JP2014087985A - ハニカム構造積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で、内部に中空部を設けて全体を軽量かつ低コストに製造する。
【解決手段】ハニカム構造積層体は、ハニカム構造シート10を積層、接着して、複数のハニカム凸部1を両面に突出させている。ハニカム構造シート10は、断面形状をジグザグ状とする複数列の積層バンド部4の間にハニカム凸部1を設けている。複数列の積層バンド部4は、長手方向の断面形状をジグザグ状として、ジグザグ状の凹凸部4Aを嵌合状態に積層して、対向面10Xを接着してハニカム構造シート10を結合している。ハニカム凸部1は、2つの傾斜面2Xを逆V字状に連結してなる2傾斜面2と、この2傾斜面2の両側縁に配置してなる2個ずつの三角面3を備え、水平断面形状を六角形としている。ハニカム構造積層体は、ハニカム構造シート10を、複数列の積層バンド部4を嵌合状態で積層、接着して、両面に突出する複数のハニカム凸部1の内側に中空部9を設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建築物や車両、あるいは道路などにパネルとして使用され、あるいはパネルの芯材として使用されるハニカム構造の積層体に関し、とくに、紙、プラスチック、金属板などを折曲加工して成形されるシートを積層して内部に中空部を設けたハニカム構造積層体に関する。
ハニカム構造体は、内部に中空部を有することから、全体を軽量にしながら種々の用途に使用される。とくに、紙製のハニカム構造体は軽くて低コストに製造できる特徴がある。ただ、ハニカム構造体は、中空部を広くするために全体を厚くすると、表面に平行な方向の力に対して変形しやすくなる欠点がある。このため、厚いパネルの芯材に使用されるハニカム構造体は、薄いハニカム構造体を多層構造に積層する必要があり、形状が複雑で製造コストが高くなる欠点がある。また、ハニカム構造体は、両面を開口する形状とするので、内部を閉鎖構造とするには、表面板を固定する必要がある。すなわち、表面板を使用しない状態では、パネルとして使用できない欠点がある。
このような欠点を解消するために、種々のパネル構造が開発されている。(特許文献1及び2参照)
特開2005−76766号公報 特開平3−93513号公報
特許文献1は、紙などで製作される立体トラス構造面版組立体が記載される。この構造体は、内部に中空部を有する構造としながら、ハニカム構造体のように両面を開口しないので、表面板を固定することなくパネルとして使用できる。また、三角形の紙面などで支持するので、圧縮強度を強くできる。ただ、この構造体は、表面板を固定し、あるいは平面で支持する状態で、ハニカム構造体のようにライン状に支持ができず、支持が局部的になって、支持部に力が集中して変形しやすい欠点がある。
さらに、特許文献1に記載される構造体は、上下2枚の角錐面版を連結して内部に空間を有する立体トラス構造状に組み立てている。各々の角錐面版は、格子状に並列する角錐面体を特定の方向に半ピッチずらしており、 上下2枚の角錐面版を接着又は溶接によって連結して立体トラス構造状に組み立てている。この構造体は、上下2枚の角錐面版の角錐面体の対向する辺同士を線接着する状態で連結するので、上下2枚の角錐面版を確実に連結するのが難しい問題点がある。このため、この構造体は、線接触する状態で接着される角錐面体の連結部が剥離しやすく、圧縮に対する強度が低下しやすい欠点がある。
特許文献2の構造体は、内部に中空部を有する構造としながら、表面板や支持する平面をライン状に支持できる。ただ、この構造体は、構造が極めて複雑で製造コストが高くなる問題点がある。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の目的は、簡単な構造としながら、表面に表面板を固定することなく内部に中空部を設けて全体を軽量にして、かつ低コストに製造できるハニカム構造積層体を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、表面に凹凸形状を有するシートを積層して内部に中空部を設ける構造としながら、積層部分における連結強度を強くして、形状保形を強固にして全体を補強できるハニカム構造積層体を提供することにある。
また、特許文献1の構造体は、上下2枚の角錐面版を積層して構造体とするので、その大きさに制約を受ける欠点がある。たとえば、パネルとして使用される構造体は、その製造や搬送、設置作業等の面から大きくすることができない。ただ、パネルとして使用される構造体は、大きな面積での設置が要求されることもある。したがって、このような場合には、所定の大きさの構造体を施行現場において連結する等の作業が要求される。このため、その連結部分において強度が低下し、また外観が悪くなる等の問題点がある。また、以上の構造体は、上下2枚の角錐面版を積層して構造体とするので、例えば、各々の層に柔らかい素材のものを使用して加工するのが難しく、また、異なる素材の組み合わせも困難であった。
さらに、以上の構造体は、上下2枚の角錐面版を積層して内部に空間を設けるので、この空間の利用に制限を受ける問題点もあった。例えば、パネル構造においては、内部に種々の材質のものを充填することで多機能にできるが、従来の構造体では、内部に形成される空間に均等にかつ効率よく充填物を充填するのが困難である問題点もあった。
本発明の他の重要な目的は、その製造や搬送、設置作業等において大きさの制約を受けることなく、現場に最適な大きさで設置可能なハニカム構造積層体を供給することにある。とくに、積層されるシートの連結部分における強度を低下させることなく、美しい外観に仕上げることができるハニカム構造積層体を提供することにある。
また、本発明は、異なる素材や材質、特性のものを種々に組み合わせて構成可能なハニカム構造積層体を提供することにある。
さらにまた、本発明の他の大切な目的は、内部にできる中空部を有効に利用して、多機能に活用できるハニカム構造積層体を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明のハニカム構造積層体は、表面に複数のハニカム凸部1を所定の配列で設けてなるハニカム構造シート10を積層、接着して、複数のハニカム凸部1を両面に突出させている。ハニカム構造シート10は、断面形状をジグザグ状としてなる複数列の積層バンド部4を有すると共に、複数列の積層バンド部4の間に所定のピッチでハニカム凸部1を設けている。複数列の積層バンド部4は、長手方向の断面形状をジグザグ状として、ジグザグ状の凹凸部4Aを嵌合状態に積層して、対向面10Xを接着してハニカム構造シート10を結合している。ハニカム凸部1は、2つの傾斜面2Xを逆V字状に連結してなる2傾斜面2と、この2傾斜面2の両側縁に配置してなる2個ずつの三角面3を備えると共に、これらの2傾斜面2と三角面3とを各々の境界縁で連結して、水平断面形状を六角形とする外周面を形成している。ハニカム構造積層体は、ハニカム構造シート10を、互いの対向面10Xにおいて、複数列の積層バンド部4を嵌合させる状態で積層、接着して、両面に突出する複数のハニカム凸部1の内側に中空部9を設けている。
本明細書において「嵌合」は多少の隙間があっても、互いに位置ずれなく連結できる状態を含む広い意味に使用する。
以上のハニカム構造積層体は、簡単な構造としながら、表面に表面板を固定することなく内部に中空部を設けて、全体を軽量にして、かつ低コストに製造できる特徴がある。それは本発明のハニカム構造積層体が、複数のハニカム凸部を有するハニカム構造シートを積層する構造とすると共に、対向面に設けた積層バンド部の凹凸部を嵌合構造で連結して強固に接着しながら、両面に突出する複数のハニカム凸部でもって内側に中空部を設けているからである。とくに、この構造のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シートの積層部分において、積層バンド部の凹凸部を嵌合構造で連結して接着するので、連結強度を強くして、ハニカム構造の形状を固定することで、全体を強固にできる特徴がある。
さらに、以上のハニカム構造積層体は、凹凸形状のハニカム構造シートを、積層面において積層バンド部によって嵌合構造で積層してを連結して成形するので、ハニカム構造シートを幅方向や長さ方向に連結して、所定の幅や長さの板状に加工することができる。とくに、複数のハニカム構造シートを連結して所定の大きさに加工できるので、ハニカム構造シートを現場に搬入し、施工現場において連結して組み立てできる。したがって、その製造や搬送、設置作業等において大きさの制約を受けることなく、現場で最適な大きさに連結して組み立てて設置できると共に、その連結部分を目立たないようにして、美しい外観に仕上げることができる。さらに、複数のハニカム構造シートを連結するので、各々のハニカム構造シートに、異なる素材や材質、特性のものを使用でき、これらを好適に組み合わせることで、理想的なハニカム構造積層体が実現できる。
本発明のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シート10が、複数のハニカム凸部1を両面に突出して設けて、対向面10X側に突出する複数のハニカム凸部1の2傾斜面2をジグザグ状に連結して積層バンド部4の凹凸部4Aを形成することができる。
以上のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シートの両面に突出して設けたハニカム凸部の2傾斜面をジグザグ状に連結することで、簡単かつ容易に積層バンド部を形成することができる。
本発明のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シート10が、対向面10Xと反対側の外側面10Yにおいて、複数のハニカム凸部1の2傾斜面2をジグザグ状に連結して外側突出列5を形成して、外側突出列5を、複数列の積層バンド部4の間に配置することができる。
以上のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シートの外側面に突出するハニカム凸部で形成される外側突出列を積層バンド部の間に配置するので、中空部を形成する外側突出列の両側を積層バンド部で連結してハニカム構造積層体を補強できる。
本発明のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シート10を、所定のパターンに切断された基材シート11を、折曲、接着して成形することができる。
以上のハニカム構造積層体は、極めて簡単かつ容易に、しかも低コストにハニカム構造シートを多量生産してハニカム構造積層体を製造できる。
本発明のハニカム構造積層体は、基材シート11が、ハニカム凸部1を形成する2つの傾斜面2Xと4つの三角面3を境界縁で連結してなる凸部形成ブロック12を備えて、複数の凸部形成ブロック12を互いに連結して1枚のシート状に成形することができる。
以上のハニカム構造積層体は、基材シート11を1枚のシート状に成形して加工できるので、ハニカム構造シートを効率よく製造できる。
本発明のハニカム構造積層体は、凸部形成ブロック12が、前記傾斜面2Xの一端に、互いに隣接する2傾斜面2同士を連結する第1の固定片13を備えると共に、前記三角面3の1辺に、互いに隣接する三角面3同士を連結する第2の固定片14を備えることができる。
以上のハニカム構造積層体は、第1の固定片を介して互いに隣接する2傾斜面同士を連結できると共に、第2の固定片を介して互いに隣接する三角面同士を連結できるので、ハニカム構造シートを能率良くする多量生産できる。
本発明のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シート10を、基材シートをプレス成形して成形することができる。
以上のハニカム構造積層体は、表面に凹凸を有するハニカム構造シートを簡単かつ容易に多量生産できる。
本発明のハニカム構造積層体は、基材シートを、紙、プラスチック、金属板、不織布の何れかとすることができる。
以上のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シートを紙やシート材で折曲加工して成形して各折曲ラインにおいて折曲自在とすることで、全体の形状を所望の形状に変形できる。この構造のハニカム構造積層体は、折曲ラインの折曲角を変更することで、全体を湾曲する形状として筒体や湾曲面に沿って配置し、あるいは、ハニカム構造積層体を伸縮可能な構造体とすることができる。
本発明のハニカム構造積層体は、2枚のハニカム構造シート10の間に中間積層部材20を積層すると共に、この中間積層部材20は、ハニカム構造シート10との対向面に、断面形状をジグザグ状とする積層凹凸部20Aを有することができる。ハニカム構造積層体は、ハニカム構造シート10と中間積層部材20を、互いの対向面において、積層バンド部4の凹凸部4Aと積層凹凸部20Aとを嵌合させる状態で積層、接着して結合することができる。
以上のハニカム構造積層体は、中間積層部材を介してハニカム構造シートを積層することで全体を強固に連結しながら、内部に多くの中空部を成形できる。
本発明のハニカム構造積層体は、中間積層部材20が複数の角筒22を備えて、角筒22の外周面を対向するハニカム構造シート10の積層バンド部4の凹凸部4Aに嵌合させて連結することができる。
本発明のハニカム構造積層体は、中間積層部材20が、その断面形状を積層バンド部4の凹凸部4Aに沿うジグザグ状とする波形プレート23とすることができる。
本発明のハニカム構造積層体は、中間積層部材20を、両面に複数のハニカム凸部1を有するハニカム構造シート10とすることができる。中間に積層されるハニカム構造シート10は、両面に突出する複数のハニカム凸部1の2傾斜面2をジグザグ状に連結して積層バンド部4の凹凸部4Aを形成して、互いに対向するハニカム構造シート10の積層バンド部4の凹凸部4Aを嵌合状態に積層、接着して互いのハニカム構造シート10を連結することができる。
本発明の一実施の形態にかかるハニカム構造積層体の斜視図である。 図1に示すハニカム構造積層体の分解斜視図である。 図1に示すハニカム構造積層体のIII−III線断面図である。 図1に示すハニカム構造積層体のIV−IV線断面図である。 図1に示すハニカム構造積層体のV−V線断面図である。 図5に示すハニカム構造積層体の分解断面図である。 ハニカム構造シートの両面に形成されるハニカム凸部の拡大分解斜視図である。 ハニカム構造シートを製造する基材シートの一例を示す展開図である。 図8に示す基材シートを凸部形成ブロック毎に分割した図である。 本発明の他の実施の形態にかかるハニカム構造積層体の垂直横断面図である。 ハニカム構造シートの他の一例を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態にかかるハニカム構造積層体の分解断面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるハニカム構造積層体の分解断面図である。 ハニカム構造シートの他の一例を示す斜視図である。 本発明の他の実施の形態にかかるハニカム構造積層体の断面図である。 本発明の他の実施の形態にかかるハニカム構造積層体の分解斜視図である。 本発明の他の実施の形態にかかるハニカム構造積層体の分解斜視図である。 本発明の他の実施の形態にかかるハニカム構造積層体の分解断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのハニカム構造積層体を例示するものであって、本発明はハニカム構造積層体を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本発明のハニカム構造積層体は、屋内や屋外において、内部に空間を有するパネルや装飾板、各種構造物の芯材として使用され、あるいは、建物の壁や床、天井、間仕切り等の芯材や表面材として使用され、あるいはまた、ブラインドやアコーディオンカーテン、表面カバーとして使用される。
図1ないし図6に示すハニカム構造積層体は、表面に複数のハニカム凸部1を所定の配列で設けてなるハニカム構造シート10を積層、接着して、両面に複数のハニカム凸部1が突出する立体形状に成形している。図に示すハニカム構造積層体は、2枚のハニカム構造シート10を互いに積層する状態で接着して、複数のハニカム凸部1を両面に突出させている。図1と図2に示すハニカム構造積層体は、積層されるハニカム構造シート10をわかりやすくするために、図において下側に積層されるハニカム構造シート10を灰色で表示して、上側に積層されるハニカム構造シート10を白色で表示している。
ハニカム構造シート10の表面に形成される複数のハニカム凸部1は、2つの傾斜面2Xを逆V字状に連結してなる2傾斜面2と、この2傾斜面2の両側縁に配置してなる2個ずつの三角面3を備えている。ハニカム凸部1は、これらの2傾斜面2と三角面3とを各々の境界縁で連結して、水平断面形状を六角形とする外周面を形成している。図に示すハニカム凸部1は、傾斜面2Xを長方形としており、2傾斜面2を構成する2個の長方形と、2傾斜面2の一方の側縁に連結してなる2個の三角面3と、2傾斜面2の他方の側縁に連結してなる2個の三角面3とからなる6つの面で外周面を形成している。このハニカム凸部1は、内側を中空部9とするキャップ状としており、その裏面において、内形をハニカム形状とする凹部を設けている。
ハニカム凸部1の2傾斜面2は、図2に示すように、下端縁である対向するふたつの平行縁2aの間に突出すると共に、中央に向かって上り勾配に傾斜する形状としている。図に示すハニカム凸部1の2傾斜面2は、合同な2個の長方形を逆V字状に連結してなる形状としている。2個の長方形からなる2傾斜面2は、逆V字の上端縁に位置する長方形の第1の辺で天ライン2bを構成すると共に、下端に位置する長方形の第3の辺で平行縁2aを構成し、さらに、2傾斜面2の両側に位置する長方形の第2の辺と第4の辺とで、隣接する三角面3との境界縁を構成している。
ハニカム凸部1の外周面において、2傾斜面2の隣り合う側縁に連結されるふたつの三角面3は、第1の辺を2傾斜面2の側縁に連結する連結縁3aとし、第2の辺を隣接する三角面3同士の境界縁3bとし、第3の辺をハニカム凸部1の下端縁として、互いに隣接して逆方向に突出するハニカム凸部1との共有縁3cとしている。このハニカム凸部1は、2傾斜面2の側縁に連結される2個ずつの三角面3の第1の辺と第2の辺と第3の辺の長さの比を調整して、ハニカム凸部1の水平断面形状であるハニカム状の六角形の形状、例えば、対向する平行縁2aに対する、共有縁3cの長さの割合等を調整できる。
さらに、ハニカム構造シート10は、積層される側の面である対向面10X側に、断面形状をジグザグ状としてなる複数列の積層バンド部4を有している。複数列の積層バンド部4は、長手方向の断面形状をジグザグ状として、ジグザグ状の凹凸部4Aを嵌合状態に積層して、積層面を接着してハニカム構造シート10を結合するようにしている。図に示すハニカム構造シート10は、複数のハニカム凸部1を両面に突出して設けており、対向面10X側に突出する複数のハニカム凸部1の2傾斜面2をジグザグ状に連結して積層バンド部4の凹凸部4Aを形成している。
さらに、ハニカム構造シート10は、対向面10Xの反対面である外側面10Yにおいて、複数列の積層バンド部4の間に位置して、所定のピッチでハニカム凸部1を配置している。積層バンド部4の間に配置されるハニカム凸部1は、積層バンド部4の延長方向に連結されて外側突出列5を形成している。図のハニカム構造シート10は、外側面10Yに突出する複数のハニカム凸部1の2傾斜面2をジグザグ状に連結して外側突出列5を凹凸形状としている。
ハニカム構造シート10の表面に突出する複数のハニカム凸部1は、隣接するハニカム凸部1同士を直線状に連結してハニカム凸部構造列6を形成している。ハニカム凸部構造列6を構成する複数のハニカム凸部1は、互いに隣接する2傾斜面2の対向する平行縁2a同士を連結して、多数の2傾斜面2を平行縁2aと直交する方向に延長している。図に示すハニカム構造シート10は、複数のハニカム凸部1を両面に突出して設けており、対向面10X側に突出する複数のハニカム凸部1を連結してなるハニカム凸部構造列6で複数列の積層バンド部4を形成し、対向面10Xの反対面である外側面10Yに突出する複数のハニカム凸部1を連結してなるハニカム凸部構造列6で複数列の外側突出列5を形成している。
以上のハニカム構造シート10は、ハニカム凸部構造列6で形成される複数列の積層バンド部4と複数列の外側突出列5とを、互いに反対側の面に突出させる姿勢としながら、左右方向に交互に配列して連結している。互いに隣接して連結される積層バンド部4と外側突出列5は、各々の2傾斜面2の平行縁2aを、平面視において互いに半ピッチずらして連結している。互いに隣接して反対方向に突出するハニカム凸部1同士は、図7に示すように、各々の境界に位置する三角面3の境界縁である共有縁3cを共有する状態で連結されている。したがって、互いに対向して連結されるハニカム凸部1の三角面3同士は、対向する共有縁3cの長さを等しくしている。
なお、この明細書において、上下方向は、ハニカム構造シート10の積層方向であって、ハニカム凸部1の突出方向を意味するものとする。したがって、ハニカム凸部1の水平断面とは、ハニカム構造シート10の積層方向に対して垂直な平面における切断面を意味している。また、本明細書において、左右方向は平行縁2aの延長方向を意味し、前後方向は、平行縁2aと直交する方向であって、互いに連結される2傾斜面2の延長方向、すなわち、積層バンド部4及び外側突出列5の延長方向を意味するものとする。
以上のハニカム構造シート10は、紙、プラスチック、金属板、不織布のいずれかからなるシート材や薄板を所定の凹凸形状に加工して成形される。シート材や薄板からなるハニカム構造シート10は、以下のようにして製造される。
ハニカム構造シート10は、紙、プラスチック、金属板、不織布のいずれかからなる基材シートを、所定のパターンに切断した後、折曲と接着によって所定の凹凸形状に成形することができる。紙、プラスチック、金属板からなる基材シートは、折曲ラインにおいて自由に折曲加工できる材質と厚さのものを使用する。不織布からなる基材シートは、不織布にバインダーを塗布またはスプレーし、あるいは不織布をバインダーを含有する液体に浸漬したものを硬化させてシート状としたものを使用することもできる。紙、プラスチック、金属板、不織布のいずれかからなる基材シートは、単独で使用することもできるが、異なる材質の基材シートを多層に積層したものを使用することもできる。
ハニカム構造シート10を製造する基材シート11の切断パターンの一例を図8に示す。図8に示す基材シート11は、図9に示すように、対向面10X側に突出するハニカム凸部1を形成する複数の第1の凸部形成ブロック12Aと、対向面10Xの反対面である外側面10Yに突出するハニカム凸部1を形成する複数の第2の凸部形成ブロック12Bとを、対向する三角面3の境界線である共有縁3cで交互に連結してなる構造としている。
各々の凸部形成ブロック12は、ハニカム凸部1の2傾斜面2を構成する2つの長方形を、天ライン2bとなる第1の辺で帯状に連結すると共に、一方の長方形(図8及び図9において左側)の平行縁2aとなる第3の辺を切断縁とし、他方の長方形(図8及び図9において右側)の平行縁2aとなる第3の辺には、隣接するハニカム凸部1の2傾斜面2に接着する糊代となる第1の固定片13を連結している。さらに、凸部形成ブロック12は、各長方形の両側縁となる第2の辺と第4の辺に各々三角面3を連結しており、2傾斜面2の片側に連結される2個の三角面3同士を、対向する境界縁3bで互いに連結する構造としている。図に示す凸部形成ブロック12は、一方の長方形(図8及び図9において右側)の両側縁に連結される三角面3の境界縁3bを切断縁とすると共に、他方の長方形(図8及び図9において左側)の両側縁に連結される三角面3の境界縁3bには、糊代となる第2の固定片14を連結している。
図の凸部形成ブロック12は、第1の固定片13を2傾斜面2の長方形と合同な長方形とし、第2の固定片14を三角面3よりも小さな三角形としている。ただ、第1の固定片と第2の固定片は、必ずしも以上の形状とする必要はなく、また、図に示す位置に設ける必要はない。第1の固定片は、隣接する2傾斜面同士を連結できる形状として、これらを連結できる位置に設けることができる。また、第2の固定片も、隣接する三角面同士を連結できる形状として、これらを連結できる位置に設けることができる。
互いに隣接する第1の凸部形成ブロック12Aと第2の凸部形成ブロック12Bは、対向する三角面3の境界縁3c(図において破線で示す)において切り離すことなく互いに連結されている。図に示す基材シート11は、互いに隣接する第1の凸部形成ブロック12Aと第2の凸部形成ブロック12Bとを四隅部において連結して、全体を1枚のシート状に形成している。
図8と図9に示す基材シート11は、以下に示す切断パターンに切断されると共に、各折曲ラインにおいて所定の方向に折曲され、また、第1の固定片13と第2の固定片14が所定の位置に接着されて、両面に複数のハニカム凸部1が形成されたハニカム構造シート10が成形される。
ここで、図に示す基材シート11のパターンは、切断ラインを実線で、谷折りする折曲ラインを一点鎖線で、山折りする折曲ラインを二点鎖線で表示している。さらに、図に示す基材シート11のパターンは、糊代となる第1の固定片13及び第2の固定片14のうち、その表面で接着される接着面をクロスハッチングで示すと共に、裏面において接着される接着部を破線のハッチングで示している。
なお、以下の説明において、nは自然数である。
(1)図8において、太線の実線で示す切断ラインにおいて基材シート11を裁断する。
(2)第1の凸部形成ブロック12Aの2傾斜面2を構成する2つの長方形を天ライン2bとなる折曲ラインで所定の方向に折曲して対向する長方形同士及び対向する三角面3同士を重ね合わせる。
図8においては、第1の凸部形成ブロック12Aの天ライン2bとなる辺A(5n-3)B(5n-3)を谷折りし、対向する三角形の境界縁3bである辺A(5n-3)D(5n-3)を辺A(5n-3)D(5n)に、辺B(5n-3)C(5n-3)を辺B(5n-3)C(5n)に各々重ね合わせる。
(3)第1の凸部形成ブロック12Aの第2の固定片14を折曲ラインで折曲して対向する三角面3に接着する。また、第2の凸部形成ブロック12Bの第1の固定片13を折曲ラインで折曲して、対向する第2の凸部形成ブロック12Bの傾斜面2Xに接着する。
図8においては、第1の凸部形成ブロック12Aの第2の固定片14である三角形A(5n-3)D(5n-3)D(5n-2)を折曲ラインである辺A(5n-3)D(5n-3)で谷折りして、対向する三角面3である三角形A(5n-3)D(5n)A(5n-2)に接着し、第2の固定片14である三角形B(5n-3)C(5n-3)C(5n-2)を折曲ラインである辺B(5n-3)C(5n-3)で谷折りして、対向する三角面3である三角形B(5n-3)C(5n)B(5n-2)に接着する。
また、第2の凸部形成ブロック12Bの第1の固定片13である四角形C(5n-3)D(5n-3)D(5n-1)C(5n-1)を辺C(5n-3)D(5n-3)で谷折りし、対向する第2の凸部形成ブロック12Bの傾斜面2Xである四角形C(5n)D(5n)D(5n+1)C(5n+1)に重ねて接着する。
このとき、第1の固定片13である四角形C(5n-3)D(5n-3)D(5n-1)C(5n-1)は、図において表面側を接着面として接着し、第2の固定片14である三角形A(5n-3)D(5n-3)D(5n-2)及び三角形B(5n-3)C(5n-3)C(5n-2)は、図において表面側を接着面として接着する。
(4)同様に、第2の凸部形成ブロック12Bの2傾斜面2を構成する2つの長方形を天ライン2bとなる折曲ラインで所定の方向に折曲して対向する長方形同士及び対向する三角面3同士を重ね合わせる。
図8においては、第2の凸部形成ブロック12Bの天ライン2bとなる辺C(5n+1)D(5n+1)を山折りし、対向する三角形の境界縁3bである辺C(5n+1)B(5n-2)を辺C(5n+1)B(5n+1)に、辺D(5n+1)A(5n-2)を辺D(5n+1)A(5n+1)に各々重ね合わせる。
(5)第2の凸部形成ブロック12Bの第2の固定片14を折曲ラインで折曲して対向する三角面3に接着する。また、第1の凸部形成ブロック12Aの第1の固定片13を折曲ラインで折曲して、対向する第1の凸部形成ブロック12Aの傾斜面2Xに接着する。
図8においては、第2の凸部形成ブロック12Bの第2の固定片14である三角形C(5n+1)B(5n-2)B(5n-1)を折曲ラインである辺C(5n+1)B(5n-2)で山折りして、対向する三角面3である三角形C(5n+1)B(5n+1)C(5n+2)に接着し、第2の固定片14である三角形D(5n+1)A(5n-2)A(5n-1)を折曲ラインである辺D(5n+1)A(5n-2)で折曲して、対向する三角面3である三角形D(5n+1)A(5n+1)D(5n+2)に接着する。
また、第1の凸部形成ブロック12Aの第1の固定片13である四角形A(5n-2)B(5n-2)B(5n)A(5n)を辺A(5n-2)B(5n-2)で山折りし、対向する第1の凸部形成ブロック12Aの傾斜面2Xである四角形A(5n+1)B(5n+1)B(5n+2)A(5n+2)に重ねて接着する。
このとき、第1の固定片13である四角形A(5n-2)B(5n-2)B(5n)A(5n)は、図において裏面側を接着面として接着し、第2の固定片14である三角形C(5n+1)B(5n-2)B(5n-1)及び三角形D(5n+1)A(5n-2)A(5n-1)は、図において裏面側を接着面として接着する。
(6)以上の(2)〜(5)の工程を、n=1、2、3・・・の順に繰り返して、基材シート11を一端から順に折曲、接着して、全ての凸部形成ブロック12の第1の固定片13と第2の固定片14を所定の位置に連結する。
ただ、以上の(2)〜(5)の工程は、必ずしもn=1、2、3・・・の順に行う必要はなく、nが奇数と偶数の場合に分けて行うこともできる。
(7)第1の固定片13と第2の固定片14が定位置に固定されたハニカム凸部1の内側の凹部を広げて所定のハニカム形状とする。このとき、各々のハニカム凸部1は、傾斜面2Xと三角面3との境界縁である連結縁3aが所定の角度に折曲され、互いに隣接する三角面3同士の境界である境界縁3bが所定の角度に折曲される。
以上のようにして、複数のハニカム凸部1が両面に突出するハニカム構造シート10が成形される。
さらに、ハニカム構造シートは、図示しないが、紙、プラスチック、金属板、不織布のいずれかからなる基材シートをプレス成形して、所定の凹凸形状に加工することもできる。プレス成形される基材シートであって、紙、プラスチック、金属板からなる基材シートは、プレス成形によって折曲加工できる材質と厚さのシート材や薄板を使用する。不織布からなる基材プレートは、不織布にバインダーを塗布またはスプレーし、あるいは不織布をバインダーを含有する液体に浸漬したものを硬化させてシート状とした基材シートを使用することができる。さらに、紙製の基材シートも、表面にバインダーを塗布またはスプレーし、あるいはバインダーを含有する液体に浸漬したものを硬化させることによって、強度を向上できる。また、プラスチックからなる基材シートは、所定の厚さに成形されたプラスチック板を加熱して熱変形させながらプレスすることで所定の形状に成形することができ、あるいは、複数のプラスチックシートを積層すると共に、積層されたプラスチックシートを加熱しながら加圧することで、所定の形状に成形することもできる。あるいは、複数の不織布や紙を、間に熱溶融するプラスチックシートを介在させた状態で加熱しながらプレス成形して、所定の形状に成形することもできる。この構造は、加熱されて溶融するプラスチックシートをバインダーとして複数の不織布や紙シートを連結して補強できる。
以上の基材シートは、両面からプレス型でプレスされて、両面に多数のハニカム凸部が所定の配列で配置されたハニカム構造シートに成形される。プレス成形されるハニカム凸部は、2傾斜面とこの両側に連結される2個ずつの三角面で構成される。したがって、ハニカム構造シートをプレス成形するプレス型は、図示しないが、ハニカム凸部の外形に沿う複数の成形凹部と、ハニカム凸部の内形に沿う、言い換えると、ハニカム凸部の裏面側の形状に沿う複数の成形凸部とを所定の配列で並べてなる上下のプレス型で構成される。上下のプレス形は、一方の成形凹部に他方の成形凸部が対向する姿勢で配置されて、これらの間に挟着される基材シートが所定の形状にプレス成形される。基材シートは、上下のプレス型で挟着されて、所定の凹凸形状にプレス成形される。以上のハニカム構造シートは、基材シートをプレス成形して能率よく多量生産できる。とくに、複数のハニカム凸部を継ぎ目のない美しい外観としながら成形できる。
さらに、プラスチック製のハニカム構造シートは、内形を所定の凹凸形状に成形してなる金型の成形室に、溶融された樹脂を流し込んで、所定の凹凸形状に成形することもできる。このハニカム構造シートは、全体をプラスチックで所定の厚さに成形できるので、強度を高くできる特徴がある。このように、プラスチックで成形されるハニカム構造シートは、透光性を有する構造とすることもできる。透光性を有するハニカム構造シートは、内側にできる中空部に収納される物体を外部から視認することができ、あるいは、内部に光源を配置することで、ハニカム構造シートを透過する光を外部に向かって照射できる。
以上のようにして成形されたハニカム構造シート10は、図1〜図6に示すように、互いに積層されてハニカム構造積層体が形成される。互いに積層されるハニカム構造シート10は、図3に示すように、互いの対向面10Xにおいて、複数列の積層バンド部4を嵌合させる状態で積層、接着して結合される。さらに、この状態でハニカム構造シート10が積層されるハニカム構造積層体は、図4に示すように、両面に突出する複数のハニカム凸部1の内側に中空部9が成形される。
さらに、互いに積層されるハニカム構造シート10は、対向する積層バンド部4同士がジグザグ状の凹凸部4Aで嵌合状態で連結されることにより、図4ないし図6に示すように、ハニカム構造積層体の両面に突出して設けられる対向する外側突出列5の間に、前後方向に延長されてなる空気層が形成される。この空気層は、対向面10Xにおいて互いに連結された積層バンド部4によって区画されて、複数列の空気ダクト8を形成している。
以上のハニカム構造積層体は、両面に突出する複数のハニカム凸部1の内側に形成される中空部9と、対向する外側突出列5の間に形成される空気ダクト8によって、優れた断熱特性が実現できる。また、前後方向に形成される複数列の空気ダクト8には、強制送風して暖気や冷気を通過させることもできる。このハニカム構造積層体は、空気ダクト8に、加温空気を通過させることで加温効果を実現でき、冷却空気を通過させることで冷却効果を実現できる。さらに、空気ダクト8は、図10に示すように、内部に循環パイプ21を配管することで、この循環パイプ21に冷媒や温水を循環させてより効果的に温度調節することもできる。
さらに、ハニカム構造シート10は、左右方向に隣接するハニカム凸部1の2傾斜面2の横幅(W)を対向面10X側と外側面10Y側とで変更することもできる。図11に示すハニカム構造シート10は、ハニカム凸部1を構成する2傾斜面2の横幅(W)を図において上面側と下面側とで変更している。このハニカム構造シート10は、互いに積層する面を上下反転することで、積層バンド部4を形成するハニカム凸部1と外側突出列5を形成するハニカム凸部1の2傾斜面2の横幅(W)を簡単に変更できる。
たとえば、図12に示すハニカム構造積層体は、対向面10X側に配置される2傾斜面2の横幅(W1)を外側面10Y側に配置される2傾斜面2の横幅(W2)よりも大きくしている。このハニカム構造積層体は、積層バンド部4の横幅を広くできるので、積層されるハニカム構造シート10をより強固に連結できる。また、図13に示すハニカム構造積層体は、外側面10Y側に配置される2傾斜面2の横幅(W1)を対向面10X側に配置される2傾斜面2の横幅(W2)よりも大きくしている。このハニカム構造積層体は、外側突出列5の間にできる空気ダクト8を広くしてできる容積を大きくして、優れた断熱特性を実現できる特徴がある。また、できる容積に活性炭や芳香剤を入れて他の特徴を生かすこともできる。
さらに、ハニカム構造積層体の外側面に突出して設けられるハニカム凸部は、2傾斜面の上端における横幅を0に近づけることもできる。たとえば、ハニカム凸部の2傾斜面は、図示しないが、傾斜面の横幅(W)を平行縁から天ラインに向かって次第に狭くして、上端における横幅(W)を0に近づけることもできる。このハニカム凸部は、先端に向かって水平断面が次第に小さくなる六角錐状に成形される。さらに、ハニカム凸部の2傾斜面は、傾斜面全体の横幅(W)を0に近づけることもできる。このハニカム凸部は、2傾斜面のない四角錐状、すなわち、4枚の三角面で構成される四角錐状に成形される。したがって、本明細書において、ハニカム状とは、六角形だけではなく、四角形も含む広い意味で使用する。
以上のハニカム構造シート10は、ハニカム凸部1の2傾斜面2を、合同な2つの長方形で形成しているので、左右方向に隣接するハニカム凸部1の平行縁と天ラインとを結ぶ稜線が、平面視において直線上に位置する構造となっている。ただ、ハニカム凸部の2傾斜面は、必ずしも合同な2つの長方形で形成する必要はなく、縦幅の異なる2つの四角形で構成することもできる。たとえば、ハニカム凸部の2傾斜面を縦幅の異なる2つの長方形で構成することもできる。この構造のハニカム構造シートは、左右方向に隣接するハニカム凸部の平行縁と天ラインとを結ぶ稜線が、平面視において直線状とはならず、段差のある状態となる。ただ、この場合においても、互いに隣接するハニカム凸部の平行縁と天ラインとを結ぶ稜線は互いに交わることなく延長される。
また、以上のハニカム構造シート10は、2傾斜面2を合同な2つの長方形で構成しているが、2傾斜面2は、合同な2つの等脚台形で構成することもできる。この2傾斜面2は、等脚台形の互いに平行な短辺と長辺の比率を調整してハニカム凸部1の断面形状を調整できる。たとえば、一つの面を等脚台形とする2傾斜面は、等脚台形の長辺を平行縁として、短辺を天ラインとすることができる。この形状のハニカム凸部は、下端縁から先端の天ラインに向かって2傾斜面の横幅を狭くして、水平断面の六角形を次第に小さくできる。
さらに、以上に示すハニカム構造シート10は、両面に突出するハニカム凸部1の突出高さと傾斜を等しくしている。この構造のハニカム構造シート10は、対向面10X側に突出するハニカム凸部1を形成する三角面3と、外側面10Y側に突出するハニカム凸部1を形成する三角面3とを全て合同な三角形としている。図1ないし図7に示すハニカム構造シート10は、左右方向に隣接するハニカム凸部1同士の三角面3を合同な三角形としている。このように、左右に隣接するハニカム凸部1の三角面3を合同な三角形とする構造は、2枚の三角面3を共有縁3cで連結する状態で、この共有縁3cにおいて折曲することなく、2枚の三角面3を平面状に連結して平行四辺形を構成することができる。したがって、左右に隣接するハニカム凸部1の境界で連結される2枚の三角面3を、折曲ラインのない美しい外観にできる。このように、対向する三角面3を合同な三角形とする構造は、簡単な構造で互いに反対方向に突出するハニカム凸部1の高さを等しくし、また、2傾斜面2の傾斜を等しくできる。
ただ、ハニカム構造シートは、必ずしも、両面に形成されるハニカム凸部を同じ高さと傾斜にする必要はない。ハニカム構造シートの両面に突出して形成されるハニカム凸部は、高さや傾斜を変更することもできる。このようなハニカム構造シート10の一例を図14に示す。この図に示すハニカム構造シート10は、ハニカム凸部1を形成する三角面3の形状が、上面と下面とで異なる。このため、これらの三角面3を互いに連結してなるハニカム構造シート10は、図14に示すように、左右に隣接するハニカム凸部1の境界で連結される2枚の三角面3が、共有縁3cにおいて折曲される構造となる。
以上のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シートを、折曲ラインにおいて折曲できる材質とすることで、伸縮可能な構造にできる。このハニカム構造積層体は、図15に示すように、両側から押圧される状態で、各々のハニカム凸部1を形成する傾斜面2Xや三角面3の境界縁における折曲角を変更させて、ハニカム凸部1の下端縁におけるハニカム形状を前後方向に収縮できる。また、ハニカム構造積層体は、図15に示すように、両側に引っ張られる状態においても、各々のハニカム凸部1を形成する傾斜面2Xや三角面3の境界縁における折曲角を変更させて、ハニカム凸部1の下端縁におけるハニカム形状を前後方向に伸長できる。このように、前後方向に自由に伸縮できるハニカム構造積層体は、長さを変更する用途、例えば、ブラインドや間仕切り等に好適に使用できる。特に、ハニカム構造積層体を伸長させた使用状態においては、内部に中空部9を空気ダクト8を形成して、優れた断熱特性を実現でき、また、空気ダクトを利用して活性炭や芳香剤などを入れて他の特性も生かすことができる。
さらに、以上のハニカム構造積層体は、2枚のハニカム構造シート10を積層する構造としているが、ハニカム構造積層体は、図16ないし図17に示すように、2枚のハニカム構造シート10の間に中間積層部材20を積層することもできる。2枚のハニカム構造シート10の間に積層される中間積層部材20は、ハニカム構造シート10との対向面に、断面形状をジグザグ状とする積層凹凸部20Aを有している。この構造のハニカム構造積層体は、ハニカム構造シート10と中間積層部材20との対向面において、積層バンド部4の凹凸部4Aと積層凹凸部20Aとを嵌合させる状態で積層、接着されて結合させることができる。
図16に示すハニカム構造積層体は、中間積層部材20を複数の角筒22としている。図に示す角筒22は、断面形状をひし形とする四角筒としている。断面形状をひし形とする角筒22は、上下のコーナー部を積層凹凸部20Aとして、上下に積層されるハニカム構造シート10の積層バンド部4の凹凸部4Aに嵌合する構造としている。この構造は、複数の角筒22によって、上下に積層されるハニカム構造シート10を所定の形状に保持しながら、空気層を二分できる。複数の角筒22は、各々独立して配置することも、対角線方向に一体的に連結することもできる。
図17に示すハニカム構造積層体は、中間積層部材20を、断面形状をジグザグ状とする波形プレート23としている。この波形プレート23は、両面の凹凸形状を積層バンド部4の凹凸部4Aに沿うジグザグ状としている。この波形プレート23は、極めて簡単な構造で、両面に積層凹凸部20Aを設けて、両面に積層されるハニカム構造シート10を所定の形状に保持しながら、空気層を二分できる。
さらに、図18に示すハニカム構造積層体は、中間積層部材20を、両面に複数のハニカム凸部1を有するハニカム構造シート10としている。中間に積層されるハニカム構造シート10は、両面に突出する複数のハニカム凸部1の2傾斜面2をジグザグ状に連結して積層バンド部4の凹凸部4Aを形成しており、上下に対向して積層されるハニカム構造シート10の積層バンド部4の凹凸部4Aを嵌合状態に積層、接着して上下にハニカム構造シート10を連結している。この構造は、両面に突出するハニカム凸部1と、中間に位置するハニカム構造シート10のハニカム凸部1によって上下に4段の中空部9を形成できると共に、上下に積層される3枚のハニカム構造シートによって、上下2段の空気ダクト8を形成できので、より優れた断熱特性が実現できる。
以上のハニカム構造積層体は、表面に表面板等を固定することなく、すなわち、表面に複数のハニカム凸部1が露出する状態で使用することができる。このハニカム構造積層体は、規則正しく配列されてなる多数のハニカム凸部1によって、幾何学的な外観のパネルとして意匠性を高めることができる。
さらに、ハニカム構造積層体は、図示しないが、ハニカム構造シートの表面に表面材を積層することもできる。このハニカム構造積層体は、表面にプレート状の表面材を接着して、複数のハニカム凸部で形成される表面を表面材で閉塞して内部に閉鎖空間を設けることができる。このハニカム構造積層体は、プレート状の表面材を複数のハニカム凸部の天ラインでライン状に支持する。また、表面に接着した表面材によって外観を平面状として綺麗な外観にできる。
さらに、外側面に表面材を積層してなるハニカム構造積層体は、表面材の内面形状を、ハニカム構造積層体の外側面に突出して設けた外側突出列の凹凸部に沿う凹凸形状とすることもできる。この構造のハニカム構造積層体は、外側面に積層される表面材をより強固に固定できる。
さらに、ハニカム構造積層体は、積層されるハニカム構造シートの間や、表面材との間に支持体や充填剤を配置することもできる。内部に支持体を配置するハニカム構造積層体は、支持体によって水平方向のハニカム形状の変形を防止できる。また、内部に充?剤を配置するハニカム構造積層体は、用途に応じて充填される充填剤の特性を生かして便利に使用できる。
1…ハニカム凸部
2…2傾斜面 2X…傾斜面
2a…平行縁
2b…天ライン
3…三角面 3a…連結縁
3b…境界縁
3c…共有縁
4…積層バンド部 4A…凹凸部
5…外側突出列
6…ハニカム凸部構造列
8…空気ダクト
9…中空部
10…ハニカム構造シート 10X…対向面
10Y…外側面
11…基材シート
12…凸部形成ブロック 12A…第1の凸部形成ブロック
12B…第2の凸部形成ブロック
13…第1の固定片
14…第2の固定片
20…中間積層材 20A…積層凹凸部
21…循環パイプ
22…角筒
23…波形プレート

Claims (12)

  1. 表面に複数のハニカム凸部(1)を所定の配列で設けてなるハニカム構造シート(10)が積層、接着されて、複数のハニカム凸部(1)を両面に突出させてなるハニカム構造積層体であって、
    前記ハニカム構造シート(10)が、断面形状をジグザグ状として嵌合状態で積層される複数列の積層バンド部(4)を有すると共に、前記複数列の積層バンド部(4)の間に所定のピッチで前記ハニカム凸部(1)を設けており、
    前記複数列の積層バンド部(4)は、長手方向の断面形状をジグザグ状として、ジグザグ状の凹凸部(4A)を嵌合状態に積層して、対向面(10X)を接着して前記ハニカム構造シート(10)を結合しており、
    前記ハニカム凸部(1)は、2つの傾斜面(2X)を逆V字状に連結してなる2傾斜面(2)と、この2傾斜面(2)の両側縁に配置してなる2個ずつの三角面(3)を備えると共に、これらの2傾斜面(2)と三角面(3)とが各々の境界縁で連結されて、水平断面形状を六角形とする外周面を形成しており、
    前記ハニカム構造シート(10)が、互いの対向面(10X)において、前記複数列の積層バンド部(4)を嵌合させる状態で積層、接着されて、両面に突出する複数のハニカム凸部(1)の内側に中空部(9)を設けてなるハニカム構造積層体。
  2. 前記ハニカム構造シート(10)が、複数のハニカム凸部(1)を両面に突出して設けており、
    前記対向面(10X)側に突出する複数のハニカム凸部(1)の2傾斜面(2)をジグザグ状に連結して前記積層バンド部(4)の凹凸部(4A)を形成してなる請求項1に記載されるハニカム構造積層体。
  3. 前記ハニカム構造シート(10)が、前記対向面(10X)と反対側の外側面(10Y)において、複数のハニカム凸部(1)の2傾斜面(2)をジグザグ状に連結して外側突出列(5)を形成しており、
    前記外側突出列(5)を、前記複数列の積層バンド部(4)の間に配置してなる請求項1または2に記載されるハニカム構造積層体。
  4. 前記ハニカム構造シート(10)が、所定のパターンに切断された基材シート(11)を、折曲、接着して成形されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載されるハニカム構造積層体。
  5. 前記基材シート(11)が、前記ハニカム凸部(1)を形成する2つの傾斜面(2X)と4つの三角面(3)を境界縁で連結してなる凸部形成ブロック(12)を備えると共に、複数の凸部形成ブロック(12)を互いに連結して1枚のシート状に成形されてなる請求項4に記載されるハニカム構造積層体。
  6. 前記凸部形成ブロック(12)が、前記傾斜面(2X)の一端に、互いに隣接する2傾斜面(2)同士を連結する第1の固定片(13)を備えると共に、前記三角面(3)の1辺に、互いに隣接する三角面(3)同士を連結する第2の固定片(14)を備えてなる請求項5に記載されるハニカム構造積層体。
  7. 前記ハニカム構造シート(10)が、基材シートをプレス成形して成形されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載されるハニカム構造積層体。
  8. 前記基材シート(11)が、紙、プラスチック、金属板、不織布の何れかである請求項5ないし7のいずれかに記載されるハニカム構造積層体。
  9. 2枚のハニカム構造シート(10)の間に中間積層部材(20)が積層されており、
    前記中間積層部材(20)は、前記ハニカム構造シート(10)との対向面に、断面形状をジグザグ状とする積層凹凸部(20A)を有しており、
    前記ハニカム構造シート(10)と前記中間積層部材(20)が、互いの対向面において、前記積層バンド部(4)の凹凸部(4A)と前記積層凹凸部(20A)とを嵌合させる状態で積層、接着されて結合されてなる請求項1ないし7のいずれかに記載されるハニカム構造積層体。
  10. 前記中間積層部材(20)が複数の角筒(22)を備えており、該角筒(22)の外周面を対向するハニカム構造シート(10)の積層バンド部(4)の凹凸部(4A)に接着して連結してなる請求項9に記載されるハニカム構造積層体。
  11. 前記中間積層部材(20)が、その断面形状を前記積層バンド部(4)の凹凸部(4A)に沿うジグザグ状とする波形プレート(23)である請求項9に記載されるハニカム構造積層体。
  12. 前記中間積層部材(20)が、両面に複数のハニカム凸部(1)を有するハニカム構造シート(10)で、
    中間に積層される前記ハニカム構造シート(10)が、両面に突出する複数のハニカム凸部(1)の2傾斜面(2)をジグザグ状に連結して積層バンド部(4)の凹凸部(4A)を形成しており、
    互いに対向するハニカム構造シート(10)の積層バンド部(4)の凹凸部(4A)を嵌合状態に積層、接着して互いのハニカム構造シート(10)を連結してなる請求項9に記載されるハニカム構造積層体。
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