JP2014088251A - 駆動装置、およびこれを備える給紙装置、画像形成装置 - Google Patents

駆動装置、およびこれを備える給紙装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】周期的なトルク変動を生じる回転体を回転させる駆動装置、またはこれを備える給紙装置、画像形成装置において、駆動系に伝達されるトルク変動を可及的に低減する。
【解決手段】モーター500Mによって発生された回転駆動力は、第2ギア502から第1ギア501を介してシャフト216に伝達され、給紙ローラー21Bおよび偏心カム60が回転される。偏心カム60が1回転される毎に、シートが積載されるトレイ21Pのアーム突部211に偏心カム60が当接される。このため、偏心カム60の回転トルクが変動される。第1ギア501および第2ギア502では、偏心カム60がアーム突部211に当接する回転領域において、ギア歯がプラスおよびマイナス側に転移されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転体を回転させる駆動装置、およびこれを備える給紙装置、画像形成装置に関する。
従来、回転体を回転させる駆動装置として、給紙装置に回転駆動力を伝達するものが知られている。このような給紙装置は、シートに画像を形成する画像形成装置に搭載され、画像形成部にシートを1枚ずつ給紙する。駆動装置は、給紙装置に備えられた給紙ローラーに回転駆動力を伝達する。
特許文献1には、シートが積載されるトレイと、駆動装置に連結された回転軸と、該回転軸に軸支された給紙ローラーとを備えた給紙装置が開示されている。また、給紙装置は、回転軸に一体的に配設されたカム部材を備える。カム部材の回転に伴って、カム部材の先端部がトレイに周期的に当接することで、トレイに積載されるシートが給紙ローラーの周面に当接する。この結果、シートが1枚ずつ給紙ローラーによって給紙される。
特開2002−274683号公報
特許文献1に記載される技術のように、カム部材の回転に伴ってカム部材とトレイとが周期的に当接する場合、前記当接時に回転軸の回転トルクが上昇される。この際、駆動装置を構成するギアや駆動モーターのトルクが変動し、安定した回転が妨げられる場合があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、周期的なトルク変動を生じる回転体を回転させる駆動装置、またはこれを備える給紙装置、画像形成装置において、駆動系に伝達されるトルク変動を可及的に低減することを目的とする。
本発明の一局面に係る駆動装置は、回転軸と、前記回転軸回りに回転駆動され、1回転のうちに、第1の回転トルクが生じる第1の回転領域と、前記第1の回転トルクよりも大きい第2の回転トルクが生じる第2の回転領域とを備える回転体と、前記回転体を回転させる回転駆動力を発生する駆動手段と、周面に所定数のギア歯を備え、前記回転軸に軸支され、前記回転軸と一体的に回転される第1ギアと、周面に前記第1ギアと同数のギア歯を備え、前記第1ギアに噛み合わされ、前記駆動手段によって発生された前記回転駆動力を前記第1ギアに伝達する第2ギアと、を有し、前記第1ギアの前記ギア歯のうち、前記第2の回転領域に対向する第2のギア歯は、前記第1の回転領域に対向する第1のギア歯よりもプラス側に転移され、前記第2ギアの前記ギア歯のうち、前記第1ギアの前記第2のギア歯に対向する第3のギア歯は、前記第2のギア歯との間で転移係数の和がゼロとなるようにマイナス側に転移されていることを特徴とする。
本構成によれば、回転体は、1回転のうちに、第1の回転トルクが生じる第1の回転領域と、前記第1の回転トルクよりも大きい第2の回転トルクが生じる第2の回転領域とを備える。このため、回転体の回転トルクの変動が、第1ギアおよび第2ギアを介して、駆動手段に伝達される可能性がある。このような場合であっても、上記の構成によれば、第1ギアのギア歯のうち、第2の回転領域に対向する第2のギア歯はプラス側に転移される。また、第2ギアのギア歯のうち、第1ギアの第2のギア歯に対向する第3のギア歯は、転移係数の和がゼロとなるようにマイナス側に転移されている。このため、第2の回転トルクが第1ギアから第2ギアに伝達される際に、部分的にギア間のテコ比が増大される。この結果、第2ギアおよび駆動手段側に伝達される第2の回転トルクが好適に低減される。
上記の構成において、前記第2の回転領域のうち、最大トルクが生じる領域に対向するギア歯が、前記第2のギア歯の中で最も大きくプラス側に転移されていることが望ましい。
本構成によれば、第2の回転領域のうち、最大トルクが生じる領域に対応して、ギア間のテコ比が最も変化される。この結果、第2のギアに伝達される第2の回転トルクがより低減される。
本発明の他の局面に係る給紙装置は、上記の何れかに記載の駆動装置と、シートが積載されるリフト板と、前記リフト板上の前記シートを所定のシート搬送方向に搬送するためのシート搬送路と、前記リフト板に積載される前記シートの前記シート搬送方向の先端縁を上方に移動させるように、前記リフト板を付勢する付勢手段と、前記シートの前記先端縁に当接可能に配置され、回転駆動され、前記シートを前記シート搬送方向に送り出す、給紙ローラーと、前記給紙ローラーを軸支する前記回転軸と、前記回転軸と一体的に回転可能に前記回転軸に配設され、前記リフト板に周期的に当接可能な、前記回転体としてのカム部材と、を有することを特徴とする。
本構成によれば、カム部材が周期的にリフト板に当接することによって、リフト板に積載されたシートが順次給紙ローラーによって送り出される。この際、回転軸には、カム部材とリフト板との当接によって生じるトルク変動がもたらされる。このような場合であっても、第2の回転トルクが第1ギアから第2ギアに伝達される際に、部分的にギア間のテコ比が増大される。この結果、第2ギアおよび駆動手段側に伝達される第2の回転トルクが好適に低減される。したがって、駆動装置の駆動力が安定して維持され、給紙ローラーによってシートが好適に送りだされる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、上記に記載の給紙装置と、前記シートに画像を形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする。
本構成によれば、駆動手段に伝達される回転トルクの変動が可及的に低減される。このため、駆動手段によって発生される回転駆動力が安定して維持され、画像形成部に向かってシートが安定して供給される。
本発明によれば、周期的なトルク変動を生じる回転体を回転させる駆動装置、またはこれを備える給紙装置、画像形成装置において、駆動系に伝達されるトルク変動が可及的に低減される。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の外観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置500を備えたシート搬送装置の構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置500のギア部分の側面図である。 本発明の一実施形態に係る偏心カム60の回転トルクを示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る駆動装置500のギアの噛み合いを説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置500のギアの転位係数を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る駆動装置500のギアのテコ比を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る第2ギア502の回転トルクを示すグラフである。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態につき詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の外観を示す斜視図である。また、図2は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置1の内部構造を示す側断面図である。ここでは、画像形成装置1としてモノクロプリンターを例示するが、画像形成装置は、複写機、ファクシミリ装置、或いは、これらの機能を備える複合機であってもよく、またカラー画像を形成する画像形成装置であっても良い。
画像形成装置1は、略直方体形状の筐体構造を有する本体ハウジング10と、この本体ハウジング10内に収容される給紙部20、画像形成部30、定着部40及びトナーコンテナ50と、を含む。
本体ハウジング10の前面側には前カバー11が、後面側には後カバー12が各々備えられている。前カバー11が開放されることで、トナーコンテナ50が露出する。これにより、ユーザーは、トナー切れの際にトナーコンテナ50を本体ハウジング10の前面側から取り出すことができる。後カバー12は、シートジャムやメンテナンスの際に開放されるカバーである。画像形成部30及び定着部40の各ユニットは、後カバー12が開放されることで、本体ハウジング10の後面側から取り出し可能となる。また、本体ハウジング10の側面には、左カバー12L(図1)と、左カバー12Lとは反対側の右カバー12R(図1には表れていない)とが、それぞれ鉛直方向に延伸するように配設されている。左カバー12Lの前側部分には、本体ハウジング10内に空気を取り込むための吸気口12Laが配設されている。また、本体ハウジング10の上面には、画像形成後のシートが排出される排紙部13が備えられている。前カバー11と、後カバー12と、左カバー12Lと、右カバー12Rと、排紙部13とによって画定される内部空間に、画像形成を実行するための各種装置が内装される。
給紙部20(給紙装置)は、画像形成処理が施されるシートPを収容する給紙カセット21を含む(図2)。この給紙カセット21は、その一部が本体ハウジング10の前面からさらに前方に突出している。給紙カセット21のうち、本体ハウジング10内に収容されている部分の上面は、給紙カセット天板21Uによって覆われている。
給紙カセット21には、前記シートPの束が収容されるシート収容空間SPや、シートPが積載され、シートPの束を給紙のためにリフトアップするリフト板21Pが備えられている。給紙カセット21の後端側には、シート繰出部21Aが設けられている。このシート繰出部21Aには、リフト板21P上のシート束の最上層のシートを、1枚ずつシート搬送方向に送り出すための給紙ローラー21Bが配置されている。
画像形成部30は、給紙部20から送り出されるシートにトナー画像を形成する画像形成処理を行う。画像形成部30は、感光体ドラム31と、この感光体ドラム31の周囲に配置された、帯電装置32、不図示の露光装置、現像装置33、転写ローラー34及びクリーニング装置35とを含む。画像形成部30は、左カバー12Lと右カバー12Rとの間に、配設される。
感光体ドラム31は、その軸回りに回転し、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。感光体ドラム31としては、アモルファスシリコン(a−Si)系材料を用いた感光体ドラムを用いることができる。帯電装置32は、感光体ドラム31の表面を均一に帯電するものであって、感光体ドラム31に当接する帯電ローラーを含む。クリーニング装置35は、クリーニングブレード等を有し、トナー像転写後の感光体ドラム31の周面に付着したトナーを清掃するとともに、不図示の回収装置に該トナーを搬送する。また、感光体ドラム31と、帯電装置32と、クリーニング装置35とは、ドラムユニットとして一体的に構成されている。
露光装置は、レーザー光源とミラーやレンズ等の光学系機器とを有し、感光体ドラム31の周面に、パーソナルコンピューター等の外部装置から与えられる画像データに基づいて変調された光を照射して、静電潜像を形成する。現像装置33は、感光体ドラム31上の前記静電潜像を現像してトナー像を形成するために、感光体ドラム31の周面にトナーを供給する。現像装置33は、感光体ドラム31に供給するトナーを担持する現像ローラー331と、不図示の現像ハウジングの内部で現像剤を攪拌しながら循環搬送する第1搬送スクリュー332及び第2搬送スクリュー333とを含む。
転写ローラー34は、感光体ドラム31の周面に形成されたトナー像をシート上に転写させるためのローラーであって、感光体ドラム31と転写ニップ部を形成している。この転写ローラー34には、トナーと逆極性の転写バイアスが与えられる。
定着部40は、転写されたトナー像をシート上に定着する定着処理を行う。定着部40は、加熱源を内部に備えた定着ローラー41と、この定着ローラー41に対して圧接され、定着ローラー41との間に定着ニップ部を形成する加圧ローラー42とを含む。トナー像が転写されたシートが前記定着ニップ部に通紙されると、トナー像は、定着ローラー41による加熱および加圧ローラー42による押圧により、シート上に定着される。
トナーコンテナ50は、現像装置33に補給するトナーを貯留する。トナーコンテナ50は、トナーの主な貯留箇所となるコンテナ本体51と、コンテナ本体51の一側面の下部から突設された筒状部52と、コンテナ本体51の他の側面を覆う蓋部材53と、コンテナ内部に収容されトナーを搬送する回転部材54とを含む。トナーコンテナ50内に貯留されたトナーは、回転部材54が回転駆動されることによって、筒状部52の先端下面に設けられたトナー排出口521から現像装置33内に供給される。トナーコンテナ50の上方を覆うコンテナ天板50Hは、排紙部13の下方に位置する(図2参照)。
本体ハウジング10内には、シートを搬送するために、主搬送路22F(シート搬送路)及び反転搬送路22Bが備えられている。主搬送路22Fは、給紙部20のシート繰出部21Aから画像形成部30及び定着部40を経由して、本体ハウジング10上面の排紙部13に対向して設けられている排紙口14まで延びている。主搬送路22Fは、給紙カセット21のリフト板21P上のシートを所定のシート搬送方向に搬送するための搬送路である。反転搬送路22Bは、シートに対して両面印刷を行う場合に、片面印刷されたシートを主搬送路22Fにおける画像形成部30の上流側に戻すための搬送路である。
主搬送路22Fの、感光体ドラム31と転写ローラー34との転写ニップ部よりも上流側には、レジストローラー23が配置されている。換言すれば、レジストローラー23は、給紙ローラー21Bよりも、シート搬送方向下流側に配置される。レジストローラー23は、シートのシート搬送方向と直交するシート幅方向の位置を規制する。また、シートは、レジストローラー23にて一旦停止され、スキュー矯正が行われた後、画像転写のための所定のタイミングで、前記転写ニップ部に送り出される。主搬送路22F及び反転搬送路22Bの適所には、シートを搬送するための搬送ローラーが複数配置されており、例えば排紙口14の近傍には排紙ローラー対24が配置されている。
反転搬送路22Bは、反転ユニット25の外側面と、本体ハウジング10の後カバー12の内面との間に形成されている。なお、反転ユニット25の内側面には転写ローラー34及びレジストローラー23が搭載されている。後カバー12及び反転ユニット25は、それらの下端に設けられた支点部121の軸回りに各々回動可能である。反転搬送路22Bにおいてシートジャムが発生した場合、後カバー12が開放される。主搬送路22Fでシートジャムが発生した場合、或いは感光体ドラム31のユニットや現像装置33が外部に取り出される場合には、後カバー12に加えて反転ユニット25も開放される。
<シート繰出部21Aの構造>
次に、図1〜図3を参照して、本実施形態に係るシート繰出部21Aの構造について説明する。図3は、シート繰出部21Aの構造を示す斜視図である。
図3を参照して、シート繰出部21Aは、前述のリフト板21P、給紙ローラー21B、レジストローラー23に加え、アーム210(アーム部)と、付勢バネ21S(付勢手段)と、シャフト216(回転軸部)と、偏心カム60(カム部材)と、駆動部500(駆動手段)と、を備える。
リフト板21Pは、前後方向に所定の幅をもち、左右方向に延伸される板状部材である。図1および図2に示されるように、リフト板21Pは、本体ハウジング10の内部であって、給紙カセット21の後側部分に配置される。本実施形態では、リフト板21Pは、板金部材からなる。リフト板21Pの上には、複数のシートPが積載される。
アーム210は、リフト板21Pのシート幅方向(左右方向)の両端部から、一対立設される。アーム210は、前後方向に延設される板状部材からなる。アーム210は、アーム突部211(突片)と、アーム支点部212(軸支部)と、を備える。アーム突部211は、アーム210の後側の端部に配置される。アーム突部211は、上方に向かって突設される突片である。アーム支点部212は、アーム210の前側の端部に配置される。アーム支点部212は、左右方向に所定の深さを備える穴部である。アーム支点部212には、本体ハウジング10に配置された不図示の軸部が、挿通される。アーム支点部212は、リフト板21Pを回動可能に軸支する。
付勢バネ21Sは、リフト板21Pの下面と、本体ハウジング10の底部との間に配置される(図2参照)。付勢バネ21Sは、リフト板21Pの後側端部であって、左右方向の両端部に、一対配置される。付勢バネ21Sによって、リフト板21Pの後側部分が、上方に向かって付勢される。換言すれば、付勢バネ21Sは、リフト板21Pに積載されるシートPのシート搬送方向の先端縁を上方に移動させるように、リフト板21Pを付勢する。この際、リフト板21Pの前側部分は、アーム支点部212によって支持される。すなわち、前後および上下方向の断面視において、リフト板21Pの後側部分がアーム支点部212を支点として上下に回動するように、リフト板21Pが付勢バネ21Sによって付勢される。
シャフト216は、給紙ローラー21Bを回転可能に軸支する。シャフト216は、シート幅方向(左右方向)に延設される。給紙ローラー21Bは、シャフト216の左右方向(シートPの幅方向)の略中央部に固定される。シャフト216と給紙ローラー21Bとは一体的に回転可能とされる。なお、シャフト216と直交する断面視において、給紙ローラー21Bの周長は、主搬送路22Fにおける給紙ローラー21Bとレジストローラー23との距離よりも長く設定される。
偏心カム60は、シャフト216の左右方向の両端部に一対配置される。偏心カム60は、シャフト216からシャフト216の回転半径方向に突設される突片である。偏心カム60は、シャフト216と一体的に回転可能にシャフト216に軸支される。偏心カム60は、アーム210のアーム突部211に対向して配置される。付勢バネ21Sによって、リフト板21Pの後側の端部が、上方に付勢されることによって、偏心カム60が、アーム210のアーム突部211の一部に当接する。
駆動部500は、シャフト216に回転駆動力を伝達する。駆動部500は、モーター500Mと、第1ギア501と、第2ギア502と、を備える。モーター500Mは、シャフト216を回転させる回転駆動力を発生する。第1ギア501はシャフト216の左側の端部に固定される。第2ギア502はモーター500Mに連結され、モーター500Mの回転駆動力を伝達する。第1ギア501と第2ギア502とが噛み合わされることによって、第2ギア502から第1ギア501に回転駆動力が伝達される。この結果、モーター500Mによって発生された回転駆動力によって、シャフト216に軸支された給紙ローラー21Bおよび偏心カム60が回転される。図4は、駆動部500において、第1ギア501および第2ギア502の噛み合いの様子を示した側面図である。なお、第1ギア501の周方向において、図4の領域Zの範囲で、偏心カム60がシャフト216から突設されている。
<シート繰出部21Aの動作について>
画像形成装置1が画像形成動作を実行していない状態では、リフト板21Pは、最下端の位置に配置される。この際、リフト板21Pは、付勢バネ21Sによって、上方に向かう付勢力を受けている。しかしながら、アーム突部211には、偏心カム60が当接している。このため、付勢バネ21Sが弾性変形され、リフト板21Pの上昇が規制される。リフト板21Pに最大枚数のシートPが積載された場合であっても、リフト板21Pが最下端の位置に配置された状態では、最も上方に位置するシートPと給紙ローラー21Bの周面とは接触していない。
そして、画像形成装置1の画像形成動作に伴い、給紙カセット21(図2)からシートPが送り出される。画像形成部30における画像形成タイミングに対応して、駆動部500が、第2ギア502および第1ギア501を介して、シャフト216を回転駆動させると、偏心カム60および給紙ローラー21Bが回転駆動される。
偏心カム60が回転されることで、偏心カム60がアーム突部211から離脱され、リフト板21Pの上昇移動が許容される。やがて、リフト板21P上に積載されたシートPのうち、最も上方に位置するシートPの先端縁が、給紙ローラー21Bの周面に当接される。この結果、リフト板21Pの上昇が停止される。
リフト板21Pの上昇が停止した状態において、更に、給紙ローラー21Bおよび偏心カム60は、モーター500Mから伝達される回転駆動力をもって回転される。前記シートPは、給紙ローラー21Bの回転によって、シート搬送方向下流側の主搬送路22F(図2)に向かって送り出される。その後、偏心カム60が略1回転されると、偏心カム60が、再びアーム突部211に当接しながら、アーム突部211を下方に押し下げる。リフト板21Pの下降に伴い、シートPの給紙ローラー21Bの周面に対する付勢力が失われる。しかしながら、前述のとおり、シャフト216と直交する断面視において、給紙ローラー21Bの周長は、主搬送路22Fにおける給紙ローラー21Bとレジストローラー23との距離よりも長く設定される。このため、リフト板21Pが下降した段階で、既に、シートPの先端縁は、レジストローラー23のニップ部に進入されている。このため、レジストローラー23によって、シートPの搬送が継続される。偏心カム60がアーム突部211に当接し、積載されるシートPが給紙ローラー21Bから離脱されることで、先行するシートとの間に紙間が形成される。その後、シャフト216の回転に伴い、再び偏心カム60がアーム突部211から離脱されることで、次のシートの給紙動作が繰り返される。
このように、本実施形態では、偏心カム60の回転に伴って、リフト板21Pが周期的に上下移動される。この際、偏心カム60がアーム突部211に当接することで、シャフト216の回転トルクが増大される。特に、リフト板21Pに多くのシートが積載される場合には、前記回転トルクは大きく増大される。図5は、偏心カム60の1回転あたりの回転トルクを示したグラフである。図4の領域Zで示す部分に対応して、偏心カム60がアーム突部211に当接するため、偏心カム60の回転トルクが大きく増大している。換言すれば、図5を参照して、図4の領域Z以外の領域R(第1の回転領域)では、偏心カム60の回転トルクは50gf・cm(第1の回転トルク)である。また、図4の領域Z(第2の回転領域)では、偏心カム60の回転トルクは50gf・cmよりも大きく、最大で150gf・cmに及ぶ(第2の回転トルク)。このような偏心カム60の回転トルクの増大は、シャフト216から第1ギア501を介して第2ギア502に伝達される。更には、前記回転トルクの変動は、第2ギア502からモーター500Mに伝達される。第2ギア502やモーター500Mなどの駆動系の上流側に前記回転トルクの変動が伝達されると、モーター500Mの動作不良が生じることがある。この結果、給紙ローラー21Bの回転変動が生じ、シートの給紙不良がもたらされる。
上記のような課題を解決するために、本実施形態では、偏心カム60がアーム突部211に当接することによって生じたシャフト216のトルク変動がモーター500Mに伝達されることが、可及的に抑止される。
本実施形態では、第1ギア501および第2ギア502において、ギア歯の部分的な転移処理が施されている。詳しくは、第1ギア501のギア歯のうち、領域Zに対向するギア歯(第2のギア歯)は、領域Rに対向するギア歯(第1のギア歯)よりもプラス側に転移されている。また、第2ギア502のギア歯のうち、第1ギア501の前記プラス側に転移されたギア歯に対向するギア歯(第3のギア歯)は、転移係数の和がゼロとなるようにマイナス側に転移されている。図6は、第1ギア501および第2ギア502の転移形態を示す断面図である。また、図7は、第1ギア501および第2ギア502の転移係数を示すグラフである。
図6を参照して、第1ギア501では領域R(領域Z以外の領域)において、ギア歯501A(第1のギア歯)が配置される。これに対して、第1ギア501の領域Zでは、ギア歯501Aよりもプラス側に転移されたギア歯501B(第2のギア歯)が配置される。この際、図7に示されるように、第1ギア501のギア歯501Bのプラス転移における転移係数が連続的に変化される。そして、偏心カム60がアーム突部211に当接する際に、最大トルクが生じる領域Zmaxに対応して、ギア歯501Bのプラス転移が最大に設定される。
一方、第2ギア502では、第1ギア501のギア歯501Aに対向して、ギア歯502Aが配置される。これに対して、第1ギア501のギア歯501Bに対向して、ギア歯502Aよりもマイナス側に転移されたギア歯502B(第3のギア歯)が配置される。この際、図7に示されるように、第2ギア502のギア歯502Bのマイナス転移における転移係数が連続的に変化される。そして、第1ギア501の領域Zmaxに対応して、ギア歯502Bのマイナス転移が最大に設定される。また、第1ギア501のギア歯501Bと第2ギア502のギア歯502Bの転移係数の和はゼロとなるように設定されている。
このように、本実施形態では、偏心カム60の回転トルクが増大される領域に対応して、第1ギア501および第2ギア502には、転移されたギア歯501B、502Bが配置される。この結果、第1ギア501および第2ギア502において、ギア歯同士の噛み合い位置と各ギアの回転中心との位置関係が部分的に変化される。図8は、第1ギア501と第2ギア502との間の噛み合いにおける1周期あたりのテコ比の変動を示したグラフである。図8に示されるように、本実施形態では、領域Zに対応したギア歯501Bおよび502Bの噛み合いによって、部分的にテコ比が増大される。図9は、本実施形態が適用された場合の第2ギア502の1回転分の回転トルクの変動を示したグラフである。図9に示されるように、転移された第1ギア歯501Bおよび第2ギア歯502Bの噛み合いによって、第1ギア501から第2ギア502に伝達される領域Zにおける回転トルクが低減されている。
以上、上記の実施形態によれば、偏心カム60は1回転のうちに、第1の回転トルクが生じる領域R(第1の回転領域)と、前記第1の回転トルクよりも大きい第2の回転トルクが生じる領域Z(第2の回転領域)とを備える。このため、偏心カム60の回転トルクの変動が、第1ギア501および第2ギア502を介して、モーター500Mに伝達される可能性がある。このような場合であっても、上記の構成によれば、第1ギア501のギア歯のうち、領域Zに対向するギア歯501Bはプラス側に転移される。また、第2ギア502のギア歯のうち、第1ギア501のギア歯501Bに対向するギア歯502Bは、ギア歯501Bとの間で転移係数の和がゼロとなるようにマイナス側に転移されている。このため、第2の回転トルクが、第1ギア501から第2ギア502に伝達される際に、部分的にギアのテコ比が増大される。この結果、第2ギア502およびモーター500M側に伝達される第2の回転トルクが好適に低減される。また、第1ギア501および第2ギア502の軸位置を変化させることなく、第2の回転トルクの伝達量を低減させることができる。
また、上記の実施形態によれば、領域Zのうち、最大トルクが生じる領域Zmaxに対向する第1ギア501のギア歯501Bが、最も大きくプラス側に転移されている。このため、領域Zmaxに対応して、ギア同士のテコ比が最も変化される。この結果、第2のギア502に伝達される第2の回転トルクがより低減される。
また、上記の実施形態によれば、偏心カム60が周期的にリフト板21Pのアーム突部211に当接することによって、リフト板21Pに積載されたシートが順次給紙ローラー21Bによって送り出される。この際、シャフト216には、偏心カム60とリフト板21Pとの当接によって生じるトルク変動がもたらされる。このような場合であっても、第2の回転トルクが第1ギア501から第2ギア502に伝達される際に、部分的にギア間のテコ比が増大される。この結果、第2ギア502およびモーター500M側に伝達される第2の回転トルクが好適に低減される。したがって、モーター500Mが回転トルクの変動によって動作不良を起こすことが抑止される。この結果、モーター500Mの回転駆動力が、偏心カム60および給紙ローラー21Bに安定して伝達される。また、給紙ローラー21Bによって送り出されたシートに安定して画像が形成される。
以上、本発明の実施形態に係るシート繰出部21A、およびこれを備えた給紙部20、画像形成装置1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を取ることができる。
(1)上記の実施形態では、領域Zに対応して、第1ギア501および第2ギア502の転移が施される態様にて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。領域Z以外の領域Rにおいても、所定の転移が施される態様であってもよい。
(2)また、上記の実施形態では、1回転においてトルク変動が生じる回転体として、シート繰出部21Aの偏心カム60を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。画像形成部30などに配置され、トルク変動が生じる他の回転体に対して、第1ギア501および第2ギア502が適用されてもよい。
20 給紙部(給紙装置)
21 給紙カセット
210 アーム
211 アーム突部
212 アーム支点部
216 シャフト(回転軸)
21A シート繰出部(駆動装置)
21B 給紙ローラー
21U 給紙カセット天板
21P リフト板
21S 付勢バネ(付勢手段)
22F 主搬送路(シート搬送路)
22B 反転搬送路
23 レジストローラー
34 転写ローラー
500 駆動部(駆動手段)
501 第1ギア
501A ギア歯(第1のギア歯)
501B ギア歯(第2のギア歯)
502 第2ギア
502A ギア歯
502B ギア歯(第3のギア歯)
60 偏心カム(カム部材)
SP シート収容空間
R 領域R(第1の回転領域)
Z 領域Z(第2の回転領域)

Claims (4)

  1. 回転軸と、
    前記回転軸回りに回転駆動され、1回転のうちに、第1の回転トルクが生じる第1の回転領域と、前記第1の回転トルクよりも大きい第2の回転トルクが生じる第2の回転領域とを備える回転体と、
    前記回転体を回転させる回転駆動力を発生する駆動手段と、
    周面に所定数のギア歯を備え、前記回転軸に軸支され、前記回転軸と一体的に回転される第1ギアと、
    周面に前記第1ギアと同数のギア歯を備え、前記第1ギアに噛み合わされ、前記駆動手段によって発生された前記回転駆動力を前記第1ギアに伝達する第2ギアと、を有し、
    前記第1ギアの前記ギア歯のうち、前記第2の回転領域に対向する第2のギア歯は、前記第1の回転領域に対向する第1のギア歯よりもプラス側に転移され、前記第2ギアの前記ギア歯のうち、前記第1ギアの前記第2のギア歯に対向する第3のギア歯は、前記第2のギア歯との間で転移係数の和がゼロとなるようにマイナス側に転移されていることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記第2の回転領域のうち、最大トルクが生じる領域に対向するギア歯が、前記第2のギア歯の中で最も大きくプラス側に転移されていることを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載の駆動装置と、
    シートが積載されるリフト板と、
    前記リフト板上の前記シートを所定のシート搬送方向に搬送するためのシート搬送路と、
    前記リフト板に積載される前記シートの前記シート搬送方向の先端縁を上方に移動させるように、前記リフト板を付勢する付勢手段と、
    前記シートの前記先端縁に当接可能に配置され、回転駆動され、前記シートを前記シート搬送方向に送り出す給紙ローラーと、
    前記給紙ローラーを軸支する前記回転軸と、
    前記回転軸と一体的に回転可能に前記回転軸に配設され、前記リフト板に周期的に当接可能な、前記回転体としてのカム部材と、
    を有することを特徴とする給紙装置。
  4. 請求項3に記載の給紙装置と、
    前記シートに画像を形成する画像形成部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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