JP2014089669A - 商品読取装置、商品販売データ処理装置および商品読取プログラム - Google Patents

商品読取装置、商品販売データ処理装置および商品読取プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】光学式マークを使用する商品識別とオブジェクト認識を使用する商品識別とを簡易な操作で使い分け可能とする。
【解決手段】実施形態の商品読取装置は、認識手段、判定手段、第1の識別手段および第2の識別手段を備える。認識手段は、撮像デバイスが撮像した動画に含まれるオブジェクトを認識する。判定手段は、認識手段が認識したオブジェクトが動画のフレーム範囲内に定めた第1の領域まで移動する間に第2の領域を通過したか否かを判定する。第1の識別手段は、判定手段が通過と判定した場合に、第1の領域内にてオブジェクトに表れた特徴量に基づいて売上商品の候補となる候補商品を識別する。第2の識別手段は、判定手段が非通過と判定した場合に、第1の領域内にて光学式マークが表す商品データを識別する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、商品読取装置、商品販売データ処理装置および商品読取プログラムに関する。
POS(point-of-sale)端末などにおいて売上商品の登録のための商品識別は、一般的にバーコードのような光学式マークを利用して行われている。
一方で、オブジェクト認識技術を利用したオブジェクト認識スキャナなどと称される商品読取装置も提案されている。オブジェクト認識スキャナは、商品の外観の特徴に基づいて当該商品を識別する。
オブジェクト認識スキャナは、光学式マークが付いていない商品の識別が可能である反面、光学式マークを用いた識別に比べて商品識別の精度が低い。
そこで、光学式マークを使用する商品識別とオブジェクト認識を使用する商品識別との双方の機能を備えた商品読取装置が有用となる。
特開平08−227480号公報
光学式マークの読み取りのためおよび商品の外観の撮像のために同一の撮像デバイスを用いる場合、いずれの商品識別を使用するべきかを撮像画像に基づいて瞬時に自動判定することは困難である。
このため、オペレータが、例えばボタン操作などにより識別方法を指定することが必要となり、オペレータの負担となる。
光学式マークの読み取りのためおよび商品の外観の撮像のために別々の撮像デバイスを備えれば、オペレータがいずれの撮像デバイスに商品をかざすかによって識別方法を使い分けることができるが、撮像デバイスを2つ以上備えることで部品コストが上昇してしまう。
このような事情から、光学式マークを使用する商品識別とオブジェクト認識を使用する商品識別とを簡易な操作で使い分けられることが望まれていた。
実施形態の商品読取装置は、認識手段、判定手段、第1の識別手段および第2の識別手段を備える。認識手段は、撮像デバイスが撮像した動画に含まれるオブジェクトを認識する。判定手段は、認識手段が認識したオブジェクトが動画のフレーム範囲内に定めた第1の領域まで移動する間に、フレーム範囲内に第1の領域とは別に定めた第2の領域を通過したか否かを判定する。第1の識別手段は、判定手段が通過と判定したことに応じて、第1の領域内にてオブジェクトに表れた特徴量に基づいて売上商品の候補となる候補商品を識別する。第2の識別手段は、判定手段が非通過と判定したことに応じて、第1の領域内にてオブジェクトに含まれた光学式マークが表す商品データを識別する。
一実施形態に係る商品読取装置を含んだ店舗会計システムの外観図。 図1に示す店舗会計システムにおける電気的要素のブロック図。 領域設定テーブルに含まれた設定情報による各機能領域の定義の一例を示す図。 商品読取処理のフローチャート。 識別処理のフローチャート。 出力処理のフローチャート。 オペレータにより移動される売上商品の動線とフレーム範囲との位置関係を示す図。 オペレータにより移動される売上商品の動線とフレーム範囲との位置関係を示す図。 案内画像の一例を示す図。 案内画像の一例を示す図。 各機能領域の定義の変形例を示す図。
以下、商品読取装置の実施形態について、図面を用いて説明する。この実施形態は、スーパーマーケット等の店舗に設けられた会計カウンタに立設される縦型の商品読取装置に適用した場合である。
図1は本実施形態に係る商品読取装置を含んだ店舗会計システムの外観図である。この店舗会計システムは、商品読取装置100およびPOS(point of sales)端末200を含む。商品読取装置100は、会計カウンタ300の上に取り付けられる。POS端末200は、レジ台400に載置されたドロワ500の上に設置される。商品読取装置100とPOS端末200とは、図示しない通信ケーブルにより電気的に接続される。ドロワ500に代えて、自動釣銭機が設置される場合もある。
商品読取装置100は、ハウジング101、キーボード102、タッチパネル103、客用ディスプレイ104および撮像部105を含む。
ハウジング101は、平型の箱状をなし、会計カウンタ300の上に立つ。ハウジング101は、上端においてキーボード102、タッチパネル103、客用ディスプレイ104を支持し、内部において撮像部105を支持する。ハウジング101は、撮像部105に対向して読取窓101aを有し、読取窓101aの前に位置する物体(オブジェクト)を読取窓101aを介して撮像部105により撮像可能とする。
POS端末200は、ハウジング201、キーボード202、オペレータ用ディスプレイ203、客用ディスプレイ204およびプリンタ205を含む。
ハウジング201は、キーボード202をその一部を外部に露出する状態で支持し、オペレータ用ディスプレイ203および客用ディスプレイ204を外部に位置する状態で支持し、プリンタ205を内部にて支持する。
会計カウンタ300は、細長い天板300aを含む。会計カウンタ300は、天板の長手方向に沿った顧客通路(図1における奥側)とオペレータスペース(図1における手前側)とを分ける。ハウジング101は、天板300aの長手方向の略中央に位置し、キーボード102、タッチパネル103および読取窓101aをそれぞれオペレータスペース側に向けるとともに、客用ディスプレイ104を顧客通路側に向ける。天板300aの上面は、商品読取装置100を挟んで顧客移動方向の上流側の領域は、買物客が購入しようとする商品のうちの売上登録が済んでいない商品を置くためのスペースとして使用され、また、下流側の領域は、売上登録が済んだ商品を置くためのスペースとして使用される。かくして通常は、売上商品は顧客移動方向の上流側の領域から、読取窓101aの前を通して下流側の領域へと移される。つまり、売上登録の際の売上商品の動線方向は、顧客の移動方向にほぼ一致する。売上商品の標準的な動線(以下、標準的動線と称する)は、図1における右側から左側に向かう水平方向となる。
レジ台400は、顧客通路における顧客の移動方向に対して下流側の会計カウンタ300の端部に並ぶようにオペレータスペース側に位置する。
図2は図1に示す店舗会計システムにおける電気的要素のブロック図である。なお、図2に示される要素のうちで図1に示されるのと同一の要素には図1と同一の符号を付する。
商品読取装置100は電気的要素として、キーボード102、タッチパネル103、客用ディスプレイ104のほかに、撮像デバイス105a、CPU(central processing unit)106、ROM(read-only memory)107、RAM(random-access memory)108、キーボードインタフェース(キーボードI/F)109、パネルインタフェース(パネルI/F)110、表示インタフェース(表示I/F)111、撮像インタフェース(撮像I/F)112、POS端末インタフェース(POS端末I/F)113およびバスライン114を含む。なお、バスライン114は、アドレスバスおよびデータバスなどを含み、CPU106、ROM107、RAM108、キーボードインタフェース109、パネルインタフェース110、表示インタフェース111、撮像インタフェース112およびPOS端末インタフェース113を互いに接続する。
キーボード102は、複数のキースイッチを含み、これらのキースイッチに対するオペレータによる操作の内容を表したコマンドを出力する。
タッチパネル103は、例えばLCD(liquid crystal display)などの表示デバイスと、この表示デバイスの表示画面に重ねて配置された透明な二次元タッチセンサとを含む。タッチパネル103は、CPU106の制御の下に任意の画像を表示デバイスにおいて表示する。タッチパネル103は、表示デバイスの表示画面におけるオペレータのタッチ位置を二次元タッチセンサにて検出し、そのタッチ位置を表す座標データを出力する。タッチパネル103は、オペレータに対して提示するべき各種の情報を表した画像を表示したり、オペレータの操作を入力するために利用される。
客用ディスプレイ104は、CPU106の制御の下に任意の文字列または画像を表示する。客用ディスプレイ104は、客に対して提示するべき各種の文字列や画像を表示するために利用される。客用ディスプレイ104としては、例えば蛍光管表示器またはLCDが利用できる。
撮像デバイス105aは、図示しない撮像レンズとともに撮像部105に含まれる。撮像デバイス105aは、エリアイメージセンサであるCCD(charge coupled device)撮像素子とその駆動回路とを含む。撮像レンズは、撮像領域の画像をCCD撮像素子に結像する。撮像領域とは、読取窓101aから撮像レンズを通してCCD撮像素子のエリアに結像する領域を指す。撮像デバイス105aは、撮像領域の画像(フレーム画像)を表すフレームデータを一定の時間間隔で取得し、当該フレームデータを出力する。かくして、撮像デバイス105aによる撮像方向は、ハウジング101の内部から読取窓101aを通してハウジング101の外部へと向かう方向となる。つまり、撮像デバイス105から見た標準的動線は、左から右への方向となり、フレーム画像の左側が標準的動線の上流側に、また右側が下流側になる。
CPU106は、ROM107およびRAM108に記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、商品読取装置100としての各種の動作を実現するべく商品読取装置100の各要素を制御する。
ROM107は、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM107は、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM107は、CPU106が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。ROM107は、領域設定テーブルを記憶する。
領域設定テーブルは、フレーム画像の範囲(フレーム範囲)内における各種の機能領域を定義する設定情報を含む。
図3は領域設定テーブルに含まれた設定情報による各機能領域の定義の一例を示す図である。
図3の例ではフレーム範囲10内に、識別領域11、トグル領域12、一位候補領域13、二位候補領域14および三位候補領域15の5つの機能領域が定義されている。
識別領域11は、フレーム範囲10内のほぼ中央に配置された矩形領域である。トグル領域12は、フレーム範囲10内における標準的動線の上流側(図3中の左側)の端部に、下方にオフセットして配置された台形領域である。一位候補領域13は、フレーム範囲10内における標準的動線の下流側の端部のほぼ中央に配置された台形領域である。二位候補領域14は、フレーム範囲10内における上方の端部に、標準的動線の下流側にオフセットして配置された台形領域である。三位候補領域15は、フレーム範囲10内における下方の端部に、標準的動線の下流側にオフセットして配置された台形領域である。なお、各機能領域の形状は、それぞれ任意である。なお、識別領域11は第1の領域に、トグル領域12は第2の領域に、一位候補領域13、二位候補領域14および三位候補領域15は複数の第3の領域にそれぞれ相当する。なお、これらの一位候補領域13、二位候補領域14および三位候補領域15の配置は、これに限定されるものではなく、任意にその配置を変更し形成することも可能である。
RAM108は、CPU106が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM108は、CPU106が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。モーションテーブルは、RAM108が記憶しても良い。
ROM107またはRAM108に記憶されるアプリケーションプログラムには、後述する処理に関して記述した商品読取プログラムを含む。なお、商品読取装置100の譲渡は、一般的に商品読取プログラムがROM107に記憶された状態にて行われる。商品読取装置にEEPROM(electric erasable programmable read-only memory)、ハードディスクドライブ、あるいはSSD(solid state drive)などの補助記憶デバイスを設けて、この補助記憶デバイスに商品読取プログラムを記憶した状態にて商品読取装置100の譲渡がなされても良い。しかし、商品読取プログラムがROM107や補助記憶デバイスに記憶されない状態で商品読取装置100が譲渡されるとともに、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体に記録して、あるいはネットワークを介して商品読取プログラムが譲渡され、この商品読取プログラムが上記の別途に譲渡された商品読取装置100のRAM108や補助記憶デバイスに書き込まれても良い。
キーボードインタフェース109は、キーボード102とCPU106とのデータの授受をインタフェースする。キーボードインタフェース109としては、例えばPS/2規格またはUSB(universal serial bus)規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
パネルインタフェース110は、タッチパネル103とCPU106とのデータおよび映像信号の授受をインタフェースする。パネルインタフェース110は、表示デバイス用のインタフェースとタッチセンサ用のインタフェースとを含む。表示デバイス用のインタフェースとしては、例えばVGA(video graphics array)規格(アナログRGB規格)、DVI(digital video interface)規格またはLVDS(low voltage differential signaling)規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。タッチセンサ用のインタフェースとしては、例えばUSB規格またはRS(recommended standard)−232C規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
表示インタフェース111は、客用ディスプレイ104とCPU106との映像信号の授受をインタフェースする。表示インタフェース111としては、客用ディスプレイ104が蛍光表示器である場合には例えばUSB規格またはRS−232C規格に準拠した周知のデバイスを利用でき、客用ディスプレイ104がLCDである場合には例えばVGA規格、DVI規格またはLVDS規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
撮像インタフェース112は、撮像デバイス105aとCPU106とのデータの授受をインタフェースする。撮像インタフェース112としては、例えばUSB規格またはIEEE(institute of electrical and electronic engineers)1394規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
POS端末インタフェース113は、POS端末200とCPU106とのデータの授受をインタフェースする。POS端末インタフェース113としては、例えばUSB規格またはRS−232C規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
POS端末200は電気的要素として、キーボード202、オペレータ用ディスプレイ203、客用ディスプレイ204およびプリンタ205のほかに、CPU206、ROM207、RAM208、補助記憶ユニット209、キーボードインタフェース210、表示インタフェース(表示I/F)211,212、プリンタインタフェース(プリンタI/F)213、読取装置インタフェース(読取装置I/F)214、ドロワインタフェース(ドロワI/F)215、通信デバイス216およびバスライン217を含む。なお、バスライン217は、アドレスバスおよびデータバスなどを含み、CPU206、ROM207、RAM208、補助記憶ユニット209、キーボードインタフェース210、表示インタフェース211、表示インタフェース212、プリンタインタフェース213、読取装置インタフェース214、ドロワインタフェース215および通信デバイス216を互いに接続する。
キーボード202は、複数のキースイッチを含み、これらのキースイッチに対するオペレータによる操作の内容を表したコマンドを出力する。
オペレータ用ディスプレイ203は、CPU206の制御の下に任意の画像を表示する。オペレータ用ディスプレイ203は、オペレータに対して提示するべき各種の画像を表示するために利用される。オペレータ用ディスプレイ203としては、例えばLCDが利用できる。
客用ディスプレイ204は、CPU206の制御の下に任意の文字列または画像を表示する。客用ディスプレイ204は、客に対して提示するべき各種の文字列や画像を表示するために利用される。客用ディスプレイ204としては、例えば蛍光管表示器またはLCDが利用できる。
プリンタ205は、CPU206の制御の下に、取引の内容を表したレシート画像をレシート用紙に対してプリントする。プリンタ205としては、周知の各種方式の既存のプリンタが利用できる。典型的にはプリンタ205は、サーマルプリンタである。
CPU206は、ROM207およびRAM208に記憶されたオペレーティングシステム、ミドルウェアおよびアプリケーションプログラムに基づいて、POS端末200としての各種の動作を実現するべく各部を制御する。
ROM207は、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM207は、上記のミドルウェアやアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM207は、CPU206が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM208は、CPU206が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM208は、CPU206が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。RAM208の記憶領域の一部は、売上登録された商品についての情報を管理するための商品リストエリアとして使用される。
補助記憶ユニット209は、例えばハードディスクドライブやSSDなどであり、CPU206が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU206での処理によって生成されたデータを保存する。
キーボードインタフェース210は、キーボード202とCPU206とのデータの授受をインタフェースする。キーボードインタフェース210としては、例えばPS/2規格またはUSB規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
表示インタフェース211は、オペレータ用ディスプレイ203とCPU106との映像信号の授受をインタフェースする。表示インタフェース211としては、例えばVGA規格、DVI規格またはLVDS規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
表示インタフェース212は、客用ディスプレイ204とCPU206との映像信号の授受をインタフェースする。表示インタフェース212としては、客用ディスプレイ204が蛍光表示器である場合には例えばUSB規格またはRS−232C規格に準拠した周知のデバイスを利用でき、客用ディスプレイ204がLCDである場合には例えばVGA規格、DVI規格またはLVDS規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
プリンタインタフェース213は、プリンタ205とCPU206とのデータの授受をインタフェースする。プリンタインタフェース213としては、例えばUSB規格、RS−232C規格またはIEEE1284規格(いわゆるセントロニクス仕様)などに準拠した周知のデバイスを利用できる。
読取装置インタフェース214は、商品読取装置100とCPU206とのデータの授受をインタフェースする。読取装置インタフェース214としては、POS端末インタフェース113が準拠する規格に準拠した周知のデバイスを利用できる。
ドロワインタフェース215は、CPU206からドロワ開放が指示されたことに応じてドロワ500を開放させるための駆動信号をドロワ500に対して出力する。
通信デバイス216は、通信ネットワーク600を介してサーバ700と通信する。通信デバイス216としては、例えば既存のLAN通信デバイスを適用できる。
次に以上のように構成された店舗会計システムにおける商品読取装置100の動作について説明する。
図4は商品読取処理のフローチャートである。
例えばキーボード202でのオペレータによる所定の操作により売上商品の登録の開始が指示されるなどにより登録処理の開始条件が成立すると、CPU206は読取装置インタフェース214より読取開始コマンドを商品読取装置100へ送る。この読取開始コマンドは、POS端末インタフェース113によりCPU106に通知される。そして読取開始コマンドを受けるとCPU106は、図4に示す商品読取処理を開始する。あるいは、キーボード102またはタッチパネル103でのオペレータによる所定の操作により売上商品の登録の開始が指示されるなどにより登録処理の開始条件が成立すると、CPU106は図4に示す商品読取処理を商品読取プログラムに基づき開始する。
ステップSa1においてCPU106は、撮像インタフェース112より撮像デバイス105aに対して撮像オン信号を出力する。この撮像オン信号を受けて撮像デバイス105aは、動画撮像を開始する。かくして、この状態においてオペレータが手で把持した売上商品を読取窓101aにかざすと、撮像デバイス105aが撮像した動画に売上商品が映り込む。
ステップSa2においてCPU106は、変数Ft,Fc,F1,F2,F3,Ffをいずれも0にクリアする。これら変数Ft,Fc,F1,F2,F3,Ffは、いずれも「0」または「1」の値をとる。変数Ftは、バーコード認識モードが有効であるときに「0」の値をとり、オブジェクト認識モード有効であるときに「1」の値をとる。変数Fcは、商品が継続してトグル領域12に位置している状態であるときに「1」の値をとる。変数F1は、一位の候補商品が選択された状態であるときに「1」の値をとる。変数F2は、二位の候補商品が選択された状態であるときに「1」の値をとる。変数F3は、三位の候補商品が選択された状態であるときに「1」の値をとる。変数Ffは、動画に映り込んでいる商品についての識別が完了しているときに「1」の値をとる。
ステップSa3においてCPU106は、撮像デバイス105aが出力するフレームデータをRAM108に保存する。
ステップSa4においてCPU106は、RAM108に保存したフレームデータを解析して、当該フレームデータが表すフレーム画像に含まれる商品が存在することを認識する。言い換えるとCPU106は、フレーム画像中に含まれる商品を検出する。具体的には、CPU106は先ず、フレーム画像から肌色領域の検出を試みる。肌色領域を検出できた場合、すなわちオペレータの手がフレーム画像に映り込んでいる場合にCPU106は、フレーム画像を二値化した上で、これにより得られた二値化画像から輪郭線などを抽出する。これにより、CPU106は、オペレータの手が把持していると想定される商品の輪郭を抽出する。このようにしてCPU106は、商品を識別すべきオブジェクトとして認識(検出)する。かくしてCPU106は、認識手段として機能している。なお、オブジェクトは、次の手法により直接的に認識(検出)しても良い。すなわちCPU106はまず、RAM108に保存したフレームデータを解析して、フレーム画像を二値化した画像から輪郭線等を抽出する。そしてCPU106は、フレーム画像に映し出されているオブジェクトの輪郭抽出を試み、オブジェクトの輪郭が抽出できたならば、物体が存在することを認識(検出)する。
ステップSa5においてCPU106は、商品の認識に成功したか否かを確認する。そしてここでYESと判定したならばCPU106は、ステップSa6へ進む。
ステップSa6においてCPU106は、フレーム画像中にて商品を認識した位置がトグル領域12内であるか否かを確認する。商品をトグル領域12内で認識した場合にCPU106は、ステップSa6にてYESと判定し、ステップSa7へ進む。
ステップSa7においてCPU106は、変数Fcの値が「0」であるか否かを確認する。つまりCPU106は、商品が継続してトグル領域12に位置している状態であるか否かを確認する。そして変数Fcの値が「0」である場合には商品が継続してトグル領域12に位置している状態ではないので、商品が新たにトグル領域12に入った場合に、CPU106はステップSa7にてYESと判定することとなる。そしてこの場合にCPU106は、ステップSa8へ進む。
ステップSa8においてCPU106は、変数Ftの値を反転させる。すなわちCPU106は、変数Ftの値が「0」であるならば「1」に変更し、「1」であるならば「0」に変更する。つまりCPU106は、動画に映り込んでいる商品が新たにトグル領域12に入り込む毎に、認識モードを変更する。
ステップSa9においてCPU106は、変数Ffの値を「0」とするとともに、変数Fcの内容を「1」とする。つまりCPU106は、認識モードを変更したならば、動画に映り込んでいる商品についての識別が完了しているとしても、それをキャンセルする。またCPU106は、商品が継続してトグル領域12に位置している状態であることを表すように変数Fcを変更する。
ステップSa9を終えたならばCPU106は、ステップSa3に戻る。なお、変数Fcの値が「1」である場合、つまり商品が継続してトグル領域12に新たに入ったのではない場合には、CPU106はステップSa8,9を実行することなくステップSa3に戻る。
商品を認識したのがトグル領域12内ではない場合にCPU106は、ステップSa6にてNOと判定し、ステップSa10へ進む。
ステップSa10においてCPU106は、商品が継続してトグル領域12に位置している状態ではないことを表すように、変数Fcの値を「0」にする。
ステップSa11においてCPU106は、フレーム画像中にて商品を認識した位置が識別領域11内であるか否かを確認する。商品を識別領域11内で認識した場合にCPU106は、ステップSa11にてYESと判定し、ステップSa12へ進む。
ステップSa12においてCPU106は、変数Ffの値が「0」であるか否かを確認する。そして、動画に映り込んでいる商品についての識別が完了していないために変数Ffの値が「0」である場合にCPU106は、ステップSa12でYESと判定し、ステップSa13へ進む。
ステップSa13においてCPU106は、商品読取プログラムに基づいて識別処理を実行する。
図5は識別処理のフローチャートである。なお、図4および図5では、識別処理を商品読取処理のサブルーチンとして図示しているが、識別処理は商品読取処理と一体的であっても良い。
ステップSb1においてCPU106は、変数Ftの値が「1」であるか否かを確認する。そして、変数Ftの値が「0」であるためにNOと判定したならばCPU106は、ステップSb1からステップSb2へと進む。つまりCPU106は、バーコード認識モードが有効となっているならば、ステップSb2へと進む。
なお、変数Ftの値は初期状態では「0」であるから、動画に新たに映り込んだ商品がトグル領域12に最初に入り込んだ際には、変数Ftの値は「1」とされ、オブジェクト認識を行う状態が設定されることになる。かくして動画に新たに映り込んだ商品が識別領域11まで移動する間にトグル領域12を通過した場合には、変数Ftの値が「1」である。このため、ステップSb1は、動画に新たに映り込んだ商品が識別領域11まで移動する間にトグル領域12を通過したか否かの判定を含んでいるのであり、CPU106は判定手段として機能している。
ステップSb2においてCPU106は、識別領域11内に映り込んでいる商品に付いているバーコードを認識し、そのバーコードが表すバーコードデータを取得する。すなわちCPU106は、第2の識別手段として機能する。なおCPU106は、ここで取得したバーコードデータをRAM108に書き込む。
なお、以上の説明のように本実施形態においては、商品が識別領域11まで移動する間にトグル領域12を通過していないと判定した場合には、このことをトリガとして、バーコードデータを取得する。しかしながら、上記判定の後における別の事象をトリガとして実行する判断において、上記の判定結果を確認した上でバーコードデータを取得しても良い。
変数Ftの値が「1」であるためにステップSb1にてYESと判定したならばCPU106は、ステップSb1からステップSb3へと進む。つまりCPU106は、オブジェクト認識モードが有効となっているならば、ステップSb3へと進む。
ステップSb3においてCPU106は、識別領域11内に映り込んでいる商品をオブジェクト認識技術を使用して識別する。つまりCPU106は、第1の識別手段として機能する。
具体的には、CPU105は、ステップSa4にて最も新しく抽出した輪郭内の画像から、商品の形状、表面の色合い、模様、凹凸状況等の特徴量を読み取る。そしてCPU106は、読み取った特徴量と、各商品に予め関連付けられた特徴量とのマッチングからフレーム画像に映り込んでいる商品を識別する。この識別のために、ROM8または補助記憶ユニット209には、認識辞書ファイルを記憶しておく。認識辞書ファイルは、認識対象である商品毎に、その商品を識別する商品ID(PLUコード)および商品名と関連付けて、複数の特徴量データを記述する。対応する商品ID(PLUコード)で識別される商品を撮影した基準画像から、その商品の表面情報(外観形状、色合い、模様、凹凸具合等)である外観上の特徴量を抽出し、この外観特徴量をパラメータで表わしたものを特徴量データとする。そして、1つの商品に対し、その商品を様々な方向から撮影した基準画像のそれぞれから得た特徴量データを、該当する商品の商品IDに関連付けている。1つの商品に対する特徴量データの数は、固定ではない。また、特徴量データの数は、商品によって異なっていても良い。また、商品名は必ずしも商品別辞書データに含まれていなくても良い。
ここでの商品の識別には、一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれる。この一般物体認識の技術については、下記の文献において各種認識技術が解説されており、この技術を上記のオブジェクト認識に利用できる。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”,情報処理学会論文誌,Vol.48,No.SIG16[平成22年8月10日検索],インターネット< URL: http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf >
また、画像をオブジェクト毎に領域分割することによって、一般物体認識を行う技術が、下記の文献において解説されており、この技術も上記のオブジェクト認識に利用できる。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”,[平成22年8月10日検索],インターネット< URL: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=repl&type=pdf >
なお、以上の説明のように本実施形態においては、商品が識別領域11まで移動する間にトグル領域12を通過したと判定したことをトリガとして、オブジェクト認識を使用しての商品識別を行う。しかしながら、上記判定の後における別の事象をトリガとして実行する判断において、上記判定を確認した上でオブジェクト認識を使用しての商品識別を行っても良い。
このようにしてCPU106は商品を認識するが、外観が類似する商品は少なからず存在することが一般的であるため、1つの商品に絞り込めるとは限らず、複数の候補商品が残る場合もある。
そこでステップSb4においてCPU106は、複数の候補商品が有るか否かを確認する。そして1つの商品に絞り込めたならばCPU106は、NOと判定してステップSb5へ進む。
ステップSb5においてCPU106は、識別した1つの商品を売上商品として決定する。なおCPU106は、ここで売上商品として決定した商品のPLU(price look up)コードをRAM108に書き込む。
複数の候補商品があるためにステップSb4にてYESと判定したならばCPU106は、ステップSb6へと進む。
ステップSb6においてCPU106は、複数の候補商品の中から類似度の高いもの最大3つまでを、類似度が高い順に一位候補〜三位候補として設定する。なおCPU106は、一位候補〜三位候補のそれぞれのPLUコードをRAM108に書き込む。
ステップSb2、ステップSb5およびステップSb6のいずれかを終えたならばCPU106は、ステップSb7へ進む。
ステップSb7においてCPU106は、変数Ffの値を、動画に映り込んでいる商品についての識別が完了していることを表すように「1」とする。
ステップSb7を終えるとCPU106は識別処理を終了する。そしてこののちにCPU106は、図4中のステップSa3に戻る。
なお、変数Ffが「1」であるために図4中のステップSa12でNOと判定したならばCPU106は、上記のような識別処理を実行することなくステップSa3に戻る。
さて、フレーム画像中にて商品を認識した位置が識別領域11内ではない場合にCPU106は、ステップSa11にてNOと判定し、ステップSa14へ進む。
ステップSa14〜16においてCPU106は、フレーム画像中にて商品を認識した位置が一位候補領域13、二位候補領域14内および三位候補領域15内のいずれであるか、あるいはいずれでもないかを確認する。そして商品を一位候補領域13内で認識した場合にCPU106は、ステップSa14にてYESと判定し、ステップSa17へ進む。
ステップSa17においてCPU106は、変数F1の値を「1」とするとともに、変数F2,F3の値をいずれも「0」とする。すなわちCPU106は、一位候補のみが選択された状態であることを表すように変数F1,F2,F3を設定する。こののちにCPU106は、ステップSa3に戻る。
商品を二位候補領域14内で認識した場合にCPU106は、ステップSa15にてYESと判定し、ステップSa18へ進む。
ステップSa18においてCPU106は、変数F2の値を「1」とするとともに、変数F1,F3の値をいずれも「0」とする。すなわちCPU106は、二位候補のみが選択された状態であることを表すように変数F1,F2,F3を設定する。こののちにCPU106は、ステップSa3に戻る。
商品を三位候補領域15内で認識した場合にCPU106は、ステップSa16にてYESと判定し、ステップSa19へ進む。
ステップSa19においてCPU106は、変数F3の値を「1」とするとともに、変数F1,F2の値をいずれも「0」とする。すなわちCPU106は、三位候補のみが選択された状態であることを表すように変数F1,F2,F3を設定する。こののちにCPU106は、ステップSa3に戻る。
そして、フレーム画像中にて商品を認識した位置が一位候補領域13、二位候補領域14内および三位候補領域15内のいずれでもない場合にCPU106は、ステップSa16においてNOと判定し、そのままステップSa3に戻る。
ステップSa4における商品の認識に成功しなかったならばCPU106は、ステップSa5にてNOと判定し、ステップSa20へ進む。
ステップSa20においてCPU106は、変数Ffの値が「1」であるか否かを確認する。そして変数Ffの値が「1」であるためにここでYESと判定したならばCPU106は、ステップSa21へ進む。なお、ここで変数Ffの値が「1」であるのは、識別が完了した商品が動画に映り込まなくなった直後である。
ステップSa21においてCPU106は、商品読取プログラムに基づいて出力処理を実行する。
図6は出力処理のフローチャートである。なお、図6および図4では、出力処理を商品読取処理のサブルーチンとして図示しているが、出力処理は商品読取処理と一体的であっても良い。
ステップSc1においてCPU106は、変数Ftの値が「0」であるか否かを確認する。そしてバーコード認識モードが有効であるために変数Ftの値が「0」であるならば、CPU106はYESと判定し、ステップSc2へ進む。
ステップSc2においてCPU106は、識別処理のステップSb2において取得したバーコードデータをRAM108から読み出し、当該バーコードデータをPOS端末インタフェース113からPOS端末200へと出力する。
一方、オブジェクト認識モードが有効であるために変数Ftの値が「1」であるならば、CPU106はステップSc1においてNOと判定し、ステップSc3へ進む。
ステップSc3においてCPU106は、複数の候補商品があるか否かを確認する。そして識別処理のステップSb5において1つの売上商品のみを決定したならばここでNOと判定し、ステップSc4へ進む。
ステップSc4においてCPU106は、識別処理のステップSb5において決定した売上商品のPLUコードをRAM108から読み出し、当該PLUコードをPOS端末インタフェース113からPOS端末200へと出力する。
これに対して、識別処理のステップSb6において複数の候補商品を設定したならば、CPU106はステップSc3でYESと判定し、ステップSc5へ進む。
ステップSc5においてCPU106は、変数F1の値が「1」であるか否かを確認する。そして変数F1の値が「1」であるためにYESと判定したならばCPU106は、ステップSc6へ進む。つまり、一位候補が選択された状態である場合に、CPU106はステップSc6へ進む。
ステップSc6においてCPU106は、識別処理のステップSb5において決定した一位候補のPLUコードをRAM108から読み出し、当該PLUコードを売上商品のPLUコードとしてPOS端末インタフェース113からPOS端末200へと出力する。
変数F1の値が「0」であるためにステップSc5でNOと判定したならばCPU106は、ステップSc7へ進む。
ステップSc7においてCPU106は、変数F2の値が「1」であるか否かを確認する。そして変数F2の値が「1」であるためにYESと判定したならばCPU106は、ステップSc8へ進む。つまり、二位候補が選択された状態である場合に、CPU106はステップSc8へ進む。
ステップSc8においてCPU106は、識別処理のステップSb5において決定した二位候補のPLUコードをRAM108から読み出し、当該PLUコードを売上商品のPLUコードとしてPOS端末インタフェース113からPOS端末200へと出力する。
変数F2の値が「0」であるためにステップSc7でNOと判定したならばCPU106は、ステップSc9へ進む。
ステップSc9においてCPU106は、変数F3の値が「1」であるか否かを確認する。そして変数F3の値が「1」であるためにYESと判定したならばCPU106は、ステップSc10へ進む。つまり、三位候補が選択された状態である場合に、CPU106はステップSc10へ進む。
ステップSc10においてCPU106は、識別処理のステップSb5において決定し三位候補のPLUコードをRAM108から読み出し、当該PLUコードを売上商品のPLUコードとしてPOS端末インタフェース113からPOS端末200へと出力する。
以上のようにCPU106は、選定手段として機能する。
変数F3の値が「0」であるためにステップSc9でNOと判定したならばCPU106は、ステップSc11へ進む。この場合は、いずれの候補商品も選択されていない状態にある。
ステップSc11においてCPU106は、選択要求画面をタッチパネル103にて表示する。選択要求画面は、一位〜三位の候補商品のうちの1つの指定またはキャンセル指示をオペレータに行わせる画面である。オペレータは、この選択要求画面に従って、売上商品に合致する候補商品の1つを指定する操作を行うか、候補商品のいずれもが売上商品に合致しない場合にはキャンセル指示の操作を行うこととする。これらの操作は、例えばタッチパネル103にて受け付ける。
ステップSc12においてCPU106は、上記のような候補商品の指定が行われたか否かを確認する。当該指定が行われないためにここでNOと判定したならばCPU106は、ステップSc13へ進む。
ステップSc13においてCPU106は、キャンセル指示がなされたか否かを確認する。キャンセル指示がなされていないためにここでNOと判定したならばCPU106は、ステップSc12に戻る。
かくしてCPU106はステップSc12およびステップSc13においては、上記のような候補商品の指定かキャンセル指示が行われるのを待ち受ける。そして候補商品の指定が行われたならば、CPU106はステップSc12にてYESと判定し、ステップSc14へ進む。
ステップSc14においてCPU106は、指定された候補商品のPLUコードをRAM108から読み出し、売上商品のPLUコードとしてPOS端末インタフェース113からPOS端末200へと出力する。
一方で、キャンセル指示がなされたためにステップSc13にてYESと判定したならばCPU106は、ステップSc14を行うことなしに、すなわちいずれの候補商品のPLUコードも出力することなしに出力処理を終了し、図4中のステップSa2に戻る。つまりCPU106は、直前の商品識別の結果をキャンセルする。
ステップSc2,4,6,7,10,14のいずれかでのデータ出力を終えたならばCPU106は、図5に示す出力処理を終了し、図4中のステップSa2に戻る。
なお、変数Ffが「0」であるために図4中のステップSa20でNOと判定したならばCPU106は、上記のような出力処理を実行することなくステップSa3に戻る。
以上のような処理により、オペレータが売上商品を読取窓101aの前にかざしている間、その商品が繰り返し認識され、その商品のフレーム範囲10内での位置が、識別領域11、トグル領域12、一位候補領域13、二位候補領域14および三位候補領域15のいずれかであるかどうかが確認される。そしてオペレータが売上商品をトグル領域12内へと移動させる毎に、商品識別のモードが切り換えられる。オペレータが売上商品を認識領域11内へと移動させると、この商品についての識別が未完了であるならば、この商品についての識別が行われる。この識別においては、設定されているモードに応じて、オブジェクト認識技術またはバーコード認識技術が選択的に適用される。オペレータが売上商品を一位候補領域13内へと移動させると、一位の候補商品が存在するならば、その候補商品が売上商品とされる。オペレータが売上商品を二位候補領域14内へと移動させると、二位の候補商品が存在するならば、その候補商品が売上商品とされる。オペレータが売上商品を三位候補領域15内へと移動させると、三位の候補商品が存在するならば、その候補商品が売上商品とされる。
商品が認識できない状態では、各変数を0にクリアすることにより新たな売上商品についての識別開始に備えた状態で、新たな売上商品が読取窓101aの前にかざされて商品が認識できるようになるのを待ち受ける。ただし、識別が完了した売上商品をオペレータが読取窓101aの前から外したことにより商品が認識できなくなった直後には、識別された売上商品のバーコードデータまたはPLUコードが商品読取装置100からPOS端末200へと送られる。
図7はオペレータにより移動される売上商品の動線とフレーム範囲10との位置関係を示す図である。なお、図7はオペレータからの見た目を示しているため、各機能領域が図3とは鏡像関係となっている。
前述したように、売上商品の標準的動線は、図1における右側から左側に向かう水平方向である。図7中の動線21,22は、標準的動線と実質的に同じである。
しかし動線21では、売上商品がトグル領域12内を通らないため、商品読取装置100はバーコード認識技術によるバーコードデータの取得を試みる。
一方で動線22では、売上商品がトグル領域12内を一度のみ通るため、商品読取装置100はオブジェクト認識技術による商品の識別を試みる。そして、一位候補領域13、二位候補領域14および三位候補領域15のうちの一位候補領域13のみを通るため、複数の候補商品が有った場合には、商品読取装置100はそれら複数の候補商品のうちで類似度が最も高い商品を売上商品とする。
かくして商品読取装置100によれば、オペレータが標準的動線に準ずる動線で売上商品を移動させる場合でも、動線の上流側にて商品をフレームインさせる位置をオペレータが変化させることにより、バーコード認識技術によるバーコードデータの取得と、オブジェクト認識技術による商品の識別とを使い分けることができる。つまり、バーコード認識技術によりバーコードデータを取得するバーコード認識モードと、オブジェクト認識技術により商品を識別するオブジェクト認識モードとの切り替え(言い換えると、バーコード認識モードと、オブジェクト認識モードの設定)を、モード切り替え(言い換えるとモード設定)操作を伴わずに行うことができ、そのようなモード切り替え操作を行う場合に比べてオペレータの負担を軽減できる。しかも、いずれのモードにおいても同一の撮像デバイス105aを使用するため、別々の撮像デバイスを個別に設けることによるコストアップも生じない。
なお、バーコード付きの売上商品をフレームインさせるべき位置とバーコード無しの売上商品をフレームインさせるべき位置とをオペレータが簡易に認識できるように、ハウジング101または読取窓101aにおいて図7中に一点鎖線31で示す位置に相当する位置またはその近傍に、線やマークなどを形成しておくと良い。あるいは、一点鎖線31で示す位置に相当する位置に仕切り板などを配置しても良い。
さて、図7に示した動線23,24は、動線21,22に比べると大きく曲がっているものの、標準的動線と同様に右側から左側に向かう。
動線23では、売上商品がトグル領域12内を一度のみ通る、商品読取装置100はオブジェクト認識技術による商品の識別を試みる。そして、一位候補領域13、二位候補領域14および三位候補領域15のうちの二位候補領域14のみを通るため、複数の候補商品が有った場合には、商品読取装置100はそれら複数の候補商品のうちで類似度が二番目に高い商品を売上商品とする。
動線24では、売上商品がトグル領域12内を一度のみ通るため、商品読取装置100はオブジェクト認識技術による商品の識別を試みる。そして、一位候補領域13、二位候補領域14および三位候補領域15のうちの三位候補領域15のみを通るため、複数の候補商品が有った場合には、商品読取装置100はそれら複数の候補商品のうちで類似度が三番目に高い商品を売上商品とする。
このように商品読取装置100によれば、動線の下流側にて商品をフレームアウトさせる位置をオペレータが変化させることにより、オブジェクト認識技術により絞り込むことができなかった複数の候補商品のうちの1つを売上商品として確定することができる。つまり、複数の候補商品のうちの1つの選択を、そのための選択操作を行わずに行うことができ、そのような選択操作を行う場合に比べてオペレータの負担が軽減できる。
図8はオペレータにより移動される売上商品の動線とフレーム範囲10との位置関係を示す図である。なお、図8も図7と同様に、各機能領域が図3とは鏡像関係となっている。
動線25は、フレームイン時には売上商品がトグル領域12を通ることなく識別領域11に入るため、商品読取装置100はまずはバーコード認識技術によるバーコードデータの取得を試みる。しかしその後に、売上商品がトグル領域12に入り、さらにその後に売上商品が識別領域11に入るため、商品読取装置100はオブジェクト認識技術による商品識別を改めて試みる。
このように商品読取装置100によれば、オペレータがバーコード無し商品をバーコード付き商品であると勘違いしてトグル領域12を通さないように識別領域11まで売上商品を移動させた場合でも、売上商品を一旦トグル領域内12まで戻し、さらに識別領域11内まで移動させれば良い。これにより、売上商品をフレームアウトさせた上で動線22のような売上商品の移動をやり直す場合に比べて、オペレータの負担が軽減される。
動線26は、フレームイン時には売上商品がトグル領域12を通ったのちに識別領域11に入るため、商品読取装置100はまずはオブジェクト認識技術による商品識別を試みる。しかしその後に、売上商品がトグル領域12に入り、さらにその後に売上商品が識別領域11に入るため、商品読取装置100はバーコード認識技術によるバーコードデータの取得を改めて試みる。
このように商品読取装置100によれば、オペレータがバーコード付き商品をバーコード無し商品であると勘違いしてトグル領域12を通して識別領域11まで売上商品を移動させた場合でも、売上商品を一旦トグル領域内12まで戻し、さらに識別領域11内まで移動させれば良い。これにより、売上商品をフレームアウトさせた上で動線21のような売上商品の移動をオペレータがやり直す場合に比べて、オペレータの負担が軽減できる。
動線27は、フレームイン時には売上商品がトグル領域12を通ったのちに識別領域11に入るため、商品読取装置100はオブジェクト認識技術による商品識別を試みる。しかしその後に、売上商品が一位候補領域13内、二位候補領域14内および三位候補領域15内のいずれにも入ることがないままフレームアウトしているため、商品読取装置100は選択要求画面を表示させ、一位〜三位の候補商品のうちの1つの指定またはキャンセル指示をオペレータに行わせる。
このように商品読取装置100によれば、複数の候補商品のうちの1つを選択するような動線で売上商品が移動されなかった場合には、候補商品のうちの1つを選択するようオペレータに促し、オペレータの操作に応じて候補商品のうちの1つを売上商品として確定するので、識別結果を無駄にしてしまうことが無い。また、オペレータによるキャンセル指示に応じては、識別結果をキャンセルするので、売上商品を正しく認識できなかった識別結果はキャンセルし、その売上商品についての読み取りを最初からやり直すことが可能である。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
CPU106は、例えば図9に示すような案内画像41を撮像デバイス105aが得た動画に重畳したモニタ画像を生成し、これをタッチパネル103などに表示しておくようにしても良い。このようにすれば、動画における売上商品と各機能領域との位置関係をオペレータが容易に把握することが可能となる。このときにCPU106は、生成手段として機能することになる。
複数の候補商品が有る場合に、例えば図10に示すように各候補商品と各候補領域との関連付けを表す案内画像42を撮像デバイス105aが得た動画に重畳したモニタ画像を生成し、これをタッチパネル103などに表示しておくようにしても良い。このようにすれば、どの候補領域へと売上商品を移動させることによってどの商品として確定されるのかをオペレータが容易に把握することが可能となる。なお図10に示される画像43は、動画の一部であり、動画に映り込んだ売上商品である。画像44は、オブジェクトとして認識している領域を表すものであり、案内画像42とともに動画に重畳して表示したものである。
各機能領域を例えば図11に示すように3次元的に設定しても良い。
図11は領域設定テーブルに含まれた設定情報による各機能領域の定義の変形例を示す図である。図11の(a)で示す範囲内はオペレータからの見た目での各機能領域の配置を示し、(b)で示す範囲内は標準的動線の上流側から標準的動線の方向を見たときの各機能領域の配置を示す。
図11の例では、識別領域51、トグル領域52、一位候補領域53、二位候補領域54および三位候補領域55の5つの機能領域が定義されている。
識別領域51、一位候補領域53、二位候補領域54および三位候補領域55は、識別領域11、一位候補領域13、二位候補領域14および三位候補領域15の位置関係と同様な位置関係にある。しかしトグル領域52は、識別領域51、一位候補領域53、二位候補領域54および三位候補領域55に対してハウジング101に違い側にずれている。
かくして、オペレータは売上商品の位置をハウジング101に対する遠近方向に調整することにより、トグル領域52を通過させるか否かを選択することができる。
撮像デバイス105aは、近い物体ほど明るく、また遠い物体ほど暗く撮像するために、オブジェクトの動画中での明暗に基づいて撮像デバイス105aから売上商品までの距離を推定可能であり、このように推定した距離からトグル領域52を通過したか否かを判定できる。
候補商品を2つまたは4つ以上とし、この候補商品の数と同数の候補領域を設定しても良い。
売上商品がトグル領域12を通過したならば、その後に同一の売上商品がトグル領域12に入っても、オブジェクト認識モードを有効としたままとしても良い。
売上商品がトグル領域12を通過したか否かは、例えば光電センサなどの別の検出デバイスを利用して判定しても良い。
候補商品のうちからの売上商品の選択のためのオペレータ操作は、タッチパネル103などでの操作として受け付けるようにしても良い。
撮像部105を商品読取装置100に備えず、外付けの撮像デバイスで得られたフレームデータを取り込んで上記の処理を行うようにしても良い。
CPU106の処理の具体的内容は、同様な機能を実現できれば任意に変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、商品読取装置100が商品識別のための機能を全て有したが商品識別の機能を商品読取装置100とPOS端末200に分散させて構成してもよい。また、POS端末200に商品識別のための機能を全て有して構成してもよい。
商品読取装置100の機能を内蔵したPOS端末やキャッシュレジスタとして実現することも可能である。
また、商品読取装置100の機能を秤装置に備えたセルフチェックアウト端末に組み込んで実現することも可能である。この場合、オペレータは顧客となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…商品読取装置、101…ハウジング、101a…読取窓、102…キーボード、103…タッチパネル、104…客用ディスプレイ、105…撮像部、105a…撮像デバイス、106…CPU、107…ROM、108…RAM、109…キーボードインタフェース、110…パネルインタフェース、111…表示インタフェース、112…撮像インタフェース、113…POS端末インタフェース、114…バスライン、200…POS端末。

Claims (9)

  1. 撮像デバイスが撮像した動画に含まれるオブジェクトを認識する認識手段と、
    前記認識手段が認識した前記オブジェクトが前記動画のフレーム範囲内に定めた第1の領域まで移動する間に、前記フレーム範囲内に前記第1の領域とは別に定めた第2の領域を通過したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が通過と判定した場合、前記第1の領域内にて前記オブジェクトに表れた特徴量に基づいて売上商品の候補となる候補商品を識別する第1の識別手段と、
    前記判定手段が非通過と判定した場合、前記第1の領域内にて光学式マークが表す商品データを識別する第2の識別手段とを具備したことを特徴とする商品読取装置。
  2. 前記判定手段は、前記認識手段が前記第2の領域にて前記オブジェクトを認識したのちに、前記認識手段が前記第1の領域にて前記オブジェクトを認識するまでの間に、前記認識手段が前記オブジェクトを認識し続けた場合に通過と判定することを特徴とする請求項1に記載の商品読取装置。
  3. 前記動画に、前記第1および第2の領域を表した案内画像を重畳したモニタ画像を生成する生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の商品読取装置。
  4. 前記第1の識別手段が識別した候補商品が複数であった場合に、前記フレーム範囲内に前記第1および第2の領域とは別に定めた複数の第3の領域に前記複数の候補商品のうちの少なくとも2つを関連付けておき、前記認識手段が前記オブジェクトを前記複数の第3の領域のうちのいずれかで認識した場合に、当該第3の領域に関連付けた候補商品を前記売上商品として選定する選定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の商品読取装置。
  5. 前記動画に、前記第1および第2の領域と前記複数の第3の領域とを表した案内画像を重畳したモニタ画像を生成する生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の商品読取装置。
  6. 前記生成手段は、前記案内画像を、前記複数の第3の領域にどの候補商品を関連付けたかを表した画像とすることを特徴とする請求項5に記載の商品読取装置。
  7. 前記第1および第2の領域は、前記撮像デバイスの撮像範囲外から当該撮像範囲内を経由して当該撮像範囲外へとオペレータが前記売上商品を移動させる際の動線に沿って位置するように設定されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の商品読取装置。
  8. 撮像デバイスが撮像した動画に含まれるオブジェクトを認識する認識手段と、
    前記認識手段が認識した前記オブジェクトが前記動画のフレーム範囲内に定めた第1の領域まで移動する間に、前記フレーム範囲内に前記第1の領域とは別に定めた第2の領域を通過したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が通過と判定した場合、前記第1の領域内にて前記オブジェクトに表れた特徴量に基づいて売上商品の候補となる候補商品を識別する第1の識別手段と、
    前記判定手段が非通過と判定した場合、前記第1の領域内にて光学式マークが表す商品データを識別する第2の識別手段と、
    前記第1の識別手段が識別した前記候補商品または前記第2の識別手段が識別した前記商品データに基づいて前記売上商品についての売上登録を行う登録手段とを具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  9. コンピュータを、
    撮像デバイスが撮像した動画に含まれるオブジェクトを認識する認識手段と、
    前記認識手段が認識した前記オブジェクトが前記動画のフレーム範囲内に定めた第1の領域まで移動する間に、前記フレーム範囲内に前記第1の領域とは別に定めた第2の領域を通過したか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が通過と判定した場合、前記第1の領域内にて前記オブジェクトに表れた特徴量に基づいて売上商品の候補となる候補商品を識別する第1の識別手段と、
    前記判定手段が非通過と判定した場合、前記第1の領域内にて光学式マークが表す商品データを識別する第2の識別手段として機能させるための商品読取プログラム。
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