JP2014087447A - ふとん乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ふとんなどの乾燥に使用されるふとん乾燥機において、コンパクトで効率的な構造とすることを可能とするを目的とする。
【解決手段】本体ケース1の上面に設けた操作部3と、本体ケース1内に設けたファン4と、ヒータ部5と、こ筒形状の屈曲自在なホース7とから構成し、ファン4は、吸込口19と、上方へ開口した吐出口20とを有し、この吐出口20は、操作部3の下方に位置すると共に、斜め上方へ伸びる筒形状のガイド18を備え、このガイド18の軸方向の延長上に開口部22を備え、ガイド18の先端に、ガイド18と同軸方向にホース7を取り付けるという構成にしたことにより、本体の幅を増やすことなく、ホースを避けて上部に操作部を配置することができ、無理なく操作部を避けてホースを引き出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、布団や衣類などの乾燥に使用されるふとん乾燥機に関するものである。
従来、この種のふとん乾燥機は、吸気口と開口部とを有する箱形状の本体ケースと、この本体ケースの前面に設けた操作部と、前記本体ケース内に設けたファンと、このファンの吹き出し空気を加熱するヒータ部と、このヒータ部によって加熱された空気の送風路である筒形状の屈曲自在なホースとから構成したものが知られている。
特開2000−279697号公報
このような従来のふとん乾燥機において、上部に操作部を配置する場合には、ホースを上に取り出しにくくなり、それを避けるためにホース位置を操作部からずらすと本体の幅が大きくなるという課題を有していた。
そして、この目的を達成するために、本発明は、吸気口と開口部とを有する箱形状の本体ケースと、この本体ケースの上面に設けた操作部と、前記本体ケース内に設けたファンと、このファンの吹き出し空気を加熱するヒータ部と、このヒータ部によって加熱された空気の送風路である筒形状の屈曲自在なホースとから構成し、前記ファンは、吸込口と、上方へ開口した吐出口とを有し、この吐出口は、前記操作部の下方に位置すると共に、斜め上方へ伸びる筒形状のガイドを備え、このガイドの軸方向の延長上に前記開口部を備え、前記ガイドの先端に、前記ホースを取り付けることを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、吸気口と開口部とを有する箱形状の本体ケースと、この本体ケースの上面に設けた操作部と、前記本体ケース内に設けたファンと、このファンの吹き出し空気を加熱するヒータ部と、このヒータ部によって加熱された空気の送風路である筒形状の屈曲自在なホースとから構成し、前記ファンは、吸込口と、上方へ開口した吐出口とを有し、この吐出口は、前記操作部の下方に位置すると共に、斜め上方へ伸びる筒形状のガイドを備え、このガイドの軸方向の延長上に前記開口部を備え、前記ガイドの先端に、前記ホースを取り付けるという構成にしたものであり、本体の幅を小さくできるものである。
すなわち、ホースを避けて上部に操作部を配置することができるので、無理なく操作部を避けてホースを引き出すことができ、結果として、本体の幅を小さくできるのである。
本発明の実施の形態1のふとん乾燥機の構成を示す側面図 同正面図 本発明の実施の形態2のふとん乾燥機の構成を示す正面図 同ヒータの斜視図
本発明の請求項1記載のふとん乾燥機は、吸気口と開口部とを有する箱形状の本体ケースと、この本体ケースの上面に設けた操作部と、前記本体ケース内に設けたファンと、このファンの吹き出し空気を加熱するヒータ部と、このヒータ部によって加熱された空気の送風路である筒形状の屈曲自在なホースとから構成し、前記ファンは、吸込口と、上方へ開口した吐出口とを有し、この吐出口は、前記操作部の下方に位置すると共に、斜め上方へ伸びる筒形状のガイドを備え、このガイドの軸方向の延長上に前記開口部を備え、前記ガイドの先端に、前記ホースを取り付けるという構成を有する。これにより、ホースを避けて上部に操作部を配置することができるので、無理なく操作部を避けてホースを引き出すことができ、結果として、本体の幅を小さくできるのである。
また、本発明の請求項2記載のふとん乾燥機は、斜めに取り付けたホースの最下部側にヒータをバイパスする風路を設ける。これにより、バイパス側は空気の温度上昇が小さいのでホースまでの距離が短くすることができる。また、バイパス側以外は距離を確保しホースの異常温度上昇を抑制することとなるので、ホースの温度上昇を抑えつつ、コンパクトで効率的な構造とすることができるまた、ホースから水などの液体が浸入した場合にバイバス側に流れ、ヒータ部が濡れにくくすることができるという効果を奏する。
また、本発明の請求項3記載のふとん乾燥機は、斜めに取り付けたホースの最下部側以外に温度保護装置を設けるという構成を有する。これにより、バイパス側以外は距離を確保しホースの異常温度上昇を抑制するとともに、温度保護装置を設置するスペースを確保できることとなるので、温度上昇を抑えつつ、異常時に温度上昇し易い場所に温度保護装置を設置することができ、コンパクトで効率的な構造とすることができるという効果を奏する。
また、本発明の請求項4記載のふとん乾燥機は、ホース出口を取り付けるホルダーを本体に設けるという構成を有する。これにより、ホースの両端の位置が固定されるので、安定した収納ができることとなるので、収納方法のバラツキによって蓋が閉まらないようなことが軽減できるという効果を奏する。
また、本発明の請求項5記載のふとん乾燥機は、ホースをホルダーに収納した状態において、ホースが傾斜し、ホース出口が低い位置となる位置にホルダーを設けるという構成を有する。これにより、ホースをホルダーに収納した状態において、ホースの出口から水などの液体が浸入した場合、ホースに傾斜があるのでホースの入口への液体の進入を防ぐこととなるので、ヒータなど内部部品が濡れることを防止することができるという効果を奏する。
また、本発明の請求項6記載のふとん乾燥機は、ヒータ周囲にバイパス風路を設けるという構成を有する。これにより、ヒータの風下の部品表面はヒータをバイパスした空気が流れるため温度上昇を抑えることとなるので、ヒータの風下のホースの温度上昇を抑えることで、ヒータ部との距離を縮め、コンパクトで効率的な構造とすることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1および図2に示すように、本発明のふとん乾燥機の外観は本体ケース1と蓋2と操作部3からなり、内部はファン4とヒータ部5とガイド6とホース7から構成されている。
本体ケース1は、直方体箱形状で、背面には、吸気口21を設け、天面の前面側、および前面の上方側には、開口部22を備えている。この開口部22には、蓋2を備え、この蓋2は、断面形状がL字形状で、下端部を中心に回動自在に本体ケース1に設けられている。
操作部3は、本体ケース1も天面の背面側、つまり蓋2より背面側の位置するものである。ファン4は、本体ケース1内の下部で背面側に位置し、本体ケース1の天面側で、一方側側面寄りに吐出口20を備え、本体ケース1の背面側に吸込口19を有している。この吸込口19に対向して、本体ケース1には、吸気口21を備えている。吐出口20は、操作部3の下方に位置する。
ファン4によって、本体ケース1外の空気を、本体ケース1の吸気口21を介して、ファン4の吸込口19から吸込み、吐出口20から吹き出すものである。
吐出口20には、ファン4の吹き出し空気を加熱するヒータ部5と、斜め上方へ伸びる筒形状のガイド6とを備えている。ヒータ部5は、ヒータ風路8とバイパス風路9と、ヒータ風路8内のヒータ10からなる。ヒータ風路8は、本体ケース1における背面側に位置する。
ヒータ部5の風下側には、ガイド6を備えている。このガイド6は、筒形状で、本体ケース1における背面側から前面側へ傾斜しながら吐出口20から斜め上方へ伸びている。このガイド6の軸方向の延長上に開口部22を備えている。このガイド6内で、ヒータ風路8側、つまり本体ケース1における背面側に温度保護装置11が設けられている。すなわち、温度保護装置11は、ガイド6内で、ヒータ10の上方に位置すると共に、本体ケース1における背面側から前面側へ傾斜している傾斜面に位置するものである。
ガイド6の先端には、ヒータ部によって加熱された空気の送風路である筒形状の屈曲自在なホース7を備えている。本体ケース1内にホース7が収納された状態では、このホース7は、まず、ガイド6からガイド6と同軸方向である斜め上方、つまり本体ケース1における背面側から前面側へ傾斜しながら上方へ伸び、次に、ほぼ90度曲がり、本体ケース1における他方側側面へ伸びている。ホース7の先端には、リング形状のホース出口部12を備えている。ホース出口部12は本体ケースに設けられたホルダー13に収納される。
このような構成によれば、ホース7を斜めに取り付けることにより、ホース7をコンパクトに収納できると共に、ホース7を避けて上部に操作部3を配置することができ、無理なく操作部3を避けてホース7を引き出すことができるので、単に操作部3とホース7の分の本体の幅が必要となるのでなく、操作部3とホース7をオーバーラップさせて配置することができるため本体の幅をコンパクトでかつ、無理なく操作部3を避けてホース7を引き出すことができる。すなわち、ホース7を避けて上部に操作部3を配置することができたので、無理なく操作部を避けてホース7を引き出すことができ、結果として、本体ケース1の幅、つまり本体ケース1における前後方向の寸法を小さくできるのである。
また、斜めに取り付けたホース7の最下部側にヒータ10をバイパスするバイパス風路9を設けている。これにより、ホース7の耐熱性はガイド6より低いが、バイパス風路9側は空気の温度上昇が小さいのでホース7までの距離が短くすることができる。また、バイパス風路9側以外は距離を確保しホース7の異常温度上昇を抑制することとなるので、ホース7の温度上昇を抑えつつ、コンパクトで効率的な構造とすることができるまた、ホース7から水などの液体が浸入した場合にバイパス風路9側に流れ、ヒータ風路8を濡れにくくすることができる。
また、斜めに取り付けたホース7の最下部側以外に温度保護装置11を設けている。これにより、ホース7を斜めに取り付けることによるガイド6の広い方のスペースを温度保護装置を設置するスペースに利用できるとともに、温度保護装置11はヒータ風路8側に設置されることとなるので、ヒータ10による異常な温度上昇を検知しやすい配置となる。したがって、温度上昇を抑えつつ、異常時に温度上昇し易い場所に温度保護装置11を設置することができ、コンパクトで効率的な構造とすることができる。
また、ホース7先端の開口端であるホース出口部12を取り付けるホルダー13を本体ケース1に設けている。これにより、ホース7の両端の位置が固定されるので、安定した収納ができることとなるので、収納方法のバラツキによって蓋が閉まらないようなことが軽減できる。
また、ホース出口部12をホルダー13に収納した状態において、ホース7が傾斜し、ホース出口部12が低い位置となる位置にホルダー13を設けている。これにより、ホース出口部12をホルダー13に収納した状態において、ホース出口部12から水などの液体が浸入した場合、ホース7に傾斜があるのでホース7の入口への液体の進入を防ぐこととなるので、ヒータ10など内部部品が濡れることを防止することができる。
(実施の形態2)
図3と図4において、図1および図2と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3はおよび図4は本発明の構成を示し、ヒータ部14は、中央にヒータ15を通過するヒータ風路17設け、このヒータ風路17の周囲をヒータ15をバイパスするバイパス風路16を備えた構成し、ヒータ部14を通過した空気はガイド18を介してホース7をとおり室内に送られる。
上記構成において、ヒータ部14の風下のガイド18とホース7の表面はヒータ15をバイパスした空気が流れるため温度上昇を抑えることとなるので、ヒータ部14の風下のホース7の温度上昇を抑えることで、ヒータ部14とホース7の距離を縮め、コンパクトで効率的な構造とすることができる。
本発明にかかるふとん乾燥機は、コンパクトで効率的な構造とすることを可能とするものであるので、布団や衣類などの乾燥に使用されるふとん乾燥機等として有用である。
1 本体ケース
2 蓋
3 操作部
4 ファン
5 ヒータ部
6 ガイド
7 ホース
8 ヒータ風路
9 バイパス風路
10 ヒータ
11 温度保護装置
12 ホース出口部
13 ホルダー
14 ヒータ部
15 ヒータ
16 バイパス風路
17 ヒータ風路
18 ガイド
19 吸込口
20 吐出口
21 吸気口
22 開口部

Claims (6)

  1. 吸気口と開口部とを有する箱形状の本体ケースと、この本体ケースの上面に設けた操作部と、前記本体ケース内に設けたファンと、このファンの吹き出し空気を加熱するヒータ部と、このヒータ部によって加熱された空気の送風路である筒形状の屈曲自在なホースとから構成し、前記ファンは、吸込口と、上方へ開口した吐出口とを有し、この吐出口は、前記操作部の下方に位置すると共に、斜め上方へ伸びる筒形状のガイドを備え、このガイドの軸方向の延長上に前記開口部を備え、前記ガイドの先端に、前記ホースを取り付けることを特徴としたふとん乾燥機。
  2. 前記ホースの最下部側に前記ヒータをバイパスする風路を設けた請求項1記載のふとん乾燥機。
  3. 前記ホースの最下部側以外に温度保護装置を設けた請求項1または2記載のふとん乾燥機。
  4. 前記ホースを収納した状態で使用できるふとん乾燥機において、ホース出口を取り付けるホルダーを前記本体ケースに設けることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のふとん乾燥機。
  5. 前記ホースを前記ホルダーに収納した状態において、前記ホースが傾斜し、前記ホース出口が低い位置となる位置に前記ホルダーを設けた請求項4記載のふとん乾燥機。
  6. 前記ヒータ周囲にバイパス風路を設けることを特徴とする請求項1記載のふとん乾燥機。
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