JP2011233493A - Led照明の電源制御装置および照明システム - Google Patents

Led照明の電源制御装置および照明システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のLEDランプを使用し無線スイッチで制御する照明システムにおいて、比較的簡単な回路を設けるだけで、複数のLEDランプの調光制御を行えるようにする。
【解決手段】照明器具11を駆動する電流を出力し電流を制御することで照明器具の照度を制御可能な電源制御装置12と、電源制御装置により点灯駆動される複数の照明器具と、スイッチボタンの操作力を電気エネルギーに変換するエネルギー自給装置を内蔵したスイッチ装置を備えた照明システムにおいて、電源制御装置12を、所定周波数の無線信号を受信可能な受信器24と無線信号の受信回数に応じた制御信号を生成する制御信号生成回路25,26とを有し第1電源系で動作する第1回路部と、第2電源系で動作し第1回路部からの制御信号に応じた電流を出力する第2回路部21,22とで構成し、電流を出力しない場合は第2電源を動作させないようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明器具の電源制御装置さらにはLED照明の点灯/消灯および調光を制御する電源制御装置に関し、特にバッテリが不要な無線スイッチを使用したLED照明の電源制御装置およびそれを用いた照明システムに関する。
近年、二酸化炭素の排出量を低減するため、消費電力の大きな白熱灯に代わって消費電力の少ないLED照明が普及しつつある。また、LED照明装置において、調光を制御する技術が提案されている(特許文献1)。
特開2009−301876号公報 特表2003−534704号公報
比較的広い建造物の天井にLED照明を敷設する場合、複数のLED照明器具(以下、LEDランプと称する)を所定の間隔をおいて取り付けことがある。そして、これら複数のLEDランプの調光を制御する照明システムを構築する場合、従来の技術では、図9に示すように、LEDランプL1,L2……ごとに電源スイッチSW1,SW2……と調光用ダイヤルD1,D2……を設けるとともに、これらのスイッチやダイヤルとLEDランプとを接続する配線を設ける必要があった。
そのため、建造物が大きくなり敷設するLEDランプの数が多くなればなるほど配線の数および長さが増大するため、配線の敷設、引き回し工事が複雑になり、工事時間が長くなるとともに誤った接続がなされる可能性が高まるという課題がある。
そこで、本発明者らは、バッテリが不要な無線スイッチすなわちエネルギー自給装置を内蔵した無線送信器を使用して複数のLEDランプの調光を制御する方式の照明システムについて検討した。なお、エネルギー自給式無線送信器を使用したランプの調光制御技術については、例えば特許文献2に記載されている。
しかしながら、ランプの明るさを何段階にも制御する場合には、特許文献1にも記載されているように、高周波電文すなわちコマンドコードで指示を与えることとなるため、ランプ側には受信器の他にコードを解析するCPUなどの装置が必要となり、調光を制御する回路が複雑かつ高価になるという課題がある。
この発明は上記のような課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、複数のLEDランプを使用し無線スイッチで制御する照明システムにおいて、比較的簡単な回路を設けるだけで、複数のLEDランプの調光制御を行えるLED照明の電源制御装置および照明システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
照明器具を駆動する電流を出力し、前記電流を制御することで前記照明器具の照度を制御可能な電源制御装置であって、
所定の周波数の無線信号を受信可能な受信器と、前記受信器による前記無線信号の受信回数に応じた制御信号を生成する制御信号生成回路とを有する第1回路部と、
前記第1回路部からの前記制御信号に応じた電流を生成し出力する第2回路部と、
を備え、
前記第1回路部と前記第2回路部は、交流電圧を直流電圧に変換する交流−直流変換回路をそれぞれ備え、
前記第1回路部の交流−直流変換回路は常時動作状態にされ、前記第2回路部の交流−直流変換回路は前記制御信号生成回路からの制御信号に応じて前記照明器具の駆動電流を出力する場合に動作状態にされ、駆動電流を出力しない場合には非動作状態にされるようにしたものである。
上記のような構成によれば、電源制御装置は無線信号の受信回数に応じて照明器具の駆動電流を生成し出力するため、無線信号の送信装置はコードなどの情報を含まない簡単な無線信号を送信すればよいので、電源制御装置へ無線信号を送信する装置を簡単な構造もしくは機能の装置で構成することができる。
また、電源制御装置は、交流電圧を直流電圧に変換する交流−直流変換回路をそれぞれ備えた第1回路部と第2回路部からなり、第1回路部の交流−直流変換回路は常時動作状態にされる一方、第2回路部の交流−直流変換回路は照明器具の駆動電流を出力する場合に動作状態にされるので、照明器具のオフの間の消費電力を低減することができるため、照明器具として省エネルギーのLEDランプを使用して調光可能なシステムを構築する場合に、照明システム全体としての消費電力を少なくすることができる。
ここで、望ましくは、前記無線信号の受信回数に応じて前記第2回路部より出力する前記照明器具の駆動電流の大きさを変えて前記照明器具の照度を変化させるように構成する。これにより、スイッチ装置にはスイッチボタンを1つ設けるだけでよいとともに、ユーザがスイッチ装置を操作する度に照明器具の明るさを変化させることができ、ユーザはボタンを選択する必要がないためスイッチ操作が簡単になる。
また、望ましくは、前記照明器具は赤色LEDと青色LEDと緑色LEDを内蔵したLEDランプからなり、前記第2回路部は前記色別のLEDランプに応じてそれぞれ駆動電流を出力可能に構成され、前記第2回路部は前記受信器による前記無線信号の受信回数に応じて出力する駆動電流の数および組み合わせを変えることで前記照明器具の発光色を変更可能に構成する。これにより、ユーザがスイッチ装置を操作する度に照明器具の発光色を変化させることができ、照明システムを設置した空間の雰囲気を変えることができ、目的に応じた最適な視覚的演出を簡単に実現することができるようになる。
さらに、望ましくは、前記制御信号生成回路は、前記無線信号の受信回数を計数するカウンタと、該カウンタの値をデコードして前記制御信号を生成するデコーダとを備えるようにする。これにより、照明器具の明るさを変化させる段階数や発光色の数を変更する場合の回路の設計変更が簡単になる。
前記制御信号生成回路は、自動的なアップ更新もしくはダウン更新が可能なカウンタと、該カウンタの値を変換して前記制御信号を生成する変換回路と、前記受信器が前記無線信号を受信することに応じて前記カウンタの動作状態を変更するカウンタ動作制御手段と備えるようにする。これにより、無線スイッチ等からの無線信号を受信すると自動的に照明器具の明るさを次第に変化させるフェードインやフェードアウトのような調光制御が行えるようになる。
さらに、望ましくは、前記制御信号生成回路は、IDコードを記憶する記憶手段と、前記受信器が受信した無線信号に含まれるIDコードを判別する手段とを備え、前記受信器が受信した無線信号に含まれるIDコードに応じた変更態様で前記カウンタの動作状態を変更するカウンタ動作制御手段と備えるようにする。これにより、複数の無線スイッチにそれぞれ異なるIDコードを付与し無線信号に含ませて送信させることにより、それを受信した制御信号生成回路が受信したIDコードに応じて異なる変更態様で照明器具の明るさを変化させる調光制御が行えるようになる。
また、本出願に係る照明システムは、上記のような構成を有する電源制御装置と、該電源制御装置により点灯駆動される照明器具と、スイッチボタンおよび該スイッチボタンの操作力を電気エネルギーに変換するエネルギー自給装置を内蔵したスイッチ装置とを備え、前記スイッチ装置は、所定の周波数の無線信号を送信可能な送信器を備え、前記スイッチボタンが操作された際に前記無線信号を送信するように構成したものである。これにより、エネルギー自給装置が発生するエネルギーすなわちスイッチボタンの移動量が少なくて済むため、スイッチ装置を小型化あるいは薄型化することができる。
また、スイッチボタンおよび該スイッチボタンの操作力を電気エネルギーに変換するエネルギー自給装置を内蔵した複数のスイッチ装置と、複数の照明器具と、該複数の照明器具のそれぞれに対応して設けられた前記電源制御装置とを備え、前記複数のスイッチ装置はそれぞれ固有のIDコードを含んだ無線信号を送信可能に構成され、前記電源制御装置は所定のIDコードを含んだ無線信号を受信した場合に対応する前記照明器具へ出力する駆動電流を変化させるように構成する。上記のような構成によれば、スイッチ装置ごとに送信する無線信号に含まれるIDコードが異なるため、操作されたスイッチ装置に応じて異なる調光制御を電源制御装置によって実行させることができるようになる。すなわち、スイッチ装置ごとに異なる機能を付与することができる。
また、望ましくは、前記電源制御装置は、前記受信器により受信した無線信号に含まれるIDコードを含んだ無線信号を送信可能な送信器を備えるように構成する。これにより、1つのスイッチ装置の無線信号が届かないような広い空間に設置される複数の照明器具を有する照明システムにおいて、スイッチ装置の無線信号が届かない照明器具に対しても調光制御を行うことができるようになる。
さらに、望ましくは、前記スイッチ装置は、持ち運び可能な大きさのケースにエネルギー自給装置を内蔵し、前記ケースの表面に前記スイッチボタンが設けられた装置として構成する。これにより、照明システムが設置された空間のどこからでも調光制御のための指令を送ることができる。
以上説明したように、本発明に従うと、複数のLEDランプを使用し無線スイッチで制御する照明システムにおいて、比較的簡単な回路を設けるだけで、複数のLEDランプの調光を制御することができるという効果がある。
本発明を適用した照明システムの第1実施形態を示す概略構成図である。 第1実施形態の照明システムにおけるLEDランプの電源制御装置の回路構成例を示すブロック図である。 第1実施形態の照明システムにおいて第1の制御方式によりLEDランプの照度を変化させる制御を行う場合のカウンタ回路の計数値(カウント値)とLED照度との関係を示す説明図である。 (A)は第1実施形態の照明システムにおいて第2の制御方式を適用する場合のLEDランプの内部構成を示す断面図、(B)はカウンタ回路の計数値(カウント値)とLEDの発光色との関係を示す説明図である。 (A)は第1実施形態の照明システムにおいて第3の制御方式を適用する場合のLEDランプの配置例を示す説明図、(B)はカウンタ回路の計数値(カウント値)と点灯するLEDのエリアとの関係を示す説明図である。 第1実施形態の変形例の照明システムにおける電源制御装置のサブ電源系回路の構成例を示すブロック図である。 第2実施形態の照明システムにおけるLEDランプの配置例および無線スイッチとの関係を示す説明図である。 第2実施形態の変形例の照明システムにおけるLEDランプの配置例および無線スイッチとの関係を示す説明図である。 従来の照明システムの一例を示す概略構成図である。 第3実施形態における無線スイッチの操作とLEDランプの明るさとの関係を示す説明図である。 第3実施形態におけるLED電源ユニット側のハードウェアの構成例を示すブロック図である。 第3実施形態における他のタイミングによる無線スイッチの操作とLEDランプの明るさとの関係を示す説明図である。 第3実施形態の第1変形例における無線スイッチの操作とLEDランプの明るさとの関係を示す説明図である。 第3実施形態の第1変形例におけるLED電源ユニット側のハードウェアの構成例を示すブロック図である。 第3実施形態の第2変形例におけるLED電源ユニット側のハードウェアの構成例を示すブロック図である。 第3実施形態の第2変形例におけるCPUによる調光制御処理の手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、複数のLEDランプを使用し無線スイッチで制御する本発明に係る照明システムの第1の実施形態を示す。
本実施形態の照明システムは、図1に示すように、建造物の天井に下向き取り付けられた照明器具としてのLEDランプ11a,11b……と、各ランプに対応してそれぞれ設けられ電源を供給するLED電源ユニット12a,12b……と、照明システム全体の電源をオン、オフするための主電源スイッチ13と、LED電源ユニット12a,12b……へ調光制御のための無線信号を送信する無線スイッチ14とを備え、共通のAC電源10からLED電源ユニット12a,12b……へAC電源電圧を供給する電源配線15が建造物の壁内から天井裏にかけて敷設されている。そして、上記LED電源ユニット12a,12b……と対応するLEDランプ11a,11b……とは、ケーブル16a,16b……で接続されている。
無線スイッチ14は、一種のリモートコントローラであり、持ち運び可能な大きさ(手の平サイズ)のケースの表面にスイッチボタン14aを備え、内部にスイッチボタン14aの操作による動きを利用して電力を発生する発電機のような電気機械トランスデューサと2.4GHzのような無線信号(電波)を出力する送信器が内蔵されている。なお、このような構造および機能を有するバッテリが不要なエネルギー自給方式の無線スイッチは、従来より種々の構成のものが知られているので、詳しい説明は省略する。
図2には、照明システムを構成するLED電源ユニット12の構成例が示されている。
図2のLED電源ユニット12は、LEDランプを定電流で駆動するための駆動電流を出力する電流駆動回路(電流源)21と、該電流駆動回路21を制御してLEDランプに流す電流の大きさを変える電流制御回路22と、AC電源を受けて上記電流駆動回路21および電流制御回路22の動作に必要な直流電源電圧Vcc2を生成するメイン電源としてのAC−DC変換回路23を備える。
また、LED電源ユニット12は、前記無線スイッチ14からの無線信号を受信する受信器24と、該受信器24からのパルス信号を計数するカウンタ回路25と、該カウンタ回路25の出力(カウント値)をデコードするデコーダ回路26と、AC電源を受けて上記受信器24、カウンタ回路25およびデコーダ回路26の動作に必要な直流電源電圧Vcc1を生成するサブ電源としてのAC−DC変換回路27を備える。
上記受信器24は、上記無線スイッチ14からの無線信号を受信するとワンショットパルス信号を出力するように構成されており、カウンタ回路25は、例えば3ビットで構成され、受信器24からパルス信号が入って来るごとに1つずつ計数値をカウントアップし、最大で8個までパルスを計数するように構成されている。
受信器24、カウンタ回路25およびデコーダ回路26の動作に必要な直流電源電圧Vcc1を生成するサブ電源としてのAC−DC変換回路27は、常時AC電圧を直流電圧に変換する。一方、電流駆動回路21および電流制御回路22の動作に必要な直流電源電圧Vcc2を生成するメイン電源としてのAC−DC変換回路23は、LEDランプ消灯中はAC電圧を直流電圧に変換する動作を停止するように構成されている。
具体的には、例えば、LED非点灯中に受信器24からパルス信号が入って来ると、メイン電源としてのAC−DC変換回路23が起動されて、電流駆動回路21および電流制御回路22が動作可能となる。また、電流制御回路22から出力される駆動電流がゼロとなってLEDが消灯状態に切り替わると、メイン電源としてのAC−DC変換回路23がオフするように構成される。
上記のように、LEDランプ消灯中はメイン電源がオフされることによって、LED電源ユニット12の消費電力(待機電力)が少なくて済むようになっている。また、この実施形態においては、無線スイッチ14からコマンドコードを含むような無線信号を送信する必要がないため、無線スイッチ14側の回路の構成が簡単であるとともに、無線スイッチとして例えばエネルギー自給装置を内蔵したスイッチ装置を使用する場合に、発生するエネルギーすなわちスイッチボタンの移動量が少なくて済むため、スイッチ装置を小型化あるいは薄型化することができる。さらに、電源ユニット12側もコマンドコードを解読するCPUが不要であるため、回路が簡単になるという利点がある。なお、図2において、20Aはサブ電源系回路としての第1回路部、20Bはメイン電源系回路としての第2回路部である。
次に、サブ電源で動作する第1回路部20Aの受信器24、カウンタ回路25およびデコーダ回路26の動作について、図3〜図5を用いて説明する。図2のような構成を有する電源ユニットによって実現可能な調光制御として、以下に説明するような3つの方式が考えられる。
第1の制御方式は、受信器24が無線スイッチ14からの無線信号を受信するごとにカウンタ回路25の計数値をカウントアップして、その計数値に応じてLEDランプ11の明るさを変化させる制御である。また、第2の制御方式は、図4(A)のように、LEDランプ11を赤色LEDと青色LEDと緑色LEDの3色のLEDを内蔵した照明器具で構成し、受信器24が無線スイッチ14からの無線信号を受信するごとにカウンタ回路25の計数値をカウントアップして、その計数値に応じてLEDランプ11の発光色を変化させる制御である。第3の制御方式は、点灯するエリアを変える制御である。
図3には、第1の制御方式によりLEDランプ11の明るさすなわち照度を変化させる制御を行う場合のカウンタ回路25の計数値(カウンタ値)とLED照度との関係を示す。なお、図3において、照度を示す「1」〜「7」の数字は値が大きいほど明るく、値が小さいほど暗くなることを、また、「0」は消灯状態を意味している。ここで、LEDランプは流れる電流が大きいほど明るく発光する。従って、図3の照度を示す数字の値が大きいほど大きなLED駆動電流が電流駆動回路21から出力されることを意味する。
図3の制御方式では、カウンタ回路25の値と照度を示す値は逆に変化する。つまり、カウンタ回路25の値が「1」から順に大きくなるに従って、出力電流が減少されて、照度は「7」から順に小さくなる。また、カウンタ回路25の値が「7」(照度が「1」)のときに無線スイッチ14から信号が入ると計数値は「0」に戻り、ランプは消灯状態となるように制御される。カウンタ回路25は、アップカウンタでなくダウンカウンタであっても良い。
図1の照明システムに第1の制御方式を適用した場合には、無線スイッチ14からの信号を複数のランプの電源ユニット12が同時に受信して、それぞれのカウンタ回路25およびデコーダ回路26が同じように動作することによって、すべてのLEDランプ11の照度が一斉に同じ方向へ変化するように制御される。図3に従うと、無線スイッチ14から最初の無線信号が入ると、すべてのLEDランプ12a,12b……が最も高い照度で点灯し、その後、無線信号が入る毎に、一段階ずつ照度が低下するように制御されることとなる。
図4(B)には、第2の制御方式によりLEDランプ11の発光色を変化させる制御を行う場合のカウンタ回路25の計数値と点灯されるランプおよび発光色との関係を示す。図4(B)に示すように、カウンタ回路25の値は受信信号が入るたびに計数値が「1」から「7」に向かって大きくなり、計数値が「1」のときは青色LEDのみが点灯され、計数値が「2」のときは緑色LEDのみが点灯される。また、計数値が「3」のときは青色LEDと緑色LEDが点灯され、発光色は「シアン」となる。なお、カウンタ回路25の値と発光色との関係は図4(B)のようなものに限定されず、逆であっても良い。また、カウンタ回路25は、アップカウンタでなくダウンカウンタであっても良い。
図1の照明システムに第2の制御方式を適用した場合には、無線スイッチ14からの信号を複数のランプの電源ユニット12が同時に受信して、それぞれのカウンタ回路25およびデコーダ回路26が同じように動作することによって、すべてLEDランプ11が一斉に同じ発光色に変化するように制御される。図3に従うと、無線スイッチ14から最初の無線信号が入ると、すべてのLEDランプ12a,12b……が青色で点灯し、その後、無線信号が入る度に、「緑」、「シアン」、「赤」、「マゼンタ」、「黄」、「白」の順に、発光色が変わるように制御されることとなる。
この第2の制御方式を適用した照明システムによれば、例えば販売店の食品売り場や衣料品売り場等展示されている商品に応じた照明や昼と夜とで異なる照明を行なったり、イベント会場において、展示物や展示内容に応じて照明を変えることでより強い印象を与えるような展示や催しを実現することができる。なお、LEDランプ12a,12b……ごとに、発光色の変化する順序が異なるように設定してもよい。
図5(A),(B)には、第3の制御方式を適用した照明システムの概略を示す。この第3の制御方式を適用した照明システムは、図5(A)に示すように多数のLEDランプ11が取り付けられる比較的広い建造物に適した制御方式である。この照明システムにおいては、1つの空間が4つのエリアA,B,C,Dに分割され、各エリアにそれぞれ9個ずつ計36個のLEDランプ11が設置されている。
これらのLEDランプ11は、対応するLED電源ユニットに設けられ無線スイッチ14からの無線信号によって変化するカウンタ値に応じて、例えば「4つのエリアの全ての点灯」−「エリアA,Bの点灯」−「エリアC,Dの点灯」−「エリアAのみの点灯」−「エリアBのみの点灯」−「エリアCのみの点灯」−「エリアDのみの点灯」のように、ランプ点灯エリアが制御される。
上記のような制御は、図2に示すLED電源ユニット12において、カウンタ回路の値をデコードするデコーダ回路の構成を、エリアごとに変えることで実現することができる。具体的には、図5(B)に示すように、カウンタ回路25の値に応じて各エリアの電源ユニットは、制御対象のランプをカウンタ値に応じて点灯または消灯状態に制御するようにデコーダ回路を構成しておけばよい。なお、図5において、「●」は消灯状態を、また「○」は点灯状態を意味する。
(変形例)
次に、前記実施形態の照明システムの変形例を示す。この変形例は、1つの無線スイッチからの無線信号に応じて、前記第3の制御方式による制御と、前記第1の制御方式による制御を行うようにしたものである。具体的には、消灯状態で無線スイッチ14からの無線信号がLED電源ユニット12に入って来ると、先ず図5に示すように、信号の数(カウンタ値)すなわち無線スイッチを押した数に応じてランプの点灯するエリアを切り換える。次に、適当な時間を経てから再び無線信号がLED電源ユニット12に入って来ると、既に点灯状態が確定しているエリアのランプの照度が図3に示すように、無線信号の数(カウンタ値)すなわち無線スイッチを押した回数に応じて変化するように制御される。
図6は、上記のような制御を可能とするLED電源ユニット12のサブ電源系回路20Aの構成例を示す。メイン電源系回路20Bは図2に示されているものと同様で良いので、図示を省略する。図6に示すように、この変形例のLED電源ユニット12のサブ電源系回路20Aには、無線スイッチ14からの無線信号の数を計数する2つのカウンタ回路25a,25bと2つのデコーダ回路26a,26bとが設けられている。カウンタ回路25aとデコーダ回路26aは、点灯するエリアを決定するために動作し、カウンタ回路25bとデコーダ回路26bは、点灯ランプの照度(明るさ)を決定するために動作する。
また、カウンタ回路25a,25bの前段には、受信器24からのパルス信号をカウンタ回路25aまたは25bのいずれかに選択的に入力させるセレクタ28と、パルスのインターバルを計時するタイマ回路28と、該タイマ回路29からの信号(パルス)によって出力がハイレベルとロウレベルに交互に変化するトグル型フリップフロップ(T−FF)30が設けられている。
タイマ回路29は、所定時間(例えば2〜5秒)の時間の間に受信器24からパルスが入って来ないと、後段のTフリップフロップ30へパルスを出力するように構成される。また、Tフリップフロップ30はパルスが入ってくる度に出力状態が反転するため、セレクタ28を制御して受信器24からのパルスを、T−FFの出力状態に応じてカウンタ回路25aまたは25bに入力させる。
従って、この変形例においては、ランプ全消灯状態でユーザが無線スイッチ14を操作すると、受信器24からパルスが先ずカウンタ回路25aに供給されることで、1回目で全エリアのランプを点灯させ、所定のインターバル時間以内に連続して操作すると点灯エリアが順次切り替わる。そして、所望のエリアの点灯状態となってところで、一旦無線スイッチ14の操作を中断し、所定時間以上のインターバルをおいてから再び無線スイッチ14を連続操作すると、タイマ回路29が所定時間を計時することでパルスを出力し、そのパルスによってTフリップフロップ30の出力状態が反転し、セレクタ28を、受信器24からのパルスをカウンタ回路25bに入力させる側に切り替えた状態となるため、スイッチを操作した回数に応じて段階的に明るさが変化する。
そして、所望の明るさとなったところで無線スイッチ14の操作を中止すると、そのときの明るさで照度が確定する。そして、タイマ回路29が所定時間を計時することでパルスを出力すると、そのパルスによってTフリップフロップ30の出力状態が反転し、セレクタ28を、受信器24からのパルスをカウンタ回路25aに入力させる側に切り替えた状態となる。従って、その後、再び無線スイッチ14を操作すると、ランプの点灯状態(エリア)を切り替えることができ、何回かスイッチを操作してカウンタ回路25aの値が「0」に戻った時点で操作を中止することで、全ランプ消灯状態に設定することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る照明システムの第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態の照明システムは、各々が固有のIDコード(個体識別コード)を送信する複数の無線スイッチを使用して調光を可能に構成したものである。また、調光制御としては、前記第1の実施形態で説明した第1の制御方式(図3参照)が適用されている。図7は、第2の実施形態の照明システムの一例を示す。
図7に示すように、本実施形態の照明システムにおいては、図5(A)の照明システムと同様に、建造物内の1つの空間が4つのエリアA,B,C,Dに分割され、各エリアにそれぞれ9個ずつ計36個のLEDランプ11が設置されている。図5の実施形態との違いは、本実施形態の照明システムにおいては、各エリアA,B,C,Dに対応してそれぞれ固有のIDコードを送信する無線スイッチ14A,14B,14C,14Dが設けられ、複数の無線スイッチによって調光が可能にされている点にある。
各無線スイッチ14A,14B,14C,14Dは、各々固有のIDコードが付与され、無線信号にIDコードを乗せて送信するように構成されている。各LEDランプ11に対応して設けられているLED電源ユニット(図示省略)は、図2に示されているものと同様に、サブ電源系回路とメイン電源系回路とにより構成されているとともに、サブ電源系回路には、予め所定のIDコードが格納された記憶手段、受信器により受信した信号に含まれているIDコードを抽出する機能や抽出されたIDコードが記憶手段に記憶されているIDコードと一致するか判別する機能を有する例えばCPUのような装置もしくは回路が設けられている。
図7の実施形態では、エリアAのLEDランプ11に対応するLED電源ユニットには、無線スイッチ14Aに付与されたIDコードと同一のコードが記憶され、エリアBのLEDランプ11に対応するLED電源ユニットには、無線スイッチ14Bに付与されたIDコードと同一のコードが記憶されている。同様にして、エリアCのLED電源ユニットには、無線スイッチ14CのIDコードが記憶され、エリアDのLED電源ユニットには、無線スイッチ14DのIDコードが記憶されている。
本実施形態の照明システムにおける調光制御は、例えばユーザが無線スイッチ14aを操作すると、エリアAのLEDランプ11に対応するLED電源ユニットのみが反応して、図3に示すように、無線スイッチ14Aの操作回数に応じて内部のカウンタの値が変化する。そして、カウンタの値に応じてLEDの照度が変化するように制御された駆動電流が、電流駆動回路21(図2)からLEDランプへ出力される。これにより、エリアAのLEDランプ11のみが調光制御される。
また、ユーザが無線スイッチ14Bを操作すると、エリアBのLEDランプ11に対応するLED電源ユニットのみが反応して、LEDの駆動電流が出力され、エリアBのLEDランプ11のみが調光制御される。同様にして、無線スイッチ14Cを操作すると、エリアCのLEDランプ11のみが調光制御され、無線スイッチ14Dを操作すると、エリアDのLEDランプ11のみが調光制御される。
(変形例)
図8には、第2の実施形態の照明システムの変形例を示す。
この変形例は、図7の照明システムにおいて、さらに固有のIDコードを有する共通の無線スイッチ14Eを追加するとともに、各LEDランプ11に対応するすべてのLED電源ユニットには、対応する無線スイッチのIDコードの他、共通の無線スイッチ14EのIDコードが記憶されている。そして、LED電源ユニットがこの共通の無線スイッチ14EのIDコードを受信したときは、対応するLEDランプを点灯または消灯するように構成されている。従って、この変形例の照明システムにおいては、ユーザが共通の無線スイッチ14Eを操作すると、すべてのエリアA,B,C,DのLEDランプが一斉に点灯または消灯するように制御される。
さらに、この変形例の照明システムにおいては、各LED電源ユニットの受信器24(図2参照)に送信機能も持たせ、受信した信号をそのまま周囲にある他のLED電源ユニットの受信器24へ送信するように構成するのが望ましい。このように構成しておくことによって、例えば非常に広い建造物に設置された大規模な照明システムにおいて、ユーザがいずれかの無線スイッチを部屋の隅で操作したためすべてのLEDの電源ユニットまで電波が届かなかったとしても、いずれかのLED電源ユニットが受信したIDコードが、次々とリレー方式で伝達される。その結果、例えばエリアA用の無線スイッチ14Aを電波の届かないエリアDで操作したような場合であっても、この場合にはエリアAのLEDランプのみを調光制御することができる。
また、各LED電源ユニットの受信器24に送信機能も持たせ、それぞれのエリアの調光制御状態を他のエリアのLED電源ユニットへ知らせるように構成してもよい。これにより、例えば共通の無線スイッチ14Eが操作された場合に、自己のエリアのLEDが消灯状態であっても、他のいずれかのエリアのLEDが点灯していれば消灯状態を維持し、自己のエリアを含めてすべてのエリアのLEDが消灯状態であれば対応するLEDを点灯させるとともに、他のエリアのLED電源ユニットにおいても同様な制御を行うことで、共通の無線スイッチ14Eにメイン電源スイッチとしての機能を持たせることができる
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例えば、前記実施形態の照明システムを構成するLED電源ユニット12においては、無線スイッチ14の操作回数を計数するカウンタ回路25とそのカウント値をデコードするデコーダ回路26とを設けたが、カウンタ回路とデコーダ回路の代わりに、例えば無線スイッチからの信号が入ってくる度に出力が反転するトグル型フリップフロップを備え、該フリップフロップの出力が変化する度に内部論理状態が変化して行くことで、出力する駆動電流の大きさを順次変化させるような信号すなわち上記デコーダの出力に相当するような信号を出力するように構成した順序回路を使用するようにしても良い。
さらに、図7および図8の第2の実施形態の照明システムにおいては、複数の無線スイッチを、エリアごとに設けられているLEDランプに対応させるように構成したものを説明したが、各LEDランプに連続番号を付けて、例えば無線スイッチの数が4個の場合には、各無線スイッチを、4n+1,4n+2,4n+3,4n(nは0を含む正の整数)の番号のLEDランプにそれぞれ対応させて、グループ単位で調光制御を行うように構成しても良い。
また、LEDランプのダループ分けは、上記のように互いに重複しない分け方の他、あるLEDランプは複数のグループに属するような分け方であっても良い。このような重複を許容したグループ分けは、1つのLED電源ユニット内に複数のIDコードを記憶させておくことで容易に実現可能であり、これにより点灯するランプの数で明るさを変化させるような制御を行うことができる。
さらに、前記実施形態においては、無線スイッチをリモコン装置として構成したものを示したが、特に第2実施形態で説明したように電源ユニットに送信器を内蔵させて双方向通信可能に構成した場合には、複数の無線スイッチをドアの近傍の壁面等一か所に集約して配置した固定式のスイッチ装置として設けるようにすることも可能である。
また、無線スイッチからIDコードを送信する他、コマンドコードも送信し電源ユニットにはそのコマンドコードを解読する機能も設けるように構成しても良い。これにより、複数個のLEDランプのうち必要なエリアあるいは特定のLEDランプだけを調光動作なしで直接オン、オフしたり、所望の照度に設定したり、所望の色調にしたりするなど、さらに複雑な制御が可能となる。なお、これらの1つ1つの制御を個別の無線スイッチにより行っても良いし、幾つかの制御を1つの無線スイッチにより行っても良い。また、無線スイッチ14はエネルギー自給型のものに限定されず、実施形態によってはバッテリ(小型電池)で動作するものであっても良い。
(第3実施形態)
次に、本発明に係る照明システムの第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態の照明システムは、無線スイッチを操作するとLEDランプが自動的に明るくなったり、暗くなったりするフェードイン・フェードアウト調光機能を有するように構成したものである。具体的には、図10に示すように、無線スイッチを1回操作するとLEDランプが次第に明るくなり、明るさが100%に達するとその状態を維持し、再度、無線スイッチを操作するとLEDランプが次第に暗くなり、明るさが100%に達するとその状態を維持するようにLED電源ユニット12を構成したものである。
図11は、上記のような調光制御を可能とするLED電源ユニット12のサブ電源系回路20Aの構成例を示す。メイン電源系回路20Bは図2に示されているものと同様で良いので、図示を省略する。
図11に示すように、この実施形態のLED電源ユニット12のサブ電源系回路20Aには、無線スイッチ14からの無線信号を受信する受信器24と、所定周波数のクロック信号CKを生成する発振器31と、クロックを計数するアップカウンタ回路25aおよびダウンカウンタ回路25bと、これらのカウンタの値をデコードする変換回路としてのデコーダ回路26とが設けられている。アップカウンタ回路25aはLEDランプを次第に明るくする調光制御の際に使用され、ダウンカウンタ回路25bはLEDランプを次第に暗くする調光制御の際に使用される。デコーダ回路26の代わりに、DAコンバータ(DAC)を用いるようにしても良い。また、DACを使用した場合、回路形式によっては、電流制御回路22を省略してDACの出力で電流駆動回路21を制御する構成も可能である。
また、サブ電源系回路20Aにおいては、カウンタ回路25a,25bの前段に、発振器31からのクロックCKをカウンタ回路25aまたは25bのいずれかに選択的に入力させるセレクタ28と、無線スイッチ14からの無線信号を受信器24が受信する毎に出力されるパルスによってハイレベルとロウレベルに交互に変化するトグル型フリップフロップ(T−FF)30が設けられている。
Tフリップフロップ30はパルスが入ってくる度に出力状態が反転するため、セレクタ28を制御して発振器31からのクロックCKを、T−FFの出力状態に応じてカウンタ回路25aまたは25bに入力させる。また、アップカウンタ回路25aとダウンカウンタ回路25bは、それぞれ最大値または最小値まで計数するとそれ以上クロックが入って来ても計数値が変化しないように構成されている。そして、Tフリップフロップ30の出力が反転して、Qがハイレベルに変化するときにダウンカウンタ回路25bの値が最大値にセットされ、/Qがハイレベルに変化するときにアップカウンタ回路25aの値が最小値にリセットされる。
本実施形態においては、アップカウンタ回路25aとダウンカウンタ回路25bが例えば8ビットのカウンタで構成されることで、LEDランプの明るさが256段階で次第に変化するように制御することができるようになっている。
さらに、LED電源ユニット12のサブ電源系回路20Aが図11に示すように構成されている場合には、例えば図12に示すように、最初の無線スイッチ操作でアップカウンタ回路25aが動作してLEDランプの明るさが次第に上昇している途中で、再度無線スイッチが操作されると、ダウンカウンタ回路25bが動作してLEDランプの明るさが次第に下がり、さらにもう一度無線スイッチが操作されると、ダウンカウンタ回路25bが動作してLEDランプの明るさが次第に上昇するような調光制御が可能である。
(変形例1)
図13および図14には、本発明に係る照明システムの第3の実施形態の第1の変形例が示されている。この変形例は、LEDランプの明るさが変化している途中で無線スイッチを操作すると明るさの変化を止められるようにするものである。
具体的には、図13に示すように、最初に無線スイッチを操作するとLEDランプの明るさが次第に上昇し、その途中で無線スイッチが操作されるとLEDランプはその明るさを維持し、さらにもう一度無線スイッチが操作されると、再度LEDランプの明るさが上昇する。そして、明るさが100%に達すると、LEDランプの明るさが暗くなって行くような調光制御を行えるようにするものである。
上記のような制御は、例えばLED電源ユニット12のサブ電源系回路20Aを、図14に示すように構成することによって可能である。
図14のサブ電源系回路20Aは、図10のサブ電源系回路20Aと類似している。異なる点は、受信器24が無線スイッチ14からの無線信号を受信する毎に出力が反転するTフリップフロップ(T−FF)30の他に、RSフリップフロップ(RS−FF)32およびクロックCKの供給を制御するANDゲート33が設けられ、T−FF30の出力でANDゲート33を制御することで、無線信号を受信する毎にクロックCKの通過と遮断を交互に繰り返すようになっている。
また、本実施形態においては、アップカウンタ回路25aとダウンカウンタ回路25bがそれぞれ最大値または最小値に達したか否かを示す信号をRS−FF32へ供給し、RS−FF32はアップカウンタ回路25aが最大値に達した時に出力される信号によってリセット状態にされ、ダウンカウンタ回路25bが最小値に達した時に出力される信号によってセット状態にされる。そして、このRS−FF32の出力によってセレクタ28が制御されるようになっており、アップカウンタ回路25aが最大値に達して明るさが100%になるとクロックCKがダウンカウンタ回路25bへ供給される。また、ダウンカウンタ回路25bが最小値に達して明るさが0%になると、クロックCKがアップカウンタ回路25aへ供給されるようになる。これによって、図13に示すような調光制御動作が可能とされる。
(変形例2)
図15および図16には、本発明に係る照明システムの第3の実施形態の第2の変形例が示されている。この変形例は、図13に示すような調光制御を、CPU(マイクロコンピュータの)プログラム制御によって実現するようにしたものである。
図15は、この変形例におけるLED電源ユニット12側のハードウェアの構成例を示す。
図15に示すように、この変形例においては、LED電源ユニット12側に、サブ電源系回路20Aおよびメイン電源系回路20Bの他に、CPU41および受信器42と、RAM(ランダムアクセスメモリ)やROM(リードオンリメモリ)などからなるメモリ43などを搭載した通信モジュール40が設けられている。通信モジュール40は、AC−DCコンバータ27からの直流電圧を供給して動作させるように構成することでサブ電源系回路に含まれるとみなすこともできる。
また、この変形例においては、サブ電源系回路20AにCPU41から送られて来る明るさのレベルを示すデータを電圧もしくは電流値に変換する変換回路としてのDAコンバータ(DAC)26が設けられており、CPU41からDAコンバータ26へは、DACの動作クロックCLKと、明るさのレベルを示すデータと、データの有効期間もしくは取込みタイミングを示す信号LDが送信されるとともに、CPU41からメイン電源系回路20B(AC−DCコンバータ23)に対して電源のオン/オフすなわちLEDの点灯/消灯を指令する信号ON/OFFが送信されるようになっている。
次に、上記CPU41による調光制御について説明する。図16には、CPU41による調光制御処理の手順のフローチャートの一例が示されている。このフローチャートに従った制御プログラムが通信モジュール40内のメモリ43もしくはCPU41内のROMに格納され、CPU41によってプログラムが実行されることで、調光制御処理が実行される。
図16に示すように、本実施例の調光制御処理においては、先ずDAコンバータ(DAC)26をDACの入力レベルを初期化すなわち「0」にする処理を行う(ステップS11)。続いて、内部処理状態をフェードインに設定(ステップS12)し、無線スイッチからの信号を受信したか否かを示す受信フラグに“1”が立っているか否か判定する(ステップS13)。受信フラグの“0”は無線スイッチからの信号を受信していないことを、また受信フラグの“1”は無線スイッチからの信号を受信したことを示している。このステップS13で、受信フラグが“1”でない(No)と判定すると、当該ステップS13を繰り返し実行することで、受信フラグに“1”が立つのを待つ。
ステップS13で受信フラグが“1”である(Yes)と判定すると、ステップS14へ進んで、当該受信フラグをクリア(ステップS14)してから、内部処理状態がフェードインに設定されているか否か判定する(ステップS15)。このステップS15でフェードインが設定されている(Yes)と判定すると、ステップS16へ進んでDACの入力値すなわちLEDの明るさの度合いを示すDAC入力レベルを「+1」(インクリメント)し、その値を入力データとしてDACへ送信する(ステップS17)。従って、このフローチャートに従ってプログラムを実行するCPU41は、カウンタの機能を有する。
次に、更新後のDAC入力レベルが最大値である「255」になったか否か判定する(ステップS18)。ここで、DAC入力レベルが「255」でない(No)と判定すると、ステップS24へジャンプする。ステップS18でDAC入力レベルが「255」である(Yes)と判定すると、ステップS19へ進んで内部処理状態をフェードアウトに設定してから、ステップS24へ進む。
一方、上記ステップS15でフェードインが設定されていない(No)と判定すると、ステップS20へ進んでDACの入力値すなわちLEDの明るさの度合いを示すDAC入力レベルを「−1」(デクリメント)し、その値を入力データとしてDACへ送信する(ステップS21)。
次に、更新後のDAC入力レベルが最小値である「0」になったか否か判定する(ステップS22)。ここで、DAC入力レベルが「0」でない(No)と判定すると、ステップS24へジャンプする。ステップS22でDAC入力レベルが「0」である(Yes)と判定すると、ステップS2へ進んで内部処理状態をフェードインに設定してから、ステップS24へ進む。
ステップS24では、受信フラグに“1”が立っているか否かすなわち再度無線スイッチからの信号を受信したか否かを判定し、受信フラグが“1”でない(No)と判定すると、ステップS15へ戻って前記ステップS15〜23の処理を繰り返し実行する。また、ステップS24で受信フラグが“1”である(Yes)と判定すると、ステップS25へ進んで当該受信フラグをクリアする。それから、ステップS13へ戻って前記ステップS13〜25の処理を繰り返し実行する。このような手順に従った処理を行うことによって、図13に示すような調光制御が可能となる。
なお、この第2変形例では、図13に示すような調光制御をプログラムで実行できるようにするためのフローチャートについて説明したが、同様にして、図10に示すような調光制御や図12に示すような調光制御を、プログラムで実行できるようにLED電源ユニット12を構築することも可能である。
(変形例3)
本発明に係る照明システムの第3の実施形態の第3変形例は、複数の無線スイッチにそれぞれ異なるIDコードを付与し、無線スイッチはボタンが操作されると無線信号にIDコードをのせて送信するように構成される。
一方、この変形例におけるLED電源ユニット12は、図15に示すようなハードウェアを備えるように構成されるとともに、CPU41が実行するプログラムは、図3に示すような段階的な調光制御機能(ファンクション#1)、図10や図12に示すような単順フェードイン・フェードアウト方式の調光制御機能(ファンクション#2)、図13に示すような途中停止可能なフェードイン・フェードアウト方式の調光制御機能(ファンクション#3)など、複数のパターンもしくはシーケンスに従った調光制御が行える機能を有するように構築される。
さらに、LED電源ユニット12側のメモリ(43等)のROM内には、上記ファンクション#1〜#3等と無線スイッチのIDコードとを対応付けて格納するファンクションテーブルが設けられ、CPU41は無線スイッチからのIDコードを受信すると、上記ファンクションテーブルを参照して、当該IDコードが登録されているファンクションに対応した調光制御を実行するように構成される。
上記のように構成されたLED電源ユニットを使用した照明システムにおいては、IDコードの異なる複数の無線スイッチが用意され、ユーザがいずれかの無線スイッチを操作すると、操作された無線スイッチによって異なるパターンで変化する調光制御が実行されるため、ユーザの希望に応じた様々な調光パターンを実現することができるという利点がある。また、無線スイッチとしては、格納するIDコードが異なるのみでハード構成は同一のものを使用することができるため、コストアップを抑えることができるという利点がある。
以上、第3の実施形態について種々の具体例を挙げて説明したが、本発明は上記のような第3実施形態に限定されるものではない。例えば、第3変形例では、複数の無線スイッチのIDコードを、LED電源ユニットのメモリ内のファンクションテーブルに予め格納しておくつまり固定方式のものについて説明したが、LED電源ユニットのケースにキースイッチ等の操作手段、および該操作手段が操作されている間もしくは操作された直後に無線スイッチを操作すると、無線スイッチから送信されたIDコードを、LED電源ユニットのメモリ内のファンクションテーブルに新規あるいは追加で登録するような機能を設けてもよい。
さらに、その場合、キースイッチの操作回数あるいは複数設けられているキースイッチのうち操作されたキースイッチに応じて、IDコードに対応づけられる調光制御機能を変えて登録することができるように構成することも可能である。
また、IDコードの異なる複数の無線スイッチを使用する代わりに、複数種類のコマンドコードを送信可能なリモートコントローラによって、LED電源ユニットを制御するように構成することも可能である。
以上、本発明をその背景となった利用分野であるLED照明システムに適用したものを説明したが、本発明はそれに限定されず、LEDランプ以外の照明器具を使用した照明システムはもちろん、複数のスピーカを設置した音響システムや音声案内システム、任意の香りを放出可能な放香装置を複数設置した放香システムなどにも利用することができる。
10 AC電源
11a,11b LEDランプ(照明器具)
12a,12b LED電源ユニット(電源制御装置)
13 主電源スイッチ
14 無線スイッチ(スイッチ装置)
15 電源配線
16a,16b ケーブル
20A サブ電源系回路(第1回路部)
20B メイン電源系回路(第2回路部)
28 セレクタ

Claims (10)

  1. 照明器具を駆動する電流を出力し、前記電流を制御することで前記照明器具の照度を制御可能な電源制御装置であって、
    所定の周波数の無線信号を受信可能な受信器と、前記受信器による前記無線信号の受信回数に応じた制御信号を生成する制御信号生成回路とを有する第1回路部と、
    前記第1回路部からの前記制御信号に応じた電流を生成し出力する第2回路部と、
    を備え、
    前記第1回路部と前記第2回路部は、交流電圧を直流電圧に変換する交流−直流変換回路をそれぞれ備え、
    前記第1回路部の交流−直流変換回路は常時動作状態にされ、前記第2回路部の交流−直流変換回路は前記制御信号生成回路からの制御信号に応じて前記照明器具の駆動電流を出力する場合に動作状態にされ、駆動電流を出力しない場合には非動作状態にされることを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記無線信号の受信回数に応じて前記第2回路部より出力する前記照明器具の駆動電流の大きさを変えて前記照明器具の照度を変化させることを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  3. 前記照明器具は赤色LEDと青色LEDと緑色LEDを内蔵したLEDランプからなり、前記第2回路部は前記色別のLEDランプに応じてそれぞれ駆動電流を出力可能に構成され、前記第2回路部は前記受信器による前記無線信号の受信回数に応じて出力する駆動電流の数および組み合わせを変えることで前記照明器具の発光色を変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  4. 前記制御信号生成回路は、前記無線信号の受信回数を計数するカウンタと、該カウンタの値をデコードして前記制御信号を生成するデコーダとを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電源制御装置。
  5. 前記制御信号生成回路は、自動的なアップ更新もしくはダウン更新が可能なカウンタと、該カウンタの値を変換して前記制御信号を生成する変換回路と、前記受信器が前記無線信号を受信することに応じて前記カウンタの動作状態を変更するカウンタ動作制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の電源制御装置。
  6. 前記制御信号生成回路は、IDコードを記憶する記憶手段と、前記受信器が受信した無線信号に含まれるIDコードを判別する手段とを備え、前記受信器が受信した無線信号に含まれるIDコードに応じた変更態様で前記カウンタの動作状態を変更するカウンタ動作制御手段と、備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電源制御装置。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の電源制御装置と、該電源制御装置により点灯駆動される照明器具と、スイッチボタンおよび該スイッチボタンの操作力を電気エネルギーに変換するエネルギー自給装置を内蔵したスイッチ装置と、を備えた照明システムであって、
    前記スイッチ装置は、所定の周波数の無線信号を送信可能な送信器を備え、前記スイッチボタンが操作された際に前記無線信号を送信するように構成されていることを特徴とする照明システム。
  8. スイッチボタンおよび該スイッチボタンの操作力を電気エネルギーに変換するエネルギー自給装置を内蔵した複数のスイッチ装置と、複数の照明器具と、該複数の照明器具のそれぞれに対応して設けられた請求項6に記載の電源制御装置とを備え、
    前記複数のスイッチ装置はそれぞれ固有のIDコードを含んだ無線信号を送信可能に構成され、前記電源制御装置は所定のIDコードを含んだ無線信号を受信した場合に対応する前記照明器具へ出力する駆動電流を変化させることを特徴とする照明システム。
  9. 前記電源制御装置は、前記受信器により受信した無線信号に含まれるIDコードを含んだ無線信号を送信可能な送信器を備えることを特徴とする請求項8に記載の照明システム。
  10. 前記スイッチ装置は、持ち運び可能な大きさのケースにエネルギー自給装置を内蔵し、前記ケースの表面に前記スイッチボタンが設けられた装置として構成されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の照明システム。
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