JP2000317200A - 衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】衣類の乾燥にしか使えない衣類乾燥機用熱源部
の別物乾燥への流用を図る。 【解決手段】衣類乾燥機用熱源部を着脱自在に構成し、
乾燥機運転時は装着して利用、別物乾燥時は取り外して
利用できるようにする。衣類乾燥以外に別の機能を持た
せることができ、別物乾燥や小部屋暖房にも流用でき、
一台三役以上の機能が期待できる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、衣類乾燥だけでな
く、別物乾燥にも利用できる衣類乾燥機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来技術として特開平9−56992号公報の
ように、衣類乾燥機に空調機としての機能を付加したも
のがある。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】現在一般に市販されて
いる衣類乾燥機、特に回転ドラム式衣類乾燥機は、衣類
（毛布，靴等も含む）の乾燥のみに使用されるだけで、
それ以外の付加機能を有していない。

【０００４】これに対し、上記従来技術の特開平9−569
92号公報では、衣類乾燥機の乾燥室から排出される高温
・高湿の空気が循環する経路に冷凍サイクルと流路切り
換え機構を設置し、該衣類乾燥機を衣類乾燥だけでな
く、設置場所近傍の空気調和も行えるようにしている。
しかし、一般には、該衣類乾燥機が洗面所等の個室に設
置される場合が多く、設置場所が固定されると、居室等
を有効に空調するのは難しいと考えられる。

【０００５】本発明は、衣類乾燥機に衣類の乾燥以外に
付加機能を持たせるのが主目的であるが、その付加機能
は部屋の空調のみならず、一台三役以上の機能が期待で
きる有効で、かつ汎用性の高い衣類乾燥機を提供するこ
とである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、衣類を投入する乾燥室と温風を供給す
る乾燥熱源部とが一つの筐体内に収納された衣類乾燥機
において、該乾燥熱源部を筐体から容易に着脱できるよ
うに構成した。該乾燥熱源部には、少なくともヒータ等
の加熱源とファン等の送風機の二つが内蔵されている。
衣類乾燥機としては、現在一般に普及している回転ドラ
ム式衣類乾燥機等が、特に望ましい。

【０００７】ここで、一つの制御手段として、衣類を投
入する乾燥室と、第一の送風機と、加熱源と第二の送風
機により構成される着脱自在の乾燥熱源部とが、一つの
筐体内に収納された衣類乾燥機において、該乾燥熱源部
が筐体に装着されて衣類乾燥運転に使用される場合に
は、加熱源と第一の送風機が運転されて、第二の送風機
が停止するように制御され、一方、該乾燥熱源部が筐体
から取り外されて別物乾燥運転に使用される場合には、
加熱源と第二の送風機が運転されるように制御する。

【０００８】また、衣類乾燥機から取り外した該乾燥熱
源部の利用は、該別物乾燥の手段が、布団・毛布等の寝
具乾燥，洗髪後の毛髪乾燥，犬・猫等のペット動物乾
燥，靴・帽子・ぬいぐるみ等の小物乾燥，回転ドラム式
衣類乾燥機で乾燥できない衣類の乾燥、及び室内・浴室
・トイレ等の暖房又は乾燥、さらに雑菌・ダニ退治目的
等の高温加熱等である。

【０００９】このように、本発明の衣類乾燥機では、乾
燥熱源部が着脱自在であるため、容易に取り外して別物
の乾燥等にも利用できる。

【００１０】

【発明の実施の形態】本発明の一実施例を回転ドラム式
衣類乾燥機を例にとって説明する。

【００１１】図１は該回転ドラム式衣類乾燥機の外観斜
視図で、図２はその側面断面図である。外枠筐体１の前
面には被乾燥物である衣類等を出し入れするドア５が設
けられており、該筐体１内には乾燥室２を構成する回転
可能な回転ドラム３が収められている。一方、筐体１の
後面には中央部を軸中心として除湿可能な熱交換手段と
送風手段を兼ね備えた両面ファン６が設けられており、
該両面ファン６はベルトを介してモータ８により回転さ
せられる。該モータ８は回転ドラム３を回転させる駆動
源にもなっている。４は回転ドラム３内及び戻りダクト
１０内を循環する温風であり、９は冷却空気である。１
１は温風４のドラムへの流入ダクト、７は糸屑フィルタ
である。ここで、回転ドラム式衣類乾燥機における衣類
の乾燥原理はすでに公知なので省略する。

【００１２】図１及び図２において、１２が本発明の乾
燥熱源部であり、後述するが、少なくともヒータ等の加
熱源とファン等の送風機がその箱体に内蔵されており、
該乾燥熱源部の表面部には空気の流入口１４と流出口１
５及び取っ手１６を有している。図１では、該乾燥熱源
部１２を筐体１の左下部内に装着した状態１２ｙと取り
外した状態１２ｚの両方を示しており、該乾燥熱源部１
２は筐体１から着脱自在に構成されている。このため、
該乾燥熱源部１２は筐体１に容易に取り付け及び取り外
しができる。図３は、該乾燥熱源部１２を取り外した場
合の筐体１の外観斜視図で、左下前方部が空洞１７にな
っている。該空洞１７内に見える１０は戻りダクトの端
部で、３は回転するドラムの一部である。

【００１３】図１から図３では、実施例として除湿形の
回転ドラム式衣類乾燥機を示したが、本発明は排気形の
回転ドラム式衣類乾燥機にも適用可能である。

【００１４】以上のように、該乾燥熱源部１２を衣類乾
燥機筐体１から着脱自在に構成すると、衣類乾燥機によ
る衣類の乾燥はもちろんのこと、取り外して別物の乾燥
にも利用できる。別物乾燥の応用例は、図１０以降で述
べる。また、該乾燥熱源部１２を衣類乾燥及び別物乾燥
何れにも使用しない時は、衣類乾燥機の筐体１に図１の
１２ａの如く空洞１７内に装着しておけば、保管場所に
も全く困らない。

【００１５】次に、該乾燥熱源部１２と戻りダクト１０
又は流入ダクト１１との気密な接続法の例を述べる。図
４は、テーパ形パッキン１８を利用した実施例で、戻り
ダクト１０の端部外周部に図のようなテーパ形パッキン
１８が取り付けられており、その外側に乾燥熱源部１２
の突出した流入口１４が被せられ、少し押し込むことに
より気密を保って接続される。該テーパ形パッキン１８
は弾性ゴムやウレタン等の樹脂製でよく、オーリングや
シール材であってもよい。

【００１６】また、図５は、突合せ形パッキン１９を利
用した実施例で、戻りダクト１０の端部端面に図のよう
なフラット状のパッキン１９が取り付けられており、そ
こに乾燥熱源部１２の突出した流入口１４が押し付けら
れ、気密を保って接続される。気密性を良くするため、
該戻りダクト１０の端面及び乾燥熱源部１２の流入口１
４の端面には接続面積広大化のためにリブ２０ａ，２０
ｂが設けられている。ここで、突合せ形パッキン１９は
戻りダクト１０の端面２０ｂにのみ取り付けられていて
もよいし、逆に流入口１４の端面２０ａにのみ取り付け
られていてもよいし、さらには２分割して該戻りダクト
１０の端面２０ｂと流入口１４の端面２０ａの両方にそ
れぞれ取り付けられていてもよい。

【００１７】また、前記実施例では、回転ドラム形衣類
乾燥機に本発明を適用した場合を述べたが、四角い箱型
筐体内に乾燥室を有する別形態の衣類乾燥機等に本発明
を適用してもよい。たとえば、図６のような衣類をハン
ガー等に吊るして吊り干し乾燥させるロッカー形衣類乾
燥機２１であってもよい。図において、５は衣類を出し
入れするドア、１３は操作パネルであり、本発明の乾燥
熱源部１２は左下部に内蔵されている。当然、該乾燥熱
源部１２の収納場所は、左下部に限る必要はないが、着
脱のし易さからあまり上部に収納しない方がよい。図６
においても、該乾燥熱源部１２は着脱自在で、該ロッカ
ー形衣類乾燥機２１を運転中は、乾燥熱源部１２を図の
位置に装着して運転され、別物を乾燥させる時は乾燥熱
源部１２を取り外して利用する。このように、本発明の
着脱自在の乾燥熱源部１２は、色々な形態の衣類乾燥機
に適用できる。

【００１８】次に、乾燥熱源部１２の構造例を説明す
る。図７は該乾燥熱源部１２の内部構造の斜視図で、ケ
ース１２ｘを外した状態である。該乾燥熱源部１２は、
少なくとも送風手段である送風機、例えばファン２２と
加熱手段である熱源、例えばヒータ２３から構成されて
いる。ファン２２として、軸流ファン，貫流ファン，シ
ロッコファン等種々のファンが適用できるが、図では貫
流ファン２２を利用した例を示している。また、ヒータ
２３として、半導体ヒータ（ＰＴＣヒータ），シーズヒ
ータ，カートリッジヒータ等種々のヒータが適用できる
が、図ではＰＴＣヒータ２３を利用した例を示してい
る。流入口１４から流入した空気４はファン２２を通過
し、ヒータ２３で加熱された後、流出口１５から流出す
る構成になっている。２５は該乾燥熱源の温度や風量等
を制御する制御回路、２４は衣類乾燥機筐体１への電気
的な接続コネクタである。該接続コネクタ２４は防水性
が考慮され、衣類乾燥機から該乾燥熱源部１２への電力
供給や制御信号等の伝達に使われる。また、図示しない
が、該乾燥熱源部１２の空間部３３には、取り外し時に
利用する電力供給用の電源コードや、別物乾燥時の延長
ダクトホース等が収納可能となっている。

【００１９】図８は図７の乾燥熱源部１２全体（ケース
１２ｘ付き）の外観斜視図で、ケース後方１２ｂ、つま
り衣類乾燥機装着側から見ている。２４は図７で説明し
た接続コネクタで、２８は多数の接続ピンである。図８
では、該乾燥熱源部１２を衣類乾燥機１から取り外して
別物乾燥時に使用する乾燥熱源部１２の操作部２６は外
枠ケースの上方１２ｃに設けた例を示しており、該操作
部２６には時間を設定するダイヤル２７やスイッチボタ
ン，表示灯等が設けられている。

【００２０】また、図９は図７の乾燥熱源部１２全体の
外観斜視図で、ケース前方１２ａ、つまり衣類乾燥機の
ドア側から見た他の実施例で、別物乾燥時に使用する乾
燥熱源部１２の操作部２６は外枠ケースの前方１２ａに
設けられている。

【００２１】このように、本発明の乾燥熱源部１２で
は、衣類乾燥機１への着脱が容易であれば、操作部２６
や接続コネクタ２４及び電源コード等の収納部は特に限
られた場所に設ける必要はなく、状況に応じて設置場所
を決定することができる。また、本発明では、操作部２
６をなくし、別物乾燥時にはリモコンで遠隔操作できる
ように構成してもよい。

【００２２】次に、本発明の乾燥熱源部１２を別物乾燥
に利用した一例を述べる。図１０は該乾燥熱源部１２を
寝具である布団３０の乾燥に利用した例で、従来の布団
乾燥機と同様に扱える。２９は延長ダクトホースで、該
ホースの一方２９ａを該乾燥熱源部１２の流出口１５に
接続し、他方２９ｂを布団側の布団の吸気側に接続す
る。これ以外にも、毛布や座布団等の乾燥にも流用でき
る。

【００２３】また、図１１は該乾燥熱源部１２をペット
である犬３１の毛の乾燥に利用した例で、延長ダクトホ
ース２９の先端部には温かい空気の吹き出し孔と整髪用
の櫛を有する乾燥ブラシ３２が取り付けられている。該
乾燥熱源部１２から供給された温風４は、延長ダクトホ
ース２９を経て乾燥ブラシ３２に到達し、吹き出し孔か
ら対象物に向かって吹き出され、効率良く乾燥させるこ
とができる。これ以外にも、洗髪後の毛髪乾燥や、犬以
外の猫等のペット動物類の乾燥にも流用できる。

【００２４】さらに、靴・帽子・ぬいぐるみ等の小物乾
燥や、回転ドラム式衣類乾燥機で乾燥できない特殊衣料
等の衣類乾燥にも、そして小部屋や浴室やトイレ等の比
較的小さな室内の暖房や乾燥にも利用でき、又、雑菌や
ダニ退治目的等の高温加熱にも幅広く応用できる。

【００２５】ここで、該乾燥熱源部１２全体の諸量の一
例を追記する。全体の大きさは２０〜３０cm角程度の小
型で、質量が２〜３kg程度の軽量が取扱い上望ましい。
なお、より望ましくは、大きさが２０cm角以下で、質量
が２kg以下がよい。また、ヒータ２３の消費電力は複数
段に切り替えられるように構成するとよい。例えば、単
純に２段切り替えの場合、高出力側が１０００から１４
００ワット程度、低出力側が５００から７００ワット程
度にすればよい。そして、衣類乾燥機１での運転時に
は、衣類の材質や風合い及び量に応じて切り替えればよ
く、取り外した別物乾燥時の運転でも、諸量に応じて切
り替えればよい。

【００２６】また、供給空気４の風量もファン２２の回
転数を制御することにより複数段に変化させるとよい。
例えば、単純に２段切り替えの場合、強と弱運転でよ
い。さらに、該ファン２２へ供給する電源の周波数や電
圧を制御し、ファン２２の回転数を無段階に制御し、空
気４の風量を使用状況に応じて任意に制御してもよい。
この場合、インバータ制御を利用するとよい。

【００２７】次に、別の制御の一例を図１２を用いて説
明する。制御としては、前述したヒータ２３及びファン
２２の多段又は無断による容量制御法もあるが、図１２
のように乾燥熱源部１２用のヒータ２３及びファン２
２，衣類乾燥機１後方に内蔵の両面ファン６のＯＮ（運
転）とＯＦＦ（停止）の切り替え制御で行ってもよい。
運転法には衣類乾燥機装着運転と別物乾燥運転があり、
該衣類乾燥機装着運転には通風乾燥コースと通風のみの
コースを設定できる。

【００２８】また、同様に、別物乾燥運転でも通風乾燥
コースと通風のみのコースを設定できる。さらに、衣類
乾燥機装着運転では、通風乾燥コースと通風のみのコー
スそれぞれに、風量の強弱に応じて３種類のコースを設
定できる。これらは、図のようにヒータ２３，ファン２
２，両面ファン６のＯＮとＯＦＦの切り替え制御で容易
に達成できる。なお、該衣類乾燥機装着運転では、前述
の制御は衣類乾燥機１本体との接続コネクタ２４による
接続により、衣類乾燥機１の運転に応じて自動で制御さ
れ、該別物乾燥運転では、前述の制御は乾燥熱源部１２
の操作部２６により手動で設定する。なお、図１２の制
御と前述したヒータ２３及びファン２２の多段階又は無
段階による容量制御を組み合わせて、乾燥をきめ細かく
制御してもよい。

【００２９】また、乾燥熱源部をオプション等を含め２
種類用意し、衣類乾燥機１の使用状況に応じて使い分け
てもよい。例えば、一つは今までに述べたようにヒータ
２３とファン２２で構成された乾燥熱源部１２とし、も
う一つはヒータとファンをなくし、流入口１４から流出
口１５に直結する太いダクトのみで乾燥熱源部を構成す
る。衣類乾燥機１に装着した場合の前者の使い方は前述
した通りであるが、後者は次のような使い方ができる。
つまり、該乾燥熱源部にヒータとファンがないため、そ
の分通路を流れる空気の圧力損失（通路抵抗）が減少す
るため、衣類乾燥機１の両面ファン６の回転だけで多く
の風量増加が期待できる。この場合、当然循環する空気
４は加熱されないが、従来より高速で循環するため、衣
類に付着している花粉や雑菌をフィルタ７で効率良く捕
集，除去できる。

【００３０】

【発明の効果】本発明によれば、衣類乾燥機の心臓部で
あるヒータとファンを内蔵する乾燥熱源部が乾燥機本体
から着脱自在であるため、衣類乾燥機運転時以外は、容
易に取り外して別物の乾燥等にも利用できる。また、使
わないときは、該衣類乾燥機の乾燥熱源収納部に挿入し
ておけばいいので、保管場所にも困らない。

【００３１】このように、本発明は衣類乾燥機に衣類の
乾燥以外に付加機能を持たせることができるので、その
付加機能により別物乾燥や小部屋暖房にも流用でき、一
台三役以上の機能が期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】着脱自在の乾燥熱源部を有する乾燥機の外観斜
視図。

【図２】図１の乾燥機の側面断面図。

【図３】乾燥熱源部を外した乾燥機の外観斜視図。

【図４】テーパ形パッキンによる接続部断面図。

【図５】突き合わせ形パッキンによる接続部断面図。

【図６】箱型筐体の乾燥機の外観斜視図。

【図７】乾燥熱源部の内部斜視図。

【図８】裏面から見た乾燥熱源部の斜視図。

【図９】表面から見た乾燥熱源部の斜視図。

【図１０】布団乾燥の斜視図。

【図１１】ペット乾燥の斜視図。

【図１２】制御の説明図。

【符号の説明】

１…外枠筐体、２…乾燥室、３…回転ドラム、４…温
風、５…ドア、６…両面ファン、７…糸屑フィルタ、８
…モータ、９…冷却空気、１０…戻りダクト、１１…流
入ダクト、１２…乾燥熱源部、１３…操作パネル、１４
…流入孔、１５…流出孔、１６…取っ手、１７…空洞、
１８…テーパ形パッキン、１９…突合せ形パッキン、２
０…リブ、２１…ロッカー形衣類乾燥機、２２…ファ
ン、２３…ヒータ、２４…接続コネクタ、２５…制御回
路、２６…操作部、２７…ダイヤル、２８…接続ピン、
２９…延長ダクトホース、３０…布団、３１…犬、３２
…乾燥ブラシ。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】衣類を投入する乾燥室と、温風を供給する
   乾燥熱源部とが一つの筐体に収納された衣類乾燥機にお
   いて、該乾燥熱源部を筐体から着脱自在に構成したこと
   を特徴とする衣類乾燥機。
2. 【請求項２】該衣類乾燥機が、回転ドラム式衣類乾燥機
   であることを特徴とする請求項１に記載の衣類乾燥機。
3. 【請求項３】該乾燥熱源部には、少なくとも加熱源と送
   風機が内蔵されていることを特徴とする請求項１または
   請求項２に記載の衣類乾燥機。
4. 【請求項４】取り外し時の別物乾燥手段が、布団・毛布
   等の寝具乾燥，洗髪後の毛髪乾燥，犬・猫等のペット動
   物乾燥，靴・帽子・ぬいぐるみ等の小物乾燥，回転ドラ
   ム式衣類乾燥機で乾燥できない衣類の乾燥、及び小部屋
   ・浴室・トイレ等の室内暖房又は乾燥、さらに雑菌・ダ
   ニ退治目的等の高温加熱等であることを特徴とする請求
   項１から請求項３のいずれか１項に記載の衣類乾燥機。