JP2014102863A - ディスクカートリッジおよびチェンジャー - Google Patents

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Abstract

【課題】光情報記録媒体、またはそれを収容するカートリッジの正規性を確認することができるカートリッジおよびチェンジャーを提供する。
【解決手段】固有情報が記録された複数の光情報記録媒体と、複数の光情報記録媒体を収容する収容体と、複数の光情報記録媒体の固有情報を記憶し、該固有情報を非接触でチェンジャーに供給する、収容体に設けられた識別装置とを備える。
【選択図】図5

Description

本開示は、ディスクカートリッジおよびチェンジャーに関する。詳しくは、複数の光情報記録媒体が収容されるディスクカートリッジおよびチェンジャーに関する。
コンピュータに保存されている映像等の情報の損失に備え、情報を保護するためのバックアップが行われる。バックアップの媒体としては磁気テープが広く用いられている。バックアップ対象のサーバに、例えばLTO(Linear Tape-Open)の第5世代規格LTO−5の磁気テープドライブが接続され、バックアップ対象の情報が磁気テープに保存される。
バックアップ対象は、重要な情報である場合が多く、且つ長期間保存される必要がある場合が多い。したがって、バックアップに用いられる磁気テープに例示される媒体には正規性および耐久性が求められる。さらに、バックアップされる情報には、機密性、完全性および可用性が維持される必要がある。そして、バックアップに用いられる媒体に対しては、特に完全性、すなわち情報が破壊、改ざん、または消去されていない状態が確保されることが求められる。
特許文献1(特許第4042961号公報)には、記録されたデータの真正性を簡便に証明することができる記録媒体カートリッジおよびその記録再生装置が開示されている。特許文献1では、磁気テープカートリッジのカートリッジメモリには、磁気テープに記録されたデータのCRC(Cyclic Redundancy Check)コードが書き換え不能な状態で記録されている。そして、記録再生装置は、その再生時に磁気テープからのCRCコードとカートリッジメモリからのCRCコードを比較し、その比較結果に基づいてデータの真正性を証明している。
特許第4042961号公報
特許文献1では、バックアップの媒体として磁気テープが用いられている。磁気テープは、情報を先頭から順番に読み込み、あるいは書き込みを行うシーケンシャルアクセスであるため、必要な部分のみを読み込むような場合には時間がかかってしまうという特徴を有する。さらに、磁気テープは、テープとヘッドとが接触して読み書きが行われる方式であるため、情報の記録再生時、および記録再生装置に対するテープの着脱時にテープが損傷する可能性がある。そして、磁気テープは、情報の記録再生、および記録再生装置に対する着脱の回数が増えるほどその寿命が短くなる。
一方で、光情報記録媒体は大容量化が進んでいる。そして、その大容量の光情報記録媒体がさらに複数枚収容されるディスクカートリッジが知られている。ディスクカートリッジは、磁気テープの代替の媒体となり得る。ディスクカートリッジに用いられる光情報記録媒体は、ランダムアクセスが可能である。さらに、光情報記録媒体は、媒体とヘッドとが接触せずに読み書きが行われる方式であるため媒体の損傷の可能性が低減されている。
このため、ディスクカートリッジは、上述した磁気テープの問題点を解決することができる。さらに、光情報記録媒体は、重複する情報の読み込み、あるいは書き込みの省略による情報量および時間の削減といった効果も期待できる。
しかしながら、光情報記録媒体を収容するディスクカートリッジは、本来、簡単には分解できない構造になっているものの、分解すること自体は不可能なことではない。そして、分解された筐体や光情報記録媒体の組み合わせが製造時とは異なった状態になってしまうと不正なディスクとなる場合がある。
したがって、本開示の目的は、光情報記録媒体、またはそれを収容するカートリッジの正規性を確認することができるカートリッジおよびチェンジャーを提供することにある。
上述の課題を解決するために、本開示は、固有情報が記録された複数の光情報記録媒体と、
複数の光情報記録媒体を収容する収容体と、
複数の光情報記録媒体の固有情報を記憶し、該固有情報を非接触でチェンジャーに供給する、収容体に設けられた識別装置と
を備えるカートリッジである。
本開示は、固有情報が記録された複数の光情報記録媒体と、複数の光情報記録媒体を収容する収容体と、複数の光情報記録媒体の固有情報を記憶し、該固有情報を非接触でチェンジャーに供給する、収容体に設けられた識別装置とを備えるカートリッジを収容するカートリッジ収容部と、
光情報記録媒体の記録または再生を行う光学部と、
カートリッジの識別装置の情報を非接触で読み取る読み取り部と、
光情報記録媒体から読み出された固有情報と、識別装置から読み出された固有情報とを照合する制御部と
を備えるチェンジャーである。
本開示によれば、光情報記録媒体と、識別装置との固有情報を比較することで、両者の組み合わせの正当性を確認することができる。したがって、ユーザによる光情報記録媒体の差し替え(または収容体の交換)を検出することができる。したがって、本開示では、光情報記録媒体、およびその光情報記録媒体が複数収容されるカートリッジの正規性を確認することができるカートリッジおよびチェンジャーを提供することができる。
本開示の一実施の形態に係るディスクカートリッジの一例を示す斜視図である。 本開示の一実施の形態に係るディスクカートリッジの分離した状態の一例を示す斜視図である。 本開示の一実施の形態に係るディスクカートリッジの分離した状態の一例を別の方向からの視点で示す斜視図である。 本開示の一実施の形態に係るディスクカートリッジおよび記録再生装置の一例を示す斜視図である。 本開示の一実施の形態に係る記録再生装置の内部構成の一例を示すブロック図である。 本開示の一実施の形態に係るディスクカートリッジのRFIDロックおよびロック解除番号の生成方法の一例を示す略線図である。 本開示の一実施の形態に係るディスクカートリッジの認証コードの生成方法の一例を示す略線図である。 本開示の一実施の形態に係る記録再生装置の記録再生部の構成の一例を示すブロック図である。 本開示の一実施の形態に係るディスクカートリッジに取り付けられる識別装置の構成の一例を示す略線図である。 本開示の一実施の形態に係る識別装置の回路の一構成例を示すブロック図である。 本開示の一実施の形態に係るディスクカートリッジの識別装置に対する識別情報の記憶方法の一例を示すフローチャートである。 本開示の一実施の形態に係る記録再生装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本開示の一実施の形態に係る記録再生装置が取り付けられる外部コンピュータの構成の一例を示すブロック図である。
以下に説明する実施の形態は、本開示の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本開示の範囲は、以下の説明において、特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
なお、本開示の説明は、下記の順序に沿ってなされる。
<本開示の一実施の形態>
[1.ディスクカートリッジの構成]
[2.記録再生装置の構成]
[3.記録再生装置の内部構成]
[4.記録再生部の構成]
[5.識別装置の構成]
「6.識別情報の記憶方法」
「7.記録再生装置の動作方法」
[8.記録再生装置が取り付けられる外部コンピュータの構成]
<変形例>
<本開示の一実施の形態>
[1.ディスクカートリッジの構成]
まず、本開示の一実施の形態に係るディスクカートリッジの構成について説明する。図1は、カートリッジの一例としてのディスクカートリッジ1を示す。さらに、図2および図3は、ディスクカートリッジ1の分離した状態の一例を示す。なお、以下の説明にあっては、ディスクカートリッジ1をチェンジャーとしての記録再生装置のカートリッジ挿脱口から挿入する方向を前方と便宜上定義して前後上下左右の方向を示すものとする。
ディスクカートリッジ1は、収容体としてのケース体2の内部に所要の各部が配置されて成り、ケース体2は、第1のシェル3と、第2のシェル4とを有している。ケース体2の内部には、例えばディスク状の光情報記録媒体100、100、・・・が上下方向に等間隔で収容可能とされている。光情報記録媒体100には、例えばBD(Blu-ray Disc)が用いられても良く、DVD(Digital Versatile Disc)が用いられても良い。光情報記録媒体100には、ディスク以外の形態の媒体が用いられても良い。
第1のシェル3の例えば上シェルと、第2のシェル4の例えば下シェルとは、例えば上下方向において結合、または分離可能とされている(図2および図3参照)。なお、第1のシェル3と、第2のシェル4とが別の方向例えば横方向に結合、または分離する形態であっても良い。
第1のシェル3は、樹脂材料によって形成され、ベース体5と、ベース体5の後端部に取り付けられた補助ベース6とが上下方向において結合されて成る(図2および図3参照)。
ベース体5は、図2に示すように、上下方向を向くベース面部7と、ベース面部7の左右両端部からそれぞれ下方へ突出されたサイド面部8、8と、ベース面部7の後端部から下方へ突出されたリア面部9とを有している。
ベース面部7の中央部には下方へ突出された丸軸状のセンターピン10が設けられている(図3参照)。
ベース面部7の前端寄りの位置には下方へ突出された図示せぬ支持軸が左右に離隔して設けられている。ベース面部7の下面における図示せぬ支持軸の近傍の位置には、それぞれ図示せぬバネ掛け突部が設けられている。
第1のシェル3の図示せぬ支持軸には、それぞれロックレバー13、13が図示せぬ支持軸の各中心軸を中心として回動自在に支持される。ロックレバー13は、図示せぬ支持軸が挿入されて支持される円筒状の被支持部14と、被支持部14の略上半部から略前方へ突出され、さらに側方へ突出された図示せぬロック部と、被支持部14の略下半部から斜め前方へ突出された図示せぬロック解除部とを有している。ロックレバー13、13は図示せぬ付勢バネによって図示せぬロック部がそれぞれサイド面部8、8に近付く方向へ付勢される。
第1のシェル3の左右両側面部における後端寄りの位置には、それぞれスライダー支持部3a、3aが形成されている。
第1のシェル3のスライダー支持部3a、3aにはそれぞれロックスライダー18、18が前後方向へスライド自在に支持される。ロックスライダー18は前後に延びる被支持部19と被支持部19の前端部を除く部分から内方へ突出されたロック部20とロック部20の後面から後方へ突出された図示せぬバネ支持軸部とから成る。ロックスライダー18、18は被支持部19、19がそれぞれ第1のシェル3のスライダー支持部3a、3aにスライド自在に支持され、図示せぬバネ支持軸部にそれぞれ図示せぬコイルバネが支持される。図示せぬコイルバネは両端がそれぞれロック部20の後面とスライダー支持部3aを形成する後面とに接する。したがって、ロックスライダー18は図示せぬコイルバネによって前方へ付勢される。
第1のシェル3の前端部には開閉パネル23が取り付けられている。開閉パネル23は、図2に示すように、前後方向を向く横長の矩形の板状に形成されたパネル部24とパネル部24の後面における下端部から後方へ突出された被取付突部25、25とを有している。
パネル部24には左右に離隔して挿入孔24a、24aが形成されている(図3参照)。パネル部24の左右両端部にはそれぞれ外方に開口された挿入用切欠24b、24bが形成されている。被取付突部25、25は左右に離隔して設けられている。
開閉パネル23は、被取付突部25、25の先端部がそれぞれベース面部7に設けられた図示せぬ支持軸の下面にネジ止めされて第1のシェル3に取り付けられる。開閉パネル23が第1のシェル3に取り付けられた状態においては、被取付突部25、25がそれぞれ図示せぬ支持軸の下方においてネジ止めされており、図示せぬ支持軸に支持されたロックレバー13、13および図示せぬ付勢バネの図示せぬ支持軸からの脱落が防止される。
開閉パネル23が第1のシェル3に取り付けられた状態において、挿入孔24a、24aの真後ろにそれぞれロックレバー13、13の図示せぬロック解除部が位置される。
第2のシェル4は樹脂材料によって形成され、上下方向を向く基面部26と基面部26の左右両端部からそれぞれ上方へ突出された側面部27、27が一体に形成されて成る(図2参照)。
側面部27は外側壁部28と外側壁部28の内側に位置する内側壁部29とによって構成される。外側壁部28は高さが内側壁部29の高さの略半分にされ、上面が内側壁部29の上面より低くされている。
内側壁部29の前端部には前方に開口され左右に貫通された第1のロック用凹部29aが形成されている。内側壁部29の後端寄りの位置には後方および外方に開口された第2のロック用凹部29bが形成されている。
内側壁部29の内面には保持溝29c、29c、・・・が形成され、保持溝29c、29c、・・・は上下方向において等間隔に離隔して位置されている。
一方の内側壁部29には図示せぬバネ取付凹部が形成されている。図示せぬバネ取付凹部は上方および内方に開口されている。
図示せぬバネ取付凹部には押さえバネ30が挿入されて取り付けられている(図2参照)。押さえバネ30は、縦長の板状の被取付部と、被取付部の後縁から突出されたバネ部とが金属材料によって一体に形成されて成る。バネ部は、保持溝29c、29c、・・・の上下の間隔と同じ間隔で上下方向において等間隔に離隔して設けられ、保持溝29c、29c、・・・と同数が設けられている。
押さえバネ30は図示せぬバネ取付凹部に挿入されバネ部の先端部が内側壁部29の内側に突出される。
第2のシェル4の側面部27、27間の後端寄りの位置にはブリッジ部材31が取り付けられる(図2参照)。ブリッジ部材31は板状の金属材料が所定の形状に折り曲げられて形成されている。ブリッジ部材31が側面部27、27間に取り付けられることにより、第2のシェル4の全体としての強度を確保することができる。
ディスクカートリッジ1には、ケース体2の例えば後面に、識別情報を有する識別装置として、例えばRFIDタグ32が貼付されている。RFIDタグ32は、RFIDタグ32の識別情報を読み取る装置からの読み取りが可能であればディスクカートリッジ1の何れの場所に取り付けられても良い。RFIDタグ32は、情報を電子的に記憶することができる。ここでは図示せぬ集積回路(IC:Integrated Circuit)と、この集積回路と接続され、電磁波を送受信可能なここでは図示せぬコイル状アンテナとを有している。RFIDタグ32には、所定の情報、例えばディスクカートリッジ1や光情報記録媒体100、100、・・・に関する情報が入力されている。RFIDタグ32の詳細については後述する。
以上のように構成されたディスクカートリッジ1において、光情報記録媒体100、100、・・・がケース体2の内部に保持される(図1および図2参照)。光情報記録媒体100は、第1のシェル3と、第2のシェル4とが分離された状態において、外周部が、第2のシェル4の側面部27、27に形成された保持溝29c、29cに前方から挿入されてケース体2の内部に保持される。したがって、第2のシェル4の前端に位置する開口は光情報記録媒体100、100、・・・の第2のシェル4に対する挿入および取り出しが行われるディスク挿脱口4aとして形成される。
第1のシェル3と、第2のシェル4とが結合され、第1のシェル3に開閉パネル23が取り付けられてケース体2が構成された状態においては、第1のシェル3におけるサイド面部8、8の下面と、第2のシェル4における外側壁部28、28の上面との間にそれぞれ前後に延びる挿入溝2a、2aが形成される(図1参照)。挿入溝2a、2aは、後端がそれぞれ第1のシェル3のスライダー支持部3a、3aに連続され、前端がそれぞれ開閉パネル23のパネル部24に形成された挿入用切欠24b、24bに連続される。
第1のシェル3と、第2のシェル4とは、ベース体5のベース面部7と、基面部26とが上下で対向した状態で結合されている。
第1のシェル3と、第2のシェル4とが結合された状態においては、ロックレバー13、13およびロックスライダー18、18によって第1のシェル3と、第2のシェル4とがロックされている。
ロックレバー13、13は図示せぬ付勢バネの付勢力によって図示せぬロック部の先端部が互いに離隔する方向(外方)における回動端に位置される。図示せぬロック部は、それぞれ第2のシェル4の側面部27、27に形成された第1のロック用凹部29a、29aに挿入されて係合されている。
ロックスライダー18、18は、図示せぬコイルバネの付勢力によって前方の移動端に位置され、ロック部20、20が、それぞれ第2のシェル4の側面部27、27に形成された第2のロック用凹部29b、29bに挿入されて係合されている。
上述したように、第1のシェル3と、第2のシェル4とが結合されてロックされ光情報記録媒体100、100、・・・がケース体2の内部に保持された状態においては、光情報記録媒体100、100、・・・の外周面の一部に押さえバネ30のバネ部がそれぞれ接して押さえられている。このとき保持溝29c、29c、・・・の一部に光情報記録媒体100、100、・・・の外周面における他の部分が押し付けられ光情報記録媒体100、100、・・・がケース体2の内部において正規の位置に位置決めされている。
第1のシェル3と、第2のシェル4とが結合された状態においては、光情報記録媒体100、100、・・は、中心孔100a、100a、・・・に、第1のシェル3に設けられたセンターピン10が挿入される。
[2.記録再生装置の構成]
次に、記録再生装置40の構成を説明する。図4は、ディスクカートリッジ1およびチェンジャーの一例としての記録再生装置40の一例を示す。記録再生装置40は外筐41の内部に所要の各部が配置されて成る。
外筐41は、図4に示すように、後方および下方に開口された外フレーム42と、外フレーム42の後端部に取り付けられた前後方向を向くパネル43と、外フレーム42の下端部に取り付けられた上下方向を向くベースフレーム44とによって構成される。
パネル43の上端部には、前後に貫通されたカートリッジ挿脱口が形成され、カートリッジ挿脱口が、シャッター45によって開閉可能とされている。パネル43の下端部にはイジェクト釦46が配置されている。
外筐41の内部には、カートリッジ収容部としてのディスクホルダー47が配置されている。ディスクホルダー47は、上ホルダーと、下ホルダーとで構成される。ディスクカートリッジ1が、記録再生装置40に挿入された際には、第1のシェル3が上ホルダーに保持され、第2のシェル4が下ホルダーによって保持される。
外筐41の内部には、前方側における下端部に、光情報記録媒体100、100、・・・に対する情報信号の記録、または再生を行う光学部(ピックアップ)としての記録再生部(ドライブ)101が配置されている。記録再生部101は、複数設けられていても良い。
ディスクカートリッジ1が、パネル43のカートリッジ挿脱口から挿入されると、ディスクカートリッジ1が、ディスクホルダー47に後方から挿入されていく。ディスクカートリッジ1が、パネル43のカートリッジ挿脱口から挿入されるときには、シャッター45が押圧されて回動される。
ディスクカートリッジ1が、ディスクホルダー47に後方から挿入されていくと、ケース体2に形成された挿入溝2a、2aに、それぞれ図示せぬ上ホルダーの解除片と、図示せぬ下ホルダーの保持片とが挿入される。
挿入溝2a、2aに、それぞれ図示せぬ解除片が挿入されると、ディスクカートリッジ1が、ディスクホルダー47の奥側まで移動されたときに、図示せぬ解除片によって、それぞれロックスライダー18、18の被支持部19、19が押圧される。図示せぬ解除片によって、それぞれ被支持部19、19が後方へ押圧されると、ロックスライダー18、18は、それぞれ図示せぬコイルバネの付勢力に抗して後方へ移動され、ロック部20、20が、それぞれ第2のシェル4の第2のロック用凹部29b、29bから引き出される。ロック部20、20が、それぞれ第2のロック用凹部29b、29bから引き出されると、ロックスライダー18、18による第1のシェル3と、第2のシェル4とのロックが解除される。
このとき、ディスクホルダー47に設けられた図示せぬロック解除片がそれぞれ開閉パネル23の挿入孔24a、24aに挿入される。図示せぬロック解除片が、それぞれ挿入孔24a、24aに挿入されると、図示せぬロック解除片によって、それぞれロックレバー13、13の図示せぬロック解除部が後方へ押圧される。図示せぬロック解除片によって、それぞれ図示せぬロック解除部が後方へ押圧されると、ロックレバー13、13は、それぞれ図示せぬ付勢バネの付勢力に抗して回動され、図示せぬロック部が、それぞれ第2のシェル4の第1のロック用凹部29a、29aから引き出される。図示せぬロック部が、それぞれ第1のロック用凹部29a、29aから引き出されると、ロックレバー13、13による第1のシェル3と第2のシェル4のロックが解除される。
ロックレバー13、13による第1のシェル3と第2のシェル4のロックの解除は、ロックスライダー18、18による第1のシェル3と第2のシェル4のロックの解除と同時に行われる。
ロックレバー13、13と、ロックスライダー18、18とによる第1のシェル3と第2のシェル4のロックが解除されると、第1のシェル3と、第2のシェル4とが上下方向に分離可能な状態となる。
第1のシェル3と、第2のシェル4とが分離可能な状態において、第1のシェル3は下方へ移動されず、第2のシェル4が、下ホルダーと一体になって下方へ移動されていく。したがって、第1のシェル3と、第2のシェル4とが分離される。
その後に、下ホルダーの停止位置に応じた高さに存在する光情報記録媒体100の外周面が図示せぬ排出レバーによって前方へ押圧され、押圧された光情報記録媒体100が第2のシェル4から記録再生部101側へ排出される。
そして、光情報記録媒体100が記録再生部101に装填されて情報の記録、または再生が行われる。
[3.記録再生装置の内部構成]
図5は、記録再生装置40の内部構成の一例を示す。記録再生装置40には、複数の光情報記録媒体100が収容されるとともにRFIDタグ32が取り付けられたディスクカートリッジ1が装着されている。
記録再生装置40は、読み取り部50と、記録再生部101と、システムコントローラ108と、インタフェース109とを有する。記録再生装置40は、インタフェース109を介して外部コンピュータ200と接続されている。
読み取り部50は、RFIDタグ32との間で、電磁界や電波等が用いられた近接無線通信によって識別情報をやり取りする機能を有する。読み取り部50には、例えばリーダ/ライタが用いられる。リーダ/ライタは、電磁波をRFIDタグ32に送る。RFIDタグ32は、電磁誘導によって得られる電力を用いて集積回路を駆動することでリーダ/ライタとの通信が行われる。このように、RFIDタグ32は、記録再生装置40の要求に応じて、自身の保持する識別情報を送信する。なお、読み取り部50と、RFIDタグ32との間における識別情報のやり取りに、上述した非接触による方法ではなく接触による方法が用いられても良い。
記録再生部101は、ディスクカートリッジ1から取り出された光情報記録媒体100に対して情報の記録および再生を行う。
制御部としてのシステムコントローラ108は、読み取り部50や記録再生部101等の記録再生装置40の各部を制御する。システムコントローラ108は、図示せぬCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)等によって構成される。さらに、システムコントローラ108は、図示せぬ記録媒体交換部を制御する。記録媒体交換部は、ディスクカートリッジ1に収容される複数の中から所定の光情報記録媒体100を取り出して記録再生部101が、情報の記録および再生を行えるようにする。
インタフェース109は、記録再生部101および外部コンピュータ200と接続されている。記録再生部101によって光情報記録媒体100から読み出された信号はインタフェース109を介して外部コンピュータ200に出力される。一方で、記録再生部101によって光情報記録媒体100に記録される信号はインタフェース109を介して外部コンピュータ200から入力される。
インタフェース109が読み取り部50と接続されていても良い。この場合には、接続される外部コンピュータ200からの操作入力によって読み取り部50の制御が行われる構成とすることができる。
ディスクカートリッジ1は、上述したように、光情報記録媒体100が複数枚例えば12枚収容可能である。以下では、ディスクカートリッジ1が、12枚の光情報記録媒体100を収容可能な構成を例示して識別情報について説明する。
ディスクカートリッジ1には、12枚の光情報記録媒体100としてDisc0からDisc−11が収容されている。光情報記録媒体100のそれぞれは、固有情報としての識別情報を有している。識別情報は、光情報記録媒体100の例えばユーザがアクセス不可な内周部に予め記録されている。
表1に、光情報記録媒体情報の一例としてDisc−0の識別情報を示す。
Figure 2014102863
再生専用領域のAREA−1には第1の識別情報である共通情報が記録されている。共通情報とは、複数の光情報記録媒体100に共通する規格情報(スペック)である。規格情報としては、例えばメーカーコード、ディスクタイプ、ディスク容量、ディスク層数が挙げられる。この場合、ケース体2に収容される光情報記録媒体100は、同一の規格の光情報記録媒体100であることが前提となる。
メーカーコードは光情報記録媒体100の製造メーカに固有のコードである。ディスクタイプは光情報記録媒体100の規格やフォーマットである。ディスクタイプには、例えば記録専用型、追記型、書き換え型、より具体的には例えばBD−R(Blu-ray Disc Recordable) Ver.2.0やBD−RE(Blu-ray Disc REwritable) Ver.3.0がある。ディスク容量は光情報記録媒体100の記録容量である。ディスク容量には、例えば100GBや128GBがある。ディスク層数は光情報記録媒体100の記録層の数である。ディスク層数には、例えば3層や4層がある。
再生専用領域のAREA−2には第2の識別情報が記録されている。第2の識別情報は、例えばディスクユニーク番号を有している。ディスクユニーク番号は光情報記録媒体100のそれぞれに固有の番号である。
RFIDタグ32は、装置の固有情報である識別情報を有している。RFIDタグ32には、ディスクカートリッジ1に収容される12枚の光情報記録媒体100としてのDisc−0からDisc−11に対応した識別情報が記録される。
表2に、RFID情報の一例を示す。
Figure 2014102863
第1の識別情報は読み出しがロックされており、第2の識別情報は読み出しおよび書き込みがロックされている。ロックおよびロック解除が行われる際には第1の鍵情報としてのロックおよびロック解除番号が必要となる。なお、第1の識別情報および第2の識別情報のロックは、領域へのアクセス自体をロックしても良く、個別の情報毎に鍵を掛ける形態としても良い。
読み出しのロックされた領域のAREA−1には第1の識別情報が記録されている。第1の識別情報は、例えばディスクカートリッジ1に収容される12枚の光情報記録媒体100の共通情報としてメーカーコード、ディスクタイプ、ディスク容量、ディスク層数を記憶している。
読み出しおよび書き込みのロックされた領域のAREA−2には第2の識別情報が記録されている。第2の識別情報は、例えば12枚の光情報記録媒体100のディスクユニーク番号、認証情報としての認証コードを有している。
ここでは、図6を参照して、RFIDロックおよびロック解除番号の生成方法の一例について説明する。
RFIDロックおよびロック解除番号の生成の際には、RFIDタグ32に記録されている固有情報としてのRFIDユニーク番号が用いられる。さらに、第2の鍵情報としての秘密鍵として例えば鍵Aが用意される。鍵Aは、例えばシステムコントローラ108の図示せぬROMに記録されている。
そして、読み取り部50で読み込まれたRFIDユニーク番号と鍵Aとが組み合わされて演算Aが行われる。演算Aの結果としてRFIDロックおよびロック解除番号が得られる。演算Aは、システムコントローラ108において行われるのが好ましい。しかしながら、記録再生装置40が取り付けられる外部コンピュータ200において演算Aが行われるように構成されても良い。
演算Aにおいて、秘密鍵と、機器固有の値とを組み合わせて新たな鍵(ロックおよびロック解除番号)を生成する方法としては、例えば、HKDF(HMAC-based Extract-and-Expand Key Derivation Function)等が利用可能である。
上述したように、AREA−2には、第2の識別情報の一つとして認証コードが記録される。
ここでは、図7を参照して、ディスクカートリッジ1の記録再生時に認証コードの照合が行われる際に用いられる認証コードの生成方法の一例について説明する。
認証コードの生成の際には、Disc−0からDisc−11の12枚の各々のディスクユニーク番号が用いられる。さらに、第3の鍵情報としての秘密鍵として例えば鍵Bが用意される。鍵Bは、例えばシステムコントローラ108の図示せぬROMに記録されている。
そして、AREA−2に認証コードが既に記録されており、ディスクカートリッジ1の使用(記録再生)時に認証コードの照合が行われる際には、12のディスクユニーク番号と鍵Bとが組み合わされて演算Bが行われる。演算Bの結果として認証コードが得られる。演算Bは、システムコントローラ108において行われるのが好ましい。しかしながら、記録再生装置40が取り付けられる外部コンピュータ200において演算Bが行われるように構成されても良い。なお、RFIDタグ32のAREA−2への認証コードの記録が行われる際には、Disc−0からDisc−11の12枚の各々のディスクユニーク番号が用いられる。
演算Bにおいて、秘密鍵を用いて認証コードを生成する方式としては、例えばHMAC(The Keyed-Hash Message Authentication Code)等が利用可能である。
[4.記録再生部の構成]
図8は、記録再生装置40の記録再生部101の構成の一例を示す。光情報記録媒体100に対して情報が記録され、光情報記録媒体100から情報が再生される。
記録再生部101は、スピンドルモータ102と、光学ヘッド103と、レーザ駆動部104と、信号検出部105と、サーボ回路106と、信号変復調器107と、システムコントローラ108と、インタフェース109とを有する。
スピンドルモータ102は光情報記録媒体100を回転させる。光情報記録媒体100がスピンドルモータ102によって例えば線速度一定で回転する。すなわち、CLV(Constant Linear Velocity:線速度一定)方式で光情報記録媒体100が回転する。回転制御方式としては、ゾーンCLV方式を使用しても良く、PCAV(パーシャル(Partial)Constant Angular Velocity:角速度一定)を使用しても良い。
光学ヘッド103は、図示せぬ送りモータによって、光情報記録媒体100の径方向に移動する。そして、光学ヘッド103は、光情報記録媒体100に対して情報の記録および再生を行う。
レーザ駆動部104は、光学ヘッド103のレーザ光源を制御する。光学ヘッド103に対して、レーザ駆動部104からの駆動信号が供給される。レーザ駆動部104は、記録モード時と再生モード時とでレーザ光源の出力パワーを異ならせる制御を行っている。
記録モード時には、記録情報110に応じて強度が変調されたレーザビームが光学ヘッド103から、光情報記録媒体100に対して照射される。再生されたアドレス情報に基づいて決定された光情報記録媒体100の所定の位置に情報が記録される。
一方で、再生モード時には、光情報記録媒体100の記録面に対して、光学ヘッド103からの読み取りレーザビームが照射され、その反射光が、光学ヘッド103内のフォトディテクタによって検出される。光学ヘッド103は、光情報記録媒体100の記録面からの反射光に対応する信号を信号検出部105に供給する。
信号検出部105は、光検出器である光学ヘッド103からの出力に基づいて、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等のサーボエラー信号111、および再生信号であるRF信号112を生成する。ウォブル信号が生成されても良い。さらに、信号検出部105は、サーボエラー信号111をサーボ回路106に出力する。そして、信号検出部105は、RF信号112を信号変復調器107に出力する。
サーボ回路106は、システムコントローラ108からの指令に基づいてスピンドルモータ102および図示せぬ送りモータを駆動制御する。サーボ回路106には、信号検出部105からサーボエラー信号111が入力される。サーボ回路106は、フォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号が0となるようなフォーカスサーボ信号やトラッキングサーボ信号を生成する。サーボ回路106は、これらのサーボ信号に基づいて、対物レンズを駆動する2軸アクチュエータ等の図示せぬ対物レンズ駆動部を駆動制御する。さらに、サーボ回路106は、信号検出部105からの出力に基づいて同期信号等を検出して、CLV方式等でスピンドルモータ102を制御する。このようにして、サーボ回路106によって、スピンドルモータ102の回転が線速度一定に制御され、光学ヘッド103のフォーカスおよびトラッキングが制御される。
信号変復調器107は、光情報記録媒体100に対して情報の記録を行う際には、インタフェース109から入力されたディジタル信号に対して記録処理を施す。例えば、信号変復調器107は、エラー訂正符号化を行い、1−7PP方式等の変調処理を行う。一方で、信号変復調器107は、光情報記録媒体100に記録された情報の再生を行う際には光検出器で検出された信号に対して復調処理を行う。
システムコントローラ108は、記録再生部101の各部を制御する。システムコントローラ108は、ユーザからの操作入力に応じて、光情報記録媒体100の最内周にあるプリマスタードピットやグルーブ等に記録されたアドレス情報やTOC(Table Of Contents)等に基づいて記録再生部101を制御する。
記録再生部101は、インタフェース109を介して外部コンピュータ200と接続される。光情報記録媒体100から読み出された信号はインタフェース109を介して外部コンピュータ200に出力され、光情報記録媒体100に記録される信号はインタフェース109を介して外部コンピュータ200から入力される。
以上のように構成された記録再生部101は、スピンドルモータ102によって、光情報記録媒体100を回転操作し、サーボ回路106からの制御信号に応じて図示せぬ送りモータを駆動制御する。記録再生部101は、光学ヘッド103を光情報記録媒体100の所望の記録トラックに対応する位置に移動することで光情報記録媒体100に対して情報の記録再生を行う。
記録再生部101が、光情報記録媒体100に対して情報を記録する際には、外部コンピュータ200からの信号が、インタフェース109を介して信号変復調器107に入力される。信号変復調器107は、インタフェース109から入力されたディジタル情報に対してエラー訂正符号化を行い、さらに変調処理を行った後に記録信号を生成する。レーザ駆動部104が、信号変復調器107で生成された記録信号に基づいて光学ヘッド103のレーザ光源を制御することによって光情報記録媒体100に情報が記録される。
光情報記録媒体100に記録された情報を記録再生部101が再生する際には、光検出器で検出された信号に対して信号変復調器107が復調処理を行う。信号変復調器107によって復調された記録信号がインタフェース109を介して外部コンピュータ200に出力される。これによって、外部コンピュータ200は、光情報記録媒体100に記録された情報を受け取ることができる。
[5.識別装置の構成]
図9は、ディスクカートリッジ1に取り付けられる識別装置の一例としてのRFIDタグ32の一構成例を示す。上述したように、RFIDタグ32は、記録再生装置40の読み取り部50との間で、電磁界や電波等が用いられた近接無線通信によってRFIDタグ32の識別情報の読み取りや書き込みをする機能を有する。識別装置には、例えば非接触型ICカードやRFIDが用いられる。ここでは、RFIDタグ32が取り付けられた一例について説明する。
RFIDタグ32は、基材61と、ICチップ62と、アンテナコイル63とを備える。アンテナコイル63の両端がICチップ62に対して接続されている。なお、基材61の両面に外装材が設けられた構成とされても良い。
基材61の形状としては、フィルム状、シート状、基板状を用いることができる。しかしながら、特にこれらの材料に限定されるものではなく、RFIDタグ32に求められる特性に応じた材料を任意に選択し使用することが可能である。基材61の材料としては、耐久性や利便性等の観点から、フレキシブル性を有する樹脂材料を用いることが好ましい。このような樹脂材料としては、例えばPEN(ポリエチレンナフタレート)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリイミド(PI)、ポリエステルを用いることができる。しかしながら、特にこれらの材料に限定されるものではなく、従来公知の樹脂材料からRFIDタグ32に求められる特性に応じて任意に選択し使用することが可能である。
アンテナコイル63は、基材61上に複数回巻回されて形成されたループコイル形状の電磁誘導コイルであり、その両端は、ICチップ62に接続されている。アンテナコイル63は、読み取り部50としてのリーダ/ライタから発せられる交流磁界を受信して交流電圧を誘起し、その交流電圧をICチップ62に供給する。アンテナコイル63の形成方法としては、例えば巻き線工法、埋め込み巻き線工法、エッチング方式、メッキ方式、スクリーン印刷方式等を用いることができる。
ICチップ62は、アンテナコイル63から供給される電力によって駆動し、RFIDタグ32内の各部を制御する。例えば、ICチップ62は、アンテナコイル63を介してリーダ/ライタと通信を行う。具体的には、リーダ/ライタとの相互認証や情報のやり取り等を行う。
図10は、識別装置の一例としてのRFIDタグ32の回路の一構成例を示す。ICチップ62は、インタフェース71と、RAM72と、ROM73と、CPU74と、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)75とを備える。インタフェース71と、RAM72と、ROM73と、CPU74と、EEPROM75とがバス76に対して接続されている。
RAM72は、CPU74のワークメモリとして用いられる。EEPROM75には、RFIDタグ32に入力された情報が記憶される。
CPU74は、ROM73に予め記憶された動作プログラムに従って動作し、リーダ/ライタとの間で行われる通信動作の制御等を行う。CPU74は、ROM73に予め記憶された動作プログラムに従って動作する。
RFIDタグ32と、読み取り部50との間の通信方式としては、RFIDや、非接触型ICカード技術の無線インタフェース部分が標準化されたNFC(Near Field Communication)以外にも種々の方式を使用することができる。例えばBluetooth(登録商標)を使用することができる。例えばUWB(Ultra Wide Band)を使用しても良い。さらに、例えばZigBeeを使用しても良い。そして、これらの近距離無線技術の複数の方式に対応するようにしても良い。
「6.識別情報の記憶方法(動作)」
以下、図11および表2を参照して、光情報記録媒体100が収容されるディスクカートリッジ1の識別装置に対する識別情報の記憶方法の一例について説明する。ここでは、識別装置の一例としてRFIDタグ32が用いられた一例について説明する。例えば12枚の光情報記録媒体100と、第1のシェル3と、第2のシェル4とが組み合わされて作製されたディスクカートリッジ1に貼り付けられたRFIDタグ32に対し、ディスクカートリッジ1、およびその内部に収容される光情報記録媒体100の情報が記録される。なお、以下の動作は、システムコントローラ108の命令によって動作が行われる。さらに、外部コンピュータ200からの命令によって動作が行われるようになされても良い。
まず、ステップS1において、RFIDタグ32のRFIDユニーク番号が読み取られる。RFIDタグ32には、それぞれに固有の番号であるRFIDユニーク番号が予め記録されている。まず、例えば読み取り部50が、電磁波をRFIDタグ32に向けて送信する。RFIDタグ32は、電磁波をアンテナで受け、電磁誘導によって発生する電力で集積回路を駆動する。そして、RFIDタグ32から、RFIDユニーク番号が読み取り部50に送信される。この後のRFIDタグ32に対する情報の読み取りや書き込みは読み取り部50によって行われる。
次に、ステップS2において、RFIDロックおよびロック解除番号が生成される。RFIDロックおよびロック解除番号の生成は図6に示した方法で行われる。
次に、ステップS3において、Disc−0から11の12枚の光情報記録媒体100の各々についてディスクユニーク番号が読み込まれる。記録再生装置40の記録再生部(ドライブ)101に、ディスクカートリッジ1の光情報記録媒体100がDisc−0から11まで順次ローディングされ、12枚の光情報記録媒体100の各々についてディスクユニーク番号が読み込まれる。
次に、ステップS4において、認証コードが生成される。認証コードの生成は図7に示した方法で行われる。
次に、ステップS5において、RFIDタグ32のAREA−1にディスク共通情報が書き込まれる。ディスク共通情報としては、表2に示したように、例えばメーカーコード、ディスクタイプ、ディスク容量、ディスク層数がある。
次に、ステップS6において、AREA−1の読み出しがロックされる。AREA−1の領域に記録されている情報の読み出しのロックには、ステップS2において生成されたロックおよびロック解除番号が用いられる。
次に、ステップS7において、RFIDタグ32のAREA−2にディスクユニーク番号、および認証コードが書き込まれる。ディスクユニーク番号は、12枚のディスクの各々について書き込まれる。
次に、ステップS8において、AREA−2の読み出しおよび書き込みがロックされる。AREA−2の領域に記録されている情報の読み出しのロックにも、ステップS2において生成されたロックおよびロック解除番号が用いられる。
以上の方法によって、ディスクカートリッジ1に取り付けられたRFIDタグ32、およびディスクカートリッジ1に収容される12枚の光情報記録媒体100の各々のユニーク番号が記録され、その記録された情報がロックされたRFIDタグ32を作製することができる。
「7.記録再生装置の動作方法」
以下、図12を参照して、ディスクカートリッジ1の記録再生装置40の動作の一例について説明する。なお、以下の動作は、システムコントローラ108の命令によって動作が行われる。さらに、外部コンピュータ200からの命令によって動作が行われるようになされても良い。
まず、ステップS11において、ディスクカートリッジ1がローディングされる。記録再生装置40のパネル43のカートリッジ挿脱口からディスクカートリッジ1が挿入され、RFIDタグ32が、読み取り部50付近に位置するようになされる。
次に、ステップS12において、RFIDタグ32に予め記録されているそれぞれに固有の番号であるRFIDユニーク番号が読み込まれる。より具体的には、まず、読み取り部50が、電磁波をRFIDタグ32に向けて送信する。RFIDタグ32は、電磁波をアンテナで受け、電磁誘導によって発生する電力で集積回路を駆動する。そして、RFIDタグ32から、RFIDユニーク番号が読み取り部50に送信される。
次に、ステップS13において、ロックおよびロック解除番号が生成される。ロックおよびロック解除番号の生成は図6に示した方法で行われる。
次に、ステップS14において、RFIDのロックが解除される。演算Aによって生成されたロックおよびロック解除番号が読み取り部50からRFIDタグ32へと送られる。そして、読み出しがロックされているRFIDタグ32のAREA−1の領域と、読み出しおよび書き込みがロックされているRFIDタグ32のAREA−2の領域とのロックが解除される。これによって、読み取り部50は、AREA−1およびAREA−2の読み出し、並びにAREA−2の書き込みを行うことが可能となる。
次に、ステップS15において、認証コードが生成される。読み出しが可能となったAREA−2には、ディスクカートリッジ1に収容される12枚の各々のディスクユニーク番号が記録されている。読み取り部50は、それらのディスクユニーク番号を読み込む。そして、認証コードの生成は図7に示した方法で行われる。
次に、ステップS16において、認証コードが一致するか否かが判定される。AREA−2には、認証コードが予め記録されている。まず、読み取り部50は、その認証コードを読み込む。そして、システムコントローラ108は、読み込まれた認証コードと、演算Bによって得られた認証コードとを比較する。そして、システムコントローラ108は、2つの認証コードが一致しなかった場合には不正認証コードが検出されたものと判定する。不正認証コードが検出された場合には、処理はステップS17に移行する。一方で、不正認証コードが検出されなかった場合には、処理はステップS18に移行する。
不正認証コードが検出された場合には、ステップS17において、RFIDが不正に交換されたとして不正RFIDの検出されたディスクカートリッジ1が排出される。これによって、RFIDタグ32の不正な交換が防止される。一方で、不正認証コードが検出されなかった場合には、ステップS18において、複数の光情報記録媒体100のうちの1枚(例えばDisc−0)が記録再生部(ドライブ)101にローディングされる。
次に、ステップS19において、光情報記録媒体100に予め記録されているそれぞれに固有の番号であるディスクユニーク番号が読み込まれる。記録再生部101は、例えば1枚目のDisc−0のディスクユニーク番号を読み込む。
次に、ステップS20において、ディスクユニーク番号が照合され、一致するか否かが判定される。システムコントローラ108は、記録再生部101で読み込まれたDisc−0のユニーク番号と、ステップS15で読み込まれたAREA−2のDisc−0のユニーク番号とを比較する。そして、システムコントローラ108は、2つのディスクユニーク番号が一致しなかった場合には不正が検出されたものと判定する。ディスクユニーク番号が一致しない場合には、処理はステップS21に移行する。一方で、ディスクユニーク番号が一致する場合、すなわち照合によって正当と判別される場合には、処理はステップS22に移行する。
ディスクユニーク番号が一致しなかった場合には、ステップS21において、光情報記録媒体100(Disc−0)が不正に交換されたとして、不正ディスクの検出されたディスクカートリッジ1が排出される。これによって、光情報記録媒体100の不正な交換が防止される。
一方で、ディスクユニーク番号が一致した場合には、ステップS22において、ディスク共通情報が照合され、一致するか否かが判定される。AREA−1には、12枚の光情報記録媒体100に共通であるディスク共通情報が記録されている。まず、読み取り部50は、ディスク共通情報を読み込む。次に、記録再生部101は、例えば1枚目のDisc−0において、ディスク共通情報を読み込む。システムコントローラ108は、記録再生部101で読み込まれたディスク共通情報と、AREA−1のディスク共通情報とを比較する。そして、システムコントローラ108は、2つのディスク共通情報が一致しなかった場合には不正が検出されたものと判定する。ディスク共通情報が一致しない場合には、処理はステップS21に移行する。一方で、ディスク共通情報が一致する場合には、処理はステップS23に移行する。
なお、AREA−1に記録されているディスク共通情報の読み込みはステップS15の段階で行われていても良い。そして、光情報記録媒体100からのディスク共通情報の読み込みは、ステップS19の段階で行われていても良い。
ディスク共通情報が一致しなかった場合には、ステップS21において、光情報記録媒体100(Disc−0)が不正に交換されたとして、不正ディスクの検出されたカートリッジが排出される。ここでも、これによって、光情報記録媒体100の不正な交換が防止される。
一方で、ディスク共通情報が一致した場合には、ステップS23において、光情報記録媒体100(Disc−0)に対する情報の記録、または再生が行われる。
光情報記録媒体100(Disc−0)に対する情報の記録、または再生が終わると、ステップS24において、光情報記録媒体100(Disc−0)がディスクカートリッジ1に戻される。
次に、ステップS25において、ディスクカートリッジ1に対する情報の記録、または再生が終了したか否かが判定される。ディスクカートリッジ1に対する情報の記録、または再生が終了した場合には、処理はステップS26に移行する。一方で、ディスクカートリッジ1に対する情報の記録、または再生が終了していない場合には、処理はステップS27に移行する。
ディスクカートリッジ1に対する情報の記録、または再生が終了した場合には、ステップS26において、ディスクカートリッジ1が排出される。
一方で、ディスクカートリッジ1に対する情報の記録、または再生が続行する場合には、ステップS27において、次の光情報記録媒体100(例えばDisc−1)が記録再生部(ドライブ)101にローディングされて、処理はステップS19に戻る。
なお、光情報記録媒体100のディスクユニーク番号やディスク共通情報の記録されている領域が損傷することも起こり得る。そのようなステップS19やステップS22において読み込みができない場合には、当該の光情報記録媒体100(例えばDisc−0)の使用が中止され、次の光情報記録媒体100(Disc−1)に交換されるように構成されても良い。
さらに、同様の場合において、ディスクカートリッジ1に収納される全ての光情報記録媒体100の使用が中止されるように構成されても良い。
以上の方法によって、不正なRFIDタグ32や不正な光情報記録媒体100が装備されたディスクカートリッジ1を検出し、正規性を有するディスクカートリッジ1に対する情報の記録、または再生を行うことができる。
[8.記録再生装置が取り付けられる外部コンピュータの構成]
図13は、上述した記録再生装置40が取り付けられる外部コンピュータ200の構成の一例を示す。外部コンピュータ200は、例えば一般的なパーソナルコンピュータやコンピュータ装置に準じた構成の装置である。
外部コンピュータ200において、バス201に対して、CPU202と、ROM203と、RAM204とが接続される。ROM203には、例えば外部コンピュータ200を起動させるための初期プログラムが予め記憶される。RAM204は、CPU202のワークメモリとして用いられる。
バス201に対して、さらに、表示部205と、入出力インタフェース(入出力I/F)206と、ハードディスクドライブ208と、通信インタフェース(通信I/F)209とが接続される。表示部205は、外部コンピュータ200に内蔵、または外部コンピュータ200に接続して用いられ、CPU202で生成された表示制御信号に応じた表示を行う。入出力I/F206には、キーボードやマウス、所定の操作子が配置された操作パネルといったユーザからの入力を受け付けるための入力部207が接続されている。
そして、入出力I/F206には、光情報記録媒体100の記録および再生が可能なドライブ装置としての記録再生装置40が接続される。
ハードディスクドライブ208には、この外部コンピュータ200の動作を制御し、上述の各方法を実行するためのプログラムが格納される。CPU202は、例えば外部コンピュータ200の起動時に、ROM203から読み出された初期プログラムに従いハードディスクドライブ208に記録されたプログラムを読み出し、RAM204上に展開して外部コンピュータ200の動作を制御する。
通信I/F209は、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して他のコンピュータ等に接続されている。他のコンピュータ等から、通信I/F209を介して、記録再生装置40による光情報記録媒体100の記録および再生が行われるようにしても良い。
<変形例>
第2のシェル4には、ディスクカートリッジ1毎にユニークな番号が記載されている。変形例においては、ディスクユニーク番号およびディスク共通情報の代わりに第2のシェル4のユニークな番号が用いられる。第2のシェル4のユニークな番号を読み込むための図示せぬ読み取り部が用意される。
その場合には、「6.識別情報の記憶方法」のステップS3において、12枚のディスクユニーク番号の読み込みの代わりに第2のシェル4のユニークな番号の読み込みが行われる。さらに、ステップS7において、AREA−2に、ディスクユニーク番号の代わりに、認証コードとともに第2のシェル4のユニークな番号の書き込みが行われる。これによって、第2のシェル4に記載されているディスクカートリッジ1毎のユニークな番号がRFIDに登録される構成となる。
そして、「7.記録再生装置の動作方法」のステップS19、ステップS20およびステップS21において、ディスクユニーク番号の読み込みの代わりに第2のシェル4のユニークな番号の読み込みが行われるようにすれば良い。
すなわち、ステップS19において、第2のシェル4のユニークな番号が読み込まれる。
次に、ステップS20において、第2のシェル4のユニークな番号が照合され、一致するか否かが判定される。システムコントローラ108は、図示せぬ読み取り部で読み込まれた第2のシェル4のユニークな番号と、ステップS15で読み込まれたAREA−2の第2のシェル4のユニークな番号とを比較する。そして、システムコントローラ108は、2つの第2のシェル4のユニークな番号が一致しなかった場合には不正が検出されたものと判定する。第2のシェル4のユニークな番号が一致しない場合には、処理はステップS21に移行する。一方で、ディスクユニーク番号が一致する場合には、処理はステップS23に移行する。
第2のシェル4のユニークな番号が一致しなかった場合には、ステップS21において、第2のシェル4が不正に交換されたとして、不正シェルの検出されたディスクカートリッジ1が排出される。
一方で、第2のシェル4のユニークな番号が一致した場合には、ステップS23において、光情報記録媒体100(例えばDisc−0)に対する情報の記録、または再生が行われる。
以上のようにすることで、第1のシェル3と、第2のシェル4との組み合わせの正規性を判断することができる。
なお、第2のシェル4に記載されているユニークな番号も認証コードに用いられる形態とされても良い。その場合には、「6.識別情報の記憶方法」のステップS3において、12枚のディスクユニーク番号の読み込みとともに第2のシェル4のユニークな番号の読み込みが行われる。次に、ステップS4において、認証コードの生成が行われる。さらに、ステップS7において、AREA−2に、ディスクユニーク番号、認証コードとともに第2のシェル4のユニークな番号の書き込みが行われる。そして、「7.記録再生装置の動作方法」のステップS15において、認証コードの生成の際に、第2のシェル4のユニークな番号も用いられるようにすれば良い。
本開示では、一方のシェルに媒体が収容されている構成である。このため、上述した変形例においては、第1のシェル(例えば上シェル)と、第2のシェル(例えば下シェル)との組み合わせの正当性を確認することができる。したがって、第1のシェル、または第2のシェルの入れ替えを検出することができる。これによって、間接的にシェルと媒体との組み合わせを検出できる。
「実施の形態の効果」
本開示の実施の形態では、上シェルに、RFIDが取り付けられ、下シェルに収容されているディスクのユニーク番号がRFIDに登録された構成となっている。本開示では、この構成によって、ディスクカートリッジとディスクとの組み合わせ、およびディスクカートリッジの上下シェルの組み合わせを知ることが可能となる効果を奏する。同様に、本開示では、下シェルに記載されているディスクカートリッジ毎のユニークな番号をRFIDに登録する構成によって、ディスクカートリッジの上下シェルの組み合わせを知ることが可能となる効果を奏する。したがって、本開示によれば、光情報記録媒体、またはそれを収容するカートリッジの正規性を確認することができるカートリッジおよびチェンジャーを提供することができる。
なお、本開示は、以下の構成も取ることができる。
(1)
固有情報が記録された複数の光情報記録媒体と、
上記複数の光情報記録媒体を収容する収容体と、
上記複数の光情報記録媒体の固有情報を記憶し、該固有情報を非接触でチェンジャーに供給する、上記収容体に設けられた識別装置と
を備えるカートリッジ。
(2)
上記固有情報は、媒体毎のユニーク番号を含んでいる
(1)に記載のカートリッジ。
(3)
上記識別装置は、上記複数の光情報記録媒体に共通する共通情報をさらに記憶している
(1)乃至(2)の何れかに記載のカートリッジ。
(4)
上記識別装置は、識別装置の固有情報をさらに記憶している
(1)乃至(3)の何れかに記載のカートリッジ。
(5)
上記識別装置に記憶された固有情報は、上記識別装置の固有情報を用いて生成される第1の鍵情報によりロックされている
(1)乃至(4)の何れかに記載のカートリッジ。
(6)
上記第1の鍵情報は、上記識別装置の固有情報と、上記チェンジャーに付与された第2の鍵情報とにより生成される
(5)に記載のカートリッジ。
(7)
上記識別装置は、識別装置の認証情報をさらに記憶している
(1)乃至(6)の何れかに記載のカートリッジ。
(8)
上記認証情報は、上記複数の光情報記録媒体の固有情報を用いて生成された情報である
(7)に記載のカートリッジ。
(9)
上記認証情報は、上記複数の光情報記録媒体の固有情報と、上記チェンジャーに付与された第3の鍵情報とにより生成される
(8)に記載のカートリッジ。
(10)
上記収容体は、第1のシェルと第2のシェルとを備え、
上記第1のシェルおよび上記第2のシェルのうちの一方に上記複数の光情報記録媒体が収容され、他方に上記識別装置が設けられている
(1)乃至(9)の何れかに記載のカートリッジ。
(11)
固有情報が記録された複数の光情報記録媒体と、上記複数の光情報記録媒体を収容する収容体と、上記複数の光情報記録媒体の固有情報を記憶し、該固有情報を非接触でチェンジャーに供給する、上記収容体に設けられた識別装置とを備えるカートリッジを収容するカートリッジ収容部と、
上記光情報記録媒体の記録または再生を行う光学部と、
上記カートリッジの識別装置の情報を非接触で読み取る読み取り部と、
上記光情報記録媒体から読み出された固有情報と、上記識別装置から読み出された固有情報とを照合する制御部と
を備えるチェンジャー。
(12)
上記光学部は、上記照合により正当と判別された光情報記録媒体に対するデータの記録または再生を行い、該光情報記録媒体の記録または再生が完了した後に、該光情報記録媒体とは別の光情報記録媒体の固有情報の照合を行う
(11)に記載のチェンジャー。
(13)
上記識別装置に記憶される固有情報は、第1の鍵情報によりロックされており、
上記制御部は、上記識別装置の固有情報を用いて上記第1の鍵情報を生成し、該第1の鍵情報を用いて上記識別装置に記憶される固有情報のロックを解除する
(11)乃至(12)の何れかに記載のチェンジャー。
(14)
上記第1の鍵情報は、上記識別装置の固有情報と、上記チェンジャーに付与された第2の鍵情報とにより生成される
(13)に記載のチェンジャー。
(15)
上記識別装置は、認証情報をさらに記憶し、
上記制御部は、上記識別装置から読み出された複数の光情報記録媒体の固有情報を用いて認証情報を生成し、生成した該認証情報と、上記識別装置から読み出された認証情報とを照合する
(13)乃至(14)の何れかに記載のチェンジャー。
(16)
上記複数の光情報記録媒体には、全ての媒体に共通する共通情報がさらに記憶され、
上記識別装置は、上記複数の光情報記録媒体に共通する共通情報をさらに記憶し、
上記制御部は、
上記光情報記録媒体から読み出された共通情報と、上記識別装置から読み出された共通情報とを照合する
(13)乃至(15)の何れかに記載のチェンジャー。
以上、本開示の実施の形態について具体的に説明したが、本開示は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施の形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値等はあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値等を用いても良い。
さらに、上述の実施の形態の構成、方法、工程、形状、材料および数値等は、本開示の主旨を逸脱しない限り、互いに組み合わせることが可能である。例えば、上述した一実施の形態の記録再生装置の動作方法と変形例とを組み合わせた管理方法としても良い。
1 ディスクカートリッジ
2 ケース体
2a 挿入溝
3 第1のシェル
4 第2のシェル
13 ロックレバー
18 ロックスライダー
23 開閉パネル
24a 挿入孔
32 RFIDタグ
40 記録再生装置
47 ディスクホルダー
50 読み取り部
100 光情報記録媒体
101 記録再生部
108 システムコントローラ
109 インタフェース
200 外部コンピュータ

Claims (16)

  1. 固有情報が記録された複数の光情報記録媒体と、
    上記複数の光情報記録媒体を収容する収容体と、
    上記複数の光情報記録媒体の固有情報を記憶し、該固有情報を非接触でチェンジャーに供給する、上記収容体に設けられた識別装置と
    を備えるカートリッジ。
  2. 上記固有情報は、媒体毎のユニーク番号を含んでいる
    請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 上記識別装置は、上記複数の光情報記録媒体に共通する共通情報をさらに記憶している
    請求項1に記載のカートリッジ。
  4. 上記識別装置は、識別装置の固有情報をさらに記憶している
    請求項1に記載のカートリッジ。
  5. 上記識別装置に記憶された固有情報は、上記識別装置の固有情報を用いて生成される第1の鍵情報によりロックされている
    請求項1に記載のカートリッジ。
  6. 上記第1の鍵情報は、上記識別装置の固有情報と、上記チェンジャーに付与された第2の鍵情報とにより生成される
    請求項5に記載のカートリッジ。
  7. 上記識別装置は、識別装置の認証情報をさらに記憶している
    請求項1に記載のカートリッジ。
  8. 上記認証情報は、上記複数の光情報記録媒体の固有情報を用いて生成された情報である
    請求項7に記載のカートリッジ。
  9. 上記認証情報は、上記複数の光情報記録媒体の固有情報と、上記チェンジャーに付与された第3の鍵情報とにより生成される
    請求項8に記載のカートリッジ。
  10. 上記収容体は、第1のシェルと第2のシェルとを備え、
    上記第1のシェルおよび上記第2のシェルのうちの一方に上記複数の光情報記録媒体が収容され、他方に上記識別装置が設けられている
    請求項1に記載のカートリッジ。
  11. 固有情報が記録された複数の光情報記録媒体と、上記複数の光情報記録媒体を収容する収容体と、上記複数の光情報記録媒体の固有情報を記憶し、該固有情報を非接触でチェンジャーに供給する、上記収容体に設けられた識別装置とを備えるカートリッジを収容するカートリッジ収容部と、
    上記光情報記録媒体の記録または再生を行う光学部と、
    上記カートリッジの識別装置の情報を非接触で読み取る読み取り部と、
    上記光情報記録媒体から読み出された固有情報と、上記識別装置から読み出された固有情報とを照合する制御部と
    を備えるチェンジャー。
  12. 上記光学部は、上記照合により正当と判別された光情報記録媒体に対するデータの記録または再生を行い、該光情報記録媒体の記録または再生が完了した後に、該光情報記録媒体とは別の光情報記録媒体の固有情報の照合を行う
    請求項11に記載のチェンジャー。
  13. 上記識別装置に記憶される固有情報は、第1の鍵情報によりロックされており、
    上記制御部は、上記識別装置の固有情報を用いて上記第1の鍵情報を生成し、該第1の鍵情報を用いて上記識別装置に記憶される固有情報のロックを解除する
    請求項11に記載のチェンジャー。
  14. 上記第1の鍵情報は、上記識別装置の固有情報と、上記チェンジャーに付与された第2の鍵情報とにより生成される
    請求項13に記載のチェンジャー。
  15. 上記識別装置は、認証情報をさらに記憶し、
    上記制御部は、上記識別装置から読み出された複数の光情報記録媒体の固有情報を用いて認証情報を生成し、生成した該認証情報と、上記識別装置から読み出された認証情報とを照合する
    請求項13に記載のチェンジャー。
  16. 上記複数の光情報記録媒体には、全ての媒体に共通する共通情報がさらに記憶され、
    上記識別装置は、上記複数の光情報記録媒体に共通する共通情報をさらに記憶し、
    上記制御部は、
    上記光情報記録媒体から読み出された共通情報と、上記識別装置から読み出された共通情報とを照合する
    請求項13に記載のチェンジャー。
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