JP2014091076A - 基板製造装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ノズルヘッドの温度の過度の上昇を抑制することができる基板製造装置を提供する。
【解決手段】 ステージが、薄膜を形成すべき基板を保持する。ノズルヘッドが、ステージに保持された基板に向かって薄膜材料の液滴を吐出する。材料供給系が、ノズルヘッドに、液状の薄膜材料を供給する。加温装置が、材料供給系の少なくとも一部を加温する。冷却機構がノズルヘッドを冷却する。熱伝達阻害構造が、材料供給系が配置された加温空間から、ノズルヘッドが配置された冷却空間への熱の伝達を阻害する
【選択図】 図1
【解決手段】 ステージが、薄膜を形成すべき基板を保持する。ノズルヘッドが、ステージに保持された基板に向かって薄膜材料の液滴を吐出する。材料供給系が、ノズルヘッドに、液状の薄膜材料を供給する。加温装置が、材料供給系の少なくとも一部を加温する。冷却機構がノズルヘッドを冷却する。熱伝達阻害構造が、材料供給系が配置された加温空間から、ノズルヘッドが配置された冷却空間への熱の伝達を阻害する
【選択図】 図1
Description
本発明は、加熱された薄膜材料をノズルヘッドから吐出して基板の表面に薄膜を形成する基板製造装置に関する。
ノズルヘッドから薄膜材料の液滴を吐出して、基板の表面に、所定のパターンを有する薄膜を形成する技術が知られている(例えば、特許文献1)。薄膜を形成すべき基板は、例えばプリント基板であり、薄膜材料はソルダーレジストである。基板をノズルヘッドに対して移動させるために、XYステージ等の可動ステージに基板が保持される。
ソルダーレジスト等の薄膜材料は、循環装置から材料供給用の配管を通ってノズルヘッドに供給され、余分な薄膜材料が、材料回収用の配管を通って循環装置に回収される。ノズルヘッドから液滴を安定して吐出するために、薄膜材料を加熱して、薄膜材料の粘度を低下させることが好ましい。
薄膜材料を加熱するために、材料供給用の配管等を含む材料供給系の少なくとも一部が加熱される。ノズルヘッド内のアクチュエータを駆動するための電子回路基板が、ノズルヘッドに収容されている。材料供給系の一部を加熱すると、材料供給系が配置される空間の温度が上昇する。また、一般的にソルダーレジスト等の薄膜材料には光硬化性の樹脂が用いられる。基板に付着した液状の薄膜材料を硬化させるために、ノズルヘッドの近傍に硬化用の光源、例えば発光ダイオードが設置される。発光ダイオードが熱源となり、ノズルヘッドの近傍の温度が上昇する。このため、電子回路基板から十分な放熱を行うことが困難になる。電子回路基板の温度上昇が顕著になると、回路の動作が不安定になる。
本発明の目的は、ノズルヘッドの温度の過度の上昇を抑制することができる基板製造装置を提供することである。
本発明の一観点によると、
薄膜を形成すべき基板を保持するステージと、
前記ステージに保持された基板に向かって薄膜材料の液滴を吐出するノズルヘッドと、
前記ノズルヘッドに、液状の薄膜材料を供給する材料供給系と、
前記ノズルヘッドが収容される第1の空間、及び前記材料供給系が収容される第2の空間の少なくとも一方を強制的に加温または冷却する温度調節機構と、
前記第1の空間及び前記第2の空間の一方から他方への熱の伝達を阻害する熱伝達阻害構造と
を有する基板製造装置が提供される。
薄膜を形成すべき基板を保持するステージと、
前記ステージに保持された基板に向かって薄膜材料の液滴を吐出するノズルヘッドと、
前記ノズルヘッドに、液状の薄膜材料を供給する材料供給系と、
前記ノズルヘッドが収容される第1の空間、及び前記材料供給系が収容される第2の空間の少なくとも一方を強制的に加温または冷却する温度調節機構と、
前記第1の空間及び前記第2の空間の一方から他方への熱の伝達を阻害する熱伝達阻害構造と
を有する基板製造装置が提供される。
熱伝達阻害構造が配置されていることにより、第1の空間と第2の空間との温度調整を、効率的に行うことができる。
[実施例1]
図1に、実施例1による基板製造装置の概略図を示す。基台10に、移動機構11によってステージ13が支持されている。xy面を水平面とし、鉛直上方をz軸の正の向きとするxyz直交座標系を定義する。ステージ13は、x方向及びy方向に移動可能である。ステージ13の上に、薄膜を形成する対象物である基板15が保持される。基板15は、例えば回路パターンが形成されたプリント基板であり、ステージ13に吸着される。形成される薄膜には、例えばソルダーレジストが用いられる。
図1に、実施例1による基板製造装置の概略図を示す。基台10に、移動機構11によってステージ13が支持されている。xy面を水平面とし、鉛直上方をz軸の正の向きとするxyz直交座標系を定義する。ステージ13は、x方向及びy方向に移動可能である。ステージ13の上に、薄膜を形成する対象物である基板15が保持される。基板15は、例えば回路パターンが形成されたプリント基板であり、ステージ13に吸着される。形成される薄膜には、例えばソルダーレジストが用いられる。
複数のノズルヘッド20が、支持プレート30によって、ステージ13の上方に支持されている。ノズルヘッド20は、ステージ13に保持された基板15に向けて、薄膜材料の液滴を吐出する。薄膜材料には、例えば光硬化性の樹脂が用いられる。図1には現れていないが、支持プレート30に、薄膜材料を硬化させるための硬化用光源が取り付けられている。薄膜材料に、紫外線硬化性の樹脂が用いられる場合は、硬化用光源は、基板15に向けて紫外光を放射する。
次に、ノズルヘッド20へ薄膜材料を供給する材料供給系40について説明する。メインタンク41内に、液状の薄膜材料が貯蔵されている。加温装置42が、メインタンク41内の薄膜材料を加熱し、その温度を目標温度に維持する。目標温度は、例えば75℃〜90℃である。加温装置42には、例えば抵抗加熱ヒータが用いられる。
ノズルヘッド20の上方に、複数のサブタンク45が配置されている。ある個数、例えば5個のノズルヘッド20に対して、1つのサブタンク45が準備される。図1では、1つのサブタンクのみを表している。支持プレート30に、20個のノズルヘッド20が取り付けられている場合には、4個のサブタンク45が準備される。サブタンク45ごとに準備された送出ポンプ43が、メインタンク41内の薄膜材料を、供給配管44を経由してサブタンク45まで輸送する。加温装置46が、サブタンク45内の薄膜材料を加熱し、目標温度、例えば75℃に維持する。加温装置46には、例えば抵抗加熱ヒータが用いられる。メインタンク41からサブタンク45まで輸送される間に、薄膜材料の温度が低下した場合でも、サブタンク45内で、薄膜材料が再び目標温度まで加温される。
サブタンク45内の薄膜材料が、ノズルヘッド20ごとに準備された配管47を経由して、ノズルヘッド20まで輸送される。ノズルヘッド20から基板15に向けて吐出されなかった薄膜材料が、配管48を経由して、バッファタンク49に回収される。バッファタンク49は、サブタンク45に対応して準備される。回収ポンプ50が、バッファタンク49内の薄膜材料を、回収配管51を経由してメインタンク41に戻す。
サブタンク45と同様に、バッファタンク49に加温装置を配置してもよい。バッファタンク49に加温装置を配置することにより、薄膜材料がノズルヘッド20からメインタンク41に回収されるときの温度低下を抑制することができる。回収配管51内で薄膜材料の温度が低下すと、薄膜材料の粘度が上昇して、配管内に薄膜材料が付着し、薄膜材料の安定した循環が阻害される場合がある。バッファタンク49に加温装置を配置することにより、より安定して薄膜材料を循環させることができる。
支持プレート30の上に遮蔽板31が取り付けられており、遮蔽板31が、材料供給系40及びノズルヘッド20を覆う。支持プレート30と遮蔽板31とで囲まれた空間が、仕切板32によって、材料供給系40が配置された加温空間33と、ノズルヘッド20が配置された冷却空間34とに仕切られる。
冷却機構60が、冷却空間34内に空冷のための気流を発生させる。これにより、ノズルヘッド20が冷却される。冷却機構60の具体的な構成については、後に図4を参照して説明する。仕切板32は、加温空間33から冷却空間34への熱の伝達を阻害する機能を有する。本明細書において、仕切板32を「熱伝達阻害構造」という場合がある。材料供給系40の周囲の高温の空気が、遮蔽板31と仕切板32との間に閉じ込められることにより、移動機構11及びステージ13への熱の影響が軽減される。
補充タンク53内に、薄膜材料が貯蔵されている。メインタンク41内の薄膜材料が減少すると、補充ポンプ54を動作させて、補充タンク53からメインタンク41に薄膜材料を補充する。補充タンク53は、遮蔽板31と支持プレート30とで囲まれた空間の外に配置されている。補充タンク53内の薄膜材料の温度はほぼ室温である。補充用の薄膜材料を室温で保管することにより、熱による薄膜材料の劣化を防止することができる。
遮蔽板31、支持プレート30、移動機構11、及びステージ13は、エンクロージャ12内に配置される。排気ポンプ16がエンクロージャ12内を排気する。エンクロージャ12内を排気すると、エンクロージャ12に取り付けられたフィルタ17を通って外気がエンクロージャ12内に流入する。これにより、エンクロージャ12内を換気することができる。排気ポンプ35が、加温空間33内を排気する。加温空間33内が排気されると、遮蔽板31に設けられた流入口36を通って加温空間33内に外気が流入する。加温空間33内が換気されることにより、加温空間33の過度の温度上昇を防止することができる。
図2に、支持プレート30、ノズルヘッド20、及び硬化用光源25の平面図を示す。支持プレート30に複数の開口37が形成されている。例えば、合計10個の開口37が2列に並んでいる。2列の各々は、x方向に等ピッチで並ぶ5個の開口37で構成される。一方の列の開口37は、他方の列の開口37に対して、x方向に半ピッチ分ずれている。
開口37の各々の内側に、2個のノズルヘッド20がy方向に並んで配置されている。2個のノズルヘッド20の間、及びノズルヘッド20の各々の外側に、それぞれ硬化用光源25が配置されている。ノズルヘッド20及び硬化用光源25にブラケット21が取り付けられている。ノズルヘッド20及び硬化用光源25は、ブラケット21を介して支持プレート30に取り付けられている。
ノズルヘッド20の各々の、ステージ13(図1)に対向する面(図2において、紙面の背面側の面)に、x方向に等ピッチで並ぶ複数のノズル孔が形成されている。1つの開口37内の2つのノズルヘッド20は、x方向にずれて配置され、全体として、ノズル孔がx方向に等ピッチで配列する。さらに、10個の開口37内に配置された合計20個の
ノズルヘッド20のノズル孔は、全体として、x方向に等ピッチで配列する。
ノズルヘッド20のノズル孔は、全体として、x方向に等ピッチで配列する。
図3Aに、支持プレート30(図2)の1つの開口37内に配置されたノズルヘッド20及び硬化用光源25の底面図を示す。2個のノズルヘッド20がy方向に並んで配置されている。ノズルヘッド20の間、及び各ノズルヘッド20の外側に、それぞれ硬化用光源25が配置されている。ノズルヘッド20の各々に、2列に並んだノズル孔22が形成されている。2個のノズルヘッド20に設けられた合計4列のノズル孔22は、全体として、x方向に等ピッチで配列する。硬化用光源25の各々は、x方向に並ぶ複数の発光ダイオード26を含む。
図3Bに、図3Aの一点鎖線3B−3Bにおける断面図を示す。開口37内に配置された2個のノズルヘッド20及び3個の硬化用光源25が、支持プレート30に取り付けられている。支持プレート30の上に仕切板32が配置されている。支持プレート30と仕切板32との間に、冷却空間34が画定される。ノズルヘッド20及び硬化用光源25の各々の下端は、支持プレート30よりも下方に突出しているが、大部分は、冷却空間34内に収容される。
ノズルヘッド20の上面に、供給口27及び回収口28が配置されている。供給口27からノズルヘッド20内に液状の薄膜材料が供給され、吐出されなかった薄膜材料が回収口28から回収される。ノズルヘッド20の各々の、ステージ13(図1)を向く面にノズル孔22が設けられている。ノズルヘッド20内にアクチュエータ23、及び駆動回路24が組み込まれている。アクチュエータ23には、例えば圧電素子が用いられる。駆動回路24はアクチュエータ23を駆動するための電気信号を発生する。アクチュエータ23が駆動されることにより、ノズル孔22から薄膜材料が液滴の状態で吐出される。駆動回路24は、ノズルヘッド20の筺体のzx面に平行な面の内側の表面に取り付けられており、冷却空間34内に配置される。
次に、硬化用光源25の構造について説明する。発光ダイオード26の下方にシリンドリカルレンズ29が配置されている。シリンドリカルレンズ29は、発光ダイオード26から放射された光を、yz面内に関して収束させる。発光ダイオード26に、ヒートシンク38が取り付けられている。ヒートシンク38は、冷却空間34内に配置されており、発光ダイオード26で発生した熱を、冷却空間34内に放射する。
図4に、冷却機構60(図1)、ノズルヘッド20、支持プレート30、及び仕切板32の概略図を示す。支持プレート30と仕切板32とにより、冷却空間34が画定されている。冷却空間34内に、ノズルヘッド20の駆動回路24が配置されている。図4には示されていないが、硬化用光源25のヒートシンク38(図3B)も、冷却空間34内に配置されている。駆動回路24及び発光ダイオード26は、発熱源として作用する。サブタンク45から、配管47を介して、ノズルヘッド20の供給口27に、目標温度まで加熱された薄膜材料が供給される。配管47と供給口27との接続箇所は、仕切板32の隙間に配置される。
送風ファン61から送風ダクト62を介して、冷却空間34内に冷却用のガス、例えば空気が送り込まれる。冷却空間34内に送り込まれた冷却用のガスは、冷却空間34内をx方向に流れた後、排気ダクト63を介して、排気ファン64によって冷却空間34から排気される。冷却空間34内に気流が発生することにより、ノズルヘッド20の駆動回路24、及び硬化用光源25のヒートシンク38(図3B)を空冷することができる。
図3A及び図3Bに示したように、発光ダイオード26が並ぶ方向(x方向)にほぼ平行な姿勢で、ヒートシンク38が配置されている。また、送風ダクト62から冷却空間3
4内に流入した冷却用のガスは、冷却空間34内をx方向に流れて、排気ダクト63に達する。ヒートシンク38が、冷却用のガスの流れに沿う姿勢で配置されているため、冷却用のガスが、直線的に流れるように誘導される。乱流の発生が回避されることにより、ノズルヘッド20の駆動回路24、及び硬化用光源25のヒートシンク38(図3B)を効率的に冷却することができる。
4内に流入した冷却用のガスは、冷却空間34内をx方向に流れて、排気ダクト63に達する。ヒートシンク38が、冷却用のガスの流れに沿う姿勢で配置されているため、冷却用のガスが、直線的に流れるように誘導される。乱流の発生が回避されることにより、ノズルヘッド20の駆動回路24、及び硬化用光源25のヒートシンク38(図3B)を効率的に冷却することができる。
図5Aに、仕切板32の平面図を示す。x方向に長い長方形状の複数の仕切板32が隙間65を隔ててy方向に並べられている。平面視において、隙間65内にノズルヘッド20の供給口27及び回収口28が配置される。硬化用光源25は、平面視において仕切板32と重なる。仕切板32が、加温空間33(図1)と冷却空間34(図1)との間の空気の流通を阻害するため、ノズルヘッド20の駆動回路24(図3B、図4)及び硬化用光源25のヒートシンク38(図3B)を効率的に冷却することができる。
図5Bに、仕切板32の他の構成例を示す。図5Bに示した例では、x方向に並ぶ2つのノズルヘッド20の間において、仕切板32の隙間65が、図5Aに示した例に比べて狭くされている。このため、加温空間33と冷却空間34(図1)との間の空気の流通を阻害する機能が高まる。
[実施例2]
図6A及び図6Bを参照して、実施例2による基板製造装置について説明する。以下、実施例1との相違点について説明し、同一の構成については説明を省略する。
図6A及び図6Bを参照して、実施例2による基板製造装置について説明する。以下、実施例1との相違点について説明し、同一の構成については説明を省略する。
図6Aに、実施例2による基板製造装置のノズルヘッド、硬化用光源、支持プレート、及び仕切板の断面図を示し、図6Bに、液冷用の配管70、ノズルヘッド20、及び硬化用光源25の平面図を示す。ノズルヘッド20の、駆動回路24が取り付けられている壁面の外側の表面、及び硬化用光源25のヒートシンク38に、液冷用の配管70が密着している。送出ポンプ71が、液冷用の配管70に冷却用の液体、例えば水を流す。実施例2では、ノズルヘッド20及び硬化用光源25が、液冷方式により冷却される。
実施例2のように、冷却機構60を液冷方式とすることにより、空冷方式を採用した実施例1に比べて冷却能力を高めることができる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 基台
11 移動機構
12 エンクロージャ
13 ステージ
15 基板
16 エンクロージャ
17 フィルタ
20 ノズルヘッド
21 ブラケット
22 ノズル孔
23 アクチュエータ
24 駆動回路(発熱源)
25 硬化用光源
26 発光ダイオード(発熱源)
27 供給口
28 回収口
29 シリンドリカルレンズ
30 支持プレート
31 遮蔽板
32 仕切板
33 加温空間
34 冷却空間
35 排気ポンプ
36 流入口
37 開口
38 ヒートシンク
40 材料供給系
41 メインタンク
42 加温装置
43 送出ポンプ
44 供給配管
45 サブタンク
46 加温装置
47、48 配管
49 バッファタンク
50 回収ポンプ
51 回収配管
53 補充タンク
54 補充ポンプ
60 冷却機構
61 送風ファン
62 送風ダクト
63 排気ダクト
64 排気ファン
65 隙間
70 液冷用の配管
71 送出ポンプ
11 移動機構
12 エンクロージャ
13 ステージ
15 基板
16 エンクロージャ
17 フィルタ
20 ノズルヘッド
21 ブラケット
22 ノズル孔
23 アクチュエータ
24 駆動回路(発熱源)
25 硬化用光源
26 発光ダイオード(発熱源)
27 供給口
28 回収口
29 シリンドリカルレンズ
30 支持プレート
31 遮蔽板
32 仕切板
33 加温空間
34 冷却空間
35 排気ポンプ
36 流入口
37 開口
38 ヒートシンク
40 材料供給系
41 メインタンク
42 加温装置
43 送出ポンプ
44 供給配管
45 サブタンク
46 加温装置
47、48 配管
49 バッファタンク
50 回収ポンプ
51 回収配管
53 補充タンク
54 補充ポンプ
60 冷却機構
61 送風ファン
62 送風ダクト
63 排気ダクト
64 排気ファン
65 隙間
70 液冷用の配管
71 送出ポンプ
Claims (8)
- 薄膜を形成すべき基板を保持するステージと、
前記ステージに保持された基板に向かって薄膜材料の液滴を吐出するノズルヘッドと、
前記ノズルヘッドに、液状の薄膜材料を供給する材料供給系と、
前記ノズルヘッドが収容される第1の空間、及び前記材料供給系が収容される第2の空間の少なくとも一方を強制的に加温または冷却する温度調節機構と、
前記第1の空間及び前記第2の空間の一方から他方への熱の伝達を阻害する熱伝達阻害構造と
を有する基板製造装置。 - 前記温度調節機構は、前記材料供給系の少なくとも一部を加温する加温装置を含む請求項1に記載の基板製造装置。
- 前記温度調節機構は、前記第1の空間を冷却する冷却機構を含む請求項1または2に記載の基板製造装置。
- 前記ノズルヘッドは、
前記ステージに保持された基板に向かって薄膜材料の液滴を吐出するノズル孔と、
前記薄膜材料を前記ノズル孔から吐出させるアクチュエータと、
前記アクチュエータを駆動する駆動回路と
を含み、
前記冷却機構は、前記駆動回路を冷却する請求項3に記載の基板製造装置。 - 前記薄膜材料は、光硬化性の樹脂であり、
さらに、
前記基板に塗布された薄膜材料を硬化させる光を照射する硬化用光源と、
前記硬化用光源に熱的に結合したヒートシンクと
を含み、
前記ヒートシンクは前記第1の空間内に配置され、前記冷却機構は、前記ヒートシンクを冷却する請求項4に記載の基板製造装置。 - さらに、前記ノズルヘッド及び前記硬化用光源を、前記ステージの上方に支持する支持プレートを有し、
前記駆動回路及び前記ヒートシンクは、前記支持プレートより上方に配置されており、前記熱伝達阻害構造は、前記支持プレートの上方に配置され、前記支持プレートとともに、前記第2の空間を画定する仕切板を含む請求項5に記載の基板製造装置。 - 前記冷却機構は、前記第1の空間内に気流を生じさせる空冷機構を含む請求項3乃至6のいずれか1項に記載の基板製造装置。
- 薄膜を形成すべき基板を保持するステージと、
前記ステージに保持された基板に対して作用を施す発熱源と、
前記発熱源が収容される第1の空間、及び前記第1の空間の周囲の第2の空間の一方から他方への熱の伝達を阻害する熱伝達阻害構造と、
前記第1の空間内を冷却する冷却機構と
を有する基板製造装置。
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