JP2014088073A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の側突時に、エアバッグが乗員の肩部側方に早期に展開するとともに乗員の上腕部を早期に持ち上げて、乗員を適切に保護する。
【解決手段】車両の側面衝突時に座席4に着座した乗員6とドアとの間の空間に展開されるエアバッグ3と、エアバッグ3にガスを供給するインフレータ2と、を備えたサイドエアバッグ装置1であって、エアバッグ3は少なくとも、インフレータ2から直接的にガスが供給され乗員6の肩部61側方に展開する第一チャンバー31と、第一チャンバー31に供給されたガスが供給され乗員6の上腕部62下方に展開する第二チャンバー32と、第二チャンバー32の下方に設けられ第二チャンバー32に供給されたガスが供給されて展開する第三チャンバー33とに区画されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、側面衝突時に乗員を保護するサイドエアバッグ装置に関するものである。
車両には、車体への衝撃から乗員を保護する乗員保護装置の一つとして、衝撃を吸収するエアバッグ装置を備えたものがある。エアバッグ装置は、エアバッグを展開させる必要があるほどの衝撃が車体に加わると、インフレータが作動してエアバッグにガスが供給され、エアバッグが瞬時に膨張展開して乗員を保護する。このようなエアバッグ装置のうち、車両の側面衝突時(以下、側突時という)に対応するものとして、運転席や助手席の座席側部に内蔵されたサイドエアバッグ装置が知られている。
一般的にサイドエアバッグ装置は座席のドア側の側部に収納されており、側突時にドアと乗員との間の空間にエアバッグを展開して乗員の肩部、胸部、腹部等への衝撃を和らげ乗員を保護する。しかしながら、エアバッグと乗員の胸部との間には乗員の上腕部が存在するため、エアバッグが展開することにより上腕部が反衝突側(車両内側)に押され、胸部の撓みが増大する可能性がある。そこで、側突時に乗員の上腕部を持ち上げて、乗員の上腕部がエアバッグと胸部との間に介在することを抑制するようにした技術が提案されている。
例えば特許文献1には、エアバッグの展開時に乗員の肩部を拘束する肩拘束部よりも車両前側に、乗員の上腕部が載るアームサポート縁が設けられたサイドエアバッグ装置が開示されている。このアームサポート縁は、乗員の脇よりも低い位置に設けられている。このような構成により、エアバッグが展開した時に、乗員の上腕部がエアバッグに沿って滑り上がりアームサポート縁に載り、上腕部がエアバッグと胸部との間に介在することを抑制できるとされている。
特開2010−132072号公報
ところで、車両が側突した場合、乗員の体の部位の中で最初に衝撃を受けやすいのは、座席に着座している乗員の体の部位の中で最も幅(車幅方向長さ)が大きい肩部であると考えられる。これは、肩部が胸部や腹部と比べてドアとの距離が近く、肩部とドアとの間の空間が最も狭いためである。つまり、乗員を適切に保護するためには、肩部の側方に早期にエアバッグを展開させる必要がある。また、エアバッグと胸部との間に上腕部が介在することを抑制するためには、より早く上腕部を押し上げてやることが望ましい。
しかしながら、上記の特許文献1のエアバッグ装置では、肩部を拘束する肩拘束部と、上腕部が載るアームサポート縁とを備えているが、これらの部位は、インフレータからのガスがエアバッグ全体に供給されてから機能するため、側突時に肩部の側方に早期にエアバッグが展開されるとは限らない。また、アームサポート縁についても、側突早期に上腕部を確実に押し上げることはできないと考えられる。つまり、このエアバッグ装置では、部分的にエアバッグの展開タイミングをコントロールすることが難しいと考えられ、改善の余地があった。
本件の目的の一つは、上記のような課題に鑑み創案されたもので、車両の側突時に、エアバッグが乗員の肩部側方に早期に展開するとともに乗員の上腕部を早期に持ち上げて、乗員を適切に保護することができるようにした、サイドエアバッグ装置を提供することである。
なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的として位置づけることができる。
(1)ここで開示するサイドエアバッグ装置は、車両の側面衝突時に座席に着座した乗員とドアとの間の空間に展開されるエアバッグと、前記エアバッグにガスを供給するインフレータと、を備えたサイドエアバッグ装置である。前記エアバッグは少なくとも、前記インフレータから直接的にガスが供給され前記乗員の肩部側方に展開する第一チャンバーと、前記第一チャンバーに供給されたガスが供給され前記乗員の上腕部下方に展開する第二チャンバーと、前記第二チャンバーの下方に設けられ前記第二チャンバーに供給されたガスが供給されて展開する第三チャンバーとに区画されていることを特徴としている。
つまり、前記エアバッグは、少なくとも前記第一チャンバーと前記第二チャンバーと前記第三チャンバーの三つのチャンバー(部屋)に仕切られており、これら三つのチャンバーが上下方向に並んで設けられている。そして、前記インフレータから供給されたガスは、まず前記第一チャンバーに供給され、その後前記第二チャンバーへ流れ、最後に前記第三チャンバーに流れる。言い換えると、前記乗員の肩部側方に展開する前記第一チャンバーが最初に展開し、次に上腕部下方に展開する前記第二チャンバーが展開し、最後に前記第三チャンバーが展開する。
(2)前記第二チャンバーは、展開したときの形状が前方に行くほど斜め下方に延びる形状であることが好ましい。
(3)また、前記第二チャンバーは、前記第一チャンバーよりも車幅方向内側に展開されるように形成されていることが好ましい。
(4)また、前記第一チャンバー及び前記第二チャンバーは、前記第一チャンバーから前記第二チャンバーへガスを流通させるための第一通気孔を有する第一隔壁部材により区画され、前記第一通気孔は、前記第二チャンバーの後部に位置することが好ましい。
(5)このとき、前記第一通気孔は、前記乗員の肩部側方よりも後方に位置することがより好ましい。
(6)また、前記第一チャンバーは、展開時の車幅方向長さが前記第二チャンバーの展開時の車幅方向長さよりも小さく形成されていることが好ましい。
(7)また、前記第二チャンバー及び前記第三チャンバーは、前記第二チャンバーから前記第三チャンバーへガスを流通させるための第二通気孔を有する第二隔壁部材により区画され、前記第二隔壁部材は、前部が後部に比べて下方に位置するように傾斜して設けられることが好ましい。つまり、前記第二隔壁部材の姿勢が前傾姿勢となるように前記第二チャンバーと前記第三チャンバーとが区画されている。前記第二通気孔を流通するガスは、車両前方から後方且つ斜め下方に向かって前記第三チャンバーへ流れ込む。これにより、前記第三チャンバーの膨張時の反力が前記第二チャンバーに伝わり、前記第二チャンバーの膨張が補助される。
開示のサイドエアバッグ装置によれば、エアバッグが少なくとも第一チャンバーと第二チャンバーと第三チャンバーとに区画され、第一チャンバーから順にガスが供給されて展開されるため、ドアとの間の空間が最も小さい乗員の肩部側方にエアバッグを早期に展開させることができる。これにより、肩部を適切に保護することができる。
また、第二チャンバーは、第一チャンバーに供給されたガスが供給されて展開するものであり、さらに第三チャンバーは第二チャンバーに供給されたガスにより展開する。つまり、第二チャンバーは第三チャンバーよりも先に展開するため、第一チャンバーで早期に乗員の肩部を保護した後、早期に第二チャンバーにより乗員の上腕部を上方へ持ち上げることができる。これにより、乗員の上腕部がエアバッグと胸部との間に挟まれることによる胸部撓みの増加を抑制することができる。したがって、車両の側突時に乗員を適切に保護することができる。
第一実施形態に係るサイドエアバッグ装置が適用された座席に乗員が着座した状態を模式的に示す側面図である。 第一実施形態に係るサイドエアバッグ装置のエアバッグ展開時の状態を示す図であり(a)は側面図、(b)は図2(a)のA−A断面図である。 第一実施形態に係るサイドエアバッグ装置の作用を説明するための模式的な図であり、(a),(c)及び(e)は側面図であり、(b),(d)及び(f)は正面図である。 第二実施形態に係るサイドエアバッグ装置が適用された座席に乗員が着座した状態を模式的に示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 第三実施形態に係るサイドエアバッグ装置が適用された座席に乗員が着座した状態を模式的に示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 第四実施形態に係るサイドエアバッグ装置を説明するための図であり、(a)はエアバッグ展開時の側面図であり、(b)はこのサイドエアバッグ装置が適用された座席に乗員が着座した状態を模式的に示す側面図である。
以下、図面により実施の形態について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。
本サイドエアバッグ装置は、車両の運転席及び助手席に装備されるものである。以下の説明では、車両の進行方向を前方とし、その逆を後方とし、前方を基準に左右を定める。また、重力の方向を下方とし、その逆を上方として説明する。また、車体の中心に向かう側を内側、その逆を外側として説明する。
[1.第一実施形態]
[1−1.構成]
本実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図1〜図3を用いて説明する。なお、図1はエアバッグが展開した状態を示している。図1に示すように、本サイドエアバッグ装置1は、車両の側面衝突時(以下、側突時という)にエアバッグ3を展開させることで乗員6を保護するものである。そのため、サイドエアバッグ装置1は、乗員6が着座するシート4のシートバック41のドア5側の側部41aに収納されている。
サイドエアバッグ装置1は、側突を検知する側突センサ(図示略)と、ガスを発生させるインフレータ2と、乗員6を保護するエアバッグ3とを備えている。側突センサは、車両の側方からの衝撃を検知するセンサであり、例えば車両の加速度を検出する加速度センサである。この加速度センサで検出された加速度情報は図示しない電子制御装置に伝達され、所定の加速度以上の加速度が検出された場合は側突があったと判断される。なお、側突センサは加速度センサのような電子式のセンサに限らず、機械式のセンサや電気機械式のセンサであってもよい。
側突があったと判断された場合は、その情報がインフレータ2に伝達される。これにより、インフレータ2はガスを発生させ、そのガスをエアバッグ3に供給する。エアバッグ3は、同一形状の二枚の基布を重ね合わせ、その状態で周囲を縫い合わせることで袋状にされたものである。エアバッグ3は、インフレータ2からガスが供給されるとシートバック41から飛び出して瞬時に展開し、ドア5と乗員6との間の空間に膨張する。
エアバッグ3は、図1及び図2(a)に示すように、展開したときに乗員6の肩部61の側方から腰部の側方までを覆う大きさの袋体であり、インフレータ2からガスが供給される前は、例えば小さく折畳まれた状態でシートバック41内に収納される。エアバッグ3は、二つのテザー(隔壁部材)34,35によって、上下方向に三つのチャンバー31,32,33に区画されている。これら三つのチャンバー31,32,33を、上から順に第一チャンバー31,第二チャンバー32,第三チャンバー33と呼ぶ。第一チャンバー31及び第二チャンバー32は第一テザー34で区画され、第二チャンバー32及び第三チャンバー33は第二テザー35で区画されている。なお、図1及び図2(a)等の中の矢印は、ガスの流れを示す。
第一チャンバー31は、乗員6の肩部61の側方に展開して肩部61を保護する機能を有する。第一チャンバー31は、インフレータ2で発生されたガスがインフレータ2から直接供給される部分であり、エアバッグ3のうち最初に展開して膨張する。第一チャンバー31には、インフレータ2からのガスが流通する流通路21が接続されている。
第一チャンバー31は、主に肩部61の側方に展開するように、展開したときの形状が、第二チャンバー32及び第三チャンバー33よりも前後方向長さが短くなるように形成されている。また、車両前方に行くほど上下方向長さが長くなるように形成されており、側面視で略三角形となっている。第一チャンバー31は、前後方向長さが他のチャンバー32,33よりも短く形成され全体の容積が小さいため、少量のガスで膨張するようになっている。言い換えると、インフレータ2からガスが供給され始めた段階で瞬時に展開する。これにより、乗員6の肩部61の側方に早期に展開して、肩部61を確実に覆うことができるようになっている。
第二チャンバー32は、第一チャンバー31の下方に設けられ第一チャンバー31よりも車幅方向内側に展開するように形成されており、乗員6の上腕部62の下方に展開して上腕部62を持ち上げる機能を有する。上腕部62とは、脇の下から肘にかけての部分である。なお、図1及び図3(c)には、第二チャンバー32により持ち上げられる前の上腕部62を二点鎖線で示す。第二チャンバー32は、第一チャンバー31に供給されたガスが供給されることで展開する部分であり、第一チャンバー31の膨張に続いて膨張する。
第二チャンバー32は、展開したときの形状が、上下方向長さよりも前後方向長さの方が長くなるように前後方向に延びた形状となっている。ここでは、側面視で前部が後部よりも下方に位置するように傾斜して設けられ、乗員6の上腕部62の下方に沿って展開するようになっている。つまり、第二チャンバー32の上縁部32aが前方に行くほど斜め下方に傾斜され、乗員6の上腕部62に沿う形状となっている。なお、上縁部32aの一部(ここでは後部)には、第一チャンバー31と区画する第一テザー34が設けられる。
第二チャンバー32は、展開したときの車幅方向長さ(以下、単に幅ともいう)が乗員6の上腕部62の幅よりも大きくなるように形成されている〔図3(d)参照〕。なお、本実施形態では、第一チャンバー31,第二チャンバー32及び第三チャンバー33の各幅は、最も膨張したときに略同等となるように形成されている。つまりここでは、第一チャンバー31及び第三チャンバー33は、第二チャンバー32と同様、乗員6の上腕部62の幅よりも大きくなるように形成されている。
第一テザー34は、第一チャンバー31の下縁部31bの後部と第二チャンバー32の上縁部32aの後部との境界部分を形成する隔壁部材である。第一テザー34は、第一チャンバー31及び第二チャンバー32を仕切る機能と、第一チャンバー31及び第二チャンバー32の境界部分の幅を所望の長さに設定する機能とを有している。つまり、図2(b)に示すように、エアバッグ3は、第一チャンバー31と第二チャンバー32との境界部分の車幅方向長さが所望の長さになるように第一テザー34の車幅方向長さが決められており、この第一テザー34によって第一チャンバー31と第二チャンバー32とが隔離されている。
第一テザー34には、第一チャンバー31から第二チャンバー32へガスを流通させるための第一通気孔34hが形成されている。第一通気孔34hは、第一テザー34の略中央に設けられ、第二チャンバー32の後部に位置する孔である。ここでは特に、乗員6の肩部61の側方よりも後方に位置している。なお、図2(a)には丸い第一通気孔34hが一つ設けられている場合を例示しているが、第一通気孔34hの形状や数は特に限定されない。また、第一通気孔34hの大きさも特に限定されず、第一チャンバー31から第二チャンバー32へガスが円滑に流れるものであればよい。
第三チャンバー33は、第二チャンバー32の下方に設けられた最も容積の大きいチャンバーであり、第一チャンバー31及び第二チャンバー32で保護されない乗員6の胸部,腹部及び腰部(以下、これらを総称して他の部位63という)を保護する機能を有する。第三チャンバー33は、第二チャンバー32に供給されたガスが供給されることで展開する部分であり、第一チャンバー31,第二チャンバー32の膨張に続いて最後に膨張する。第三チャンバー33は、他の部位63を覆うことができる形状であればよく、特に限定されないが、ここでは側面視で略四角形に形成されている。
第三チャンバー33の上縁部33aには、第二チャンバー32と区画する第二テザー35が設けられる。また、第三チャンバー33には、第三チャンバー33に供給されたガスが外部へ排出されるための排出孔36hが設けられる。つまり、インフレータ2からエアバッグ3に供給されたガスは、第一チャンバー31,第二チャンバー32を経由して第三チャンバー33に供給され、最後は排出孔36hから外部へ排出される。
第二テザー35は、第二チャンバー32の下縁部32bと第三チャンバー33の上縁部33aとの境界部分を形成する隔壁部材である。第二テザー35は、第一テザー34と同様、第二チャンバー32及び第三チャンバー33を仕切る機能と、第二チャンバー32及び第三チャンバー33の境界部分の幅を所望の長さに設定する機能とを有している。つまり、図2(b)に示すように、エアバッグ3は、第二チャンバー32と第三チャンバー33との境界部分の車幅方向長さが所望の長さになるように第二テザー35の車幅方向長さが決められており、この第二テザー35によって第二チャンバー32と第三チャンバー33が隔離されている。なお、第一テザー34の車幅方向長さと第二テザー35の車幅方向長さとは、同一の長さであってもよく、異なる長さであってもよい。
第二テザー35は、前後方向に略水平に延設され、第二チャンバー32から第三チャンバー33へガスを流通させるための第二通気孔35hが形成されている。第二通気孔35hは、第二テザー35の略中央に設けられた孔である。なお、図2(a)には丸い第二通気孔35hが一つ設けられている場合を例示しているが、第二通気孔35hの形状や数は特に限定されない。また、第二通気孔35hの大きさも特に限定されず、第二チャンバー32から第三チャンバー33へガスが円滑に流れるものであればよい。また、第一通気孔34hと第二通気孔35hとが同じ大きさであってもよく、異なる大きさであってもよい。
[1−2.作用・効果]
次に、図3(a)〜(f)を用いて、側突時におけるサイドエアバッグ装置1の動作について説明する。図3(a)及び(b)はインフレータ2からエアバッグ3へガスが供給されて第一チャンバー31が膨張した状態を示し、図3(c)及び(d)は第二チャンバー32が膨張した状態を示し、図3(e)及び(f)は第三チャンバー33が膨張した状態を示す。
図3(a)及び(b)に示すように、側突センサにより側突が検出され、インフレータ2からエアバッグ3へガスが供給され始めると、瞬時に第一チャンバー31のみが展開される。第一チャンバー31は、ドア5が車両内側へ移動してくる前に肩部61の側方とドア5との間の空間に膨張して、早期に乗員6の肩部61を保護する。
次いで、図3(c)及び(d)に示すように、第一通気孔34hを通じて第一チャンバー31から第二チャンバー32へガスが流れ、第二チャンバー32が展開される。なお、インフレータ2からのガスの供給は、このときも継続して実施されている。第一通気孔34hは、第二チャンバー32の後部であって、乗員6の肩部61の側方よりも後方に位置しているため、第二チャンバー32には車両後方から前方に向かってガスが供給される。これにより、第二チャンバー32は、後方から前方に向かって乗員6の上腕部62の下方に沿って膨張し、図3(c)中に白抜き矢印で示すように乗員6の上腕部62を上方へ持ち上げる。
そして、図3(e)及び(f)に示すように、第二通気孔35hを通じて第二チャンバー32から第三チャンバー33へガスが流れ、第二チャンバー32が膨張した後に第三チャンバー33が展開される。なお、インフレータ2からのガスの供給は、未だ継続して実施される。第三チャンバー33は、乗員6の他の部位63の側方とドア5との間の空間に膨張して、乗員6の他の部位63を保護する。そして、第三チャンバー33が完全に膨張すると、インフレータ2からのガスの供給が終了され、排出孔36hからガスが排出されてエアバッグ3が収縮する。
したがって、本サイドエアバッグ装置1によれば、エアバッグ3が少なくとも第一チャンバー31と第二チャンバー32と第三チャンバー33とに区画され、第一チャンバー31から順にガスが供給されて展開されるため、ドア5との間の空間が最も小さい乗員6の肩部61の側方にエアバッグ3を早期に展開させることができる。これにより、肩部61を適切に保護することができる。
また、第二チャンバー32は、第一チャンバー31に供給されたガスが供給されて展開するものであり、さらに第三チャンバー33は第二チャンバー32に供給されたガスにより展開する。つまり、第二チャンバー32は第三チャンバー33よりも先に展開するため、第一チャンバー31で早期に乗員6の肩部61を保護した後、早期に第二チャンバー32により乗員6の上腕部62を上方へ持ち上げることができる。これにより、乗員6の上腕部62がエアバッグ3と乗員6の胸部との間に挟まれることによる胸部撓みの増加を抑制することができる。そして、第三チャンバー33により乗員6の他の部位63を保護することができる。したがって、車両の側突時に乗員6を適切に保護することができる。
また、第二チャンバー32は、展開したときの形状が前方に行くほど斜め下方に延びる形状であるため、より早期に乗員6の上腕部62を持ち上げることができる。
さらに、第二チャンバー32が第一チャンバー31よりも車幅方向内側に展開するように形成されているため、乗員6の上腕部62の下方で展開することができ、上腕部62を上方に持ち上げることができる。
また、第一チャンバー31と第二チャンバー32とを区画する第一テザー34に設けられた第一通気孔34hが、第二チャンバー32の後部に位置するため、第二チャンバー32には車両後方から前方に向かってガスが供給されることになる。つまり、第二チャンバー32は後方から前方に向かって膨張するため、乗員6の上腕部62を持ち上げやすくすることができる。
さらにここでは、第一通気孔34hが乗員6の肩部61の側方よりも後方に位置しているため、第二チャンバー32が展開したときに乗員6の上腕部62を、根元(つまり、肩部61)から持ち上げることができ、上腕部62にエアバッグ3の展開する力を作用させやすくすることができる。
また、第二チャンバー32は、展開時の車幅方向長さが乗員6の上腕部62の車幅方向長さよりも大きくなるように形成されているため、乗員6の上腕部62の下方に接触する面積が拡大され、上腕部6を上方へ持ち上げる力を増大させることができる。
[2.第二実施形態]
次に、第二実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図4(a)及び(b)を用いて説明する。本サイドエアバッグ装置1は、エアバッグ3の第一チャンバー31′の形状が異なる点を除いて第一実施形態と同様である。以下の説明では、第一実施形態と同様の部品や構造については第一実施形態と同様の符号を付し、重複する説明は省略する。
図4(a)は図3(c)の状態に対応する側面図であり、図4(b)はドア5が車両内側へ移動しない場合の図3(d)の状態に対応する正面図である。つまり図4(b)は、第一チャンバー31′及び第二チャンバー32が共に最も膨張した状態を示す。本実施形態では、図4(b)に示すように、第一チャンバー31′は、展開時の幅が第二チャンバー32の展開時の幅よりも小さく形成されており、側突から乗員6の肩部61を保護できる最低限の幅となっている。なお、第一チャンバー31′と第二チャンバー32とを異なる幅にするには、例えばエアバッグ3の形状そのものを変更してもよく、第一チャンバー31′内に幅を調整するためのテザー(図示略)を設けて所望の幅に設定してもよい。
このように構成されたサイドエアバッグ装置1によれば、第一実施形態の構成に比べ、第一チャンバー31′の容積がより小さくされるため、少量のガスで第一チャンバー31′を展開させることができる。つまり、より早期に乗員6の肩部61の側方にエアバッグ3を展開させることができ、適切に乗員6の肩部61を保護することができる。なお、第一実施形態と同様の構成から得られる効果は、本実施形態でも同様に得ることができる。
[3.第三実施形態]
次に、第三実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図5(a)及び(b)を用いて説明する。本サイドエアバッグ装置1は、エアバッグ3が規制部37を有する点を除いて第一実施形態と同様である。以下の説明では、第一実施形態と同様の部品や構造については第一実施形態と同様の符号を付し、重複する説明は省略する。
図5(a)は図3(a)の状態に対応する側面図であり、図5(b)は図3(b)の状態に対応する正面図である。図5(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、第一チャンバー31に、第一チャンバー31の展開時の幅を規制する規制部37が設けられている。規制部37は、ここでは第一チャンバー31の二枚の基布をテザーで繋ぐことで構成された部分であり、規制部37における第一チャンバー31の幅はゼロではない大きさに規制される。
規制部37を構成するテザーは、第一チャンバー31の下縁部31bに略平行に設けられ、第一チャンバー31の上下方向の略中央に延設される。第一チャンバー31は、この規制部37によってさらに上下二つのチャンバーに区画されている。規制部37を構成するテザーには、二つの連通口37hが設けられ、第一チャンバー31に供給されたガスはこれらの連通口37hを通って第一チャンバー31内を行き来する。
このように構成されたサイドエアバッグ装置1によれば、第一実施形態の構成に比べ、第一チャンバー31の幅が規制されることで容積がより小さくされるため、少量のガスで第一チャンバー31を展開させることができる。つまり、より早期に乗員6の肩部61の側方にエアバッグ3を展開させることができ、適切に乗員6の肩部61を保護することができる。なお、第一実施形態と同様の構成から得られる効果は、本実施形態でも同様に得ることができる。
また、規制部37は、第一チャンバー31の幅を規制することができる構成であればよく、上記した構造のテザーに限られない。つまり、規制部37を構成するテザーは、第一チャンバー31の下縁部31bに略平行に設けられていなくてもよく、その位置も第一チャンバー31の上下方向の略中央でなくてもよい。また、規制部37はテザーで構成されていなくてもよく、例えば二枚の基布を縫い合わせてシームで構成された部分を規制部37としてもよい。このような構成であっても、上記した効果を得ることができる。
[4.第四実施形態]
次に、第四実施形態に係るサイドエアバッグ装置について、図6(a)及び(b)を用いて説明する。本サイドエアバッグ装置1は、第二チャンバー32と第三チャンバー33とを区画する第二テザー35′が異なる点を除いて第一実施形態と同様である。以下の説明では、第一実施形態と同様の部品や構造については第一実施形態と同様の符号を付し、重複する説明は省略する。
図6(a)は図2(a)に対応する図であり、図6(b)は図3(c)に対応する状態を示す側面図である。図6(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、第二チャンバー32と第三チャンバー33とを区画する第二テザー35′が、前方に行くほど斜め下方に延びるように設けられている。つまり、第一実施形態の略水平に設けられた第二テザー35と比較して、本実施形態の第二テザー35′は前部が後部に比べて下方に位置するように傾斜して設けられる。言い換えると、第二テザー35′の姿勢が前傾姿勢となるように、第二チャンバー32と第三チャンバー33とが
区画されている。なお、第二通気孔35hは第一実施形態と同様、第二テザー35′の略中央に設けられる。
このように構成されたサイドエアバッグ装置1によれば、第二チャンバー32から第三チャンバー33へ流れるガスは、側面視で車両前方から後方に向かって斜め下方に流れる。これにより、第三チャンバー33が膨張し始めるときに、図6(b)に矢印Bで示すように第三チャンバー33の膨張時の反力(膨張反力)が第二チャンバー32へ伝わる。この膨張反力は、第二チャンバー32が上腕部62を持ち上げる方向(すなわち、車両後方から前方に向かって斜め上方)へ作用する。そのため、乗員6の上腕部62を第二チャンバー32によって、より確実に上方へ持ち上げることができる。さらに、膨張反力が作用する方向は、第二テザー35′の角度を変更することで調整することができる。
例えば、乗員6が大柄な人で第二チャンバー32の膨張のみでは上腕部62が持ち上がらないような場合であっても、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置1によれば、上腕部62を確実に持ち上げることができ、乗員6の上腕部62がエアバッグ3と乗員6の胸部との間に挟まれることによる胸部撓みの増加を抑制することができる。なお、第一実施形態と同様の構成から得られる効果は、本実施形態でも同様に得ることができる。
[5.その他]
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上記した各実施形態では、エアバッグ3が三つのチャンバー31,32,33に区画されている場合を説明したが、少なくとも上記の三つのチャンバー31,32,33を有していればよく、エアバッグ3が四つ以上に区画されていてもよい。
また、第一チャンバー31の形状は上記した各実施形態のものに限られず、側突時に乗員6の肩部61を保護することができる形状であればよい。第二チャンバー32も同様に、側突時に乗員6の上腕部62を上方へ持ち上げることができる形状であればよく、その形状は上記したものに限定されない。第三チャンバー33も第一,第二チャンバー31,32と同様、乗員6の他の部位63を保護することができる形状や大きさであればよい。
また、第一通気孔34h,第二通気孔35h及び排出孔36hの位置や形状は上記したものに限定されず、インフレータ2から供給されるガスの流量やエアバッグ3を展開させる時間に応じて適当なものを採用可能である。また、上記実施形態では、第一通気孔34h,第二通気孔35h及び排出孔36hは単なる孔である場合を例示したが、これら孔が弁として設けられていてもよい。すなわち、第一通気孔34h等を弁として構成することで、流通するガスの流量や流速が調整可能となり、各チャンバー31,32,33の膨らむ速さやタイミングの最適化が可能となる。
1 サイドエアバッグ装置
2 インフレータ
3 エアバッグ
4 シート
5 ドア
6 乗員
31,31′ 第一チャンバー
32 第二チャンバー
33 第三チャンバー
34 第一テザー(第一隔壁部材)
34h 第一通気孔
35,35′ 第二テザー(第二隔壁部材)
35h 第二通気孔
36h 排出孔
37 規制部
37h 連通口
61 肩部
62 上腕部
63 胸部,腹部及び腰部(他の部位)

Claims (7)

  1. 車両の側面衝突時に座席に着座した乗員とドアとの間の空間に展開されるエアバッグと、前記エアバッグにガスを供給するインフレータと、を備えたサイドエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグは少なくとも、前記インフレータから直接的にガスが供給され前記乗員の肩部側方に展開する第一チャンバーと、前記第一チャンバーに供給されたガスが供給され前記乗員の上腕部下方に展開する第二チャンバーと、前記第二チャンバーの下方に設けられ前記第二チャンバーに供給されたガスが供給されて展開する第三チャンバーとに区画されている
    ことを特徴とする、サイドエアバッグ装置。
  2. 前記第二チャンバーは、展開したときの形状が前方に行くほど斜め下方に延びる形状である
    ことを特徴とする、請求項1記載のサイドエアバッグ装置。
  3. 前記第二チャンバーは、前記第一チャンバーよりも車幅方向内側に展開されるように形成されている
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のサイドエアバッグ装置。
  4. 前記第一チャンバー及び前記第二チャンバーは、前記第一チャンバーから前記第二チャンバーへガスを流通させるための第一通気孔を有する第一隔壁部材により区画され、
    前記第一通気孔は、前記第二チャンバーの後部に位置する
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
  5. 前記第一通気孔は、前記乗員の肩部側方よりも後方に位置する
    ことを特徴とする、請求項4記載のサイドエアバッグ装置。
  6. 前記第一チャンバーは、展開時の車幅方向長さが前記第二チャンバーの展開時の車幅方向長さよりも小さく形成されている
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
  7. 前記第二チャンバー及び前記第三チャンバーは、前記第二チャンバーから前記第三チャンバーへガスを流通させるための第二通気孔を有する第二隔壁部材により区画され、
    前記第二隔壁部材は、前部が後部よりも下方に位置するように傾斜して設けられる
    ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
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