JP2006187802A - 電子製品基材の複合成形方法およびその複合成形方法を実施した物品 - Google Patents

電子製品基材の複合成形方法およびその複合成形方法を実施した物品 Download PDF

Info

Publication number
JP2006187802A
JP2006187802A JP2005140146A JP2005140146A JP2006187802A JP 2006187802 A JP2006187802 A JP 2006187802A JP 2005140146 A JP2005140146 A JP 2005140146A JP 2005140146 A JP2005140146 A JP 2005140146A JP 2006187802 A JP2006187802 A JP 2006187802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
preformed
molding
substrate
electronic product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005140146A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanyu Chin
陳冠佑
Shika So
蘇子可
Jikyo Sho
鍾自強
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Metal Industries Research and Development Centre
Original Assignee
Metal Industries Research and Development Centre
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Metal Industries Research and Development Centre filed Critical Metal Industries Research and Development Centre
Publication of JP2006187802A publication Critical patent/JP2006187802A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】従来の単一工程で電子製品基材のケーシングを製造するときの不良品率が高くなるという欠点と、従来のプレス製造工程で電子製品基材のケーシングを製造するときの金型コストが嵩み、微細な模様またはパターンを成形できないという欠点を解決するための電子製品基材の成形方法を提供する。
【解決手段】本発明は、電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法であって、まず被成形基材を準備し、前記被成形基材を例えば液圧、鋳造またはプレスといった従来技術で予備成形し、更に前記予備成形された基材を金型内に載置し、そして、金属押え板を重ねて設けるとともに前記予備成形された基材上に押圧し、予備成形された基材の一方側の電磁コイル組にパルス電流が印加され予備成形された基材に近接したときに、前記予備成形された基材との互いの間に、前記予備成形された基材が外方向に引張変形するとともに、伸長し金型に密着させる反発力が生じる。
【選択図】 図1A

Description

本発明は電子製品基材の複合成形方法およびその複合成形方法を実施した物品(電子製品基材)であり、特に従来の成形技術を運用し、電磁誘導原理を組合せて電子製品基材のケーシングを成形する新規な技術に関する。
昨今の電子製品は刷新と変化が求められており、これに相対して電子製品のライフサイクルも極めて短くなる性質があるため、迅速な生産という目的を達するため、新たな電子製品の生産時間の短縮が求められている。
従来の技術において電子製品の金属ケーシングを製造する場合、鋳造、プレス等の成形の従来技術で製造しており、電子製品の金属ケーシングを鋳造の方式を用いて成形するものに関しては、複雑な形状の電子製品の金属ケーシングを成形できるものの、鋳造工程の安定性が低いという制限があり、製品の不良品率が高くなるという欠点があった。
更に、電子製品の金属ケーシングをプレスの方式を用いて成形する場合に関しては、外形への要求が複雑な形状または精密サイズの電子製品の金属ケーシングについては、成形能力が高くなく、しかも数回の成形と微細な修正を経て初めて電子製品の金属ケーシングのサイズおよび形状の公差の要求を満たすに至り、また、工程数の増加により、金型費用も大きく膨らんでしまう。
また、従来の液圧成形技術で電子製品の金属ケーシングを製造するものもあり、複雑な形状の電子製品の金属ケーシングを製造し得るが、成形速度は遅く、しかもケーシングの微細な模様またはパターンの成形能力が不十分である等の欠点があった。
上記の従来技術から、電子製品の生産速度および歩留まりの向上は、メーカ自身の競争力に影響する鍵となっていることが理解できよう。
以上の従来技術の問題に鑑み、本発明の目的は、従来の単一工程で電子製品基材のケーシングを製造するときの不良品率が高くなるという欠点と、従来のプレス製造工程で電子製品基材のケーシングを製造するときの金型コストが嵩み、微細な模様またはパターンを成形できないという欠点を解決するための電子製品基材の成形方法を提供するところにある。
上記の目的を達成するために、本願の第1発明は電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法であって、被成形基材を準備し、前記被成形基材を予め液圧成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材とする液圧予備成形を行い、前記予備成形された基材を成形金型の凹部上方に載置し、金属押え板を前記予備成形された基材上に押圧させる基材の加圧予備成形を行い、コイル組を前記予備成形された基材に近接させるとともに、パルス電流が前記コイル組に流れることにより、前記コイル組と前記予備成形された基材との互いの間に、前記予備成形された基材を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記金型の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材が前記金型の凹部に設計されている形状に成形され、予備成形された基材の成形を完成させる、電磁誘導による伸長成形を行う、工程を含むことを特徴とする電子製品基材の複合成形方法を提供するものである。
本願の第2発明は、電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法であって、被成形基材を準備し、前記被成形基材を予め鋳造成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材とする鋳造予備成形を行い、前記予備成形された基材を成形金型の凹部上方に載置し、金属押え板を前記予備成形された基材上に押圧させる基材の加圧予備成形を行い、コイル組を前記予備成形された基材に近接させるとともに、パルス電流が前記コイル組に流れることにより、前記コイル組と前記予備成形された基材との互いの間に、前記予備成形された基材を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記金型の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材が前記金型の凹部に設計されている形状に成形され、予備成形された基材の成形を完成させる、電磁誘導による伸長成形を行う、工程を含むことを特徴とする電子製品基材の複合成形方法を提供するものである。
本願の第3発明は、電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法であって、被成形基材を準備し、前記被成形基材を予めプレス成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材とするプレス予備成形を行い、前記予備成形された基材を成形金型の凹部上方に載置し、金属押え板を前記予備成形された基材上に押圧させる基材の加圧予備成形を行い、コイル組を前記予備成形された基材に近接させるとともに、パルス電流が前記コイル組に流れることにより、前記コイル組と前記予備成形された基材との互いの間に、前記予備成形された基材を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記金型の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材が前記金型の凹部に設計されている形状に成形され、予備成形された基材の成形を完成させる、電磁誘導による伸長成形を行う、工程を含むことを特徴とする電子製品基材の複合成形方法を提供するものである。
本願の第4発明は、前記コイル組が電磁コイル組であることを特徴とする本願の第1発明乃至第3発明の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法を提供するものである。
本願の第5発明は、前記電磁誘導による伸長成形を行う工程は繰り返し数回成形するものを含むことを特徴とする本願の第1発明乃至第3発明の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法を提供するものである。
本願の第6発明は、前記金型の凹部は微細模様パターンの形状を有することを特徴とする本願の第1発明乃至第3発明の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法を提供するものである。
本願の第7発明は、前記被成形基材の材質としてはステンレス、アルミニウム材、マグネシウム材、チタン材またはその合金等の磁性金属が含まれていることを特徴とする本願の第1発明乃至第3発明の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法を提供するものである。
本願の第8発明は、該被成形基材はデジタルカメラ、携帯電話機、MP3プレーヤまたはノートPCの金属ケーシングの成形に応用されることを特徴とする本願の第1発明乃至第3発明の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法を提供するものである。
本願の第9発明は、電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法であって、被成形基材を準備し、前記被成形基材を予め成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材とする予備成形を行い、前記予備成形された基材を成形金型の凹部上方に載置し、金属押え板を前記予備成形された基材上に押圧させる基材の加圧予備成形を行い、コイル組を前記予備成形された基材に近接させるとともに、パルス電流が前記コイル組に流れることにより、前記コイル組と前記予備成形された基材との互いの間に、前記予備成形された基材を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記金型の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材が前記金型の凹部に設計されている形状に成形され、予備成形された基材の成形を完成させる、電磁誘導による伸長成形を行う、工程を含むことを特徴とする電子製品基材の複合成形方法を提供するものである。
本願の第10発明は、本願の第1発明に記載の電子製品基材の複合成形方法を実施したことを特徴とする物品(電子製品基材)を提供するものである。
本願の第11発明は、本願の第2発明に記載の電子製品基材の複合成形方法を実施したことを特徴とする物品(電子製品基材)を提供するものである。
本願の第12発明は、本願の第3発明に記載の電子製品基材の複合成形方法を実施したことを特徴とする物品(電子製品基材)を提供するものである。
本願の第13発明は、本願の第9発明に記載の電子製品基材の複合成形方法を実施したことを特徴とする物品(電子製品基材)を提供するものである。
本発明の成形された金属ケーシングにはデジタルカメラ、携帯電話機、MP3プレーヤまたはノートPCのケーシング成形が含まれ、また、前記ケーシング成形の材質としてはステンレス、アルミニウム材、マグネシウム材、チタン材またはその合金等の金属材質が含まれる。
本発明は、被成形基材を予め例えば鋳造、プレスまたは液圧といった従来の成形方法で成形し、更に前記予備成形された基材を金型内に載置するとともに、押え板で前記予備成形された基材を押圧し、そして電磁コイル組に電流を印加させ前記予備成形された基材に近接させ、両者に、前記予備成形された基材を応力の方向で金型の凹部内に密着させる反発力が生じさせることにより、被成形基材の成形を完成させる電子製品のケーシングの成形方法および装置を提供するものであり、本発明により成形された電子製品基材は製品の歩留まりが向上し、従来技術で製造された基材にある外形の欠陥を低減する目的を達することができる。
本発明の詳細な説明および具体的な実施の形態に関して、図面を参照し以下のとおり説明を行う。
以下は、本発明の好ましい実施例の組付け方式および実施工程であり、図面に合わせて詳細な説明を行う。
本発明は電子製品のケーシングの複合成形方法であり、図1Aを参照されたい。このうち、前記電子製品のケーシングの複合成形方法1は、被成形基材を準備する工程S10と、液圧予備成形を行う工程S20と、基材の加圧予備成形を行う工程S30と、電磁誘導による伸長成形を行う工程S40とを含む。
図2を参照されたい。前記電磁成形装置60は予備成形された基材61と、電磁コイル組62と、金属押え板63と、金型64とを備え、そのうち前記金型64の凹部には、電子製品のケーシングの微細な模様パターンおよび外形を成形するための微細な模様パターンの設計が施されている。
図1および図2を参照されたい。本発明は電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法1であって、まず被成形基材(図示せず)を準備する被成形基材準備工程S10を行い、そして前記被成形基材を予め液圧成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材61とする液圧予備成形工程S20を行い、前記予備成形された基材61を前記金型64の凹部上方に載置し、前記金属押え板63を前記予備成形された基材61上に押圧させる基材の加圧予備成形工程S30を行い、更に前記予備成形された基材61の一方側に前記電磁コイル組62を配置するとともに、前記電磁コイル組62を電磁誘導成形に必要な電力を供給する電源供給手段に接続し、前記電磁コイル組62が前記予備成形された基材61に近接し、前記パルス電流が前記電磁コイル組62に流れたときに、前記電磁コイル組62と前記予備成形された基材61との互いの間に、前記予備成形された基材61を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記成形金型64の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材61が前記成形金型64の凹部に設計されている形状に成形される、電磁誘導による伸長成形工程S40を行う。
本発明は他の電子製品のケーシングの複合成形方法であり、図1Bを参照されたい。このうち、前記電子製品のケーシングの複合成形方法1’は、被成形基材を準備する工程S10’と、鋳造予備成形を行う工程S20’と、基材の加圧予備成形を行う工程S30’と、電磁誘導による伸長成形を行う工程S40’とを含む。
図1Bおよび図2を参照されたい。本発明は電子製品のケーシングの成形に用いられる他の電子製品基材の複合成形方法1’であって、まず被成形基材(図示せず)を準備する被成形基材準備工程S10’を行い、そして前記被成形基材を予め鋳造成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材61とする鋳造予備成形工程S20’を行い、前記予備成形された基材61を前記金型64の凹部上方に載置し、前記金属押え板63を前記予備成形された基材61上に押圧させる基材の加圧予備成形工程S30’を行い、更に前記予備成形された基材61の一方側に前記電磁コイル組62を配置するとともに、前記電磁コイル組62を電磁誘導成形に必要な電力を供給する電源供給手段に接続し、前記電磁コイル組62が前記予備成形された基材61に近接し、前記パルス電流が前記電磁コイル組62に流れたときに、前記電磁コイル組62と前記予備成形された基材61との互いの間に、前記予備成形された基材61を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記成形金型64の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材61が前記成形金型64の凹部に設計されている形状に成形される、電磁誘導による伸長成形工程S40’を行う。
本発明は更に他の電子製品のケーシングの複合成形方法であり、図1Cを参照されたい。このうち、前記電子製品のケーシングの複合成形方法1’’は、被成形基材を準備する工程S100と、プレス予備成形を行う工程S200と、基材の加圧予備成形を行う工程S300と、電磁誘導による伸長成形を行う工程S400とを含む。
図1Cおよび図2を参照されたい。本発明は電子製品のケーシングの成形に用いられる更に他の電子製品基材の複合成形方法1’’であって、まず被成形基材(図示せず)を準備する被成形基材準備工程S100を行い、そして前記被成形基材を予めプレス成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材61とするプレス予備成形工程S200を行い、前記予備成形された基材61を前記金型64の凹部上方に載置し、前記金属押え板63を前記予備成形された基材61上に押圧させる基材の加圧予備成形工程S300を行い、更に前記予備成形された基材61の一方側に前記電磁コイル組62を配置するとともに、前記電磁コイル組62を電磁誘導成形に必要な電力を供給する電源供給手段に接続し、前記電磁コイル組62が前記予備成形された基材61に近接し、前記パルス電流が前記電磁コイル組62に流れたときに、前記電磁コイル組62と前記予備成形された基材61との互いの間に、前記予備成形された基材61を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記成形金型64の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材61が前記成形金型64の凹部に設計されている形状に成形される、電磁誘導による伸長成形工程S400を行う。
本発明の電子製品のケーシングの複合成形方法において、上記好ましい実施例は一体形状の一回での成形を実施するものにて開示されているものの、これは本発明を限定するものではなく、本発明は異なる材料性質および異なる形状のニーズに応じて、先に一体形状に成形しておき、次の微細箇所の形状を更に成形する、つまり数回の成形方式を用いて、基材を電磁誘導で伸長形成する工程を繰り返し数回行うことで、電子製品のケーシングの製造を完了させることができる。
本発明は電子製品のケーシングの複合成形方法であり、成形された金属ケーシングにはデジタルカメラ、携帯電話機、MP3プレーヤまたはノートPCのケーシング成形が含まれ、前記ケーシング成形の材質としてはステンレス、アルミニウム材、マグネシウム材、チタン材またはその合金等の金属材質が含まれており、本発明に係る電磁成形を利用した電子製品のケーシングの完成品の概略図である図3に示すとおりである。
本発明では好ましい実施例を上記に開示しているものの、それは本発明を限定するものではなく、当業者が本発明の技術思想および範囲を逸脱することなく一部の変更および付加を行うことが可能であるのは当然のことであるため、本発明の保護範囲は別紙の特許請求の範囲で限定するものを基準として見なすべきである。
本発明の好ましい実施例のフローチャートである。 本発明の他の好ましい実施例のフローチャートである。 本発明の更に他の好ましい実施例のフローチャートである。 本発明の好ましい実施例の概略図である。 本発明に係る電子製品のケーシングの完成品の概略図である。
符号の説明
60 電磁成形装置
61 基材
62 電磁コイル組
63 金属押え板
64 金型

Claims (13)

  1. 電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法であって、
    被成形基材を準備し、
    前記被成形基材を予め液圧成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材とする液圧予備成形を行い、
    前記予備成形された基材を成形金型の凹部上方に載置し、金属押え板を前記予備成形された基材上に押圧させる基材の加圧予備成形を行い、
    コイル組を前記予備成形された基材に近接させるとともに、パルス電流が前記コイル組に流れることにより、前記コイル組と前記予備成形された基材との互いの間に、前記予備成形された基材を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記金型の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材が前記金型の凹部に設計されている形状に成形され、予備成形された基材の成形を完成させる、電磁誘導による伸長成形を行う、工程を含むことを特徴とする電子製品基材の複合成形方法。
  2. 電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法であって、
    被成形基材を準備し、
    前記被成形基材を予め鋳造成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材とする鋳造予備成形を行い、
    前記予備成形された基材を成形金型の凹部上方に載置し、金属押え板を前記予備成形された基材上に押圧させる基材の加圧予備成形を行い、
    コイル組を前記予備成形された基材に近接させるとともに、パルス電流が前記コイル組に流れることにより、前記コイル組と前記予備成形された基材との互いの間に、前記予備成形された基材を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記金型の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材が前記金型の凹部に設計されている形状に成形され、予備成形された基材の成形を完成させる、電磁誘導による伸長成形を行う、工程を含むことを特徴とする電子製品基材の複合成形方法。
  3. 電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法であって、
    被成形基材を準備し、
    前記被成形基材を予めプレス成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材とするプレス予備成形を行い、
    前記予備成形された基材を成形金型の凹部上方に載置し、金属押え板を前記予備成形された基材上に押圧させる基材の加圧予備成形を行い、
    コイル組を前記予備成形された基材に近接させるとともに、パルス電流が前記コイル組に流れることにより、前記コイル組と前記予備成形された基材との互いの間に、前記予備成形された基材を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記金型の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材が前記金型の凹部に設計されている形状に成形され、予備成形された基材の成形を完成させる、電磁誘導による伸長成形を行う、工程を含むことを特徴とする電子製品基材の複合成形方法。
  4. 前記コイル組が電磁コイル組であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法。
  5. 前記電磁誘導による伸長成形を行う工程は繰り返し数回成形するものを含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法。
  6. 前記金型の凹部は微細模様パターンの形状を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法。
  7. 前記被成形基材の材質としてはステンレス、アルミニウム材、マグネシウム材、チタン材またはその合金等の磁性金属が含まれていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法。
  8. 該被成形基材はデジタルカメラ、携帯電話機、MP3プレーヤまたはノートPCの金属ケーシングの成形に応用されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の電子製品基材の複合成形方法。
  9. 電子製品のケーシングの成形に用いられる電子製品基材の複合成形方法であって、
    被成形基材を準備し、
    前記被成形基材を予め成形工程で前記基材の簡単な外形に加工し、予備成形された基材とする予備成形を行い、
    前記予備成形された基材を成形金型の凹部上方に載置し、金属押え板を前記予備成形された基材上に押圧させる基材の加圧予備成形を行い、
    コイル組を前記予備成形された基材に近接させるとともに、パルス電流が前記コイル組に流れることにより、前記コイル組と前記予備成形された基材との互いの間に、前記予備成形された基材を応力の方向に外方向に引張変形するとともに、伸長し前記金型の凹部内に密着させる反発力が生じ、ひいては前記予備成形された基材が前記金型の凹部に設計されている形状に成形され、予備成形された基材の成形を完成させる、電磁誘導による伸長成形を行う、工程を含むことを特徴とする電子製品基材の複合成形方法。
  10. 請求項1の製造方法を実施したことを特徴とする物品。
  11. 請求項2の製造方法を実施したことを特徴とする物品。
  12. 請求項3の製造方法を実施したことを特徴とする物品。
  13. 請求項9の製造方法を実施したことを特徴とする物品。
JP2005140146A 2004-12-30 2005-05-12 電子製品基材の複合成形方法およびその複合成形方法を実施した物品 Pending JP2006187802A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW93141520A TWI265764B (en) 2004-12-30 2004-12-30 Composite formation method for substrate of electronic product

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006187802A true JP2006187802A (ja) 2006-07-20

Family

ID=36795451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005140146A Pending JP2006187802A (ja) 2004-12-30 2005-05-12 電子製品基材の複合成形方法およびその複合成形方法を実施した物品

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2006187802A (ja)
TW (1) TWI265764B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009000747A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Metal Industries Research & Development Centre 電子ケーシング及び同電子ケーシングを製造する方法
JP2010502448A (ja) * 2006-09-08 2010-01-28 フンダシオン、ラベイン 型押金属部品の形状修正を行うための電磁デバイス及び方法
CN101460027B (zh) * 2007-12-10 2011-06-15 财团法人金属工业研究发展中心 电子产品金属壳件及其制造方法
CN103394577A (zh) * 2013-08-15 2013-11-20 西北有色金属研究院 一种钛合金薄壁壳体的成形方法
CN103861929A (zh) * 2012-12-11 2014-06-18 乔治·费希尔汽车股份公司 由铸造材料制成的成形部件
CN103962437A (zh) * 2014-05-19 2014-08-06 华中科技大学 一种电磁力驱动的金属材料塑性成形方法
CN110000321A (zh) * 2019-04-22 2019-07-12 福建省石狮市通达电器有限公司 铝合金手机外壳的锻压成型工艺
CN112387842A (zh) * 2020-10-12 2021-02-23 三峡大学 电磁成形工艺的电磁力分布测量方法及测量装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI394514B (zh) * 2010-07-30 2013-04-21 Chi Ming Chu The process of metal composite sheet shell

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010502448A (ja) * 2006-09-08 2010-01-28 フンダシオン、ラベイン 型押金属部品の形状修正を行うための電磁デバイス及び方法
JP2009000747A (ja) * 2007-06-21 2009-01-08 Metal Industries Research & Development Centre 電子ケーシング及び同電子ケーシングを製造する方法
US8020423B2 (en) 2007-06-21 2011-09-20 Metal Industries Research & Development Centre Electronic casing and method of manufacturing the same
CN101460027B (zh) * 2007-12-10 2011-06-15 财团法人金属工业研究发展中心 电子产品金属壳件及其制造方法
CN103861929A (zh) * 2012-12-11 2014-06-18 乔治·费希尔汽车股份公司 由铸造材料制成的成形部件
CN103394577A (zh) * 2013-08-15 2013-11-20 西北有色金属研究院 一种钛合金薄壁壳体的成形方法
CN103962437A (zh) * 2014-05-19 2014-08-06 华中科技大学 一种电磁力驱动的金属材料塑性成形方法
CN110000321A (zh) * 2019-04-22 2019-07-12 福建省石狮市通达电器有限公司 铝合金手机外壳的锻压成型工艺
CN110000321B (zh) * 2019-04-22 2020-05-22 福建省石狮市通达电器有限公司 铝合金手机外壳的锻压成型工艺
CN112387842A (zh) * 2020-10-12 2021-02-23 三峡大学 电磁成形工艺的电磁力分布测量方法及测量装置
CN112387842B (zh) * 2020-10-12 2021-10-19 三峡大学 电磁成形工艺的电磁力分布测量方法及测量装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI265764B (en) 2006-11-01
TW200624006A (en) 2006-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006187802A (ja) 電子製品基材の複合成形方法およびその複合成形方法を実施した物品
CN104468885B (zh) 手机外壳及其制备方法
TWI417187B (zh) 金屬工件製作方法
CN104476108A (zh) 制作电子产品的外壳的方法和装置
JP5451865B1 (ja) 宝飾品用半製品の製造方法、および、宝飾品の製造方法
TW201014659A (en) Method of in-mold decoration
JP2007007693A (ja) アルミ合金の加工工程
JP2012000986A (ja) 装飾膜の予備成型方法及びこの方法に用いられる加熱装置
TWI621751B (zh) 紙漿模塑成型模具組件的製作方法
KR20100121793A (ko) 미세패턴요철이 형성된 사출금형 및 그 제조 방법
KR101690107B1 (ko) 비중공형 원심주조 프리폼을 이용한 고강도 알루미늄 풀리 주조 단조 제조방법 및 제조 장치
JP2010274293A (ja) ゴルフクラブヘッドの鍛造方法及びそのための金型
TWI779614B (zh) 複合構件的製造方法
CN110842169A (zh) 微型雕塑的铸造方法
JP2007307805A (ja) 半導体パッケージ製造装置、半導体パッケージ製造方法及び半導体パッケージ
TWI327496B (en) Two-stage manufacturing method for metal plate
KR100355701B1 (ko) 골프공 금형의 제조방법
CN103157777A (zh) 镁合金制品的制造方法
US9192985B2 (en) Removable passage mandrel
JP2001245036A (ja) 携帯端末用の樹脂成形押しボタンユニットとその成形方法及び金型
KR20050115738A (ko) 금속 주조용 금형의 제조방법
TW201410347A (zh) 金屬板材之成型方法
CN104070100A (zh) 一种工件的制备方法
TW200418716A (en) A cavity and the method for fabricating the same
CN1242100C (zh) 基于非金属原型的电铸方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080318