため、収納空間13に挿入されている頭脚部102の脚付け根部分103の赤道部分103eよりも下側に位置するように、配置され、下側から脚付異形ブロック101を支える。
この状態において、主ワイヤ60を巻取り、装置本体1を引き上げると、挟持アーム4の挟持位置によっては、重力により脚付異形ブロック101が傾斜する。このとき、頭脚部102が収納空間13に収納されているため、側壁の内側に頭脚部102の先端が当接し、脚付異形ブロック101が挟持アーム4及びキャップ部10によって支持されてバランスが保たれ、脚付異形ブロック101の装置本体1からの脱落が防止される。
引き続き、主ワイヤ60を巻取ることにより、脚付異形ブロック101を吊り上げ、撤去などの作業を行うことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置は、図1に示す第1実施形態と同様に図示しない台船などに設けられているクレーンに設けられた主ワイヤ70に装置本体20(図3参照)が懸架され、港湾などにおいて、海浜の護岸や消波等のために設置されている脚付異形ブロックを装置本体で吊持して移設又は据え付けを行う装置である。
本実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置は、クレーンの構成が第1実施形態のものと同様であるが、挟持アームの開閉を行う油圧シリンダの系統が異なる。すなわち、後述するように、本実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置は、3本の挟持アームを1つの油圧シリンダにより同時に操作を行う1系統のものである。なお、後述するように、本実施形態にかかる装置本体20の挟持アームの外力による開閉を防止するために、油圧シリンダ(バックストップシリンダ)を用いたバックストッパ機構を備えているが、当該バックストップシリンダは、アーム開閉用のチャックシリンダと連動しており、油圧系統としては1系統とすることができる。
図3は、本発明の第2実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置の装置本体の構成を示す図である。図4は、図3の装置本体のIV−IV線における断面図である。図3に示すように本実施形態にかかる装置本体20は、クレーンに連結されるフック部材21を備える支持胴体23と、当該支持胴体23の外周部に沿って設けられ吊持しようとする脚付異形ブロック101を狭持するための3本の挟持アーム24とを備えている。
挟持アーム24は、支持胴体23の外周部に沿って、120度間隔で配設したブラケット25に枢軸26を介して、枢着することにより枢軸より下側部分が互いに開閉する方向に回動自在に支持されている。
また、支持胴体23の上面に位置するリンク取り付け部に設けられるブラケット28には、それぞれ可曲リンク27が設けられている。これらの可曲リンク27の他端は挟持アーム24の上端に枢着されている。
可曲リンク27は、2つの部材が屈曲可能に組み合わされた構成をしており、中間部分に関節部29を備える。関節部29で可曲リンク27が屈曲することにより、可曲リンク27の両端間の直線距離が変動し、その結果、挟持アーム24が枢軸26を中心として開閉する。
支持胴体23の上面には、油圧シリンダで構成されたチャックシリンダ30が図示上下方向に伸縮可能に設けられている。チャックシリンダ30のシリンダロッド30aにはスライダ31が連結されている。スライダ31は、スライダガイドの一例としてのフレームロッド32に沿って上下移動可能である。フレームロッド32は、3本設けられており、互いにスライダの伸縮方向に平行となるように配置されている。なお、図3においては、一部のフレームロッド32について記載を省略している。
スライダ31には、可曲リンク27の関節部29にそれぞれ連結する連結部材33が設けられており、スライダ31の位置に応じて関節部29を移動させる。すなわち、可曲リンク27の一端が固定されると共に他端が移動端となっており、連結部材33が関節部29に連結する構成であって、トグル機構を構成する。可曲リンクの他端は挟持アーム24の上端に接続されており、挟持アーム24の開閉を行う。
この結果、図3に示すように、チャックシリンダ30が伸張してスライダ31が上方位置にあるときは、関節部29が上方に位置して可曲リンク27が直線状となり、可曲リンク27の両端間の距離が長くなる。このため、挟持アーム24が閉じた状態となり、可曲リンク27が直線状となるため、開方向への動作が不可となる。さらに、本実施形態では、チャックシリンダ30の伸限位置が挟持アーム24の閉限となり、挟持アームの閉限のストッパとして機能する。
一方、図5に示すように、チャックシリンダ30が縮小してスライダ31が下方位置にあるときは、関節部29が下方に位置して可曲リンク27が屈曲状態となり、可曲リンク27の両端間の距離が短くなる。このため、挟持アーム24が開いた状態となる。なお、本実施形態では、チャックシリンダ30の縮限位置が挟持アーム24の開限となり、挟持アームの開限のストッパとして機能する。
スライダ31及びフレームロッド32には、スライダ31の動きを固定及び解放可能に切り替えるバックストッパ34が設けられている。バックストッパは図3及び図6に示すように、フレームロッド32に固定されたベース部材35と、スライダに設けられたセンターシャフト36と、ベース部材35及びセンターシャフト36間の摺動の固定及び解放を切り替えるスイッチ機構37とで構成されている。
ベース部材35は、上限位置に存在するスライダ31に近接する位置にフレームロッド32に固定されており、上面にクサビ部材38を備える。クサビ部材38は、中央に設けられた貫通孔にセンターシャフト36を挿通し、貫通孔の周囲に設けられた立壁38aのセンターシャフト36との対向面がテーパー面となるように設けられている。また、クサビ部材38には、3箇所にバックストップシリンダ39が設けられる。
センターシャフト36は、スライダ31の上面から上方へ伸びる柱状の部材であり、スライダ31の移動幅以上の長さを有している。センターシャフト36は上記のように、ベース部材35に挿通するように配置されており、スイッチ機構37によりベース部材35との固定、開放が切り替えられ、スライダ31の移動の制限及び解除を切り替える。
スイッチ機構37は、図6に示すように、クサビ部材38と、センターシャフト36とクサビ部材38の間に挿入されるリテーナー40とで構成される。
リテーナー40は、各バックストップシリンダ39により上下移動可能に構成されていると供に、スプリング41によりクサビ部材38側に付勢されている。リテーナー40がクサビ部材38側に位置する場合は、リテーナーのボール状の押圧部40aがクサビ部材38の立壁38aの傾斜面によってセンターシャフト36に押圧され、センターシャフト36とベース部材35との摺動を制動する。
一方、バックストップシリンダ39により、リテーナー40がクサビ部材38から離れた位置にあるときは、押圧部40aがセンターシャフト36を押圧する圧力がなくなり、センターシャフト36とベース部材35との摺動を可能とする。
なお、本実施形態においては、バックストップシリンダ39の油圧制御は、上記の通りチャックシリンダ30と連動しており、チャックシリンダ30による開閉動作時においてバックストッパ34の制動が解除されるように構成されている。この機構についての詳細は後述する。
支持胴体23は、天面部42と天面部42の周囲に設けられ下方へ伸びる側壁43から構成される下方が開口したキャップ部44を有している。当該キャップ部44の側壁43には、挟持アーム24を取り付けるブラケット25が設けられている。したがって、側壁43は、挟持アーム24に囲まれた領域に設けられており、下方へ伸びるように構成される。
側壁43は、環状に設けられており、当該側壁で囲まれた領域を異形ブロック101の頭脚部102を挿入する収納空間45としている。収納空間45は、図3及び図5に示すように、異形ブロック101の頭脚部102が挿入され、挟持アーム24が閉じて異形ブロック101の脚付け根部分103を支持した状態で、異形ブロック101が傾いた場合に、頭脚部102の先端が側壁43に引っかかり、異形ブロック101が落下しないような大きさに構成されていることが好ましい。
具体的には、当該装置本体20により挟持可能な範囲の異形ブロック101の大きさにより、挟持アーム24の長さ寸法、キャップ部44の径寸法及び側壁43の長さ寸法を決定することができる。
なお、異形ブロック101の頭脚部102は、通常、先端に向かうにつれて径寸法が徐々に小さくなるように構成されているため、キャップ部44の収納空間45内には当該頭脚部102の外径寸法に沿うように支持壁45aが設けられている。本実施形態においては、支持壁45aはキャップ部44の開口から天面部42に向かうにつれて徐々に、径が小さくなるように設けられており、キャップ部44の側壁43をそのような形状に構成して、支持壁45aを設けない構成を採用することも可能である。
図3及び図5に示すように、キャップ部44の天面部42には、収納空間45内を撮像するカメラ装置46が設けられている。カメラ装置46により撮像された画像は、ケーブルで台船などに設けられている表示装置に表示され、収納空間45に異形ブロック101の頭脚部102を収納させるように異形ブロック101と装置本体20との方向及び位置などの確認に用いられる。
図7及び図8は、バックストップシリンダ及びチャックシリンダの油圧制御の系統図であり、図7は挟持アームの閉動作を示しており、図8は挟持アームの開動作を示している。
図7及び図8に示すように、本実施形態にかかる装置本体20では、バックストップシリンダ39及びチャックシリンダ30はそれぞれ、伸張側と縮小側のポートが同系統の油圧制御となるように接続されている。この構成により、1つの制御系統で、挟持アームの開閉とバックストッパ34の切替を同時に行うことができる。
図7に示す挟持アームの閉動作においては、チャックシリンダ30の伸張側(ボトム側)とバックストップシリンダ39の縮小側(ロッド側)のポートに圧油が送り込まれる。このとき、バックストッパ34は、バックストップシリンダ39が縮状態で、スプリング41によりリテーナー40の押圧部40aがテーパー面に押しつけられ、シャフトを押さえつける。
なお、異形ブロック101などにより挟持アームが開かれようとすると(すなわちセンターシャフト36が下がろうとすると、)リテーナー40の押圧部40aがクサビ効果によって、センターシャフト36を押さえつけ、挟持アームが開放方向に動作することを防止する。
なお、挟持アームの閉方向(センターシャフトの上昇方向)については、テーパー面が逃げ勝手のため、押圧部40aによって動作が阻害されることがない。
一方、図8に示す挟持アームの開動作においては、チャックシリンダ30の縮小側(ロッド側)とバックストップシリンダ39の伸張側(ボトム側)のポートに圧油が送り込まれる。このとき、バックストップシリンダ39が伸張するのでリテーナー40を介して押圧部40aを持ち上げるため、センターシャフト36が開放される。よって、センターシャフト36が下がる方向へ移動する動作においても、バックストッパ34による挟持アームの動作が固定されることなく動かすことができる。
(第3実施形態)
第2実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置は、図1に示す第1実施形態と同様に図示しない台船などに設けられているクレーンに設けられた主ワイヤ60に装置本体50(図3参照)が懸架され、港湾などにおいて、海浜の護岸や消波等のために設置されている脚付異形ブロックを装置本体で吊持して移設又は据え付けを行う装置である。
本実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置に用いられる装置本体50は、第2実施形態の装置本体20とほぼ同じであるが、図9及び図10に示すように、挟持アームの開閉を行う可曲リンクの構成が異なる。以下、挟持アーム開閉のためのリンク機構について主に説明する。なお、図9及び図10において、第2実施形態の装置本体20と同じ符号を付している部材は、同じ部材を示す。また、可曲リンクについては、他の構成部分の理解のため、1つのみを図示している。
図9及び図10に示すように本実施形態にかかる装置本体50は、クレーンに連結されるフック部材21を備える支持胴体23と、当該支持胴体23の外周部に沿って設けられ吊持しようとする脚付異形ブロック101を狭持するための3本の挟持アーム24とを備えている。
挟持アーム24は、支持胴体23の外周部に沿って、120度間隔で配設したブラケット25に枢軸26を介して、枢着することにより枢軸より下側部分が互いに開閉する方向に回動自在に支持されている。
また、支持胴体23の上面に位置するリンク取り付け部に設けられるブラケット28には、それぞれ可曲リンク51が設けられている。これらの可曲リンク51の他端は挟持アーム24の上端に枢着されている。
可曲リンク51は、4つのリンク51a,51b,51c,51dが屈曲可能に組み合わされた構成をしており、第1リンク51aの一端28と第3リンク51cの中間部分55が回動可能に固定されている。それぞれのリンクの接続部位である3つの関節部52,53,54を備える。これらの関節部52,53,54で可曲リンク51が屈曲することにより、可曲リンク51の両端間の直線距離が変動し、その結果、挟持アーム24が枢軸26を中心として開閉する。
支持胴体23の上面には、油圧シリンダで構成されたチャックシリンダ30が図示上下方向に伸縮可能に設けられている。チャックシリンダ30のシリンダロッド30aにはスライダ31が連結されている。スライダ31は、スライダガイドの一例としてのフレームロッド32に沿って上下移動可能である。フレームロッド32は、3本設けられており、互いにスライダの伸縮方向に平行となるように配置されている。なお、図9,図10においては、一部のフレームロッド32について記載を省略している。
スライダ31には、可曲リンク51の第1関節部54にそれぞれ連結する連結部材56が設けられており、スライダ31の位置に応じて第1関節部54を移動させる。これにより、他の関節部52,53も移動する。この機構には、2つのトグル機構が設けられており、可曲リンク51の第1及び第2リンク51a,51bにおいて、第1リンク51aの一端がブラケット28に固定され、第2リンク51bの一端が移動端となる機構、及び第3リンクの中間部分55が固定され、第4リンクの一端が挟持アーム24と接続された機構を備える。連結部材56は第1関節部54に連結する構成であり、これらの2つのトグル機構を作動させる。可曲リンクの第4リンクの一端は挟持アーム24の上端に接続されており、挟持アーム24の開閉を行う。
この結果、図9に示すように、チャックシリンダ30が伸張してスライダ31が上方位置にあるときは、第1関節部54が上方に位置し、第2関節部53と第1リンク51aの固定端との距離が短くなるため、第3リンク51cが水平方向となる。結果として、可曲リンク51の両端間の距離が長くなる。このため、挟持アーム24が閉じた状態となる。なお、本実施形態では、チャックシリンダ30の伸限位置が挟持アーム24の閉限となり、挟持アームの閉限のストッパとして機能する。
一方、図10に示すように、チャックシリンダ30が縮小してスライダ31が下方位置にあるときは、第1関節部54が下方に位置し、第2関節部53と第1リンク51aの固定端との距離が長くなるため、第3リンク51cが立った状態となり、可曲リンク51の両端間の距離が短くなる。このため、挟持アーム24が開いた状態となる。
本実施形態にかかる装置本体50において、上記のリンク機構を採用することにより脚付異形ブロックの吊持を確実にすることができるという利点がある。すなわち、トグル機構はリンクが直線状になるとき力が大きくなり、屈折状態になると弱くなるという特徴がある。第2実施形態にかかるリンク機構では閉限近くにて最大になり、開限にて最小になる。このことから、閉限近くでテトラを掴んだとき力が強すぎて異形ブロックを破壊してしまい、また、開き気味の状態で掴んだとき把持力が足りず異形ブロックを落としてしまうおそれがある。
本実施形態にかかる装置本体50に採用されているリンク機構は、1つのリンク機構の中にトグル機構を2ヵ所に設けることで、交互に増大・減少するように構成することで、把持力を一定に保つことができる。
スライダ31及びフレームロッド32には、スライダ31の動きを固定及び解放可能に切り替えるバックストッパ34が設けられている。バックストッパは、図3及び図6に示す第2実施形態のものと同じ構成である。
本実施形態にかかる装置本体50では、チャックシリンダ30が縮小したときに挟持アーム24が開いた状態となるようにリンク機構が構成されるバックストップシリンダ39及びチャックシリンダ30は、第2実施形態と同様に、それぞれ伸張側と縮小側のポートが同系統の油圧制御となるように接続されている。
なお、本実施形態においても、第2実施形態と同様にバックストップシリンダ39の油圧制御は、チャックシリンダ30と連動しており、チャックシリンダ30による開動作時においてバックストッパ34の制動が解除されるように構成されている。
以上説明したように、本実施形態にかかる脚付異形ブロックの移設装置によれば、挟持アームを支持する支持胴体に設けられた収納空間に脚付異形ブロックの頭脚部が挿入された状態で、支持胴体から垂設された複数の挟持アームによって、脚付異形ブロックの脚部などを挟持する。このため、少なくとも1つの挟持アームが脚付異形ブロックの脚部を支持できる状態であれば、脚付異形ブロックの頭脚部と収納空間の内壁とで脚付異形ブロックを支持することができ、様々な姿勢で配置されている異形ブロックをしっかりと挟持することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、上記各実施形態においては、キャップ部の側壁は、いずれも全周にわたって連続した環状に設けられているが、部分的に設けられていてもよい。
1,20 装置本体
2,21 フック部材
3,23 支持胴体
4,24 挟持アーム
5,25 ブラケット
6,26 枢軸
7 油圧シリンダ
8a,28 ブラケット
10,44 キャップ部
11,43 側壁
12,42 天面部
13,45 収納空間
13a,45a 支持壁
14,46 カメラ装置
27,51 可曲リンク
29、52,53,54 関節部
30 チャックシリンダ
30a シリンダロッド
31 スライダ
32 フレームロッド
33,56 連結部材
34 バックストッパ
35 ベース部材
36 センターシャフト
37 スイッチ機構
38 クサビ部材
39 バックストップシリンダ
40 リテーナー
41 スプリング
70 主ワイヤ
74 副ワイヤ
78 油圧ホース
100 脚付異形ブロックの移設装置
101 脚付異形ブロック
102 頭脚部
103 脚付け根部分

Claims (7)

  1. 荷役装置により吊り下げ可能に設けられる支持胴体と、前記支持胴体の外周部に開閉自在に垂設され脚付異形ブロックを挟持可能な複数の挟持アームと、前記挟持アームを開閉駆動させる開閉駆動装置を備える脚付異形ブロックの移設装置であって、
    前記支持胴体は、前記挟持アームに囲まれた領域に設けられた下方へ延びる下垂部材を備え、当該領域に前記下垂部材で画定され、下向きに開口して前記脚付異形ブロックの少なくとも脚部の先端が挿入される収納空間が形成されていることを特徴とする、脚付異形ブロックの移設装置。
  2. 前記挟持アームは、前記下垂部材の外面に設けられたブラケットに枢着されていることを特徴とする、請求項1に記載の脚付異形ブロックの移設装置。
  3. 前記下垂部材は環状に構成された壁状部材で構成されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の脚付異形ブロックの移設装置。
  4. 前記開閉駆動装置は、前記挟持アームの上端と前記支持胴体間にそれぞれ介在された油圧シリンダで構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の脚付異形ブロックの移設装置。
  5. 前記開閉駆動装置は、前記支持胴体から上方に延びるスライダガイドと、
    前記スライダガイドに沿って上下方向に移動可能に構成されたスライダと、
    前記スライダを移動させる油圧シリンダと、
    前記それぞれの挟持アームの上端と前記支持胴体間に介在するように設けられ、中間部に可曲部を有し、前記可曲部が前記スライダとそれぞれ連結されている可曲リンクと、
    を備えることを特徴とする、請求項1から3のいずれか1つに記載の脚付異形ブロックの移設装置。
  6. 前記スライダガイドに固定され、前記スライダの固定と開放を切り替え、把持状態で挟持アームの開放方向への動作を規制するストッパ機構を有することを特徴とする、請求項5に記載の脚付異形ブロックの移設装置。
  7. 前記支持胴体に設けられ、前記収納空間内を撮像するカメラと、
    前記カメラにより撮像された収納空間内の画像を表示する表示装置とを備えることを特徴とする、請求項1から6のいずれか1つに記載の脚付異形ブロックの移設装置。
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