JP2014104278A - 宝飾品用半製品の製造方法、および、宝飾品の製造方法 - Google Patents

宝飾品用半製品の製造方法、および、宝飾品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 高品質かつ安定した品位の 宝飾品用半製品および宝飾品を製造することができる宝飾品用半製品の製造方法、および、宝飾品の製造方法を提供する。
【解決手段】交互積層された複数の母材3及び複数のロウ材4を加圧板53により積層方向に加圧しつつ高周波誘導加熱する加熱・加圧ステップを備え、前記加熱・加圧ステップにより複数の母材3を複数のロウ材4により積層方向に接合する、宝飾品用半製品の製造方法。
【選択図】図4

Description

本発明は、指輪やペンダント等の宝飾品を製造するための宝飾品用半製品の製造方法、および、この宝飾品用半製品を用いた宝飾品の製造方法に関する。
従来、色調の異なる貴金属を組み合わせて外周面に模様を設けたり刻設したりした指輪としては、特許文献1、特許文献2、特許文献3等に開示されている。この種の指輪は、色調の異なる複数貴金属をシームレスリング状に形成し、その貴金属リングを互いに重合して一体固着し、その指輪を拡張成形で加工硬化して薄肉に形成したものや、杢目金と称されている色の異なる金属板材を幾重にも積層させて接合し、ねじり加工等を施した後に、その表面をノミやドリル状工具により彫り下げた後に金槌によって平坦に鍛造加工し、表面に杢目状の模様を設けたものがある。
また、従来から、複数の貴金属リングおよびロウ材を交互に積層し、これを加熱することにより、積層した貴金属リングをロウ材によって互いに接合する方法も行われている。
実開昭61−148432号公報 特開2009−196299号公報 特許第4642153号公報
しかしながら、従来の方法では、積層した貴金属リングを接合するために、接合用のロウ材の板厚をある程度厚くしなければならず、接合後にロウ材の部分がその板厚により外部から目立ってしまうことがあった。特に、貴金属リングとロウ材との色の相違により、ロウ材が厚いと目立ってしまうという問題があった。また、これとは逆に接合用のロウ材の板厚を薄くすると、積層した貴金属リングがうまく接合しないことがあり、強度が低下してしまうことがあった。また、ロウ材の使用量が多いと、製品全体における貴金属の割合が低くなり、製品の品位が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、高品質かつ安定した品位の宝飾品用半製品および宝飾品を効率的に製造することができる宝飾品用半製品の製造方法、および、宝飾品の製造方法の提供を目的とする。
本発明に係る宝飾品用半製品の製造方法は、上記課題を解決するためになされたものであり、交互に積層された複数の貴金属母材及び複数のロウ材を加圧板により積層方向に加圧しつつ高周波誘導加熱する加熱・加圧ステップを備え、前記加熱・加圧ステップにより前記複数の母材を前記複数のロウ材により積層方向に接合する。
このような構成によれば、積層された複数の母材及び複数のロウ材を加圧しつつ高周波誘導加熱することにより、加熱・加圧工程において各母材間のロウ材の厚みを薄くすることができる。また、厚みが薄いロウ材を用いたとしても母材同士を強固に接合することができる。これにより、宝飾品用半製品を製造した後に、外観においてロウ材の存在が目立つことがなく、高品質の製品を製造することができる。特に例えば指輪のような宝飾品では、外観における美しさが重要であることから、製造後のロウ材を薄くすることが外観における美しさを向上させるうえで非常に重要である。この点、本発明に係る製造方法は、上記のようにロウ材を薄くすることができるので、外観における美しさを向上させるうえで特に有効である。また、製品全体におけるロウ材の量を少なくすることができ、貴金属の母材部分の割合を多くすることができるので、製品の品位の低下を防ぐ ことができる。また、宝飾品用半製品にピンホールが発生するのを防ぐことができる。また、積層体(母材及びロウ材)を高周波誘導加熱することにより、温度を短時間で高めることができると共に、加熱を終了した後に温度を短時間で下げることができる。これにより、宝飾品用半製品を効率的に製造することができる。以上より、本発明によれば、高品質かつ安定した品位の 宝飾品用半製品を効率的に製造することができる。
また、上記の宝飾品用半製品の製造方法において、前記母材及び前記ロウ材は、中央に開口を有するリング状に形成されていることが好ましい。
また、前記加熱・加圧ステップは、不活性ガス雰囲気において前記母材及び前記ロウ材を加熱及び加熱することが好ましい。
また、本発明に係る宝飾品の製造方法は、上記の宝飾品用半製品の製造方法により製造された宝飾品用半製品を所定の形状に加工する加工ステップを備えることが好ましい。
また、上記の宝飾品の製造方法において、前記加工ステップは、前記宝飾品用半製品をプレスして波形形状にするプレスステップと、波形形状の前記宝飾品用半製品の上端および下端を切削して平打形状にする切削ステップと、を備えることが好ましい。
本発明の宝飾品用半製品の製造方法、および、宝飾品の製造方法によれば、高品質かつ安定した品位の宝飾品用半製品および宝飾品を効率的に製造することができる。
本発明の一実施形態に係る宝飾品用半製品の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る宝飾品(指輪)の斜視図である。 (a)母材用地金の斜視図および(b)ロウ材用地金の斜視図である。 宝飾品用半製品の製造方法を説明するための斜視図である。 積層体の斜視図である。 加熱・加圧装置の斜視図である。 加熱・加圧装置の内部を示す斜視図である。 加熱・加圧装置の内部を示す斜視図である。 指輪の製造方法を説明する図である。 指輪の製造方法を説明する図である。 指輪の製造方法を説明する図である。 実施例により製造した宝飾品の写真である。 比較例により製造した宝飾品の写真である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。まず、宝飾品用半製品及び宝飾品について説明する。宝飾品としては特に限定されず、例えば指輪やペンダント等を挙げることができるが、本実施形態では、宝飾品として指輪を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る宝飾品用半製品の斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態に係る宝飾品(指輪)の斜視図である。
図1に示すように、宝飾品用半製品1は、複数の貴金属の母材3と、複数のリング状のロウ材4とを備えており、母材3とロウ材4とが交互に積層されており、複数の母材3同士が間に配置されたロウ材4により接合されている。また、宝飾品用半製品1は、中央部に開口11を有しており、内周面及び外周面に複数の母材3による積層模様を有している。各母材3は、中央に開口を有するリング状に形成されており、その外形は特に限定されないが、平面視において例えば円形、楕円形、多角形、ハート形などの形状にすることができ、本実施形態では、円形のワッシャー状(座金状)に形成されている。また、母材3の材質は特に限定されるものではないが、例えば、ホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールド、シルバー、プラチナ、パラジウム等の貴金属を用いることができる。また、各母材3は、上下面が平らな板状に形成されており、この各母材3の厚みは特に限定されるものではないが、製造される指輪2の大きさを考慮して、例えば1.00mm〜2.00mmが好ましい。また、母材3の外径及び内径は特に限定されるものではないが、製造される指輪2の大きさを考慮して、例えば外径が15mm〜30mmが好ましく、内径が10mm〜20mmが好ましい。また、この母材3は、後述の母材用地金30をリング状に打ち抜くことにより形成されている。
また、ロウ材4は、加熱による溶融及び冷却による固化によって金属同士を接合することができるものであり、例えば、金ロウ、プラチナロウ、銀ロウ、銅ロウなどが挙げられる。ロウ材4は上下面が平らな板状に形成されており、その厚みは、宝飾品用半製品1を製造する前において0.01mm〜0.1mmが好ましく、宝飾品用半製品1を製造した後において0.01mm〜0.05 mmが好ましい。各ロウ材4は、上記母材3と同様に中央に開口を有するリング状に形成されており、その外形は特に限定されないが、平面視において例えば円形、楕円形、多角形、ハート形などの形状にすることができ、本実施形態では、円形のワッシャー状(座金状)に形成されている。また、ロウ材4の外径及び内径は特に限定されるものではないが、上記の母材3と同じく、外径が15mm〜30mmが好ましく、内径が10mm〜20mmが好ましい。また、このロウ材4は、後述のロウ材用地金40をリング状に打ち抜くことにより形成されている。
また、指輪2は、上記の宝飾品用半製品1を加工することにより形成されており、図2に示すように、上記の色調が異なる母材3によって積層模様が側面に形成されている。この積層模様は加工方法により直線状に形成されていたり、波打つように形成されていたりする。また指輪2は、母材3の開口により中央に開口21を有している。
次に、上記のような宝飾品用半製品1及び指輪2を製造する方法について説明する。まず、宝飾品用半製品1の製造方法について説明する。宝飾品用半製品1を製造するときはまず、図3(a)に示すように板状の母材用地金30を準備し、金型(図示せず)を用いて母材用地金30をリング状に打ち抜くことにより、母材3を形成する。この母材用地金30の材質及び板厚は、上述した母材3の材質及び板厚と同様である。また、材質が異なる母材用地金30を準備して、上記と同様に金型(図示せず)を用いて母材3を形成する。また、この作業を繰り返すことにより材質が異なる複数の母材3を形成する(母材形成工程)。また、複数の金型(図示せず)を用いて一度に複数の母材3を形成してもよい。本実施形態では、イエローゴールド(YG)及びピンクゴールド(PG)の母材用地金30を用いてそれぞれ複数の母材3を形成している。
また、上記母材3と同様に、図3(b)に示すように板状のロウ材用地金40を準備し、金型(図示せず)を用いてロウ材用地金40をリング状に打ち抜くことにより、ロウ材4を形成する。このロウ材用地金40の材質及び板厚は、上述したロウ材4の材質及び板厚と同様である。また、この作業を繰り返すことにより複数のロウ材4を形成する(ロウ材形成工程)。また、複数の金型(図示せず)を用いて一度に複数のロウ材4を形成してもよい。本実施形態では、銀ロウのロウ材用地金40を用いて複数のロウ材4を形成している。
次に、図4に示すように、複数の母材3および複数のリング状のロウ材4を交互に積層する(積層工程)。このとき、本実施形態では異なる材質の母材3を交互に積層している。例えば、イエローゴールド(YG)の母材3−ロウ材4−ピンクゴールド(PG)の母材3−ロウ材4−イエローゴールド(YG)の母材3−ロウ材4−ピンクゴールド(PG)の母材3・・・のように、異なる材質の母材3を交互に積層する。また、本実施形態では、イエローゴールドの母材3を5枚、ピンクゴールドの母材3を5枚、及び、それぞれの間にロウ材4を9枚積層した。これにより、図5に示すように、複数の母材3および複数のロウ材4が交互に積層された積層体10が形成され、積層方向に隣接する母材3同士の間にロウ材4が挟まれた構成となる。
次に、加熱・加圧装置50により、積層体10を加圧しつつ高周波誘導加熱する(加熱・加圧工程)。ここで、加熱・加圧装置50について説明する。図6は、加熱・加圧装置の斜視図であり、図7及び図8は、加熱・加圧装置の内部を示す斜視図である。図6、図7及び図8に示すように、加熱・加圧装置50は、本体ケース51と、本体ケース51内に配置された支持台54と、本体ケース51内で支持台54の上方に配置された加熱コイル52と、本体ケース51内で加熱コイル52の上方に配置された加圧板53とを備えており、本体ケース51内で加熱コイル52により被加熱物を高周波誘導加熱することができる装置である。高周波誘導加熱とは、高周波を用いて、電磁誘導の原理により物体に電流を流して発熱させる加熱方法であり、約3kHz〜300MHzの周波数を用いることができる。 また、本体ケース51は、不活性ガス供給源(図示せず)に接続されており、内部に不活性ガスが供給されるように構成されており、内部に供給された不活性ガスにより内部の気圧を上げると共に、本体ケース51内の空気を置換することができる。不活性ガスとしては特に限定されないが、例えば、窒素、アルゴン等が挙げられ、この不活性ガスにより本体ケース51内における被加熱物の酸化を防ぐことができる。また、本体ケース51の内部は加熱時に密封されている。本体ケース51内の支持台54はカーボン又は金属からなり、上面が水平になるように配置されており、この上面に被加熱物を配置することができる。加熱コイル52は、被加熱物の周囲を囲むように配置されており、高周波電源(図示せず)に接続され、所定の周波数で高周波を発生させて被加熱物を高周波誘導加熱することができる。加熱コイル52の形状は特に限定されるものではないが、リング状の被加熱物を加熱する観点から、リング状であることが好ましい。また、加圧板53はカーボン又は金属からなり、下面が水平になるように配置され、駆動手段(図示せず)により上下動するように構成されており、下方へ移動したときに加圧板53の下面と支持台54の上面との間に被加熱物を挟み込み、この被加熱物を上下から加圧するように構成されている。駆動手段(図示せず)としては特に限定されないが、例えば電動モーター、油圧ポンプ、エアーコンプレッサー等を用いることができる。加熱・加圧工程では、上記の積層体10を加熱・加圧装置50の内部に配置し、装置内部を密封した状態で不活性ガスを供給することにより本体ケース51内の空気を不活性ガスで置換し、不活性ガス雰囲気にする。また、加圧板53を駆動して下降させることにより、加圧板53と支持台54との間に積層体10を挟み、積層体10を積層方向(上下方向)に加圧する。また、加熱コイル52に通電することにより高周波誘導加熱により積層体10を加熱する。加熱・加圧条件としては特に限定されるものではないが、例えば、加熱温度としては600℃〜1700℃が好ましく、700℃〜900℃がより好ましい。また、加圧力としては、5〜10kg 〜 が好ましい。また、加熱・加圧時間としては、5秒以上が好ましい。以上の加熱・加圧工程により、積層体10における複数の母材3がロウ材4を介して接合され、宝飾品用半製品1が製造される。
また、加熱・加圧工程の後、宝飾品用半製品1を冷却する(冷却工程)。この冷却工程としては、例えば、自然冷却、空冷、水冷等の方法を用いることができる。
次に、指輪2の製造方法について説明する。指輪2を製造するときは、上記で製造した宝飾品用半製品1を指輪2のデザインに応じて所定の形状に加工する。より詳細には例えば、図9に示すように、切削用の工具であるバイト60を用いて宝飾品用半製品1の外面を所定の形状に切削する(図9(a)、(b))。また同様に、宝飾品用半製品1を旋盤に固定し、この宝飾品用半製品1の内面をバイト60により所定の形状に切削する(図9(c))。このとき、コンピューター数値制御(CNC:Computer Numerical Control)により宝飾品用半製品1を所定の外形及び内形に切削することが好ましい。またその後、所定の外形及び内形を有する宝飾品用半製品1に研磨処理、表面処理およびレーザー刻印を施す(図9(d))。このように宝飾品用半製品1を加工することにより指輪2を製造することができる(加工工程)。
以上のような宝飾品用半製品1及び指輪2の製造方法によれば、積層された複数の母材3及び複数のロウ材4を加圧しつつ高周波誘導加熱することにより、加熱・加圧工程において各母材3間のロウ材4の厚みを薄くすることができる。すなわち、加圧により、上下に隣接する母材3の間にロウ材4が毛細管現象で均一に広がると共に、溶けて液状になったロウ材4が積層体10の外部に押し出されるため、ロウ材4の厚さが薄くなる。その結果、母材3の間のごく僅かな量のロウ材4で接合されることになり、ロウ材4が目立たなく(見えなく)なる。したがって、ロウ材4の分量が少ないことで品位の低下を防ぐことができる。また、厚みが薄いロウ材4を用いたとしても母材3同士を強固に接合することができる。これにより、宝飾品用半製品1及び指輪2を製造した後に、外観においてロウ材4の存在が目立つことがなく、高品質の製品を製造することができる。特に指輪のような貴金属を用いた宝飾品では、外観における美しさが重要であることから、製造後のロウ材4を薄くすることが外観における美しさを向上させるうえで非常に重要である。この点、本発明に係る製造方法は、上記のようにロウ材4を薄くすることができるので、外観における美しさを向上させるうえで特に有効である。
また、製品全体におけるロウ材4の量を少なくすることができ、貴金属の母材3部分の割合を多くすることができるので、製品の品位の低下を防ぐことができる。また、宝飾品用半製品1にピンホールが発生するのを防ぐことができる。また、積層体10(母材3及びロウ材4)を高周波誘導加熱することにより、温度を短時間で高めることができると共に、加熱を終了した後に温度を短時間で下げることができる。これにより、宝飾品用半製品1を効率的に製造することができる。以上より、本発明によれば、高品質かつ安定した品位の宝飾品用半製品1および指輪2を効率的に製造することができる。また、金型を用いて母材3を形成することにより製品側面の積層模様の再現性を高めることができる。また、母材用地金30から母材3を形成ることにより、地金を有効に使うことができ、材料のロスを低減できる。
また、上記の製造方法では、加熱・加圧ステップにおいて不活性ガスを供給し、不活性ガス雰囲気において母材3及びロウ材4を加熱及び加圧している。これにより、母材3の酸化を防止することができると共に、複数の母材3を良好に接合することができ、より高品質の宝飾品用半製品1及び指輪2を製造することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では材質の異なる母材3を交互に積層していたが、この構成に限定されるものではなく、同じ材質の母材3を積層してもよい。このような構成によっても、加圧及び高周波誘導加熱により、積層された母材3同士を接合することができる。
また、宝飾品用半製品1を加工して指輪2を製造するための具体的な方法は上記実施形態に限定されるものではない。例えば図10に示すように、宝飾品用半製品1を波形の金型61でプレスすることにより波形形状にする(プレスステップ:図10(a)、(b))。これにより、複数の母材3による側面の積層模様が波形となる。 また、波形の宝飾品用半製品1の上端及び下端を切削して、宝飾品用半製品1を平打形状にする(切削ステップ:図10(b))。続いて、宝飾品用半製品1の側面を切削用の工具であるバイト62により切削して、宝飾品用半製品1を甲丸形状にする(図10(c))。なお、バイト62は、ダイヤモンドを含むDiaバイトを用いることができる。その後、宝飾品用半製品1の内面を所定の形状に切削し(図10(d))、続いて、宝飾品用半製品1に研磨処理、表面処理およびレーザー刻印を施す。このように宝飾品用半製品1を加工することにより指輪2を製造することができる(加工工程)(図10(e))。なお、図10において、図9と同様の構成部分については同一の符号を付してその説明を省略する。このような構成によれば、宝飾品用半製品1を波形形状にしたときにロウ材4の部分が目立たないことにより母材3による波形の積層模様が明確に現われるので、上記の宝飾品用半製品の製造方法が特に有効である。また、金型61でプレスして成形するので波形模様の再現性が高くなる。
あるいは、図11に示すように、宝飾品用半製品1を平打形状にした後、この宝飾品用半製品1の外側にリング状の金属70をはめ込み、両者をロウ付けする(図11(c))。リング状の金属70の材質としては、特に限定されないが、例えばプラチナ、シルバー、ゴールド等を用いることができる。続いて、リング状の金属70の側面を切削用の工具であるバイト61により切削して甲丸形状にし(図11(d))、その後、宝飾品用半製品1の内面を所定の形状に切削する(図11(e))。また、宝飾品用半製品1及び金属70に研磨処理、表面処理およびレーザー刻印を施す。このように宝飾品用半製品1を加工することにより指輪2を製造することができる(加工工程)(図11(f))。なお、図11において、図10と同様の構成部分については同一の符号を付してその説明を省略する。
また、上記実施形態では宝飾品として指輪を用いて説明したが、宝飾品の種類はこれに限定されるものではなく、例えばペンダント等にすることもできる。
また、上記実施形態では中央部に開口を有するリング状の母材3及びロウ材4を用いていたが、母材3及びロウ材4の形状はこれに限定されるものではない。例えば、開口を有さない平面視長方形状の母材3及びロウ材4を用いてもよい。この場合、宝飾品用半製品を製造した後に、この宝飾品用半製品の中央部を切削加工することにより、中央部に開口を形成することができる。また、製造された宝飾品用半製品に開口を形成せずに、目的とする宝飾品の種類に応じて種々の形状に加工することもできる。
以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説明する。ただし、本発明が本実施例に限定されるものではない。実施例として、上述した本発明に係る宝飾品用半製品の製造方法および宝飾品の製造方法により宝飾品(指輪)を製造した。このとき、イエローゴールド(YG)の母材3を5枚、ピンクゴールド(PG)の母材3を5枚、銀ロウのロウ材4を9枚用いて宝飾品(指輪)を製造した。
また、比較例として、従来の製造方法により宝飾品(指輪)を製造した。
図12は、実施例により製造した宝飾品(指輪)の写真であり、図13は、比較例により製造した宝飾品(指輪)の写真である。図12及び図13に示すように、実施例では比較例に比べて、製造された宝飾品(指輪)におけるロウ材4の部分を薄くすることができ、ロウ材4を目立たなくすることができた(図12では上下の母材3の間のロウ材4がほとんど見えておらず、図13ではロウ材4が見えている。)。よって、高品質かつ安定した品位の 宝飾品が得られることを確認できた。
1 宝飾品用半製品
2 指輪
3 母材
4 ロウ材
10 積層体
30 母材用地金
40 ロウ材用地金
50 加熱・加圧装置
51 本体ケース
52 加熱コイル
53 加圧板
54 支持台
本発明に係る宝飾品用半製品の製造方法は、上記課題を解決するためになされたものであり、交互に積層された複数の貴金属母材及び複数のロウ材を加圧板により積層方向に加圧しつつ加熱コイルにより高周波誘導加熱する加熱・加圧ステップを備え、前記加熱・加圧ステップにより前記複数の母材を前記複数のロウ材により積層方向に接合し、前記母材及び前記ロウ材は、中央に開口を有するリング状に形成されており、前記加熱・加圧ステップは、不活性ガス雰囲気において前記母材及び前記ロウ材を加熱及び加圧し、前記加熱コイルは、前記母材及び前記ロウ材の径方向の周囲を囲むように配置され、加熱及び加圧前において、前記ロウ材の厚みは0.01mm〜0.1mmである
次に、加熱・加圧装置50により、積層体10を加圧しつつ高周波誘導加熱する(加熱・加圧工程)。ここで、加熱・加圧装置50について説明する。図6は、加熱・加圧装置の斜視図であり、図7及び図8は、加熱・加圧装置の内部を示す斜視図である。図6、図7及び図8に示すように、加熱・加圧装置50は、本体ケース51と、本体ケース51内に配置された支持台54と、本体ケース51内で支持台54の上方に配置された加熱コイル52と、本体ケース51内で加熱コイル52の上方に配置された加圧板53とを備えており、本体ケース51内で加熱コイル52により被加熱物を高周波誘導加熱することができる装置である。高周波誘導加熱とは、高周波を用いて、電磁誘導の原理により物体に電流を流して発熱させる加熱方法であり、約3kHz〜300MHzの周波数を用いることができる。 また、本体ケース51は、不活性ガス供給源(図示せず)に接続されており、内部に不活性ガスが供給されるように構成されており、内部に供給された不活性ガスにより内部の気圧を上げると共に、本体ケース51内の空気を置換することができる。不活性ガスとしては特に限定されないが、例えば、窒素、アルゴン等が挙げられ、この不活性ガスにより本体ケース51内における被加熱物の酸化を防ぐことができる。また、本体ケース51の内部は加熱時に密封されている。本体ケース51内の支持台54はカーボン又は金属からなり、上面が水平になるように配置されており、この上面に被加熱物を配置することができる。加熱コイル52は、被加熱物の周囲を囲むように配置されており、高周波電源(図示せず)に接続され、所定の周波数で高周波を発生させて被加熱物を高周波誘導加熱することができる。加熱コイル52の形状は特に限定されるものではないが、リング状の被加熱物を加熱する観点から、リング状であることが好ましい。また、加圧板53はカーボン又は金属からなり、下面が水平になるように配置され、駆動手段(図示せず)により上下動するように構成されており、下方へ移動したときに加圧板53の下面と支持台54の上面との間に被加熱物を挟み込み、この被加熱物を上下から加圧するように構成されている。駆動手段(図示せず)としては特に限定されないが、例えば電動モーター、油圧ポンプ、エアーコンプレッサー等を用いることができる。加熱・加圧工程では、上記の積層体10を加熱・加圧装置50の内部に配置し、装置内部を密封した状態で不活性ガスを供給することにより本体ケース51内の空気を不活性ガスで置換し、不活性ガス雰囲気にする。また、加圧板53を駆動して下降させることにより、加圧板53と支持台54との間に積層体10を挟み、積層体10を積層方向(上下方向)に加圧する。また、加熱コイル52に通電することにより高周波誘導加熱により積層体10を加熱する。加熱・加圧条件としては特に限定されるものではないが、例えば、加熱温度としては600℃〜1700℃が好ましく、700℃〜900℃がより好ましい。また、加圧力としては、5〜10kgが好ましい。また、加熱・加圧時間としては、5秒以上が好ましい。以上の加熱・加圧工程により、積層体10における複数の母材3がロウ材4を介して接合され、宝飾品用半製品1が製造される。

Claims (5)

  1. 交互に積層された複数の貴金属母材及び複数のロウ材を加圧板により積層方向に加圧しつつ高周波誘導加熱する加熱・加圧ステップを備え、
    前記加熱・加圧ステップにより前記複数の母材を前記複数のロウ材により積層方向に接合する、宝飾品用半製品の製造方法。
  2. 前記母材及び前記ロウ材は、中央に開口を有するリング状に形成されている請求項1に記載の宝飾品用半製品の製造方法。
  3. 前記加熱・加圧ステップは、不活性ガス雰囲気において前記母材及び前記ロウ材を加熱及び加熱する、請求項1又は2に記載の宝飾品用半製品の製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の宝飾品用半製品の製造方法により製造された宝飾品用半製品を所定の形状に加工する加工ステップを備える、宝飾品の製造方法。
  5. 前記加工ステップは、前記宝飾品用半製品をプレスして波形形状にするプレスステップと、波形形状の前記宝飾品用半製品の上端および下端を切削して平打形状にする切削ステップと、 を備える請求項4に記載の宝飾品の製造方法。
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