JP2014091994A - コンクリート部材の構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のコンクリート打設用型枠を並列して使用する場合に、下端筋を容易に配設できるようにし、また、その敷き込んだコンクリート打設用型枠の下端筋同士を、施工現場において容易に連結できるようにする。
【解決手段】基板1上に、長手状に伸びる補強筋2を複数並列して配置し、その並列方向に伸びる横筋3aと前記長手方向に伸びる縦筋3bとを備えた下端筋3を配置したコンクリート打設用型枠10を前記並列方向に沿って複数枚並列して配置し、その後、並列する前記コンクリート打設用型枠10,10の下端筋3,3同士を結ぶ連結筋5を配置し、基板1上にコンクリートを打設することにより、基板1と一体のコンクリート部材を形成する。下端筋3は、基板1上に補強筋2を配置した後、前記並列方向に差し入れる構成としてもよいし、基板1上に格子状の下端筋3を配置した後、補強筋2を配置する構成としてもよい。
【選択図】図1

Description

この発明は、建築物の床版や壁部等を構成するコンクリート部材の構築方法、そのコンクリート部材の構築方法に使用するコンクリート打設用型枠、及び、そのコンクリート部材の構築方法によって構築されるコンクリート部材に関するものである。
建築物の床版や壁部等を構築するために、鋼製の基板上にラチス材と呼ばれるトラス形状の部材を備えた補強筋を、複数列平行に固定したコンクリート打設用型枠が用いられる場合がある。
このコンクリート打設用型枠は、例えば、図18に示すように、ラチス材を備えた補強筋2が、その下端が基板1に溶接等によって固定され、その補強筋2の伸びる方向(以下、長手方向と称する。)に沿って、基板1寄りの部分に下端筋3が、基板1から遠い側の部分に上端筋4が配設されることで構成されている(例えば、特許文献1参照)。
下端筋3は、長手方向に配設される縦筋3bを備える。また、下端筋3は、補強筋2の並列する方向、すなわち、その長手方向に対して直交する方向(以下、並列方向と称する。)に配設される横筋3aを型枠の端部に備える場合もある(例えば、特許文献2参照)。
特開2012−87548号公報 特開2008−50766号公報(例えば、第8頁第4図参照)
この種のコンクリート打設用型枠は、工場生産されたものを現場に搬入するのが一般的である。図17に示すように、コンクリート打設用型枠10は、構築される床面や壁面の大きさに応じて、複数並列して配設される。この場合、補強筋2の向きが同一方向を向くようにコンクリート打設用型枠10を施工箇所に敷き並べ、その基板1上に、補強筋2を覆うコンクリートを打設することにより、基板1と一体のコンクリート部材を形成している。
ここで、コンクリート打設用型枠10を敷き込んだ後、コンクリートを打設する前に、上端筋4を配置している。上端筋4は、並列するコンクリート打設用型枠10間に跨るように配置することができる。しかし、並列するコンクリート打設用型枠10の下端筋3同士は、互いに連結されていない状態である。
この点について詳しく説明すると、複数のコンクリート打設用型枠10を並列して使用する場合、通常は、図18に示すように、下端筋3として縦筋3bのみを配設し、横筋を配設していないコンクリート打設用型枠10が使用されている。横筋がないため、隣り合うコンクリート打設用型枠10の下端筋3同士は、互いに連結されていない。
ここで、仮に、工場生産されたコンクリート打設用型枠10のそれぞれに、下端筋3の横筋3aを配設していたとする。しかし、この場合においても、複数枚のコンクリート打設用型枠10を並べて使用すると、横筋3aが断続的になってしまう。すなわち、このままでは、コンクリート打設用型枠10の下端筋3同士は互いに連結されていない状態である。
そこで、現地において、コンクリート打設用型枠10を敷き込んだ後、下端筋3同士を溶接等により連結する手法が可能ではないか、と考えられる。しかし、この溶接は、配筋1本ずつに対して手作業で行うこととなり、大変な労力と時間が必要である。すべての下端筋3を溶接で連結することは、工期の延長やコストアップに繋がるので、その採用は困難である。
さらに、コンクリート打設用型枠10を敷き込んだ後、横筋を現場で配設することも困難である。補強筋(前記ラチス材)2は複雑な形状であり、その補強筋2等の配筋間の隙間に、格子状の下端筋3を差し入れて配設することはできない。
しかしながら、コンクリート打設用型枠10に横筋があればコンクリート部材の強度が増すので、その横筋を簡単に配設できるようにしたいという要請がある。
そこで、この発明は、複数のコンクリート打設用型枠を並列して使用する場合に、下端筋を容易に配設できるようにし、また、その敷き込んだコンクリート打設用型枠の下端筋同士を、施工現場において容易に連結できるようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、基板上に、長手状に伸びる補強筋を複数並列して配置し、前記補強筋の前記基板寄りの部分に、前記並列方向に伸びる横筋と前記長手方向に伸びる縦筋とを備えた下端筋を配置したコンクリート打設用型枠を、前記並列方向に沿って複数枚並列して配置し、その後、並列する前記コンクリート打設用型枠の前記下端筋同士を結び且つ互いに交差する横連結筋と縦連結筋とを備えた連結筋を配置し、前記基板上に、前記補強筋、前記下端筋及び前記連結筋を覆うコンクリートを打設することにより、前記基板と一体のコンクリート部材を形成するコンクリート部材の構築方法を採用した。
隣り合うコンクリート打設用型枠の下端筋の間に、その下端筋とは別部材として用意した連結筋を配置することで、打設したコンクリートが硬化すれば、下端筋同士が連結された状態で、応力に対抗できるようになる。
このとき、連結筋は、横連結筋と縦連結筋とを備えているので、向かい合う下端筋同士を面的に強固に連結することができる。連結筋の範囲(基板に対する平面視における範囲)と、両下端筋の範囲(同左)とを、面的に重複させることができるからである。
なお、横連結筋と縦連結筋とは互いに交差して配設されていればよく、例えば、網状の部材、格子状の部材、梯子状の部材等を採用することも可能である。特に、連結筋の横連結筋と下端筋の横筋、連結筋の縦連結筋と下端筋の縦筋とを、それぞれ互いに平行とすることが望ましい。
また、連結筋の横連結筋と縦連結筋の本数は、それぞれ自由に設定できる。例えば、縦連結筋を下端筋の縦筋に平行とする場合、縦連結筋は少なくとも1本あればよく、望ましくは、2本又は3本以上の複数本としてよい。また、例えば、横連結筋を下端筋の横筋に平行とする場合、横連結筋を下端筋の横筋と同数として、向かい合う下端筋間に掛け渡すように接触させることが望ましい。このとき、下端筋の横筋が長手方向に沿って等間隔であれば、連結筋の横連結筋も長手方向に等間隔となる。
この構成において、前記下端筋は、格子状に接合された軸部材を基板に固定することで構成されており、前記補強筋は、格子状の前記下端筋を基板上に配置した後、その基板又は前記下端筋に固定される構成を採用することができる。格子状の下端筋を、補強筋よりも先に基板に固定することで、下端筋及び補強筋の基板上への固定が容易になる。
なお、横連結筋と縦連結筋とからなる連結筋は、コンクリート打設用型枠の向かい合う端縁に沿って、帯状に長く形成された部材とすることができ、これを、一対のコンクリート打設用型枠に対し、その向かい合う部分の全長(前記補強筋の長手方向に沿って全長)に亘って1つの部材で構成してもよいし、一対のコンクリート打設用型枠に対し、2つ又は3つ以上の複数の部材に分割して構成してもよい。
また、他の構成として、この発明は、基板上に、長手状に伸びる補強筋を複数並列して配置したコンクリート打設用型枠を、前記並列方向に沿って複数枚並列して配置し、前記補強筋の前記基板寄りの部分に、前記並列方向に伸びる1本の横筋とその横筋に固定され前記長手方向に伸びる縦筋とを備えた下端筋を挿入し、その挿入後、並列する前記コンクリート打設用型枠の前記下端筋同士を結び且つ互いに交差する横連結筋と縦連結筋とを備えた連結筋を配置し、前記基板上に、前記補強筋、前記下端筋及び前記連結筋を覆うコンクリートを打設することにより、前記基板と一体のコンクリート部材を形成するコンクリート部材の構築方法を採用することができる。
前述のように、多数の屈曲部を有する補強筋と下端筋の横筋とは、通常、複雑に交差しているので、補強筋を基板に固定した後、下端筋の横筋を配設するのは困難である。しかし、下端筋として、並列方向に伸びる1本の横筋とその横筋に固定された縦筋とを備えたものを採用したことにより、補強筋を避けるように下端筋を並列方向へ挿入でき、下端筋の現場施工も可能である。なお、その後、下端筋間に掛け渡すように配設される連結筋の構成は、前述の構成の場合と同様である。
また、下端筋としては、1本の横筋に対してそれに交差する短い縦筋を溶接する構成としてもよいが、例えば、格子状に接合された軸部材の一部を切断することにより、1本の横筋とその横筋に固定された複数本の縦筋とからなる部材を形成すれば、その製作が容易である。
また、下端筋を挿入する場合、以下の構成を採用することもできる。すなわち、前記下端筋は、軸方向一端にのみ前記縦筋が固定された前記横筋をその軸方向他端から前記補強筋の前記基板寄りの部分に挿入し、軸方向他端にのみ前記縦筋が固定された前記横筋をその軸方向一端から前記補強筋の前記基板寄りの部分に挿入することにより、前記コンクリート打設用型枠の前記並列方向両端に前記縦筋を配置する構成である。
この構成によれば、横筋の両端のうち、縦筋が固定されていない側を型枠内に挿入するので、その挿入の際に、縦筋が補強筋に当たる事態を回避することができる。また、一つのコンクリート打設用型枠に対して、並列方向双方向から上記構成からなる縦筋付きの横筋を挿入すれば、並列方向両端に、下端筋の縦筋を配置することが容易である。
これらの各構成において、前記連結筋は、前記下端筋の前記基板と反対側に載置され、前記連結筋の前記縦連結筋は前記横連結筋の前記基板側に固定され、前記下端筋の前記縦筋は前記横筋の前記基板の反対側に固定される構成を採用することができる。
この構成によれば、並列方向に伸びる下端筋の横筋と連結筋の横連結筋との間の空間に、長手方向に伸びる下端筋の縦筋と連結筋の縦連結筋とが対抗して凸状に配設されるので、コンクリートの打設、硬化後において、その下端筋と連結筋、及びコンクリートとの一体性が向上する効果が期待できる。このとき、縦筋と縦連結筋とが互いに噛み合っている構成とすれば、さらに高い一体性が期待できる。また、縦筋と縦連結筋とが接触して噛み合っていると、さらにその効果が高い。
また、連結筋は、下端筋上に載置するだけでよく、前述のように、打設したコンクリートが硬化すれば、下端筋同士が連結された状態で、応力に対抗できるようになる。
ただし、溶接や番線等の結束材によって互いに固定することも可能である。このとき、連結筋として、横連結筋と縦連結筋とを備えた部材を採用したことにより、必ずしも全ての横筋を溶接等する必要はなく、連結筋の何カ所かを下端筋に対して固定するだけでよいので、その作業は容易である。
これらの各構成において、前記基板として、例えば、鋼製の板材を採用し、いわゆるデッキプレート状のコンクリート打設用型枠とできる。また、基板の素材として、例えば、高強度繊維コンクリートを採用することができる。基板が高強度繊維コンクリートであれば、軽量且つ高強度な性能が期待できる。また、高強度繊維コンクリートであれば、基板を構成するコンクリート内への鉄筋の配筋を省略することも可能であり、基板の薄型化に寄与し得る。
この発明は、隣り合うコンクリート打設用型枠の下端筋同士を結ぶ連結筋を配置することで、打設したコンクリートが硬化すれば、下端筋同士が連結された状態で、応力に対抗できるようになる。このため、施工現場において容易に下端筋を連結できるようになる。
この発明の第一の実施形態を示す斜視図 (a)は図1の実施形態におけるラチス材の並列方向への要部断面図、(b)は(a)の変形例を示す拡大図 連結筋の詳細を示し、(a)は平面図、(b)は側面図 基板への下端筋、補強筋の配設方法を示す説明図 第二の実施形態を示す斜視図 (a)は図5の実施形態におけるラチス材の並列方向への要部断面図、(b)は(a)の変形例を示す同要部断面図 第三の実施形態を示し、(a)はラチス材の並列方向への要部断面図、(b)はラチス材の長手方向への要部断面図 第四の実施形態を示し、(a)はラチス材の並列方向への要部断面図、(b)はその変形例を示す要部断面図 (a)は基板の素材として鉄筋コンクリートを採用した例を示す要部断面図、(b)は基板の素材として高強度繊維コンクリートを採用した例を示す要部断面図 第五の実施形態を示す斜視図 図10の実施形態の変形例を示す斜視図 図10の実施形態のさらなる変形例を示す平面図 (a)は図10の実施形態における横筋の配設方法を示す説明図、(b)は(a)の変形例、(c)は連結筋の配設方法を示す説明図 (a)(b)はそれぞれ横筋の配設方法の変形例を示す説明図 (a)〜(c)はそれぞれ横筋の配設方法を示す説明図 (a)は図13(b)における横筋の斜視図、(b)は図14(b)における横筋の斜視図、(c)は横筋の作成方法を示す説明図 コンクリート打設用型枠を用いた床版の施工状況を示す模式図 従来例の要部断面図
この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。この実施形態は、建築物の床版20(以下、コンクリート部材20(図17参照)と称する。)を構築するために、基板1上に、長手状に伸びるラチス材Lと呼ばれるトラス形状の部材を備えた補強筋2を、複数列平行に固定したコンクリート打設用型枠10を用いたものである。
コンクリート打設用型枠10は、工場生産されたものを現場に搬入し、施工箇所において、既に構築された梁Bの間を掛け渡すように、複数枚並列して配置される。その後、その基板1上に補強筋2を覆うコンクリートCを打設することにより、基板1と一体のコンクリート部材20を形成している。
この実施形態では、基板1の素材として鋼板を用い、基板1の端部に係合部1b,1cを設けている。並列方向に対向する基板1の端縁同士は、この係合部1b,1cをカシメることで一体化される。
ラチス材Lは、図1に示すように、基板1方向へ凸状を成す、及び、その反対方向へ凸状を成す板厚方向への屈曲部2aを、その補強筋2の伸びる方向(長手方向)に沿って交互に多数備えている。その屈曲部2aにより、ラチス材Lは、下弦材としての基板1と、上弦材としての上端筋4の縦上端筋4bとの間を、ジグザグに縫うように配設された梁状の補強筋2の一部を構成している。
補強筋2には、図2(a)に示すように、その長手方向に沿って、基板1寄りの部分に下端筋3が、基板1から遠い側の部分に上端筋4が配設され、互いに溶接固定される。上端筋4は、補強筋2の頂部付近に配置される。
上端筋4は、長手方向に配設される縦上端筋4bと、その縦上端筋4bと交差するように補強筋2の並列する方向(並列方向)に配設される横上端筋4aとを備える。このうち、縦上端筋4bが、ラチス材Lの頂部の屈曲部2a内側に配置されて、前述のラチス材Lの上弦材、すなわち、主筋として機能するものである。
また、下端筋3は、長手方向に配設される縦筋3bと、その縦筋3bに溶接固定され、並列方向に配設される横筋3aとを備える。下端筋3の横筋3aは、配力筋として機能するように、隣り合うラチス材L、L間に掛け渡すように配置される。
コンクリート打設用型枠10を工場で組立てる際には、図4に示すように、縦筋3bと横筋3aとからなる格子状の下端筋3を、基板1上に載置する。このとき、基板1の上面と、下端筋3との間に所定の隙間を設定しておく。格子状の下端筋3を基板1上に配置した後、補強筋2の下端を、図4に矢印で示すように、下端筋3の軸と軸の間の空間に差し入れ、その下端を基板1上に載置する。差し入れた補強筋2の下端は基板1に溶接固定とし、また、その補強筋2に下端筋3を溶接固定とする。
このように、格子状の下端筋3を、補強筋2よりも先に基板1に固定することで、下端筋3の基板1上への固定が容易になる。
以下、コンクリート打設用型枠10を用いたコンクリート部材20の構築方向を説明すると、コンクリート打設用型枠10を、図17に示すように、梁B間に掛け渡すように、補強筋2の並列方向に沿って複数枚並列して配置する。このとき、図2(a)に示すように、両コンクリート打設用型枠10,10の下端筋3,3の横筋3a,3aの先端同士は、補強筋2の並列方向に対して向かい合っている状態である。
その後、並列するコンクリート打設用型枠10の向かい合う端縁10a,10aに沿って、その全長に亘って、下端筋3,3同士を結ぶ連結筋5を配置する。
連結筋5は、互いに交差する状態で固定された横連結筋5aと縦連結筋5bとを備える。この実施形態では、連結筋5の横連結筋5aと下端筋3の横筋3a、連結筋5の縦連結筋5bと下端筋3の縦筋3bとを、それぞれ互いに平行としている。
ただし、横連結筋5aと縦連結筋5bとは互いに交差して配設されていればよく、例えば、網状の部材や、前記縦横方向に対する斜め方向への軸部材からなる格子状の部材、あるいは、同方向への軸部材からなる梯子状の部材等を採用することも可能である。
なお、この実施形態では、上端筋4の横上端筋4aは、この連結筋5を配設した後、補強筋2に固定された縦上端筋4b上に載置するだけとしているが、これを、縦上端筋4bに対して溶接や番線等で固定してもよい。
また、連結筋5は、例えば、図2(b)に示すように、横連結筋5aの軸方向両端を折り曲げることにより、係合部を形成した構成としてもよい。両端の係合部は、根元部が屈曲してその先端が同じ向きに突出しており、この係合部を下端筋3に係止することで、連結筋5を安定して配置することができる。
つぎに、基板1上に、補強筋2、下端筋3、上端筋4及び連結筋5を覆うコンクリートC(図18参照。コンクリートCは、図1、図2等には図示せず)を、所定厚さで打設する。そして、コンクリートCが硬化することにより、基板1と一体のコンクリート部材20が形成される。
このとき、隣り合うコンクリート打設用型枠10,10の下端筋3の横筋3a,3a同士は向かい合っており、ここに、下端筋3とは別部材として用意した連結筋5を配置することで、打設したコンクリートCが硬化すれば、下端筋3,3同士が連結された状態で、応力に対抗できるようになる。
また、連結筋5は、横連結筋5aと縦連結筋5bとを備えた格子状の部材であるので、向かい合う下端筋3同士を面的に強固に連結することができる。連結筋5の範囲(基板1に対する平面視における格子の範囲)と、両下端筋3,3の範囲(同左)とを、前記長手方向、並列方向のそれぞれに対して一定の幅で面的に重複させることができるからである。
なお、連結筋5の横連結筋5aと縦連結筋5bの本数は、それぞれ自由に設定できる。例えば、縦連結筋5bを下端筋3の縦筋3bに平行とする場合、縦連結筋5bは少なくとも1本あればよく、望ましくは、2本又は3本以上の複数本としてよい。また、この実施形態では、横連結筋5aを下端筋3の横筋3aに平行とし、横連結筋5aを下端筋3の横筋3aと同数として、向かい合う下端筋3,3の横筋3a,3a間に掛け渡すように接触させている。
また、この実施形態では、連結筋5を、コンクリート打設用型枠10,10の向かい合う端縁10a,10aに沿って帯状に長い格子部材とし、これを、一対のコンクリート打設用型枠10の向かい合う端縁10a,10aの全長に亘って1つの部材で構成しているが、これを、その端縁10a,10aに沿って、2つ又は3つ以上の複数の部材に分割して構成してもよい。
また、図2に示すように、連結筋5は、下端筋3に対して、基板1と反対側に載置されている。そして、連結筋5の縦連結筋5bは、横連結筋5aの基板1側に固定されている。さらに、下端筋3の縦筋3bは、横筋3aに対して、基板1の反対側に固定されている。そして、下端筋3の横筋3aと連結筋5の横連結筋5aとの間において、長手方向に伸びる下端筋3の縦筋3bが連結筋5の横筋5aに当接し、長手方向に伸びる連結筋5の縦筋5bが下端筋3の横筋3aに当接する。
このため、コンクリートCの打設、硬化後において、その下端筋3と連結筋5、及びコンクリートCとの一体性が向上する効果が期待できる。
また、縦筋3bが、隣り合う縦連結筋5b、5bに挟まれた空間に、縦連結筋5bが、隣り合う縦筋3b,3bに挟まれた空間入り込み、すなわち、互いに他の空間に入り込んで噛み合っているので、さらに高い一体性が期待できる。このとき、縦筋3bと縦連結筋5bとを、互いに長手方向に線接触させて噛み合わせてもよい。
なお、この実施形態では、連結筋5は、下端筋3上に載置するだけとし、溶接、結束材等による固定は行っていない。この状態においても、前述のように、打設したコンクリートCが硬化すれば、下端筋3,3同士が連結された状態で、応力に対抗できるようになる。
ただし、溶接や番線等の結束材によって、連結筋5と下端筋3とを何カ所かで互いに固定することも可能である。
この発明の第二の実施形態を、図5及び図6(a)に示す。この実施形態は、基板1及びその基板1上の配筋構造が前述の実施形態とは異なる構成において、この発明を適用したものである。
基板1の上面に、ラチス材Lの並列方向へ伸びる掛渡材(吊り材)Tが溶接固定されて、補強筋2の一部を構成している。掛渡材Tは、基板1方向へ凸状を成す、及び、その反対方向へ凸状を成す板厚方向への屈曲部を、前記並列方向に沿って交互に多数備えている。また、掛渡材Tは、前記長手方向に沿って複数列並列して配置されている。その掛渡材Tに、上端筋4の横上端筋4a(連結筋5の後に施工するため、本図では図示せず)及び縦上端筋4bが配置されている。
ラチス材Lは、下端筋3の縦筋3bと、上弦材としての上端筋4の縦上端筋4bとの間をジグザグに縫うように配設され、梁状の補強筋2の一部を構成している。なお、いずれの実施形態においても、補強筋2として、前記長手方向に伸びる梯子状の部材を採用することもできる。下端筋3及び連結筋5の構成は前述の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
また、図6(b)は、その第二の実施形態の変形例であり、補強筋2を構成するラチス材Lが、基板1に設けられた凸部1aに係合した状態に固定されている。連結筋5の構成は、同じく前述の実施形態と同様である。
この発明の第三、第四の実施形態を、それぞれ、図7、図8に示す。この実施形態は、いずれも、基板1の素材として高強度繊維コンクリートを採用したものである。高強度繊維コンクリート製からなる基板1の端部に、カギ状の係合部1d,1eが設けられており、並列方向に対向する基板1の端縁同士は、この係合部1d,1eが噛み合うことで一体化される。基板1上に設けられる配筋の基本構成や連結筋5の構成は、同じく前述の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
基板1の素材として高強度繊維コンクリートを採用することで、軽量且つ高強度な性能を発揮することもできる。ここで、繊維材としては、鋼繊維(スチールファイバー)を採用しているが、その他にも、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、有機系繊維等の各種繊維を採用することができる。基板1の素材がコンクリートであるから、そのコンクリートに補強筋2の下部を埋め込んで硬化させることで、容易にその一体化が可能である。また、鋼板に対して溶接固定する場合等と比較して、ラチス材Lのトラスを所定の向きに自立させ易い。
また、高強度繊維コンクリートを採用すれば、基板1を構成するコンクリート内への鉄筋の配筋を省略することも可能であり、基板1の薄型化に寄与し得る。
例えば、図9(a)は、基板1のコンクリート内に鉄筋を配置した場合を示している。図9(b)は、高強度繊維コンクリートの採用により、鉄筋の配置を省略したものである。図9(a)の基板1の厚さt1と比較して、図9(b)の基板1の厚さt2は相対的に薄くなっているが、このような薄い基板1であっても、鉄筋コンクリートを採用した場合と同じ強度又はそれ以上の強度を確保できる。
このように、高強度繊維コンクリートであれば、他のコンクリート素材を採用した場合と比較して、基板1の厚さを薄くすることができ、且つ、まだ固まらないコンクリートCの重量を受けるのに充分な強度を確保できる。さらに、基板1に鋼板を用いると、例えば、マンション等においては階下のフロアに天井材を設ける必要があるが、基板1がコンクリート製であれば、そのような天井材の設置を省略することもできる。
この発明の第五の実施形態を、図10〜図16に示す。この実施形態は、基板1上に下端筋3を配筋する手法を、さらに容易にしようとするものである。
この実施形態のコンクリート打設用型枠10では、下端筋3の横筋3aを工場生産時に配置してもよいし、これを現場で配置してもよい。下端筋3以外の他の基本構成は、前述の各実施形態と同様とし得る。
図10に示すように、基板1上に補強筋2を配置した後、その補強筋2の基板1寄りの部分に、下端筋3を挿入する。下端筋3は、並列方向に伸びる1本の横筋3aとその横筋3aに固定され、補強筋2の長手方向に伸びる比較的短い縦筋3bとを備える。
前述のように、補強筋2は多数の屈曲部2aを有し、複雑な形状となっている。このため、補強筋2を基板1に固定した後、下端筋3を配設するのは困難である。しかし、下端筋3として、1本の横筋3aとその横筋3aに固定された縦筋3bとを備えたものを採用したことにより、補強筋2を避けるように下端筋3を並列方向へ挿入しやすい。このため、下端筋3の現場施工も可能である。
なお、図10では、下端筋3として、1本の横筋3aに対してそれに交差する短い縦筋3bを溶接する構成とし、それを補強筋2を構成する部材で囲まれた空間に、それぞれ1本ずつ挿入するようにしている。これを、例えば、図11に示すように、複数本の横筋3aを並列させ、その並列する横筋3aに対して交差する縦筋3bを、溶接等により各横筋3aに固定してもよい。
図15(a)〜(c)に、下端筋3を挿入する際のようすを例示する。図15(a)(b)に示すように、補強筋2を構成する部材で囲まれた空間(開口部)に、それぞれ横筋3aが1本ずつ挿入されるようにしてもよいし、空間の大きさ(開口部の大きさ)に余裕があるならば、図15(c)に示すように、一つの空間(開口部)に二本の横筋3aを挿入してもよい。挿入された下端筋3は、いずれも補強筋2の基板1寄りの部分に載置される。
また、横筋3aに対する縦筋の固定位置、本数については、自由に設定でき、例えば、図10や図11に示すように、縦筋3bを、横筋3aの軸方向いずれかの側の端部にのみ設けた構成としてもよいし、図12に示すように、縦筋3bを、横筋3aの軸方向両端部、及び、軸方向中程に設けた構成としてもよい。
縦筋3bを、横筋3aの軸方向いずれかの側の端部にのみ設けた構成とする場合(図10や図11の場合)、その横筋3aを、例えば、図13(a)に示すように、コンクリート打設用型枠10の両側から挿入することで対応できる。
すなわち、図13(a)に示すように、下端筋3は、軸方向一端(図中右側)にのみ縦筋3bが固定された横筋3aを、縦筋3bの無い軸方向他端から補強筋2の基板1寄りの部分に挿入する(図中の矢印a参照)。また、その同じ箇所に重複して、あるいは、隣接する別の箇所に、軸方向他端(図中左側)にのみ縦筋3bが固定された横筋3aを、縦筋3bの無い軸方向一端から補強筋2の基板1寄りの部分に挿入する(図中の矢印b参照)。
この構成では、横筋3aの両端のうち、縦筋3bが固定されていない側を型枠内に挿入するので、その挿入の際に、縦筋3bが補強筋2に当たる事態を回避することができる。
また、その挿入に支障がないならば、下端筋3として、図13(b)に示すように、横筋3aに対して、軸方向に沿って多数の縦筋3bを固定した構成としてもよい。この下端筋3を、軸方向いずれかの側から補強筋2の間に挿入する(図中の矢印c参照)。
なお、その後の連結筋5の配置、上端筋4の配置は、前述の各実施形態と同様、図13(c)に示すように行われる。
また、図14(a)に示すように、下端筋3は、軸方向一端(図中右側)にのみ縦筋3bが固定された横筋3aを、縦筋3bの無い軸方向他端から補強筋2の基板1寄りの部分に挿入し(図中の矢印d参照)、その後、図14(b)に示すように、軸方向他端(図中左側)に縦筋3bを溶接等により固定してもよい。
なお、図16(a)は、横筋3aに対して、その軸方向に沿って等間隔に縦筋3bを固定した下端筋3の例である。図16(b)は、横軸3aの両端部にのみ縦筋3bを固定した下端筋3の例である。下端筋3を図16(a)に示す構成とする場合、例えば、図16(c)に示すように、格子状に接合された軸部材の一部を、符号3cで示すラインで切断することにより、1本の横筋3aとその横筋3aに固定された一定間隔毎の縦筋3bとからなる部材を形成することができる。
なお、これらの実施形態においても、その後、下端筋3,3間に掛け渡すように配設される連結筋5の構成、上端筋4の構成、及び、基板1上にコンクリートCを打設することにより、基板1と一体のコンクリート部材20を形成する点については、前述の実施形態と同様であるので、説明を省略する。
1 基板
2 補強筋
2a 屈曲部
3 下端筋
3a 横筋(配力筋)
3b 縦筋
4 上端筋
4a 横上端筋(配力筋)
4b 縦上端筋(主筋)
5 連結筋
5a 横連結筋
5b 縦連結筋
10 コンクリート打設用型枠
10a 端縁
20 コンクリート部材
B 梁
C コンクリート
L ラチス材

Claims (11)

  1. 基板(1)上に、長手状に伸びる補強筋(2)を複数並列して配置し、前記補強筋(2)の前記基板(1)寄りの部分に、前記並列方向に伸びる横筋(3a)と前記長手方向に伸びる縦筋(3b)とを備えた下端筋(3)を配置したコンクリート打設用型枠(10)を、前記並列方向に沿って複数枚並列して配置し、その後、並列する前記コンクリート打設用型枠(10,10)の前記下端筋(3,3)同士を結び且つ互いに交差する横連結筋(5a)と縦連結筋(5b)とを備えた連結筋(5)を配置し、前記基板(1)上に、前記補強筋(2)、前記下端筋(3)及び前記連結筋(5)を覆うコンクリートを打設することにより、前記基板(1)と一体のコンクリート部材を形成するコンクリート部材の構築方法。
  2. 前記下端筋(3)は、格子状に接合された軸部材を基板(1)に固定することで構成されており、前記補強筋(2)は、格子状の前記下端筋(3)を基板(1)上に配置した後、その基板(1)又は前記下端筋(3)に固定されることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート部材の構築方法。
  3. 基板(1)上に、長手状に伸びる補強筋(2)を複数並列して配置したコンクリート打設用型枠(10)を、前記並列方向に沿って複数枚並列して配置し、前記補強筋(2)の前記基板(1)寄りの部分に、前記並列方向に伸びる少なくとも1本の横筋(3a)とその横筋(3a)に固定され前記長手方向に伸びる縦筋(3b)とを備えた下端筋(3)を挿入し、その挿入後、並列する前記コンクリート打設用型枠(10,10)の前記下端筋(3,3)同士を結び且つ互いに交差する横連結筋(5a)と縦連結筋(5b)とを備えた連結筋(5)を配置し、前記基板(1)上に、前記補強筋(2)、前記下端筋(3)及び前記連結筋(5)を覆うコンクリートを打設することにより、前記基板(1)と一体のコンクリート部材を形成するコンクリート部材の構築方法。
  4. 前記下端筋(3)は、格子状に接合された軸部材の一部を切断することにより、1本の横筋(3a)と、その横筋(3a)に固定された複数本の縦筋(3b)とに形成されることを特徴とする請求項3に記載のコンクリート部材の構築方法。
  5. 前記下端筋(3)は、軸方向一端にのみ前記縦筋(3b)が固定された前記横筋(3a)をその軸方向他端から前記補強筋(2)の前記基板(1)寄りの部分に挿入し、軸方向他端にのみ前記縦筋(3b)が固定された前記横筋(3a)をその軸方向一端から前記補強筋(2)の前記基板(1)寄りの部分に挿入することにより、前記コンクリート打設用型枠(10)の前記並列方向両端に前記縦筋(3b)を配置することを特徴とする請求項3又は4に記載のコンクリート部材の構築方法。
  6. 前記連結筋(5)は、前記下端筋(3)に対して前記基板(1)と反対側に載置され、前記連結筋(5)の前記縦連結筋(5b)は前記横連結筋(5a)に対して前記基板(1)側に固定され、前記下端筋(3)の前記縦筋(3b)は前記横筋(3a)に対して前記基板(1)の反対側に固定されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載のコンクリート部材の構築方法。
  7. 前記縦筋(3b)と前記縦連結筋(5b)とが互いに噛み合っていることを特徴とする請求項6に記載のコンクリート部材の構築方法。
  8. 前記下端筋(3)と前記連結筋(5)とを、コンクリートの打設前に、溶接又は結束材によって互いに固定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載のコンクリート部材の構築方法。
  9. 前記基板(1)は、高強度繊維コンクリートで構成されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載のコンクリート部材の構築方法。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一つに記載のコンクリート部材の構築方法に使用するコンクリート打設用型枠。
  11. 請求項1乃至9のいずれか一つに記載のコンクリート部材の構築方法によって構築されたコンクリート部材。
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