JP2014104849A - ヘッドレスト支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ヘッドレスト支持構造は、ヘッドレストステー16の先端部分161を支持するヘッドレストサポート19と、ヘッドレストサポート19が前後方向に傾動可能に収容される収容室181を有するサポートブラケット18とを備える。収容室181には、サポートブラケット18に対するヘッドレストサポート19の前後方向への傾動に応じて伸縮する板バネ23が設けられている。また、互いに対向するヘッドレストサポート19の外周面192及びサポートブラケット18の内側面182の一方には、他方に向けて突出する凸部193が、上下方向において板バネ23と異なる位置に設けられている。
【選択図】図2
Description
ヘッドレスト支持構造は、ヘッドレストから突出する突出部材を支持する支持部材と、シートバックに設けられるとともに、支持部材が前後方向に傾動可能に収容される収容室を有するブラケットと、を備えている。そして、収容室には、ブラケットに対する支持部材の前後方向への傾動に応じて伸縮するバネを設け、互いに対向する支持部材の外側面及びブラケットの内側面の一方には、前後方向に突出する凸部を、前後方向及びヘッドレストの幅方向の双方と直交する規定方向においてバネと異なる位置に設けるようにした。
ヘッドレスト13が前方に変位すると、ヘッドレストステー16の先端部分161が挿入されたヘッドレストサポート19は、サポートブラケット18に対して、凸部193の先端を支点Sとして、図3における反時計回り方向に傾動する。この傾動に際しては、サポートブラケット18の後方の内周面182に押し付けられて板バネ23が撓むことで、ヘッドレスト13の変位に対する抗力が発生される。
ここで、図5(a)に示すシート11の前後方向への振動を、図5(b)に示す2自由度のバネ−マスモデルを用いて説明する。図5において、「m1」はレール及びシートバックフレーム17からなるシート骨格の等価質量を示し、「m2」はヘッドレスト13の等価質量を示している。また、「k1」はシート骨格の等価剛性を示し、「k2」はヘッドレスト支持構造の等価剛性をそれぞれ示している。
一方、図7に示すように、本実施形態では、支点Sからヘッドレスト13の上端までの上下方向に沿った距離は上記第1の距離L11よりも短い第1の距離L21とされ、支点Sからヘッドレストサポート19の下端までの上下方向に沿った距離は上記第2の距離L12よりも長い第2の距離L22とされる。この場合、ヘッドレスト13が基準位置から変位許容量ΔMだけ前方に変位すると、ヘッドレストサポート19の下端の図7にて実線で示す基準位置から後方への変位量である第2変位量ΔM12は、以下に示す関係式(式2)で示される。
ヘッドレスト支持構造を構成するヘッドレストサポート19及びサポートブラケット18には、製造上、公差が存在する。そのため、ヘッドレストサポート19の外径が設計値よりも大きかったり、サポートブラケット18の内径が設計値よりも小さかったりすると、ヘッドレストサポート19の外周面192とサポートブラケット18の内周面182との間の隙間が狭くなる。この場合、ヘッドレストサポート19の下端の後方への変位は、ヘッドレストサポート19やサポートブラケット18の公差によって制限される。
(1)バネの個体差やバネの取付け誤差に拘わらず、ヘッドレストステー16を介してヘッドレスト13を支持するヘッドレストサポート19が凸部193の先端を支点Sとして前後方向に傾動することとなる。そのため、ヘッドレスト13がシートバック12に対して相対的に前後方向に揺動する際のヘッドレスト13の揺動中心の上下方向における位置ずれが生じにくくなる。そのため、シート11に発生する振動の減衰特性のばらつきを簡易な構成で抑えることができるようになる。
・ヘッドレスト13のクッション材14内に錘15を埋設しなくてもよい。
・第1のビード21を上下方向において板バネ23よりも下方に設けてもよい。また、第1のビード21を、上下方向において凸部193よりも板バネ23よりも近い位置であれば、板バネ23よりも上方に設けてもよい。
その一方で、第1のビード21の高さを凸部193の高さよりも高くしてもよい。
・第2のビード22が凸部193よりも上側に配置されているのであれば、第1のビード21を省略してもよい。この構成であっても、第2のビード22によって、ヘッドレスト13の後方への変位を規制することができる。
・第2のビード22は、板バネ23よりも剛性の高い材料であれば、ヘッドレストサポート19を形成する材料とは異なる材料で形成されたものであってもよい。
また、バネは、コイルスプリングであってもよい。さらに、バネを、ヘッドレストサポート19ではなく、サポートブラケット18に支持させるようにしてもよい。
Claims (6)
- ヘッドレストから突出する突出部材を支持する支持部材と、
シートバックに設けられるとともに、前記支持部材が前後方向に傾動可能に収容される収容室を有するブラケットと、を備え、
前記収容室には、前記ブラケットに対する前記支持部材の前後方向への傾動に応じて伸縮するバネが設けられ、
互いに対向する前記支持部材の外側面及び前記ブラケットの内側面の一方には、前後方向に突出する凸部が、前後方向及び前記ヘッドレストの幅方向の双方と直交する規定方向において前記バネと異なる位置に設けられてなる
ヘッドレスト支持構造。 - 前記凸部は、前記バネよりも前記規定方向において前記ヘッドレストに近い位置に設けられてなる
請求項1に記載のヘッドレスト支持構造。 - 前記突出部材の前後方向における一方側には前記バネが配置され、前後方向における他方側には前記凸部が配置されており、
前記突出部材の前後方向における一方側で互いに対向する前記支持部材の外側面と前記ブラケットの内側面との間であって且つ前記規定方向において前記凸部を挟んだ前記バネの反対側には、その隙間を埋める隙詰体が設けられてなる
請求項1又は請求項2に記載のヘッドレスト支持構造。 - 前記突出部材の前後方向における他方側で互いに対向する前記支持部材の外側面と前記ブラケットの内側面との間であって且つ前記規定方向において前記凸部よりも前記バネに近い位置には、その隙間を埋める他の隙詰体が設けられてなる
請求項3に記載のヘッドレスト支持構造。 - 前記ヘッドレストのクッション材内には、同クッション材よりも硬質の錘が埋設されてなる
請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造。 - 前記バネは、前記ヘッドレストを後方に付勢する
請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のヘッドレスト支持構造。
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2012
- 2012-11-27 JP JP2012258918A patent/JP5692205B2/ja not_active Expired - Fee Related
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