JP2014085507A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光沢調整用のトナーを使って光沢を付与する際の用紙上でのトナー像の色の薄まりを抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成部が、周回移動しながら複数の像保持体上に保持されたトナー像の転写を受ける帯状体の移動方向について、それら複数の像保持体のうちの最上流に配置されて光沢調整用のトナーによる第1のトナー像が形成される第1の像保持体に隣接する第2の像保持体上に形成された第2のトナー像が上記帯状体上に転写されるよりも前の段階において、上記第1のトナー像を加圧する加圧部30を備えた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、光沢調整用のトナーを使ってトナー像に光沢を付与する画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の画像形成装置では、光沢調整用のトナーとして、個々の粒子が扁平な形状を有したトナーを用いている。
特開2002−328486号公報
本発明は、光沢調整用のトナーを使って光沢を付与する際の用紙上でのトナー像の色の薄まりを抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1の画像形成装置は、
トナー像の形成を受けて形成されたトナー像を保持する、配列された複数の像保持体と、
上記複数の像保持体に沿って延在し、周回移動しながら複数の像保持体上に保持されたトナー像の転写を受ける帯状体と、
上記帯状体の、上記複数の像保持体に沿って延在する部分の移動方向について、複数の像保持体のうちの最上流に配置された第1の像保持体上に、光沢調整用のトナーによる第1のトナー像を形成するとともに、移動方向下流側に向かって第1の像保持体に隣接する第2の像保持体以降の各像保持体上に、各像保持体に応じた色のトナーによるトナー像を形成する像形成部と、
上記複数の像保持体上に形成された複数のトナー像を上記帯状体上に順次重なるように転写する一次転写部と、
上記第2の像保持体上に形成された第2のトナー像が上記帯状体上に転写されるよりも前の段階において、上記第1のトナー像を加圧する加圧部と、
上記帯状体上に順次重なるように転写されたトナー像を用紙上に転写する二次転写部と、
上記二次転写部により用紙上に転写されたトナー像を用紙上に定着する定着部とを備えたことを特徴とする。
請求項2の画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、
上記加圧部が、上記第1のトナー像を、上記第1の像保持体に保持されている段階において第1の像保持体に押し当てることにより、第1のトナー像を加圧するものであることを特徴とする。
請求項1の画像形成装置によれば、光沢調整用のトナーによる第1のトナー像を加圧することなく用紙上への転写を行う場合と比較して、光沢調整用のトナーを使って光沢を付与する際の用紙上でのトナー像の色の薄まりを抑制することができる。
請求項2の画像形成装置によれば、請求項1の画像形成装置において、上記帯状体に保持されている段階の第1のトナー像を加圧する場合と比較して、簡単な機構により加圧を行うことができる。
本発明の一実施形態としての画像形成装置の概略構成図である。 光沢調整用の透明トナーを使って光沢を付与する際に用紙上でのトナー像の色が薄まってしまう現象について説明する説明図である。 図1に示す加圧部の詳細を、透明トナーの画像形成エンジンとともに示す図である。 図3に示す加圧部の加圧ロールによって加圧された透明トナー像を模式的に示す図である。 本実施形態における透明トナー像の加圧方法とは異なる、透明トナー像の加圧方法の別例を示す図である。 実施例で形成したパッチ画像を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての画像形成装置の概略構成図である。
この図1に示す画像形成装置100は、イエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色、および黒(K)色それぞれのトナーを用いてトナー像を形成するとともに、光沢調整用の透明トナーを使ってトナー像に光沢を付与するカラーのプリンタである。
また、この画像形成装置100は、透明トナーによるトナー像とYMCK各色のトナー像とを形成する5台の画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kが、用紙の搬送方向に沿って配置されたいわゆるタンデムタイプのプリンタとなっている。
この画像形成装置100は、その下部に給紙台10を備えている。この給紙台10には用紙が積み重ねられた状態に収容されている。
画像形成にあたっては、用紙がピックアップロール11により給紙台10から1枚送り出され、搬送ロール12により搬送路121上を矢印A方向に搬送される。そして、用紙は、待機ロール13によりそれ以降の搬送のタイミングが調整されてさらに搬送される。この待機ロール13以降の搬送については後述する。
また、この画像形成装置100には、上記のように5台の画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kが用紙の搬送方向に沿って配置されている。
各画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kは、それぞれ、光沢調整用の透明トナー、Y色のトナー、M色のトナー、C色のトナー、およびK色のトナーを用いてトナー像を形成するエンジンである。これら5台の画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kは、使用されるトナーが異なる点を除き、いずれも同一の構成を有する。ここでは、それら5台の画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kを代表させて、1台の画像形成エンジン20Kを取り挙げてその構成を説明する。
画像形成エンジン20Kは、感光体21を有し、その感光体21の周囲に、帯電器22、露光器23、現像器24、一次転写器25、および感光体クリーナ26が配置されている。ここで、一次転写器25は、感光体21との間に後述する中間転写ベルト41を挟んだ位置に配置されている。
感光体21は、円筒形状を有し、矢印B方向に回転しながら、その表面に、帯電を受け、さらに露光を受けて静電潜像が形成される。
帯電器22は、回転している感光体21を帯電する。
露光器23には、後述する制御部60から画像データが入力され、露光器23からは、その入力された画像データに応じて変調された露光光が出力される。感光体21は、帯電器22による帯電を受けた後で露光器23からの露光光の照射を受ける。これにより、感光体21の表面に静電潜像が形成される。
感光体21は、露光光の照射を受けて表面に静電潜像が形成された後、現像器24により現像され、その感光体21の表面にトナー像が形成される。
現像器24による現像により感光体21上に形成されたトナー像は、一次転写器25の作用により中間転写ベルト41上に転写される。
この転写後の感光体21の表面に残留する残留トナー等は、感光体クリーナ26によって感光体21上から除去される。
中間転写ベルト41は、駆動ロール42やその他の複数のロール43に架け回された、無端の、矢印C方向に循環移動するベルトである。
画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kのそれぞれで形成された透明トナー、およびY,M,C,Kの各トナーによるトナー像は、次のように中間転写ベルト41上に転写される。即ち、これらのトナー像は、画像形成エンジン20Crで形成された透明トナーによるトナー像を最下層として順次重なるように中間転写ベルト41上に転写される。そして、二次転写器44が配置された二次転写位置に搬送される。これと同期して、待機ロール13にまで搬送されてきていた用紙が二次転写位置に搬送され、二次転写器44の作用により、中間転写ベルト41上のトナー像が、搬送されてきた用紙上に転写される。このトナー像の転写を受けた用紙は、搬送ベルト14上を矢印D方向にさらに搬送され、定着器50による加圧および加熱により用紙上のトナー像がその用紙上に定着される。これにより、定着されたトナー像からなる画像が用紙上に形成される。画像が形成された用紙は、搬送ベルト15により矢印E方向に搬送されて、この画像形成装置100の外部に排出される。
二次転写器44によりトナー像を用紙上に転写した後の中間転写ベルト41はさらに循環移動し、その表面に残存するトナーがベルトクリーナ45によって中間転写ベルト41上から取り除かれる。
5台の画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kが有する合計5つの感光体21が、本発明にいう複数の像保持体の一例に相当する。
また、中間転写ベルト41が、本発明にいう帯状体の一例に相当する。
また、透明トナーの画像形成エンジン20Crの感光体21が、本発明にいう第1の像保持体の一例に相当する。そして、Y色のトナーの画像形成エンジン20Yの感光体21が、本発明にいう第2の像保持体の一例に相当する。
また、5台の画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kが有する合計5つの現像器24を合わせたものが、本発明にいう像形成部の一例に相当する。
また、5台の画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kが有する合計5つの一次転写器25を合わせたものが、本発明にいう一次転写部の一例に相当する。
また、二次転写器44が、本発明にいう二次転写部の一例に相当する。
そして、定着器50が、本発明にいう定着部の一例に相当する。
画像形成装置100には、制御部60が設けられている。制御部60には、画像データが入力される。この画像データには、カラー画像をYMCK各色に色分解したときの各色の画像成分を表す、各色トナーの画像データと、カラー画像中の、透明トナーを使って光沢を付与する範囲を表す、透明トナーの画像データとが含まれている。
カラー画像の全面に渡って光沢を付与する場合には、この全面に相当する範囲を表す、透明トナーの画像データを含む画像データが制御部60に入力される。また、カラー画像の一部について光沢を付与する場合には、その部分に相当する範囲を表す、透明トナーの画像データを含む画像データが制御部60に入力される。また、光沢の付与を行わない場合には、透明トナーの画像データを含まないYMCK各色の画像データのみからなる画像データが制御部60に入力される。
制御部60は、この画像データを、各画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kの露光器23における露光光の照射に適した画像データに変換する。制御部60は、この変換後の画像データを、各露光器23に送信し、露光器23は、入力されてきた透明トナー、およびY,M,C,Kの各色のトナーに対応した各画像データに従って感光体21に露光光を照射する。
これにより、各画像形成エンジン20Cr,20Y,20M,20C,20Kでは、画像データに基づく静電潜像の形成、延いては、この画像データに基づくトナー像の形成が行われる。そして、画像データに付された情報によって指示されている用紙に、そのトナー像が転写され定着される。また、透明トナーの画像形成エンジン20Crに画像データが入力された場合には、その画像データが表す範囲について光沢が付与される。
ここで、本実施形態の画像形成装置100についての説明から、一旦離れ、一般的に、光沢調整用の透明トナーを使って光沢を付与する際に用紙上でのトナー像の色が薄まってしまう現象について説明する。
図2は、光沢調整用の透明トナーを使って光沢を付与する際に用紙上でのトナー像の色が薄まってしまう現象について説明する説明図である。
尚、この図2では、図1に示す感光体21、中間転写ベルト41、二次転写器44、および定着器50と同等な要素が示されており、各要素には、図1と同じ符号が付されている。
この図2には、YMCKのうちいずれかの色のトナー(有色トナー)T1のトナー像に、透明トナーT2を使って光沢を付与する際の、中間転写ベルト41への一次転写から用紙Pでの定着までの一連の処理が模式的に示されている。
図2のパート(A)に示すように、感光体21から中間転写ベルト41への一次転写では、まず、透明トナーT2のトナー像が転写され、その上に有色トナーT1のトナー像が重ねられて転写される。このとき、有色トナーT1のトナー像は、透明トナーT2のトナー像の凹凸を有する表面の上に転写される。凹部上では有色トナーT1が集まってトナー像が厚くなりやすく、凸部上では有色トナーT1が分散してトナー像が薄くなりやすい。この結果、透明トナーT2のトナー像の上に転写された有色トナーT1のトナー像は、厚みが不均一となる。
次に、中間転写ベルト41から用紙Pへの、二次転写器44による二次転写が行われる。
ここで、一般的に、有色トナーT1の径は3.8μm程度であるのに対し、透明トナーT2の径は5.8μm程度と有色トナーT1の径よりも大きい。このため、透明トナーT2は、トナー1個当たりの帯電電荷量が有色トナーT1よりも多く、一方で、トナー間あるいは中間転写ベルト41への非静電的な付着力は有色トナーT1よりも小さい。
この結果、二次転写の際には、透明トナーT2の方が有色トナーT1よりも用紙Pに向かって動きやすい。さらに、上記のように一次転写の際の透明トナーT2のトナー像上の有色トナーT1のトナー像の厚みが不均一であることも相俟って、二次転写の際に、透明トナーT2が有色トナーT1を押し退けて用紙P側に潜り込むことがある。
図2のパート(B)には、本来ならば用紙P上で有色トナーT1のトナー像の上に重ねられた状態で二次転写されるべき透明トナーT2が、有色トナーT1を押し退けて用紙P側に潜り込んだ様子が模式的に図示されている。
そして、二次転写後の用紙Pが定着器50へと送られ、図2のパート(C)に示すように、透明トナーT2が有色トナーT1を押し退けて用紙P側に潜り込んだまま用紙Pに定着することとなる。
このように透明トナーT2が有色トナーT1を押し退けて用紙P側に潜り込んだ状態で定着したトナー像では、有色トナーT1のトナー像中に透明トナーT2によって開けられた孔が散在した状態となっている。このような孔の部分では用紙Pの地色が透けることとなるため、用紙P上に定着したトナー像は、見かけ上の色が薄まった画像となる。
以上で、光沢調整用の透明トナーを使って光沢を付与する際に用紙上でのトナー像の色が薄まってしまう現象についての説明を終了し、本実施形態の画像形成装置100についての説明に戻る。
図1に示す画像形成装置100は、透明トナーの画像形成エンジン20Crの感光体21に形成された透明トナー像を、この感光体21に保持されている段階においてこの感光体21に押し当てることにより加圧する加圧部30を備えている。この加圧部30が、本発明にいう加圧部の一例に相当する。
図3は、図1に示す加圧部の詳細を、透明トナーの画像形成エンジンとともに示す図である。
加圧部30は、加圧ロール31、支持フレーム32、および加圧ロールクリーナ33を備えている。加圧ロール31は、感光体21の回転方向(矢印B)について、現像器24よりも下流側で一次転写器25よりも上流側の位置に配置されている。支持フレーム32は、この加圧ロール31の回転軸31aをバネ32aによって感光体21側に付勢しながら支持している。この支持フレーム32のバネ32aによる付勢によって、加圧ロール31は感光体21に押し当てられており、感光体21の回転に従動して回転する。
現像器24の現像によって感光体21に形成された透明トナー像は、一次転写器25による中間転写ベルト41への一次転写の前に、加圧ロール31によって感光体21に押し当てられることにより加圧される。
図4は、図3に示す加圧部の加圧ロールによって加圧された透明トナー像を模式的に示す図である。
この図4に示すように、加圧ロール31によって加圧されることで、感光体21上のトナー像を形成する透明トナーは扁平に潰される。そして、透明トナーが扁平となったトナー像が、感光体21の矢印B方向の回転によって一次転写器25まで運ばれて、中間転写ベルト41に一次転写される。
また、透明トナーの加圧の際に、加圧ロール31には透明トナーが付着することがある。このように加圧ロール31に付着した透明トナーは、図3に示す加圧ロールクリーナ33によって除去される。
図1の画像形成装置100では、透明トナーが扁平となったトナー像の上に、Y,M,C,Kの各色のトナー像が重ねられて一次転写される。この際には、最下層の透明トナー像の表面における凹凸が、扁平となっていない元のままの透明トナー像の表面における凹凸にくらべて抑えられている。このため、透明トナー像上に転写されるY,M,C,Kの各色のトナー像における厚みの不均一さが、扁平となっていない元のままの透明トナー像の上に転写される場合に比べて抑えられる。
さらに、この扁平な形状の透明トナーは、扁平となっていない元のままの透明トナーに比べて、二次転写の際にY,M,C,Kの各色のトナーを押し退けようとする力が弱い。また、扁平な形状の透明トナーは、扁平となっていない元のままの透明トナーに比べて、中間転写ベルト41との接触面積が広いため、中間転写ベルト41への非静電的な付着力が強い。図1の画像形成装置100では、これらのことが相俟って、二次転写の際の、透明トナーによるY,M,C,Kの各色のトナーの押退けが抑えられ、延いては、用紙上でのトナー像の色が薄まりが抑えられる。
また、現像器24内に初めから扁平な形状を有する透明トナーを収容し、その扁平な形状の透明トナーで現像を行うことが考えられる。しかしながら、現像器24内に初めから扁平な形状を有する透明トナーを収容したのでは、この現像器24内で透明トナーを攪拌して帯電させる際に帯電不良が生じ、現像自体の精度が低下する恐れがある。一方、本実施形態では、現像器24内の透明トナーはほぼ球形を有しているため、扁平な形状を有する透明トナーと比較して帯電不良が抑えられ高い精度で現像が行われる。
ここで、本実施形態では、透明トナー像の加圧が、加圧部30によって、このトナー像が感光体21に押し当てられることで行われる。
ただし、この透明トナー像の加圧方法としては、本実施形態のような、感光体21への押当てによる加圧以外にも、次のような加圧方法が考えられる。
図5は、本実施形態における透明トナー像の加圧方法とは異なる、透明トナー像の加圧方法の別例を示す図である。
尚、この図5では、図1に示す本実施形態の画像形成装置100の構成要素と同等な構成要素については、図1と同じ符号が付されている。
この別例では、透明トナー像は、中間転写ベルト41への一次転写の後、Y色のトナー像が一次転写される前の段階で、この透明トナー像が中間転写ベルト41に押し当てられることで加圧される。
そして、この別例では、この加圧を行う加圧部70が、透明トナーの画像形成エンジン20Crと、Y色の画像形成エンジン20Yとの間に配置されている。
この別例の加圧部70は、第1の加圧ロール71、第2の加圧ロール72、支持フレーム73、および加圧ロールクリーナ74を備えている。
第1の加圧ロール71は、中間転写ベルト41の、トナー像が一次転写される表面に接して配置されている。第2の加圧ロール72は、この第1の加圧ロール71との間に中間転写ベルト41を挟んで、この中間転写ベルト41の裏面に接して配置されている。
支持フレーム73は、第2の加圧ロール72の回転軸72aをバネ73aによって第1の加圧ロール71側に付勢しながら支持している。この支持フレーム73のバネ73aによる付勢によって、第2の加圧ロール72は、間に中間転写ベルト41を挟んで第1の加圧ロール71に押し当てられている。第1の加圧ロール71および第2の加圧ロール72は、中間転写ベルト41の矢印C方向への移動に従動して回転する。
透明トナーの画像形成エンジン20Crから一次転写された透明トナー像は、Y色の画像形成エンジン20YからY色のトナー像が一次転写される前に、第1の加圧ロール71および第2の加圧ロール72によって中間転写ベルト41に押し当てられる。この押当てにより、透明トナー像は、Y色のトナー像が一次転写される前に加圧されて、透明トナーが扁平な形状に潰される。また、押当ての際に第2の加圧ロール72に付着した透明トナーが加圧ロールクリーナ74によって除去される。
この別例でも、YMCK各色のトナー像は、凹凸が抑えられた透明トナー像の上に一次転写される。そして、透明トナーによる押退けが抑えられて用紙上に二次転写されて、用紙上でのトナー像の色が薄まりが抑えられることとなる。
ここで、図3に示す本実施形態の加圧部30は、透明トナー像を、押当て力に耐え得る感光体21に押し当てるので、押し当てを行う部材が1つの加圧ロール31で済む。一方で、図5に示す別例の加圧部70は、第2の加圧ロール72による中間転写ベルトの裏面からの押当て力を支えるべく第1の加圧ロール71を備えている。図3に示す本実施形態の加圧部30は、押し当てを行う部材が1つの加圧ロール31で済む分、図5に示す別例の加圧部70に比べて機構が簡単なものとなっている。
尚、本実施形態では、本発明の画像形成装置として、タンデムタイプのカラープリンタを例示している。しかしながら、本発明の画像形成装置は、タンデムタイプ以外の例えばロータリタイプのカラープリンタであっても良く、あるいは、カラーではなくモノクロのプリンタ等であっても良い。ただし、ロータリタイプのカラープリンタの場合、透明トナー像の加圧を行う加圧部は、透明トナーの現像時に感光体に接し、他の色のトナーの現像時には感光体から離れる機構を備えたものとなる。また、本発明の画像形成装置は、プリンタ以外の、例えば複写機やファクシミリ等であっても良い。
次に、上述の実施形態に対応した実施例に基づいて本発明を更に具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。また、以下では、この実施例に対する比較例も適宜に参照される。
[第1実施例]
画像形成装置として、富士ゼロックス社製 700 Digital Color Press(Pinot)に、上述の図3に示す加圧部30を搭載したものを用いた。
さらに、加圧部30における加圧ロール31の感光体21に対する押圧力として、以下の式で算出される押圧度が10%となる押圧力を採用した。
押圧度=(加圧によるトナー像高さの減少分)÷(加圧前のトナー像の高さ)×100
また、押圧度を確認しつつ押圧力を調整する際には、透明トナー像を感光体21上に形成し、加圧の前後のトナー像の高さを、Keyence社製のレーザ変位計VK−9500を使って計測した。そして、計測結果に基づいて上記式を使って算出される押圧度が10%となるように押圧力を調整した。
また、透明トナーとして径が5.8μmの透明トナーを用い、YMCK各色のトナーとして径が3.8μmのトナーを用いた。
そして、C色のトナー像と透明トナー像からなる次のようなパッチ画像の形成を行った。
図6は、実施例で形成したパッチ画像を示す模式図である。
このパッチ画像Ptは、濃度が50%のC色の矩形トナー像C50の一部を、濃度が100%の矩形の透明トナー像Cr100で覆ったものである。
第1実施例では、この図6に示すパッチ画像Ptを、坪量127g/mのコート紙上に、気温28℃、湿度85%の環境下で形成した。
そして、形成したパッチ画像Ptについて、透明トナー像Cr100で覆った部分と、透明トナー像Cr100で覆われていない部分との間の色差を測定した。色差の測定には、X−Rite社製の938 Spectrodensitometerを用いた。
さらに、図6に示すパッチ画像Ptとは別に、濃度が50%の矩形の透明トナー像の形成を行った。ただし、この形成では、透明トナー像に対する加圧部30による加圧後にまだ感光体21上に保持されている段階で、画像形成装置を一旦止めた。そして、感光体21上の加圧後のトナー像におけるドットの形状のバラつきの程度について目視評価を行った。この目視評価には、Keyence社製のデジタルマイクロスコープVK−9500を用いた。
[第2実施例]
第2実施例では、加圧部30における押圧力として押圧度が40%となる押圧力を採用した以外は上記の第1実施例と同様の条件で、パッチ画像Ptの形成および色差の測定を行った。さらに、濃度が50%の矩形の透明トナー像の形成とドットの形状のバラつきの程度について目視評価を行った。
[第3実施例]
第3実施例では、加圧部30における押圧力として押圧度が90%となる押圧力を採用した以外は上記の第1実施例と同様の条件で、パッチ画像Ptの形成および色差の測定を行った。さらに、濃度が50%の矩形の透明トナー像の形成とドットの形状のバラつきの程度について目視評価を行った。
[第4実施例]
第4実施例では、画像形成装置として、富士ゼロックス社製 700 Digital Color Press(Pinot)に、上述の図5に示す加圧部70を搭載したものを用いた。
さらに、加圧部70における第1の加圧ロール72および第2の加圧ロール72の中間転写ベルト41に対する押圧力として、上記の式で算出される押圧度が10%となる押圧力を採用した。
そして、その他は、上記の第1実施例と同様の条件で、パッチ画像Ptの形成および色差の測定と、濃度が50%の矩形の透明トナー像の形成とドットの形状のバラつきの程度についての目視評価を行った。
[第5実施例]
第5実施例では、加圧部70における押圧力として押圧度が40%となる押圧力を採用した以外は上記の第4実施例と同様の条件で、パッチ画像Ptの形成および色差の測定を行った。さらに、濃度が50%の矩形の透明トナー像の形成とドットの形状のバラつきの程度について目視評価を行った。
[第6実施例]
第6実施例では、加圧部70における押圧力として押圧度が90%となる押圧力を採用した以外は上記の第4実施例と同様の条件で、パッチ画像Ptの形成および色差の測定を行った。さらに、濃度が50%の矩形の透明トナー像の形成とドットの形状のバラつきの程度について目視評価を行った。
[第1比較例]
第1比較例では、画像形成装置として、富士ゼロックス社製 700 Digital Color Press(Pinot)そのものを用いた。
そして、その他は、上記の第1実施例と同様の条件で、パッチ画像Ptの形成および色差の測定と、濃度が50%の矩形の透明トナー像の形成とドットの形状のバラつきの程度についての目視評価を行った。
[第2比較例]
第2比較例では、画像形成装置として、富士ゼロックス社製 700 Digital Color Press(Pinot)に、上述の図5に示す加圧部70と同等な加圧部を搭載したものを用いた。ただし、この第2比較例では、中間転写ベルト41の移動方向について最下流のK色の画像形成エンジン20Kと二次転写器44との間に加圧部を配置した。
そして、その他は、上記の第1実施例と同様の条件で、パッチ画像Ptの形成および色差の測定と、濃度が50%の矩形の透明トナー像の形成とドットの形状のバラつきの程度についての目視評価を行った。
以下の表1に、上記の第1〜第6実施例、第1及び第2比較例それぞれについての色差についての評価結果、およびドットの目視評価についての評価結果を示す。
Figure 2014085507
第1及び第2比較例では、いずれも、色差の値が4.5以上と非常に大きく、上述した用紙上でのトナー像の薄まりが生じている。表1では、この評価結果が×印で示されている。
尚、表1では、色差について、第1比較例を基準「0」としたときの、この基準からの差異も示されている。
他方、透明トナー像におけるドットの形状については、いずれの比較例もバラつきが小さく、表1では、この評価結果が丸印で示されている。
第1実施例では、用紙上でのトナー像の薄まりについて、第1比較例に対して色差の値で1.03程度となる改善が見られる。表1では、この評価結果が三角印で示されている。透明トナー像におけるドットの形状については、バラつきが小さく、表1では、この評価結果が丸印で示されている。
第2実施例では、用紙上でのトナー像の薄まりについて、第1比較例に対して色差の値で2.39程度となる非常に大きな改善が見られる。表1では、この評価結果が丸印で示されている。透明トナー像におけるドットの形状についても、バラつきが小さく、表1では、この評価結果が丸印で示されている。
第3実施例では、用紙上でのトナー像の薄まりについて、第1比較例に対して色差の値で3.55程度となる非常に大きな改善が見られる。表1では、この評価結果が丸印で示されている。透明トナー像におけるドットの形状については、実用上問題ない程度のバラつきが見られ、表1では、この評価結果が三角印で示されている。
第4実施例では、用紙上でのトナー像の薄まりについて、第1比較例に対して色差の値で0.89程度となる改善が見られる。表1では、この評価結果が三角印で示されている。透明トナー像におけるドットの形状については、バラつきが小さく、表1では、この評価結果が丸印で示されている。
第5実施例では、用紙上でのトナー像の薄まりについて、第1比較例に対して色差の値で2.10程度となる非常に大きな改善が見られる。表1では、この評価結果が丸印で示されている。透明トナー像におけるドットの形状についても、バラつきが小さく、表1では、この評価結果が丸印で示されている。
第6実施例では、用紙上でのトナー像の薄まりについて、第1比較例に対して色差の値で3.13程度となる非常に大きな改善が見られる。表1では、この評価結果が丸印で示されている。透明トナー像におけるドットの形状については、実用上問題ない程度のバラつきが見られ、表1では、この評価結果が三角印で示されている。
尚、第1および第4実施例において用紙上でのトナー像の薄まりについての改善の程度が他の実施例よりも低いのは、加圧部での押圧力が他の実施例よりも小さく透明トナーの扁平の程度が小さいためと考えられる。また、第3および第6実施例においてドットの形状に若干のバラつきが見られたのは、加圧部での押圧力が他の実施例よりも大きく透明トナーの加圧部への付着量が多くなったためと考えられる。これらの実施例から、加圧部での押圧力としては、押圧度が40%程度となる押圧力が好ましいものと考えられる。
10 給紙台
11 ピックアップロール
12 搬送ロール
13 待機ロール
14,15 搬送ベルト
20Cr,20Y,20M,20C,20K 画像形成エンジン
21 感光体
22 帯電器
23 露光器
24 現像器
25 一次転写器
26 感光体クリーナ
30,70 加圧部
31 加圧ロール
31a,72a 回転軸
32,73 支持フレーム
32a,73a バネ
33,74 加圧ロールクリーナ
41 中間転写ベルト
42 駆動ロール
43 ロール
44 二次転写器
45 ベルトクリーナ
50 定着器
60 制御部
71 第1の加圧ロール
72 第2の加圧ロール
121 搬送路

Claims (2)

  1. トナー像の形成を受けて形成されたトナー像を保持する、配列された複数の像保持体と、
    前記複数の像保持体に沿って延在し、周回移動しながら該複数の像保持体上に保持されたトナー像の転写を受ける帯状体と、
    前記帯状体の、前記複数の像保持体に沿って延在する部分の移動方向について、該複数の像保持体のうちの最上流に配置された第1の像保持体上に、光沢調整用のトナーによる第1のトナー像を形成するとともに、該移動方向下流側に向かって該第1の像保持体に隣接する第2の像保持体以降の各像保持体上に、該各像保持体に応じた色のトナーによるトナー像を形成する像形成部と、
    前記複数の像保持体上に形成された複数のトナー像を前記帯状体上に順次重なるように転写する一次転写部と、
    前記第2の像保持体上に形成された第2のトナー像が前記帯状体上に転写されるよりも前の段階において、前記第1のトナー像を加圧する加圧部と、
    前記帯状体上に順次重なるように転写されたトナー像を用紙上に転写する二次転写部と、
    前記二次転写部により用紙上に転写されたトナー像を該用紙上に定着する定着部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記加圧部が、前記第1のトナー像を、前記第1の像保持体に保持されている段階において該第1の像保持体に押し当てることにより、該第1のトナー像を加圧するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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