JP2014099422A - ランプ及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】管内面からの発光モジュールの剥がれ落ちを抑えることが可能なランプ及び照明装置を提供する。
【解決手段】本発明のLEDランプ100は、直管200と、直管200の内部に挿通された基台303と、基台303の表面に設けられた基板301と、基板301に実装されたLEDとを有するLEDモジュール300と、直管200の端部の開口内に設けられ、基台303を直管200の内面に固定する基台固定部材400とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体発光素子を用いたランプ及び照明装置に関する。
近年、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)等の半導体発光素子は、高効率で省スペースな光源として、各種ランプに使用されている。
このようなLEDを用いたLEDランプはLEDモジュール(発光モジュール)を備えており、LEDモジュールは基板に実装されたLEDが樹脂によって封止されて構成されている。LEDランプとしては、直管状のもの(直管型LEDランプ)及び電球状のもの(電球型LEDランプ)があるが、いずれのランプにおいても複数個のLEDが基板上に配列されて構成されるLEDモジュールが用いられる(例えば特許文献1参照)。
特開2009−43447号公報
ところで、LEDモジュールでは、基板の表面にLEDが配置され、裏面にはLEDが配置されないため、基板の裏面側から光を効率的に取り出すことができない。従って、LEDモジュールは、これを考慮してLEDランプから光が効率的に取り出されるようにLEDランプでの配置位置が決められている。特に、LEDは直線的な光を放つため、LEDモジュールの配置位置が光取り出し効率に与える影響は大きい。
しかしながら、直管型LEDランプにおいては、LEDモジュールが接着材等を介して直管(ガラス管)の内部の管面(管内面)に固定された場合、経年変化により接着材が劣化すると直管内部でのLEDモジュールの位置が変化する。
特に、直管型LEDランプでは、照明装置に取り付けられた際に、配光角度を広げ照明装置の下方の領域を広範囲で均一に照らすため、LEDモジュールは照明装置の傘と対向する直管の部分に固定される。従って、LEDモジュールはその自重により管内面から剥がれ落ち易く、結果として照明装置下方に暗い領域が生じ易い。
また、LEDモジュールにおいて、基板の裏面に放熱等のための基台が設けられた場合には、基台が管内面に接合されるが、基台の自重によりLEDモジュールがさらに管内面から剥がれ落ち易くなる。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑み、管内面からの発光モジュールの剥がれ落ちを抑えることが可能なランプ及び照明装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るランプは、直管と、前記直管内に設けられた発光部と、前記直管の管軸方向の端部を覆うように設けられた口金と、前記直管の前記端部の外面と前記口金の内面との間に設けられた接着剤とを備え、前記口金の前記接着剤が設けられる部分の内面には、前記直管の軸回り方向に沿ってリブが設けられていることを特徴とする。
ここで、前記リブは、前記口金の開口端部に設けられていてもよい。また、前記直管は、ガラス管であってもよい。また、前記口金は、前記直管の管軸を通る平面によって半分に分解可能であってもよい。
また、本発明の一態様に係る照明装置は、上記ランプを備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、管内面からの発光モジュールの剥がれ落ちを抑えることが可能なランプ及び照明装置を実現できるという効果が奏される。
本発明の第1の実施形態に係るLEDランプの構成の概略を示す斜視図である。 同実施形態に係るLEDランプの内部構成を詳細に示す斜視図である。 同実施形態に係るLEDランプの内部構成を詳細に示す側面図である。 同実施形態に係るLEDモジュールの詳細な構成を示す斜視図である。 同実施形態に係る基台固定部材の詳細な構成を示す斜視図である。 同実施形態に係る基台固定部材が直管に取り付けられた様子を示す断面図である。 同実施形態に係る基台固定部材による基台の固定状態を示す斜視図である。 同実施形態の変形例1に係る基台固定部材が直管に取り付けられた様子を示す断面図である。 同実施形態の変形例2に係る基台固定部材が直管に取り付けられた様子を示す断面図である。 同実施形態の変形例3に係る基台固定部材が直管に取り付けられた様子を示す断面図である。 同実施形態の変形例4に係る基台固定部材が直管に取り付けられた様子を示す断面図である。 同実施形態の変形例5に係る基台固定部材が直管に取り付けられた様子を示す断面図である。 同実施形態の変形例6に係る基台固定部材が直管に取り付けられた様子を示す断面図である。 同実施形態の変形例7に係るLEDランプの一端の内部構成を詳細に示す斜視図である。 同実施形態の変形例7に係るLEDランプの一端の口金の内部構成を詳細に示す斜視図である。 同実施形態の変形例7に係る直管の一端に設けられ、一体化された口金の斜視図である。 同実施形態の変形例7に係る直管の他端に設けられ、分解された口金の斜視図である。 同実施形態の変形例7に係る直管の他端に設けられ、一体化された口金の斜視図である。 同実施形態の変形例8に係るLEDランプの内部構成を詳細に示す斜視図である。 同実施形態の変形例9に係るLEDモジュールの詳細な構成を示す斜視図である。 (a)同実施形態の変形例10に係るLEDランプの斜視図である。(b)図19(a)のX−X’に沿って切断した同変形例10に係るLEDランプの断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る照明装置の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態におけるランプ及び照明装置について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るLEDランプ100の構成の概略を示す斜視図である。図2及び図3は、それぞれ同実施形態に係るLEDランプ100の内部構成を詳細に示す斜視図及び側面図である。
なお、図1においては直管200の一部を切り欠いてLEDランプ100の内部が示されている。また、図2及び図3においては、口金201を省略し、かつ直管200が透明なものとしてLEDランプ100の内部が示されている。
このLEDランプ100は、一般照明用の直管状のランプであり、長尺状の直管200と、一対の口金ピン202を有し、直管200の両端部に設けられた口金201と、光源として直管200内に配される複数のLEDモジュール300と、直管200の内部に挿通された1つの基台303と、複数のLEDモジュール300を基台303に固定する第1モジュール固定部材305及び第2モジュール固定部材304と、口金201と直管200の端部(縮径部203)との間に設けられた基台固定部材400とを備える。
直管200は、円筒状のガラス管、アクリル管及びポリカーボネート管等であり、JIS(日本工業規格)に規定されている蛍光灯の製造に用いられる両端封止前の直管と同じ寸法規格のものが用いられる。直管200としては、例えば、長さ1198[mm]、外径30[mm]、厚み0.7[mm]のものが用いられる。直管200は、例えばソーダ
石灰ガラスからなり、そのガラス組成についてシリカ(SiO2)が70〜72[%]の
ものである。また、直管200の両端部には、径が小さくなるように絞られた縮径部203が形成されている。なお、ガラス管等の直管200の内面は、必要に応じて、シリカ、炭酸カルシウムなどを塗布することにより拡散処理される。
口金201は、LEDランプ100を装着する照明器具に合わせて適宜選択され、例えばG型口金等が用いられる。
LEDモジュール300は、基台303の表面に設けられた1枚の基板301、蛍光体含有樹脂302及びLED(図外)を備える。
基板301は、矩形で長尺状であり、例えば透光性を有する窒化アルミニウム等のセラミック基板、樹脂基板、ガラス基板、フレキシブル基板及びアルミナ基板等である。基板301としては、直管200内部に配置可能な大きさであり、直管200の内径より小さな幅(基板301の長手方向と直交する短手方向の長さ)及び厚みを有し、かつ長手方向の長さについて直管200の長さ(管軸方向の長さ)より短い長さを有するもの、例えば長手方向の長さが14[cm]のものが用いられる。
基台303の表面には、複数のLEDモジュール300(基板301)、例えば8つのLEDモジュール300が基台303の長手方向(直管200の管軸方向と平行な方向)に一列に並んで直線状(一次元状)に配され、熱伝導性の高い接着材(図外)により接触状態で接合(接着)されている。同様に、基台303の裏面は、熱伝導性の高い接着材(図外)により直管200の内面と接触状態で接合(接着)されている。このような接着材としては、例えばセメント及びシリコーン樹脂接着剤等が用いられ、熱伝導率を高めるために無機粒子が適宜混入される。無機粒子としては、銀、銅及びアルミニウム等の金属粒子、並びにアルミナ、窒化アルミニウム、炭化珪素及びグラファイト等の非金属粒子がある。なお、放熱性の観点からは熱伝導率が1[W/m・K]以上の接着材が好ましく、軽量化の観点からはシリコーン樹脂接着剤等の比重が2以下の接着材が好ましい。
ここで、基台303と直管200とを接着する接着材の量は、基台303と直管200との接着力を向上させ、基台303の反りを抑えるために、直管200の管軸方向の中央付近で多く、直管200の管軸方向の端付近で少なくされることが好ましい。また、基台303と直管200とを接着する接着材が直管200の管軸方向で島状に部分的に設けられる場合には、基台303と直管200との間の熱伝導性を向上させるために、基台303と直管200との間の接着材の設けられていない箇所に温度を上げても固化しない熱伝導性のグリス(例えば、モーメンティブ社製TIS380C)が設けられることが好ましい。
LEDモジュール300は、図4に示されるように、基板301の表面に、複数のLED321がダイアタッチ剤等によって基板301の長手方向(直管200の管軸方向と平行な方向)に一列に並んで直線状(一次元状)に実装(ダイボンディング)されたラインモジュールである。基板301表面の直線状の複数のLED321は共通の1つの蛍光体含有樹脂302により覆われている。共通の蛍光体含有樹脂302で覆われた複数のLED321は基板301表面に形成された配線パターンにより直列接続されている。
LED321は、単色の可視光を発するベアチップであり、基板301にフリップチップ実装又はワイヤーボンディング実装される。LED321としては、例えば青色光を発光する青色LEDチップ等が用いられる。青色LEDチップとしては、InGaN系の材料によって構成された、中心波長が440[nm]〜470[nm]の窒化ガリウム系の半導体発光素子等を用いることができる。
蛍光体含有樹脂302は、断面が上に凸の略半円状のドーム形状であり、LED321の並び方向に直線状に走って設けられている。蛍光体含有樹脂302は、複数のLED321に対応して設けられており、対応するLED321の発光を受けて蛍光発光することにより、対応するLED321からの光を波長変換する波長変換層として機能するとともに、対応するLED321を封止して保護する。蛍光体含有樹脂302は、容易にドーム形状を形成するために、チクソ性の高い材料で構成することが好ましい。なお、LEDチップを被覆するための封止部材(波長変換層)は、樹脂に限定されるものではなく、チップ封止用として知られている、例えば、ガラスのような透明性材料を用いて形成されていてもよい。
蛍光体含有樹脂302には、蛍光体微粒子等からなる光波長変換体が含まれている。例えば、LED321が青色LEDである場合、白色光を得るために、蛍光体微粒子としての黄色蛍光体微粒子をシリコーン樹脂に分散させて蛍光体含有樹脂302が構成される。黄色蛍光体粒子としては、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体材料、及びシリケート系蛍光体材料などを用いることができる。
基台303は、複数のLEDモジュール300の熱を外部に放熱し、さらに複数のLEDモジュール300を載置するためのヒートシンク等の金属製の板型放熱体であり、例えばアルミニウム合金材料で構成される。基台303において、基板301が設けられた表面と反対の裏面は、その全面が直管200内部の管面(管内面)と密着するように、管内面の曲率と同様の曲率の曲面となっている。具体的に、基台303の裏面は直管200の内径の半分の長さの曲率の円弧形状を有し、例えば最大厚み1.2[mm]を有する。基板301と直管200との間に基台303を介在させることにより、LED321の熱を効率的に直管200に導いて、基板301の熱を直管200の表面から放熱できる。そして、基台303を直管200と密着させて両者の接触面積を大きくすることで、この放熱効率をさらに改善することができる。
第1モジュール固定部材305は、LEDモジュール300(基板301)の短手方向の一端を基台303の表面に固定するものであり、略長方形の薄板の両端をクランク状に折り曲げた形状を有する板バネ等の押止板313と、押止板313を基台303にネジ止めするためのネジ311及び312と、押止板307と基台303との間に設けられた樹脂部品330とから構成される。
第2モジュール固定部材304は、LEDモジュール300(基板301)の短手方向の他端を基台303の表面に固定するものであり、略長方形の薄板の一端をクランク状に折り曲げた形状を有する板バネ等の押止板307と、押止板307を基台303にネジ止めするためのネジ306とから構成される。
基台固定部材400は、直管200端部である縮径部203の開口内に設けられ、基台303の長手方向の一端を直管200の内面に固定することでLEDモジュール300を直管200の内面に固定している。
図5は基台固定部材400の詳細な構成を示す斜視図である。図6は、基台固定部材400が直管200に取り付けられた様子を示す断面図である。図7は、基台固定部材400による基台303の固定状態を示す斜視図である。
基台固定部材400は、可撓性の材料から構成された部材であって、直管200両端部の開口を蓋する有底円筒状でキャップ状の本体401と、本体から直管200の内部に突き出て設けられた固定部402及び3つの係止部403とから構成される。基台固定部材400は、固定部402及び3つの係止部403を直管200内部に押し入れることで縮径部203に嵌合して直管200に取り付けられる。
固定部402は、主面が本体401の周壁404の内面に対向するように本体401の底部405から突き出て設けられた板状部である。固定部402は、周壁404より高く、周壁404の上端から突き出ている。固定部402の主面には、本体401の周壁に向かって突き出た爪状の凸部406が設けられている。
底部405には、2つの貫通孔407が設けられており、2つの貫通孔407には口金201の一対の口金ピン202からの配線205が通される。この配線205はLEDモジュール300のLED321と電気的に接続される。このとき、口金201は、縮径部203と接着材204を介して接着され、直管200の両端に固定されている。
係止部403は、主面が周壁404の内面に対向するように底部405から突き出て設けられた板状部である。係止部403は、周壁404より高く、周壁404の上端から突き出ている。係止部403の上端部において主面には、本体401の周壁に向かって突き出た凸部408が設けられている。
底部405の形状は、直管200の縮径部203を側方(直管200の管軸方向と平行な向き)からみたときの縮径部203の外形と一致しており、基台固定部材400つまり本体401は縮径部203と嵌合して固定される。
固定部402の主面と周壁404の内面との間隔、及び係止部403の主面と周壁404の内面との間隔は、直管200の厚みつまり縮径部203の厚みと一致している。従って、本体401と縮径部203とが嵌合した状態において、縮径部203は固定部402と周壁404との間、及び係止部403と周壁404との間に挟持される。
凸部408の側面は、係止部403の主面に対して傾いた斜面となっている。従って、固定部402及び係止部403を直管200内部に押し入れる際に凸部408が縮径部203に引っ掛かるが、強く直管200内部に押し入れることで係止部403は周壁404から離れる向きに力を受けて折れ曲がり、縮径部203をこえて直管200内部に入ったところで折れ曲がりが元に戻る。これにより、図6に示されるように、係止部403は、縮径部203の内側に係合し、基台固定部材400を直管200に係止して固定する。
ここで、直管200における係止部403の凸部408と接触する箇所に凹部を設けることにより、基台固定部材400を直管200に強く固定することができる。
固定部402は、図6及び図7に示されるように、基台303に向かって突き出た凸部406が基台303表面に設けられた凹部410内に位置し、凹部410と嵌合する。これにより、基台303について直管200の内周方向への移動が規制され、結果としてLED321の位置の変化が抑えられる。
固定部402は、その主面が基台303の表面と接するように、基台303の厚みとの関係で底部405におけるその位置が決められている。固定部402は、その主面が基台303の表面と接することで基台303を直管200の内面に押止する。これにより、基台303について直管200の径方向への移動が規制され、結果としてLED321の位置の変化が抑えられる。
以上のように、本実施形態のLEDランプ100によれば、LEDモジュール300を直管200の内面に固定する基台固定部材400が設けられるため、管内面からのLEDモジュールの剥がれ落ちを抑えることができる。
(変形例1)
本実施形態のLEDランプ100において、基台固定部材400及び口金201は別々に設けられるとしたが、基台固定部材400が口金201の一部として設けられ、口金201が基台固定部材400の機能を有していてもよい。具体的には、図8の断面図に示されるように、口金201が固定部402及び3つの係止部403を有していてもよい。この場合には、固定部402及び3つの係止部403は口金201と同じ金属材料から構成される。
本変形例に係るLEDランプ100によれば、LEDランプ100の部品点数を削減できるため、製造工程を簡素化できる。
(変形例2)
本実施形態のLEDランプ100において、基台固定部材400の固定部402に凸部406が設けられ、基台303の表面にはそれと嵌合する凹部410が設けられるとしたが、凸部406及び凹部410は設けられなくてもよい。具体的には、図9の断面図に示されるように、固定部402の主面が基台303の表面と接することで基台303を直管200に押止してもよい。
本変形例に係るLEDランプ100によれば、基台固定部材400の成形を容易にし、製造工程を簡素化できる。
(変形例3)
本実施形態のLEDランプ100において、基台固定部材400の固定部402に凸部406が1つ設けられ、基台303の表面に凹部410が1つ設けられるとしたが、図10の断面図に示されるように、凸部406及び凹部410はそれぞれ複数設けられてもよい。
本変形例に係るLEDランプ100によれば、基台303の直管200の内周方向への移動をさらに規制し、LED321の位置の変化を確実に抑えることができる。
(変形例4)
本実施形態のLEDランプ100において、基台固定部材400の固定部402に基台303の凹部410と嵌合する凸部406が設けられるとしたが、凸部406は凹部410と嵌合しなくてもよい。具体的には、図11の断面図に示されるように、凸部406は、その側面が固定部402の主面に対して傾いた斜面となった爪状部であってもよい。
本変形例に係るLEDランプ100によれば、固定部402の凸部406を基台303の凹部410に容易に入れることができ、製造工程を簡素化できる。
(変形例5)
本実施形態のLEDランプ100において、基台固定部材400の固定部402に凸部406が設けられ、基台303の表面に凹部410が設けられるとしたが、図12の断面図に示されるように、基台303の表面に固定部402の主面に向かって突き出た凸部500が設けられ、固定部402の主面にその凸部500が内部に位置する凹部501が設けられてもよい。
(変形例6)
本実施形態のLEDランプ100において、凹部410は基台303の表面に設けられるとしたが、基台303の側面に設けられてもよい。具体的には、図13の断面図に示されるように、基台固定部材400は固定部402の代わりに単に底部405から突き出て設けられた凸部502を有し、この凸部502が基台303の側面の凹部503と嵌合してもよい。この場合には、基台固定部材400は基台303を直管200に押止することなく固定する。
(変形例7)
本実施形態のLEDランプ100において、基台固定部材400の本体401は有底円筒状であり、直管200は端部において固定部402と周壁404との間、及び係止部403と周壁404との間に挟持されるとした。しかし、図14A及び図14Bの斜視図に示されるように、基台固定部材400の本体401は平板状であり、口金201の内壁に設けられた2つの凸部210及び211が本体401を狭持する構成であってもよい。なお、図14Aでは、直管200が透明なものとしてLEDランプ100の内部が示されており、図14Bでは直管200及びその内部の部材は省略されている。
このとき、直管200の一端に設けられた口金201内部に点灯回路が形成された基板800が設けられ、口金201の内壁に設けられた2つの凸部211及び212が基板800を狭持している。
基板800上に設けられた点灯回路は、ダイオードブリッジ回路等の整流回路素子810と、基板800に設けられた配線により整流回路素子810と電気的に接続された入出力部811とから構成される。整流回路素子810等の背の低い部品は、基板800上におけるネジ部820近傍のスペース(口金201を一体化するためのネジが挿入されるネジ部(ネジ穴部)820と基板800との間のスペース)に配置される。入出力部811は溶接、半田及び差し込み等により口金ピン202と電気的に接続されると同時に、LEDモジュール300のLED321と電気的に接続された配線205c及び205dと電気的に接続される。配線205c及び205dは、基板800に設けられた切り欠き部812と、基板800と基台固定部材400の本体401との間の隙間813とを通されて基板800から直管200内部に導かれる。
基台303には基台303に自身がネジ止め固定されることでLEDモジュール300(基板301)を基台303に固定する樹脂部品801が設けられているが、配線205cの一部は基板301と樹脂部品801とで挟まれ、その一端が基板301上の端子309と接合される。一方、配線205dは、基台303と基台固定部材400との隙間を通って基台303の直管200と対向する面に設けられた管軸方向に走る凹部に達し、この凹部内を通って直管200の他端に設けられたLEDモジュール300と電気的に接続される。
直管200の一端に設けられた口金201は半分に分解可能に構成されており、図14A及び図14Bに示されるように基板800及び基台固定部材400が分解された状態の口金201内に配設された後、図15の斜視図に示されるように口金201がネジ803により一体化される。
同様に、図16A及び図16Bに示されるように、直管200の他端に設けられた口金201も半分に分解可能に構成されている。この口金201には、1つの口金ピン202しか設けられていないため、口金ピン202を挟むように2つのネジ804を配し、2つのネジ804により口金201を一体化することができる。口金201の内面には、回転止めリブ821及び抜け止めリブ822が設けられている。回転止めリブ821は、口金201を直管200に接着する接着剤とかみ合うことで、LEDランプ100に軸周りのトルクがかかったときに口金201及び直管200が空転するのを防いでいる。一方、抜け止めリブ822は、口金201を直管200に接着する接着剤とかみ合うことで、LEDランプ100に軸方向の力がかかったときに口金201が直管200から抜けるのを防いでいる。なお、この1つの口金ピン202は、接地用及び照明器具への取り付け用に設けられる。
(変形例8)
本実施形態のLEDランプ100において、複数の基板301(LEDモジュール300)の短手方向の一端は第1モジュール固定部材により共通に基台303に押止されてもよい。また、複数の基板301(LEDモジュール300)それぞれの短手方向の他端は、第2モジュール固定部材により基台303に押止されてもよい。さらに、複数の基板301(LEDモジュール300)それぞれの短手方向の一端は、第3モジュール固定部材により基台303に押止されてもよい。
図17は、本変形例に係るLEDランプ100の内部構成を詳細に示す斜視図である。なお、図17においては、口金201を省略し、かつ直管200が透明なものとしてLEDランプ100の内部が示されている。
第1モジュール固定部材305は、基台303の表面に設けられ、複数の基板301の短手方向の一端を基台303の表面に固定する。第1モジュール固定部材305は、複数の基板301を電気的に接続するワイヤー及びパターン等の配線510と、複数の基板301の表面に共通に設けられた内部に配線が形成されていない可撓性の樹脂部品511とから構成される。1つの樹脂部品511は電気的に接続される複数の基板301を基台303との間に挟んだ状態で基台303の表面にネジ止めされて固定されている。このとき、配線510は、基板301の端子と半田等により接合され、基板301と樹脂部品511とで挟まれている。また、樹脂部品511の内部には配線は形成されていない。
第2モジュール固定部材513は、基台303の表面に設けられ、1つの基板301の短手方向の他端を基台303の表面に固定するものであり、基板301を基台303との間に挟んだ状態で基台303の表面にネジ止めされて固定される可撓性の樹脂部品から構成される。この樹脂部品の内部には配線は形成されていない。
第3モジュール固定部材512は、基台303の表面に設けられ、1つの基板301の短手方向の一端を基台303の表面に固定するものであり、基板301を基台303との間に挟んだ状態で基台303の表面にネジ止めされて固定される可撓性の樹脂部品から構成される。この樹脂部品の内部には配線は形成されていない。
ここで、第2モジュール固定部材513及び第3モジュール固定部材512は、基台303表面からの基板301の浮き上がりを確実に抑えるため、基板301の長手方向の略中央付近に対向する形で設けられている。
本変形例に係るLEDランプ100によれば、LEDモジュール300を基台303に強く固定し、発光点のばらつきを抑えることができる。
なお、本変形例において、第1モジュール固定部材305は複数の基板301(LEDモジュール300)の短手方向の一端を基台303に押止するとしたが、基台303に固定できればこれに限られない。例えば、第1モジュール固定部材305は、配線510と、複数の基板301の表面に共通に配線510を被覆するように設けられた白色樹脂及び透明のシリコン樹脂とから構成されてもよい。
(変形例9)
本実施形態のLEDランプ100において、LEDモジュール300は基板上にLEDそのもの(ベアチップ)を直接実装するCOB型(Chip On Borad)であるとした。しかし、LEDモジュール300は、樹脂等で成型されたキャビティの中にLEDチップを実装し、当該キャビティ内を蛍光体含有樹脂によって封入したパッケージ型、つまり表面実装型(SMD:Surface Mount Device)であってもよい。
図18は、本変形例に係るLEDモジュール300の詳細な構成を示す斜視図である。
LEDモジュール300では、基板301の表面に、複数のパッケージ390がダイアタッチ剤等によって基板301の長手方向(直管200の管軸方向と平行な方向)に一列に並んで直線状(一次元状)に実装(ダイボンディング)されている。
パッケージ390は、樹脂等で構成され、そのキャビティ内にはLED321が実装されている。そして、実装されたLED321は蛍光体含有樹脂302で覆われている。複数のパッケージ390は、配線パターン及びワイヤー等で互いに電気的に接続されると共に、外部端子391と電気的に接続される。
(変形例10)
次に、本実施形態の変形例10に係るLEDランプ100について、図19(a)及び図19(b)を用いて説明する。図19(a)は、本変形例に係るLEDランプ100の斜視図である。また、図19(b)は、図19(a)のX−X’に沿って切断した同変形例に係るLEDランプ100の断面図である。
図19(a)及び図19(b)に示すように、本変形例に係るLEDランプ100は、アルミニウム等の金属からなる金属筐体900と、金属筐体900に取り付けられたカバー910とからなる。
金属筐体900は、略半円柱形状であって、カバー910で覆われる側の面には、LEDモジュール300が実装されている。また、金属筐体900の円筒面部分は外部に露出されており、当該露出部分からLEDモジュール300で発生する熱が放出される。
カバー910は、略半円筒形状であって、プラスチック等の合成樹脂によって構成される。
なお、カバー910と金属筐体900との両端部分には、有底円筒形状の口金201が取り付けられている。
(第2の実施形態)
図20は、第2の実施形態に係る照明装置の構成を示す斜視図である。
照明装置600は、LEDランプ100と照明器具700とを備える。
照明器具700は、LEDランプ100と電気的に接続され、かつLEDランプ100を保持する一対のソケット701と、ソケット701が取着されている器具本体703と、回路ボックス(図外)とを備える。
器具本体703の内面703aは、LEDランプ100から発せられた光を所定方向(例えば、下方である。)に反射させる反射面となっている。
回路ボックスは、その内部に、スイッチ(図外)がオン状態ではLEDランプ100に給電し、オフ状態では給電しない点灯回路を収納する。点灯回路としては、例えば4個のツェナーダイオードを用いたダイオードブリッジから構成される整流回路が用いられる。
照明器具700は、天井等に固定具を介して装着される。
以上、本発明のLEDランプ及び照明装置について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、複数の実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
例えば、上記実施形態において、LEDモジュール300の基板301上の複数のLED321は共通の蛍光体含有樹脂302により一括封止されるとした。しかし、複数のLED321のそれぞれは別の蛍光体含有樹脂302により個別に封止されてもよい。
また、上記実施形態において、照明装置600が点灯回路を備えるとしたが、LEDランプ100が口金201内部に点灯回路を備えてもよい。この場合、点灯回路は2つの口金201の片側に設けられてもよいし、口金201の両側に設けられてもよい。
また、上記実施形態において、基台固定部材400は2つの口金201の両側の内部に設けられるとしたが、片側の口金の内部にのみ設けられてもよい。
また、上記実施形態において、固定部402は板状であるとしたが、棒状であってもよい。
また、上記実施形態において、半導体発光素子としてLEDを例示したが、半導体レーザ及び有機EL(Electro Luminescence)であってもよい。
本発明は、直管状の蛍光灯の代替照明、特にLEDランプ及び照明装置等に利用することができる。
100 LEDランプ
200 直管
201 口金
202 口金ピン
203 縮径部
204 接着材
205、205c、205d、510 配線
210、211、212 凸部
300 LEDモジュール
301、800 基板
302 蛍光体含有樹脂
303 基台
304、513 第2モジュール固定部材
305 第1モジュール固定部材
306、311、312、803、804 ネジ
307、313 押止板
309 端子
321 LED
330、801 樹脂部品
390 パッケージ
391 外部端子
400 基台固定部材
401 本体
402 固定部
403 係止部
404 周壁
405 底部
406、408、500、502 凸部
407 貫通孔
410、501、503 凹部
511 樹脂部品
512 第3モジュール固定部材
600 照明装置
700 照明器具
701 ソケット
703 器具本体
703a 内面
810 整流回路素子
811 入出力部
812 切り欠き部
813 隙間
820 ネジ部
821 回転止めリブ
822 抜け止めリブ
900 金属筐体
910 カバー

Claims (5)

  1. 直管と、
    前記直管内に設けられた発光部と、
    前記直管の管軸方向の端部を覆うように設けられた口金と、
    前記直管の前記端部の外面と前記口金の内面との間に設けられた接着剤とを備え、
    前記口金の前記接着剤が設けられる部分の内面には、前記直管の軸回り方向に沿ってリブが設けられている
    ランプ。
  2. 前記リブは、前記口金の開口端部に設けられている
    請求項1に記載のランプ。
  3. 前記直管は、ガラス管である
    請求項1又は2に記載のランプ。
  4. 前記口金は、前記直管の管軸を通る平面によって半分に分解可能である
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のランプ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のランプを備える
    照明装置。
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