JP2016100124A - 電球、電球制御セット、および電球制御プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】照明器具の全体を交換することなく、照明器具に目覚まし照明のための機能を持たせることができる電球、電球制御セット、および電球制御プログラムを提供する。
【解決手段】電球4が受信する無線情報は、所定時刻の情報を含んでいる。電球4の発光制御部45bは、タイマ45cが計時している時刻が所定時刻に関連付けられた所定期間内の時刻であるときに、予め定められた発光態様で発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。
【選択図】図3
【解決手段】電球4が受信する無線情報は、所定時刻の情報を含んでいる。電球4の発光制御部45bは、タイマ45cが計時している時刻が所定時刻に関連付けられた所定期間内の時刻であるときに、予め定められた発光態様で発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。
【選択図】図3
Description
本発明は、取り外し可能な状態で照明器具本体に取り付けられる電球、それを用いた電球制御セット、およびそれに用いられる電球制御プログラムに関する。
従来から、次の特許文献1に開示されているように、使用者の希望の起床時刻の前数分に点灯を開始するように予め設定することにより、目覚まし照明を実行する照明器具が知られている。
上記従来の特許文献1に開示された照明器具によれば、照明器具本体の使用を継続したい場合においても、照明器具の全体を交換しなければ、照明器具に目覚まし照明のための機能を持たせることはできない。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、照明器具の全体を交換することなく、照明器具に目覚まし照明のための機能を持たせることができる電球、電球制御セット、および電球制御プログラムを提供することである。
本発明の第1の態様の電球は、取り外し可能な状態で照明器具本体に対して取り付けられる口金部と、前記照明器具本体から前記口金部を経由して供給される電力を利用して発光し、発光態様が変更される発光部と、前記発光部の前記発光態様を制御するための無線情報を受信するアンテナ部と、前記無線情報に基づいて前記発光部の前記発光態様を制御する制御部と、を備え、前記無線情報は、所定時刻の情報を含み、 前記制御部は、前記アンテナ部で受信された前記無線情報から前記所定時刻の情報を抽出する無線情報受信部と、前記発光部を予め定められた発光態様で発光させるための発光制御情報を記憶する記憶部と、時刻を計時するタイマと、前記発光部を駆動する駆動部と、前記記憶部に記憶された前記発光制御情報に基づいて、前記予め定められた発光態様で前記発光部が発光するように、前記駆動部に前記発光部を駆動させる発光制御部と、を含み、前記発光制御部は、前記タイマが計時している時刻が前記所定時刻に関連付けられた所定期間内の時刻であるときに、前記予め定められた発光態様で前記発光部が発光するように、前記駆動部に前記発光部を駆動させる。
本発明の第2の態様の電球は、取り外し可能な状態で照明器具本体に対して取り付けられる口金部と、前記照明器具本体から前記口金部を経由して供給される電力を利用して発光し、発光態様が変更される発光部と、前記発光部の前記発光態様を制御するための無線情報を受信するアンテナ部と、前記無線情報に基づいて前記発光部の前記発光態様を制御する制御部と、を備え、前記無線情報は、所定時刻の情報および前記発光部を予め定められた発光態様で発光させることを指示する発光態様指示情報を含み、前記制御部は、前記アンテナ部で受信された前記無線情報から前記所定時刻の情報および前記発光態様指示情報を抽出する無線情報受信部と、時刻を計時するタイマと、前記発光部を駆動する駆動部と、前記無線情報受信部によって抽出された前記発光態様指示情報に基づいて、前記駆動部に前記発光部を駆動させる発光制御部と、を含み、前記発光制御部は、前記タイマが計時している時刻が前記所定時刻に関連付けられた所定期間内の時刻であるときに、前記予め定められた発光態様で前記発光部が発光するように、前記駆動部に前記発光部を駆動させる。
本発明によれば、照明器具の全体を交換することなく、照明器具に目覚まし照明のための機能を持たせることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態の電球、電球制御セット、および電球制御プログラムを説明する。
(電球制御セット)
図1に示されるように、実施の形態の照明制御システムは、ベッド等の寝具1が設置されている寝室で使用されることが想定されている。ただし、実施の形態の照明制御システムは、寝室以外の場所で使用されてもよい。
図1に示されるように、実施の形態の照明制御システムは、ベッド等の寝具1が設置されている寝室で使用されることが想定されている。ただし、実施の形態の照明制御システムは、寝室以外の場所で使用されてもよい。
図1に示されるように、実施の形態の照明制御システムは、電球4が照明器具本体32に取り付けられた照明器具3と電球4へ無線情報を送信する端末機2とによって構成されている。実施の形態の電球制御セットは、前述の照明制御システムのうち、電球4と電球4へ無線情報を送信する端末機2とによって構成されている。
本実施の形態の照明制御システムによれば、照明器具3のうちの電球4を交換するとともに、端末機2に電球制御プログラムを格納するだけで、照明器具3の発光態様を変更することができる。つまり、照明器具本体32を交換することなく、照明器具3に目覚まし照明のための機能を持たせることができる。この詳細は、以下で説明される。
本実施の形態の照明システムにおいては、照明器具本体32の操作部31の操作による電球4の発光態様の制御が、端末機2からの無線情報による電球4の発光態様の制御よりも優先して実行される。ただし、端末機2からの無線情報による電球4の発光態様の制御が、照明器具本体32の操作部31による操作よる電球4の発光態様の制御よりも優先して実行されてもよい。
(実施の形態の電球の基本例)
まず、図2を用いて、電球4の構造を説明する。
まず、図2を用いて、電球4の構造を説明する。
図2に示されるように、実施の形態の電球4は、口金部41、接続部42、グローブ部43、発光部44、制御部45、およびアンテナ部46を備えている。
口金部41は、取り外し可能な状態で照明器具本体32に対して取り付けられる。口金部41は、雄ネジ部を有している。口金部41の雄ネジ部が照明器具本体32の雌ネジ部にねじ込まれる。この雄ネジ部と雌ネジ部との接触により、電力が照明器具本体32から口金部41を経由して電球4の発光部44へ供給され得る状態が形成される。口金部41は、接続部42に固定されている。接続部42は、円筒状の絶縁体によって構成されている。
接続部42は、その内部に制御部45およびアンテナ部46を内包している。接続部42は、透明ガラスからなる球殻構造を有するグローブ(globe)部43に固定されている。グローブ部43は、発光部44が発する光を外部に放出するが、口金部41および接続部42とともに、発光部44を内包する密閉空間を構成している。
発光部44は、照明器具本体32から口金部41を経由して供給される電力を利用して発光し、発光態様が変更され得る。発光部44は、LED(Light Emitting Diode)を含み、調光および調色をすることが可能に構成されている。発光部44は制御部45に電気的に接続されている。それにより、発光部44の発光態様が、制御部45によって制御される。
制御部45は、外部から送信されてきた無線情報に基づいて発光部44の発光態様を制御する。この基本例においては、制御部45は、外部の機器から発信される所定時刻の情報を含んでいる無線情報を用いて、電球4の発光態様を制御するものとする。制御部45は、アンテナ部46に電気的に接続されている。制御部45は、アンテナ部46によって受信された無線情報に基づいて、発光部44を制御する。また、制御部45は、照明器具本体32の操作部31の操作によって、電源から照明器具本体32内の電力線および口金部41を経由して送られてくるパルス信号に基づいて、発光部44を制御する。
アンテナ部46は、発光部44の発光態様を制御するための無線情報を受信する。外部から送信されてきた無線情報は、グローブ部43を通過してアンテナ部46へ至る。無線情報は、所定時刻の情報を含んでいる。端末機2から送信されてきた無線情報は、所定時刻の情報に加えて、発光部44の発光態様を指示する情報を含んでいてもよい。
次に、図3を用いて、電球4および照明器具本体32の各部の機能を説明する。
図3に示されるように、制御部45は、無線情報受信部45a、記憶部45e、タイマ45c、駆動部45d、および発光制御部45bを含んでいる。無線情報受信部45a、記憶部45e、タイマ45c、駆動部45d、および発光制御部45bは、アンテナ部46で受信された無線情報を処理するための部分である。
無線情報受信部45aは、アンテナ部46で受信された無線情報から所定時刻の情報を抽出する。記憶部45eは、発光部44を予め定められた発光態様で発光させるための発光制御情報を記憶している。タイマ45cは、時刻を計時する。駆動部45dは、発光部44を駆動する。発光制御部45bは、記憶部45eに記憶された発光制御情報に基づいて、予め定められた発光態様で発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。ただし、発光制御部45bは、端末機2から送信されてきた発光態様指示情報を記憶部45eに一旦記憶し、その記憶部45eに記憶された発光態様指示情報に基づいて、発光部44の発光態様を制御してもよい。
本基本例においては、タイマ45cが計時している時刻が無線情報受信部45aによって抽出された所定時刻に関連付けられた所定期間内の時刻である場合に、発光制御部45bは駆動部45dに発光部44を駆動させる。このとき、発光制御部45bは、記憶部45e内に記憶されている発光制御情報に基づいて、予め定められた発光態様で発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。そのため、電球4の発光態様とその発光態様を実現する期間とを関連付けて制御することができる。無線情報に含まれる所定時刻に関連付けられた所定期間は、所定時刻の前の一定期間であっても、所定時刻の後の一定期間であってもよい。また、無線情報に含まれる所定時刻に関連付けられた所定期間は、所定時刻の前後に跨る一定期間であってもよい。所定期間は、目覚まし照明のための機能を実現できる期間であって、所定時刻を決定することによって決定される期間であれば、いかなる期間であってもよい。本実施の形態においては、無線情報に含まれる所定時刻に関連付けられた所定期間は、端末機2のアラーム音発生時刻のX時間前、たとえば、30分前から所定時刻(起床希望時刻)までの間であるものとする。
駆動部45dは、照明器具本体32および口金部41を経由して電力が供給される部分である。駆動部45dは、その電力を用いて、発光部44を発光させる。駆動部45dは、照明器具本体32の操作部31の操作によって、電源から照明器具本体32内の電力線および口金部41を経由して送られてくる、いわゆる有線情報を処理するための部分でもある。たとえば、操作部31のON/OFFスイッチ31aが1秒以内にON状態からOFF情報を経由してON状態に戻されたとする。この場合に、駆動部45dから発光制御部45bへそのパルス信号が送られることにより、端末機2から送られてくる無線情報よりも、操作部31による操作を優先して制御する状態が形成される。それにより、発光制御部45bは、操作部31から送られてくる発光態様指示情報に基づいて、発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させることができる。
照明器具本体32は、操作部31を含んでいる。操作部31は、ON/OFFスイッチ31a、調光部31b、および調色部31cを含んでいる。調光部31bおよび調色部31cは、それぞれ、口金部41に電気的に接続されており、操作部31から口金部41へ至る電力線を利用して、駆動部45dへ指令信号を送信する。
ON/OFFスイッチ31aは、電球4の点灯と消灯とを切り替えるためのスイッチである。ON/OFFスイッチ31aがON状態である場合には、電力が電源から照明器具本体32内の電力線および口金部41を経由して制御部45の駆動部45dへ供給される。ON/OFFスイッチ31aがOFF状態である場合には、照明器具本体32から電球4へ電力は供給されないため、電球4は発光することができない。発光制御部45bは、照明器具本体32から駆動部45dへ電力が供給されている場合に、その電力を利用して、駆動部45dに発光部44を駆動させる。
調光部31bは、電球4が発する光の明るさを調節するためのダイヤルスイッチである。ダイヤルスイッチを回すことにより電球4が発する光の明るさを変更することができる。調光部31bを回すことによって指示された電球4が発する光の明るさの情報は、照明器具本体32内の電力線および口金部41を経由して、駆動部45dで受信される。たとえば、使用者が調光部31bのつまみを回す度合いに応じて、操作部31から所定の明るさに対応した所定のパルス信号が駆動部45dへ送られる。駆動部45dは、所定の明るさに対応した所定のパルス信号を発光制御部45bへ送る。発光制御部45bは、所定のパルス信号に基づいて、発光部44が所定の明るさで発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。複数種類の明るさを特定可能パルス信号のうちいずれかのパルス信号が、調光部31bのダイヤルの回す程度に応じて操作部31から駆動部45dへ送信される。
調色部31cは、電球4が発する光の色を調節するためのダイヤルスイッチである。ダイヤルスイッチを回すことにより電球4が発する光の色を変更することができる。調色部31cを回すことによって指示された電球4が発する光の色の情報は、照明器具本体32内の電力線および口金部41を経由して、駆動部45dで受信される。たとえば、使用者が調色部31cのつまみを回す度合いに応じて、操作部31から所定の色に対応した所定のパルス信号を駆動部45dへ送られる。駆動部45dは、所定の色に対応した所定のパルス信号を発光制御部45bへ送る。発光制御部45bは、所定の色に対応した所定のパルス信号に基づいて、発光部44が所定の色を発するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。複数種類の色を特定可能パルス信号のうちいずれかのパルス信号が、調色部31cのダイヤルの回す程度に応じて操作部31から駆動部45dへ送信される。
本実施の形態の電球4においては、照明器具本体32の操作部31の操作によるON/OFFスイッチ31aに基づく電球4の発光態様の制御が、端末機2からの無線情報による電球4の発光態様の制御よりも優先して実行される。具体的には、発光制御部45bは、照明器具本体32のON/OFFスイッチ31aがON状態であることを検出している場合に、アンテナ部46が無線情報を受信すると、発光部44の発光態様を制御する。この場合、発光制御部45bは、発光部44の発光態様を制御しているときに、照明器具本体32のON/OFFスイッチ31aがON状態からOFF状態を経てON状態へ戻されたことを検出する場合がある。この場合には、発光制御部45bは、発光部44が予め定められた一定の点灯状態を維持するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。これによれば、照明器具本体32のON/OFFスイッチ31aの操作により、端末機2からの無線情報にしたがった電球4の発光態様の制御が中止される。また、操作部31の操作に基づく電球4の発光態様の制御を実行することが可能になる。
本実施の形態においては、照明器具本体32は、調光部31bおよび調色部31cを有する操作部31を備えている。しかしながら、操作部31が調光部31bおよび調色部31cを有していない照明器具本体が用いられる場合がある。この場合には、端末機2から送られてくる無線情報によってのみ発光部44の発光態様が制御される。
(電球の発光制御処理)
次に、図4を用いて、電球4の制御部45が実行する発光制御処理を説明する。
次に、図4を用いて、電球4の制御部45が実行する発光制御処理を説明する。
図4に示されるように、ステップS1において、制御部45は、照明器具本体32のON/OFFスイッチ31aがON状態になっているか否かを判定する。具体的には、発光制御部45cは、駆動部45dから発光制御部45cへ送られる電力供給信号の有無に応じて、電力が照明器具本体32から電球4の駆動部45dへ供給されているか否かを判定する。照明器具本体32のON/OFFスイッチ31aがON状態である場合には、照明器具本体32から駆動部45dへ電力が供給されている。また、駆動部45dは、電力が供給されていることを示す電力供給信号を発光制御部45へ送信している。そのため、発光制御部45bは、駆動部45dから電力供給信号が送信されてきているか否かによって、照明器具3のON/OFFスイッチ31aがON状態であるかまたはOFF状態であるかを判定することができる。
ステップS1において、照明器具3のON/OFFスイッチ31aがON状態になっていないと判定されると、制御部45は、ステップS2の処理を実行する。ステップS2において、制御部45は、照明器具本体32のON/OFFスイッチ31aがOFF状態であるため、照明器具3のON/OFFスイッチ31aがOFF状態からON状態に切り替えられたか否かを判定する。ステップS2において、照明器具3のON/OFFスイッチ31aがOFF状態からON状態に切り替えられたと判定されなければ、ステップS1とステップS2とを繰り返す。つまり、照明器具3のON/OFFスイッチ31aがOFF状態の間においては、電球4の制御部45は、発光部44の発光態様を制御しない。
一方、ステップS2において、照明器具3のON/OFFスイッチ31aがOFF状態からON状態に切り替えられたと判定されると、制御部45は、ステップS3において、電球4を点灯させる処理を実行する。この場合、電球4の発光部44は、予め定められた一定の明るさおよび一定の色で発光する。つまり、制御部45は、日常生活で使用される電球の明るさおよび色で発光部44を発光させる。具体的には、発光制御部45bが、発光部44が予め定められた一定の明るさおよび一定の色で発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。この予め定められた一定の明るさおよび一定の色で発光部44を発光させるための情報は、記憶部45eに予め記憶されている。
ステップS1において、照明器具3のON/OFFスイッチ31aがON状態になっていると判定されると、制御部45は、ステップS4の処理を実行する。ステップS4においては、制御部45は、端末機2からの無線情報に基づいて電球4を制御するために、アンテナ部46で無線情報が受信されたか否かを判定する。この判定は、アンテナ部46から無線情報受信部45aへ送られた無線情報から所定時刻の情報を抽出できるか否かによってなされる。無線情報には、電球4の発光態様を制御するための信号であることを示すフラグが付されている。無線情報受信部45aは、そのフラグの有無によって所定時刻の情報があるか否かを判定する。無線情報受信部45aがフラグを検出した場合には、つまり、所定時刻の情報が無線信号に含まれている場合には、ステップS5において、発光制御部45bは、その所定時刻の情報を記憶部45eに記憶させる。ただし、所定時刻の情報が記憶部45eに既に記憶されている場合には、ステップS6の処理が実行される。
また、発光制御部45bは、この所定時刻の情報に加えて、無線情報の中に発光部44の明るさおよび色を特定する情報が含まれている場合には、発光部44の明るさおよび色を特定する情報も記憶部45eに記憶させる。ただし、本実施の形態においては、無線情報の中に発光部44の明るさおよび色を特定する情報が含まれていないものとする。そのため、発光制御部45bは、記憶部45eに予め記憶された電球4の発光制御情報に基づいて発光部44の発光態様を制御する。ステップS6の処理は、端末機2を用いて、発光部44の発光態様を決定する場合にのみ行われる処理である。
ステップS5の処理が終わると、数秒が経過した後、ステップS6において、電球4を消灯させる。つまり、発光制御部45bは、発光部44が発光しないように、駆動部45dから発光部44へ供給される電力をゼロにするように駆動部45dを制御する。ただし、電球4が既に消灯されている場合には、ステップS7の処理が実行される。
次に、ステップS7において、発光制御部45bは、タイマ45cが計時している時刻が記憶部45eに記憶されている所定時刻のX時間前の時刻を過ぎているか否かを判定する。このX時間の情報は、所定時刻の情報とともに無線情報に含まれていてもよいが、本実施の形態においては、記憶部45eに予め記憶されているものとする。
ステップS7において、タイマ45cが計時している時刻が所定時刻のX時間前の時刻を過ぎていると判定されなければ、発光制御部45bは、前述のステップS2の処理を実行する。このようにステップS2の処理を行う理由は、照明器具本体32のON/OFFスイッチ31aがON状態になっているときに無線情報を受信した後、使用者が電球4の発光制御を中止したいと考える場合があるからである。この場合に、使用者が、照明器具本体32のON/OFFスイッチ31aをON状態からOFF状態を経由してON状態へ戻すと、発光制御部45bは、使用者のON/OFFスイッチ31aの操作に基づく制御を優先的に実行する。したがって、一旦設定された電球4の発光制御が終了するまで、その設定された制御状態を解除できないという不都合は生じない。
ステップS7において、タイマ45cが計時している時刻が所定時刻のX時間前の時刻を過ぎていると判定されれば、発光制御部45bは、前述のステップS8の処理を実行する。ステップS8においては、発光制御部45bは、記憶部45eに記憶された予め定められた発光制御情報によって特定される発光態様で発光部44を発光させるように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。本実施の形態の場合、発光制御部45bは、所定時刻のX時間前、たとえば、30分前から所定時刻まで、発光部44が発する光の明るさを徐々に大きくするように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。また、発光制御部45bは、発光部44が発する光の明るさが徐々に大きくするのと同期して、発光部44が発する光の色が黄色から白色に変化するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。
その後、ステップS9において、発光制御部45bは、タイマ45cが計時している時刻が記憶部45eに記憶されている所定時刻を過ぎているか否かを判定する。ステップS9において、タイマ45cが計時している時刻が所定時刻になっていないと判定されなければ、発光制御部45bは、前述のステップS2の処理を実行する。
上記のようにステップS2の処理を行う理由は、予め定められた発光態様で発光部44が発光している間においても、使用者が電球4の発光態様の制御を中止したいと考える場合があるためである。この場合に、使用者が、照明器具本体32のON/OFFスイッチ31aをON状態からOFF状態を経由してON状態へ戻すと、発光制御部45bは、使用者のON/OFFスイッチ31aの操作に基づく制御を優先的に実行する。つまり、電球4は、ON/OFFスイッチ31aのON状態での通常使用時の発光態様で発光する。したがって、無線情報に基づく発光部44の発光制御の途中で、発光制御を中止できないという不都合は生じない。
ステップS9において、タイマ45cが計時している時刻が所定時刻を過ぎていると判定されなければ、発光制御部45bは、前述のステップS10の処理を実行する。ステップS10においては、発光制御部45bは、記憶部45eに記憶された所定時刻の情報を消去する。
なお、外部から送信されてきたX時間前の時刻の情報を用いていた場合には、記憶部45eのX時間前の時刻の情報も消去する。また、発光部44の明るさおよび色を特定する情報が無線情報に含まれていた情報である場合には、発光制御部45bは、記憶部45eに記憶された発光部44の明るさおよび色を特定する情報も消去する。
(実施の形態の電球の変形例)
前述のように、本実施の形態においては、端末機2から電球4へ送られる無線情報は、所定時刻の情報のみを含んでいる。しかしながら、端末機2から電球4へ送られる無線情報が、所定時刻のX時間前の時刻を特定可能な情報、および発光部44を予め定められた発光態様で発光させることを指示する発光態様指示情報を含んでいてもよい。この場合、無線情報受信部45aは、アンテナ部46で受信された無線情報から所定時刻の情報、所定時刻のX時間前の時刻を特定可能な情報、および発光態様指示情報を抽出する。発光制御部45bは、抽出された所定時刻の情報、所定時刻のX時間前の時刻を特定可能な情報、および発光態様指示情報を記憶部45eに記憶させる。発光制御部45bは、この記憶部45eに記憶された所定時刻の情報、所定時刻のX時間前の時刻を特定可能な情報、および発光態様指示情報を用いて、発光部44を制御する。
(実施の形態の電球の変形例)
前述のように、本実施の形態においては、端末機2から電球4へ送られる無線情報は、所定時刻の情報のみを含んでいる。しかしながら、端末機2から電球4へ送られる無線情報が、所定時刻のX時間前の時刻を特定可能な情報、および発光部44を予め定められた発光態様で発光させることを指示する発光態様指示情報を含んでいてもよい。この場合、無線情報受信部45aは、アンテナ部46で受信された無線情報から所定時刻の情報、所定時刻のX時間前の時刻を特定可能な情報、および発光態様指示情報を抽出する。発光制御部45bは、抽出された所定時刻の情報、所定時刻のX時間前の時刻を特定可能な情報、および発光態様指示情報を記憶部45eに記憶させる。発光制御部45bは、この記憶部45eに記憶された所定時刻の情報、所定時刻のX時間前の時刻を特定可能な情報、および発光態様指示情報を用いて、発光部44を制御する。
上記の変形例によれば、使用者は、端末機2を用いて、アラーム音発生時刻(所定時刻)および電球4の発光態様の双方を決定することができる。したがって、使用者は、多様な発光態様の中から好みの目覚まし照明のための電球4の発光態様を選択することができる。端末機2の操作および制御については、後述される。
上記の電球4によれば、使用者の端末機2のアラーム音の発生の時刻の設定と同時に電球4の発光態様を制御するための設定を行うことができる。したがって、電球4の発光態様の設定のための手間の増加なしに、照明器具3に目覚まし照明のための機能を持たせることができる。また、上記の電球4によれば、照明器具3を交換することなく、電球4を交換するだけで、電球4の使用者を快適に目覚めさせることができる。
(実施の形態1の電球を制御するための端末機)
次に、図5を用いて、本実施の形態の端末機2を説明する。端末機2は、液晶表示画面に表示されるアイコンに指でタッチすることにより情報が入力されるタッチパネル形式の携帯電話機、いわゆるスマートフォンである。ただし、端末機2にとって、携帯電話機としての機能は必須ではない。
次に、図5を用いて、本実施の形態の端末機2を説明する。端末機2は、液晶表示画面に表示されるアイコンに指でタッチすることにより情報が入力されるタッチパネル形式の携帯電話機、いわゆるスマートフォンである。ただし、端末機2にとって、携帯電話機としての機能は必須ではない。
本実施の形態の電球4を制御するための電球制御用プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された状態で取引され、記録媒体から端末機2に読み込まれてもよい。しかしながら、本実施の形態においては、電球制御用プログラムは、インターネット上のサイトからダウンロードされるものであるものとする。そのため、端末機2は、インターネット接続用のアプリケーションソフトをダウンロードすることが可能な携帯電話機、タブレット端末機、または汎用のパーソナルコンピュータであることが望ましい。ただし、以下の機能を備えているのであれば、端末機2は、電球4を制御するためにのみ用いられる専用コントローラであってもよい。この専用コントローラは、アラーム音発生時刻(所定時刻)を無線情報として電球4に送信することができる機能させ有していれば、いわゆる目覚まし時計であってもよい。
図5および図6に示されるように、端末機2は、入力部22〜27、表示部21、アンテナ部28、および音発生部29を備えている。入力部22〜27は、使用者の操作によって情報を入力するためのものである。
入力部22〜27は、ON/OFF入力部22、数値入力部23、セット(SET)入力部24、明るさ入力部25、色入力部26、およびアラーム音選択入力部27を含んでいる。
ON/OFF入力部22は、表示部21の表示機能をON状態またはOFF状態にするためのものである。したがって、使用者は、ON/OFF入力部22のONを選択することにより、表示部21に所定の画像を表示させることができる。本実施の形態においては、ON/OFF入力部22のONが選択された場合には、表示部21には、所定時刻の情報が入力されるべきであることを示唆する表示がなされるものとする。
数値入力部23は、所定時刻の情報を入力するためのものである。数値入力部23によって入力された所定時刻の情報は、表示部21に表示される。なお、端末機2で、所定時刻のX時間前の時刻を決定する場合には、所定時刻の情報の入力の後、Xの値が入力される。セット(SET)入力部24は、数値入力部23、明るさ入力部25、色入力部26、およびアラーム音選択入力部27のそれぞれによって入力された設定値を確定させるためのものである。
明るさ入力部25は、電球4が発する光の明るさの情報を入力するためのものである。色入力部26は、電球4が発する光の色の情報を入力するためのものである。なお、電球4が自らの記憶部45eに記憶する発光態様制御情報に基づいて発光部44を発光させる場合には、端末機2は、明るさ入力部25および色入力部26を有していなくてもよい。明るさ入力部25および色入力部26は、電球4が発光制御情報を有していない場合に、端末機2から電球4へ発光態様指示情報を送信する場合に必要となる。
アラーム音選択入力部27は、数値入力部23によって入力された所定時刻に、端末機2の音発生部29に発生させる、いわゆる目覚まし用のアラーム音の種類の情報を入力するためのものである。つまり、アラーム音選択入力部27は、複数種類の目覚まし用のアラーム音のうちから1種類の目覚まし用のアラーム音を選択するための入力部である。本実施の形態においては、アラーム音としては、A、B、C、D、およびEの5種類のものが予め記憶部20cに記憶されている。アラーム音選択入力部27のA、B、C、D、およびEのいずれかを選択することにより、所定時刻になった時点で音発生部29によって発せられる目覚まし用のアラーム音の種類が決定される。
表示部21は、入力部22〜27の操作によって入力された情報が順次表示される。表示部21は、使用者に情報の入力を促す表示を表示部21に表示する。たとえば、所定時刻を入力させることを促す場合には、「何時におきますか?」等の入力すべき情報が何であるのかを示唆する情報を表示する。
アンテナ部28は、入力部22〜27を用いて入力された情報を、無線情報として送信する。この無線情報には上記の所定の時刻の情報等が含まれている。端末機2を用いて電球4の発光態様を電球4へ指示する場合には、端末機2が送信する無線情報は、所定時刻の情報以外に、電球4が発する光の明るさの情報、および電球4が発する光の色の情報を含んでいる。さらに、端末機2が送信する無線情報は、所定時刻のX時間前の時刻を特定可能な情報を含んでいる場合もある。
音発生部29は、アラーム音を発生させる、いわゆるスピーカーである。音発生部29は、アラーム音選択入力部27を用いて選択されたアラーム音を所定時刻に発生させる。
(実施の形態の電球制御プログラム)
次に、図6を用いて、本実施の形態の電球制御プログラムを説明する。実施の形態の電球制御プログラムは、端末機2のコンピュータにおいて用いられる電球制御プログラムである。
次に、図6を用いて、本実施の形態の電球制御プログラムを説明する。実施の形態の電球制御プログラムは、端末機2のコンピュータにおいて用いられる電球制御プログラムである。
実施の形態の電球制御プログラムは、端末機2に搭載されたコンピュータを、図6に示される表示/入力制御部20a、タイマ20b、駆動部29a、および無線情報送信部28aとして機能させるものである。表示/入力制御部20aは、入力部22〜27の操作によって入力された所定時刻の情報等を表示部21に表示させる。タイマ20bは、時刻を計時する。タイマ20bによって計時されている時刻が所定時刻になった場合に、駆動部29aは、表示/入力制御部20aによって制御されて、音発生部29にアラーム音を発生させる。無線情報送信部28aは、上記の電球4の無線情報受信部45aが無線情報から所定時刻の情報を抽出可能な態様で、所定時刻の情報を、アンテナ部28から送信する。
(実施の形態の電球制御プログラムの変形例)
上記の実施の形態の電球制御プログラムにおいては、端末機2においてアラーム音を発生させることが前提とされている。しかしながら、端末機2が音発生部29を有していない場合がある。また、端末機2が音発生部29を有していても、アラーム音の発生を必要としない場合またはアラーム音を鳴らすことが好ましくない環境で電球4を使用している場合がある。このような場合においても、無線情報送信部28aは、電球4の無線情報受信部45aが無線情報から所定時刻の情報を抽出可能な態様で、所定時刻の情報等を、アンテナ部28から送信する。この場合、使用者は、アラーム音の発生とは無関係に電球4の点灯、点滅、明るさの増加、および色温度の増加等の発光態様の変化のみで目覚めることになる。
上記の実施の形態の電球制御プログラムにおいては、端末機2においてアラーム音を発生させることが前提とされている。しかしながら、端末機2が音発生部29を有していない場合がある。また、端末機2が音発生部29を有していても、アラーム音の発生を必要としない場合またはアラーム音を鳴らすことが好ましくない環境で電球4を使用している場合がある。このような場合においても、無線情報送信部28aは、電球4の無線情報受信部45aが無線情報から所定時刻の情報を抽出可能な態様で、所定時刻の情報等を、アンテナ部28から送信する。この場合、使用者は、アラーム音の発生とは無関係に電球4の点灯、点滅、明るさの増加、および色温度の増加等の発光態様の変化のみで目覚めることになる。
なお、上記の場合、アラーム音を発生させるか否かを決定するために、アラーム音選択入力部27によって、「アラーム音不要」を選択することができることが好ましい。
(本実施の形態の端末機において実行される制御処理)
次に、図7を用いて、目覚ましセット処理を説明する。
次に、図7を用いて、目覚ましセット処理を説明する。
図7に示されるように、ステップS11において、表示/入力制御部20aは、使用者が数値入力部23を操作することにより、アラーム音発生時刻(所定時刻)の設定値の入力があったか否かを判定する。ステップS11において、アラーム音発生時刻の設定値の入力がないと判定された場合には、表示/入力制御部20aは、その状態で待機する。ステップS11において、アラーム音発生時刻の設定値の入力があったと判定された場合には、表示/入力制御部20aは、ステップS12の処理を実行する。
次にステップS12以降の処理が説明される。ただし、前述のように、端末機2が電球4の発する光の明るさおよび色を電球4に指示するのではなく、電球4自身が予め定められた電球4の明るさおよび色の情報を記憶している場合がある。これは、上記の(実施の形態の電球の変形例)において説明された電球4が用いられる場合である。この場合には、ステップS15〜ステップS18は不要である。ステップS15〜ステップS18は、端末機2において、電球4の発光態様が決定される場合に必要な処理である。
ステップS12においては、表示/入力制御部20aは、使用者の数値入力部23の操作によって入力されたアラーム音発生時刻の設定値を一時的にRAM(Random Access Memory)に記憶するとともに、表示部21に表示する。また、ステップS12においては、記憶部20cのROM(Read only Memory)に固定的に記憶されている標準の端末機2のアラーム音の設定値が一時的にRAM(Random Access Memory)に記憶される。また、記憶部20cのROMに固定的に記憶されている標準の電球4が発する光の明るさの設定値および電球4が発する光の色の設定値が一時的にRAMに記憶される。アラーム音の種類、電球4が発する光の明るさ、および電球4が発する光の色の標準の設定値は、使用者が端末機2を用いて、アラーム音の種類、電球4の明るさ、および電球4の色を指定しない場合に用いられる値である。ただし、電球4が自身の記憶部45eに予め記憶されている発光部44の明るさおよび色の情報を用いて発光部44を発光させる場合には、端末機2は、明るさおよび色の情報を電球4へ送信しなくてもよい。
ステップS12の処理においては、一旦、使用者が、端末機2のアラーム音の種類の情報、ならびに、電球4の明るさおよび色の情報を書き換えた場合には、その書き換えられた情報が記憶部20cのRAMに記憶された状態が維持される。
ステップS13において、表示/入力制御部20aは、使用者が数値入力部23を操作することにより端末機2のアラーム音の種類の設定値を入力したか否かを判定する。ステップS13において、端末機2のアラー音の設定値の入力があったと判定されない場合には、ステップS15の処理が実行される。ステップS13において、端末機2のアラー音の設定値の入力があったと判定された場合には、表示/入力制御部20aは、ステップS14の処理を実行する。ステップS14においては、表示/入力制御部20aは、記憶部20cのRAMに記憶されている端末機2の標準のアラーム音の種類の設定値を、使用者の数値入力部23の操作によって入力された端末機2のアラーム音の種類の設定値に書き換える。また、表示/入力制御部20aは、使用者に設定されたアラーム音の種類を知らせるために、書き換えられたアラーム音の種類を表示部21に表示する。
ステップS15において、表示/入力制御部20aは、使用者が明るさ入力部25を操作することにより電球4の明るさの設定値を入力したか否かを判定する。ステップS15において、電球4の明るさの設定値の入力があったと判定されない場合には、ステップS17の処理が実行される。ステップS15において、電球4の明るさの設定値の入力があったと判定された場合には、表示/入力制御部20aは、ステップS16の処理を実行する。ステップS16においては、表示/入力制御部20aは、記憶部20cのRAMに記憶されている標準の電球4の明るさの設定値を、使用者の明るさ入力部25の操作によって入力された電球4の明るさの設定値に書き換える。また、表示/入力制御部20aは、使用者に設定された電球4の明るさを知らせるために、書き換えられた電球4の明るさを表示部21に表示する。
ステップS17において、表示/入力制御部20aは、使用者が色入力部26を操作することにより電球4の色の設定値を入力したか否かを判定する。ステップS17において、電球4の色の設定値の入力があったと判定されない場合には、ステップS19の処理が実行される。ステップS17において、電球4の色の設定値の入力があったと判定された場合には、表示/入力制御部20aは、ステップS18の処理を実行する。ステップS18においては、表示/入力制御部20aは、RAMに記憶されている標準の電球4の発光色の設定値を、使用者の色入力部26の操作によって入力された電球4の色の設定値に書き換える。また、表示/入力制御部20aは、使用者に設定された電球4の色を知らせるために、書き換えられた電球4の色を表示部21に表示する。
ステップS19において、表示/入力制御部20aは、セット(SET)入力部24がONされたのか否かを判定する。ステップS19において、セット(SET)入力部24がONされていないと判定される場合がある。この場合には、ステップS20において、表示/入力制御部20aは、各設定値の入力を促す指示表示およびセット(SET)入力部24をONすること促す指示表示を表示部21に表示する。それによって、表示/入力制御部20aは、使用者に各設定値の入力を促す。ステップS19において、セット(SET)入力部24がONされていると判定される場合がある。この場合、ステップS21において、タイマ20bが計時している時刻が記憶部20cのRAMに記憶されている所定の時刻になった時点で、音発生部29が設定されたアラーム音を発生させる状態が形成される。次に、ステップS22において、端末機2の所定時刻の情報、ならびに、電球4の明るさの情報、および電球4の色の情報を、電球4へ送信する。この場合に、電球4において、所定時刻のX時間前を規定するための設定値Xの情報を有していない場合には、設定値Xの情報も電球4へ送ってもよい。
上記のステップS13〜ステップS18において、使用者が設定値を入力せずに、セット(SET)入力部24をONする場合がある。この場合には、ステップS21およびS22においては、表示/入力制御部20aは、予め定められた標準の設定値の情報を電球4へ送信してもよい。つまり、表示/入力制御部20aは、標準の電球4の明るさ、および標準の電球4の発光色の情報を電球4へ送信してもよい。この場合、表示/入力制御部20aは、標準の端末機2のアラーム音を記憶部20cに記憶し、所定時刻にそのアラーム音を音発生部29に発生させる。
端末機2が電球4の明るさおよび色を電球4に指示せずに、電球4が予め定められた電球4の明るさおよび色の設定値を記憶している場合がある。つまり、上記の(実施の形態の電球の基本例)において説明された電球4が用いられる場合である。この場合には、ステップS22においては、所定時刻の情報のみが電球4へ送信される。
ステップS23において、表示/入力制御部20aは、タイマ20bが計時している時刻がセットされた所定時刻(アラーム音発生時刻)になっているか否かを判定する。ステップS23において、タイマ20bが計時している時刻がセットされた所定時刻(アラーム音発生時刻)になっていない場合には、ステップS11〜ステップS22が繰り返される。一方、ステップS23において、表示/入力制御部20aは、ステップS23において、タイマ20bが計時している時刻がセットされた所定時刻(アラーム音発生時刻)になっている場合がある。この場合には、ステップS24において、表示/入力制御部20aは、記憶部20cのRAMに記憶されているアラーム音を音発生部29に発生させる。
上記の制御によれば、目覚まし照明のための発光態様で電球4を発光させる期間は、電球4のタイマ45cによって計時されている時刻がある時刻(所定時刻のX時間前)から所定時刻になるまでの特定期間である。すなわち、端末機2が目覚まし用のアラーム音が発生する前の一定期間だけ、覚まし用の発光態様で電球4を発光させる。また、目覚まし用のアラーム音発生時刻の所定時間前からアラーム音発生時刻まで、徐々に電球4の明るさおよび色を変化させる。したがって、端末機2がアラーム音を発生させた時に、電球4が急に明るく発光し、目覚めたばかりの使用者にまぶしさを感じさせることが抑制される。つまり、使用者の周辺環境は徐々に明るくなっているため、アラーム音発生時には明るさに使用者の目が慣れている。したがって、使用者は、快適に目覚めることができる。
(実施の形態の電球の発光の態様)
図8および図9に示されるように、本実施の形態においては、電球4の発光態様は、予め定められた態様である。その予め定められた態様は、発光部44の明るさと発光部44の発光色と係が予め定められた対応関係で変化するように設定されている。そのため、電球4の明るさと色とを予め定められた適切な対応関係を有する状態を維持するように変化させることができる。
図8および図9に示されるように、本実施の形態においては、電球4の発光態様は、予め定められた態様である。その予め定められた態様は、発光部44の明るさと発光部44の発光色と係が予め定められた対応関係で変化するように設定されている。そのため、電球4の明るさと色とを予め定められた適切な対応関係を有する状態を維持するように変化させることができる。
本実施の形態においては、電球4は、端末機2がアラーム音を発生させる前からアラーム音を発生させるまでの特定期間においてのみ、予め定められた発光態様で発光する。この特定期間において、発光部44の明るさが徐々に増加する。そのため、使用者の周辺環境を暗い状態から明るい状態へ徐々に変化させることができる。また、予め定められた発光態様は、特定期間において、発光部44の発光色が黄色から白色に徐々に変化する発光態様である。つまり、予め定められた発光態様は、発光部44が発する光は、色温度が相対的に低い状態から色温度が相対的に高い状態へ徐々に変化する発光態様である。したがって、電球4に明るさの変化に対応した発光色の変化をさせることができる。この電球4が発する光の明るさと色との対応関係は、実験結果に基づいて、使用者が快適に感じるであろうと推定される対応関係を維持しながら明るさと色とが変化するように決定されている。
図8から分かるように、所定時刻のX時間前から所定時刻までの期間において、電球4の明るさは、20lmから80lmまで指数関数的に大きくなる。また、図9から分かるように、所定時刻のX時間前から所定時刻までの期間において、電球4の色温度は、2000Kから6500Kまで指数関数的に大きくなる。これによれば、電球4の発光態様は、所定時刻のX時間前から所定時刻まで、低い色温度から高い色温度へかつ暗い状態から明るい状態へ徐々に変化する。つまり、電球4の明るさと電球4の色とを、使用者が快適に感じるであろうと推定される対応関係を維持しながら変化させることができる。そのため、電球4の使用者を、快適に目覚めさせることができる。
なお、使用者が端末機2を用いて自らの好みの電球4の発光態様を選択する場合には、上記の予め定められた発光態様は用いられない。使用者が端末機2を用いて好みの電球4の発光態様を選択する場合においても、使用者が端末機2に記憶された上記の予め定められた発光態様を選択する場合も考えられる。この場合には、電球4は、図8および図9に示されるような予め定められた発光態様で発光する。
(実施の形態2)
本実施の形態の電球、電球制御セット、照明制御システム、および電球制御プログラムは、以下に説明する機能のみが、実施の形態1の電球、電球制御セット、照明制御システム、および電球制御プログラムと異なる。
本実施の形態の電球、電球制御セット、照明制御システム、および電球制御プログラムは、以下に説明する機能のみが、実施の形態1の電球、電球制御セット、照明制御システム、および電球制御プログラムと異なる。
(実施の形態2の電球の制御)
本実施の形態においては、無線情報は、予め定められた発光態様で発光部44を発光させることを指示する発光態様指示情報を含んでいる。この発光態様指示情報は、実施の形態1のアラーム音発生時刻とは無関係に、端末機2から電球4へ送信される。そのために、電球4の無線情報受信部45aは、アンテナ部46で受信された無線情報から発光態様指示情報を抽出する。発光態様指示情報は、電球4の発光態様を指示する情報である。電球4の発光制御部45bは、発光態様指示情報に基づいて、発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。
本実施の形態においては、無線情報は、予め定められた発光態様で発光部44を発光させることを指示する発光態様指示情報を含んでいる。この発光態様指示情報は、実施の形態1のアラーム音発生時刻とは無関係に、端末機2から電球4へ送信される。そのために、電球4の無線情報受信部45aは、アンテナ部46で受信された無線情報から発光態様指示情報を抽出する。発光態様指示情報は、電球4の発光態様を指示する情報である。電球4の発光制御部45bは、発光態様指示情報に基づいて、発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。
(実施の形態2の電球制御プログラム)
実施の形態の電球制御プログラムは、実施の形態1の電球制御プログラムと同様に、端末機2のコンピュータにおいて用いられる電球制御プログラムである。
実施の形態の電球制御プログラムは、実施の形態1の電球制御プログラムと同様に、端末機2のコンピュータにおいて用いられる電球制御プログラムである。
本実施の形態の端末機2においては、表示/入力制御部20aは、入力部22〜27の操作によって入力された発光態様指示情報を表示部21に表示させる。つまり、表示部21には、使用者によって選択された電球4の明るさおよび色が表示される。これにより、使用者は、自らが設定しようとする電球4の明るさおよび色を確認することができる。使用者により、電球4の明るさおよび色が決定されると、表示/入力制御部20aは、発光態様指示情報として、記憶部20cに記憶させる。その後、無線情報送信部28aは、電球4の無線情報受信部45aが無線情報から発光態様指示情報を抽出可能な態様で、発光態様指示情報を、アンテナ部28から送信する。
上記の構成によれば、使用者は、端末機2を用いて、アラーム音を発生させる所定時刻に加えて電球4の発光態様を決定することができる。したがって、使用者は、いつでも、多様な発光態様の中から好みの発光態様を選択して、電球4を発光させることができる。
以下、実施の形態の電球、電球制御セット、および電球制御プログラムの特徴的構成およびそれにより得られる効果を説明する。
(前提条件) 実施の形態の電球4は、口金部41、発光部44、アンテナ部46、および制御部45を備えている。口金部41は、取り外し可能な状態で照明器具本体32に対して取り付けられる。発光部44は、照明器具本体32から口金部41を経由して供給される電力を利用して発光し、発光態様が変更される。アンテナ部46は、発光部44の発光態様を制御するための無線情報を受信する。制御部45は、無線情報に基づいて発光部44の発光態様を制御する。
上記の構成によれば、無線情報を用いて電球4の発光態様を制御することができる。
(1) 無線情報は、所定時刻の情報を含んでいてもよい。この場合、制御部45は、無線情報受信部45a、記憶部45e、タイマ45c、駆動部45d、および発光制御部45bを含んでいる。無線情報受信部45aは、アンテナ部46で受信された無線情報から所定時刻の情報を抽出する。記憶部45eは、発光部44を予め定められた発光態様で発光させるための発光制御情報を記憶する。タイマ45cは、時刻を計時する。駆動部45dは、発光部44を駆動する。発光制御部45bは、記憶部45eに記憶された発光制御情報に基づいて、予め定められた発光態様で発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させる。
上記の場合、発光制御部45bは、タイマ45cが計時している時刻が所定時刻に関連付けられた所定期間内の時刻であるときに、予め定められた発光態様で発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させてもよい。
上記の構成によれば、電球4の発光態様とその発光態様を実現する期間とを関連付けて制御することができる。そのため、照明器具本体32を交換することなく、照明器具3に目覚まし照明のための機能を持たせることができる。
(2) 無線情報は、所定時刻の情報および発光部44を予め定められた発光態様で発光させることを指示する発光態様指示情報を含んでいてもよい。この場合、制御部45は、無線情報受信部45a、タイマ45c、駆動部45d、および発光制御部45bを含んでいる。無線情報受信部45aは、アンテナ部46で受信された無線情報から所定時刻の情報および発光態様指示情報を抽出する。タイマ45cは、時刻を計時する。駆動部45dは、発光部44を駆動する。発光制御部45bは、無線情報受信部45aによって抽出された発光態様指示情報に基づいて、駆動部45dに発光部44を駆動させる。
上記の場合、発光制御部45bは、タイマ45cが計時している時刻が所定時刻に関連付けられた所定期間内の時刻であるときに、予め定められた発光態様で発光部44が発光するように、駆動部45dに発光部44を駆動させてもよい。
上記の構成によれば、電球4の発光態様とその発光態様を実現する期間とを関連付けて制御することができる。そのため、照明器具本体32を交換することなく、照明器具3に目覚まし照明のための機能を持たせることができる。
(3) 予め定められた態様は、前述の所定期間において、発光部44の明るさと発光部44の色とが予め定められた対応関係で変化する発光態様であってもよい。これによれば、使用者が快適に感じるであろうと推定される明るさと色との対応関係を維持しながら、電球4が発する光の明るさおよび色を変化させることができる。
(4) 予め定められた発光態様は、前述の所定期間において、発光部44が発する光の明るさ(輝度)が徐々に増加する発光態様であってもよい。
上記の構成によれば、使用者の周辺環境を暗い状態から明るい状態へ徐々に変化させることができる。そのため、起床前の使用者に明るさの急激な変化によって不快感を与えることが抑制される。
(5) 予め定められた発光態様は、前述の所定期間において、発光部44が発する光の色温度が徐々に高くなる発光態様であってもよい。この構成によれば、起床前の使用者の周辺環境を夜が明けるときの自然環境に近づけることができる。
(6) 発光制御部45bは、照明器具本体32のON/OFFスイッチがON状態であることを検出している場合に、アンテナ部46が無線情報を受信すると、その無線情報に基づいて発光部44の発光態様を制御してもよい。この無線情報に基づいて発光部44の発光態様を制御しているときに、照明器具本体32のON/OFFスイッチがON状態からOFF状態を経てON状態へ戻されたことを検出する場合がある。この場合には、無線情報に基づく発光部44の制御を実行することなく、発光部44を一定の発光態様で発光させることが望ましい。
上記の構成によれば、照明器具本体32のON/OFFスイッチのON/OFF操作により、端末機2からの無線情報に基づく電球4の発光態様の制御を中止することができる。
(7) 実施の形態の電球制御セットは、上記の(1)〜(6)のいずれかに記載の電球4と、電球4へ前記無線情報を送信する端末機2と、を備えている。これによれば、照明器具本体32を交換することなく、照明器具3に目覚まし機能を持たせることができる。
(8) 実施の形態の電球制御プログラムは、端末機2のコンピュータにおいて用いられる電球制御プログラムである。端末機2は、入力部22〜27、表示部21、アンテナ部28、および音発生部29を備えている。
入力部22〜27は、使用者の操作によって情報を入力するためのものである。表示部21は、入力部22〜27の操作によって入力された情報が表示される。アンテナ部28は、情報を無線情報として送信する。音発生部29は、アラーム音を発生させる。
実施の形態の電球制御プログラムは、コンピュータを、表示/入力制御部20a、タイマ20b、駆動部29a、および無線情報送信部28aとして機能させる。表示/入力制御部20aは、入力部22〜27の操作によって入力された所定時刻の情報を表示部21に表示させる。タイマ20bは、時刻を計時する。タイマ20bによって計時されている時刻が所定時刻になった場合に、駆動部29aは、表示/入力制御部20aによって制御されて、音発生部29にアラーム音を発生させる。無線情報送信部28aは、上記の(1)〜(7)のいずれかに記載の電球4の無線情報受信部45aが無線情報から所定時刻の情報を抽出可能な態様で、所定時刻の情報を、アンテナ部28から送信する。
上記の構成によれば、上記の(1)〜(7)のいずれかに記載の電球4を制御することができる。
(9) 実施の形態の電球制御プログラムは、端末機2のコンピュータにおいて用いられる電球制御プログラムである。端末機2は、入力部22〜27、表示部21、およびアンテナ部28を備えている。
入力部22〜27は、使用者の操作によって情報を入力するためのものである。表示部21は、入力部22〜27の操作によって入力された情報が表示される。アンテナ部28は、情報を無線情報として送信する。
実施の形態の電球制御プログラムは、コンピュータを、表示/入力制御部20aおよび無線情報送信部28aとして機能させる。表示/入力制御部20aは、入力部22〜27の操作によって入力された所定時刻の情報を表示部21に表示させる。無線情報送信部28aは、上記の(1)〜(7)のいずれかに記載の電球4の無線情報受信部45aが無線情報から所定時刻の情報を抽出可能な態様で、所定時刻の情報を、アンテナ部28から送信する。
上記の構成によれば、上記の(1)〜(7)のいずれかに記載の電球4を制御することができる。
2 端末機
3 照明器具
4 電球
20a 表示/入力制御部
20b タイマ
21 表示部
22〜27 入力部
28 アンテナ部
28a 無線情報送信部
29 音発生部
29a 駆動部
32 照明器具本体
41 口金部
44 発光部
45 制御部
45a 無線情報受信部
45b 発光制御部
45c タイマ
45d 駆動部
45e 記憶部
46 アンテナ部
3 照明器具
4 電球
20a 表示/入力制御部
20b タイマ
21 表示部
22〜27 入力部
28 アンテナ部
28a 無線情報送信部
29 音発生部
29a 駆動部
32 照明器具本体
41 口金部
44 発光部
45 制御部
45a 無線情報受信部
45b 発光制御部
45c タイマ
45d 駆動部
45e 記憶部
46 アンテナ部
Claims (9)
- 取り外し可能な状態で照明器具本体に対して取り付けられる口金部と、
前記照明器具本体から前記口金部を経由して供給される電力を利用して発光し、発光態様が変更される発光部と、
前記発光部の前記発光態様を制御するための無線情報を受信するアンテナ部と、
前記無線情報に基づいて前記発光部の前記発光態様を制御する制御部と、を備え、
前記無線情報は、所定時刻の情報を含み、
前記制御部は、
前記アンテナ部で受信された前記無線情報から前記所定時刻の情報を抽出する無線情報受信部と、
前記発光部を予め定められた発光態様で発光させるための発光制御情報を記憶する記憶部と、
時刻を計時するタイマと、
前記発光部を駆動する駆動部と、
前記記憶部に記憶された前記発光制御情報に基づいて、前記予め定められた発光態様で前記発光部が発光するように、前記駆動部に前記発光部を駆動させる発光制御部と、を含み、
前記発光制御部は、前記タイマが計時している時刻が前記所定時刻に関連付けられた所定期間内の時刻であるときに、前記予め定められた発光態様で前記発光部が発光するように、前記駆動部に前記発光部を駆動させる、電球。 - 取り外し可能な状態で照明器具本体に対して取り付けられる口金部と、
前記照明器具本体から前記口金部を経由して供給される電力を利用して発光し、発光態様が変更される発光部と、
前記発光部の前記発光態様を制御するための無線情報を受信するアンテナ部と、
前記無線情報に基づいて前記発光部の前記発光態様を制御する制御部と、を備え、
前記無線情報は、所定時刻の情報および前記発光部を予め定められた発光態様で発光させることを指示する発光態様指示情報を含み、
前記制御部は、
前記アンテナ部で受信された前記無線情報から前記所定時刻の情報および前記発光態様指示情報を抽出する無線情報受信部と、
時刻を計時するタイマと、
前記発光部を駆動する駆動部と、
前記無線情報受信部によって抽出された前記発光態様指示情報に基づいて、前記駆動部に前記発光部を駆動させる発光制御部と、を含み、
前記発光制御部は、前記タイマが計時している時刻が前記所定時刻に関連付けられた所定期間内の時刻であるときに、前記予め定められた発光態様で前記発光部が発光するように、前記駆動部に前記発光部を駆動させる、電球。 - 前記予め定められた態様は、前記所定期間において、前記発光部の明るさと前記発光部の色とが予め定められた対応関係で変化する発光態様である、請求項1または2に記載の電球。
- 前記予め定められた発光態様は、前記所定期間において、前記発光部が発する光の明るさが徐々に増加する発光態様である、請求項1〜3のいずれかに記載の電球。
- 前記予め定められた発光態様は、前記所定期間において、前記発光部が発する光の色温度が徐々に高くなる発光態様である、請求項1〜4のいずれかに記載の電球。
- 前記発光制御部は、
前記照明器具本体のON/OFFスイッチがON状態であることを検出している場合に、前記アンテナ部が前記無線情報を受信すると、前記無線情報に基づいて前記発光部の発光態様を制御し、
前記無線情報に基づいて前記発光部の発光態様を制御しているときに、前記照明器具本体のON/OFFスイッチが前記ON状態からOFF状態を経て前記ON状態へ戻されたことを検出した場合には、前記無線情報に基づく前記発光部の制御を実行することなく、前記発光部を一定の発光態様で発光させる、請求項1〜5のいずれかに記載の電球。 - 請求項1〜6のいずれかに記載の電球と、
前記電球へ前記無線情報を送信する端末機と、を備えた、電球制御セット。 - 使用者の操作によって情報を入力するための入力部と、
前記入力部の操作によって入力された前記情報が表示される表示部と、
前記情報を無線情報として送信するアンテナ部と、
アラーム音を発生させる音発生部と、を備えた端末機のコンピュータにおいて用いられる電球制御プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記入力部の操作によって入力された所定時刻の情報を前記表示部に表示させる表示/入力制御部、
時刻を計時するタイマ、
前記タイマによって計時されている時刻が前記所定時刻になった場合に、前記表示/入力制御部によって制御されて、前記音発生部に前記アラーム音を発生させる駆動部、および
請求項1〜7のいずれかに記載の電球の前記無線情報受信部が前記無線情報から前記所定時刻の情報を抽出可能な態様で、前記所定時刻の情報を、前記アンテナ部から送信する無線情報送信部として機能させる、電球制御プログラム。 - 使用者の操作によって情報を入力するための入力部と、
前記入力部の操作によって入力された前記情報が表示される表示部と、
前記情報を無線情報として送信するアンテナ部と、
を備えた端末機のコンピュータにおいて用いられる電球制御プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記入力部の操作によって入力された所定時刻の情報を前記表示部に表示させる表示/入力制御部、および
請求項1〜7のいずれかに記載の電球の前記無線情報受信部が前記無線情報から前記所定時刻の情報を抽出可能な態様で、前記所定時刻の情報を、前記アンテナ部から送信する無線情報送信部として機能させる、電球制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014234842A JP2016100124A (ja) | 2014-11-19 | 2014-11-19 | 電球、電球制御セット、および電球制御プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014234842A JP2016100124A (ja) | 2014-11-19 | 2014-11-19 | 電球、電球制御セット、および電球制御プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016100124A true JP2016100124A (ja) | 2016-05-30 |
Family
ID=56077251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014234842A Pending JP2016100124A (ja) | 2014-11-19 | 2014-11-19 | 電球、電球制御セット、および電球制御プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016100124A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107770935A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-03-06 | 松下电气机器(北京)有限公司 | 灯具控制系统 |
CN113946119A (zh) * | 2021-11-03 | 2022-01-18 | 江西立盾光电科技有限公司 | 一种定时变色的仿自然光灯具 |
-
2014
- 2014-11-19 JP JP2014234842A patent/JP2016100124A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN107770935A (zh) * | 2017-11-21 | 2018-03-06 | 松下电气机器(北京)有限公司 | 灯具控制系统 |
CN107770935B (zh) * | 2017-11-21 | 2024-04-05 | 松下电气机器(北京)有限公司 | 灯具控制系统 |
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