JP2014096428A - 固体撮像装置および撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置および撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014096428A
JP2014096428A JP2012246107A JP2012246107A JP2014096428A JP 2014096428 A JP2014096428 A JP 2014096428A JP 2012246107 A JP2012246107 A JP 2012246107A JP 2012246107 A JP2012246107 A JP 2012246107A JP 2014096428 A JP2014096428 A JP 2014096428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
solid
photoelectric conversion
imaging device
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012246107A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Fukuoka
直人 福岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2012246107A priority Critical patent/JP2014096428A/ja
Publication of JP2014096428A publication Critical patent/JP2014096428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Abstract

【課題】高速なオートフォーカス制御と良好な画質の画像の取得とを両立させることができる固体撮像装置および撮像装置を提供する。
【解決手段】画素は、第1の画素と第2の画素とを含み、第1の画素は、第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第1の光電変換手段を備え、第2の画素は、第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第2の光電変換手段と、第1の基板内に形成され、第2の光電変換手段に入射する光線を選択する光線選択手段と、第2の基板内に形成され、第1の基板を透過した入射光を電気信号に変換する第3の光電変換手段とを備え、第1の光電変換手段によって変換された電気信号と、第3の光電変換手段によって変換された電気信号とを、画像信号として出力し、第2の光電変換手段によって変換された電気信号を、フォーカス信号として出力する。
【選択図】図4

Description

本発明は、固体撮像装置および撮像装置に関する。
近年、固体撮像装置としてCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)型固体撮像装置(以下、「MOS型固体撮像装置」という)が注目され、実用化されている。
このMOS型固体撮像装置は、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)型固体撮像装置と異なり、単一電源で駆動することが可能である。また、CCD型固体撮像装置では、専用の製造プロセスを必要とするのに対し、MOS型固体撮像装置は、他のLSIと同じ製造プロセスを用いて製造することができることからSOC(System On Chip)への対応が容易であり、固体撮像装置の多機能化を可能としている。
また、MOS型固体撮像装置は、各画素に増幅回路を備えることによって画素内で信号電荷を増幅しているため、信号の伝達経路からのノイズの影響を受けづらい構成になっている。さらに、各画素の信号電荷を選択して取り出す(選択方式)ことが可能であり、原理上、信号の蓄積時間や読み出し順序を画素毎に自由に制御することができるという特徴がある。
従来から、MOS型固体撮像装置(以下、「固体撮像装置」ともいう)を搭載した撮像装置として、デジタル一眼レフカメラがある。
従来のデジタル一眼レフカメラでは、レンズを通過した被写体光(入射光)を固体撮像装置に入射させると共に、ミラーを使用して、例えば、位相差AFセンサのようなオートフォーカス(AF)用のセンサに被写体光を導いて、被写体情報を得ている。
しかし、上記のようなミラーを備えない、いわゆる、ミラーレスカメラも普及している。このミラーレスカメラでは、従来のデジタル一眼レフカメラのように、被写体光をミラーによって位相差AFセンサに導くことができない。このため、ミラーレスカメラにおけるAF方式では、固体撮像装置から出力される画素信号に基づいてオートフォーカスの制御を行う、いわゆる、コントラストAFの方式を採用せざるを得ない。
しかしながら、一般的に、コントラストAF方式のオートフォーカス制御は、位相差AFセンサを用いた方式のオートフォーカス制御に比べて、AF動作が遅いという問題がある。
このような問題を解決するための技術として、例えば、特許文献1のように、固体撮像装置の有効画素エリア内に、画像を取得するための通常の画素だけではなく、オートフォーカス制御を行うための被写体情報を取得する位相差AF用の画素を設ける技術が開示されている。
特開2011−171749号公報
しかしながら、特許文献1で開示された技術のように、固体撮像装置の有効画素エリア内にオートフォーカス制御を行うために用いる位相差AF用の画素を配置すると、この位相差AF用の画素が配置された位置には通常の画素を配置することができなくなる。このため、画像を取得するための通常の画素アレイとしては、位相差AF用の画素が配置された位置に画素欠けが発生しているのと同様の状態になり、欠陥画素と同様に扱って、位相差AF用の画素が配置された位置の画素を補完する処理が必要となる。
ところで、オートフォーカス制御においてAF動作の性能を確保するためには、ある程度の数の位相差AF用の画素を、固体撮像装置の画素アレイ内に配置しなければならない。このため、画像を取得するための通常の画素アレイには多数の欠陥画素を有してしまうことになり、その結果、欠陥画素の補完処理を行ったとしても、カメラとして良好な画質の画像を得ることが困難になってしまうということが懸念される。
本発明は、上記の課題認識に基づいてなされたものであり、高速なオートフォーカス制御と良好な画質の画像の取得とを両立させることができる固体撮像装置および撮像装置を提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の固体撮像装置は、画素を構成する回路要素が形成された第1の基板と第2の基板とが接続部によって電気的に接続されている固体撮像装置であって、前記画素は、第1の画素と第2の画素とを含み、前記第1の画素は、前記第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第1の光電変換手段、を備え、前記第2の画素は、前記第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第2の光電変換手段と、前記第1の基板内に形成され、前記第2の光電変換手段に入射する光線を選択する光線選択手段と、前記第2の基板内に形成され、前記第1の基板を透過した入射光を電気信号に変換する第3の光電変換手段と、を備え、前記第1の光電変換手段によって変換された電気信号と、前記第3の光電変換手段によって変換された電気信号とを、画像信号として出力し、前記第2の光電変換手段によって変換された電気信号を、フォーカス信号として出力する、ことを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、画素を構成する回路要素が形成された第1の基板と第2の基板とが接続部によって電気的に接続されている固体撮像装置であって、前記画素は、第1の画素と第2の画素とを含み、前記第1の画素は、前記第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第1の光電変換手段、を備え、前記第2の画素は、前記第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第2の光電変換手段と、前記第1の基板内に形成され、前記第2の光電変換手段に入射する光線を選択する光線選択手段と、前記第2の基板内に形成され、前記第1の基板を透過した入射光を電気信号に変換する第3の光電変換手段と、を備え、前記第1の光電変換手段によって変換された電気信号と、前記第3の光電変換手段によって変換された電気信号とを、画像信号として出力し、前記第2の光電変換手段によって変換された電気信号を、フォーカス信号として出力する固体撮像装置、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、高速なオートフォーカス制御と良好な画質の画像の取得とを両立させることができる固体撮像装置および撮像装置を提供することができるという効果が得られる。
本発明の実施形態による固体撮像装置の概略構成を示した概観図である。 本実施形態の固体撮像装置内の画素チップの概略構成を示した回路図である。 本実施形態の固体撮像装置内の画素信号処理チップの概略構成を示した回路図である。 本実施形態の固体撮像装置の単位画素および単位メモリの第1の構造を示した断面図である。 本実施形態の固体撮像装置の単位画素および単位メモリの第2の構造を示した断面図である。 本発明の実施形態による固体撮像装置を搭載した撮像装置の概略構成を示したブロック図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明は、例示のために特定の詳細な内容が含まれている。しかし、当業者であれば、以下に説明する詳細な内容に様々な変更を加えた場合であっても、本発明の範囲を超えないことは理解できるであろう。従って、以下に説明する本発明の例示的な実施形態は、権利を請求された発明に対して、一般性を失わせることなく、また、何ら限定をすることもなく、述べられたものである。
<固体撮像装置>
図1は、本実施形態による固体撮像装置の概略構成を示した概観図である。図1において、固体撮像装置1は、画素チップ11、画素信号処理チップ12、チップ接続部13から構成される。
画素チップ11は、後述する光電変換部を含む通常の画素が2次元状に配列され、入射した被写体光(入射光)を電気信号に変換するチップである。また、画素チップ11内の予め定められた画素の位置には、オートフォーカス制御に用いられる位相差AF用の画素が配置されている。画素チップ11は、画素チップ11内の信号、あるいは画素信号処理チップ12から送信された信号によって駆動、制御される。そして、画素チップ11は、変換した電気信号を画素信号処理チップ12に送信する。
画素信号処理チップ12は、画素チップ11から送信されてきた電気信号の一時的な記憶(保持)や積分、電気信号に対する簡単な演算などの処理を行うチップである。また、画素チップ11において位相差AF用の画素が配置された位置に対応する画素信号処理チップ12内の位置には、画素チップ11に配置された通常の画素と同様に、入射した被写体光(入射光)を電気信号に変換する画素が配置されている。また、画素信号処理チップ12は、画素チップ11を駆動、制御するための信号を画素チップ11に送信する。
チップ接続部13は、画素チップ11と画素信号処理チップ12とを電気的に接続するための接続部である。チップ接続部13は、例えば、蒸着法、めっき法で作製されるバンプなどを用いる。なお、チップ接続部13は、画素チップ11に配置された電極(第1の電極)と画素信号処理チップ12に配置された電極(第2の電極)とを接続する構成にしても良い。また、画素チップ11と画素信号処理チップ12との間に存在する空間には、接着剤などの絶縁部材を充填させてもよい。画素チップ11と画素信号処理チップ12とは、チップ接続部13を介して信号の送受信を行う。
次に、本実施形態の画素チップ11について説明する。図2は、本実施形態の固体撮像装置1内の画素チップ11の概略構成を示した回路図である。図2において、画素チップ11は、画素チップ垂直走査回路111、画素アレイ部112、撮像用単位画素113、画素信号線114、画素チップ垂直走査回路信号線115、撮像用画素制御線116、AF用画素制御線117、AF用単位画素118から構成される。なお、図2に示した画素チップ11では、複数の撮像用単位画素113およびAF用単位画素118(以下、撮像用単位画素113およびAF用単位画素118を区別しない場合には、単に「単位画素」という)が、10行10列に2次元的に配置された画素アレイ部112の例を示している。
なお、図2に示した画素チップ11において、各符号の後に表す“():括弧”内の数字および記号は、画素チップ11内に配置されている単位画素のそれぞれに対応した行番号と列番号とを表す。そして、“():括弧”内の最初の数字は行番号、最後の数字は列番号を示す。例えば、2行2列目のAF用単位画素118は、AF用単位画素118(2,2)と表し、2行3列目の撮像用単位画素113は、撮像用単位画素113(2,3)と表す。また、行番号または列番号のいずれか一方のみ、すなわち、同一の行番号または列番号を表す場合には、同一の行番号または列番号を数字で表し、同一ではない行番号または列番号を“*:アスタリスク”で表す。例えば、1行目の撮像用画素制御線116は、撮像用画素制御線116(1,*)と表し、2行目のAF用画素制御線117は、AF用画素制御線117(2,*)と表す。また、行番号および列番号の両方を特定しない場合には、各符号の後の“():括弧”を表記しない。
画素チップ垂直走査回路111は、画素アレイ部112内のそれぞれの単位画素を制御し、各単位画素の画素信号を対応するそれぞれの画素信号線114に出力させる。画素チップ垂直走査回路111は、制御線(撮像用画素制御線116およびAF用画素制御線117)に、単位画素を制御するための制御信号を、画素アレイ部112に配置された単位画素の行毎に出力する。
画素アレイ部112内のそれぞれの撮像用単位画素113は、リセットされたときのリセット信号、および入射した被写体光の受光量(光線量)に応じた電気信号を撮像用画素信号として、撮像用画素信号の出力期間中に画素信号線114に出力する。また、画素アレイ部112内には、任意の間隔でAF用単位画素118が配置されており、画素アレイ部112内のそれぞれのAF用単位画素118は、入射した被写体光の受光量(光線量)に応じた電気信号をAF用画素信号として、AF用画素信号の出力期間中に画素信号線114に出力する。
なお、図2においては、撮像用単位画素113を制御するための撮像用画素制御線116と、AF用単位画素118を制御するためのAF用画素制御線117とを分けて示しているが、撮像用単位画素113の制御とAF用単位画素118の制御とを、同じ制御線で行う構成であってもよい。また、撮像用単位画素113とAF用単位画素118との制御を行うタイミングも同じであってもよい。
画素信号線114および画素チップ垂直走査回路信号線115は、チップ接続部13を介して画素信号処理チップ12に接続される。画素チップ11と画素信号処理チップ12とは、画素信号線114および画素チップ垂直走査回路信号線115によって、画素チップ11の駆動、制御に必要な各種信号、および画素チップ11内のそれぞれの撮像用単位画素113またはAF用単位画素118が出力する撮像用画素信号またはAF用画素信号の送受信を行う。
次に、本実施形態の画素信号処理チップ12について説明する。図3は、本実施形態の固体撮像装置1内の画素信号処理チップ12の概略構成を示した回路図である。図3において、画素信号処理チップ12は、画素信号処理チップ垂直走査回路121、メモリアレイ部122、撮像用単位メモリ123、メモリ信号線124、画素信号処理チップ垂直信号線125、画素信号処理チップ列処理回路126、画素信号処理チップ水平走査回路127、画素信号処理チップ水平走査回路信号線128、イメージセンサ制御回路129、イメージセンサ制御回路信号線1210、撮像用メモリ制御線1211、AF用メモリ制御線1212、AF用単位メモリ1213から構成される。なお、図3に示した画素信号処理チップ12では、複数の撮像用単位メモリ123およびAF用単位メモリ1213(以下、撮像用単位メモリ123およびAF用単位メモリ1213を区別しない場合には、単に「単位メモリ」という)が、10行10列に2次元的に配置されたメモリアレイ部122の例を示している。
なお、図3に示した画素信号処理チップ12において、各符号の後に表す“():括弧”内の数字および記号は、画素信号処理チップ12内に配置されている単位メモリのそれぞれに対応した行番号と列番号とを表し、その表し方は、図2に示した画素チップ11と同様である。
画素信号処理チップ垂直走査回路121は、メモリアレイ部122内のそれぞれの単位メモリを制御し、各単位メモリのメモリ信号を対応するそれぞれの画素信号処理チップ垂直信号線125に出力させる。画素信号処理チップ垂直走査回路121は、制御線(撮像用メモリ制御線1211およびAF用メモリ制御線1212)に、単位メモリを制御するための制御信号を、メモリアレイ部122に配置された単位メモリの行毎に出力する。
メモリアレイ部122内のそれぞれの撮像用単位メモリ123には、画素チップ11に備えた画素アレイ部112内の対応するそれぞれの撮像用単位画素113からチップ接続部13を介してメモリ信号線124に送信された撮像用画素信号が入力される。また、メモリアレイ部122内には、画素チップ11において画素アレイ部112内に配置されたAF用単位画素118に対応する位置に、AF用単位メモリ1213が配置されており、メモリアレイ部122内のそれぞれのAF用単位メモリ1213には、対応するそれぞれのAF用単位画素118からチップ接続部13を介してメモリ信号線124に送信されたAF用画素信号が入力される。そして、それぞれの単位メモリは、入力された撮像用画素信号またはAF用画素信号に応じた電気信号を、メモリ信号として画素信号処理チップ垂直信号線125に出力する。
なお、図3においては、撮像用単位メモリ123を制御するための撮像用メモリ制御線1211と、AF用単位メモリ1213を制御するためのAF用メモリ制御線1212とを分けて示しているが、撮像用単位メモリ123の制御とAF用単位メモリ1213の制御とを、同じ制御線で行う構成であってもよい。また、撮像用単位メモリ123とAF用単位メモリ1213との制御を行うタイミングも同じであってもよい。
画素信号処理チップ列処理回路126は、単位メモリから送信されたメモリ信号に対する処理を行う。画素信号処理チップ列処理回路126によるメモリ信号に対する処理では、イメージセンサ制御回路129から入力されたクランプパルスΦCLおよびサンプルホールドパルスΦSHに基づいて、信号の減算(差分処理)が行われる。さらに、画素信号処理チップ列処理回路126による処理には、信号の増幅、比較などの処理が含まれる。また、画素信号処理チップ列処理回路126は、画素信号処理チップ垂直信号線125に接続される電流源負荷を含んでいる。
画素信号処理チップ水平走査回路127は、イメージセンサ制御回路129から入力された水平走査パルスΦHに基づいて、画素信号処理チップ列処理回路126から出力された処理後のメモリ信号を順次、画素信号処理チップ水平走査回路信号線128に読み出す。
イメージセンサ制御回路129は、画素信号処理チップ垂直走査回路121、画素信号処理チップ列処理回路126、画素信号処理チップ水平走査回路127、および画素チップ11内の画素チップ垂直走査回路111を制御する。
メモリ信号線124およびイメージセンサ制御回路信号線1210は、チップ接続部13を介して画素チップ11に接続される。画素チップ11と画素信号処理チップ12とは、メモリ信号線124およびイメージセンサ制御回路信号線1210によって、画素チップ11の駆動、制御に必要な各種信号、および画素チップ11内のそれぞれの撮像用単位画素113またはAF用単位画素118が出力する撮像用画素信号またはAF用画素信号の送受信を行う。
このイメージセンサ制御回路129、画素信号処理チップ垂直走査回路121、画素信号処理チップ列処理回路126、画素信号処理チップ水平走査回路127、および画素チップ垂直走査回路111による制御によって、固体撮像装置1は、入射した被写体光の受光量に応じた撮像用画素信号またはAF用画素信号に基づいた画像信号またはAF用信号を出力する。
<第1の構造>
次に、本実施形態の固体撮像装置1の第1の構造について説明する。図4は、本実施形態の固体撮像装置1の単位画素および単位メモリの第1の構造を示した断面図である。図4には、図2に示した画素チップ11の画素アレイ部112内の単位画素と、図3に示した画素信号処理チップ12のメモリアレイ部122内の単位メモリとによって構成される固体撮像装置1の画素の構造の一部を示しており、対応する回路要素には、同一の符号を付加している。より具体的には、画素アレイ部112の撮像用単位画素113とメモリアレイ部122の撮像用単位メモリ123とがチップ接続部13によって接続されて構成される撮像用画素と、画素アレイ部112のAF用単位画素118とメモリアレイ部122のAF用単位メモリ1213とがチップ接続部13によって接続されて構成されるAF用画素との構造を示している。なお、図4に示した固体撮像装置1において、撮像用画素とAF用画素とを区別しない場合には、単に「画素」という。
固体撮像装置1のそれぞれの画素には、マイクロレンズ1120およびカラーフィルタ(色フィルタ)1121が形成されている。また、それぞれの画素においては、画素チップ11内に形成された配線層1124と、画素信号処理チップ12内に形成された配線層1214とが、チップ接続部13によって接続されている。この配線層1124と配線層1214とは、画素内の異なる層同士を接続する、いわゆる、VIAやコンタクトなどといわれる基板内接続部によって接続された、撮像用単位画素113およびAF用単位画素118内の配線と、撮像用単位メモリ123およびAF用単位メモリ1213内の配線である。
撮像用画素は、撮像用単位画素113内に撮像用フォトダイオード119が形成されている。撮像用フォトダイオード119は、マイクロレンズ1120およびカラーフィルタ1121を透過した被写体光を受光して、撮像用画素信号を出力する光電変換部である。なお、撮像用画素の構造は、通常の画素の構造と同様であるため、詳細な説明は省略する。
また、AF用画素は、AF用単位画素118内にAF用フォトダイオード1122と遮光部材1123とが形成され、AF用単位メモリ1213内に撮像用フォトダイオード1215が形成されている。
AF用フォトダイオード1122は、マイクロレンズ1120およびカラーフィルタ1121を透過した被写体光を受光して、AF用画素信号を出力する光電変換部である。
遮光部材1123は、AF用フォトダイオード1122に入射する被写体光の一部を遮光する。また、遮光部材1123は、図4に示したAF用単位画素118(2,2)とAF用単位画素118(2,4)とのように、AF用フォトダイオード1122に入射する被写体光の方向(入射方向)が異なる位置に形成される。この遮光部材1123の位置の違い、すなわち、被写体光の入射方向の違いによって、AF用単位画素118(2,2)とAF用単位画素118(2,4)とのそれぞれが出力するAF用画素信号が位相差を持つことになる。そして、固体撮像装置1を搭載した撮像装置では、AF用単位画素118(2,2)とAF用単位画素118(2,4)とを、対応する1つの組として扱うことによって、位相差AFセンサを用いた方式のオートフォーカス制御と同様のオートフォーカス制御を、固体撮像装置1が出力したAF用信号に基づいて行うことができる。図4には、AF用単位画素118(2,2)とAF用単位画素118(2,4)とに具備されるAF用フォトダイオード1122に異なる光路で光線が入射する位置に、遮光部材1123を形成した一例を示している。
撮像用フォトダイオード1215は、AF用単位画素118を透過した被写体光を受光して、AF用画素が配置された位置における撮像用画素信号を出力する光電変換部である。そして、固体撮像装置1は、撮像用フォトダイオード119が出力した撮像用画素信号と、撮像用フォトダイオード1215が出力した撮像用画素信号とを、入射した被写体光の受光量に応じた画像信号として出力する。これにより、固体撮像装置1では、従来の固体撮像装置のような、AF用画素が配置された位置での画素欠けの発生を防ぐことができ、固体撮像装置1を搭載した撮像装置は、良好な画質の画像を生成することができる。
なお、固体撮像装置1において、AF用画素を配置する位置は、カラーフィルタ1121が赤色の光線を透過するカラーフィルタである位置が望ましい。これは、赤色の光線は光の波長が長いため、被写体光が撮像用フォトダイオード1215まで到達しやすいからである。
なお、撮像用フォトダイオード1215は、上述したように、AF用単位画素118を透過した被写体光を受光して撮像用画素信号を出力する。このため、撮像用フォトダイオード1215が出力する撮像用画素信号は、撮像用フォトダイオード119が出力する撮像用画素信号に比べて、電気信号のレベルが低くなってしまうことが考えられる。しかし、この場合には、例えば、AF用画素が配置された位置に対応した画素信号処理チップ列処理回路126が、信号を増幅して出力することによって、撮像用フォトダイオード1215が出力する撮像用画素信号のレベルを、撮像用フォトダイオード119が出力する撮像用画素信号のレベルと同等のレベルにした画像信号を出力する対応が考えられる。また、固体撮像装置1を搭載した撮像装置による画像処理によって、AF用画素が配置された位置の画像信号のレベルを、撮像用画素が配置された位置の画像信号のレベルと同等にする対応も考えられる。
<第2の構造>
次に、本実施形態の固体撮像装置1の第2の構造について説明する。図5は、本実施形態の固体撮像装置1の単位画素および単位メモリの第2の構造を示した断面図である。図5には、図4に示した固体撮像装置1の第1の構造と同様に、図2に示した画素チップ11の画素アレイ部112内の単位画素と、図3に示した画素信号処理チップ12のメモリアレイ部122内の単位メモリとによって構成される固体撮像装置1の画素の構造の一部を示しており、対応する回路要素には、同一の符号を付加している。なお、本実施形態の固体撮像装置1における第2の構造と、図4に示した第1の構造との違いは、AF用画素の構造が異なるのみである。従って、以下の説明においては、撮像用画素およびAF用画素の構造において、図4に示した第1の構造と同様の構造に関する説明は省略し、第1の構造と異なる構造について説明する。
第2の構造におけるAF用画素は、AF用単位画素118内にAF用フォトダイオード1122と光導波路1125とが形成され、AF用単位メモリ1213内に撮像用フォトダイオード1215と光導波路1225とが形成されている。
光導波路1125と光導波路1225とは、マイクロレンズ1120およびカラーフィルタ1121を透過したAF用単位画素118の領域内の被写体光を、撮像用フォトダイオード1215に導く。これにより、第2の構造の固体撮像装置1では、被写体光を、図4に示した第1の構造の固体撮像装置1よりも効率的に撮像用フォトダイオード1215に導くことができる。これにより、第2の構造の固体撮像装置1では、図4に示した第1の構造の固体撮像装置1のような、カラーフィルタ1121の色による差をなくすことができる。
図5に示した第2の構造では、光導波路1125が、AF用フォトダイオード1122に入射する被写体光の一部を遮光する、図4に示した第1の構造における遮光部材1123の機能を兼務する位置に形成される。すなわち、光導波路1125と光導波路1225とは、図5に示したAF用単位画素118(2,2)とAF用単位画素118(2,4)とのように、AF用フォトダイオード1122に入射する特定の方向の被写体光を遮光する位置に形成される。この光導波路1125と光導波路1225との位置の違いによって、AF用単位画素118(2,2)とAF用単位画素118(2,4)とのそれぞれが出力するAF用画素信号が位相差を持つことになる。そして、固体撮像装置1を搭載した撮像装置が、図4に示した第1の構造の固体撮像装置1と同様に、AF用単位画素118(2,2)とAF用単位画素118(2,4)とを、対応する1つの組として扱うことによって、固体撮像装置1が出力したAF用信号に基づいて、位相差AFセンサを用いた方式のオートフォーカス制御と同様のオートフォーカス制御を行うことができる。図5には、AF用単位画素118(2,2)とAF用単位画素118(2,4)とに具備されるAF用フォトダイオード1122に異なる光路で光線が入射する位置に、光導波路1125と光導波路1225とを形成した一例を示している。
なお、図5に示した第2の構造では、上述したように、光導波路1125が、図4に示した第1の構造における遮光部材1123の機能を兼務する位置に形成されている。このため、第2の構造では、第1の構造における遮光部材1123を形成していない構造を示している。しかし、第2の構造においても、遮光部材1123を形成した構造にすることができる。この場合、遮光部材1123を、光導波路1125と光導波路1225とは異なる位置に形成することによって、被写体光がAF用フォトダイオード1122に入射する開口部の形状を変えることができる。例えば、遮光部材1123を、光導波路1125と光導波路1225とが形成された位置と反対方向の位置に形成することによって、被写体光がAF用フォトダイオード1122に入射する開口部の形状をスリット状にすることができる。
撮像用フォトダイオード1215は、光導波路1125と光導波路1225とによって導かれた被写体光を受光して、AF用画素が配置された位置における撮像用画素信号を出力する。そして、固体撮像装置1は、撮像用フォトダイオード119が出力した撮像用画素信号と、撮像用フォトダイオード1215が出力した撮像用画素信号とを、入射した被写体光の受光量に応じた画像信号として出力する。これにより、第2の構造の固体撮像装置1でも、図4に示した第1の構造の固体撮像装置1と同様に、従来の固体撮像装置のような、AF用画素が配置された位置での画素欠けの発生を防ぐことができ、固体撮像装置1を搭載した撮像装置は、良好な画質の画像を生成することができる。
なお、撮像用フォトダイオード1215は、上述したように、光導波路1125と光導波路1225とによって導かれた被写体光を受光して撮像用画素信号を出力する。このため、撮像用フォトダイオード1215が出力する撮像用画素信号と撮像用フォトダイオード119が出力する撮像用画素信号との電気信号のレベルの差は、図4に示した第1の構造における電気信号のレベルの差よりも少なくなると考えられる。しかし、撮像用フォトダイオード1215が出力する撮像用画素信号と撮像用フォトダイオード119が出力する撮像用画素信号との若干のレベルの差をなくすために、図4に示した第1の構造の固体撮像装置1と同様の対応を行ってもよい。
上記に述べたように、本実施形態の固体撮像装置1では、固体撮像装置1の有効画素領域内、すなわち、画素チップ11内の画素アレイ部112および画素信号処理チップ12内のメモリアレイ部122の領域内に、画像を取得するための撮像用画素だけではなく、オートフォーカス制御を行うための位相差の情報を取得するAF用画素を設ける。そして、AF用画素内には、AF用画素信号を出力するAF用フォトダイオード1122に加えて、撮像用画素信号を出力する撮像用フォトダイオード1215を設ける。これにより、本実施形態の固体撮像装置1では、AF用画素が配置された位置におけるAF用画素信号に基づいたAF用信号を出力することができ、さらに、AF用画素が配置された位置における撮像用画素信号に基づいた画像信号を、撮像用画素の撮像用画素信号に基づいた画像信号と共に出力することができる。このことにより、本実施形態の固体撮像装置1を搭載した撮像装置では、固体撮像装置1が出力したAF用信号に基づいて、位相差AFセンサを用いた方式のオートフォーカス制御と同様の高速なオートフォーカス制御を行うことができ、AF用画素が配置された位置における欠陥画素の補完処理を行わない良好な画質の画像を取得することができる。
なお、固体撮像装置1の有効画素領域内に配置されるAF用画素の位置は、固体撮像装置1を搭載した撮像装置において位相差AF用のオートフォーカス制御を行う際に必要な位置に配置されることが望ましい。
<撮像装置>
次に、第1の構造または第2の構造の固体撮像装置1のいずれかを搭載した撮像装置について説明する。図6は、本発明の実施形態による固体撮像装置1を搭載した撮像装置(例えば、ミラーレスデジタルカメラ)の概略構成を示したブロック図である。ここに示した各構成要素は、ハードウェア的には、コンピュータのCPUやメモリをはじめとする素子で実現することができ、ソフトウェア的にはコンピュータプログラムなどによって実現されるものであるが、ここでは、これらの連携によって実現される機能ブロックとして示している。従って、これらの機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェアの組合せによって、様々な形式で実現できるということは、当業者には理解できるであろう。
図6に示した撮像装置2は、レンズユニット部21、固体撮像装置1、発光装置22、メモリ23、記録装置24、表示装置25、画像信号処理回路26、レンズ制御装置27、イメージセンサ制御装置28、発光制御装置29、カメラ制御装置210から構成される。
レンズユニット部21は、レンズ制御装置27によってズーム、フォーカス、絞りなどが駆動制御され、被写体像を固体撮像装置1に結像させる。
固体撮像装置1は、第1の構造または第2の構造の固体撮像装置1である。固体撮像装置1は、イメージセンサ制御装置28によって駆動、制御され、レンズユニット部21を介して固体撮像装置1に入射した被写体光の受光量に応じた画像信号を出力するMOS型固体撮像装置である。また、固体撮像装置1は、入射した被写体光の受光量に応じたAF用信号も出力する。
発光装置22は、発光制御装置29によって駆動、制御され、発光装置22から発せられる光を被写体に当てることにより、被写体から反射する光を調節するストロボやフラッシュなどの装置である。
画像信号処理回路26は、固体撮像装置1から出力された画像信号に対して、信号の増幅、画像データへの変換および各種の補正、画像データの圧縮などの処理を行う。また、画像信号処理回路26は、固体撮像装置1から出力されたAF用信号に基づいて、位相差AFセンサを用いた方式のオートフォーカス制御と同様のオートフォーカス制御を行うための処理を行う。なお、画像信号処理回路26は、各処理における画像データや処理データの一時記憶手段としてメモリ23を利用する。
記録装置24は、半導体メモリなどの着脱可能な記録媒体であり、画像データや処理データの記録または読み出しを行う。
表示装置25は、固体撮像装置1に結像され、画像信号処理回路26によって処理された画像データ、または記録装置24から読み出された画像データに基づく画像を表示する液晶などの表示装置である。
カメラ制御装置210は、撮像装置2の全体の制御を行う制御装置である。また、カメラ制御装置210は、画像信号処理回路26による位相差AFセンサを用いた方式のオートフォーカス制御の処理結果に基づいて、レンズ制御装置27を制御することによって、レンズユニット部21によるフォーカス駆動を制御する。また、カメラ制御装置210は、イメージセンサ制御装置28と発光制御装置29とを制御することによって、固体撮像装置1と、発光装置22とを協調制御する。
上記に述べたように、本実施形態の撮像装置2は、第1の構造または第2の構造の固体撮像装置1を搭載する。これにより、本実施形態の撮像装置2に備えた画像信号処理回路26は、位相差AFセンサを用いた方式のオートフォーカス制御と同様のオートフォーカス制御を行うと共に、良好な画質の画像を生成することができる。
上記に述べたように、本発明を実施するための形態によれば、固体撮像装置の有効画素領域内に、画像を取得するための通常の撮像用の画素だけではなく、オートフォーカス制御を行うための位相差の情報を取得する位相差AF用の画素を設ける。そして、位相差AF用の画素内には、位相差AF用の画素信号を出力するためのフォトダイオードに加えて、通常の撮像用の画素信号を出力するためのフォトダイオードを設ける。これにより、本発明を実施するための形態による固体撮像装置では、位相差AF用の画素が配置された位置における位相差AF用の画素信号に基づいた位相差AF用の信号を出力することができる。また、本発明を実施するための形態による固体撮像装置では、位相差AF用の画素が配置された位置における通常の撮像用の画素信号に基づいた画像信号を、通常の撮像用の画素が配置された位置における通常の撮像用の画素信号に基づいた画像信号と共に出力することができる。
このことにより、本発明を実施するための形態による固体撮像装置を搭載した撮像装置では、固体撮像装置が出力した位相差AF用の信号に基づいて、位相差AFセンサを用いた方式のオートフォーカス制御と同様の高速なオートフォーカス制御を行うことができる。また、本発明を実施するための形態による固体撮像装置を搭載した撮像装置では、位相差AF用の画素が配置された位置において欠陥画素の補完処理を行う必要がなくなり、欠陥画素の補完処理を行っていない良好な画質の画像を取得することができる。
なお、本発明における具体的な構成や構造は、本発明を実施するための形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更をすることができる。例えば、画素(本実施形態においては、撮像用単位画素113と撮像用単位メモリ123とよって構成される撮像用画素や、AF用単位画素118とAF用単位メモリ1213とによって構成されるAF用画素)内の回路要素が変わったことにより、固体撮像装置または画素の構成要素や回路構成が変更された場合でも、それぞれの画素に備えるフォトダイオードや遮光部材、光導波路を形成する方法として、本発明の考え方を適用することができる。
また、単位画素や単位メモリの行方向および列方向の配置は、本発明を実施するための形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において単位画素や単位メモリを配置する行方向および列方向の数を変更することができる。
また、本発明の実施形態に係る固体撮像装置は、2枚の基板が接続部により接続されていてもよいし、3枚以上の基板が接続部で接続されていてもよい。3枚以上の基板が接続部で接続される固体撮像装置の場合、そのうちの2枚が請求項に係る第1の基板と第2の基板に相当する。
以上、本発明の実施形態について、図面を参照して説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においての種々の変更も含まれる。
1・・・固体撮像装置
11・・・画素チップ(第1の基板)
111・・・画素チップ垂直走査回路
112・・・画素アレイ部(画素,第1の画素,第2の画素)
113・・・撮像用単位画素(画素,第1の画素)
114・・・画素信号線
115・・・画素チップ垂直走査回路信号線
116・・・撮像用画素制御線
117・・・AF用画素制御線
118・・・AF用単位画素(画素,第2の画素)
119・・・撮像用フォトダイオード(第1の光電変換手段)
1120・・・マイクロレンズ
1121・・・カラーフィルタ(画素,第1の画素,第2の画素,色フィルタ)
1122・・・AF用フォトダイオード(第2の光電変換手段)
1123・・・遮光部材(光線選択手段,遮光部材)
1124・・・配線層
1125・・・光導波路(光線選択手段,光導波路)
12・・・画素信号処理チップ(第2の基板)
121・・・画素信号処理チップ垂直走査回路
122・・・メモリアレイ部(画素,第1の画素,第2の画素)
123・・・撮像用単位メモリ(画素,第1の画素)
124・・・メモリ信号線
125・・・画素信号処理チップ垂直信号線
126・・・画素信号処理チップ列処理回路
127・・・画素信号処理チップ水平走査回路
128・・・画素信号処理チップ水平走査回路信号線
129・・・イメージセンサ制御回路
1210・・・イメージセンサ制御回路信号線
1211・・・撮像用メモリ制御線
1212・・・AF用メモリ制御線
1213・・・AF用単位メモリ(画素,第2の画素)
1214・・・配線層
1215・・・撮像用フォトダイオード(第3の光電変換手段)
1225・・・光導波路(光線選択手段,光導波路)
13・・・チップ接続部(接続部)
2・・・撮像装置
21・・・レンズユニット部
22・・・発光装置
23・・・メモリ
24・・・記録装置
25・・・表示装置
26・・・画像信号処理回路
27・・・レンズ制御装置
28・・・イメージセンサ制御装置
29・・・発光制御装置
210・・・カメラ制御装置

Claims (5)

  1. 画素を構成する回路要素が形成された第1の基板と第2の基板とが接続部によって電気的に接続されている固体撮像装置であって、
    前記画素は、
    第1の画素と第2の画素とを含み、
    前記第1の画素は、
    前記第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第1の光電変換手段、
    を備え、
    前記第2の画素は、
    前記第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第2の光電変換手段と、
    前記第1の基板内に形成され、前記第2の光電変換手段に入射する光線を選択する光線選択手段と、
    前記第2の基板内に形成され、前記第1の基板を透過した入射光を電気信号に変換する第3の光電変換手段と、
    を備え、
    前記第1の光電変換手段によって変換された電気信号と、前記第3の光電変換手段によって変換された電気信号とを、画像信号として出力し、
    前記第2の光電変換手段によって変換された電気信号を、フォーカス信号として出力する、
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記光線選択手段は、
    該光線選択手段が形成された前記第2の画素の前記第1の基板の領域内に入射した光線を、対応する前記第2の基板内の前記第3の光電変換手段に導く光導波路を備え、
    該光導波路が前記第3の光電変換手段に導かない光線が前記第2の光電変換手段に入射することによって、前記第2の光電変換手段に入射する光線を選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記光線選択手段は、
    前記第2の光電変換手段に入射する光の一部を遮光する遮光部材を備える、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記第2の画素は、
    当該固体撮像装置に形成された前記画素のそれぞれに対応した色フィルタの内、赤色の光線を透過する色フィルタが形成された位置に配置する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の固体撮像装置。
  5. 画素を構成する回路要素が形成された第1の基板と第2の基板とが接続部によって電気的に接続されている固体撮像装置であって、
    前記画素は、
    第1の画素と第2の画素とを含み、
    前記第1の画素は、
    前記第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第1の光電変換手段、
    を備え、
    前記第2の画素は、
    前記第1の基板内に形成され、入射光を電気信号に変換する第2の光電変換手段と、
    前記第1の基板内に形成され、前記第2の光電変換手段に入射する光線を選択する光線選択手段と、
    前記第2の基板内に形成され、前記第1の基板を透過した入射光を電気信号に変換する第3の光電変換手段と、
    を備え、
    前記第1の光電変換手段によって変換された電気信号と、前記第3の光電変換手段によって変換された電気信号とを、画像信号として出力し、
    前記第2の光電変換手段によって変換された電気信号を、フォーカス信号として出力する固体撮像装置、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
JP2012246107A 2012-11-08 2012-11-08 固体撮像装置および撮像装置 Pending JP2014096428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012246107A JP2014096428A (ja) 2012-11-08 2012-11-08 固体撮像装置および撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012246107A JP2014096428A (ja) 2012-11-08 2012-11-08 固体撮像装置および撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014096428A true JP2014096428A (ja) 2014-05-22

Family

ID=50939295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012246107A Pending JP2014096428A (ja) 2012-11-08 2012-11-08 固体撮像装置および撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014096428A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10194110B2 (en) Solid-state imaging device, imaging device, and signal reading method
JP6369233B2 (ja) 固体撮像素子及びその信号処理方法、並びに電子機器
JP4957413B2 (ja) 固体撮像素子及びこれを用いた撮像装置
US9153616B2 (en) Solid-state imaging device and imaging device with circuit elements distributed on multiple substrates, method of controlling solid-state imaging device, and imaging device with circuit elements distributed on multiple substrates
JP6042636B2 (ja) 固体撮像素子および固体撮像装置
JP2018137467A (ja) 撮像素子
US20130092820A1 (en) Solid-state imaging device and imaging device
JP5034840B2 (ja) 固体撮像装置及びこれを用いた電子カメラ
JP6026102B2 (ja) 固体撮像素子および電子機器
JP2009158800A (ja) 固体撮像素子及びこれを用いた撮像装置
JP5034936B2 (ja) 固体撮像素子及びこれを用いた撮像装置
JP2015103998A (ja) 撮像装置および撮像素子
JP5791982B2 (ja) 固体撮像装置、撮像装置、および信号読み出し方法
JP6202825B2 (ja) 固体撮像装置および撮像装置
US9036066B2 (en) Solid-state image pickup device, method of controlling solid-state image pickup device, and image pickup device
JP2023181484A (ja) 撮像素子
JP2010093490A (ja) 撮像装置
US9094626B2 (en) Solid-state imaging device, method for controlling solid-state imaging device, and imaging device
JP5750918B2 (ja) 固体撮像素子及びこれを用いた撮像装置
JP2014179779A (ja) 撮像装置
JP2014096428A (ja) 固体撮像装置および撮像装置
JP7272423B2 (ja) 撮像素子および撮像装置
JP2019097058A (ja) 固体撮像装置、固体撮像装置の製造方法、および電子機器
JP7230946B2 (ja) 撮像素子、及び撮像装置
WO2020202414A1 (ja) 撮像装置および制御プログラム