JP2014103982A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】柔らかさや通気性を損なうことなく、外装体が吸収性本体から剥離することを効果的に防止できる吸収性物品を提供する。
【解決手段】吸収コアが長手方向Yに沿う変形誘導領域を有している。腹側外装体2A及び背側外装体2Bと吸収性本体3との接合が、幅方向Xに延び、長手方向Yに間欠している複数条の腹側接合部において行われる。股下シート6と裏面シートとの接合が、長手方向Yに延び、かつ幅方向Xに間欠している股下接合部において行われる。接合領域KSFと接合領域MSとが重なる領域SGFの長手方向Yの長さが、接合領域KSFの長手方向Yの長さの50%以下である。接合領域KSBと接合領域MSとが重なる領域SGBの長手方向Yの長さが、接合領域KSBの長手方向Yの長さの50%以下である。
【選択図】図8

Description

本発明はパンツ型吸収性物品に関する。
従来、外装体が着用者の腹側に配される腹側外装体と着用者の背側に配される背側外装体とに分割されており、吸収性本体が腹側外装体及び背側外装体に架け渡されるように固定されているとともに、腹側外装体の左右の両側縁部と背側外装体の左右両側縁部とが接合されているパンツ型使い捨ておむつが知られている(例えば特許文献1及び2参照)。このおむつによれば、おむつの製造工程において外装体の原反からトリムを除去することが不要となるか、又は除去すべきトリムの量を低減することができるので、経済的に有利であり、また環境負荷の低減の点からも望ましい。
特開2008−194161号公報 特開2011−156121号公報
しかし、前記の構成を有するおむつにおいては、おむつを装着するときや、装着している間に、おむつと着用者の身体とが擦れ合うことに起因して、外装体が吸収性本体から意図せず剥離してしまう場合がある。外装体と吸収性本体との間の接合力を高めることで、そのような剥離を防止することは可能であるものの、接合力を高めることに起因して、おむつの柔らかさが損なわれたり、通気性が損なわれたりすることがある。
したがって本発明の課題は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得るパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、着用者の腹側に配される腹側外装体と、着用者の背側に配される背側外装体と、該腹側外装体と該背側外装体との間を架け渡すようにこれらの外装体に固定された吸収性本体と、該吸収性本体の外面側に配置された股下シートとを具備し、該腹側外装体及び該背側外装体の縦方向に沿う両側縁部に該腹側外装体と該背側外装体とを接合して形成されたサイドシール部を有し、これにより構成された環状外装部を備えるパンツ型吸収性物品であって、
前記物品は、吸収性本体の延びる方向に沿う長手方向と、それに直交する幅方向とを有し、
吸収性本体は、着用者の肌に近い側に位置する表面シートと、着用者の肌から遠い側に位置する裏面シートと、両シート間に位置する吸収コアとを具備し、
吸収コアは、長手方向に沿う一条又は複数条の変形誘導領域を有し、
腹側外装体と吸収性本体との接合が、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の腹側接合部において行われ、
背側外装体と吸収性本体との接合が、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の背側接合部において行われ、
股下シートと裏面シートとの接合が、長手方向に延び、かつ幅方向に間欠している複数条の股下接合部において行われ、
腹側外装体と吸収性本体との接合領域KSFと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGFの長手方向の長さが、接合領域KSFの長手方向の長さの50%以下であり、
背側外装体と吸収性本体との接合領域KSBと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGBの長手方向の長さが、接合領域KSBの長手方向の長さの50%以下である、パンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明によれば、吸収性物品の柔らかや通気性を損なうことなく、外装体が吸収性本体から剥離することを効果的に防止することが可能となる。
図1は、本発明のパンツ型吸収性物品の一実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつを示す斜視図である。 図2は、図1に示すおむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た展開平面図である。 図3は、図1におけるIII−III線断面図である。 図4(a)は、図2に示すおむつにおける吸収コアの平面図であり、図4(b)は、図4(a)におけるb−b線断面図である。 図5は、図2に示すおむつを裏面シート側から見た平面図であり、腹側及び背側外装体と吸収性本体と股下シートとの配置関係を示す図である。 図6は、図2に示すおむつにおける吸収性本体と股下シートとの接合状態を示す平面図である。 図7は、図2に示すおむつにおける腹側及び背側外装体と吸収性本体との接合状態を示す平面図である。 図8は、図2に示すおむつにおける腹側及び背側外装体と吸収性本体と股下シートとの接合状態を示す平面図である。 図9は、図2に示すおむつにおける腹側及び背側部端部シートと腹側及び背側外装体と吸収性本体との配置関係を示す平面図である。 図10は、図2におけるX−X線断面図である。 図11は、図2に示すおむつにおける腹側及び背側部端部シートと腹側及び背側外装体と吸収性本体との接合状態を示す平面図である。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1及び図2には、本発明の一実施形態としてのパンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」ともいう)が示されている。おむつ1は、着用状態において着用者の腹側に配される矩形のシート状の腹側外装体2Aと、着用者の背側に配される矩形のシート状の背側外装体2Bと、腹側外装体2A及び背側外装体2Bに架け渡して固定された吸収性本体3とを具備する。腹側外装体2Aの両側縁部2a,2aと背側外装体2Bの両側縁部2b,2bとは接合されており、それによって一対のサイドシール部4,4が形成される。その結果、腹側外装体2A及び背側外装体2Bから構成される環状外装部10が形成される。
おむつ1は図1及び図2に示すとおり着用状態において、着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、腹側部Aと背側部Bとの間に位置し着用者の股間部に配される股下部Cとを有している。おむつ長手方向は腹側部Aから股下部Cを経て背側部Bにわたる方向又はその逆方向(図2中Y方向)であり、この方向は吸収性本体3の延びる方向と同方向である。おむつ幅方向は着用者の胴回り方向に沿う方向であり、長手方向と直交する方向(図2中、X方向)である。以下、おむつ長手方向を単にY方向ともいい、おむつ幅方向を単にX方向ともいう。
また、以下の説明において「外面(外面側)」とは、おむつ着用時に、着用者の肌側とは反対側に向けられる面(面側)のことである。「内面(内面側)」とは、おむつ着用時に、着用者の肌側に向けられる面(面側)のことである。
おむつ1の吸収性本体3は、図2及び同図におけるIII−III線断面図である図3に示すとおり、液透過性の表面シート31、液不透過性又は撥水性の裏面シート32、及び両シート31,32間に介在配置された液保持性の吸収コア33を有している。吸収性本体3は、長手方向Yに長い矩形状に形成されている。おむつ1の着用状態において、表面シート31は着用者の肌に近い側に位置する。一方、裏面シート32は着用者の肌から遠い側に位置する。
吸収性本体3は、吸収コア33の左右両側縁又はその近傍から幅方向Xの中心側に向けて起立する第1立体ギャザー34を有している。更に吸収性本体3は、吸収コア33の左右両側縁又はその近傍から幅方向Xの外方側に向けて起立する第2立体ギャザー35を有している。第1立体ギャザー34及び第2立体ギャザー35は、それらの基端部36が同じ位置に位置している。基端部36は、上述のとおり、吸収コア33の左右両側縁又はその近傍に位置している。基端部36は、長手方向Yに延びている。第1立体ギャザー34及び第2立体ギャザー35は、吸収性本体3における少なくとも股下部Cに形成されており、股下部Cを越えて腹側部A及び背側部Bにまで延在していることが好ましい。
第1立体ギャザー34は、その自由端34a及びその近傍に位置する糸状弾性部材34b,34cを有している。糸状弾性部材34b,34cはいずれも長手方向Yに延びている。糸状弾性部材34b,34cは伸長状態で、ギャザー形成用シート37に固定されている。第1立体ギャザー34と同様に、第2立体ギャザーも、その自由端35a及びその近傍に位置する糸状弾性部材35b,35cを有している。糸状弾性部材35b,35cはいずれも長手方向Yに延びている。糸状弾性部材35b,35cは伸長状態で、ギャザー形成用シート37に固定されている。
第1立体ギャザー34及び第2立体ギャザー35は一枚のギャザー形成用シート37から形成されている。詳細には、ギャザー形成用シート37は、長手方向に延びる矩形のシートであり、長手方向に延びる左右の第1側縁部37a及び第2側縁部37bを有する。この矩形のシートのうちの第1側縁部37aを基端部36に位置させる。そして第1側縁部37aから幅方向中心側へ所定の距離隔てた位置において、長手方向に延びる第1折曲線37cに沿ってギャザー形成用シート37を二つ折りする。この第1折曲線37cの位置が第1立体ギャザー34の自由端34aとなる。そして二つ折りした第1折曲線37cの位置及びその近傍の位置に糸状弾性部材34b,34cを伸長状態で配置して、該糸状弾性部材34b,34cを2層に重なり合うギャザー形成用シート37間に接合固定する。更に、ギャザー形成用シート37のうち、二つ折りによって折り返された方の部位における基端部36に対応する位置が、該ギャザー形成用シート37の第1側縁部37aと接合される。これによって、第1立体ギャザー34が形成される。更に、ギャザー形成用シート37のうち、基端部36において接合された部位よりも第2側縁部37側に位置する部位を、幅方向Xの外方に延出させる。そして、延出した当該部位のうち、基端部36から幅方向外方側へ所定の距離隔てた位置において、長手方向Yに延びる第2折曲線37dに沿ってギャザー形成用シート37を再び二つ折りする。この第2折曲線37dの位置が第2立体ギャザー35の自由端35aとなる。そして二つ折りした第2折曲線37dの位置及びその近傍の位置に糸状弾性部材35b,35cを伸長状態で配置して、該糸状弾性部材35b,35cを2層に重なり合うギャザー形成用シート37間に接合固定する。更に、ギャザー形成用シート37のうち、第2折曲線37dでの二つ折りによって折り返された方の部位における基端部36に対応する位置が、該ギャザー形成用シート37の第1側縁部37aと接合される。これによって、第2立体ギャザー35が形成される。更に、ギャザー形成用シート37のうち、基端部36において接合された部位よりも第2側縁部37b側に位置する部位を、吸収コア33の下面側、すなわち肌非対向面側に配置する。したがって、ギャザー形成用シート37のうち、第2側縁部37b側に位置する部位は、図3に示すとおり、吸収コア33と、後述する股下シート6との間に位置している。
吸収性本体3における吸収コア33としては、例えばフラッフパルプ等の親水性繊維と高吸収性ポリマーとの混合積繊体33aをティッシュペーパーや親水性不織布などの親水性コアラップシート33bによって被覆したものを用いることができる。親水性不織布としては、例えば親水化したスパンボンド−メルトブローン−スパンボンド不織布などを用いることができる。また、吸収性本体3における表面シート31、裏面シート32、及びギャザー形成用シート37としては、使い捨ておむつ等の吸収性物品に従来用いられている各種のもの等を特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート31としては、単層又は多層構造の不織布や、開孔フィルム等を用いることができる。裏面シート32としては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。ギャザー形成用シート37としては、撥水性の不織布等を用いることができる。
図3並びに図4(a)及び(b)に示すとおり、吸収コア33は、長手方向Yに沿って延びる複数条の変形誘導領域33cを有している。変形誘導領域33cは、吸収性本体3における少なくとも股下部Cに形成されており、股下部Cを越えて腹側部A及び背側部Bにまで延在していることが好ましい。変形誘導領域33cは、該変形誘導領域33cに沿って吸収コア33を変形させる可撓軸となる部位である。この目的のために、変形誘導領域33cとして、図4(a)及び(b)に示すとおり、吸収コア33をその厚み方向に貫く開口部を採用することができる。また変形誘導領域33cとして、吸収コア33における他の領域よりも坪量の低い低坪量部を採用することができる。あるいは変形誘導領域33cとして、吸収コア33における他の領域よりも厚みの薄い低厚み部を採用することができる。変形誘導領域33cを吸収コア33に形成することによって、該吸収コア33の剛性を減じることができ、おむつ1をその全体として柔らかな風合いのものとすることができる。柔らかな風合いは、後述するとおり、吸収性本体3と股下シート6との接合パターンを、長手方向Yに延び、かつ幅方向Xに間欠している複数条の接合パターンとすることで一層顕著なものとなる。なお、図3並びに図4(a)及び(b)には、複数条の変形誘導領域33cが形成されている状態が示されているが、おむつ1に要求される柔らかさの程度に応じ、変形誘導領域33cを一条のみ形成してもよい。
図3に示すとおり、吸収性本体3における裏面シート32の外面には、股下シート6が配置されている。図5に示すとおり、股下シート6は、長手方向Yに関し、吸収性本体3における少なくとも股下部Cに配置されており、股下部Cを越えて腹側部A及び背側部Bにまで延在していることが好ましい。股下シート6のうち、腹側部A及び背側部Bに位置している部位は、吸収性本体3と腹側外装体2A及び背側外装体2Bとの間に配置されている。したがって、腹側部A及び背側部Bにおいては、股下シート6は、おむつ1の外面に露出していない。股下シート6は、股下部Cにおいてのみ、おむつ1の外面に露出している。股下シート6は、機械的強度が低い場合がある裏面シート32を被覆することで該裏面シート32を保護する目的で使用される。また、おむつ1の外観の印象や肌触りを向上させる目的で使用される。
股下シート6の幅は、先に述べた左右の第2立体ギャザー35の自由端35a間の距離と同じか又はそれよりも狭くなっていることが好ましい。こうすることで、第2立体ギャザー35の伸縮性を阻害することなく、おむつ1の外観の印象や肌触りを向上させることができるので好ましい。更に股下シート6の幅は、吸収コア33の幅と同じになっていることが好ましい。こうすることが、おむつ1の外観や肌触りを向上させる点で最も効果的である。なお、本実施形態においては、吸収コア33が平面視して略矩形のものであるので、長手方向Yに沿って見たとき該吸収コア33の幅は一定であるが、場合によっては吸収コア33の形状によっては、その幅が長手方向Yに沿って見たときに異なる場合がある。そのような場合には、股下シート6の幅は、吸収コア33の最大幅と同じであることが好ましい。
図3及び図6に示すとおり、吸収性本体3と股下シート6とは、吸収性本体3の裏面シート32と股下シート6とが、長手方向Yに延び、かつ幅方向Xに間欠している複数条の股下接合部6aにおいて接合されている。各股下接合部6aは、例えば接着剤の塗布によって形成されている。各股下接合部6aは、所定幅を有するストライプ状に形成されている。しかし、各股下接合部6aの形成パターンはこれに限られず、長手方向Yに沿って筋状に形成されている限り他のパターンで形成されていてもよい。例えばスパイラル状の接合パターンや、Ω字状の接合パターンを採用してもよい。各股下接合部6aは、股下シート6の長手方向全域にわたって連続又は不連続に形成されている。幅方向Xにおいて隣り合う股下接合部6a間においては、裏面シート32と股下シート6とは非接合状態になっている。
裏面シート32と股下シート6とを図3及び図6に示すパターンの股下接合部6aにおいて接合することで、吸収性本体3の剛性を減じることができ、おむつ1をその全体として柔らかな風合いのものとすることができる。特に、股下接合部6aの延びる方向と、吸収コア33に形成された変形誘導領域33cの延びる方向とが一致していることに起因して、吸収性本体3の剛性の剛性を一層減じることが可能になる。
裏面シート32と股下シート6とを接合している股下接合部6aのうち、幅方向Xの最も外方に位置する股下接合部6aは、その全長にわたって連続して形成されていることが好ましい。これによって、おむつ1の装着状態において着用者の身体が股下シート6と擦れ合った場合でも、該股下シート6が裏面シート32から剥離しづらくなる。
図2に戻ると、腹側外装体2Aは、おむつ1の展開かつ伸長状態(図2参照)において横長の矩形状をなしており、Y方向に沿う左右一対の側縁部2a,2aと、X方向に沿う上下一対の端縁部2c,2d(上側端縁部2c、下側端縁部2d)とを有している。背側外装体2Bも同様に、おむつ1の展開かつ伸長状態(図2参照)において横長の矩形状をなしており、Y方向に沿う左右一対の側縁部2b,2bと、X方向に沿う上下一対の端縁部2c,2d(上側端縁部2c、下側端縁部2d)とを有している。腹側外装体2Aと背側外装体2Bは、図2に示すように、長手方向Yの長さが幅方向Xにおいて均一である。しかしながら、腹側外装体2Aと背側外装体2Bのいずれか一方の長手方向Yの長さが、当該外装体の一部において他方の外装体より長くなされていてもよい。例えば、背側外装体2Bがサイドシール部4,4よりも長手方向Yにおいて股下部C側へ延出し、臀部を覆うような形態が挙げられる。要は、腹側外装体2Aと背側外装体2Bとが股部において連続しておらず、両外装体がサイドシール部4,4で接合され、環状の外装部10を形成していればよい。
そして、腹側外装体2Aの側縁部2aと背側外装体2Bの側縁部2bとが合掌状に接合されていることによって、図1に示すとおり、おむつ1に一対のサイドシール部4,4が形成される。この接合には、例えばヒートシール、高周波シール、超音波シール、接着剤等の公知の接合手段が用いられる。またこの接合によって、サイドシール部4,4とともに、図1に示すとおり、ウエスト開口部5及び一対のレッグ開口部6が形成される。
吸収性本体3は、図2に示すとおり、長手方向Yの一端側(腹側外装体2Aと重なっている部分)が腹側外装体2Aの幅方向Xの中央領域に接着剤(図示せず)を介して固定されている。同様に、長手方向Yの他端側(背側外装体2Bと重なっている部分)が、背側外装体2Bの幅方向Yの中央領域に接着剤(図示せず)を介して固定されている。吸収性本体3と腹側外装体2Aとの接合の詳細、及び吸収性本体3と背側外装体2Bとの接合の詳細については後述する。
以下の説明においては、主としておむつ1の腹側外装体2Aの構成について説明するが、特に断らない限り背側外装体2Bも同様の構成を有している。したがって、背側外装体2Bに関して特に説明しない点については、腹側外装体2Aについての説明が適用される。
おむつ1における腹側外装体2Aは図2に示すとおり、外層シート22と内層シート23とを備えている。外層シート22は腹側外装体2Aの最外面をなしている。内層シート23は、外層シート22の内側において該外層シート22に隣接させて配されている。幅方向Xに関しては、外層シート22と内層シート23とは同形をしている。長手方向Yに関しても、外層シート22と内層シート23とは同形をしている。
外層シート22と内層シート23との間には、糸状又は帯状の複数本の胴回り弾性部材51が配されている。各胴回り弾性部材51は幅方向Xに延びており、伸長状態で外層シート22と内層シート23との間に固定されている。ただし腹側外装体2Aのうち、吸収性本体3と重なる部位には、弾性部材51が配されていないか、又は弾性部材51が配されているとしても、該弾性部材51の弾性が発現されないような状態で配されている。おむつ1の着用状態においては、胴回り弾性部材51の収縮によって、外層シート22に多数の襞ないし凹凸が生じてギャザーが形成される(図1参照)。ただし腹側外装体2Aのうち、吸収性本体3と重なる部位にはギャザーは形成されていない。
図5に示すとおり、吸収性本体3はその長手方向Yの中央域がおむつ1の股下部Cをなし、該股下部Cから長手方向Yの前後に延出した領域が腹側外装体2A及び背側外装体2Bと積層されて接合されている。吸収性本体3は、腹側外装体2A及び背側外装体2Bにおける肌対向面側において、これらの外装体2A、2Bと積層されて接合されている。腹側外装体2Aと吸収性本体3との接合は、図7に示すとおり、幅方向Xに延び、長手方向Yに間欠している複数条の腹側接合部21aにおいて行われている。一方、背側外装体2Bと吸収性本体3との接合も、幅方向Xに延び、長手方向Yに間欠している複数条の背側接合部21bにおいて行われている。このようなパターンで腹側外装体2A及び背側外装体2Bと吸収性本体3とを接合することで、おむつ1の柔らかさや通気性を損なうことなく、両者を接合することができる。
腹側接合部21a及び背側接合部21bは、例えば接着剤の塗布によって形成されている。腹側接合部21a及び背側接合部21bは、所定幅を有するストライプ状に形成されている。しかし、腹側接合部21a及び背側接合部21bの形成パターンはこれに限られず、幅方向Xに沿って筋状に形成されている限り他のパターンで形成されていてもよい。例えばスパイラル状の接合パターンや、Ω字状の接合パターンを採用してもよい。腹側接合部21a及び背側接合部21bは、吸収性本体3の幅方向Xにわたって連続又は不連続に形成されている。長手方向Yにおいて隣り合う腹側接合部21a間及び背側接合部21b間においては、吸収性本体3と腹側外装体2A及び背側外装体2Bとは非接合状態になっている。
腹側外装体2Aと吸収性本体3とを接合している腹側接合部21aのうち、図7に示すとおり、長手方向Xの最も外方に位置する腹側接合部21a’は、その全長にわたって連続して形成されていることが好ましい。また、長手方向Xの最も内方に位置する腹側接合部21a”も、その全長にわたって連続して形成されていることが好ましい。これによって、腹側外装体2Aと吸収性本体3との接合が確実になり、おむつ1の装着状態において着用者の身体が腹側外装体2Aや吸収性本体3と擦れ合った場合でも、腹側外装体2Aが吸収性本体3から剥離しづらくなる。
前記と同様の理由によって、背側外装体2Bと吸収性本体3とを接合している背側接合部21bのうち、図7に示すとおり、長手方向Xの最も外方に位置する背側接合部21b’、及び長手方向Xの最も内方に位置する背側接合部21b”は、その全長にわたって連続して形成されていることが好ましい。
図8には、腹側外装体2Aと吸収性本体3との接合領域が符号KSFで示されている。また同図には、背側外装体2Bと吸収性本体3との接合領域が符号KSBで示されている。同図中、接合領域KSF及び接合領域KSBはいずれも右下がりのハッチングで示されている。更に同図には、股下シート6と吸収性本体3との接合領域が符号MSで示されている。同図中、接合領域MSは、左下がりのハッチングで示されている。同図から明らかなとおり、腹側部Aにおいては、接合領域KSFと接合領域MSとが重なっている領域、すなわち、右下がりのハッチングと左下がりのハッチングとが交差している領域が存在している。この領域を重なり領域と呼び符号SGFで示す。一方、背側部Bにおいても、接合領域KSBと接合領域MSとが重なっている領域、すなわち、右下がりのハッチングと左下がりのハッチングとが交差している領域が存在している。この領域を重なり領域と呼び符号SGBで示す。
本実施形態においては、腹側部Aにおいて、重なり領域SGFの長手方向Yの長さが、接合領域KSFの長手方向Yの長さの50%以下となっており、好ましくは45%以下、更に好ましくは35%以下となっている。この値の下限値は5%以上であることが好ましく、10%以上であることが更に好ましく、15%以上であることが一層好ましい。例えば重なり領域SGFの長手方向Yの長さは、接合領域KSFの長手方向Yの長さの5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上45%以下であることが更に好ましく、15%以上35%以下であることが一層好ましい。一方、背側部Bにおいては、重なり領域SGBの長手方向Yの長さが、接合領域KSBの長手方向Yの長さの50%以下となっており、好ましくは45%以下、更に好ましくは35%以下となっている。この値の下限値は5%以上であることが好ましく、10%以上であることが更に好ましく、15%以上であることが一層好ましい。例えば重なり領域SGBの長手方向Yの長さは、接合領域KSBの長手方向Yの長さの5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上45%以下であることが更に好ましく、15%以上35%以下であることが一層好ましい。本実施形態において、重なり領域SGF,SGBの長手方向Yの長さを、接合領域KSF,KSBの長手方向Yの長さに対して上述の範囲に設定することで、おむつ1の柔らかさや通気性を損なうことなく、おむつ1の装着状態において各外装体2A,2Bが吸収性本体3から意図せず剥がれてしまうことを効果的に防止することが可能となる。
おむつ1の柔らかや通気性を損なうことなく、外装体2A,2Bが吸収性本体3から剥離することを更に効果的に防止する観点から、おむつ1を長手方向に前後二等分する位置Mから腹側部2A側の股下シート6の端部6’までの長さMSFに対して、重なり領域SGFの長手方向の長さを50%以下とし、好ましくは35%以下、更に好ましくは25%以下とする。この値の下限値は2%以上であることが好ましく、5%以上であることが更に好ましく、10%以上であることが一層好ましい。また、位置Mから背側部2B側の股下シート6の端部6”までの長さMSBに対して、重なり領域SGBの長手方向の長さを50%以下とし、好ましくは35%以下、更に好ましくは25%以下とする。この値の下限値は2%以上であることが好ましく、5%以上であることが更に好ましく、10%以上であることが一層好ましい。例えば長さMSFに対する重なり領域SGFの長手方向の長さは、好ましくは2%以上50%以下であり、更に好ましくは5%以上35%以下であり、一層好ましくは10%以上25%以下である。また、長さMSBに対する重なり領域SGBの長手方向の長さは、好ましくは2%以上50%以下であり、更に好ましくは5%以上35%以下であり、一層好ましくは10%以上25%以下である。
上述した重なり領域SGF,SGBに関し、腹側部Aにおいては重なり領域SGFと、先に述べた吸収コア33の変形誘導領域33cとが、おむつ1の厚み方向において重ならないことが好ましい。同様に背側部Bにおいても、重なり領域SGBと、吸収コア33の変形誘導領域33cとが、おむつ1の厚み方向において重ならないことが好ましい。こうすることで、重なり領域における複数のシートの積層に起因する剛性の高まりや、接着に起因する剛性の高まりで、吸収体の好ましい変形が妨げられることが効果的に防止されるとともに、吸収コア33の変形に起因する外装体の臀部被覆性の低下を効果的に防止することができる。
また、上述した腹側部Aの接合領域KSF及び背側部Bの接合領域KSBに関し、これらの接合領域KSF,KSBの単位面積当たりの長手方向接合強度が、上述した接合領域MSの単位面積当たりの幅方向接合強度よりも高く、また、接合領域KSF,KSBの単位面積当たりの幅方向接合強度が、接合領域MSの単位面積当たりの長手方向接合強度よりも高いことが、使用時における接合領域KSF,KSBの剥がれを効果的に防止しながら、柔らかさ、肌触り及び通気性を向上させる観点から好ましい。接合強度の大小関係をこのように調整するには、例えば塗布する接着剤の坪量をコントロールしたり、塗布する接着剤の面積をコントロールしたりすればよい。
接合領域KSF,KSBの単位面積当たりの長手方向接合強度の測定方法は次のとおりである。
(1)腹側部Aにおける接合領域KSFからのサンプル片の採取方法
サンプル片の幅方向は、接合領域KSFから腹側外装体2Aの股下側下端部に沿う、おむつ幅方向(X方向)の中心域における幅50mmの領域とする。サンプル片の長手方向は、50mm幅の両端の位置から、腹側外装体のウエスト端部側に向かっておむつ長手方向(Y方向)に50mmの長さの領域とする。この50mm×50mmの領域を、外装体と、吸収性本体のうち表面シート、吸収コア及び肌側に起立する立体不織布を取り除いたシート部材とが接合領域KSFで接合された状態で切り出す。
(2)背側部Bにおける接合領域KSBからのサンプル片の採取方法
サンプル片の幅方向は、接合領域KSBから背側外装体2Bの股下側下端部に沿う、おむつ幅方向(X方向)の中央域における幅50mmの領域とする。サンプル片の長手方向は、50mm幅の両端の位置から、背側外装体のウエスト端部側に向かっておむつ長手方向(Y方向)に50mmの長さの領域とする。この50mm×50mmの領域を、外装体と、吸収性本体のうち表面シート、吸収コア及び肌側に起立する立体不織布を取り除いたシート部材とが接合領域KSBで接合された状態で切り出す。
(3)サンプル片の長手方向接合強度の測定
得られた各サンプル片を、テンシロン引っ張り試験機(オリエンテック社製、商品名「RTA−100」)のチャック間(チャック間距離15mm)に、おむつ股下側に相当する側から剥がせるように把持させる。その際、長手方向に10mmの部分をチャックへの把持部分とし、その領域に接合部分がある場合には、予め剥離させておく。次いで、おむつのウエスト端部側に向けて剥がれるように、サンプル片を引張速度300mm/minで引っ張り、接合領域KSF,KSBがすべて剥離し終えたときの積分荷重(N)を求める。そして、測定したサンプル片内の面積(50mm×40mm)で積分荷重(N)を除す。得られた値を、接合領域KSF,KSBの単位面積当たりの長手方向接合強度とする。
一方、接合領域KSF,KSBの単位面積当たりの幅方向接合強度は、長手方向接合強度の測定において、測定サンプルの引っ張りの方向を90度回転させて測定する。
接合領域MSの単位面積当たりの幅方向接合強度の測定方法は次のとおりである。
サンプル片の幅方向は、股下シート6のおむつ幅方向端部に沿う、おむつ幅方向(X方向)の中央域における50mmの領域とする。サンプル片の長手方向は、50mm幅の両端の位置から、おむつ長手方向(Y方向)に向かって50mmの長さの領域とする。この50mm×50mmの領域を、股下シート6と、吸収性本体のうち表面シート、吸収コア及び肌側に起立する立体不織布を取り除いたシート部材とが接合領域MSで接合された状態で切り出す。
得られたサンプル片を、テンシロン引っ張り試験機(オリエンテック社製、商品名「RTA−100」)のチャック間(チャック間距離15mm)に、股下シート6の幅方向端部側から剥がせるように把持させる。その際、長手方向に10mmの部分をチャックへの把持部分とし、その領域に接合部分がある場合には、予め剥離させておく。次いで、おむつの幅方向中心側に向けて剥がれるように、サンプル片を引張速度300mm/minで引っ張り、接合領域MSがすべて剥離し終えたときの積分荷重(N)を求める。そして、測定したサンプル片の面積(50mm×40mm)で積分荷重(N)を除す。得られた値を、接合領域MSの単位面積当たりの幅方向接合強度とする。
一方、接合領域MSの単位面積当たりの長手方向接合強度は、幅方向接合強度の測定において、測定サンプルの引っ張りの方向を90度回転させて測定する。
再び図2に戻ると、吸収性本体3は、その長手方向Yの腹側部2A側の端部が、腹側部端部シート7aで被覆されている。また吸収性本体3は、その長手方向Yの背側部2B側の端部が、背側部端部シート7bで被覆されている。腹側部端部シート7a及び背側部端部シート7bは、吸収性本体3の肌対向面側に配置されている。両端部シート7a,7bは、吸収性本体3の端部から吸収コア33の構成材料であるフラッフパルプや高吸収性ポリマーが漏れ出ないようにするために用いられる。この目的のために、両端部シート7a,7bとしては、例えば各種の不織布を用いることができる。
腹側端部シート7a及び背側端部シート7bは、吸収性本体3の周縁から延出する部位において腹側外装体2A及び背側外装体2Bと接合されている。詳細には図9に示すとおり、腹側端部シート7aは、幅方向Xに延び、長手方向Yに間欠している複数条の腹側端部接合部71aにおいて、腹側外装体2A及び吸収性本体3と接合している。一方、背側端部シート7bは、幅方向Xに延び、長手方向Yに間欠している複数条の背側端部接合部71bにおいて、背側外装体2B及び吸収性本体3と接合している。
各端部接合部71a,71bは、所定幅を有するストライプ状に形成されている。しかし、各端部接合部71a,71bの形成パターンはこれに限られず、幅方向Xに沿って筋状に形成されている限り他のパターンで形成されていてもよい。例えばスパイラル状の接合パターンや、Ω字状の接合パターンを採用してもよい。各端部接合部71a,71bは、各端部シート7a,7bの幅方向Xの全域にわたって連続又は不連続に形成されている。長手方向Yにおいて隣り合う端部接合部71a,71b間においては、各端部シート7a,7bと、各外装体2A,2B及び吸収性本体3とは非接合状態になっている。
腹側端部シート7aと吸収性本体3とが重なる領域LSF(図9参照)の長手方向Yの長さは、上述した、腹側外装体2Aと吸収性本体3との接合領域KSF(図8参照)の長手方向の長さに対して50%以下であることが好ましく、45%以下であることが更に好ましく、35%以下であることが一層好ましい。この値の下限値は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることが更に好ましく、15%以下であることが一層好ましい。例えば領域LSFの長手方向の長さは、接合領域KSFの長手方向の長さに対して5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上45%以下であることが更に好ましく、15%以上35%以下であることが一層好ましくい。このようにすることで、腹側部Aにおける柔らかさや通気性を向上させることが可能となる。
一方、背側部Bに関しては、背側端部シート7bと吸収性本体3とが重なる領域LSB(図9参照)の長手方向Yの長さは、上述した、背側外装体2Bと吸収性本体3との接合領域KSB(図8参照)の長手方向の長さに対して50%以下であることが好ましく、45%以下であることが更に好ましく、35%以下であることが一層好ましい。この値の下限値は、5%以上であることが好ましく、10%以上であることが更に好ましく、15%以上であることが一層好ましい。例えば領域LSBの長手方向の長さは、接合領域KSBの長手方向の長さに対して5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上45%以下であることが更に好ましく、15%以上35%以下であることが一層好ましくい。このようにすることで、背側部Bにおける柔らかさや通気性を向上させることが可能となる。
本実施形態のおむつ1においては、おむつ1の厚み方向に沿って見たとき、腹側端部シート7a及び背側端部シート7bのいずれもが、先に述べた股下シート6と重なっていない。このことは、おむつ1の厚み方向における通気性の低下が抑制されるという点から有利である。
腹側端部シート7a及び背側端部シート7bを構成する材料に特に制限はないが、先に述べたとおり、腹側外装体2A及び背側外装体2Bが、外層シート22及び内層シート23の2層構造である場合には、腹側端部シート7a及び背側端部シート7bは、外層シート22と同材質のものであることが好ましい。このことは、おむつ外側の触感が均一になり、外装体と吸収性本体が分割しているにも関わらず、下着のような一体的な肌触りが得られる点から有利である。
図10には、図2におけるX−X線断面図が示されている。同図に示すとおり、腹側端部シート7aは、吸収性本体3の長手方向Yの端部から外方に延出しており、延出部分7a’が腹側外装体2Aと接合している。延出部分7a’と腹側外装体2Aとの接合は延出域接合部8において行われる。延出域接合部8における接合は例えば接着剤によって行うことができる。この場合、接着剤は、延出部分7a’における腹側外装体2Aとの対向面に塗布されてもよく、あるいは腹側外装体2Aにおける延出部分7a’との対向面に塗布されてもよい。また、延出部分7a’及び腹側外装体2Aの双方に塗布されてもよい。延出部分7a’及び腹側外装体2Aの双方に接着剤を塗布する場合、延出部分7a’に塗布した接着剤と、腹側外装体2Aに塗布した接着剤とは、両者の接合状態において互いに重なってもよく、あるいはずれて配置されてもよい。なお図10は、腹側部Aにおける断面構造を示す図であるところ、背側部Bの断面構造は図10と同様になっている。
図10に示す延出域接合部8は、おむつ1の幅方向(紙面と直交する方向)に延び、かつ長手方向Yに間欠している。しかし、これに代えて、例えば腹側外装体2Aにおける延出部分7a’との対向面に、隙間なく接着剤を塗布してもよい。別の態様として、図11に示す態様を採用することもできる。図11においては、腹側端部シート7aと吸収性本体3とが重なる領域LSFにおいて、吸収性本体3の周縁から外方に延出する所定幅の領域72aに、接着剤が連続して隙間なく塗布され、該接着剤によって腹側端部シート7aと吸収性本体3とが接合されている。図11中、領域72aは、左下がりのハッチングで示されている。領域72aよりも外方においては、幅方向Xに延び、長手方向Yに間欠している複数条の腹側端部接合部71aにおいて、腹側端部シート7aと腹側外装体2Aとが接合している。同様に、背側端部シート7bと吸収性本体3とが重なる領域LSBにおいて、吸収性本体3の周縁から外方に延出する所定幅の領域72bに、接着剤が連続して隙間なく塗布され、該接着剤によって腹側端部シート7bと吸収性本体3とが接合されている。図11中、領域72bは、左下がりのハッチングで示されている。領域72bよりも外方においては、幅方向Xに延び、長手方向Yに間欠している複数条の腹側端部接合部71bにおいて、背側端部シート7bと背側外装体2Bとが接合している。図11に示す態様では、領域72a,72bに対応する腹側端部シート7a及び背側端部シート7bの領域に、接着剤を隙間なく塗布することができる。一方、腹側外装体2A及び背側外装体2Bのうち、領域72a,72bよりも外方の領域に、幅方向Xに延び、長手方向Yに間欠して接着剤を塗布することができる。
なお念のために述べると、これまでに説明してきた各部位における寸法は、各弾性部材を伸長させて各部材を引き伸ばした状態での寸法(設計寸法)のことである。
以上、本発明をその好ましい実施形態に基づき説明したが、本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記実施形態は、本発明をパンツ型使い捨ておむつに適用した例であるが、本発明のパンツ型吸収性物品はこれ以外の吸収性物品、例えばショーツ型生理用ナプキン等にも同様に適用できる。
上述した実施形態に関し、本発明は更に以下のパンツ型吸収性物品を開示する。
<1> 着用者の腹側に配される腹側外装体と、着用者の背側に配される背側外装体と、該腹側外装体と該背側外装体との間を架け渡すようにこれらの外装体に固定された吸収性本体と、該吸収性本体の外面側に配置された股下シートとを具備し、該腹側外装体及び該背側外装体の縦方向に沿う両側縁部に該腹側外装体と該背側外装体とを接合して形成されたサイドシール部を有し、これにより構成された環状外装部を備えるパンツ型吸収性物品であって、
前記物品は、吸収性本体の延びる方向に沿う長手方向と、それに直交する幅方向とを有し、
吸収性本体は、着用者の肌に近い側に位置する表面シートと、着用者の肌から遠い側に位置する裏面シートと、両シート間に位置する吸収コアとを具備し、
吸収コアは、長手方向に沿う一条又は複数条の変形誘導領域を有し、
腹側外装体と吸収性本体との接合が、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の腹側接合部において行われ、
背側外装体と吸収性本体との接合が、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の背側接合部において行われ、
股下シートと裏面シートとの接合が、長手方向に延び、かつ幅方向に間欠している複数条の股下接合部において行われ、
腹側外装体と吸収性本体との接合領域KSFと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGFの長手方向の長さが、接合領域KSFの長手方向の長さの50%以下であり、
背側外装体と吸収性本体との接合領域KSBと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGBの長手方向の長さが、接合領域KSBの長手方向の長さの50%以下である、パンツ型吸収性物品。
<2> 腹側部において、重なり領域SGFの長手方向の長さが、接合領域KSFの長手方向の長さの、好ましくは45%以下、更に好ましくは35%以下であり、好ましくは5%以上、更に好ましくは10%以上、一層好ましくは15%以上であり、
重なり領域SGFの長手方向の長さは、接合領域KSFの長手方向の長さの5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上45%以下であることが更に好ましく、15%以上35%以下であることが一層好ましい前記<1>に記載のパンツ型吸収性物品。
<3> 背側部においては、重なり領域SGBの長手方向の長さが、接合領域KSBの長手方向Yの長さの、好ましくは45%以下、更に好ましくは35%以下であり、好ましくは5%以上、更に好ましくは10%以上、一層好ましくは15%以上であり、
重なり領域SGBの長手方向の長さは、接合領域KSBの長手方向の長さの5%以上50%以下であることが好ましく、10%以上45%以下であることが更に好ましく、15%以上35%以下であることが一層好ましい前記<1>又は<2>に記載のパンツ型吸収性物品。
<4> 腹側外装体と吸収性本体との接合領域KSFと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGFの長手方向の長さが、前記物品を長手方向に前後二等分する位置から腹側部側の股下シートの端部までの長さMSFに対して50%以下であり、
背側外装体と吸収性本体との接合領域KSBと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGBの長手方向の長さが、前記物品を長手方向に前後二等分する位置から背側部側の股下シートの端部までの長さMSBに対して50%以下である前記<1>ないし<3>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<5> パンツ型吸収性物品を長手方向に前後二等分する位置Mから腹側部側の股下シートの端部までの長さMSFに対して、重なり領域SGFの長手方向の長さが、好ましくは35%以下、更に好ましくは25%以下であり、好ましくは2%以上、更に好ましくは5%以上、一層好ましくは10%以上であり、
長さMSFに対する重なり領域SGFの長手方向の長さは、好ましくは2%以上50%以下であり、更に好ましくは5%以上35%以下であり、一層好ましくは10%以上25%以下である前記<1>ないし<4>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<6> パンツ型吸収性物品を長手方向に前後二等分する位置Mから背側部側の股下シートの端部までの長さMSBに対して、重なり領域SGBの長手方向の長さが、好ましくは35%以下、更に好ましくは25%以下であり、好ましくは2%以上、更に好ましくは5%以上、一層好ましくは10%以上であり、
長さMSBに対する重なり領域SGBの長手方向の長さは、好ましくは2%以上50%以下であり、更に好ましくは5%以上35%以下であり、一層好ましくは10%以上25%以下である前記<1>ないし<5>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<7> 吸収性本体の腹側部側の端部及び背側部側の端部を覆う腹側端部シート及び背側端部シートが、該吸収性本体の肌対向面側に配置されており、
腹側端部シート及び背側端部シートは、吸収性本体の周縁から延出する部位において腹側外装体及び背側外装体と接合されている前記<1>ないし<6>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<8> 腹側端部シートが、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の腹側端部接合部において、腹側外装体及び吸収性本体と接合しており、
背側端部シートが、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の背側端部接合部において、背側外装体及び吸収性本体と接合している前記<1>ないし<7>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<9> 腹側端部シートと吸収性本体とが重なる領域LSFの長手方向の長さが、腹側外装体と吸収性本体との接合領域KSFの長手方向の長さに対して50%以下であり、
背側端部シートと吸収性本体とが重なる領域LSBの長手方向の長さが、背側外装体と吸収性本体との接合領域KSBの長手方向の長さに対して50%以下である前記<1>ないし<8>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<10> 腹側端部シート及び背側端部シートが股下シートと重なっていない前記<1>ないし<9>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<11> 腹側外装体が、外層シートと該外層シートの内側に配置された内層シートとを有し、該外層シートと腹側端部シートとが同材質のものであり、
背側外装体が、外層シートと該外層シートの内側に配置された内層シートとを有し、該外層シートと背側端部シートとが同材質のものである前記<1>ないし<10>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<12> 腹側端部シートと吸収性本体とが重なる領域LSFにおいて吸収性本体の周縁から外方に延出する所定幅の領域に接着剤が連続して隙間なく塗布され、該接着剤によって腹側端部シートと吸収性本体とが接合されており、
背側端部シートと吸収性本体とが重なる領域LSBにおいて吸収性本体の周縁から外方に延出する所定幅の領域に接着剤が連続して隙間なく塗布され、該接着剤によって背側端部シートと吸収性本体とが接合されている前記<1>ないし<11>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<13> 吸収性本体は、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向の中心側に向けて起立する第1立体ギャザーを有している前記<1>ないし<12>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<14> 股下シートは、長手方向に関し、吸収性本体における少なくとも股下部に配置されており、股下部を越えて腹側部A及び背側部Bにまで延在している前記<1>ないし<13>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<15> 吸収性本体は、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向中心側に向けて起立する第1立体ギャザーと、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向外方側に向けて起立する第2立体ギャザーとを有し、
股下シートの幅が、左右の第2立体ギャザーの自由端間の距離と同じか又はそれよりも狭くなっている前記<1>ないし<14>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<16> 股下シートの幅が、吸収コアの幅と略同じになっている前記<1>ないし<15>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<17> 吸収性本体は、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向中心側に向けて起立する第1立体ギャザーと、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向外方側に向けて起立する第2立体ギャザーとを有し、
第1立体ギャザー及び第2立体ギャザーは、それらの基端部が同じ位置に位置している前記<1>ないし<16>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<18> 基端部が長手方向に延びている前記<17>に記載のパンツ型吸収性物品。
<19> 吸収性本体は、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向中心側に向けて起立する第1立体ギャザーと、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向外方側に向けて起立する第2立体ギャザーとを有し、
第1立体ギャザー及び第2立体ギャザーは、吸収性本体における少なくとも股下部に形成されており、股下部を越えて腹側部及び背側部にまで延在している前記<1>ないし<18>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<20> 吸収性本体は、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向中心側に向けて起立する第1立体ギャザーを有し、
第1立体ギャザーは、その自由端及びその近傍に位置する糸状弾性部材を有しており、
糸状弾性部材は長手方向に延びており、
糸状弾性部材は伸長状態で、ギャザー形成用シートに固定されている前記<1>ないし<19>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<21> 吸収性本体は、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向外方側に向けて起立する第2立体ギャザーを有し、
第2立体ギャザーは、その自由端及びその近傍に位置する糸状弾性部材を有しており、
糸状弾性部材は長手方向に延びており、
糸状弾性部材は伸長状態で、ギャザー形成用シートに固定されている前記<1>ないし<20>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<22> 吸収性本体は、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向中心側に向けて起立する第1立体ギャザーと、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向外方側に向けて起立する第2立体ギャザーとを有し、
第1立体ギャザー及び第2立体ギャザーは一枚のギャザー形成用シートから形成されている前記<1>ないし<21>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<23> 変形誘導領域が、吸収性本体における少なくとも股下部に形成されている前記<1>ないし<22>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<24> 変形誘導領域が、吸収性本体における股下部を越えて腹側部及び背側部にまで延在している前記<1>ないし<23>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<25> 吸収性本体と股下シートとは、長手方向に延び、かつ幅方向に間欠している複数条の股下接合部において接合されている前記<1>ないし<24>のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
<26> 股下接合部は、所定幅を有するストライプ状に形成されている前記<25>に記載のパンツ型吸収性物品。
<27> 股下接合部は、股下シートの長手方向全域にわたって連続又は不連続に形成されている前記<25>又は<26>に記載のパンツ型吸収性物品。
<28> 裏面シートと股下シートとが、幅方向において隣り合う股下接合部間において非接合状態になっている前記<25>ないし<27>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<29> 股下接合部のうち、幅方向の最も外方に位置する股下接合部は、その全長にわたって連続して形成されている前記<25>ないし<28>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<30> 腹側外装体と吸収性本体との接合領域KSFと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGFが、吸収コアの変形誘導領域と重なっておらず、
背側外装体と吸収性本体との接合領域KSBと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGBが、吸収コアの変形誘導領域と重なっていない前記<1>ないし<29>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<31> 腹側外装体が矩形のシート状であり、背側外装体が矩形のシート状である前記<1>ないし<30>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<32> 吸収性本体が、長手方向に長い矩形状に形成されている前記<1>ないし<30>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<33> 吸収コアが、親水性繊維と高吸収性ポリマーとの混合積繊体を親水性コアラップシートによって被覆したものから構成されている前記<1>ないし<32>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<34> 腹側外装体及び背側外装体は、長手方向の長さが幅方向において均一になっている前記<1>ないし<33>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<35> 腹側外装体と背側外装体のいずれか一方の縦方向の長さが、当該外装体の一部において他方の外装体より長くなっている前記<1>ないし<34>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<36> 背側外装体がサイドシール部よりも長手方向において股下部側へ延出している前記<1>ないし<35>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<37> 腹側外装体と背側外装体とがサイドシール部で接合され、環状の外装部を形成している前記<1>ないし<36>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<38> 長手方向において隣り合う腹側接合部間及び背側接合部間において、吸収性本体と腹側外装体及び背側外装体とが非接合状態になっている前記<1>ないし<36>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<39> 長手方向の最も外方に位置する腹側接合部が、その全長にわたって連続して形成されている前記<1>ないし<38>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<40> 長手方向の最も内方に位置する腹側接合部が、その全長にわたって連続して形成されている前記<1>ないし<39>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<41> 長手方向の最も外方に位置する背側接合部、及び長手方向の最も内方に位置する背側接合部は、その全長にわたって連続して形成されている前記<1>ないし<40>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<42> 接合領域KSFの単位面積当たりの長手方向接合強度が、接合領域MSの単位面積当たりの幅方向接合強度よりも高い前記<1>ないし<41>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<43> 接合領域KSBの単位面積当たりの長手方向接合強度が、接合領域MSの単位面積当たりの幅方向接合強度よりも高い前記<1>ないし<42>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<44> 接合領域KSFの単位面積当たりの幅方向接合強度が、接合領域MSの単位面積当たりの長手方向接合強度よりも高い前記<1>ないし<43>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<45> 接合領域KSBの単位面積当たりの幅方向接合強度が、接合領域MSの単位面積当たりの長手方向接合強度よりも高い前記<1>ないし<44>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
<46> パンツ型使い捨ておむつである前記<1>ないし<45>のいずれか1に記載のパンツ型吸収性物品。
1 パンツ型使い捨ておむつ(パンツ型吸収性物品)
2A 腹側外装体
2B 背側外装体
10 環状外装部
21a 腹側接合部
21b 背側接合部
22 外層シート
23 内層シート
3 吸収性本体
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収コア
34 第1立体ギャザー
34a 自由端
35 第2立体ギャザー
35a 自由端
36 基端部
37 ギャザー形成用シート
4 サイドシール部
6 股下シート
6a 股下接合部
7a 腹側部端部シート
7b 背側部端部シート
A 腹側部
B 背側部
C 股下部

Claims (11)

  1. 着用者の腹側に配される腹側外装体と、着用者の背側に配される背側外装体と、該腹側外装体と該背側外装体との間を架け渡すようにこれらの外装体に固定された吸収性本体と、該吸収性本体の外面側に配置された股下シートとを具備し、該腹側外装体及び該背側外装体の縦方向に沿う両側縁部に該腹側外装体と該背側外装体とを接合して形成されたサイドシール部を有し、これにより構成された環状外装部を備えるパンツ型吸収性物品であって、
    前記物品は、吸収性本体の延びる方向に沿う長手方向と、それに直交する幅方向とを有し、
    吸収性本体は、着用者の肌に近い側に位置する表面シートと、着用者の肌から遠い側に位置する裏面シートと、両シート間に位置する吸収コアとを具備し、
    吸収コアは、長手方向に沿う一条又は複数条の変形誘導領域を有し、
    腹側外装体と吸収性本体との接合が、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の腹側接合部において行われ、
    背側外装体と吸収性本体との接合が、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の背側接合部において行われ、
    股下シートと裏面シートとの接合が、長手方向に延び、かつ幅方向に間欠している複数条の股下接合部において行われ、
    腹側外装体と吸収性本体との接合領域KSFと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGFの長手方向の長さが、接合領域KSFの長手方向の長さの50%以下であり、
    背側外装体と吸収性本体との接合領域KSBと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGBの長手方向の長さが、接合領域KSBの長手方向の長さの50%以下である、パンツ型吸収性物品。
  2. 腹側外装体と吸収性本体との接合領域KSFと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGFの長手方向の長さが、前記物品を長手方向に前後二等分する位置から腹側部側の股下シートの端部までの長さMSFに対して50%以下であり、
    背側外装体と吸収性本体との接合領域KSBと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGBの長手方向の長さが、前記物品を長手方向に前後二等分する位置から背側部側の股下シートの端部までの長さMSBに対して50%以下である請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 吸収性本体の腹側部側の端部及び背側部側の端部を覆う腹側端部シート及び背側端部シートが、該吸収性本体の肌対向面側に配置されており、
    腹側端部シート及び背側端部シートは、吸収性本体の周縁から延出する部位において腹側外装体及び背側外装体と接合されている請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 腹側端部シートが、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の腹側端部接合部において、腹側外装体及び吸収性本体と接合しており、
    背側端部シートが、幅方向に延び、長手方向に間欠している複数条の背側端部接合部において、背側外装体及び吸収性本体と接合している請求項1ないし3のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 腹側端部シートと吸収性本体とが重なる領域LSFの長手方向の長さが、腹側外装体と吸収性本体との接合領域KSFの長手方向の長さに対して50%以下であり、
    背側端部シートと吸収性本体とが重なる領域LSBの長手方向の長さが、背側外装体と吸収性本体との接合領域KSBの長手方向の長さに対して50%以下である請求項1ないし4のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  6. 腹側端部シート及び背側端部シートが股下シートと重なっていない請求項1ないし5のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  7. 腹側外装体が、外層シートと該外層シートの内側に配置された内層シートとを有し、該外層シートと腹側端部シートとが同材質のものであり、
    背側外装体が、外層シートと該外層シートの内側に配置された内層シートとを有し、該外層シートと背側端部シートとが同材質のものである請求項1ないし6のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  8. 腹側端部シートと吸収性本体とが重なる領域LSFにおいて吸収性本体の周縁から外方に延出する所定幅の領域に接着剤が連続して隙間なく塗布され、該接着剤によって腹側端部シートと吸収性本体とが接合されており、
    背側端部シートと吸収性本体とが重なる領域LSBにおいて吸収性本体の周縁から外方に延出する所定幅の領域に接着剤が連続して隙間なく塗布され、該接着剤によって背側端部シートと吸収性本体とが接合されている請求項1ないし7のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  9. 吸収性本体は、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向中心側に向けて起立する第1立体ギャザーと、吸収コアの左右両側縁又はその近傍から幅方向外方側に向けて起立する第2立体ギャザーとを有し、
    股下シートの幅が、左右の第2立体ギャザーの自由端間の距離と同じか又はそれよりも狭くなっている請求項1ないし8のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  10. 股下シートの幅が、吸収コアの幅と略同じになっている請求項1ないし9のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
  11. 腹側外装体と吸収性本体との接合領域KSFと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGFが、吸収コアの変形誘導領域と重なっておらず、
    背側外装体と吸収性本体との接合領域KSBと、股下シートと吸収性本体との接合領域MSとが重なる領域SGBが、吸収コアの変形誘導領域と重なっていない請求項1ないし10のいずれか一項に記載のパンツ型吸収性物品。
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