JP2014094798A - 高所作業車のサブブーム装置 - Google Patents

高所作業車のサブブーム装置 Download PDF

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Tsutomu Hojo
努 北條
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Abstract

【課題】簡単な装置構成であり、且つ作業者による簡単な操作で格納することができる高
所作業車のサブブーム装置を提供する。
【解決手段】旋回部71に水平方向に延びる第1揺動ピン72aを中心として揺動自在に
取り付けられた第1サブブーム支持部材72と、第1サブブーム支持部材72に前記第1
揺動ピン72aと直交する第2揺動ピン73aを中心として揺動自在に取り付けられた第
2サブブーム支持部材73とを備えて構成され、第1サブブーム支持部材72に対して第
2サブブーム支持部材73を前記第1揺動ピン72aと略平行に延びる位置まで揺動させ
るとともに、サブブーム部材74が作業台40の側方に位置するように第1サブブーム支
持部材72を揺動させた格納姿勢に設定可能に構成される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車体上に設けられたブームの先端部に作業台とともに設けられる高所作業車
のサブブーム装置に関する。
所望の高所位置で作業を行うための高所作業車には、車体上に少なくとも起伏動可能に
取り付けられたブームと、そのブームの先端部に作業台支持部材を介して取り付けられた
作業台と、作業台支持部材の上部に設けられたサブブーム装置とを備えて構成されている
ものが知られている。サブブーム装置は、作業台支持部材の上部に水平旋回可能に設けら
れた旋回部と、その旋回部上に取り付けられたサブブーム支持部材と、サブブーム支持部
材の上端部に取り付けられたサブブーム部材とを有して構成されている(例えば、特許文
献1を参照)。このようなサブブーム装置は、ウインチ機構をさらに備え、このウインチ
機構によりサブブーム部材先端の滑車にかけられたロープの巻き取りおよび繰り出しを行
って作業用の部材等の吊り上げ作業を行うために用いられている。また、間接活線作業に
おいて、電柱間に架設された電線を仮支持するためにサブブーム装置が用いられている。
特開2001‐171989号公報
ところで、サブブーム装置は作業台よりも上方に位置して設けられている。そのため、
高所作業車の走行時には、サブブーム装置が他と接触して損傷させることを防ぐために、
サブブーム装置を作業台と略同じ高さとなるように格納して、サブブーム装置をブームの
先端部に取り付けたまま走行可能に構成された高所作業車が提案されている。しかしなが
ら、サブブーム装置は相当な重量を有しているため、サブブーム装置の格納作業を作業者
が手動で行う構成の場合には、その格納作業が重労働であることから、作業者への負担が
大きく作業性が悪いという問題があった。また、油圧または電動アクチュエータによりサ
ブブーム装置を格納させる構成とした場合には、当該アクチュエータを配置するスペース
や駆動回路等を新たに設ける必要があり、サブブーム装置の大型化や高コスト化という問
題がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、簡単な装置構成であり、且つ
作業者による簡単な操作で格納することができる高所作業車のサブブーム装置を提供する
ことを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るサブブーム装置は、車体に少なくとも起伏動可
能に設けられたブームと、前記ブームの先端部に作業台支持部材(例えば、実施形態にお
ける垂直ポスト32および作業台ブラケット35)を介して取り付けられた作業台とを備
える高所作業車において、前記作業台支持部材の上部に設けられた高所作業車のサブブー
ム装置であって、前記作業台支持部材に水平旋回可能に設けられた旋回部材(例えば、実
施形態における旋回部71)と、前記旋回部材に水平方向に延びる第1揺動軸(例えば、
実施形態における第1揺動ピン72a)を中心として揺動自在に取り付けられた第1揺動
部材(例えば、実施形態における第1サブブーム支持部材72)と、前記第1揺動部材に
前記第1揺動軸と直交する第2揺動軸(例えば、実施形態における第2揺動ピン73a)
を中心として揺動自在に取り付けられた第2揺動部材(例えば、実施形態における第2サ
ブブーム支持部材73)と、前記第2揺動部材の先端部に前記第2揺動軸と略平行に延び
るように取り付けられた長尺状のサブブーム部材とを備えて構成される。そして、前記第
1揺動部材に対して前記第2揺動部材を前記第1揺動軸に直交する方向に延びる位置まで
揺動させた作業姿勢と、前記作業姿勢の前記サブブーム部材の先端部が前記作業台の先端
側を向くように前記旋回部材を前記作業台支持部材に対して旋回させ、前記第1揺動部材
に対して前記第2揺動部材を前記第1揺動軸と略平行に延びる位置まで揺動させるととも
に、前記サブブーム部材が前記作業台の側方に位置するように前記第1揺動部材を揺動さ
せた格納姿勢とを設定可能に構成される。
なお、上記構成のサブブーム装置において、前記第1揺動部材は、油圧または電動アク
チュエータ(例えば、実施形態における揺動シリンダ77)により前記旋回部材に対して
揺動可能に構成され、前記第2揺動部材は、手動により前記第1揺動部材に対して揺動可
能に構成され、前記作業姿勢における前記第2揺動部材の揺動位置と前記格納姿勢におけ
る前記第2揺動部材の揺動位置とのそれぞれにおいて前記第2揺動部材を固定保持する固
定保持手段(例えば、実施形態におけるロックピン80およびロックピン挿入孔81,8
2,84)とを備えて構成されることが好ましい。
また、上記構成のサブブーム装置において、前記サブブーム部材の先端部に設けられた
滑車にかけられたロープの巻き取りおよび繰り出しを行うウインチ機構と、前記作業姿勢
において前記固定保持手段により前記第2揺動部材の揺動位置が固定保持されたときにの
み前記ウインチ機構の作動を許容し、前記固定保持手段により前記第2揺動部材の揺動位
置が固定保持されていない状態において前記ウインチ機構を作動させるウインチ操作装置
が操作されたときに警報作動を行う警報手段(例えば、実施形態におけるコントローラ5
0の警報部52等)とを備えて構成されることが好ましい。なお、本明細書において、警
報作動とは、当該装置の作動を規制する作動や、警報ブザー、警報ランプ等を用いて警報
を行う作動を含めた作動を意味する。
また、上記構成のサブブーム装置において、前記警報手段は、前記格納姿勢において前
記固定保持手段により前記第2揺動部材の揺動位置が固定保持されていない状態において
、前記高所作業車を走行させる走行操作が行われたときに警報作動を行うように構成され
ることが好ましい。
また、上記構成のサブブーム装置において、前記作業台は、油圧または電動アクチュエ
ータ(例えば、実施形態における作業台昇降装置36(昇降シリンダ37))により前記
作業台支持部材に対して上下方向に移動可能に構成され、前記作業台が前記作業台支持部
材に対して上下方向に移動したときに、前記作業台と前記作業姿勢の前記サブブーム部材
とが干渉しないように前記第1および第2揺動部材の寸法が設定されていることが好まし
い。
本発明に係るサブブーム装置によれば、互いに直交する第1および第2揺動ピンをそれ
ぞれ中心として揺動可能な第1および第2揺動部材によりサブブーム部材を支持する支持
部材が構成されているため、第1揺動部材に対して第2揺動部材を揺動させるだけでサブ
ブーム部材を作業台の側方に位置させた格納姿勢とすることができる。このように簡単な
操作でサブブーム装置を格納することができ、この格納姿勢においてはサブブーム装置の
高さ位置を作業台の上端部と略同じ高さ位置に抑えることができるため、サブブーム装置
をブームの先端部に取り付けたまま高所作業車を走行させることができる。
また、第1揺動部材を油圧または電動アクチュエータにより揺動可能に構成し、第2揺
動部材を手動により第1揺動部材に対して揺動可能に構成すれば、前記アクチュエータに
より第1揺動部材を下方に揺動させて第2揺動部材が略水平に延びた状態とすることがで
き、その状態において、作業者の手動により第2揺動部材を第1揺動部材に対して揺動(
水平旋回)させ、前記アクチュエータにより第1揺動部材を上方に揺動させて、サブブー
ム装置を格納姿勢とすることができる。このとき、作業者は、第2揺動部材を略水平な面
内において揺動(旋回)させるだけであるため、第2揺動部材およびサブブーム部材が重
量物であっても、作業者に大きな負担をかけることなく手動により第2揺動部材を揺動(
旋回)させて格納姿勢にすることができる。
また、固定保持手段により第2揺動部材の揺動位置が作業姿勢において固定保持された
ときにのみウインチ機構の作動を許容し、固定保持手段により第2揺動部材の揺動位置が
固定保持されていない状態においてウインチ機構の作動操作が行われたときに警報作動を
行うように構成すれば、第2揺動部材が作業姿勢において固定保持されていない、すなわ
ちサブブーム装置が正しく作業姿勢に設定されていない状態に気づかずにウインチ機構を
用いて作業を行うことを防ぐことができ、そのような作業の安全性を向上させることがで
きる。
また、固定保持手段により第2揺動部材の揺動位置が格納姿勢において固定保持されて
いない状態において、高所作業車を走行させる走行操作が行われたときに警報作動を行う
ように構成すれば、第2揺動部材が格納姿勢において固定保持されていない、すなわちサ
ブブーム装置が作業姿勢のままである、またはサブブーム装置が正しく格納姿勢に設定さ
れていない状態に気づかずに高所作業車を走行させることを防ぐことができ、高所作業車
の安全性を向上させることができる。
また、作業台を油圧または電動アクチュエータにより作業台支持部材に対して上下方向
に移動可能に構成し、作業台を上下移動させたときに作業台と作業姿勢のサブブーム部材
とが干渉しないように第1および第2揺動部材の寸法を設定すれば、サブブーム装置が作
業台の上下移動を邪魔することなく、作業台を上下方向に移動させることができる。
本発明に係るサブブーム装置を備える高所作業車の側面図である。 本発明に係るサブブーム装置を示す側面図である。 本発明に係るサブブーム装置を示す斜視図である。 上記高所作業車の駆動構成を示すブロック図である。 (a)および(b)は作業台が最上位置に移動した状態を示す側面図である。 本発明に係るサブブーム装置を作業姿勢から格納姿勢にする手順を示す斜視図である。 本発明に係るサブブーム装置における姿勢保持用のロックピンを示す斜視図である。 上記ロックピンの抜き取り操作防止用のカバー部材を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。本発明に係るサブブーム装
置を備える高所作業車1を図1に示している。高所作業車1は、車体2の前部に運転キャ
ブ7を有し、車体2の前後に配設された左右一対の前輪5fおよび後輪5rにより走行可
能なトラック車両をベースに構成されている。車体2は、シャシフレームとシャシフレー
ム上に取り付けられたサブフレームとからなる車体フレームを有して構成されている。
車体2の前後には、後述するブーム30等を用いて高所作業を行うときに車両を持ち上
げ支持して安定させるための左右一対のフロントジャッキ10fおよびリアジャッキ10
rが設けられている。フロントおよびリアジャッキ10f,10rは、各々の内部に設け
られたジャッキシリンダ11(図4を参照)を駆動させることにより下方に伸長して車体
2を持ち上げ支持し、車両を安定させた状態とするように構成されている。車体2には、
各ジャッキ10f,10rの作動操作を行う操作レバー等を備えるジャッキ操作装置15
(図4を参照)が設けられている。
車体2における運転キャブ7後方の架装領域の前部には、旋回モータ24(図4を参照
)により駆動されて水平旋回可能に構成された旋回台20が設けられている。この旋回台
20から上方に延びた支柱21,21には、フートピン22によりブーム30が上下方向
に揺動自在(起伏自在)に取り付けられている。車体2の架装領域上の左右には、作業工
具や作業機材等を収納するための複数の工具箱26が配設されている。
ブーム30は、フートピン22により支柱21,21に起伏自在に取り付けられた基端
ブーム30aと、中間ブーム30bと、先端ブーム30cとが入れ子式に組み合わされて
構成されている。そして、ブーム30は、内部に設けられた伸縮シリンダ31(図4を参
照)を駆動させることによりブーム30を長手方向に伸縮作動させることができるように
構成されている。また、ブーム30は、基端ブーム30aと支柱21の間に跨設された起
伏シリンダ23を駆動させることにより上下面内で起伏作動させることができるように構
成されている。
先端ブーム30cの先端部には、図2および図3に示すように、揺動ピン33により垂
直ポスト32が上下方向に揺動自在に取り付けられている。垂直ポスト32は、先端ブー
ム30cの先端部との間に跨設された上部レベリングシリンダ(図示せず)と基端ブーム
30aと支柱21の間に跨設された下部レベリングシリンダ25(図1を参照)により、
ブーム30の起伏角度に拘わらず常に垂直姿勢が保持されるように揺動制御されている。
垂直ポスト32の上部には水平方向に延びて水平面内で旋回可能に構成された作業台ブラ
ケット35が取り付けられ、この作業台ブラケット35の側部に作業台昇降装置36を介
して箱状の作業台40が取り付けられている。
作業台ブラケット35の内部には首振りモータ34(図4を参照)が設けられており、
この首振りモータ34を駆動させることにより作業台ブラケット35および作業台40を
垂直ポスト32まわりに水平旋回(首振り作動)させることができるように構成されてい
る。上述のように垂直ポスト32は常に垂直姿勢が保持されるように揺動制御されている
ので、作業台40の床面はブーム30の起伏角度に拘わらず常に水平に保持されるように
なっている。作業台昇降装置36は、昇降シリンダ37を有して構成されており、この昇
降シリンダ37を駆動させることにより作業台ブラケット35に対して作業台40を昇降
移動させるように構成されている。
図4に示すように、ジャッキシリンダ11、旋回モータ24、伸縮シリンダ31、起伏
シリンダ23、首振りモータ34および昇降シリンダ37は、車体2内に設けられた油圧
ポンプ60から吐出され制御バルブ群63を介して供給される作動油により駆動される。
制御バルブ群63は、各シリンダおよびモータに対応して設けられた複数の制御バルブV
1〜V6を有して構成されている。油圧ポンプ60はポンプ駆動モータ61により駆動さ
れる。ポンプ駆動モータ61は、車体2に搭載された架装バッテリ65からポンプ駆動用
インバータ62を介して供給される電力により回転駆動される。ジャッキシリンダ11は
、車体2に設けられたジャッキ操作装置15の操作に応じて作動制御されるように構成さ
れている。旋回モータ24、伸縮シリンダ31、起伏シリンダ23、首振りモータ34お
よび昇降シリンダ37は、作業台40内に設けられた作業操作装置45の操作に応じて作
動制御されるように構成されている。
作業操作装置45は、旋回台20の旋回操作を行う旋回操作レバーと、ブーム30の起
伏操作を行う起伏操作レバーと、ブーム30の伸縮操作を行う伸縮操作レバーと、作業台
40の首振り操作を行う首振り操作レバーと、作業台40の昇降操作を行う昇降操作レバ
ーとを有して構成されている。各操作レバーはそれぞれ、垂直状態の中立位置から前後方
向に傾動操作可能に構成され、傾動操作状態から手を放したときには内蔵されたスプリン
グの力により自動で中立位置に復帰する構成となっている。各操作レバーがそれぞれ操作
されると、中立位置を基準とした操作方向(傾動方向)および操作量(傾動量)に対応し
た電圧信号が出力され、それぞれ作業操作信号としてコントローラ50の作業制御部51
に入力される。また、車体2に設けられたジャッキ操作装置15が操作されると、ジャッ
キ操作信号がコントローラ50の作業制御部51に入力される。
作業制御部51は、入力される作業操作信号(ジャッキ操作信号)に応じた方向および
量で対応する制御バルブV1〜V6のスプールを電磁駆動して油圧ポンプ60から各シリ
ンダおよびモータに供給される作動油の供給方向および供給量を制御し、各シリンダおよ
びモータの作動方向および作動速度を制御する。また、作業制御部51は、入力される作
業操作信号に応じてポンプ駆動用インバータ62を介して架装バッテリ65からポンプ駆
動モータ61に供給される電力を制御し、油圧ポンプ60から吐出される作動油の量を制
御する。
このように構成された高所作業車1では、地上もしくは車体2上に居る作業者は、ジャ
ッキ操作装置15を操作することにより、フロントおよびリアジャッキ10f,10rを
下方に伸長させて車両を持ち上げ支持して、車両を安定させた状態とすることができるよ
うになっている。また、作業台40に搭乗した作業者は、作業操作装置45の各操作レバ
ーを操作することにより、ブーム30を起伏および伸縮させ、旋回台20を旋回させ、作
業台40を首振り作動および昇降移動させて、作業台40を所望の高所位置に移動させる
ことができるように構成されている。
なお、作業操作装置45の各操作レバーの操作により出力される作業操作信号の電圧レ
ベルはその操作量に略比例するようになっており、操作レバーの操作量を調節することに
より対応する各シリンダ31,23,37およびモータ24,34の作動速度を調節する
ことができるようになっている。また、作業操作装置45は車体2にも設けられており、
地上もしくは車体2上に居る作業者によっても旋回台20、ブーム30および作業台40
の作動操作を行うことができるように構成されている。
次に、本発明に係るサブブーム装置70について説明する。サブブーム装置70は、図
2および図3に示すように、作業台ブラケット35の上面に水平旋回可能に設けられた旋
回部71と、旋回部71の上部に上下方向に揺動自在に取り付けられた第1サブブーム支
持部材72と、第1サブブーム支持部材72に第1サブブーム支持部材72の揺動面と直
交する方向に揺動自在に取り付けられた第2サブブーム支持部材73と、第2サブブーム
支持部材73の上部に着脱可能に取り付けられる長尺状のサブブーム部材74とを有して
構成されている。
旋回部71は、内部に設けられたサブブーム旋回モータ76(図4を参照)を駆動させ
ることにより作業台ブラケット35の上面において水平旋回可能に構成されている。旋回
部71の上部には、水平方向に延びる第1揺動ピン72aが設けられており、この第1揺
動ピン72aを中心として上下方向に揺動自在に第1サブブーム支持部材72が取り付け
られている。第1サブブーム支持部材72は、旋回部71の内部に設けられた揺動シリン
ダ77(図4を参照)を駆動させることにより旋回部71に対して第1揺動ピン72aを
中心に揺動可能に構成されている。
第1サブブーム支持部材72には、第1揺動ピン72aと直交する方向且つ水平方向に
延びる第2揺動ピン73aが設けられており、この第2揺動ピン73aを中心として揺動
自在に第2サブブーム支持部材73が取り付けられている。すなわち、第1サブブーム支
持部材72が起仰した状態のときには、第2サブブーム支持部材73は上下方向に揺動自
在である。また、第2サブブーム支持部材73は、作業者の手動により第1サブブーム支
持部材72に対して第2揺動ピン73aを中心に揺動可能に構成されている。第2サブブ
ーム支持部材73の上部には第2揺動ピン73aと略平行に延びるサブブーム装着孔が形
成されており、このサブブーム装着孔にサブブーム部材74が挿入されて固定手段(図示
せず)により固定保持され、サブブーム部材74が第2揺動ピン73aと略平行に延びた
状態で第2サブブーム支持部材73に装着される。
第2サブブーム支持部材73の上端部には、サブブーム部材74の先端部に設けられた
滑車74aにかけられたロープ75aの巻き取りおよび繰り出しを行うウインチ機構75
が取り付けられている。ウインチ機構75は、内蔵されたウインチモータ78(図4を参
照)を駆動させることによりロープ75aの巻き取りおよび繰り出しを行うように構成さ
れている。
サブブーム旋回モータ76、揺動シリンダ77およびウインチモータ78は、作業台4
0内の作業操作装置45に設けられたサブブーム旋回操作レバー、サブブーム揺動操作レ
バーおよびウインチ操作レバーの操作に応じて作動制御されるように構成されている。こ
れらの操作レバーも上記起伏操作レバー等と同様に構成されている。各操作レバーが傾動
操作されると、中立位置を基準とした操作方向(傾動方向)および操作量(傾動量)に対
応した電圧信号が出力され、それぞれサブブーム操作信号としてコントローラ50の作業
制御部51に入力される。作業制御部51は、入力されたサブブーム操作信号に応じた方
向および量で対応する制御バルブV7〜V9のスプールを電磁駆動して油圧ポンプ60か
ら各モータ76,78および揺動シリンダ77に供給される作動油の供給方向および供給
量を制御し、各モータ76、78および揺動シリンダ77の作動方向および作動速度を制
御する。
第2サブブーム支持部材73の基端部には、図7に示すように、第2揺動ピン73aと
略平行に延びる第1ロックピン挿入孔84が形成されている。第1サブブーム支持部材7
2には、後述するサブブーム装置70の作業姿勢においてこの第1ロックピン挿入孔84
と整合する位置に第2ロックピン挿入孔81が形成されている。これら第1および第2ロ
ックピン挿入孔84,81に棒状のロックピン80が挿入されることにより、第1サブブ
ーム支持部材72に対する第2サブブーム支持部材73の揺動位置が作業姿勢において固
定保持されるように構成されている。また、第1サブブーム支持部材72には、後述する
サブブーム装置70の格納姿勢において上記第1ロックピン挿入孔84と整合する位置に
第3ロックピン挿入孔82が形成されている。これら第1および第3ロックピン挿入孔8
4,82にロックピン80が挿入されることにより、第1サブブーム支持部材72に対す
る第2サブブーム支持部材73の揺動位置が格納姿勢において固定保持されるように構成
されている。
第1サブブーム保持部材72には、ロックピン80が第1および第2ロックピン挿入孔
84,81または第1および第3ロックピン挿入孔84,82に挿入されたときに、ロッ
クピン80が簡単に抜けないようにロックピン80を保持するストッパ機構83,83が
配設されている。また、第1サブブーム保持部材72には、ロックピン80が第1および
第2ロックピン挿入孔84,81に挿入されているか否かを検出する作業側ロック検出器
85(図4を参照)と、ロックピン80が第1および第3ロックピン挿入孔84,82に
挿入されているか否かを検出する格納側ロック検出器86(図4を参照)とが配設されて
いる。作業側および格納側ロック検出器85,86は、例えばリミットセンサにより構成
され、ロックピン80が挿入されているか否かを示す検出信号をコントローラ50の警報
部52に出力するようになっている(図4を参照)。
以上のように構成されたサブブーム装置70では、図2および図3に示されるように、
第1サブブーム支持部材72に対して第2サブブーム支持部材73を第1揺動ピン72a
に略直交する位置まで揺動させる(起立させる)とともに、揺動シリンダ77により旋回
部71に対して第1サブブーム支持部材72を上方に揺動させて、サブブーム装置70の
作業姿勢が設定される。このとき、第1および第2サブブーム支持部材72,73の第2
および第1ロックピン挿入孔81,84にロックピン80が挿入されて、第1サブブーム
支持部材72に対する第2サブブーム支持部材73の揺動位置が作業姿勢において固定保
持されている。図8に示すように、このときのロックピン80の基端側端部を覆うカバー
部材88が旋回部71の上部に設けられており、作業姿勢においてロックピン80が第2
および第1ロックピン挿入孔81,84から抜き取られることがカバー部材88により防
止されるようになっている。
このように設定されたサブブーム装置70の作業姿勢において、作業者は、ロープ75
aの先端部に取り付けられたフック75bに被吊り上げ物(作業用の部材など)を掛け、
ウインチ機構75(ウインチモータ78)を作動させてロープ75aの巻き取りおよび繰
り出しを行って、被吊り上げ物を地上から引き上げたり地上に降ろしたりすることができ
る。なお、この作業姿勢において、旋回部71(サブブーム旋回モータ76)を作動させ
て、サブブーム部材74の先端部が作業台40の先端側を向いた状態から左右両側に最大
90度ずつ(計180度)サブブーム部材74を旋回させることができるようになってい
る。
このようにサブブーム装置70を用いて作業を行う際において、作業位置を上方に移動
させる必要が生じたときには、作業者は、作業台昇降装置36(昇降シリンダ37)を作
動させて作業台40を作業台ブラケット35に対して昇降移動させることができる。作業
台40は、最大で図5に示す最上位置まで移動されるようになっている。このように作業
台40が最上位置まで移動しても、第2サブブーム支持部材73が十分な長さ寸法に設定
されているため、サブブーム部材74が作業台40および作業操作装置45の上端部と干
渉することがないように構成されている。また、作業台40を最上位置まで移動させた状
態において、旋回部71を作動させてサブブーム装置70(サブブーム部材74)を旋回
させても、サブブーム装置70が作業台40および作業操作装置45と干渉することがな
いように構成されている。なお、ブーム30の起伏および伸縮作動の複合操作を行って作
業台40を垂直方向に移動させるには熟練した操作技能が必要であるが、高所作業車1で
は、作業台昇降装置36を備えて構成されているため、このような熟練した操作技能を要
することなく、作業台40を垂直方向に移動させることができる。
サブブーム装置70を用いる作業が終了すると、サブブーム装置70は格納姿勢にされ
る。サブブーム装置70の上記作業姿勢から格納姿勢への操作は、図6に示すように、ま
ず、揺動シリンダ77を伸長作動させて旋回部71に対して第1サブブーム支持部材71
を下方に揺動させ、第2サブブーム支持部材73が略水平に延び且つ第2揺動ピン73a
およびサブブーム部材74が略垂直に延びた状態となる位置まで第1サブブーム支持部材
72を下方に揺動させる。そして、第1および第2サブブーム支持部材72,73の第2
および第1ロックピン挿入孔81,84からロックピン80を抜き取り(図7も参照)、
第2サブブーム支持部材73が第1サブブーム支持部材72に対して揺動可能な状態にす
る。
このとき、作業側ロック検出器85により第2および第1ロックピン挿入孔81,84
からロックピン80が抜き取られたことを示す信号(情報)がコントローラ50の警報部
52に入力される。そして、警報部52は、作業操作装置45におけるウインチ操作レバ
ーから操作信号がコントローラ50の作業制御部51に入力されても(ウインチ機構75
の作動操作が行われても)、ウインチモータ78(ウインチ機構75)の作動を規制する
制御を行うようになっている。また、警報部52は、作業操作装置45におけるサブブー
ム揺動操作レバーから操作信号がコントローラ50の作業制御部51に入力されても(揺
動シリンダ77の作動操作が行われても)、揺動シリンダ77の作動を規制する制御を行
うようになっている。また、警報部52は、作業操作装置45におけるサブブーム旋回操
作レバーから操作信号がコントローラ50の作業制御部51に入力されても(旋回部71
の旋回操作が行われても)、サブブーム旋回モータ76(旋回部71)の作動を規制する
制御を行うようになっている。さらに、警報部52は、作業操作装置45に設けられた警
報ブザー、警報ランプ等(図示せず)を用いて、ロックピン80が第2および第1ロック
ピン挿入孔81,84に挿入されていないことを知らせる警報を行うように構成されてい
る。ここで、警報部52は、ウインチ機構75の作動規制、揺動シリンダ77の作動規制
、サブブーム旋回モータ76の作動規制および警報ブザー等を用いた警報の全てを行うよ
うに構成しなくてもよく、いずれか一つを行うように構成してもよい。なお、警報部52
は、作業側ロック検出器85によりロックピン80が第2および第1ロックピン挿入孔8
1,84に挿入されていることを示す信号が警報部52に入力されているときにのみ、ウ
インチ機構75の作動およびサブブーム旋回モータ76の作動(旋回部71の旋回作動)
を許容するようになっている。
次に、作業者の手動により第2サブブーム支持部材73を第1揺動ピン72aと略平行
に延びる位置まで第1サブブーム支持部材72に対して揺動(水平旋回)させる。このと
き、第2サブブーム支持部材73を略水平な面内において揺動(旋回)させる構成である
ため、第2サブブーム支持部材73、サブブーム部材74およびウインチ機構75が重量
物であっても、作業者に大きな負担をかけることなく手動により第2サブブーム支持部材
73を揺動(旋回)させることができる。そして、第1および第2サブブーム支持部材7
2,73の第3および第1ロックピン挿入孔82,84にロックピン80を挿入して、第
2サブブーム支持部材73の揺動位置を固定保持する。このとき、格納側ロック検出器8
6によりロックピン80が第3および第1ロックピン挿入孔82,84に挿入されたこと
を示す信号(情報)がコントローラ50の警報部52に入力される。そして、警報部52
は、揺動シリンダ77の作動規制を解除する一方、ウインチモータ78(ウインチ機構7
5)の作動を規制する制御およびサブブーム旋回モータ76(旋回部71)の作動を規制
する制御は継続して行うように構成されている。
次に、揺動シリンダ77を縮小作動させて旋回部71に対して第1サブブーム支持部材
72を第2揺動ピン73aが略水平となるように上方に揺動させて、サブブーム部材74
を作業台40の側方に位置させたサブブーム装置70の格納姿勢が設定される。この格納
姿勢においては、サブブーム装置70の高さ位置が作業台40の上端部と略同じ高さ位置
に抑えられるため、高所作業車1は、サブブーム装置70をブーム30の先端部(作業台
ブラケット30上)に取り付けたまま走行することができる。ただし、コントローラ50
の警報部52は、格納側ロック検出器86からロックピン80が第3および第1ロックピ
ン挿入孔82,84に挿入されたことを示す信号(情報)が入力されていないときにおい
て、高所作業車1を走行させる操作が行われた場合には、作業操作装置45に設けられた
警報ブザー、警報ランプ等(図示せず)を用いてサブブーム装置70が正常に格納させて
いないことを知らせる警報を行うように構成されている。このとき、高所作業車1の走行
を規制するように構成してもよい。なお、高所作業車1を走行させる操作が行われた場合
とは、例えば、フロントおよびリアジャッキ11f,11rの未接地状態、駐車ブレーキ
(図示せず)のオフ状態(解除)、および、油圧ポンプ60を駆動する動力をエンジンか
ら取り出すためのPTO機構を備える場合にはこのPTO機構のオフ状態、の少なくとも
いずれかを検出することにより、走行操作が行われたと判断するように構成してもよい。
サブブーム装置70を格納姿勢から作業姿勢へ設定する場合には、上記と逆の手順により
行われる。
以上説明したように、サブブーム装置70では、互いに直交する第1および第2揺動ピ
ン72a,73aをそれぞれ中心として揺動可能な第1および第2サブブーム支持部材7
2,73によりサブブーム部材74を支持する支持部材が構成されているため、第1サブ
ブーム支持部材72に対して第2サブブーム支持部材73を揺動させるだけでサブブーム
部材74を作業台40の側方に位置させた格納姿勢とすることができる。このように簡単
な操作でサブブーム装置70を格納することができ、この格納姿勢においてはサブブーム
装置70の高さ位置を作業台の上端部と略同じ高さ位置に抑えることができるため、サブ
ブーム装置70をブーム30の先端部に取り付けたまま高所作業車1を走行させることが
できる。
また、サブブーム装置70では、第1サブブーム支持部材72が揺動シリンダ77(油
圧シリンダ)により揺動可能に構成され、第2サブブーム支持部材73が手動により第1
サブブーム支持部材72に対して揺動可能に構成されるため、揺動シリンダ77により第
1サブブーム支持部材72を下方に揺動させて、第2サブブーム支持部材73を略水平に
延びた状態とすることができ、その状態において、作業者の手動により第2サブブーム支
持部材73を第1サブブーム支持部材72に対して揺動(水平旋回)させ、揺動シリンダ
77により第1サブブーム支持部材72を上方に揺動させて、サブブーム装置70を格納
姿勢とすることができる。このとき、作業者は、第2サブブーム支持部材73を略水平な
面内において揺動(旋回)させるだけであるため、第2サブブーム支持部材73、サブブ
ーム部材74およびウインチ機構75が重量物であっても、作業者に大きな負担をかける
ことなく手動により第2サブブーム支持部材73を揺動(旋回)させて格納姿勢にするこ
とができる。
また、サブブーム装置70では、ロックピン80により第2サブブーム支持部材73の
揺動位置が作業姿勢において固定保持されているときにのみウインチ機構75の作動を許
容し、ロックピン80により第2サブブーム支持部材73の揺動位置が作業姿勢で固定保
持されていない状態においてウインチ機構75の作動操作が行われたときに、ウインチ機
構75の作動を規制する制御、および、作業操作装置45に設けられた警報ブザー、警報
ランプ等を用いて警報を行うように構成されている。そのため、サブブーム装置70が正
しく作業姿勢に設定されていない状態に気づかずにウインチ機構75を用いて作業を行う
ことを防ぐことができ、そのような作業の安全性を向上させることができる。
また、サブブーム装置70では、ロックピン80により第2サブブーム支持部材73の
揺動位置が格納姿勢において固定保持されていない状態において、高所作業車1を走行さ
せる走行操作が行われたときに、作業操作装置45に設けられた警報ブザー、警報ランプ
等を用いて警報を行うように構成されている。そのため、サブブーム装置70が正しく格
納姿勢に設定されていない状態に気づかずに高所作業車を走行させることを防ぐことがで
き、高所作業車の安全性を向上させることができる。
また、サブブーム装置70では、作業台40が作業台昇降装置36(昇降シリンダ37
)により作業台ブラケット35に対して昇降移動可能に構成され、作業台40を昇降移動
させたときに作業台40と作業姿勢のサブブーム部材74とが干渉しないように第1およ
び第2サブブーム支持部材72,73の寸法が設定されている。そのため、サブブーム装
置70が作業台40の昇降移動を邪魔することなく、作業台40を昇降移動させることが
できる。
これまで本発明に係る実施形態を説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態に示
したものに限定されない。例えば、上述の実施形態においては、第1サブブーム支持部材
72が揺動シリンダ77(油圧シリンダ)により旋回部71に対して揺動可能に構成され
ているが、揺動シリンダ77を電動アクチュエータにより構成してもよい。また同様に、
作業台昇降装置36の昇降シリンダ37や、その他のシリンダおよびモータも、電動アク
チュエータにより構成してもよい。
1 高所作業車
2 車体
30 ブーム
32 垂直ポスト(作業台支持部材)
35 作業台ブラケット(作業台支持部材)
40 作業台
50 コントローラ
52 警報部(警報手段)
70 サブブーム装置
71 旋回部(旋回部材)
72 第1サブブーム支持部材(第1揺動部材)
72a 第1揺動ピン(第1揺動軸)
73 第2サブブーム支持部材(第2揺動部材)
73a 第2揺動ピン(第2揺動軸)
74 サブブーム部材
75 ウインチ機構
80 ロックピン(固定保持手段)
81,82,84 ロックピン挿入孔(固定保持手段)

Claims (5)

  1. 車体に少なくとも起伏動可能に設けられたブームと、前記ブームの先端部に作業台支持
    部材を介して取り付けられた作業台とを備える高所作業車において、前記作業台支持部材
    の上部に設けられた高所作業車のサブブーム装置であって、
    前記作業台支持部材に水平旋回可能に設けられた旋回部材と、
    前記旋回部材に水平方向に延びる第1揺動軸を中心として揺動自在に取り付けられた第
    1揺動部材と、
    前記第1揺動部材に前記第1揺動軸と直交する第2揺動軸を中心として揺動自在に取り
    付けられた第2揺動部材と、
    前記第2揺動部材の先端部に前記第2揺動軸と略平行に延びるように取り付けられた長
    尺状のサブブーム部材とを備え、
    前記第1揺動部材に対して前記第2揺動部材を前記第1揺動軸に直交する方向に延びる
    位置まで揺動させた作業姿勢と、
    前記作業姿勢の前記サブブーム部材の先端部が前記作業台の先端側を向くように前記旋
    回部材を前記作業台支持部材に対して旋回させ、前記第1揺動部材に対して前記第2揺動
    部材を前記第1揺動軸と略平行に延びる位置まで揺動させるとともに、前記サブブーム部
    材が前記作業台の側方に位置するように前記第1揺動部材を揺動させた格納姿勢とを設定
    可能に構成されたことを特徴とする高所作業車のサブブーム装置。
  2. 前記第1揺動部材は、油圧または電動アクチュエータにより前記旋回部材に対して揺動
    可能に構成され、
    前記第2揺動部材は、手動により前記第1揺動部材に対して揺動可能に構成され、
    前記作業姿勢における前記第2揺動部材の揺動位置と前記格納姿勢における前記第2揺
    動部材の揺動位置とのそれぞれにおいて前記第2揺動部材を固定保持する固定保持手段と
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の高所作業車のサブブーム装置。
  3. 前記サブブーム部材の先端部に設けられた滑車にかけられたロープの巻き取りおよび繰
    り出しを行うウインチ機構と、
    前記作業姿勢において前記固定保持手段により前記第2揺動部材の揺動位置が固定保持
    されたときにのみ前記ウインチ機構の作動を許容し、前記固定保持手段により前記第2揺
    動部材の揺動位置が固定保持されていない状態において前記ウインチ機構を作動させるウ
    インチ操作装置が操作されたときに警報作動を行う警報手段とを備えることを特徴とする
    ことを特徴とする請求項2に記載の高所作業車のサブブーム装置。
  4. 前記警報手段は、前記格納姿勢において前記固定保持手段により前記第2揺動部材の揺
    動位置が固定保持されていない状態において、前記高所作業車を走行させる走行操作が行
    われたときに警報作動を行うことを特徴とする請求項3に記載の高所作業車のサブブーム
    装置。
  5. 前記作業台は、油圧または電動アクチュエータにより前記作業台支持部材に対して上下
    方向に移動可能に構成され、
    前記作業台が前記作業台支持部材に対して上下方向に移動したときに、前記作業台と前
    記作業姿勢の前記サブブーム部材とが干渉しないように前記第1および第2揺動部材の寸
    法が設定されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の高所作業車のサブ
    ブーム装置。
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