JP2014088085A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示パネルに表示される複数の情報の画像を区別しやすくして、表示画像の視認性を良好なものとする。
【解決手段】表示パネル31には、第1情報を表示する第1表示領域110と、その第1情報とは異なる複数の情報を含む第2情報を表示する第2表示領域120とが設けられ、それら各表示領域は隣り合わせで配置される。各情報はいずれも数値表示可能な情報である。メータECUは、第1情報を取得し、第1表示領域110に第1情報の数値を示す数値表示画像及び第1情報の数値の大きさに合わせて表示態様が変化する第1図形画像を表示する。また、第2情報を取得し、第2表示領域120において第2情報の数値を示す数値表示画像及び第2情報の数値の大きさに合わせて表示態様が変化する第2図形画像を表示する。さらに、第1情報と第2情報との組合せに応じて、それら両表示領域において両図形画像を表示可能な表示範囲の大きさを互いに相違させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像を表示する表示パネルを用い、その表示パネルに車両走行に関する情報等を表示する車両用表示装置に関するものである。
近年、車両の計器を表示する表示装置として、機械式メータの代わりに液晶等よりなる表示パネルを用いた画像表示装置が提案されている。この画像表示装置には、表示のデザインやレイアウトを自在に設定できるという利点がある。画像表示装置には、複数の走行情報をそれぞれ画像として表示することができる。例えば、車速、水温、走行距離、エンジン回転速度、燃料残量などの走行情報のうち複数の情報が選択的に画像として画像表示装置に表示される。
また、アナログ式メータ画像を表示する表示装置において、アナログ式メータ画像の外側にリング画像を表示させ、そのリング画像の光沢調表示における輝度を変更可能にした技術が提案されている(例えば特許文献1)。この場合、光沢調表示されたリング画像の視覚効果を向上させ、光沢調表示に高級感を付与するようにしていた。
特開2004−157434号公報
ところで、表示パネルの限られた領域に2以上の情報を表示する場合において、例えば特に2つの情報の画像を視認性よく配置しようとすると、2眼メータのように同じ大きさの画像を左右に配置することが考えられる。この場合、表示パネルには、一見して同様の形態の2画像が表示されることになり、左右の各画像をそれぞれ区別して見分けことが困難になることが懸念される。そのため、左右の各画像をそれぞれ区別して容易に見分けられるようにし、その上で各画像の情報を好適に認識できるようにするには、改善の余地があると考えられる。特に、表示パネルにおける2つの表示領域の少なくとも1つについて表示情報の切替が行われる場合(例えばエンジン回転速度⇔燃費の切替が行われる場合)、左右の各画像の見分けがしづらくなる事態が生じやすくなると考えられる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、表示パネルに表示される複数の情報の画像を区別しやすくして、表示画像の視認性を良好なものとすることができる車両用表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、車両において運転者により視認される位置に設けられ車両走行に関する情報を表示する表示パネル(31)を備える車両用表示装置であって、前記表示パネルには、第1情報を表示する第1表示領域(110)と、その第1情報とは異なる情報である第2情報を表示する第2表示領域(120)とが設けられ、それら各表示領域は隣り合わせで配置され、前記各情報はいずれも数値表示可能な情報であって、前記第2情報は、表示内容が相違する複数の情報を含み、その複数の情報のうちいずれかが前記第2表示領域に表示されるようになっている。
さらに、前記第1情報を取得し、前記第1表示領域において、前記取得した第1情報の数値を示す数値表示画像、及びその第1情報の数値の大きさに合わせて表示態様が変化する第1図形画像を表示させる第1表示制御手段(11)と、前記第2情報として前記第2表示領域に表示される情報を取得し、前記第2表示領域において、前記取得した第2情報の数値を示す数値表示画像、及びその第2情報の数値の大きさに合わせて表示態様が変化する第2図形画像を表示させる第2表示制御手段(11)と、前記各表示領域に表示される前記第1情報と前記第2情報との組合せに応じて、それら両表示領域において前記両図形画像を表示可能な表示範囲の大きさを互いに相違させる相違化手段(11)と、を備えることを特徴とする。
上記の車両用表示装置は、車両走行に際して第1情報と第2情報とが第1表示領域と第2表示領域とに表示されるようになっており、それら各表示領域には、その第1情報と第2情報とが数値表示画像として表示されるとともに図形画像として表示される。これにより、運転者にとっては、数値表示画像により正確に第1情報と第2情報とを認知できるとともに、図形画像により一見しただけで直感的に第1情報と第2情報とを認知でき、表示パネルにおける視認性を良好なものにすることができる。
また、第1情報と第2情報との表示内容の組み合わせに応じて、各表示領域においてそれら各情報の図形画像を表示可能な表示範囲の大きさを互いに相違化させるようにした。この場合、表示パネルに複数の情報がそれぞれ画像として隣り合わせで表示されていても、各図形画像を表示可能な表示範囲の大きさを相違させることが可能であることから、両画像の区別が容易となる。
車両用表示システムの概略を示すブロック図。 表示パネルの表示領域の区分を示す図。 表示パネルにおける第1,第2表示領域を説明する図。 表示パネルにおける第3表示領域を説明する図。 表示制御処理のメインルーチンを示すフローチャート。 第3表示領域の表示制御を示すフローチャート。 第1,第2表示領域の表示制御を示すフローチャート。 表示パネルにおける表示領域を説明する図。 表示パネルに表示される数値表示画像の変形例を示す図。 表示パネルにおける表示領域の変形例を示す図。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、自動車の運転席側において運転者の正面、すなわちハンドル前方に設けられる車両用表示装置として具体化したものであり、当該表示装置は、車速やエンジン回転速度、燃費などの走行基本情報を選択的に表示パネルに画像表示できるものとなっている。
図1は、本実施形態の車両用表示システムの電気的構成の概略を示すブロック図である。本表示システムは、車載ECUとしてのメータECU11とボデー系ECU12とを含むものであり、それら各ECU11,12はシリアル通信バス13により相互に通信可能に接続されている。
メータECU11は、情報表示に関しての主要制御を司る表示制御部として構成されている。メータECU11は、CPU21、ワークメモリを有するRAM22、各種プログラムを記憶するROM23、入出力部(図ではI/Oと表示)24、通信インターフェース(図ではIFと表示)25、及びフラッシュメモリ等の不揮発性メモリ(図では外部メモリと表示)26を備え、それらが内部バス27にて接続されて構成されている。
本表示システムは、運転席から視認可能な位置(本実施形態では運転席の正面となる位置)に配置されて各種情報の画像を視覚表示する表示パネル31を有しており、メータECU11は、その表示パネル31を制御対象として表示制御を実施する。表示パネル31は、TFTカラーLCD(Thin Film Transistor-Color Liquid Crystal Display)からなる画像ディスプレイである。なお、表示パネル31として、例えば有機ELやプラズマディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイ等、他の形態の表示器を用いることも可能である。
メータECU11には、画像合成出力制御部としての周知の描画LSI32が接続されている。描画LSI32は、表示パネル31に表示される各種の画像データをメータECU11から受け取り、グラフィックメモリ33上で画像合成した後、画像合成したデータを表示パネル31に出力する。これにより、表示パネル31において所定の領域に所望の画像データが適宜表示されることとなる。なお、メータECU11、表示パネル31、描画LSI32及びグラフィックメモリ33を含む構成が「車両用表示装置」に相当する。
また、メータECU11には、ユーザにより入力操作が行われる操作部34が接続されるとともに、端末接続部35を介して、スマートフォン等の携帯端末からなる外部装置36が接続されている。
操作部34には、表示パネル31に表示する情報を指示する表示指示スイッチや、車両の走行モードを指示するモード指示スイッチ、表示パネル31の輝度調整などを行なうためのスイッチ等が設けられている。この場合、ユーザが操作部34の表示指示スイッチを操作することで、エンジン回転速度、燃費、水温、走行距離、燃料残量、航続可能距離といった各情報の表示要求が生じ、メータECU11は表示パネル31にその情報表示要求に応じた情報を表示する。
また本実施形態では、車両の走行モードとして標準モードと、標準モードよりも加速性を優先するパワーモードと、標準モードよりも燃費を優先する燃費モードとが定められており、ユーザが操作部34のモード指示スイッチを操作することで、上記の各モードのうち1つが設定される。この場合、ボデー系ECU12では都度の走行モードに応じて自動変速機の変速制御等が実施される。
端末接続部35は、例えばUSB(Universal Serial Bus)を用いてメータECU11と外部装置36とを有線により接続するものであり、この端末接続部35において外部装置36の接続及び分断が行われる。外部装置36が端末接続部35に接続されると、メータECU11は外部装置36を自動で認識し、外部装置36との間で相互の送受信を実施する。なお、メータECU11と外部装置36との間で無線通信を行わせる構成とすることも可能であり、かかる場合には、端末接続部35に代えて、Bluetooth(登録商標)などを用いた無線通信部を設けるとよい。
外部装置36は、他の端末等との間で電話や電子メールのやりとりが可能であり、外部装置36が端末接続部35に接続された状態では、電話や電子メールを受信した場合にその受信情報がメータECU11に対して送信される。メータECU11は、電話や電子メールの受信時に、例えば受信があったことや発信元の情報(名前、電話番号、メールアドレス)、電子メールの内容といった受信情報を把握する。
一方で、ボデー系ECU12には、車両や車載エンジンの状態であって、表示パネル31に表示されるべき走行情報を取得するためのセンサ群が接続されている。センサ群は具体的には、車速を検出する車速センサ41、エンジン回転速度を検出する回転速度センサ42、ガソリン(燃料)の残量を検出する燃料残量センサ43、エンジン水温を検出する水温センサ44などである。
メータECU11は、上記の各センサ41〜44から各検出情報を通信バス13を介して取得する。そして、取得した検出情報に基づいて、表示パネル31に表示する画像の描画データを作成する。
次に、表示パネル31の画像表示領域について説明する。本実施形態では、表示パネル31に表示される各種情報として、数値表示可能であって車両走行中に常時表示される「第1情報」及び「第2情報」と、この第1,第2情報とは異なる情報であって車両走行中に生じる表示要求に応じて表示/非表示で切り替えられる「第3情報」とを想定しており、それらの画像を表示パネル31の各々異なる領域に表示させる構成としている。その領域の区分を図2を用いて説明する。図2は、表示パネル31における画像表示領域の正面図である。
図2において、表示パネル31には、第1情報を表示させる第1表示領域110と、第2情報を表示する第2表示領域120とが、左右に並べられて配置されている。さらに、これら第1表示領域110及び第2表示領域120の一部と重複するようにして、第3表示領域130が配置されている。第1表示領域110は、円形状をなす円形領域として設けられ、その外周縁110aを領域限界としてその内側の領域に第1情報が表示される。第2表示領域120は、第1表示領域110と同様に、円形状をなす円形領域として設けられ、その外周縁120aを領域限界としてその内側の領域に第2情報が表示される。また、第3表示領域130は、横長の矩形状をなす矩形領域として設けられ、その外周縁130aを領域限界としてその内側の領域に第3情報が表示される。
ここで、第1表示領域110と第2表示領域120とはいずれも数値情報を表示する領域となっている。第1情報は車速であり、第1表示領域110には車速が表示される。また、第2情報は、エンジン回転速度、燃費、水温、走行距離、燃料残量、航続可能距離といった車速(第1情報)以外の複数の走行情報であり、この走行情報のいずれか一つが選択されて第2表示領域120に表示される。これに対し、第3情報は、外部装置36から受信した受信情報に関するメッセージであり、第3表示領域130には、文字化されたメッセージが横書きの状態で表示される。
第1表示領域110は、円形状をなす内側領域111と、その内側領域111を囲むリング状の外側領域112とから構成されている。これら両領域111,112はいずれも中心点を同じにするものであり、内側領域111の半径はR11、外側領域112の半径はR12である。また、外側領域112の幅は一定であり、幅=W1である。第2表示領域120も、第1表示領域と同様に、内側領域121と、外側領域122とから構成されている。内側領域の半径はR21、外側領域の半径はR22である。また、外側領域122の幅は一定であり、幅=W2である。なお、本実施形態では、第1表示領域110と第2表示領域120とを同一の形状及び大きさとしており、R11=R21、R12=R22、W1=W2である。
第1表示領域110において、内側領域111及び外側領域112にはそれぞれ第1情報としての車速が表示される。ただし、内側領域111及び外側領域112にはいずれも、共通の車速情報に基づいて車速表示の画像が表示されるものの、その表示形態が相違している。内側領域111では車速が数値表示画像(アラビア数字を表す画像)で表示されるのに対し、外側領域112では車速に応じて長さが異なる帯図形画像で表示されるようになっている。
また、第2情報は、エンジン回転速度、燃費、水温、走行距離、燃料残量、航続可能距離等の走行情報のいずれかであり、その情報が、第2表示領域120において、内側領域121及び外側領域122のそれぞれに表示される。その表示形態は第1情報と同様であり、内側領域121では、例えばエンジン回転速度が数値表示画像(アラビア数字を表す画像)で表示されるのに対し、外側領域122ではエンジン回転速度に応じて長さが異なる帯図形画像で表示されるようになっている。
より具体的には、図3(a)に示すように、第1表示領域110の内側領域111には車速情報が「60km/h」のように数値表示画像で表示されるのに対し、外側領域112には車速情報が「60km/h」に応じた帯長さL1の帯図形画像で表示される。また、第2表示領域120の内側領域121にはエンジン回転速度情報が「2000rpm」のように数値表示画像で表示され、外側領域122にはエンジン回転速度情報が「2000rpm」に応じた帯長さL2の帯図形画像で表示される。これらの帯図形画像は、車速又はエンジン回転速度が大きくなるほど、帯基端部113,123からの帯長さL1,L2が長くなる可変長画像であり、円弧状をなす弧状図形画像でもある。
ここで、第1表示領域110に表示される数値表示画像及び帯図形画像を第1数値表示画像及び第1帯図形画像とし、第2表示領域120に表示される数値表示画像及び帯図形画像を第2数値表示画像及び第2帯図形画像とする。
内側領域111,121は、その大きさ及び位置が変化することがなく、車速やエンジン回転速度を示す数値表示画像が常に同一の形態で表示される領域となっている。これにより、運転者が情報を数値表示画像から読み取る際には、常に同じ位置に視線を向ければ良いこととなり、情報の読み取りを好適に実施できる。これに対し、外側領域112,122の表示は、帯図形画像を見ることで、数字を読み取らなくても車速やエンジン回転速度を直感的に把握できるものとなっている。
また、外側領域112,122では、その外側領域の幅W1及びW2で規定される範囲内において、帯図形画像を表示可能な表示範囲の幅が変更可能になっており、その表示範囲の幅を個々に設定することにより、第1表示領域110と第2表示領域120とにおいて各帯図形画像を表示可能な表示範囲の大きさを互いに相違させるようにしている。なお、以下の説明では、各表示領域110、120において帯図形画像を表示可能な表示範囲を、「帯図形表示範囲」ともいう。帯図形表示範囲の大きさ(幅)を互いに相違させることで、各帯図形画像の大きさ(幅)を互いに相違させることができる。ここで、帯図形画像の幅が縮小される場合に、外側領域112,122の内周側と外周側とのうち外周側が狭められるようになっており、帯図形画像の幅が縮小されても、内側領域111,121と接する部位、つまり内側領域111,121の外側の境界部分においては画像に変わりがなく、内側領域111,121と外側領域112,122との関連性が阻害されないようになっている。要するに、各表示領域110,120において各数値表示画像については大きさ及び位置を不変にしたままで、各帯図形画像の大きさを互いに相違させることが可能となっている。
この場合、第2情報としてどの情報を表示するかに応じて、帯図形表示範囲の幅寸法が変更される。例えば、図3(a)では、第1情報=車速、第2情報=エンジン回転速度となっており、かかる場合には、第1帯図形画像及び第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅が共にWaとなっている(Wa=W1,W2)。これに対し、図3(b)では、第1情報=車速、第2情報=燃費となっており、かかる場合には、第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅が縮小されてWbとなっている(Wb<W1,W2)。
また、本実施形態では、各帯図形表示範囲の大きさを互いに相違させる場合において、車両の走行モードに応じて、各帯図形表示範囲の大きさの相違化を行うようにしている。つまり、図3(b)及び図3(c)は、第1情報=車速、第2情報=燃費としているが、走行モードとして、図3(b)では通常走行モードが選択され、図3(c)では燃費モードが選択されている。この場合、図3(b)では、第1帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅がWa、第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅がWbであるのに対し、図3(c)では、燃費情報の視認性を最大化するため、第1帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅が縮小されてWb、第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅が拡大されてWaとなっている。
内側領域111,121は、第1情報及び第2情報を固定位置で表示することから「固定表示領域」とも言え、外側領域112,122は、第1情報及び第2情報を数値表示画像に加えて補助的に表示することから「補助表示領域」とも言える。
本実施形態では、車両の電源スイッチがオンされた後において表示パネル31のデフォルト画像として、図3(a)に示すように、第1表示領域110に車速情報が表示されるとともに、第2表示領域120にエンジン回転速度情報が表示されるようになっている。そして、車両走行中においてエンジン回転速度以外の第2情報についての表示要求が生じると、その表示要求に応じて、エンジン回転速度から他の情報(燃費等)への表示切り替えが行われるようになっている。
車両の電源スイッチがオンされた後において、表示パネル31に図3(a)に示すデフォルト画像が表示される前に電源オン時用の画像(アニメーション画像を含む)が表示される構成であってもよい。また、電源スイッチのオン後において車両が停止している状態(すなわち非走行状態)では、上述した走行基本情報とは異なる情報を表示したり、節電のために表示パネル31を非表示(表示停止)にしたりすることも可能である。
一方、図2に示すように、第3表示領域130は、第1表示領域110及び第2表示領域120のうち外側領域112,122にのみ重複するように設けられており、ハッチングを付したOL1,OL2の部分が重複部分である。第3表示領域130に表示される第3情報は、表示と非表示との各状態で切り替えられるものであり、さらに表示状態ではその大きさ(特に縦幅)の変更が可能となっている。
第3情報として外部装置36の受信情報に関するメッセージを表示する場合には、図4に示すように、第3表示領域130にメッセージ画像が表示される。ここで、メッセージ画像の大きさ、すなわち第3表示領域130におけるメッセージ画像の表示範囲は、都度のメッセージ情報量に応じて可変に設定される。図4(a)では、第3表示領域130において重複部分OL1,OL2を含まない範囲を表示範囲としてメッセージ画像が表示されているのに対し、図4(b)では、第3表示領域130において重複部分OL1,OL2を含む範囲を表示範囲としてメッセージ画像が表示されている。そして、重複部分OL1,OL2を含む範囲でメッセージ画像が表示される場合には、第1帯図形画像及び第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅が縮小される。
図4では、第1表示領域110及び第2表示領域120に表示される各情報の帯図形画像の大きさ(幅)が相違しており、図4(b)のように重複部分OL1,OL2を含む範囲でメッセージ画像が表示される場合には、各帯図形画像について互いの大きさの比率を維持したまま、すなわち大小関係を維持したまま幅が縮小されるようになっている。
第3情報に、車両又はエンジンの故障に関する情報や、車両運転の安全性に関する情報を含ませておき、それらの情報に関するメッセージを表示パネル31に表示させることも可能である。この場合、車両又はエンジンの故障発生時において、メータECU11が、故障発生に関するメッセージを表示パネル31の第3表示領域130に表示させるとよい。これにより、第1情報及び第2情報の視認性を確保した上で、運転者に対して、車両の退避走行が実施されることが伝達される。又は、メータECU11が、車両の走行距離や運転時間に基づいて運転者による疲れの状況を判断し、その運転疲れに関するメッセージを表示パネル31の第3表示領域に表示させるとよい。
次に、メータECU11により実施される表示制御処理について説明する。図5は、表示制御処理のメインルーチンを示すフローチャートであり、本処理は、メータECU11により、所定時間周期で繰り返し実施される。
図5において、ステップS01では、第3表示領域130についての表示制御を実施し、続くステップS02では、第1表示領域110及び第2表示領域120についての表示制御を実施する。以下、第3表示領域130の表示制御を図6のサブルーチンを用いて説明し、第1表示領域110及び第2表示領域120の表示制御を図7のサブルーチンを用いて説明する。なお、図7では、第2情報としてのエンジン回転速度と燃費とのうちいずれかが選択されて第2表示領域120に表示されるようになっている。
図6において、ステップS11では、表示パネル31にメッセージ画像を表示するように要求するメッセージ表示要求が生じているか否かを判定する。メッセージ表示要求が生じていない場合、処理を終了しメインルーチンに戻る。メッセージ表示要求が生じている場合、ステップS12に進み、外部装置36からの受信情報を取得するとともに、その受信情報に基づいて、表示パネル31に表示させるメッセージを作成する。このとき、
(1)電話や電子メールを受信したことを表すメッセージ、
(2)電話や電子メールの発信元を表すメッセージ、
(3)電子メールのタイトル又は内容に相当するメッセージ(メール受信の場合)、
のうち少なくともいずれかが作成される。なお、メッセージの作成内容を上記(1)〜(3)のうちいずれにするかは、例えばユーザの設定操作に応じて決められるとよい。
続くステップS13では、上記作成したメッセージについて第2表示領域120における表示範囲を決定する。このとき、メッセージの情報量(文字数)に基づいて、メッセージの表示範囲を、重複部分OL1,OL2を含む範囲にするか、重複部分OL1,OL2を含まない範囲にするかが決定される。
その後、ステップS14では、今回のメッセージの表示範囲に重複部分OL1,OL2が含まれているか否かを判定する。そして、メッセージ表示範囲に重複部分OL1,OL2が含まれていなければ、そのままステップS15に進み、上記ステップS12で作成したメッセージを、上記ステップS13で決定した表示範囲に表示させる。
また、メッセージ表示範囲に重複部分OL1,OL2が含まれていれば、ステップS16に進む。ステップS16では、重複部分OL1,OL2を用いてメッセージを表示させてよいか否かの表示条件を判定する。このとき、表示条件は車両の走行状態に基づいて定められており、具体的には、車両が高速走行中でないこと、車両の走行経路が蛇行していないこと(コーナー多発経路でないこと)等が含まれている。なお、車速が所定値(例えば80km/h)以下である場合に、高速走行中でないと判断されるとよい。また、車両の走行経路が蛇行しているかどうかは、ナビゲーション地図情報や運転者によるハンドル操作頻度等に基づいて判断されるとよい。ナビゲーション装置は外部装置36により構成されていてもよい。
そして、表示条件が成立していれば、ステップS15に進み、上記ステップS12で作成したメッセージを、上記ステップS13で決定した表示範囲(ここでは重複部分OL1,OL2を含む範囲)に表示させる。また、表示条件が不成立であれば、ステップS17に進み、今回の受信情報に基づき作成したメッセージを表示せず、第2表示領域120における前回までの表示内容を維持する。そして、メインルーチンに戻る。
つまり、重複部分OL1,OL2を含む範囲でメッセージを表示すると、その分、第1表示領域110及び第2表示領域120における第1情報及び第2情報の表示領域(実際には外側領域112,122)が狭められる。そのため、第1情報と第2情報の視認性が低下する。走行状態によっては、第1情報である車速の視認性を最大化しておくことが走行安全上望ましい。この点、表示条件が不成立である場合にメッセージを表示しないことで、車速の視認性を高めておくことが優先され、車速の視認性を最大化することができる。
ステップS17では、メッセージ情報(重複部分OL1,OL2を含む範囲を表示範囲とするメッセージ情報)が一時記憶され、メインルーチンに戻る。その後、第3表示領域130の表示制御処理が再度行われ、ステップS16の判定で表示条件が成立した際に、第3表示領域130に表示されるようになっている。
また、図7では、ステップS21において、表示パネル31に第2情報として燃費情報を表示する燃費表示要求が生じているか否かを判定する。燃費表示要求が生じていない場合(S21:NO)、ステップS22において、第2情報としてエンジン回転速度情報を表示するよう決定する。ステップS23において、車速及びエンジン回転速度を取得する。その後、ステップS24において、車両が高速走行の状態であるか否かを判定する。このとき、車速が所定値(例えば80km/h)以上であれば、高速走行の状態であると判定される。
そして、高速走行の状態でなければ、ステップS25に進み、第1情報が車速、第2情報がエンジン回転速度であることに基づいて、第1帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅WXと第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅WYとをいずれも「Wa」に決定する。これに対し、高速走行の状態であれば、ステップS26に進み、両帯図形表示範囲の大きさに差を付けて車速情報の見分けを良好にすべく、第1帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅WXを「Wa」、第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅WYを「Wb」に決定する。
また、ステップS21で、燃費表示要求が生じていると判定される場合(S21:YES)、ステップS27において、第2情報として燃費を表示するよう決定する。ステップS28において、車速及び燃費を取得する。ステップS29において、車両の走行モードとして燃費モードが選択されているか否かを判定する。
車両の走行モードとして燃費モードが選択されてない場合、すなわち通常走行モード又はパワーモードが選択されている場合(S29:NO)、ステップS30において、第1情報が車速、第2情報が燃費であることに基づいて、第1帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅WXを「Wa」、第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅WYを「Wb」に設定する。つまり、車速の帯図形画像を燃費の帯図形画像よりも大きく表示する。また、車両の走行モードとして燃費モードが選択されている場合(S29:YES)、ステップS31において、第1帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅WXを「Wb」、第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅WYを「Wa」に設定する。つまり、燃費の帯図形画像を車速の帯図形画像よりも大きく表示する。
ステップS25、S26、S30又はS31の後、ステップS32において、第3情報(メッセージ画像)が重複部分OL1,OL2を含む範囲で表示されるか否かを判定する。そして、重複部分OL1,OL2を含む範囲で第3情報が表示されるのであれば、ステップS33に進み、第1帯図形画像及び第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅WX,WYを、第3情報の表示範囲に応じて決定する。つまり、各帯図形画像が第3情報の表示範囲に応じてそれぞれ縮小される。ステップS34において、第1情報としての車速と、第2情報としてのエンジン回転速度又は燃費とをそれぞれ数値表示画像及び帯図形画像として表示し、本処理を終了する。
以下、本実施形態の奏する効果を述べる。
表示パネル31の第1表示領域110と第2表示領域120とにおいて、それぞれ数値表示が可能な第1情報と第2情報とが、数値表示画像として表示されるとともに帯図形画像として表示される。これにより、運転者にとっては、数値表示画像により正確に第1情報と第2情報とを認知できるとともに、帯図形画像により一見しただけで直感的に第1情報と第2情報とを認知でき、表示パネル31における視認性を良好なものにすることができる。
また、第1表示領域110と第2表示領域120とにおける各数値表示画像を大きさ及び位置を不変にしたままで、それら両表示領域110,120における各帯図形表示範囲の大きさを互いに相違させるようにした。この場合、表示パネル31に複数の情報がそれぞれ画像として左右に隣り合わせで表示されていても、各帯図形画像の大きさを相違させることが可能であることから、左右の両画像の区別が容易となる。またこのとき、各帯図形画像に囲まれて表示される数値表示画像は、大きさ及び位置が不変であるため、表示パネル31における各表示領域110,120のいずれかに視線を移した後は、各情報の数値確認を何ら支障なく行うことができる。以上により、表示パネル31に表示される複数の情報の画像を区別しやすくして、表示画像の視認性を良好なものとすることができる。
第2情報は、表示内容が相違する複数の情報を含んでおり、第1情報と第2情報との表示内容の組み合わせに応じて、それら各情報の帯図形表示範囲の大きさ(幅)を相違化させるようにした(例えば図7のステップS25,S30)。これにより、表示パネル31に表示される各情報の組み合わせが同じであれば、原則として帯図形画像の大きさが一定となる。そのため、帯図形画像の大きさが過剰に変わることにより却って見づらさが生じるといった不都合を抑制できる。このとき、各帯図形画像の大きさが相違する場合だけでなく、同じになる場合も定められており、表示形態の多様化を実現できる。
車両の走行状態に基づいて、各情報の帯図形画像の大きさ(幅)を相違化させるようにした(例えば図7のステップS25,S26)。これにより、例えば高速走行の状態では、車両情報の見分けが良好となり、ひいて安全走行に寄与できるものとなる。
第2情報が燃費であり、かつ車両の走行モードが燃費モードになっている場合に、第2情報の帯図形画像を第1情報の帯図形画像よりも大きくするようにした(例えば図7のステップS31)。これにより、燃費モードになっており運転者が燃費を気にしていると想定される場合に、その燃費情報の見分けを良好にすることができる。
表示パネル31に、第1表示領域110及び第2表示領域120に一部が重複するようにして第3表示領域130を設け、その第3表示領域130に、表示要求に応じて表示及び非表示の状態が切り替えられる第3情報(メッセージ画像)を表示するようにした。そして、第3表示領域130において他の表示領域110,120との重複部分OL1,OL2に第3情報が表示される場合に、その第3情報の画像に重複しないように、第1表示領域110内及び第2表示領域120内で各帯図形画像を縮小して表示するようにした。
これにより、表示パネル31における限られた表示領域を有効に用いつつ、第1,第2情報だけでなく第3情報(メッセージ画像)を好適に表示できる。この場合、第1情報及び第2情報について、その表示画像が縮小されるのは、補助表示される帯図形画像に限られ、数値表示画像は何ら表示形態が変更されない。したがって、数値表示画像について運転者による視認性が維持される。また、帯図形画像は縮小されるものの、第1帯図形画像と第2帯図形画像とは相違した状態が継続されるため、第1情報と第2情報とを区別しやすい状況は継続される。
(他の実施形態)
・上記実施形態では、各表示領域110,120における帯図形表示範囲の大きさを互いに相違させる場合に、デフォルト状態を基準にして一方の大きさを維持するとともに、他方の大きさを縮小する構成としたが、これを変更する。例えば、デフォルト状態を基準にして一方の大きさを拡大するとともに、他方の大きさを縮小することで、各表示領域110,120における帯図形表示範囲の大きさを互いに相違させるようにしてもよい。具体的には、図8において、(a)はデフォルト状態の画像を示しており、各表示領域110,120における帯図形表示範囲の幅は、それぞれWcとなっている(Wb<Wc<Wa(=W1,W2))。そして、各帯図形表示範囲の大きさに差異が付与される場合には、(b)に示すように、第1表示領域110の帯図形画像の幅がWcから拡張されてWaとなり、第2表示領域120の帯図形画像の幅がWcから縮小されてWbとなっている。
・第2情報が複数の情報を含む構成としたが、第2情報が単一の情報のみを含む構成としてもよい。例えば、第2情報がエンジン回転速度情報のみを含む構成としてもよい。この場合、第1情報と第2情報との組み合わせが、車速情報とエンジン回転速度情報との組み合わせに固定化される。ここで、例えば、車両走行モードがパワーモードの場合に、第1帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅に比べて、第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅を広くすることでエンジン回転速度情報の視認性を向上させる。これにより、表示パネル31の表示を車両の走行状態に応じたものとすることができる。
・上記実施形態では、第1表示領域110に第1情報として車速情報のみを表示する構成としたが、第1情報が複数の情報を含んでいてもよい。第1帯図形画像の幅及び第2帯図形画像の幅は、車両の走行状態に基づき第1情報と第2情報との組み合わせに応じて設定する。
・表示パネル31において表示内容が切り替えられた場合(例えば、第2情報がエンジン回転速度から燃費に切り替えられた場合)に、その切り替えられた新たな表示内容について帯図形表示範囲の大きさ(幅)を一時的に大きくする構成としてもよい。つまり、表示内容の切替から所定時間が経過するまでは、各帯図形表示範囲の大きさを相違させておき、所定時間が経過した後は各帯図形表示範囲の大きさを同じにする。例えば、燃費表示要求に応じて各帯図形表示範囲の幅を相違させる場合(例えば図7のステップS30,S31)において、各帯図形表示範囲の幅を相違させるのは燃費表示要求が生じてから所定時間のみとする。
・第1表示領域110及び第2表示領域120における各帯図形表示範囲の大きさを相違化させる場合に、それら各帯図形表示範囲の大きさの比率を変更できる構成にしてもよい。この場合、各帯図形表示範囲の大きさの比率を、第1情報と第2情報との組み合わせや車両の走行状況に応じて調整するとよい。例えば、第1情報として車速を表示し、第2情報として航続可能距離を表示している場合に、航続可能距離が減少するほど、第1帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅を減少させるとともに、第2帯図形画像についての帯図形表示範囲の幅を増加させ、両帯図形画像の幅を増加させる構成とする。
・上記実施形態では、表示パネル31において第1表示領域110及び第2表示領域120の内側領域111,121に、数値表示画像としてアラビア数字を表す画像を表示したが、これを変更し、数値表示画像として、数字付きの計器盤画像(目盛り画像)と、その計器盤上で回転し車速に応じた数値を指し示す指針画像とを表示させる構成としてもよい。具体的には、図9に示すように、各表示領域110,120の内側領域111,121に計器盤画像と指針画像とをそれぞれ表示させるとよい。
・上記実施形態では、第1表示領域110及び第2表示領域120に重複させて第3情報(メッセージ画像)を表示する場合に、各帯図形表示範囲について互いの大きさの比率(大小関係)を維持して各帯図形画像を縮小する構成としたが(図4参照)、これを変更し、各帯図形表示範囲の大きさを同じにして、すなわち相違化させた状態を解除して各帯図形画像を縮小する構成としてもよい。例えば、各帯図形表示範囲の大きさを互いに同一とし、その上で、図4(b)の状態において各帯図形表示範囲の大きさが最大となるようにその大きさを決定するとよい。この場合、第3情報の表示に伴い各帯図形画像を縮小した状態では大きさの差異が分かりにくくなるため、相違化を図るよりも、見やすさの向上を優先する。
・上記実施形態では、第1表示領域110と第2表示領域120とを同一の形状及び大きさとしたが(図2参照)、この構成を変更してもよい。例えば、これら各領域110,120の大きさを大小異なるものにしておいてもよい。
・上記実施形態では、第3表示領域130は、表示パネル31において、第1表示領域110及び第2表示領域120の上方に設けられているが、別の場所に設けてもよい。例えば、第1表示領域110と第2表示領域120との中央に設けてもよい。また、第3情報として表示する情報はメッセージに限定されるものではなく、車両前方の暗視画像や、ナビゲーション画像を表示してもよい。なお、第3表示領域130を設けない構成としてもよい。
・表示パネル31において第1表示領域と第2表示領域とを図10のように構成することも可能である。図10では、四半円状(半円、扇状なども可)をなす第1表示領域210と第2表示領域220とが設けられており、第1表示領域210には第1情報としての車速情報が表示され、第2表示領域220には第2情報としてのエンジン回転速度情報が表示されている。各表示領域210,220には、数値表示画像が各表示領域のほぼ中央に表示されるとともに、この数値表示画像に加えて略三角形状の図形画像が表示されている。この場合、車速やエンジン回転速度に応じて、図形画像において頂部Aの角度αが大小変化し、車速やエンジン回転速度が大きくなるほど、角度αが大きくなるようになっている。
ここで、図10(a)では、両表示領域210,220における各図形画像を表示可能な表示範囲の大きさ(一辺の長さ)が同じであり、その一辺の長さは共にL1となっている。そして、例えば車両の走行状態(高速状態か否か)に応じて、両表示領域210,220における各図形画像を表示可能な表示範囲の大きさに差異が付与されるものとなっている(なお、各数値表示画像については上記同様、大きさ及び位置が不変のままである)。すなわち、図10(b)では、両表示領域210,220における各図形画像の大きさ(一辺の長さ)が互いに相違しており、第1表示領域210では一辺の長さがL1、第2表示領域220では一辺の長さがL2となっている。
・上記実施形態では、運転席の正面側に表示パネル31を配置する構成としたが、これを変更し、車両のダッシュボードにおいて中央部等に表示パネル31を配置する構成としてもよい。
・上記実施形態では、表示パネル31において第1表示領域110と第2表示領域120とを左右に隣り合わせて表示する構成としたが、上下に隣り合わせて表示する構成としてもよい。
11…メータECU(第1表示制御手段、第2表示制御手段、相違化手段)、31…表示パネル、110…第1表示領域、120…第2表示領域。

Claims (8)

  1. 車両において運転者により視認される位置に設けられ車両走行に関する情報を表示する表示パネル(31)を備える車両用表示装置であって、
    前記表示パネルには、第1情報を表示する第1表示領域(110)と、その第1情報とは異なる情報である第2情報を表示する第2表示領域(120)とが設けられ、それら各表示領域は隣り合わせで配置され、
    前記各情報はいずれも数値表示可能な情報であって、前記第2情報は、表示内容が相違する複数の情報を含み、その複数の情報のうちいずれかが前記第2表示領域に表示されるようになっており、
    前記第1情報を取得し、前記第1表示領域において、前記取得した第1情報の数値を示す数値表示画像、及びその第1情報の数値の大きさに合わせて表示態様が変化する第1図形画像を表示させる第1表示制御手段(11)と、
    前記複数の情報のうち前記第2情報として前記第2表示領域に表示される情報を取得し、前記第2表示領域において、前記取得した第2情報の数値を示す数値表示画像、及びその第2情報の数値の大きさに合わせて表示態様が変化する第2図形画像を表示させる第2表示制御手段(11)と、
    前記各表示領域に表示される前記第1情報と前記第2情報との組合せに応じて、それら両表示領域において前記両図形画像を表示可能な表示範囲の大きさを互いに相違させる相違化手段(11)と、を備えることを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記相違化手段は、前記第1表示領域と前記第2表示領域とにおける前記各数値表示画像の大きさ及び位置を不変にしたままで、それら両表示領域において前記両図形画像を表示可能な表示範囲の大きさを互いに相違させることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記車両の走行状態を判定する走行状態判定手段(11)を備え、
    前記相違化手段は、前記走行状態判定手段により判定した走行状態に基づいて、前記両表示領域における前記各表示範囲の大きさを相違化させることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記相違化手段は、前記両表示領域における前記各表示範囲の大きさを相違化させる場合に、それら各表示範囲の大きさの比率を変更可能としていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記車両は、通常走行モードと、その通常走行モードに比べて燃費を向上させる燃費モードとの切替が可能であり、
    前記第2情報には、燃費に関する情報が含まれており、
    前記相違化手段は、前記第2情報が燃費に関する情報であり、かつ前記燃費モードになっている場合に、前記第2表示領域における前記表示範囲を、前記第1表示領域における前記表示範囲よりも大きくすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  6. 前記表示パネルには、前記第1情報及び前記第2情報とは異なる情報である第3情報を表示する第3表示領域(130)が設けられ、前記第3表示領域は、前記第1表示領域及び前記第2表示領域に一部が重複するようにして配置されており、
    前記第3情報は、表示要求に応じて表示及び非表示の状態が切り替えられるものであり、
    前記表示要求に応じて前記第3情報を取得し、その第3情報を、前記第3表示領域に表示させる第3表示制御手段(11)を備え、
    前記第1表示制御手段及び前記第2表示制御手段は、前記第3表示領域に前記第3情報が表示される場合に、前記第1表示領域及び前記第2表示領域に重複する重複部分に表示された前記第3情報の画像に重複しないように、前記第1表示領域及び前記第2表示領域における前記各表示範囲をそれぞれ縮小することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
  7. 前記相違化手段は、前記第3表示領域に前記第3情報が表示される場合に、前記表示範囲の大きさを相違化させた状態を解除することを特徴とする請求項6に記載の車両用表示装置。
  8. 前記第1情報として車速情報を含み、前記第2情報としてエンジン回転速度情報及び燃費情報を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両用表示装置。
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