JP2014097961A - 粉末状浴用剤組成物 - Google Patents
粉末状浴用剤組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014097961A JP2014097961A JP2012251133A JP2012251133A JP2014097961A JP 2014097961 A JP2014097961 A JP 2014097961A JP 2012251133 A JP2012251133 A JP 2012251133A JP 2012251133 A JP2012251133 A JP 2012251133A JP 2014097961 A JP2014097961 A JP 2014097961A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- mass
- less
- particle size
- agent composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
【解決手段】次の成分(A)〜(C):
(A)水及び/又は25℃で液体のアルコール 合計で0.3質量%以上10質量%以下、
(B)平均粒径1μm以上200μm以下の水不溶性の吸液性粉体、及び
(C)粒径180μm以下の粒子が成分(C)全量中に50質量%以上であり、かつ粒径500μm以上の粒子が成分(C)全量中に10質量%以下であるナトリウム塩 60質量%以上99質量%以下
を含有する粉末状浴用剤組成物。
【選択図】なし
Description
(A)水及び/又は25℃で液体のアルコール 合計で0.3質量%以上10質量%以下、
(B)平均粒径1μm以上200μm以下の水不溶性の吸液性粉体、及び
(C)粒径180μm以下の粒子が成分(C)全量中に50質量%以上であり、かつ粒径500μm以上の粒子が成分(C)全量中に10質量%以下であるナトリウム塩 60質量%以上99質量%以下
を含有する粉末状浴用剤組成物を提供するものである。
本発明の粉末状浴用剤組成物は、成分(A)として、水及び/又は25℃で液体のアルコールを合計で0.3質量%以上10質量%以下含有する。かかる成分(A)を含有することにより、本発明の粉末状浴用剤組成物を浴水に投入した際に、良好な溶解性又は分散性を発揮することができ、使用時における不快なざらつき感を抑制することが可能となる。また、成分(A)のような液体の成分をこのような量で含有させても、有効にブロッキングを防止することができるので、例えば、植物エキス等の抽出物を充分に含ませることも可能となり、さらなる付加価値を求めることもできる。25℃で液体のアルコールとしては、一価のアルコールであってもよく、多価アルコールであってもよい。具体的には、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール等が挙げられる。水及びこれらアルコールは、1種単独で用いてもよく、2種以上組み合わせて用いてもよく、水とこれらアルコールとを併用するのが好ましい。
[1]次の成分(A)〜(C):
(A)水及び/又は25℃で液体のアルコール 合計で0.3質量%以上10質量%以下、
(B)平均粒径1μm以上200μm以下の水不溶性の吸液性粉体、及び
(C)粒径180μm以下の粒子が成分(C)全量中に50質量%以上であり、かつ粒径500μm以上の粒子が成分(C)全量中に10質量%以下であるナトリウム塩 60質量%以上99質量%以下
を含有する粉末状浴用剤組成物。
[2]成分(A)の25℃で液体のアルコールは、好ましくはメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールから選ばれる1種又は2種以上である上記[1]の粉末状浴用剤組成物。
[3]成分(A)の含有量は、好ましくは0.4質量%以上であり、より好ましくは0.5質量%以上であり、好ましくは9質量%以下であり、より好ましくは8質量%以下である上記[1]又は[2]の粉末状浴用剤組成物。
[5]成分(B)の平均粒径(Bave)は、好ましくは5μm以上であり、より好ましくは20μm以上であり、好ましくは190μm以下であり、より好ましくは180μm以下である上記[1]〜[4]のいずれか1記載の粉末状浴用剤組成物。
[6]成分(B)の含有量は、好ましくは0.1質量%以上であり、より好ましくは0.2質量%以上であり、さらに好ましくは0.3質量%以上であり、好ましくは10質量%以下であり、より好ましくは8質量%以下であり、さらに好ましくは6質量%以下である上記[1]〜[5]のいずれか1記載の粉末状浴用剤組成物。
[8]成分(C)は、好ましくは粒径180μm以下の粒子が成分(C)全量中に50質量%以上であり、かつ粒径500μm以上の粒子が成分(C)全量中に5質量%以下であり、より好ましくは、粒径180μm以下の粒子が成分(C)全量中に55質量%以上であり、かつ粒径500μm以上の粒子が成分(C)全量中に5質量%以下である上記[1]〜[7]のいずれか1記載の粉末状浴用剤組成物。
[9]成分(C)の平均粒径(Cave)は、好ましくは10μm以上であり、より好ましくは20μm以上であり、さらに好ましくは30μm以上であり、好ましくは220μm以下であり、より好ましくは200μm以下であり、さらに好ましくは180μm以下である上記[1]〜[8]のいずれか1記載の粉末状浴用剤組成物。
[10]成分(B)の平均粒径(Bave)と成分(C)の平均粒径(Cave)の比(Cave/Bave)は、好ましくは0.1以上であり、より好ましくは0.3以上であり、好ましくは9以下であり、より好ましくは8以下である上記[1]〜[9]のいずれか1記載の粉末状浴用剤組成物。
[12]成分(A)と成分(B)との合計量に対する成分(C)の質量比((C)/{(A)+(B)})は、好ましくは4以上であり、より好ましくは6以上である。また、同様の観点から、好ましくは240以下であり、より好ましくは200以下である上記[1]〜[11]のいずれか1記載の粉末状浴用剤組成物。
[14](A)水及び/又は25℃で液体のアルコールと、(B)平均粒径1μm以上200μm以下の水不溶性の吸液性粉体とを混合した後、(C)粒径180μm以下の粒子が成分(C)全量中に50質量%以上であり、かつ粒径500μm以上の粒子が成分(C)全量中に10質量%以下であるナトリウム塩を混合する、上記[1]に記載の粉末状浴用剤組成物の製造方法。
表1に示す処方にしたがって、予め成分(A)と成分(B)とを混合し、次いでこれに成分(C)及びその他の成分を混合して、各粉末状浴用剤組成物を製造した。
得られた粉末状浴用剤組成物を用い、下記方法にしたがって各評価を行った。結果を表1に示す。
各粉末状浴用剤組成物(45g)を40℃150Lの浴水に投入し、1分間撹拌した後、その溶解性を目視により評価した。
A:溶け残りを認めない
B:溶け残りを少し認める
C:明らかに溶け残りを認める
各粉末状浴用剤組成物(50g)を40℃150Lの浴水に投入し、1分間撹拌した後に5分間入浴し、入浴中におけるざらつき感を官能評価した。
A:ざらつきを感じない
B:ざらつきを少し感じる
C:明らかにざらつきを感じる
各粉末状浴用剤組成物(50g)を、アルミピローフィルムに密封包装後、温度40℃、相対湿度75%RHで6ヶ月間保存した後、開封してブロッキングの状態を目視により評価した。
A:ブロッキングを認めない
B:ブロッキングを少し認める
C:明らかにブロッキングを認める
Claims (7)
- 次の成分(A)〜(C):
(A)水及び/又は25℃で液体のアルコール 合計で0.3質量%以上10質量%以下、
(B)平均粒径1μm以上200μm以下の水不溶性の吸液性粉体、及び
(C)粒径180μm以下の粒子が成分(C)全量中に50質量%以上であり、かつ粒径500μm以上の粒子が成分(C)全量中に10質量%以下であるナトリウム塩 60質量%以上99質量%以下
を含有する粉末状浴用剤組成物。 - 成分(B)の含有量が、0.1質量%以上10質量%以下である請求項1に記載の粉末状浴用剤組成物。
- 成分(A)と成分(B)との合計量に対する成分(C)の質量比((C)/{(A)+(B)})が、4以上240以下である請求項1に記載の粉末状浴用剤組成物。
- 成分(C)が、硫酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、及び塩化ナトリウムからなる群より選ばれる1種又は2種以上である請求項1又は2に記載の粉末状浴用剤組成物。
- 成分(B)が、二酸化ケイ素、ケイ酸カルシウム、非晶質シリカ及び非晶質アルミノ珪酸塩から選ばれる1種又は2種以上である請求項1〜3のいずれか1項に記載の粉末状浴用剤組成物。
- 予め成分(A)と成分(B)とを混合することにより得られる請求項1〜4のいずれか1項に記載の粉末状浴用剤組成物。
- (A)水及び/又は25℃で液体のアルコールと、(B)平均粒径1μm以上200μm以下の水不溶性の吸液性粉体とを混合した後、(C)粒径180μm以下の粒子が成分(C)全量中に50質量%以上であり、かつ粒径500μm以上の粒子が成分(C)中に10質量%以下であるナトリウム塩を混合する、請求項1に記載の粉末状浴用剤組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012251133A JP2014097961A (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 粉末状浴用剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012251133A JP2014097961A (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 粉末状浴用剤組成物 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017153760A Division JP6400804B2 (ja) | 2017-08-09 | 2017-08-09 | 粉末状浴用剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014097961A true JP2014097961A (ja) | 2014-05-29 |
Family
ID=50940310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012251133A Pending JP2014097961A (ja) | 2012-11-15 | 2012-11-15 | 粉末状浴用剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014097961A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101708721B1 (ko) * | 2016-05-18 | 2017-02-21 | 김성현 | 원적외선 방출과 항균 기능성이 뛰어난 목욕용제의 제조방법 및 이로부터 제조된 목욕용제 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584006B2 (ja) * | 1975-01-30 | 1983-01-24 | ライオン株式会社 | フンマツヨクヨウザイノセイゾウホウホウ |
JPH06199652A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | Kao Corp | 顆粒状入浴剤の製造方法 |
JPH08208454A (ja) * | 1995-02-06 | 1996-08-13 | Aiwa:Kk | 入浴用化粧料 |
JP2004018436A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Kanebo Ltd | 発泡性浴用剤 |
JP2004352703A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Earth Chem Corp Ltd | 入浴用製品 |
-
2012
- 2012-11-15 JP JP2012251133A patent/JP2014097961A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584006B2 (ja) * | 1975-01-30 | 1983-01-24 | ライオン株式会社 | フンマツヨクヨウザイノセイゾウホウホウ |
JPH06199652A (ja) * | 1992-12-28 | 1994-07-19 | Kao Corp | 顆粒状入浴剤の製造方法 |
JPH08208454A (ja) * | 1995-02-06 | 1996-08-13 | Aiwa:Kk | 入浴用化粧料 |
JP2004018436A (ja) * | 2002-06-14 | 2004-01-22 | Kanebo Ltd | 発泡性浴用剤 |
JP2004352703A (ja) * | 2003-05-28 | 2004-12-16 | Earth Chem Corp Ltd | 入浴用製品 |
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
粉体工学会: "固結", 粉体工学用語辞典 第2版, JPN6016035893, 30 March 2000 (2000-03-30), JP, pages 105頁 * |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101708721B1 (ko) * | 2016-05-18 | 2017-02-21 | 김성현 | 원적외선 방출과 항균 기능성이 뛰어난 목욕용제의 제조방법 및 이로부터 제조된 목욕용제 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6072512B2 (ja) | 容器入り歯磨組成物 | |
JP5534988B2 (ja) | 粒状浴用剤組成物 | |
JP6673852B2 (ja) | 泡吐出容器入り液体口腔用組成物 | |
WO2017081877A1 (ja) | 口腔用組成物 | |
JP6049162B2 (ja) | 皮膚の重金属汚染防止のための皮膚外用剤 | |
JP5658875B2 (ja) | 歯磨剤 | |
JP6400804B2 (ja) | 粉末状浴用剤組成物 | |
JP6669492B2 (ja) | 泡吐出容器入り液体口腔用組成物 | |
JP2014097961A (ja) | 粉末状浴用剤組成物 | |
JP5531177B1 (ja) | 皮膚外用剤用キット | |
JP4834456B2 (ja) | 粉末状身体洗浄用組成物 | |
JP3352381B2 (ja) | 美白パウダー | |
JP4959010B1 (ja) | 皮膚外用剤 | |
EP3466400B1 (en) | Composition for oral cavity | |
JP2011051923A (ja) | 2層型化粧料 | |
JP6257668B2 (ja) | 銀担持体からの銀溶出向上剤 | |
JP7335758B2 (ja) | 発泡性固体浴用剤 | |
JP2018083765A (ja) | 不飽和脂肪酸吸着剤及びそれを含有する化粧料 | |
JPWO2017081877A1 (ja) | 口腔用組成物 | |
JP6334646B2 (ja) | 液状皮膚外用組成物 | |
JP2007070257A (ja) | 歯磨き組成物 | |
JPS6226214A (ja) | 温水徐溶性固形浴用組成物 | |
JP2004067613A (ja) | 粉体状浴用剤組成物、粉体状浴用剤製品およびその製造方法 | |
JP2013018710A (ja) | 歯磨剤 | |
JP6691926B2 (ja) | 泡吐出容器入り液体口腔用組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150930 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160920 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20161111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170118 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170509 |