JP2014091410A - ホーム安全柵用ポストとホーム安全柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車掌が電車の先頭側を見るとき線路側のホーム縁部付近およびポスト筐体の上側空間で良好な見通し空間を確保でき、デザイン的に良好であり、駅ホームの線路側の縁部に沿って配置されるロープを円滑に昇降支持でき、電車一両分に応じた制御単位を実現できるホーム安全柵用ポスト、これによって構成されるホーム安全柵を提供する。
【解決手段】このホーム安全柵用ポスト11L,12,13は、収納用内部空間31a,41a,51aと上端開口部31b,41b,51bとロープ挿通部31c,41c,51cを有する固定部31,41,51と、固定部の収納用内部空間に収納され、ロープ挿通部を利用してホーム縁15aに沿って配置されたロープ14を支持しながら上端開口部を通して昇降する昇降部32,42,52と、固定部内に設けられ、昇降部を昇降させる駆動部33,43,53とから構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明はホーム安全柵用ポストとホーム安全柵に関し、特に、駅ホームの線路側の縁部に沿って配置されるロープを昇降支持するホーム安全柵用ポストと、複数のホーム安全柵用ポストを用いて構成され、電車入線時等に下降しているロープで利用者を安全に保護するホーム安全柵に関するものである。
駅のプラットホーム(「駅ホーム」または「ホーム」と記す)では、近年、乗降客等の利用者が駅ホームから線路(軌道)に転落したり、入線してきた電車(列車)と利用者が接触するのを防止するために、防護柵として、駅ホームの線路側の縁部に沿ってホーム安全柵が設けられつつある。ホーム安全柵としては、従来、種々の形式や構造がある。例えば、駅ホームに停車した電車の乗降ドアに対応した位置に横開きホームドア装置を設置した腰高の高さを有する防護壁タイプ、または地下鉄のごとく駅ホームの線路側の縁部に沿って人の身長を超える高さまで全面的に壁を形成し、電車の乗降ドアの位置に対応して横開き開閉ドアを設けた防護壁タイプ、または駅ホームの線路側の縁部に沿ってほぼ全域にわたって昇降自在なロープを配置して成る昇降式ロープ安全柵等(特許文献1)が存在する。ロープの代わりに長いバーやロッドを利用した安全柵もある。
さらに、下記の特許文献2や特許文献3に開示されるゲート構造を有した安全柵も提案されている。特許文献2のゲート装置は、例えばその図4に示す正面形状(閉から開へ状態変化している。)を有し、駅ホームに停車した電車の複数の乗降ドアの各位置に対応して駅ホームに設置されている。ゲート装置は、駅ホームの床面に固定された左右一対の固定支柱(11:この括弧内の番号は公報中で使用されている番号である。以下同じ)と、各固定支柱(11)に対して上下にスライドする可動支柱(12)とを備え、左右の可動支柱(12)の間に上側制止バー(13)と上下動する下側制止バー(14)を備えている。特許文献3に開示されるゲート装置も、図2と図5に示されるように、駅ホームに固定された左右一対の固定支柱(11)と、各固定支柱(11)に対して上下にスライドする左右一対の可動支柱(12)と、上側制止バー(13)と、上下動する下側制止バー(14)とから構成されている。
特表2008−526614号公報 特開2012−106586号公報(図4等) 特開2011−173584号公報(図2と図5等)
従来の昇降式ロープを利用したホーム安全柵では、駅ホームの線路側の縁部に沿ってロープを架渡しかつ支持するために複数のポスト(支柱)を備えることが必要である。従来の昇降式ロープ安全柵の複数のポストは、ロープが上昇したときロープが乗降客の乗降動作に支障にならないように、人の身長を遙かに超えた2m以上の高さにロープを移動させるため、3m程度の相当に高いポストであった。このため、電車が駅ホームへ進入する時、乗務員が駅ホーム上の状況やホーム安全柵付近の利用者の様子を確認するときや、車掌等の乗務員が駅ホームの線路側の縁部の安全を確認するときに、ポストの外観を成す筐体が乗務員の視野を制限し、見通しが悪い環境を作っていた。曲線状(凹型)の駅ホームにおいては連続する複数のポストによって視界が遮られ、駅係員は駅ホーム上を見渡せない状態になっていた。特に、電車が出発する際に、最後方車両に乗車する車掌が前方を見通すときに安全確認の上で大きな問題を提起する。また背の高い複数のポストは、駅ホームを利用する旅客に対して心理的に大きな圧迫感を与え、デザイン的にも好ましいものではなかった。
特許文献2,3に開示するゲート装置は、電車の各乗降ドアの位置に対応して設置されるものであり、電車の乗降ドアのドア幅に対応する距離で左右の支柱(ポスト)が設置され、その支柱の間に上下の制止バーが配置される構造となっている。左右の支柱は、それぞれ、固定支柱と、固定支柱に対して上下にスライドする可動支柱とで構成される。このゲート装置は、左右一対の固定支柱および可動支柱、2本の制止バーで構成され、この構成を単位として形成される。上下の2本の制止バーそれ自体は、ロープのような長いものではない。さらに、固定支柱に対してスライドするように設けられる可動支柱は、特許文献3の図2等に明示されるように、固定支柱に対して線路側の箇所にて外付けされた構造および外観を有している。このため、車両と固定支柱等との間のスペース等に関してその見通しを悪くし、視認性を不良なものとしている。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、乗務員が電車の前方を見るとき、あるいは最後方車両に乗車する車掌が電車の先頭側を見るとき線路側のホーム縁部付近およびポスト筐体の上側空間で良好な見通し空間を確保することができ、外観上不必要な部材露出部や部材出っ張り部がなく、デザイン的に良好であり、駅ホームの線路側の縁部に沿って配置されるロープを円滑に昇降支持でき、さらに電車一両分に応じた制御単位を実現できるホーム安全柵用ポストを提供することにある。
本発明の他の目的は、上記のホーム安全柵用ポストを用いて構成され、電車入線時等に下降しているロープで利用者を安全に保護できると共に乗降時にはロープを確実に利用者の頭上に移動させて乗降の障害にならないようにし、さらに車両一両分の制御単位で独立して制御させることにより、ホーム安全柵を開閉させる必要のある箇所を限定してロープ昇降制御を行うことができるホーム安全柵を提供することにある。
本発明に係るホーム安全柵用ポストとホーム安全柵は、上記の目的を達成するため、次のように構成される。
第1のホーム安全柵用ポスト(請求項1に対応)は、収納用内部空間と上端開口部とロープ挿通部を有する固定部と、固定部の収納用内部空間に収納され、ロープ挿通部を利用してホーム縁に沿って配置されたロープを支持しながら上端開口部を通して昇降する昇降部と、固定部内に設けられ、昇降部を昇降させる駆動部と、から構成される。
上記のホーム安全柵用ポストでは、主に昇降ロープ式のホーム安全柵に使用されるものであり、固定部の内部に収納されるロープ支持用の昇降部を設けることにより、ホーム安全柵が閉状態のときには昇降部は固定部の収納用内部空間に収納され、開状態のときには昇降部は固定部の内部空間から上端開口部を通してせり出し昇降することにより、ロープを上方に移動させる。構成が簡素で、見通し空間を拡大することができ、デザイン性が良好なロープを支持するポストを駅ホームに設置することができる。
第2のホーム安全柵用ポスト(請求項2に対応)は、上記の構成において、好ましくは、固定部の収納用内部空間にホーム縁に沿う横方向に並べた2つの昇降部を収納したことを特徴としている。
第3のホーム安全柵用ポスト(請求項3に対応)は、上記の構成において、好ましくは、固定部の収納用内部空間に、ロープが両側に引き出された構造を有する1つの昇降部を収納し、この昇降部はテンション調整機構部を備えることを特徴としている。
第4のホーム安全柵用ポスト(請求項4に対応)は、上記の構成において、好ましくは、固定部に対して昇降部を上端開口部を通して昇降させることによりポスト全体を伸縮させる駆動部は、固定部の内部に取り付けられた駆動モータ、この駆動モータの動力を受けて昇降部に昇降力を伝える動力伝達機構部とから構成されることを特徴としている。
第5のホーム安全柵用ポスト(請求項5に対応)は、上記の構成において、好ましくは、昇降部は収納用内部空間と上端開口部とロープ挿通部を有し、昇降部の収納用内部空間内にロープ挿通部を利用してロープを支持しながら昇降部の上端開口部を通して昇降する内側昇降部を備えることを特徴としている。昇降部の内側空間を利用してさらに他の昇降部を設け、昇降部を2段構造にすることができる。これはさらに一般的にn段に発展させることができる。
第6のホーム安全柵用ポスト(請求項6に対応)は、上記の構成において、好ましくは、昇降部はロープを昇降させるロープ駆動部を備え、ロープ駆動部は、昇降部が最下位に下降したときロープを利用者阻止位置に下降させ、昇降部が最上位に上昇したときロープを利用者阻止解除位置に上昇させることを特徴としている。最下位のロープの位置を閉状態時、開状態時のそれぞれで適切な位置にすることにより、ロープ安全柵の機能を発揮させることができる。
本発明に係るホーム安全柵(請求項7に対応)は、上記の第1から第6のホーム安全柵用ポストの構造を用いて一方の側だけにロープが引き出される端部ポスト、横方向に並ぶ2つの昇降部を収納し両側にロープが引き出される中央部ポスト、ロープを挿通させるスルーポストを用意し、端部ポストと中央部ポストとスルーポストを組み合わせて一車両分に対応する制御単位の部分柵を形成して構成されることを特徴とする。この構成によれば、制御単位の部分柵を利用することにより電車(列車)全体のロープ安全柵を構築することができ、制御性、利用性を高めることができる。ロープを利用したホーム安全柵として使い勝手を良好なものとすることができる。
本発明に係るホーム安全柵用ポストおよびホーム安全柵によれば、次の効果を奏する。
ホーム安全柵用ポストによれば、ホームに固定される固定部と、固定部に形成された収納用内部空間を利用して昇降自在なロープ支持用昇降部を設ける構造としたため、構造・構成が簡易であり、乗務員が電車の前方を見るとき、あるいは最後方車両に乗車する車掌が電車の先頭側を見るとき線路側のホーム縁部付近およびポスト筐体の上側空間で良好な見通し空間を確保することができると共に、外観上不必要な部材露出部や部材出っ張り部がなく、デザイン的に良好であり、駅ホームの線路側の縁部に沿って配置されるロープを円滑に昇降支持でき、さらに例えば電車一両分に応じた制御単位で高い自由度で開閉制御を行うことができる。
ホーム安全柵によれば、前述した特徴的な構成を有するホーム安全柵用ポストを用いて構成されることにより、電車入線時等に下降しているロープで利用者を安全に保護できると共に乗降時にはロープを確実に利用者の頭上に移動させて乗降の障害にならないようにし、さらに代表的に車両一両分の制御単位で独立して部分をなすホーム安全柵の開閉動作を制御することにより、ホーム安全柵に関して開閉させる必要のある箇所を限定してロープ昇降制御を行うことができる。
本発明の代表的な実施形態に係るホーム安全柵用ポスト(以下「ポスト」と記す。)と、当該ポストを利用して構成されたホーム安全柵とを示し、ロープが下方位置(閉状態)にある場合(A)と上方位置(開状態)にある場合(B)を示す正面図である。 本実施形態に係るホーム安全柵が設置された駅ホームの一部を示し、ロープが下方位置にある場合(A)と上方位置にある場合(B)を示す斜視図である。 本実施形態に係るポストの基本構造に伴って生じる伸縮動作の状態を示し、ポストが縮んだ場合(A)と伸びた場合(B)を示す概念的な側面図である。 端部ポストの第1の例の外観を示し、ポストが縮んだ場合(A)と伸びた場合(B)を示す斜視図である。 端部ポストの第2の例の外観を示し、ポストが縮んだ場合(A)と伸びた場合(B)を示す斜視図である。 中央部ポストの外観を示し、ポストが縮んだ場合(A)と伸びた場合(B)を示す斜視図である。 スルーポストの外観を示し、ポストが縮んだ場合(A)と伸びた場合(B)を示す斜視図である。 ポストにおいて固定部に対して昇降部を昇降させる駆動装置の構成例(A),(B),(C)を説明する図である。 スルーポストに設けられるテンション調整機構部の構造を説明する部分平面図である。 他の実施形態に係るポストの構造、および当該構造に伴って生じるポストが伸びた場合の状態を示す概念的な側面図である。 本発明に係るホーム安全柵の動作を制御する制御装置の構成を示すブロック図である。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1に本実施形態に係るホーム安全柵において基本となる単位の構成を示す。単位構成となる一部の柵部分を以下の説明では「ホーム安全柵」と呼ぶことにする。このホーム安全柵10は、図1中左側に設置される端部ポスト11L(または後述される端部ポスト11R)と、図1中右側に設置される中央部ポスト12と、端部ポスト11Lと中央部ポスト12の間に設置される例えば2つのスルーポスト13を備える。端部ポスト11L、中央部ポスト12、スルーポスト13のそれぞれの間にはロープ14が架け渡されている。これらのポストは、例えば電車の一車両分(約20m)程度の相対的に長いロープ14を支持または保持し、かつロープ14を昇降させる支柱としての機能を有している。図1で示した例では、ロープ14は、上下方向に配置された例えば4本の平行なロープによって構成されている。なおロープ14は長いので、図1中では一部をカットして示している。図示例では4本のロープ14を示しているが、ロープ14の本数は任意であり、5本でも、あるいは1本であってもよい。端部ポスト11L、中央部ポスト12、スルーポスト13は、駅ホーム15の床面に固定され、かつ駅ホーム15のホーム縁に沿って所要の間隔で設置されている。端部ポスト11Lはそのポスト筐体から右側の一方向へロープ14が引き出されている。中央部ポスト12は両側にロープ14が引き出されている。中央部ポスト12から右側へ引き出されるロープ14は、隣りの図示しない他のスルーポスト等に引き延ばされる。スルーポスト13もロープ14を挿通させる構造を有し、両側にロープ14が引き出され、かつ基本的にテンションをかけながらロープ14を保持する機能を有している。
図1において、(A)は各ポスト11L,12,13の伸縮機能の縮み動作に基づいてロープ14が下方位置に移動しホーム安全柵10が閉じた状態にある場合を示し、(B)は各ポスト11L,12,13の伸縮機能の伸び動作に基づいてロープ14が上方位置に移動しホーム安全柵10が開いた状態にある場合を示している。電車(列車)が駅ホーム15に進入等する時には、図1の(A)に示すごとく、ホーム安全柵10はロープ14を下降させて閉じた状態になる。ロープ14が最下位に下降したとき、ロープ14は乗降客等の利用者の移動を阻止する位置になる。これによりロープ14で利用者が駅ホーム15から線路へ転落したり、電車に接触するのを防止する。ロープ14が下降したとき、4本のロープの間隔は広くなり、利用者の移動を阻止する働きを高める。駅ホーム15に電車が停車した後、電車の乗降ドアが開いて旅客等の利用者が乗降する時には、図1の(B)に示すごとく、ホーム安全柵10は、各ポスト11L,12,13の昇降部32,42,52(詳細は後述される)を上昇させることでロープ14を上昇させて開いた状態になる。ロープ14(特に一番下のロープ)が最上位に上昇したとき、ロープ14は利用者の移動阻止を解除する位置になる。ロープ14が上昇したとき、4本のロープの間隔は狭くなり、一番下のロープが十分に上方に移動して利用者の移動阻止解除の働きを高める。一番下のロープは、電車の乗降ドアの高さよりも高い位置に上昇する。
図2の(A)と(B)において、駅ホーム15に上記のホーム安全柵10を適用したイメージの例を示す。図2(A)のホーム安全柵10の動作状態(閉状態)は前述した図1の(A)に対応し、図2(B)のホーム安全柵10の動作状態(開状態)は図1の(B)に対応している。駅ホーム15には電車16が停止した状態にある。電車16は、一車両が4つの扉(乗降ドア)を有し、複数の車両で構成される列車である。端部ポスト11L、中央部ポスト12、2つのスルーポスト13が駅ホーム15のホーム縁15aに沿って設置され、それらの間にロープ14が架け渡されている。端部ポスト11L、中央部ポスト12、2つのスルーポスト13、およびロープ14によって構成されたホーム安全柵10は、電車16の一車両分に対応して設置されている。電車16の一車両分に対応するホーム安全柵10は、制御単位の部分柵を形成している。すなわち、一車両分に対応するホーム安全柵10の開閉動作(ロープ昇降動作)は一車両分ごとの単位で制御することが可能となっている。また図2で示された電車16の左端の車両の隣りの車両についても一車両分のホーム安全柵10が設置される。ホーム安全柵10の制御単位としての詳細な動作は、端部ポスト11L、中央部ポスト12、スルーポスト13の各々に関する構造と機能の説明と共に、後述される。
図3では、上述した端部ポスト11L、中央部ポスト12、スルーポスト13の各ポストに関する共通の伸縮動作を示している。図3の(A)はポストが縮んだ状態を示し、(B)はポストが伸びた状態を示している。図3では、端部ポスト11L、中央部ポスト12、スルーポスト13を、基本的な構造(入れ子構造、釣り竿構造、繰出し型アンテナ構造等)の観点から共通化して、ポスト21として示している。ポスト21は、駅ホーム15のホーム縁15aに沿ってその床面に固定状態で設置されている。ポスト21は、床面に固定される固定部22と、固定部22内に形成された内部空間22aに収納されかつ当該内部空間22a内において昇降自在に設けられた昇降部23とから構成されている。固定部22の内部空間22aは、下降した昇降部23を収容するための空間であり、上端が開口されている。図3の(A)に示すように、昇降部23が下降したときには、固定部22の内部空間22aに収容されている。このときポスト21の高さは例えばほぼ腰高程度の高さとなり、ポスト21自体がホーム安全柵10の防護壁として機能する。ポスト21で昇降部23が上昇するときには、図3の(B)に示すように、固定部22の内部空間22aの上端開口部22bからせり出し、上昇し、ホーム安全柵10を開状態にするための必要な高さに移動する。この際、昇降部23は、図1や図2を参照して前述した通りロープ14を支持しているので、固定部22の側面には昇降部23と共に昇降するロープ14を挿通させるスリット状のロープ挿通部22cが形成されている。
次に、前述した端部ポスト11L、中央部ポスト12、スルーポスト13の各々の外観形状、構造(構成)、機能を詳述する。
図4は端部ポスト11Lを示し、(A)は端部ポスト11Lが縮んだ閉状態、(B)は端部ポスト11Lが伸びた開状態を示している。端部ポスト11Lは、外観筐体を形成する固定部31と、固定部31の収納用内部空間31aにその上端開口部31bを通して昇降自在に収納される昇降部32とから成り、2段階で構成されている。図4では、便宜上、収納用内部空間31aと上端開口部31bとを共通の引出し線で同じ箇所を示している。端部ポスト11Lでは、固定部31に対して昇降部32は右側半分の箇所に設けられ、ロープ14は右側方向に引き出されている。固定部31の内部には昇降部32を上昇または下降させる駆動部33が設けられている。固定部31に対して昇降部32が昇降することにより、端部ポスト11Lは全体として伸縮する。昇降部32の側面から例えば4本のロープ14が引き出されている。昇降部32の内部には、昇降部32の側面部において4本のロープ14を昇降させるロープ駆動部32aが設けられている。このロープ駆動部32aは、4本のロープ14の間隔(または最下位にあるロープの高さ位置)を調整するロープ調整機構部も含んでいる。昇降部32が固定部31の内部空間31aに収納されるとき、ロープ14は固定部31の側面部に形成されたスリット状のロープ挿通部を通して外側に引き出される。なお、端部ポスト11Lにおいて、固定部31の上面部および昇降部32の上面部は、図に示されるように、ホーム側に傾斜した傾斜面として形成することもできる。
図5は右側に位置する端部ポスト11Rを示し、(A)は端部ポスト11Rが縮んだ閉状態、(B)は端部ポスト11Rが伸びた開状態を示している。端部ポスト11Rは外観筐体を形成する固定部31と、固定部31の収納用内部空間31aに昇降自在に収納される昇降部32とから成り、2段階で構成されている。さらに端部ポスト11Rでは、固定部31に対して昇降部32は左側半分の箇所に設けられ、ロープ14は左側方向に引き出されている。固定部31に昇降部32が収納されているときには、4本のロープ14は固定部31の側面に形成されたロープ挿通部31cを通して固定部31の外側に引き出される。その他の構造(構成)、機能については、端部ポスト11Lで説明した構造(構成)、機能と同じである。
図6は、中央部ポスト12を示し、(A)は中央部ポスト12が縮んだ閉状態、(B)は中央部ポスト12が伸びた開状態を示している。中央部ポスト12は、外観筐体を形成する固定部41と、固定部41の2つの収納用内部空間41aの各々にその上端開口部41bを通して昇降自在に収納される2つの昇降部42とから成り、2段階で構成されている。図6では、便宜上、収納用内部空間41aと上端開口部41bとを共通の引出し線で同じ箇所を示している。中央部ポスト12では、固定部41に対して、ホーム縁に沿って横方向に並べた2つの昇降部42を備え、2つの昇降部42の各々は右側半分および左半分の各箇所に設けられている。右側半分の箇所に配置された昇降部42の側面からは右側の方向にロープ14が引き出され、左側半分の箇所に配置された昇降部42の側面からは左側の方向にロープ14が引き出されている。固定部41の内部には、2つの昇降部42のそれぞれを、独立した制御の下で上昇または下降させる2つの駆動部43が設けられている。固定部41に対して2つの昇降部42が昇降することにより、中央部ポスト12は全体として伸縮する。2つの昇降部42の各々の内部には、昇降部42の側面部において4本のロープ14を昇降させるロープ駆動部42aが設けられている。このロープ駆動部42aは、さらに4本のロープ14の間隔(または最下位にあるロープの高さ位置)を調整するロープ調整機構部も含んでいる。2つの昇降部42が固定部41の内部空間41aに収納されるとき、ロープ14は固定部41の側面部に形成されたスリット状のロープ挿通部41cを通して外側に引き出される。なお、中央部ポスト12において、固定部41の上面部および各昇降部42の上面部は、図に示されるように、ホーム側に傾斜した傾斜面として形成することもできる。
図7は、スルーポスト13を示し、(A)はスルーポスト13が縮んだ閉状態、(B)はスルーポスト13が伸びた開状態を示している。スルーポスト13は、外観筐体を形成する固定部51と、固定部51の収納用内部空間51aにその上端開口部51bを通して昇降自在に収納される昇降部52とから成り、2段階で構成されている。図7では、便宜上、収納用内部空間51aと上端開口部51bとを共通の引出し線で同じ箇所を示している。スルーポスト13では、固定部51に対して、その1つの内部空間51aの全体の箇所に対して昇降部52を設けられている。昇降部52の両側の側面からは右側および左側の両方向にロープ14が引き出されている。固定部51の内部には、昇降部52を上昇または下降させる駆動部53が設けられている。固定部51に対して昇降部52が昇降することにより、スルーポスト12は全体として伸縮する。
昇降部52の内部には、好ましくは、昇降部52の側面部において4本のロープ14を昇降させるロープ駆動部52aが設けられている。このロープ駆動部は、さらに4本のロープ14の間隔(または最下位にあるロープの高さ位置)を調整するロープ調整機構部も含んでいる。なおスルーポスト13では、ロープ駆動部およびロープ調整機構部を省略することができ、単にロープ14を挿通させるだけの構造にすることもできる。
またスルーポスト12内においては、挿通されるロープ14に対してそのテンションを調整するテンション調整機構部を設けるように構成することも可能である。
昇降部52が固定部51の内部空間51aに収納されるとき、ロープ14は固定部51の両側の側面部に形成されたスリット状のロープ挿通部51cを通して外側に引き出される。なお、スルーポスト13において、固定部51の上面部および各昇降部52の上面部は、図に示されるように、ホーム側に傾斜した傾斜面として形成することもできる。
上記のごとく端部ポスト11L,11Rおよび中央部ポスト12等の各固定部31,41,51の内部には昇降部32,42,52を上昇または下降させる駆動部33,43,53が設けられている。当該駆動部の具体的な構成の例を図8の(A)〜(C)に示す。図8の(A)〜(C)では駆動部の構成例で説明している。
図8の(A)において、実線はポストが縮んだ閉状態、想像線は端部ポストが伸びた開状態を示している。
図8の(A)で示した駆動部は、駆動軸にピニオンギヤ61を設けた駆動モータ62を昇降部の側に設置し、固定部の内部にラックギヤ63を取付け、ピニオンギヤ61とラックギヤ63を係合させるように構成されている。昇降部は、固定部の収納用内部空間でガイドレール(図示せず)に案内されて上下動するように配置され、さらに図示しないカウンタウェイトでバランスをとって配置されている。この駆動部によれば、駆動モータ62が動作することにより、その動力がピニオンギヤ61とラックギヤ63に基づいて昇降部の昇降動作に変換される。64はロープ間隔調整器である。
図8の(B)において、実線はポストが縮んだ閉状態、想像線はポストが伸びた開状態を示している。
図8の(B)で示した駆動部は、駆動軸にプーリ(またはギヤ)71を設けた駆動モータ72、プーリ(またはギヤ)73、プーリ(またはギヤ)71とプーリ(またはギヤ)73の間に架け渡されたタイミングベルト(またはチェーン)74によって構成される。固定部の内部において、駆動モータ72は下方位置に、プーリ73は上方位置に配置されている。そしてタイミングベルト74の一部が連結部75を介して昇降部に結合している。またタイミングベルト74にはカウンタウェイト76が設けられている。昇降部は、固定部の収納用内部空間でガイドレール(図示せず)に案内されて上下動するように配置されている。この駆動部によれば、駆動モータ72が動作することにより、その動力がタイミングベルト74等に基づいて昇降部の昇降動作に変換される。64は上記のロープ間隔調整器である。
図8の(C)において、実線はポストが縮んだ閉状態、想像線はポストが伸びた開状態を示している。
図8の(C)で示した駆動部は、駆動軸にギヤ81を設けた駆動モータ82、ギヤ81に係合するギヤ83を備えたボールネジ84、ボールネジ84に係合するネジ孔を有しかつ昇降部に取り付けられた係合部材85によって構成される。昇降部は、固定部の収納用内部空間でガイドレール(図示せず)に案内されて上下動するように配置されている。この駆動部によれば、駆動モータ82が動作することにより、その動力がギヤ81,83、ボールネジ84等に基づいて昇降部の昇降動作に変換される。64は上記のロープ間隔調整器である。
次に図9を参照して、スルーポスト12に設けられたロープテンション調整機構部の構造例を説明する。図9は、スルーポスト12内に配置される1本のロープ14の要部構造を示す図である。ロープ14はスルーポスト12内では分離され、分離されたロープ14はターンバックル90を介して連結されている。ターンバックル90のナット90aを回転することにより、ロープ14に掛けるテンションを適切に調整することができる。
次に図10を参照して、ポストの他の実施形態を説明する。この実施形態では図3で説明したポスト21を改善した例で説明する。改善されたポスト21Aは、固定部22と昇降部23を備えると共に、さらに昇降部23に対して、固定部22の収納用内部空間22a、上端開口部22b、ロープ挿通部22cのそれぞれと実質的に同一の形状および働きを有する収納用内部空間、上端開口部、ロープ挿通部とを形成し、この昇降部23の内側に他の昇降部23Aを設けるようした構造である。昇降部23Aの内部にも同様にロープ駆動部が設けられる。従って、この実施形態のポスト21Aでは、内外の位置関係において2段の昇降部23,23Aを有することになる。ポスト21Aの全体としては固定部21を含めて3段になる。この構造を有するポスト21Aによれば、ポストの全体の高さを高くすることができ、あるいは一段毎の高さを短くすることができる。この構造をさらに発展させることにより、昇降部を一般的にn段にすることも可能である。
図11を参照して、ホーム安全柵10の動作を制御する制御装置の構成を説明する。前述した通り、図1または図2に示した端部ポスト11L、中央部ポスト12、2つのスルーポスト13から成るホーム安全柵10を、電車16の一車両分に対応する制御単位91として、制御装置92に基づく制御のシステムは構成されている。なお制御単位91における各種のポストの組合せの構成や、対応する車両の長さは任意に変更することができる。このため、制御装置92では、予め内部に用意された内部情報93と、状況に応じて提供される外部情報94に基づいて、複数の制御単位91に関して制御単位ごとに独立に開閉のための制御信号を与えるように構成されている。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎず、また数値および各構成の組成(材質)等については例示にすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明に係るホーム安全柵用ポストおよびホーム安全柵は、鉄道に関連する駅ホームでの旅客の安全を確保する安全柵として利用され、特に比較的に簡易な構成に基づき制御の自由度を高く設計して利用することができる。
10 ホーム安全柵
11L,11R 端部ポスト
12 中央部ポスト
13 スルーポスト
14 ロープ
15 駅ホーム
15a ホーム縁
16 電車
21,21A ポスト
22 固定部
22a 内部空間
22b 上端開口部
22c ロープ挿通部
23,23A 昇降部
31,41,51 固定部
31a,41a,51a 収納用内部空間
31b,41b,51b 上端開口部
31c,41c,51c ロープ挿通部
32,42,52 昇降部
32a,42a,52a ロープ駆動部
33,43,53 駆動部
61 ピニオンギヤ
62 駆動モータ
63 ラックギヤ
64 ロープ間隔調整器
71 駆動プーリ(またはギヤ)
72 駆動モータ
73 プーリ(またはギヤ)
74 タイミングベルト(またはチェーン)
75 連結部
76 カウンタウェイト
81 ギヤ
82 駆動モータ
83 ギヤ
84 ボールネジ
85 係合部材
90 ターンバックル
90a ナット
91 制御単位
92 制御装置
93 内部情報
94 外部情報

Claims (7)

  1. 収納用内部空間と上端開口部とロープ挿通部を有する固定部と、
    前記固定部の前記収納用内部空間に収納され、前記ロープ挿通部を利用してホーム縁に沿って配置されたロープを支持しながら前記上端開口部を通して昇降する昇降部と、
    前記固定部内に設けられ、前記昇降部を昇降させる駆動部と、
    から構成されることを特徴とするホーム安全柵用ポスト。
  2. 前記固定部の前記収納用内部空間にホーム縁に沿う横方向に並べた2つの前記昇降部を収納したことを特徴とする請求項1記載のホーム安全柵用ポスト。
  3. 前記固定部の前記収納用内部空間に、前記ロープが両側に引き出された構造を有する1つの前記昇降部を収納し、この昇降部はテンション調整機構部を備えることを特徴とする請求項1記載のホーム安全柵用ポスト。
  4. 前記固定部に対して前記昇降部を前記上端開口部を通して昇降させることによりポスト全体を伸縮させる前記駆動部は、前記固定部の内部に取り付けられた駆動モータ、この駆動モータの動力を受けて前記昇降部に昇降力を伝える動力伝達機構部とから構成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のホーム安全柵用ポスト。
  5. 前記昇降部は収納用内部空間と上端開口部とロープ挿通部を有し、前記昇降部の前記収納用内部空間内に前記ロープ挿通部を利用して前記ロープを支持しながら前記昇降部の前記上端開口部を通して昇降する内側昇降部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のホーム安全柵用ポスト。
  6. 前記昇降部は前記ロープを昇降させるロープ駆動部を備え、前記ロープ駆動部は、前記昇降部が最下位に下降したとき前記ロープを利用者阻止位置に下降させ、前記昇降部が最上位に上昇したとき前記ロープを利用者阻止解除位置に上昇させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のホーム安全柵ポスト。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載されたホーム安全柵用ポストの構造を用いて一方の側だけにロープが引き出される端部ポスト、横方向に並ぶ2つの昇降部を収納し両側にロープが引き出される中央部ポスト、ロープを挿通させるスルーポストを用意し、前記端部ポストと前記中央部ポストと前記スルーポストを組み合わせて一車両分に対応する制御単位の部分柵を形成して構成されることを特徴とするホーム安全柵。
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