JP2014086370A - 照明システム及び照明制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコン装置から照明装置に送信する制御コマンドが長くなる場合であっても、ボタン押下に対する照明装置のレスポンスの低下を回避することができる照明システムを提供する。
【解決手段】照明システムであって、リモコン装置は、照明装置に対して主動作を指示する本体コマンド部分と、主動作に付随する動作を指示する付随コマンド部分とから成る制御コマンドの送信を指示するためのボタンと、ボタンに対する操作を検出する検出手段と、ボタンの押下が検出された場合に、照明装置に対して本体コマンド部分を送信し、ボタンの解放が検出されるまで本体コマンド部分を繰り返し送信し、ボタンの解放が検出された場合に付随コマンド部分を送信する送信手段とを備え、照明装置は、付随コマンド部分の前に本体コマンド部分を受信した回数が1回の場合に主動作を行い、複数回の場合に主動作と異なる動作を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、リモコン装置を用いて照明装置を制御する照明システムに関し、特に、リモコン装置から照明装置への制御コマンドの送信に関する。
リモコン装置が備えるボタンがユーザにより押下された場合、リモコン装置は、押下されたボタンに対応する制御コマンドを照明装置へと送信する。ボタンの押下が継続されている場合、すなわちボタンが長押しされている場合には、リモコン装置は、その制御コマンドの送信を繰り返す(特許文献1参照)。
特開2011−233293号公報
ところで、照明装置の高機能化に伴い、ある機能を実行させるための指示が複雑化し、1つの制御コマンドで複数項目に係る設定を送信しなければならない場合がある。例えば、上述の機能が現在時刻に応じて照明の状態を変更する機能の場合、この機能の実行を指示し、かつ現在時刻を通知する制御コマンドを送信することとなる。このような場合、単に、機能の実行を指示する場合よりも、制御コマンド長は長くなる。ここで、受信側の照明装置では、リモコン装置のボタンが長押しされたか否かを同じ制御コマンドを複数回受信したか否かにより判断するのであるが、制御コマンド長が長くなると、ボタンが長押しされたか否かの照明装置における判断が遅れ、長押しに対する動作開始が遅くなるという問題がある。
そこで、本発明は、係る問題に鑑みてなされたものであり、リモコン装置から照明装置に送信する制御コマンドが長くなる場合であっても、ボタン押下に対する照明装置のレスポンスの低下を回避することができる照明システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る照明システムは、照明装置と、前記照明装置を遠隔操作するためのリモコン装置とから成る照明システムであって、前記リモコン装置は、前記照明装置に対して主動作を指示する本体コマンド部分と、前記主動作に付随する動作を指示する付随コマンド部分とから成る制御コマンドの送信を指示するためのボタンを備える入力手段と、前記ボタンに対する操作を検出する検出手段と、前記検出手段により前記ボタンの押下が検出された場合に、前記照明装置に対して前記本体コマンド部分を送信し、前記ボタンの解放が検出されるまで前記本体コマンド部分を繰り返し送信し、前記ボタンの解放が検出された場合に前記付随コマンド部分を送信する送信手段とを備え、前記照明装置は、前記付随コマンド部分の前に前記本体コマンド部分を受信した回数が1回の場合に前記主動作を行い、複数回の場合に前記主動作と異なる動作を行う。
上述の構成により、本発明に係る照明システムは、リモコン装置から照明装置に送信する制御コマンドが長くなる場合であっても、ボタン押下に対する照明装置のレスポンスの低下を回避することができる。
本発明の一実施形態に係る照明システム1の外観構成を示す図 リモコン装置20の外観構成を示す図 照明装置10の機能構成を示すブロック図 リモコン装置20の機能構成を示すブロック図 制御コマンド表の一例を示す図 (a)短押し検出時に送受信される制御コマンドの一例を示す図、(b)長押し検出時に送受信される制御コマンドの一例を示す図、(c)長押し検出時に送受信される制御コマンドの一例を示す図 制御コマンド(ユーザ設定)の一例を示す図 単位コマンド信号について模式的に示す図 リモコン装置による制御コマンド送信処理を示すフローチャート 制御コマンド本体部送信処理を示すフローチャート 照明装置による制御コマンド受信処理を示すフローチャート 照明装置による制御コマンド受信処理を示すフローチャート(続き) 残付随部受信処理を示すフローチャート 変形例に係る長押し検出時に送受信される制御コマンドの一例を示す図
<1.概要>
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る照明システム1の外観構成を示す図である。
照明システム1は、照明装置10と、照明装置10を操作するための制御コマンドを出力するリモコン装置20とから成る。
照明装置10は、外観構成として、装置本体101、装置本体101の外周に組み付けられた円環状の枠体102、枠体102に設けられた明るさセンサ103、状態表示LED104、及び装置本体101の下側(照射方向側。照明装置10が天井に設置される場合は、床側。)を覆うカバー105を含む。
図2は、リモコン装置20の外観構成を示す図である。
リモコン装置20は、ディスプレイ201、ユーザが指示を入力するためのボタン群202、ボタン群203、及び信号送信部204を備える。
ボタン群202は、エコロジーボタン211、ユーザ設定ボタン212、白色ボタン213、暖色ボタン214、普段ボタン215、勉強ボタン216、くつろぎボタン217、シアターボタン218、消灯ボタン219を含んで構成される。各ボタンには、予め制御コマンドが対応づけられている。リモコン装置20は、ユーザによりボタンが押下されたことを検出すると、押下されたボタンに対応づけられている制御コマンドを送信する。また、ユーザによるボタンの押下が継続していることを検出した場合(所謂長押しがされている場合)には、リモコン装置20は、制御コマンドを繰り返し送信する。照明装置10においては、同じ制御コマンドを2回以上連続して受信した場合に、制御コマンドに対応するボタンが、短押しではなく、長押しされていると判断する。
ここで、制御コマンドには、最小単位の指示を示す単位コマンドが1個以上含まれる。複数の指示を行う制御コマンドの場合、その制御コマンドは、連なった複数の単位コマンドで構成される。例えば、ユーザ設定ボタン212に対応する制御コマンド(以下、「制御コマンド(ユーザ設定)」という。)は、ユーザ設定モードへの切り替えを示す「ユーザ設定コマンド」などと、現在時刻の設定を指示するための「時コマンド」、「分コマンド」、及び「秒コマンド」とを単位コマンドを含んでいる。
本実施形態では、制御コマンドを、リモコン装置20から照明装置10への送信について即時性の要求が高い部分(以下、「制御コマンド本体部」という。)と、即時性の要求が低い部分(以下、「制御コマンド付随部」という。)とに分けている。一例として本実施形態では、制御コマンドのうち、現在時刻の設定をするための「時コマンド」、「分コマンド」、及び「秒コマンド」の部分を制御コマンド付随部とする。また、制御コマンドのうち、制御コマンド付随部を除く部分を制御コマンド本体部とする。
本実施形態では、リモコン装置20がボタンの長押しを検出し、ボタンに対応する制御コマンドを繰り返して送信する場合に、制御コマンド全てを繰り返し送信するのではなく、制御コマンド本体部を繰り返し送信し、長押しされていたボタンの解放を検出したときに制御コマンド付随部を少なくとも1回送信する。
これにより、照明装置10では、制御コマンド全体ではなく、制御コマンド本体部を受信するのみで、受信した制御コマンドに対応するボタンが長押しされたことを検出することができる。よって、照明装置10におけるユーザのボタン押下に対するレスポンスを早めることができる。また、リモコン装置20における制御コマンドの送信負荷、照明装置10における制御コマンドの受信負荷を低減することができる。
<2.構成>
<2−1.照明装置10>
図3は、照明装置10の機能構成を示すブロック図である。
照明装置10は、機能構成として、照明本体部301と、照明本体部301に電力を供給する電源部302を含む。照明本体部301は、リモコン信号受信部311、ユーザ入力受付部312、計時部313、記憶部314、照明部315、PWM制御部316、明るさセンサ317、制御部318、ブザー319、及び状態表示LED320を含んで構成される。照明装置10は、プロセッサ及びメモリを含んで構成されており、PWM制御部316及び制御部318の機能は、メモリに記憶されているプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。なお、明るさセンサ317は、図1の明るさセンサ103に相当し、状態表示LED320は、状態表示LED104に相当する。
リモコン信号受信部311は、赤外線信号を受光する素子で構成されており、受光した赤外線信号を光電変換し、その結果である制御コマンドを制御部318へと出力する機能を有する。
ユーザ入力受付部312は、電源スイッチ等を含むスイッチ群及び制御回路で構成されており、ユーザによる各スイッチへの操作に応じた指示を制御部318へと出力する機能を有する。ここで、電源スイッチについては、電源スイッチがオフにされた場合、電源部302から照明本体部301への電力供給が停止される。一方、電源スイッチがオンにされた場合、電源部302から照明本体部301への電力供給が開始される。
計時部313は、時計とその制御回路で構成されており、現在時刻を計測する現在時刻計測機能、設定された時間の経過を通知するカウンタ機能、及び設定された時刻になったことを通知するタイマ機能を有する。タイマ機能について、計時部313には複数の時刻を設定することができ、各時刻になったときに、設定元に対し設定された時刻になったことを通知する。
記憶部314は、不揮発性のメモリデバイスで構成されており、各種のデータを記憶する機能を有する。
照明部315は、PWM制御部316により、PWMパルスを用いて指示される輝度、色温度で発光する機能を有する。
照明部315は、色温度の異なるLEDモジュール331及びLEDモジュール332が隣接配置されて成る。LEDモジュール331は、色温度が一例として5600K程度である複数のLED素子が配列されて成る。LEDモジュール331は、所謂昼光色(以下、「白色」ともいう。)の発光をする機能を有する。LEDモジュール332は、色温度が一例として3000K程度である複数のLED素子が配列されて成る。LEDモジュール332は、所謂電球色(以下、「暖色」ともいう。)の発光をする機能を有する。
LEDモジュール331及びLEDモジュール332は、それぞれ、PWMパルスの入力を受け付け、PWMパルスのデューティー比に応じた輝度で発光する。照明部315から照射される光(以下、「照明光」という。)は、LEDモジュール331及びLEDモジュール332のそれぞれが照射する光が混合したものとなる。
照明光の発光状態は、照明光の色温度及び輝度により定まる。照明光の色温度は、LEDモジュール331の調光率(以下、「白色調光率」という。)と、LEDモジュール332の調光率(以下、「暖色調光率」という。)の比で定まる。以下では、「白色調光率 / (白色調光率+暖色調光率)」を、「照明調色率」という。また、照明光の調光率(以下、「照明調光率」という。)は、白色調光率及び暖色調光率の合計となる。
PWM制御部316は、白色調光率、暖色調光率の通知を受け付けて、受け付けた白色調光率、暖色調光率に応じたPWMパルスを生成し、送出する回路から構成される。
PWM制御部316は、白色調光率の通知を受け付けた場合、白色調光率を表すデューティー比のPWMパルスを生成し、LEDモジュール331に送信する。また、PWM制御部316は、暖色調光率の通知を受け付けた場合、暖色調光率を表すデューティー比のPWMパルスを生成し、LEDモジュール332に送信する。
例えば、PWM制御部316は、白色調光率の値として50%と指定された場合には、デューティー比が50%であるPWMパルスをLEDモジュール331に送信する。また、PWM制御部316は、暖色調光率の値として30%と指定された場合には、デューティー比が30%であるPWMパルスをLEDモジュール332に送信する。
明るさセンサ317は、周囲の明るさを検知する素子で構成され、周囲の明るさに応じた電圧信号を制御部318に出力する機能を有する。
ブザー319は、電子ブザーで構成され、報知指示がなされた場合に、ブザー音を発生して報知する機能を有する。本実施形態では、ユーザ設定ボタン202の長押しを検出した場合に、制御部318によりブザー音が発生するよう制御される。
状態表示LED320は、LEDモジュールで構成され、点灯指示及び消灯指示を受け付けて、指示に従い点灯及び消灯する機能を有する。本実施形態の場合、状態表示LED320は、ユーザ設定ボタン202の押下の状態を表している。状態表示LED320は、リモコン装置20におけるユーザ設定ボタン202の長押しを検出した場合に、点灯するよう制御部318により制御される。
制御部318は、照明装置10の全体動作を制御する機能を有する。
制御部318の主要な機能は、制御コマンド受信機能、及び、処理実行機能である。
制御コマンド受信機能は、リモコン信号受信部311と協働して制御コマンドを受信する機能(図11参照)である。制御部318は、制御コマンド受信機能に基づく処理において、受信した制御コマンドに対応するリモコン装置20のボタンの押下が、短押しであったか、長押しであったかを判断する。
処理実行機能は、受信した制御コマンドに対応する処理を実行する機能である。処理実行機能については後述する。
<照明モード>
照明装置10は、想定される利用シーンに応じた照明制御に関する5個の照明モード(「普段モード」「勉強モード」「くつろぎモード」「シアターモード」「エコロジーモード」)を有している。ユーザは、リモコン装置20における5個の照明モードそれぞれに対応するボタンのいずれかを押下することにより望みの照明モードを選択する。以下、ユーザにより選択した照明モードを「現照明モード」という。現照明モードは、制御部318によって記憶部314に記憶される。
「普段モード」は、ユーザにより通常用いられると想定したモードである。このモードでは、ユーザによる調光、調色が可能である。
「勉強モード」は、ユーザが勉強する場合などに用いると想定したモードである。このモードでは、照明調光率が100%に、照明調色率が0.6(白色調光率:暖色調光率=60:40)に固定される。ユーザによる調色はできない。
「くつろぎモード」は、ユーザがくつろぐ場合などに用いると想定したモードである。このモードでは、照明調色率が0(白色調光率:暖色調光率=0:100)に固定される。このモードでは、ユーザによる調光は可能であるが、調色はできない。
「シアターモード」は、ユーザが映画を見る場合などに用いると想定したモードである。このモードでは、照明調光率が100%に、照明調色率が0(白色調光率:暖色調光率=0:100)に固定される。このモードでは、ユーザによる調光、調色はできない。
「エコロジーモード」は、ユーザ操作によるものではなく、環境光に応じて調光、調色を行うモードである。このモードでは、照明調光率として、普段モードの照明調光率から、明るさセンサ317により検出された環境光の明るさに相当する調光率を減じたものが用いられる。
<処理実行機能>
以下、制御部318による処理実行機能(図11のS1122、図12のS1215、S1226に相当)について説明する。
図5は、制御部318が受信する制御コマンドの一覧である制御コマンド表を表す図である。
図5中の「制御コマンド」欄は、照明装置10に送信する制御コマンドの名称を示している。
ここで、制御コマンドは、制御部318に対する最小単位の指示を示す単位コマンドの組合せで構成される。図5中の「コマンドシーケンス」欄は、制御コマンドを構成する単位コマンドを列記したものである。
以下では、各制御コマンドを、「制御コマンド(特定の処理)」のように記載して、各制御コマンドを識別する。例えば、「制御コマンド(調光アップ)」は、調光アップを指示する制御コマンドを表している。
制御コマンド(調光アップ)は、照明調光率を増加させることを指示するコマンドである。制御コマンド(調光アップ)は、単位コマンドである調光アップコマンドを含む。制御部318は、制御コマンド(調光アップ)を受信した場合、照明調光率を1段階(一例として、本実施形態では10%)増加させる。なお、制御部318は、照明調光率を10%増加させる場合、1度に10%増加させるのではなく、0.2%ずつ緩やかに増加させる。照明調光率の上限は100%である。
ただし、現照明モードが、勉強モード、シアターモードのいずれかである場合には、照明調光率の増加はさせない。
制御コマンド(調光ダウン)は、照明調光率を減少させることを指示するコマンドである。制御部318は、制御コマンド(調光ダウン)を受信した場合、照明調光率を10%減少させる。なお、制御部318は、照明調光率を10%減少させる場合、1度に10%減少させるのではなく、0.2%ずつ緩やかに減少させる。照明調光率の下限は0%である。
ただし、現照明モードが、勉強モード、シアターモードのいずれかである場合には、照明調光率の減少はさせない。
制御コマンド(調色白)は、照明光を昼光色に近づけることを指示するコマンドである。制御部318は、制御コマンド(調色白)を受信した場合、照明調色率を10%増加させる。照明調色率の上限は100%である。
ただし、現照明モードが、勉強モード、くつろぎモード、シアターモードのいずれかである場合には、照明調色率の増加はさせない。
制御コマンド(調光アップ)、制御コマンド(調光ダウン)、制御コマンド(調色暖)、制御コマンド(調色白)を受けた場合に、PWM制御部316をどのように制御するかについては、「照明制御機能」の項で説明する。
制御コマンド(調色暖)は、照明光を電球色に近づけることを指示するコマンドである。制御部318は、制御コマンド(調色暖)を受信した場合、照明調色率を10%減少させる。照明調色率の下限は、0%である。
ただし、現照明モードが、勉強モード、くつろぎモード、シアターモードのいずれかである場合には、照明調色率の減少はさせない。
制御コマンド(消灯)は、消灯を指示するコマンドである。制御部318は、制御コマンド(消灯)を受信した場合、使用中の照明調光率、照明調色率に依らず、PWM制御部316に対し、白色調光率、暖色調光率として0%を通知する。
制御コマンド(普段)は、普段モードへの切り替えを指示するコマンドである。制御部318は、制御コマンド(普段)を受信した場合、現照明モードを普段モードにする。
また、制御部318は、現照明モードが普段モードである場合には、照明制御機能を実行する際に、普段モード用の照明調光率と照明調色率とを用いる。制御部318は、この普段モード用の照明調光率と照明調色率は、記憶部314に記憶させている。制御部318は、この普段モード用の照明調光率と照明調色率を、必要に応じて読み出して使用した後、記憶部314に記憶させる。
制御コマンド(勉強)は、勉強モードへの切り替えを指示するコマンドである。制御部318は、制御コマンド(勉強)を受信した場合、現照明モードを勉強モードにする。また、制御部318は、照明調光率を100%に、照明調色率を60%に変更する。
制御コマンド(くつろぎ)は、くつろぎモードへの切り替えを指示するコマンドである。制御部318は、制御コマンド(勉強)を受信した場合、現照明モードをくつろぎモードにする。また、照明調色率を0%に変更し、固定的に用いる。照明調光率については、制御部318は、くつろぎモード用の照明調光率を記憶部314に記憶させている。制御部318は、このくつろぎモード用の照明調光率を、必要に応じて読み出して使用した後、記憶部314に記憶させる。
制御コマンド(シアター)は、シアターモードへの切り替えを指示するコマンドである。制御部318は、制御コマンド(シアター)を受信した場合、現照明モードをシアターモードにする。
また、照明調光率を100%に変更し、照明調色率を0%に変更し、これらを固定的に用いる。
制御コマンド(エコロジー)は、エコロジーモードへの切り替えを指示するコマンドである。制御部318は、制御コマンド(エコロジー)を受信した場合、現照明モードをエコロジーモードにする。エコロジーモードでは、制御部318は、普段モードとほぼ同様の照明制御を行う。但し、エコロジーモードにおいて、白色調光率と暖色調光率とを算出する際には、普段モード用の照明調光率から、明るさセンサ317により検出された環境光の明るさに相当する調光率を減じたものを用いる。
制御コマンド(ユーザ設定)は、ユーザにより設定された動作を指示するコマンドである。
ここで、制御コマンド(ユーザ設定)に対応する、リモコン装置20が備えるユーザ設定ボタンは、ユーザにより短押しされた場合と、長押しされた場合のそれぞれに異なる動作が対応づけられている。具体的には、ユーザ設定ボタンの短押しが「通常のユーザ設定処理」に対応づけられ、長押しが「エコロジーモードを用いるユーザ設定処理」に対応づけられている。これにより、リモコン装置20に別途のボタンを追加せずに、ユーザによる「エコロジーモードを用いるユーザ設定処理」実行指示を入力するための機構を実現している。以下、制御コマンド(ユーザ設定)について詳細に説明する。
<制御コマンド(ユーザ設定)>
制御コマンド(ユーザ設定)は、単位コマンドである設定開始コマンド、普段コマンド、時コマンド、分コマンド、勉強コマンド、時コマンド、分コマンド、くつろぎコマンド、時コマンド、分コマンド、時コマンド、分コマンド、秒コマンドを含む。
本実施形態では、制御コマンド(ユーザ設定)のうち、設定開始コマンドから始まる「設定開始コマンド、普段コマンド、時コマンド、分コマンド、勉強コマンド、時コマンド、分コマンド、くつろぎコマンド、時コマンド、分コマンド」の部分が制御コマンド本体部であり、残りの部分を「制御コマンド付随部」とする。
ここで、以下の説明は「通常のユーザ設定処理」に関する。なお「エコロジーモードを用いるユーザ設定処理」では、「通常のユーザ設定処理」における普段モードの動作が、エコロジーモードの動作に置き換わる点が異なるのみである。
制御コマンド(ユーザ設定)に含まれる単位コマンドのうち、「普段コマンド、時コマンド、分コマンド」の部分は、時コマンド及び分コマンドで示される時刻に普段モードで動作することを指示する。制御部318は、計時部313に時コマンド及び分コマンドで示される時刻を設定してタイマ機能を動作させる。制御部318は、計時部313から時コマンド及び分コマンドで示される時刻となったことが通知されると、現照明モードを普段モードに変更して動作する。
また、「勉強コマンド、時コマンド、分コマンド」の部分は、時コマンド及び分コマンドで示される時刻に勉強モードで動作することを指示する。制御部318は、計時部313に時コマンド及び分コマンドで示される時刻を設定してタイマ機能を動作させる。制御部318は、計時部313から時コマンド及び分コマンドで示される時刻となったことが通知されると、現照明モードを勉強モードに変更して動作する。
「くつろぎコマンド、時コマンド、分コマンド」の部分は、時コマンド及び分コマンドで示される時刻にくつろぎモードで動作することを指示する。制御部318は、計時部313に時コマンド及び分コマンドで示される時刻を設定してタイマ機能を動作させる。制御部318は、計時部313から時コマンド及び分コマンドで示される時刻となったことが通知されると、現照明モードをくつろぎモードに変更して動作する。
制御コマンド(ユーザ設定)は、制御コマンド(エコロジー)と同様に、現在時刻を送信するための単位コマンドである時コマンド、分コマンド、及び秒コマンドを含む。制御部318は、これらのコマンドを受信した場合には、制御コマンド(エコロジー)の場合と同様に、時コマンド、分コマンド、及び秒コマンドで示される時刻を、現在時刻として計時部313に設定する。
現在時刻の設定を行うのは、照明装置10とリモコン装置20とのそれぞれが計測している現在時刻のずれを補正するため、また、電源スイッチがオフにされるなど電源部302から照明本体部301への電源供給が停止された場合に、計時部313が記憶している現在時刻が消失する場合があるためである。
<照明制御機能>
制御部318は、照明制御機能を以下のように実現する。この機能は、制御部318により、PWM制御部316に対し白色調光率及び暖色調光率を設定する際に実行される。
制御部318は、照明調光率と照明調色率とを用いて、PWM制御部316に対し送信する白色調光率及び暖色調光率を下式により算出する。
白色調光率 = 照明調光率 × 照明調色率 (式1)
暖色調光率 = 照明調光率 × (1 − 照明調色率) (式2)
そして、算出した白色調光率及び暖色調光率をPWM制御部316に通知する。
制御部318は、使用する照明調光率、又は照明調色率に変化があった場合には、変化後の照明調光率及び照明調色率を用いて、白色調光率及び暖色調光率を算出しなおし、PWM制御部316に通知する。そして、変更後の照明調光率及び照明調色率を適宜記憶部314に記憶させる。
<2−2.リモコン装置20>
図4は、リモコン装置20の機能構成を示すブロック図である。
リモコン装置20は、リモコン本体部401と、リモコン本体部401に電力を供給する電源部402とを含んで構成される。リモコン本体部401は、ユーザ入力受付部411、計時部412、記憶部413、制御部414、リモコン信号送信部415、及び表示部416を含んで構成される。リモコン装置20は、プロセッサ及びメモリを含んで構成されており、制御部414の機能は、メモリに記憶されているプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。なお、リモコン信号送信部415は、図2の信号送信部204に相当し、表示部416は、図2のディスプレイ201に相当する。
ユーザ入力受付部411は、ボタン群202、ボタン群203及び制御回路で構成されている。ユーザ入力受付部411は、ボタン群202、ボタン群203のいずれかが押下されたことを検出し、押下されたボタンを識別するボタン種別信号を制御部414に対し送出する機能を有する。ボタンの押下が継続している場合には、ユーザ入力受付部411は、制御部414に対しボタン種別信号を繰り返し送信する。その送信周期(以下、「押下通知周期」という。)は、例えば、20ミリ秒とする。
計時部412は、時計とその制御回路で構成されており、現在時刻を計測する現在時刻計測機能、設定された時間の経過を通知するカウンタ機能を有する。
記憶部413は、不揮発性メモリで構成されており、制御コマンド表など各種のデータを記憶する機能を有する。
リモコン信号送信部415は、赤外線信号を送信する送信回路で構成されており、制御部414から受信する制御コマンドを赤外線信号に変換して送信する機能を有する。
表示部416は、液晶ディスプレイで構成され、現在時刻など各種の情報を表示する機能を有する。
制御部414は、リモコン装置20の全体制御を行う機能を有する。制御部414の主要な機能は、制御コマンドを送信する制御コマンド送信機能(図9参照)である。
制御部414は、制御コマンド送信機能を以下のように実現する。
制御部414は、ユーザ入力受付部411からボタン種別信号を受信する。ここで、制御コマンド表における「制御コマンド」欄の記載は、ボタン群202に含まれる各ボタンのボタン名に一致している。制御部414は、図5に示す制御コマンド表を参照して、ボタン種別信号により識別されるボタンのボタン名が、「制御コマンド」欄の記載と一致する制御コマンドを読み出す。そして、制御部414は、制御コマンドを構成する単位コマンドを順に送信するよう、リモコン信号送信部415に指示する。
ここで、制御部414は、ボタン種別信号を受信してから、制御コマンド本体部に含まれる単位コマンドの送信が完了したときまでの間、ユーザ入力受付部411から同じボタンを示すボタン種別信号が、押下通知周期で継続的に通知されているか否か判断する。制御部414は、制御コマンド本体部の1回目の送信が完了した時点で、ボタン種別信号の押下通知周期での通知が継続している場合には、ボタンが「長押し」されたと判断し、通知が継続していない場合には、ボタンが「短押し」されたと判断する。ボタンが長押しされていると判断した場合には、再び制御コマンド本体部の送信を行う。制御部414は、制御コマンド本体部の送信が完了した時点で、ボタン種別信号が押下通知周期で継続的に通知されていない場合、すなわちボタンが解放された場合に、制御コマンド付随部を送信する。
<制御コマンドの送受信と、長押し検出のタイミングとの関係>
図6は、制御コマンドの送受信について模式的に示す図である。
図6(a)は、リモコン装置20においてボタンの短押しが検出された場合の制御コマンドの送受信について模式的に示している。
リモコン装置20において、制御部414は、ボタンの押下が検出された場合、押下されたボタンに対応する制御コマンドのうち、制御コマンド本体部を送信するよう制御する。ここで、制御部414は、制御コマンド本体部の送信が完了したとき(t01)には、ボタンが押下されていることを検出していないため、ボタンの押下が短押しであったと判断する。よって、制御部414は、引き続き、制御コマンド付随部として時コマンド、分コマンド、及び秒コマンドを順に送信するよう制御する。
受信側である照明装置10は、まず、制御コマンド本体部を受信する。そして、次に、受信した単位コマンドが時コマンドであって、制御コマンド本体部が繰り返し受信されていないと判断した時点(t02)で、ボタンは長押しではなく短押しであったと判断する。
図6(b)は、リモコン装置20においてボタンの長押しが検出された場合の制御コマンドの送受信について模式的に示している。
リモコン装置20において、制御部414は、ボタンの押下が検出された場合、押下されたボタンに対応する制御コマンドのうち、制御コマンド本体部を送信するよう制御する。ここで、制御部414は、制御コマンド本体部の送信が完了したとき(t01)に、ボタンが継続して押下されていることを検出し、ボタンの押下が長押しであると判断する。よって、制御部414は、引き続き、制御コマンド本体部を送信するよう制御する。制御部414は、ボタンの解放を検出するタイミング(t11)まで、繰り返し制御コマンド本体部を送信するよう制御する。
そして、制御部414は、ボタンの解放を検出(t11)した後、引き続き、制御コマンド付随部として時コマンド、分コマンド、及び秒コマンドを順に送信するよう制御する。
受信側である照明装置10は、まず、制御コマンド全体を受信する。そして、再び制御コマンド全体を受信したと判断した時点(t02)で、ボタンが長押しであったと判断する。
図6(c)は、比較のために、リモコン装置20においてボタンの長押しが検出された場合に制御コマンド全体を送信するときの制御コマンドの送受信について模式的に示している。
リモコン装置において、ボタンの押下が検出された場合、リモコン装置は、押下されたボタンに対応する制御コマンドを送信する。ここで、リモコン装置は、制御コマンド全体の送信が完了したとき(t03)に、ボタンが継続して押下されていることを検出し、ボタンの押下が長押しであると判断する。そして、制御コマンドを繰り返し送信する。制御部414は、ボタンの解放を検出するタイミング(t22)まで、繰り返し制御コマンドを送信する。受信側である照明装置は、まず、制御コマンド本体部を受信する。そして、再び制御コマンド本体部を受信したと判断した時点(t21)で、ボタンが長押しであったと判断する。
図6(b)及び図6(c)の比較からも分かるように、図6(b)の場合(すなわち本願の場合)の方が、図6(c)の場合(すなわち従来の場合)よりも、受信側において早期にボタンの長押しがあったと判断できる。また、本願の場合の方が、従来の場合よりも、制御コマンド付随部を送信する回数を少なくでき、制御コマンドの送受信負荷を軽減することができる。
ここで、図6(a)〜(c)の「制御コマンド本体部」について、制御コマンド(ユーザ設定)の場合を例に補足説明する。
図7は、制御コマンド(ユーザ設定)の一例を示している。この制御コマンドは、単位コマンドである、設定開始コマンド、普段コマンド、時コマンド、分コマンド、勉強コマンド、時コマンド、分コマンド、くつろぎコマンド、時コマンド、分コマンド、時コマンド、分コマンド、秒コマンドが連なって構成され、他の制御コマンドに比べて長いコマンドとなっている。図7の「設定開始コマンド、普段コマンド、時コマンド、分コマンド、勉強コマンド、時コマンド、分コマンド、くつろぎコマンド、時コマンド、分コマンド」が、図6(a)〜(c)の制御コマンド本体部に相当する部分である。図7の最後に送信される「時コマンド、分コマンド、秒コマンド」が制御コマンド付随部に相当する。
<単位コマンドの詳細>
単位コマンドは、赤外線信号である単位コマンド信号の形式でリモコン装置20から照明装置10へと送信される。
図8は、単位コマンド信号について模式的に示す図である。
単位コマンド信号は、Highレベルが1T(T=400μ秒程度)継続し、続いてLowレベルが1T継続する場合に、値「0」を表し、Highレベルが1T継続し、続いてLowレベルが3T継続した場合に、値「1」を表す。
単位コマンド信号は、リーダコード、メーカコード(16ビット)、メーカパリティ(4ビット)、商品コード(4ビット)、データコード(8ビット)、パリティ(8ビット)、及びトレーラコードにより構成される。
リーダコードは、単位コマンド信号の開始を示す信号である。具体的には、Highレベルが8T継続し、Lowレベルが4T継続する信号である。
メーカコードは、メーカを識別するコードであり、メーカに一意に割り当てられている。
メーカパリティは、メーカコードのパリティである。
商品コードは、商品のカテゴリを識別するためのコードである。例えば、照明装置、テレビ装置のそれぞれに異なる商品コードが割り当てられる。
データコードは、各単位コマンドに固有のコードである。
パリティは、メーカコード、メーカパリティ、商品コード、及びデータコードのパリティである。
トレーラコードは、単位コマンド信号の終了を示す信号である。Lowレベルが所定長(例えば10m秒)以上継続する信号である。
<3.動作>
<3−1.制御コマンド送信処理>
図9は、リモコン装置20による制御コマンド送信処理を示すフローチャートである。
リモコン装置20におけるユーザ入力受付部411は、ボタン群202及びボタン群203のいずれかのボタンの押下を検出する(S901)。
ユーザ入力受付部411は、押下があった場合には(S901でYES)、押下されたボタンを示すボタン種別信号を制御部414に送信する。制御部414は、制御コマンド表を参照し、ボタン種別信号が示すボタンが制御コマンドに対応づけられているか否かを判断し、対応づけられている場合、制御コマンドを送信すべきと判断する(S902でYES)。制御コマンドを送信する必要がないと判断した場合(S902でNO)、S901に進む。
制御部414は、制御コマンドを送信すべきと判断した場合、制御コマンド本体部送信処理を行う(S903)。S903の詳細は、後に図10を用いて説明する。
制御コマンド本体部送信処理の後、制御部414は、ユーザ入力受付部411から押下通知周期でボタン種別信号が送信されているかにより、押下が検出されたボタンが既に開放されているか否かを判断し(S904)、開放されていないと判断した場合(S904でNO)、所定送信間隔に対応する時間、ウェイトし(S920)、S903に進む。ここで、所定送信間隔に対応する時間は、単位コマンド、又は制御コマンド(本体部、付随部)の送信間隔である。この送信間隔は、一例として、100m秒程度とする。以降に記載の「ウェイト」処理についてもS920の処理と同様とする。
解放されていると判断した場合(S904でYES)、時コマンドを送信し(S905)、ウェイトする(S906)。
そして、分コマンドを送信し(S907)、ウェイトする(S908)。
そして、秒コマンドを送信し(S909)、S901に進む。
<3−2.制御コマンド本体部送信処理>
図10は、制御コマンド本体部送信処理を示すフローチャートである。なお、この制御コマンド本体部送信処理は、図9のS903に相当する。
制御部414は、制御コマンド表を参照し、制御コマンド本体部を構成する単位コマンドを全て送信し終わったか否か判断する(S1001)。全ての送信が終わっている場合(S1001でYES)、処理を終了する(RETURN)。全ての送信が終わっていない場合(S1001でNO)、送信すべき単位コマンドが、送信順が最初の単位コマンドか否かを判断する(S1002)。
送信順が最初の単位コマンドでない場合には(S1002でNO)、ウェイトし(S1003)、送信すべき単位コマンドを送信し(S1004)、S1001に進む。S1002において、送信順が最初の単位コマンドで無いと判断した場合(S1002でYES)、S1004に進む。
<3−3.制御コマンド信号受信処理>
図11は、照明装置10による制御コマンド信号の受信処理を示すフローチャートである。
制御部318は、ボタンの押下の状態を示す変数「押下状態」に、初期値として「短押し」を設定する(S1101)。
照明装置10におけるリモコン信号受信部311は、単位コマンド信号を受信するのを待つ(S1102)。
単位コマンド信号を受信した場合(S1102でYES)、リモコン信号受信部311は、単位コマンド信号を単位コマンドに変換し、制御部318に送信する。制御部318は、単位コマンドを受信して保持する(S1103)。なお、照明装置10における単位コマンドの受信は、上述のようにリモコン装置20から単位コマンド信号を受信し、これを変換することで行っているが、以降、説明簡潔化のため、単に「単位コマンドを受信する」等と表現する。
制御部318は、制御コマンド表を参照し、制御コマンド本体部を構成する単位コマンドを全て受信したか否か判断する(S1110)。
制御コマンド本体部を構成する全ての単位コマンドを受信していない場合(S1110でNO)、制御部318は、タイマを起動する(S1111)。
制御部318は、所定待ち時間が経過したか否か判断し(S1112)、経過していない場合(S1112でNO)、単位コマンドを受信したか否か判断する(S1113)。ここで所定待ち時間は、上述の所定送信間隔より少し長めの時間であり、一例として150m秒とする。1つの単位コマンドを受信してから、所定待ち時間内に、次に受信すべき単位コマンドを受信しない場合、エラー処理を行うことになる。
単位コマンドを受信していない場合(S1113でNO)、S1112に進む。
単位コマンドを受信した場合(S1113でYES)、タイマをクリアする(S1114)。
ここでタイマのクリアとは、タイマの停止及びリセットをいう。
そして、受信した単位コマンドを保存し(S1115)、S1110に進む。
S1110において、制御コマンド本体部を構成する全ての単位コマンドを受信したと判定した場合(S1110でYES)、制御コマンド本体部により指示された処理が、押下状態が短押しの場合に即実行すべき処理であるか否かを判断する(S1121)。
ここで、即実行すべき処理とは、制御コマンド本体部を1回受信した場合に、引き続き再度制御コマンド本体部を受信するか否かを問わずに、すぐに実行する処理である。本実施形態では、制御コマンド(ユーザ設定)以外の制御コマンドにより指示される処理は、全て即実行すべき処理に該当するものとする。
即実行すべき処理であると判定されなかった場合(S1121でNO)、S1201に進む。
即実行すべき処理であると判断された場合(S1121でYES)、制御部318は、制御コマンド本体部に対応する処理の実行を開始する(S1122)。
そして、制御部318は、状態表示LED320が点灯状態である場合には、消灯指示をする(S1123)。状態表示LED320は、消灯指示を受け取って、消灯状態になる。
そして、制御部318は、制御コマンド表を参照し、制御コマンド本体部に続いて、時刻情報が送信されてくるのか否かを判断する(S1124)。送信されてこないと判断した場合には(S1124でNO)、S1101に進む。送信されてくると判断した場合には(S1124でYES)、S1201に進む。
S1201において、制御部318は、タイマを起動する。制御部318は、所定待ち時間が経過したか否か判断し(S1202)、経過していない場合(S1202でNO)、単位コマンドを受信したか否か判断する(S1203)。
単位コマンドを受信していない場合(S1203でNO)、S1202に進む。
単位コマンドを受信した場合(S1203でYES)、受信した単位コマンドが、時コマンドか否かを判断する(S1210)。時コマンドでなかった場合(S1210でNO)、制御部318は、受信した単位コマンドが、既に受信している制御コマンド本体部の繰り返しにあたるか否か判断する(S1211)。繰り返しにあたる場合(S1211でYES)、押下状態が「短押し」であれば(S1212でYES)、押下状態を「長押し」に設定する(S1213)。
そして、制御部318は、状態表示LED320に対し、点灯指示を行う(S1214)。状態表示LED320は、点灯指示を受けて、点灯する。
そして、制御部318は、受信している制御コマンドについて長押しを検出した場合の処理を開始する(S1215)。そして、制御部318は、タイマをクリアし(S1216)、S1201に進む。
S1202において、所定待ち時間が経過したと判断された場合(S1202でYES)、S1211で制御コマンド本体部の繰り返しではなかったと判断された場合(S1211でNO)の両場合には、エラー処理を行い(S1217)、S1101に進む。
ここで、エラー処理は、制御コマンドを正常に受信できなかった場合に、制御コマンドを受信できる状態にするための処理である。エラー処理には、例えば、レジスタの初期化、ステータスのクリア、バッファのクリアなどの処理が含まれる。
S1210で、受信した単位コマンドが、時コマンドであった場合(S1210でYES)、制御部318は、状態表示LED320に対し消灯指示を行う。状態表示LED320は、消灯指示を受け付けて、消灯する(S1221)。
そして、制御部318は、受信した時コマンドを保存する(S1222)。そして、タイマをクリアする(S1223)。
そして、制御部318は、押下状態が短押しか否か判断する(S1224)。短押しと判断した場合(S1224でYES)、短押し処理が既に開始済みか否か判断する(S1225)。この判断においては、既にS1122において短押しに対応する処理が開始されている場合に、開始済みと判断される。短押しに対応する処理が既に開始済みでない場合(S1225でNO)、受信した制御コマンド本体部に係る短押しに対応する処理を開始する(S1226)。
そして、残付随部受信処理を実行し(S1227)、S1201に進む。
S1224で、押下状態が短押しでない判断された場合(S1224でNO)、制御部318は、受信した制御コマンド本体部に係る長押しに対応する処理を開始し(S1228)、S1227に進む。
また、S1225において、短押し処理が開始済みと判断されなかった場合に(S1225でYES)、S1227に進む。
<3−4.残付随部受信処理>
残付随部受信処理は、制御コマンドを構成する付随部における、未受信部分を受信する処理である。本実施形態では、未受信部分は、付随部のうち時コマンドを除く部分である。
まず、制御部318は、タイマを起動する(S1301)。このとき、制御部318は、計時部313に対し所定待ち時間の経過時に通知するよう設定する。
制御部318は、所定待ち時間が経過したか否か判断し(S1302)、経過していない場合(S1302でNO)、単位コマンドを受信したか否か判断する(S1303)。
単位コマンドを受信していない場合(S1303でNO)、S1302に進む。
単位コマンドを受信した場合(S1303でYES)、タイマをクリアする(S1304)。そして、受信した単位コマンドを保存する(S1305)。
そして、付随部を構成する単位コマンドの全てを受信したか否か判断し(S1306)、全て受信した場合には(S1306でYES)、受信した付随部により示される現在時刻を計時部313に設定し(S1307)、処理を終了する(RETURN)。全てを受信してはいない場合には(S1306でNO)、S1301に進む。
また、S1302において、所定待ち時間が経過した場合には(S1302でYES)、エラー処理を行い(S1307)、図11のS1101に進む。
<4.変形例>
以上、本発明に係る照明システムの実施形態を説明したが、例示した照明システムを以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施形態で示した通りの照明システムに限られないことは勿論である。
(1)上記実施形態では、ユーザ設定ボタンの長押しに関する報知として、ブザー319、状態表示LED320による報知を行うこととしているが、両方行う必要はなく、一方の報知のみであってもよい。また、報知の必要が無い場合には、照明装置10について、ブザー319、状態表示LED320の双方、又はいずれかを備えないこととしてよい。また、両方の報知を行わず、照明装置10において、ブザー319、及び状態表示LED320を省略した構成としてもよい。
(2)上記実施形態では、制御コマンド(ユーザ設定)のうち、現在時刻を設定するための「時コマンド、分コマンド、秒コマンド」の部分を制御コマンド付随部とし、残りの部分を「制御コマンド本体部」としたが、これに限らず、リモコン装置20から照明装置10への送信について即時性の要求が低い部分を、制御コマンド付随部とすれば足りる。例えば、図14に示すように制御コマンド(ユーザ設定)のうち「設定開始コマンド」のみを制御コマンド本体部とし、残りの部分を「制御コマンド付随部」としてもよい。
この場合、リモコン装置20は、ユーザ設定ボタンの長押しを検出すると、ボタン解放が検出されるまで、設定開始コマンドを繰り返し送信することになる。
また、制御コマンドを構成する各単位コマンドについて、制御コマンド本体部、制御コマンド付随部のいずれに分類するかの判断は、照明システムの仕様などに応じて適宜行ってよい。
(3)上記実施形態では、制御コマンドに対応するボタンの長押しと短押しとで異なる処理を行う場合の一例として、制御コマンド(ユーザ設定)について説明したが、他の制御コマンドについても、対応するボタンの長押しと短押しとで異なる処理を行うこととしてもよい。
(4)上記実施形態では、ボタンの長押しについて、リモコン装置20においてボタンの押下が検出された場合に、照明装置10に対して制御コマンド本体部を送信し、制御コマンド本体部の送信完了時においてもボタンの押下が継続していた場合に、長押しであると判断したが、ボタンが継続して押下されているか否か判断できれば足りる。例えば、長押しか否かの判断は、ボタン押下を検出してから、所定時間(例えば1秒間など)押下が継続したか否かにより判断してもよい。
(5)上記実施形態では、リモコン装置20から照明装置10に対し送信する制御コマンドとして、図5の制御コマンド表に列記したものを用いたが、照明装置10が有する機能の実行を指示するための制御コマンドを用いれば足りる。制御コマンド表に列記した制御コマンドを全て用いる必要はないし、新たに制御コマンドを追加してもよい。
(6)上記実施形態では、照明装置10が5個の照明モードを有するとしたが、4個以下又は6個以上の照明モードを有していてもよい。また、照明モードを有しない構成としてもよい。
また、上記実施形態では、照明モードそれぞれにおける調光、調色の制御について説明したが、これは一例であり、調光、調色について他の制御を行ってもよい。また、各照明モードについて、調光、調色だけでなく、照明光を照射する方向を1以上の特定の方向に制限する配光を組み合わせてもよい。さらに、光源の光色は上記に制限されるわけではなく、多色を用いても良い。また単色でも良い。また、光源は、LEDの他、有機EL(ElectroLuminescence)、無機EL等、発光するものであれば制限はしない。
(7)上記実施形態では、制御コマンド(ユーザ設定)が、「普段コマンド、時コマンド、分コマンド」の組、「勉強コマンド、時コマンド、分コマンド」の組、「くつろぎコマンド、時コマンド、分コマンド」の組を1個ずつ含むこととしたが、2個以上含む組があってもよいし、1個も含まない組があってもよい。
例えば、普段モード、くつろぎモードと遷移した後に、普段モードに再度遷移させたい場合には、「普段コマンド、時コマンド、分コマンド」の組を、制御コマンド(ユーザ設定)に、2個含めればよい。
また、上記実施形態に係る制御コマンド表は、予め照明装置10及びリモコン装置20が有する記憶部に記憶されていることとしたが、ユーザが自由に編集できることとしてもよい。
(8)上記実施形態では、電源部302から照明本体部301への電力供給が停止した場合に計時部313も停止することとしたが、停止しないこととしてもよい。具体的には、照明装置10が電池などバックアップ電源を有し、計時部313はこのバックアップ電源からの電力供給を受け、動作することとする。
(9)上述の実施形態で示した制御コマンド送信処理、制御コマンド受信処理などを照明装置10、及びリモコン装置20のプロセッサ、及びそのプロセッサに接続された各種回路に実行させるための機械語或いは高級言語のプログラムコードからなる制御プログラムを、記録媒体に記録すること、又は各種通信路等を介して流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、ハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、ROM、フラッシュメモリ等がある。流通、頒布された制御プログラムはプロセッサに読み出され得るメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのプロセッサがその制御プログラムを実行することにより各実施形態で示したような各機能が実現されるようになる。なお、プロセッサは、制御プログラムを直接実行する他、コンパイルして実行或いはインタプリタにより実行してもよい。
(10)上述の実施形態で示した各機能構成要素(リモコン信号受信部311、ユーザ入力受付部312、計時部313、記憶部314、照明部315、PWM制御部316、明るさセンサ317、制御部318、ブザー319、状態表示LED320、ユーザ入力受付部411、計時部412、記憶部413、制御部414、リモコン信号送信部415、及び表示部416など)は、その機能を実行する回路として実現されてもよいし、1又は複数のプロセッサによりプログラムを実行することで実現されてもよい。
なお、上述の各機能構成要素は典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップされてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。更には、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
(11)本発明は、上記に示す方法であるとしてもよい。
(12)上述の実施形態及び各変形例を、部分的に組み合せてもよい。
<5.補足>
以下、更に本発明の一実施形態としての照明システムの構成及びその変形例と効果について説明する。
(1)本発明の一実施形態に係る照明システムは、照明装置と、前記照明装置を遠隔操作するためのリモコン装置とから成る照明システムであって、前記リモコン装置は、前記照明装置に対して主動作を指示する本体コマンド部分と、前記主動作に付随する動作を指示する付随コマンド部分とから成る制御コマンドの送信を指示するためのボタンを備える入力手段と、前記ボタンに対する操作を検出する検出手段と、前記検出手段により前記ボタンの押下が検出された場合に、前記照明装置に対して前記本体コマンド部分を送信し、前記ボタンの解放が検出されるまで前記本体コマンド部分を繰り返し送信し、前記ボタンの解放が検出された場合に前記付随コマンド部分を送信する送信手段とを備え、前記照明装置は、前記付随コマンド部分の前に前記本体コマンド部分を受信した回数が1回の場合に前記主動作を行い、複数回の場合に前記主動作と異なる動作を行う。
この構成により、リモコン装置から照明装置に送信する制御コマンドが長くなる場合であっても、ボタン押下に対する照明装置のレスポンスの低下を回避することができる。
(2)また、前記リモコン装置及び前記照明装置は、それぞれ時計を有しており、前記付随コマンド部分は、前記リモコン装置が計測している現在時刻を示す情報を含み、前記照明装置は、前記付随コマンド部分により示される現在時刻を、前記時計に設定することとしてもよい。
この構成により、制御コマンドにより現在時刻を通知する必要がある場合でも、この制御コマンドに対応するボタンの押下に対する照明装置のレスポンスの低下を回避することができる。
(3)また、前記照明装置は、さらに、前記付随コマンド部分の受信前に、前記本体コマンド部分を複数回受信したときに装置外部に発報することとしてもよい。
この構成により、ユーザは、ボタンを継続して押下していることを照明装置側が認識しているか否かを確認することができる。
(4)本発明の一実施形態に係る照明制御方法は、検出手段及び送信手段を備えたリモコン装置と、前記リモコン装置により遠隔操作される照明装置とから成る照明システムに用いられる照明制御方法であって、前記検出手段が、前記照明装置に対して主動作を指示する本体コマンド部分と、前記主動作に付随する動作を指示する付随コマンド部分とから成る制御コマンドの送信を指示するためのボタンに対する操作を検出する検出ステップと、前記送信手段が、前記検出ステップにおいて前記ボタンの押下が検出された場合に、前記照明装置に対して前記本体コマンド部分を送信し、前記ボタンの解放が検出されるまで前記本体コマンド部分を繰り返し送信し、前記ボタンの解放が検出された場合に前記付随コマンド部分を送信する送信ステップと、前記照明装置が、前記付随コマンド部分の前に前記本体コマンド部分を受信した回数が1回の場合に前記主動作を行い、複数回の場合に前記主動作と異なる動作を行う実行ステップとを含む。
この構成により、リモコン装置から照明装置に送信する制御コマンドが長くなる場合であっても、ボタン押下に対する照明装置のレスポンスの低下を回避することができる。
本発明の一形態に係る照明システムは、リモコン装置から照明装置に送信する制御コマンドが長くなる場合であっても、ボタン押下に対する照明装置のレスポンスの低下を回避するものであり、複数項目の設定を要する高機能な照明システム等に用いるのに好適である。
1 照明システム
10 照明装置
20 リモコン装置
101 装置本体
102 枠体
103 明るさセンサ
104 状態表示LED
105 カバー
201 ディスプレイ
202 ボタン群
203 ボタン群
204 信号送信部
301 照明本体部
302 電源部
311 リモコン信号受信部
312 ユーザ入力受付部
313 計時部
314 記憶部
315 照明部
316 PWM制御部
317 明るさセンサ
318 制御部
319 ブザー
320 状態表示LED
331 LEDモジュール
332 LEDモジュール
401 リモコン本体部
402 電源部
411 ユーザ入力受付部
412 計時部
413 記憶部
414 制御部
415 リモコン信号送信部
416 表示部

Claims (4)

  1. 照明装置と、前記照明装置を遠隔操作するためのリモコン装置とから成る照明システムであって、
    前記リモコン装置は、
    前記照明装置に対して主動作を指示する本体コマンド部分と、前記主動作に付随する動作を指示する付随コマンド部分とから成る制御コマンドの送信を指示するためのボタンを備える入力手段と、
    前記ボタンに対する操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記ボタンの押下が検出された場合に、前記照明装置に対して前記本体コマンド部分を送信し、前記ボタンの解放が検出されるまで前記本体コマンド部分を繰り返し送信し、前記ボタンの解放が検出された場合に前記付随コマンド部分を送信する送信手段とを備え、
    前記照明装置は、前記付随コマンド部分の前に前記本体コマンド部分を受信した回数が1回の場合に前記主動作を行い、複数回の場合に前記主動作と異なる動作を行う
    ことを特徴とする照明システム。
  2. 前記リモコン装置及び前記照明装置は、それぞれ時計を有しており、
    前記付随コマンド部分は、前記リモコン装置が計測している現在時刻を示す情報を含み、
    前記照明装置は、前記付随コマンド部分により示される現在時刻を、前記時計に設定する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  3. 前記照明装置は、さらに、
    前記付随コマンド部分の受信前に、前記本体コマンド部分を複数回受信したときに装置外部に発報する
    ことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  4. 検出手段及び送信手段を備えたリモコン装置と、前記リモコン装置により遠隔操作される照明装置とから成る照明システムに用いられる照明制御方法であって、
    前記検出手段が、前記照明装置に対して主動作を指示する本体コマンド部分と、前記主動作に付随する動作を指示する付随コマンド部分とから成る制御コマンドの送信を指示するためのボタンに対する操作を検出する検出ステップと、
    前記送信手段が、前記検出ステップにおいて前記ボタンの押下が検出された場合に、前記照明装置に対して前記本体コマンド部分を送信し、前記ボタンの解放が検出されるまで前記本体コマンド部分を繰り返し送信し、前記ボタンの解放が検出された場合に前記付随コマンド部分を送信する送信ステップと、
    前記照明装置が、前記付随コマンド部分の前に前記本体コマンド部分を受信した回数が1回の場合に前記主動作を行い、複数回の場合に前記主動作と異なる動作を行う実行ステップとを含む
    ことを特徴とする照明制御方法。
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