JP2014087329A - ロータリ耕耘装置 - Google Patents

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Hisashi Takahashi
恒 高橋
Yasuhiro Hisaoka
泰裕 久岡
Sukehiro Kitahara
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Abstract

【課題】耕耘装置の耕耘カバー内に草類や泥などが詰まった場合、草類や泥を容易に除去する。
【解決手段】耕耘爪の上部周辺部を耕耘カバーで被覆し、耕耘カバーの後端部に左右方向のピン回りにリヤーカバーを上下回動自在に支持し、耕耘フレームにヒッチ連結棒の前側端部を左右方向の軸回りに回動自在に軸支し、ヒッチ連結棒の後側端部に取り付けたヒッチに補助作業機や尾輪を取り付け可能に構成し、耕耘フレームに立設しているトップリンクマストとヒッチ連結棒の後側部との間を伸縮自在な耕深調節手段により連結し、ヒッチ連結棒とリヤーカバーと間をワイヤにより連結しているロータリ耕耘装置において、ヒッチ連結棒を前側ヒッチ連結と後側ヒッチ連結棒とに分割構成して前後方向に伸縮調節自在に構成し、後側ヒッチ連結棒には前後方向に沿った複数のワイヤ調整取付孔を構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロータリ耕耘装置に関し、特にリヤーカバー回動装置に関する。
耕耘チェンケースの下端部に耕耘軸を回転自在に軸架し、該耕耘軸に多数の耕耘爪を取り付けて耕耘装置を構成し、該耕耘装置の上側部及び左右両側部を耕耘カバーにより覆い、該耕耘カバーの後側端部には左右方向の支点回りにリヤーカバーを上下回動自在に軸支し、該リヤーカバーの左右両側前部を左右後側サイドカバーで覆い、リヤーカバーの左右両側後部には上下移動可能な左右閉鎖板を設け、前記耕耘装置の耕耘深度が浅くなりリヤーカバーの下方回動状態では前記左右閉鎖板を下方に移動し、耕耘深度が深くなりリヤーカバーの上方回動状態では左右閉鎖板を上方に移動するようにし耕耘泥土の飛散を防止したものは、公知である(特許文献1)。
特開2007−6776号公報
耕耘装置で耕耘作業中に耕耘カバー内の耕耘爪に草類や泥などが詰まり、耕耘爪が円滑に回転しない状態が発生することがある。本発明はこのような場合において耕耘カバーの後部のリヤーカバーを容易に上方へ回動し耕耘装置の後部を開放し、草類や泥を容易に除去しようとするものである。
本発明はこのような問題点を解決するために次のような技術的手段を講じた。
請求項1の発明は、耕耘爪(28,…)の上部周辺部を耕耘カバー(29)で被覆し、該耕耘カバー(29)の後端部に左右方向のピン回りにリヤーカバー(31)を上下回動自在に支持し、耕耘フレームにヒッチ連結棒(33)の前端を左右方向の軸(33a)回りに回動自在に軸支し、該ヒッチ連結棒(33)の後側端部に取り付けたヒッチ(33d)に補助作業機や尾輪を取り付け可能に構成し、耕耘フレームに立設しているトップリンクマスト(26)と前記ヒッチ連結棒(33)の間に伸縮調節自在な耕深調節手段(35)を連結して昇降可能に構成し、前記ヒッチ連結棒(33)とリヤーカバー(31)と間を単一のワイヤ(34)により連結しているロータリ耕耘装置11において、前記ヒッチ連結棒(33)を前側ヒッチ連結棒(33b)と後側ヒッチ連結棒(33c)とに分割構成して前後方向に伸縮調節可能に構成し、該後側ヒッチ連結棒(33c)には前後方向に沿った複数のワイヤ調整取付孔(33e,…)を構成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ヒッチ連結棒(33)とリヤーカバー(31)と間を所定長さのプッシュロッド(37)により連結しリヤーカバー(31)を所定の高さに支持しロータリ耕耘装置(11)の耕耘深度を規制するように構成し、前記リヤーカバー(31)のブラケット(31a,31a)に設けた左右方向の連結ピン(38)に前記プッシュロッド(37)及びワイヤ(34)の下端を連結するように構成したことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記リヤーカバー(31)のブラケット(31a,31a)に設けた左右方向の前記連結ピン(38)に前記プッシュロッド(37)及びワイヤ(34)の下端を連結するにあたり、所定長さの直線状の第1線材(40a)と、該第1線材(40a)の一端から始端側が直交するように折曲延出されていて中途部にU字状の支持凹部(40b)が形成されていて終端側が第1線材(40a)の一端に所定間隔隔てた状態で対向している枢支アーム(40c)と、該枢支アーム(40c)の終端側から前記第1線材(40a)に沿うように所定間隔隔てるように延出されていて終端側が第1線材(40a)に押接されている押圧線材(40d)と、該押圧線材(40d)の終端側に第1線材(40a)からへこむように構成されている凹形係合部(40e)と、を備える弾性線材からなるワイヤ横ズレ防止支持手段(40)を構成し、前記リヤーカバー(31)の左右ブラケット(31a,31a)に軸支している前記連結ピン(38)の左右一側に前記プッシュロッド(37)の下端を枢支連結し、連結ピン38の左右他側に前記ワイヤ(34)の下端を枢支連結し、前記ワイヤ横ズレ防止支持手段(40)の支持凹部(40b)を連結ピン(38)の前記ワイヤ(34)の側方に嵌合支持し、前記凹形係合部(40e)を前記プッシュロッド(37)に嵌合支持してワイヤ(34)の側方への横ズレを防止することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2の発明において、前記リヤーカバー(31)のブラケット(31a,31a)に設けた左右方向の連結ピン(38)に前記プッシュロッド(37)及びワイヤ(34)の下部を連結するにあたり、前記リヤーカバー(34)の左右ブラケット(31a,31a)の支持孔に抜き差し自在に挿通支持される抜け止め防止ピン(44a)と、該抜け止め防止ピン(44a)の一端から直交状に延出されている(レバー44b)と、該レバー(44b)の先端部に構成されていて前記連結ピン(38)の係合離脱可能な係合凹部(44c,44ca)と、前記抜け止め防止ピン(44a)に巻装されていて前記抜け止め防止ピン(44a)が左右ブラケット(31a,31a)からの離脱を防止する抜け止めスプリング(44d)と、を備えているワイヤ横ズレ防止支持手段(44)を構成し、前記リヤーカバー(31)の左右ブラケット(31a,31a)に軸支している前記連結ピン(38)の左右一側に前記プッシュロッド(37)の下端を枢支連結し、連結ピン38の左右他側に前記ワイヤ(34)の下端を枢支連結し、前記ワイヤ横ズレ防止支持手段(44)のレバー(44b)の係合凹部(44c,44ca)を連結ピン(38)の前記ワイヤ(34)の側方に嵌合支持し、前記抜け止めスプリング(44d)によりレバー(44b)をワイヤ(34)の側方へ押圧し横ズレを防止することを特徴とする。
請求項1の発明によると、耕耘爪(28,…)の上部周辺部を耕耘カバー(29)で被覆し、該耕耘カバー(29)の後端部に左右方向のピン回りにリヤーカバー(31)を上下回動自在に支持し、耕耘フレームにヒッチ連結棒(33)の前端を左右方向の軸(33a)回りに回動自在に軸支し、該ヒッチ連結棒(33)の後側端部に取り付けたヒッチ(33d)に補助作業機や尾輪を取り付け可能に構成し、耕耘フレームに立設しているトップリンクマスト(26)と前記ヒッチ連結棒(33)の間に伸縮調節自在な耕深調節手段(35)を連結して昇降可能に構成し、前記ヒッチ連結棒(33)とリヤーカバー(31)と間を単一のワイヤ(34)により連結しているロータリ耕耘装置11において、前記ヒッチ連結棒(33)を前側ヒッチ連結棒(33b)と後側ヒッチ連結棒(33c)とに分割構成して前後方向に伸縮調節可能に構成し、該後側ヒッチ連結棒(33c)には前後方向に沿った複数のワイヤ調整取付孔(33e,…)を構成したので、耕耘カバー(29)内に草類や泥が詰まり耕耘爪(28,…)が回転不調になったときには、耕深調節手段(35)を調節しヒッチ連結棒(33)を上方に回動すると、ワイヤ(34)を介してリヤーカバー(31)を楽に上方へ回動し耕耘カバー(29)の後方を開放することができ、詰まった草類や泥を容易に取り除くことができる。また、ヒッチ連結棒(33)が伸縮調節されていてもヒッチ連結棒(33)へのワイヤ(34)取付位置を調整取付孔(33e,…)により前後に調節して連結することができ、所定長さの単一のワイヤ(34)によりリヤーカバー(31)を容易に回動することができる。
請求項2の発明によると、請求項1の発明の前記効果に加えて、前記ヒッチ連結棒(33)とリヤーカバー(31)と間を所定長さのプッシュロッド(37)により連結しリヤーカバー(31)を所定の高さに支持しロータリ耕耘装置(11)の耕耘深度を規制するように構成し、前記リヤーカバー(31)のブラケット(31a,31a)に設けた左右方向の連結ピン(38)に前記プッシュロッド(37)及びワイヤ(34)の下端を連結するように構成したので、リヤーカバー(31)にプッシュロッド(37)連結用の連結ピン(38)を利用してワイヤ(34)の下端部を連結することができ、ワイヤの連結構成を簡単化しコストの低減を図ることができる。
請求項3の発明によると、請求項2の発明の前記効果に加えて、前記リヤーカバー(31)のブラケット(31a,31a)に設けた左右方向の前記連結ピン(38)に前記プッシュロッド(37)及びワイヤ(34)の下端を連結するにあたり、所定長さの直線状の第1線材(40a)と、該第1線材(40a)の一端から始端側が直交するように折曲延出されていて中途部にU字状の支持凹部(40b)が形成されていて終端側が第1線材(40a)の一端に所定間隔隔てた状態で対向している枢支アーム(40c)と、該枢支アーム(40c)の終端側から前記第1線材(40a)に沿うように所定間隔隔てるように延出されていて終端側が第1線材(40a)に押接されている押圧線材(40d)と、該押圧線材(40d)の終端側に第1線材(40a)からへこむように構成されていてる凹形係合部(40e)と、を備える弾性線材からなるワイヤ横ズレ防止支持手段(40)を構成し、前記リヤーカバー(31)の左右ブラケット(31a,31a)に軸支している前記連結ピン(38)の左右一側に前記プッシュロッド(37)の下端を枢支連結し、連結ピン38の左右他側に前記ワイヤ(34)の下端を枢支連結し、前記ワイヤ横ズレ防止支持手段(40)の支持凹部(40b)を連結ピン(38)の前記ワイヤ(34)の側方に嵌合支持し、前記凹形係合部(40e)を前記プッシュロッド(37)に嵌合支持してワイヤ(34)の側方への横ズレを防止するので、リヤーカバー(31)の連結ピン(38)にプッシュロッド(37)及びワイヤ34を連結した状態でワイヤ横ズレ防止支持手段(40)によりワイヤ(34)の横ズレを防止しながら確実に支持することができる。また、リヤーカバー(31)からワイヤ(34)及びワイヤ横ズレ防止支持手段(40)を取り外した際には、ワイヤ横ズレ防止支持手段(40)の第1線材(40a)にワイヤ(34)の下部連結孔を挿通することにより、ワイヤ(34)及びワイヤ横ズレ防止支持手段40の紛失を防止することができる。
請求項4の発明によると、請求項2の発明の前記効果に加えて、前記リヤーカバー(31)のブラケット(31a,31a)に設けた左右方向の連結ピン(38)に前記プッシュロッド(37)及びワイヤ(34)の下部を連結するにあたり、前記リヤーカバー(34)の左右ブラケット(31a,31a)の支持孔に抜き差し自在に挿通支持される抜け止め防止ピン(44a)と、該抜け止め防止ピン(44a)の一端から直交状に延出されている(レバー44b)と、該レバー(44b)の先端部に構成されていて、前記連結ピン(38)の係合及び離脱可能な係合凹部(44c,44ca)と、前記抜け止め防止ピン(44a)に巻装されていて前記抜け止め防止ピン(44a)が左右ブラケット(31a,31a)からの離脱を防止する抜け止めスプリング(44d)と、を備えているワイヤ横ズレ防止支持手段(44)を構成し、前記リヤーカバー(31)の左右ブラケット(31a,31a)に軸支している前記連結ピン(38)の左右一側に前記プッシュロッド(37)の下端を枢支連結し、連結ピン38の左右他側に前記ワイヤ(34)の下端を枢支連結し、前記ワイヤ横ズレ防止支持手段(44)のレバー(44b)の係合凹部(44c,44ca)を連結ピン(38)の前記ワイヤ(34)の側方に嵌合支持し、前記抜け止めスプリング(44d)によりレバー(44b)をワイヤ(34)の側方へ押圧し横ズレを防止するので、リヤーカバー(31)の連結ピン(38)にプッシュロッド(37)及びワイヤ34を連結した状態でワイヤ横ズレ防止支持手段(44)によりワイヤ(34)の横ズレを防止し確実に支持することができる。リヤーカバー(31)の左右ブラケット(31a,31a)にワイヤ横ズレ防止支持手段(44)を常時取り付ける構成であるので、ワイヤ横ズレ防止支持手段(44)の紛失を防止することができる。
トラクタ全体の側面図。 ロータリ耕耘装置の側面図。 ロータリ耕耘装置の側面図、ヒッチ連結棒の側面図、ワイヤの斜視図。 リヤーカバー部の斜視図。 リヤーカバー部の斜視図、ワイヤ横ズレ防止支持手段の斜視図。 リヤーカバー部の斜視図、ワイヤ横ズレ防止支持手段の正面図。 リヤーカバー部の斜視図、ワイヤ横ズレ防止支持手段の正面図。 ワイヤ連結部の斜視図、背面図。 ワイヤ連結部の斜視図、リヤーカバーの斜視図。 トラクタの後部の平面図、回り止め体の斜視図。 トラクタの後部の平面図、支持体の斜視図。 3点リンク機構の平面図、側面図、背面図。 3点リンク機構の平面図、側面図、背面図。
以下、図面に基づいて本発明を農業用トラクタに施した実施例について説明する。
まず、図1に基づき本発明を実施するトラクタの全体構成について説明する。
トラクタは走行車体1の前側部にエンジンEを搭載し、エンジンEをボンネット2で被覆し、エンジンEの回転動力をミッションケース3内の主変速装置及び副変速装置で変速し、左右前輪4,4及び左右後輪5,5へ伝達している。
また、ミッションケース3の後側上部にはシート6を設け、その左右両側に左右フェンダ7,7を設け、左右後輪4,4の上部を被覆している。
ミッションケース3の後部上面には油圧シリンダケース8を設け、油圧シリンダケース8の後側部に左右リフトアーム9,9を上下回動自在に軸支し、3点リンク機構10を介してロータリ耕耘装置11を連結し、ミッションケース3の後部から後方へ突出するように軸架しているPTO軸12からロータリ耕耘装置11に動力を伝達し、リフトアーム9,9、リフトロッド13,13、3点リンク機構10でロータリ耕耘装置11を昇降するように構成している。
また、エンジンEの後方にはハンドルフレーム15を立設し、ハンドルフレーム15の上部にステアリングハンドル16を設けている。ミッションケース31の後部に後側安全フレーム17を立設している。
ロータリ耕耘装置11は図2及び図3に示すように、左右中央の耕耘ギヤボックス21から左右両側方に筒状の左右枠体22,22を延出し、左右一側の枠体22の端部にはチェンケース23を下方に延出するように取り付け、左右他側の枠体22の端部にはサイドフレーム(図示省略)を下方に延出するように取り付け、左右枠体22,22、チェンケース23、サイドフレーム(図示省略)により背面視で門形を構成している。前記チェンケース23の下端部とサイドフレーム(図示省略)の下端部との間に耕耘軸27を回転自在に軸架し、耕耘軸27に多数の耕耘爪28,…を取り付けロータリ耕耘装置11を構成している。
前記耕耘ギヤボックス21からトップリンクマスト26を上方へ延出するように取り付け、トップリンクマスト26の前側上部に3点リンク機構10の上部リンク10aの後端をピン連結し、左右ロワーリンク10b,10bの後端を耕耘ギヤボックス21のブラケットにピン連結している。
ミッションケース3の後部に図1に示すようにPTO軸12を後方へ突出するように軸架し、PTO軸12から屈折自在の耕耘伝動軸19を経由して耕耘ギヤボックス21の入力軸に動力を伝達している。耕耘ギヤボックス21に伝達された耕耘動力は左右一側の筒状枠体22内の伝動軸(図示省略)、チェンケース23内の耕耘チエン伝動装置(図示省略)を経て耕耘軸27に伝達されている。
チェンケース23とサイドフレーム(図示省略)との間に耕耘カバー29を取り付けて耕耘爪28,…の前側部、上方部、後側部を被覆し、耕耘カバー29の左右両側に耕耘サイドカバー29a,29aを取り付けて左右両側部を被覆している。耕耘カバー29の後側端部には左右方向のピンを介してリヤーカバー31を上下回動自在に支持している。
耕耘ギヤボックス21の上部にはヒッチ連結棒33の前部を左右方向の軸33a回りに回動自在に軸支し、ヒッチ連結棒33の後側端部にヒッチ33dを取り付け、補助作業機や尾輪を取り付けるようにしている。ヒッチ連結棒33の後側部にはワイヤ34の上端部を連結し、ワイヤ33の下端をリヤーカバー31の上面のブラケット31aにピン連結している。前記トップリンクマスト26の後側上部とヒッチ連結棒33の前後中間部とを伸縮調節自在の耕深調節手段35により連結し、耕深調節手段35を伸縮調節することによりワイヤ34を介してリヤーカバー31を上下回動調節するようにしている。
次に、図2及び図3に基づきロータリ耕耘装置11のリヤーカバー31の上下回動構成について説明する。
ロータリ耕耘装置11で耕耘作業中に耕耘カバー29と耕耘爪28,…との間に草類や泥などが詰まり、耕耘爪28,…が円滑に回転しない事態が発生することがある。このような場合にリヤーカバー31を容易に上方へ回動調節しロータリ耕耘装置11の後部を開放し、草類や泥の詰まりを容易に除去しようとするものである。
耕耘爪28,…の上部周辺部を耕耘カバー29で被覆し、耕耘カバー29の後端部に左右方向のピン回りにリヤーカバー31を上下回動自在に取り付け、耕耘ギヤボックス21の後側上部にはヒッチ連結棒33の前部を左右方向の軸33a回りに回動自在に軸支し、ヒッチ連結棒33の後端に取り付けたヒッチ33dに補助作業機や尾輪を取り付け可能に構成し、耕耘ギヤボックス21に立設しているトップリンクマスト26と前記ヒッチ連結棒33の後側部を伸縮自在な耕深調節手段35により連結し、ヒッチ連結棒33とリヤーカバー31とをワイヤ34により連結したロータリ耕耘装置11において、前記ヒッチ連結棒33を前側ヒッチ連結棒33bと後側ヒッチ連結棒33cとに分割構成して前側ヒッチ連結棒36bに対して後側ヒッチ連結棒33cを前後伸縮調節可能に構成し、後側ヒッチ連結棒33cには前後方向に沿った複数の調整取付孔33e,…を構成している。
前記構成によると、耕深調節手段35の操作具を正回転しヒッチ連結棒33を上方に回動調節すると、ワイヤ34を介して草類や泥の詰まっているリヤーカバー31を容易に上方へ回動することができ、草類や泥などを容易に取り除くことができる。
また、ヒッチ連結棒33を前後方向に伸縮調節していても、リヤーカバー31支持用のワイヤ34を後側ヒッチ連結棒33cの複数の調整取付孔33e,…のいずれかに連結することにより、所定長さの単一のワイヤ34によりリヤーカバー31を容易に上方へ開放回動することができる。
ヒッチ連結棒33の後側ヒッチ連結棒33cに単一のワイヤ取付孔を設けた構成であると、ヒッチ連結棒33を前後方向への伸縮調節状態に対応して長短の複数のワイヤを用意する必要が有り、部品点数が多くなるという問題点がある。しかし、前記構成によるとこのような問題点を解消することができる。
次に、図4について説明する。
前記ヒッチ連結棒33とリヤーカバー31と間をプッシュロッド37により連結し、ロータリ耕耘装置11のリヤーカバー31を所定の高さを保持し耕耘深度を規制しながら耕耘作業をするように構成している。
リヤーカバー31の上面に取り付けているブラケット31a,31aに左右方向の連結ピン38を支架し、連結ピン38におけるブラケット31a,31aの中間部にプッシュロッド37の下端孔を支持し左右方向の移動を規制している。連結ピン38における右ブラケット31aの右側方にワイヤ34の下端連結孔を挿通し、連結ピン39の右側端部の孔にヘアーピン39を挿通し、ワイヤ34の離脱を防止するようにしている。
前記構成によると、プッシュロッド37連結用の連結ピン38を介してワイヤ34の下端部をリヤーカバー31に連結することができ、構成を簡単化し、コストの低減を図ることができる。
次に、図5に基づきリヤーカバー31側の連結ピン38にプッシュロッド37の下端部を枢支連結し、該連結ピン38にワイヤ34の下端部を連結した際におけるワイヤ横ズレ防止支持手段40について説明する。
このワイヤ横ズレ防止支持手段40は弾性線材で構成されていて、左右方向に沿いその一端側がプッシュロッド37の外周面に当接支持される所定長さの第1線材40aと、第1線材40aの左右他端から前後いずれかの方向に折曲延出されていて、その中間部に側面視U字状に屈折している支持凹部40bが形成されていて、且つ終端側が第1線材40aの右側端部に所定間隔を隔てて対向している枢支アーム40cと、枢支アーム40cの終端側から第1線材40aに対向するように左右方向に延出されていて中途部が第1線材40aから離れるように正面視逆U字状に屈曲し且つ自由端側が間隔を狭めて第1線材40aに押圧当接されている押圧線材40dと、該押圧線材40dの自由端側に構成されていて第1線材40aに対向するように構成されている凹形係合部40eとで、構成されている。
しかして、リヤーカバー31の左右ブラケット31a,31aに連結ピン38を左右方向に沿うように挿通支持し、連結ピン38における左右ブラケット31a,31aの中間部位にプッシュロッド37の下端部を枢支連結し、連結ピン38の右ブラケット31aの右側方にワイヤ34の下側支持孔を挿通し支持する。そして、枢支アーム40cを前後方向に沿わせた状態で支持凹部40bを連結ピン38の右側部におけるワイヤ34の右側方に嵌合し、ワイヤ34の右外側部に当接するように嵌合支持する。次いで、左右方向に沿っている押圧線材40dを連結ピン38、ワイヤ34、プッシュロッド37の上方を通して左側に延出し凹形係合部40eをプッシュロッド37の上側面部に嵌合位置決めし、第1線材40a及び押圧線材40dの左側部によりプッシュロッド37の上下両面から押圧支持し、ワイヤ34の右側への離脱を防止している。
前記構成によると、リヤーカバー31の連結ピン38にプッシュロッド37及びワイヤ34を連結した状態でワイヤ横ズレ防止支持手段40によりワイヤ34の横ズレを防止し、ワイヤ34を確実に支持することができる。また、リヤーカバー31からワイヤ34を取り外し、プッシュロッド37だけをリヤーカバー31に連結した際には、ワイヤ横ズレ防止支持手段40の第1線材40aをワイヤ34の下側支持孔に挿通することにより、一体化しワイヤ横ズレ防止支持手段40の紛失を防止することができる。
次に、図6に基づきワイヤ横ズレ防止支持手段44の他の実施例について説明する。
リヤーカバー31の上面に左右ブラケット31a,31aを配設し、左右ブラケット31a,31aの上側の支持孔に連結ピン38を左右方向に沿わせて挿通支持し、連結ピン38の左右ブラケット31a,31aの間に位置するようにプッシュロッド37の下端支持孔を挿通支持し、連結ピン38の右ブラケット31aの右側部にワイヤ34の下端支持孔を挿通支持し、左右ブラケット31a,31aの下側の支持孔にワイヤ横ズレ防止支持手段44を支持している。
このワイヤ横ズレ防止支持手段44は、左右ブラケット31a,31aの下側の支持孔に左右方向に沿うように抜き差し自在に挿通支持されている抜け止め防止ピン44aと、抜け止め防止ピン44aの右側端部から直交状に延出されているレバー44bと、レバー44bの先端部に構成されている支持孔44c(連結ピン38を挿通離脱可能)と、前記抜け止め防止ピン44aに巻装されていて左右ブラケット31a,31aからの離脱を防止する抜け止めスプリング44dと、レバー44bの先端部に連設されている操作部44eで構成されている。
しかして、図6(B)に示すように、左右ブラケット31a,31aの下側の支持孔に左右方向に沿うように抜け止め防止ピン44aを挿通支持し、レバー44bの先端部の支持孔44cを連結ピン38の右側部に挿通支持する。すると、抜け止めスプリング44dが伸長し、レバー44bが左側に押圧移動し、ワイヤ34を左側に押圧支持し、ワイヤ34の離脱を防止することができる。
また、図6(C)に示すように、抜け止めスプリング44dに抗して抜け止め防止ピン44a及びレバー44bを右側に移動し、レバー44bの支持孔44cを連結ピン38から取り外すと、ワイヤ34を連結ピン38から取り外すことができる。
前記構成によると、リヤーカバー31側の連結ピン38にプッシュロッド37及びワイヤ34を連結した状態でワイヤ横ズレ防止支持手段44で支持することができる。また、リヤーカバー31の連結ピン38にワイヤ横ズレ防止支持手段44を常時取り付けるようにしているので紛失を防止することができる。
なお、ワイヤ横ズレ防止支持手段44を構成するにあたり、図7に示すようにレバー44bに形成されていて連結ピン38の嵌合離脱可能な支持孔44cに代えて係合凹部44caとしても同様の効果を発揮することができる。
なお、ワイヤ横ズレ防止支持手段44を構成するにあたり、図7に示すようにレバー44bに形成されていて連結ピン38の嵌合離脱可能な支持孔44cに代えて係合凹部44caとしても同様の効果を発揮することができる。
次に、図2(C)及び図8に基づきワイヤ34の上端部のヒッチ連結棒33への取付構成について説明する。
ヒッチ連結棒33にはワイヤ支持ブラケット48を取り付け、ワイヤ支持ブラケット48を介してワイヤ34の上端部を連結している。ワイヤ支持ブラケット48は、正面視逆U字形の支持ブラケット部48aと、支持ブラケット部48aの上部中央部から上方へ延出している支持ボルト48bとで構成されていて、支持ブラケット部48aの下端に設けた左右支持孔にピン50を挿通支持し、ピン50にワイヤ34の上端を支持し、ヘアーピン50aでピン50の抜け止めをしている。
また、ヒッチ連結棒33を横断面四角形の中空枠体で構成し、前側ヒッチ連結棒33bと後側ヒッチ連結棒33cを前後方向に伸縮調節自在に構成し、後側ヒッチ連結棒33cの下側枠体33caに支持ナット48cを固着している。
しかして、ヒッチ連結棒33の下側枠体33caの支持ナット48cにワイヤ支持ブラケット48の支持ボルト48bをねじ込み、ワイヤ支持ブラケット48の上下高さを調節してロックナット49で固定し、ワイヤ34の長さ調節をしながら取り付けるようにしている。
従って、ヒッチ連結棒33が前後伸縮調節されて支持ボルト48bの位置が前後に移動してもワイヤ34の長さを調節することにより、ヒッチ連結棒33とリヤーカバー31との間を適正に連結することができる。
また、ワイヤ34の連結構成を図9のように構成してもよい。ヒッチ連結棒33を前側ヒッチ連結棒33bと後側ヒッチ連結棒33cとに分割構成し、前側ヒッチ連結棒36bに対して後側ヒッチ連結棒33cを前後方向に伸縮調節自在に構成し、後側ヒッチ連結棒33cの後側端部に左右方向に沿うようにヒッチ33dを設けている。ヒッチ33dの左右中央部に前記ワイヤ支持ブラケット48を取り付け、正面視逆U字形の支持ブラケット部48a,48aの下端支持孔にピン50挿通し、ピン50にワイヤ34の上端を係止しわりピン50aで抜け止めをする。
そして、リヤーカバー31の左右ブラケット31a,31aにアイボルト52を取り付けてワイヤ34の連結部とし、ワイヤ34の下部フック34aをアイボルト52に係止し連結するようにしている。また、例えば前側ヒッチ連結棒33bに係止スプリング51を設けている。
しかして、ワイヤ34をリヤーカバー31に連結しない場合には、ワイヤ34の下端部のフック34aを係止スプリング51で係止し、ワイヤ34を上方に収納するようにし、ワイヤ34の紛失を防止し汚れを防止している。
次に、図10に基づき3点リンク機構10の左右ロワーリンク10b,10bの横振れ防止構成について説明する。
ミッションケース3の後側下部には左右ロワーリンクブラケット55,55を後方へ延出するように取り付け、左右ロワーリンクブラケット55,55の支持孔にロワーリンク支持軸56を左右方向に沿わせて支持し、該ロワーリンク支持軸56に左右ロワーリンク10b,10bの前側部を上下回動左右揺動自在に支持している。ミッションケース3から左右方向に延出している左右リヤアクスルケース54,54にブラケット53a,53aを取り付け、該ブラケット53a,53aと左右ロワーリンク10b,10bの後側部とを伸縮調節自在の左右チエックチエン53,53で連結し振れ止めをしている。
ロワーリンク支持軸56の左右中央部1か所を切削し回り止め用の当たり面56aを形成している。ロワーリンク支持軸56の当たり面56aに対応する部位に回り止め体57の凹部57aを嵌合し、回り止め体57の後側の上下方向の孔57b,57bにピン58を挿通し、ロワーリンク支持軸56の当たり面56aに凹部57aにピン58の外周面を当接し回り止め状態で支持している。そして、ロワーリンクブラケット55の支持孔と回り止め体57の左右方向の上側孔57c,57cにピン(図示省略)を挿通して取り付け、ヘアピン(図示省略)で抜け止めをしている。
前記構成によると、部品点数を少なくしコストの低減をし組立て作業を容易にしながらロワーリンク支持軸56の回り止めをすることができる。
次に、図11に基づき3点リンク機構10の左右ロワーリンク10b,10bの支持構成について説明する。
ミッションケース3の後側下部には左右ロワーリンクブラケット55,55を後方へ延出するように取り付け、左右ロワーリンクブラケット55,55の支持孔にロワーリンク支持軸56を左右方向に沿わせて支持し、該ロワーリンク支持軸56に左右ロワーリンク10b,10bの前側部を上下回動自在に支持している。ミッションケース3から左右両側に延出している左右リヤアクスルケース54,54に取り付けている左右ブラケット53a,53aと左右ロワーリンク10b,10bの後側部との間に伸縮調節自在の左右チエックチエン53,53を連結し左右の振れ止めをしている。
ロワーリンク支持軸56の左右中央部1か所を切削し回り止め用の当たり面56aを形成し、ロワーリンク支持軸56の当たり面56aの部位に支持体61の凹部61aを嵌合し、支持体61の後側の上下方向の孔61b,61bにピン62を挿通し、ロワーリンク支持軸56の当たり面56aとピン62の前側面とを当接し回り止め状態で軸支している。そして、ロワーリンクブラケット55の支持孔と支持体61の左右方向の上側孔61c,61cにピン64を挿通支持し、ボルト63をねじ込みピン64の回り止めをしている。
また、支持体61の前側部から回り止め片61dを前方へ延出し、回り止め片61dの上側面をロワーリンクブラケット55の規制面に当接するように支持体61の回動を規制している。
前記構成によると、部品点数を少なくしコストの低減を図りながら組立て作業を容易にすることができる。
次に、図12に基づき3点リンク機構10のロワーリンク10b,10bの横振れ防止構成について説明する。
ミッションケース3の後部にロワーリンク支持軸56を左右方向に沿うように支持し、ロワーリンク支持軸56の左右両側部に円形支持部56b、…を介して左右ロワーリンク10b,10bを上下回動自在で且つ左右揺動自在に支持している。ロワーリンク支持軸56の左右中央部にチエックチエンステー65を上下回動自在に軸支し、チエックチエンステー65の後側左右両側部で左右ロワーリンク10b,10bの中央寄りに構成している連結孔65a,65aに伸縮調節自在の左右チエックチエン66,66の前側端部を連結し、左右チエックチエン66,66の中途部を左右ロワーリンク10b,10bの中央寄りを通して後方へ延出し、後側端部を左右ロワーリンク10b,10bの後部中央側の連結部に連結している。
チエックチエンステー65の前側部左右両側上面に左右規制板67,67をボルト締結し、左右規制板67,67の左右両側から上側に屈折する屈折板67a,67aを延出し、屈折板67a,67aの後側上部に左右両側に突出する左右規制ピン68,68を設け、規制ピン68,68の下面を左右ロワーリンク10b,10bの前端部上面に当接するように構成している。
前記構成によると、コンパクトな構成でありながらチエックチエンステー65に取り付けている左右チエックチエン66,66により左右ロワーリンク10b,10bの左右両側への回動を規制することができる。また、チエックチエンステー65に取り付けた左右規制板67,67から左右規制ピン68,68を左右両側に突出して左右ロワーリンク10b,10bに連係しているので、左右ロワーリンク10b,10bの上下回動に応じてチエックチエンステー65及び左右チエックチエン66,66を略同じ高さで上下移動することができ、左右ロワーリンク10b,10bの横振れを円滑に規制することができる。
また、図13に示すように、チエックチエンステー65の上面に左右規制板67,67をボルト締結するにあたり、前側のボルトに対して左右規制板67,67の後側部を左右方向内側に引っ込んだり、突出するように調節可能に取り付け、左右規制板67,67からの左右規制ピン68,68の突出長さを調節できるようにし、複数の型式に対応でいるように構成してもよい。
11 ロータリ耕耘装置
26 トップリンクマスト
28 耕耘爪
29 耕耘カバー
31 リヤーカバー
31a ブラケット
33 ヒッチ連結棒
33a 軸
33d ヒッチ
33b 前側ヒッチ連結棒
33c 後側ヒッチ連結棒
33e ワイヤ調整取付孔
34 ワイヤ
35 耕深調節手段
37 プッシュロッド
38 連結ピン
40 ワイヤ横ズレ防止支持手段
40a 第1線材
40b 支持凹部
40c 枢支アーム
40d 押圧線材
40e 凹形係合部
44 ワイヤ横ズレ防止支持手段
44a 抜け止め防止ピン
44b レバー
44c 支持孔

Claims (4)

  1. 耕耘爪(28,…)の上部周辺部を耕耘カバー(29)で被覆し、該耕耘カバー(29)の後端部に左右方向のピン回りにリヤーカバー(31)を上下回動自在に支持し、耕耘フレームにヒッチ連結棒(33)の前端を左右方向の軸(33a)回りに回動自在に軸支し、該ヒッチ連結棒(33)の後側端部に取り付けたヒッチ(33d)に補助作業機や尾輪を取り付け可能に構成し、耕耘フレームに立設しているトップリンクマスト(26)と前記ヒッチ連結棒(33)の間に伸縮調節自在な耕深調節手段(35)を連結して昇降可能に構成し、前記ヒッチ連結棒(33)とリヤーカバー(31)と間を単一のワイヤ(34)により連結しているロータリ耕耘装置11において、前記ヒッチ連結棒(33)を前側ヒッチ連結棒(33b)と後側ヒッチ連結棒(33c)とに分割構成して前後方向に伸縮調節可能に構成し、該後側ヒッチ連結棒(33c)には前後方向に沿った複数のワイヤ調整取付孔(33e,…)を構成したことを特徴とするロータリ耕耘装置。
  2. 請求項1の発明において、前記ヒッチ連結棒(33)とリヤーカバー(31)と間を所定長さのプッシュロッド(37)により連結しリヤーカバー(31)を所定の高さに支持しロータリ耕耘装置(11)の耕耘深度を規制するように構成し、前記リヤーカバー(31)のブラケット(31a,31a)に設けた左右方向の連結ピン(38)に前記プッシュロッド(37)及びワイヤ(34)の下端を連結するように構成したことを特徴とするロータリ耕耘装置。
  3. 請求項2の発明において、前記リヤーカバー(31)のブラケット(31a,31a)に設けた左右方向の前記連結ピン(38)に前記プッシュロッド(37)及びワイヤ(34)の下端を連結するにあたり、所定長さの直線状の第1線材(40a)と、該第1線材(40a)の一端から始端側が直交するように折曲延出されていて中途部にU字状の支持凹部(40b)が形成されていて終端側が第1線材(40a)の一端に所定間隔隔てた状態で対向している枢支アーム(40c)と、該枢支アーム(40c)の終端側から前記第1線材(40a)に沿うように所定間隔隔てるように延出されていて終端側が第1線材(40a)に押接されている押圧線材(40d)と、該押圧線材(40d)の終端側に第1線材(40a)からへこむように構成されていてる凹形係合部(40e)と、を備える弾性線材からなるワイヤ横ズレ防止支持手段(40)を構成し、前記リヤーカバー(31)の左右ブラケット(31a,31a)に軸支している前記連結ピン(38)の左右一側に前記プッシュロッド(37)の下端を枢支連結し、連結ピン38の左右他側に前記ワイヤ(34)の下端を枢支連結し、前記ワイヤ横ズレ防止支持手段(40)の支持凹部(40b)を連結ピン(38)の前記ワイヤ(34)の側方に嵌合支持し、前記凹形係合部(40e)を前記プッシュロッド(37)に嵌合支持してワイヤ(34)の側方への横ズレを防止することを特徴とするロータリ耕耘装置。
  4. 請求項2の発明において、前記リヤーカバー(31)のブラケット(31a,31a)に設けた左右方向の連結ピン(38)に前記プッシュロッド(37)及びワイヤ(34)の下部を連結するにあたり、前記リヤーカバー(34)の左右ブラケット(31a,31a)の支持孔に抜き差し自在に挿通支持される抜け止め防止ピン(44a)と、該抜け止め防止ピン(44a)の一端から直交状に延出されている(レバー44b)と、該レバー(44b)の先端部に構成されていて前記連結ピン(38)の係合離脱可能な係合凹部(44c,44ca)と、前記抜け止め防止ピン(44a)に巻装されていて前記抜け止め防止ピン(44a)が左右ブラケット(31a,31a)からの離脱を防止する抜け止めスプリング(44d)と、を備えているワイヤ横ズレ防止支持手段(44)を構成し、前記リヤーカバー(31)の左右ブラケット(31a,31a)に軸支している前記連結ピン(38)の左右一側に前記プッシュロッド(37)の下端を枢支連結し、連結ピン38の左右他側に前記ワイヤ(34)の下端を枢支連結し、前記ワイヤ横ズレ防止支持手段(44)のレバー(44b)の係合凹部(44c,44ca)を連結ピン(38)の前記ワイヤ(34)の側方に嵌合支持し、前記抜け止めスプリング(44d)によりレバー(44b)をワイヤ(34)の側方へ押圧し横ズレを防止することを特徴とするロータリ耕耘装置。
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