JP2014084819A - 排圧調整バルブの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 排圧調整バルブが閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減することが可能な排圧調整バルブの制御装置を提供する。
【解決手段】 排圧調整バルブの制御装置は、ディーゼルエンジン10の排気通路41上に設けられ、排気ガス中のPMを捕集するディーゼル・パティキュレート・フィルタ42と、ディーゼル・パティキュレート・フィルタ42の下流側に配設され、排気圧力を調節する排圧調整バルブ43と、ディーゼルエンジン10の運転状態に応じて、排圧調整バルブ43を閉弁側に駆動するECU70とを備える。ECU70は、排圧調整バルブ43を閉弁側に駆動しているときに、エンジン回転数が高いほど、排圧調整バルブ43の開度を開弁側に調節する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ディーゼルエンジンの排気系に配設される排圧調整バルブの制御装置に関する。
近年、ディーゼルエンジンから排出される粒子状物質(Paticulate Matter、以下単に「PM」という)の排出抑制が強く要望されている。これを実現する技術として、排気ガス中のPMを捕集するディーゼル・パティキュレート・フィルタ(以下「DPF(Diesel Particulate filter)」ともいう)が知られている。
DPFでは、例えば、その前段に酸化触媒(又はNOx吸蔵還元触媒)を配置するとともに、燃焼室へ燃料を噴射するポスト噴射又は排気ガス中に燃料を添加することによって排気ガス中にHCを供給して、酸化触媒における反応熱でDPFに堆積したPMを燃焼する、所謂フィルタ再生が行われる。
ここで、連続再生式DPFの触媒の活性を確保するよう排気ガス温度を上昇させるには、ポスト噴射又はマルチ噴射は有効な手段ではあるけれども、これだけでは充分な温度上昇の得られない場合がある。そこで、DPFの下流に排圧(排気圧力)調整バルブ(以下「ECV」ともいう)を設け、ポスト噴射等による強制再生を実施するときに、排圧調整バルブの開度を小さくして排気通路を絞り、DPF内からの熱の放散を防いでこれを保温することにより、触媒の活性化を図ってDPFの再生を促進する手段が考えられる。
このような場合、強制再生が終了しDPFに捕集されたPMが除かれたときには、ディーゼルエンジンを通常運転に戻すため排圧調整バルブを全開に復帰させる必要がある。ところが、連続再生式DPFの下流に設置された排圧調整バルブでは、これを急速に全開まで戻したときには、耳障りな大きな騒音が発生する。このような問題点を解消するために、排気絞り弁(排圧調整バルブ)が設置されたディーゼルエンジンにおいて、排気絞り弁を閉じてDPFに堆積した粒子状物質を酸化除去しこれを再生した後、排気絞り弁を全開に戻す時の騒音を低減させる技術が特許文献1,2に開示されている。
より詳細には、特許文献1には、ディーゼル・パティキュレート・フィルタの再生が終了したときに、排気絞り弁の開度を徐々に大きくして全開に復帰させることにより、排気系の圧力の急激な降下を回避し、排気絞り弁の開放に伴って発生する騒音を低減する技術が開示されている。
また、特許文献2には、ディーゼル・パティキュレート・フィルタの再生が終了したときに、EGRバルブを先行して開弁した後に、排気絞り弁を全開に戻す技術が開示されている。特許文献2記載の技術によれば、EGRバルブの開弁により排気系の圧力が減少するため、排気絞り弁の開放に伴って発生する騒音を低減することができる。
特開2005−282534号公報 特開2005−315189号公報
上述したように、特許文献1,2の技術(排気ガス後処理装置)によれば、排気絞り弁(排圧調整バルブ)を閉じている状態から開く時に出る気流音(ため息音)を低減することができる。一方、特許文献1,2に記載の排気ガス後処理装置では、DPF再生中に(又はその他の運転条件において)排気絞り弁(排圧調整バルブ)が閉じられているときに、定常的に気流音が発生することがある。しかしながら、特許文献1,2の技術では、この定常的に発生する気流音を低減することができない。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、排圧調整バルブが閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減することが可能な排圧調整バルブの制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る排圧調整バルブの制御装置は、ディーゼルエンジンの排気通路上に設けられ、排気ガス中の粒子状物質を捕集するディーゼル微粒子捕集フィルタと、ディーゼル微粒子捕集フィルタの下流側に配設され、排気圧力を調節する排圧調整バルブと、ディーゼルエンジンのエンジン回転数を検出する回転数検出手段と、ディーゼルエンジンの運転状態に応じて、排圧調整バルブを閉弁側に駆動する制御手段とを備え、制御手段が、排圧調整バルブを閉弁側に駆動しているときに、回転数検出手段により検出されたエンジン回転数が高いほど、排圧調整バルブの開度を開弁側に調節することを特徴とする。
ところで、エンジン回転数が高くなるほど、排気流量が増大し、排圧調整バルブが閉弁されたときの気流音が大きくなる。ここで、本発明に係る排圧調整バルブの制御装置によれば、排圧調整バルブが閉弁側に駆動されているときに、エンジン回転数が高いほど、当該排圧調整バルブの開度が開弁側に調節される。すなわち、エンジン回転数が上昇して排気流量が増大するにしたがい、排圧調整バルブの開度が開弁側に調節されるため、排圧調整バルブが閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減することが可能となる。
本発明に係る排圧調整バルブの制御装置は、ディーゼルエンジンの排気通路上に設けられ、排気ガス中の粒子状物質を捕集するディーゼル微粒子捕集フィルタと、ディーゼル微粒子捕集フィルタの下流側に配設され、排気圧力を調節する排圧調整バルブと、排圧調整バルブの前後の差圧を検出する差圧検出手段と、ディーゼルエンジンの運転状態に応じて、排圧調整バルブを閉弁側に駆動する制御手段とを備え、制御手段が、排圧調整バルブを閉弁側に駆動しているときに、差圧検出手段により検出された差圧が所定圧力以下になるように、排圧調整バルブの開度を調節することを特徴とする。
ところで、排圧調整バルブの前後の圧力差(差圧)が大きくなるほど、気流音は大きくなる。ここで、本発明に係る排圧調整バルブの制御装置によれば、排圧調整バルブが閉弁側に駆動されているときに、排圧調整バルブの前後の差圧が所定圧力以下になるように、前記排圧調整バルブの開度が調節される。よって、排圧調整バルブの前後の差圧が所定圧力を超えることが防止されるため、排圧調整バルブが閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減することが可能となる。
本発明に係る排圧調整バルブの制御装置は、排気通路上に設けられたタービン、及び、吸気通路上に設けられ、タービンと軸で接続されたコンプレッサを有し、排気ガスのエネルギーを利用して吸入空気を過給する過給器と、タービンの上流側からコンプレッサの下流側に排気ガスを還流する第1の排気ガス再循環装置とを備え、制御手段が、アクセルペダルの踏み込みが解除されて、燃料供給が停止され、第1の排気ガス再循環装置により排気ガスが再循環される際に、排圧調整バルブを閉弁側に駆動することが好ましい。
この場合、アクセルペダルの踏み込みが解除されて、ディーゼルエンジンに対する燃料供給が停止され、第1の排気ガス再循環装置により排気ガスが再循環される際に、排圧調整バルブが閉弁側に駆動される。その際、上述したように、排圧調整バルブの開度が調節される。その結果、排圧調整バルブが閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減しつつ、例えば車両の減速時に、新気がディーゼル微粒子捕集フィルタに流れ込み、当該ディーゼル微粒子捕集フィルタ(及び排気浄化触媒)の温度を低下させることを抑制することが可能となる。
本発明に係る排圧調整バルブの制御装置は、排気通路上に設けられたタービン、及び、吸気通路上に設けられ、タービンと軸で接続されたコンプレッサを有し、排気ガスのエネルギーを利用して吸入空気を過給する過給器と、タービンの下流側からコンプレッサの上流側に排気ガスを還流する第2の排気ガス再循環装置とを備え、制御手段が、第2の排気ガス再循環装置により排気ガスが再循環される際に、排圧調整バルブを閉弁側に駆動することが好ましい。
この場合、第2の排気ガス再循環装置により排気ガスが再循環される際に排圧調整バルブが閉弁側に駆動される。その際に、上述したように、排圧調整バルブの開度が調節される。その結果、排圧調整バルブが閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減しつつ、排気圧力を高めて、第2の排気ガス再循環装置による排気ガスの還流率を上昇することが可能となる。
本発明によれば、排圧調整バルブが閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減することが可能となる。
第1実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置を備えたディーゼルエンジンの構成を示す図である。 エンジン回転数と、排圧調整バルブ開度と、気流音レベルとの関係を示す図である。 エンジン回転数と目標排圧調整バルブ開度との関係(Ne−ECV開度テーブル)を示す図である。 第1実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置による開度調節処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置を備えたディーゼルエンジンの構成を示す図である。 排圧調整バルブ前後の圧力差と気流音レベルとの関係を示す図である。 排圧調整バルブ前後の圧力差と排圧調整バルブ開度との関係を示す図である。 第2実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置による開度調節処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、各図において、同一要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、図1を用いて、第1実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置を備えたエンジン10の構成について説明する。図1は、排圧調整バルブの制御装置を備えたエンジン10の構成を示す図である。
エンジン10は、吸入空気圧縮後にインジェクタによってシリンダ内に燃料を噴射して自然着火させて出力を得るディーゼルエンジンである。インジェクタにはコモンレール式のものが好適に用いられる。このエンジン10は、後述するターボチャージャ20によって吸入空気を過給して、高出力化(あるいは、低燃費化)を実現し得るものである。
吸気通路31には、上流側からエアクリーナ32、エアフローメータ33、ターボチャージャ20、インタークーラー34、電子制御式スロットルバルブ(以下、単に「スロットルバルブ」ともいう)35などが配置されている。エアクリーナ32は、吸入空気中のゴミや塵などを取り除くフィルタである。エアフローメータ33は、吸入空気量を質量流量として検出するセンサである。
ターボチャージャ20は、吸気通路31と排気通路41との間に配され、過給を行う過給機である。ターボチャージャ20は、排気通路41に設けられたタービン22と、吸気通路31に設けられ、タービン22と回転軸23で連結されたコンプレッサ21とを有しており、排気のエネルギーでタービン22を駆動することにより、同軸のコンプレッサ21で空気を圧縮する。
インタークーラー34は、ターボチャージャ20(コンプレッサ21)で圧縮されて高温になった吸気を熱交換によって冷却するものである。インタークーラー34の下流側には、吸入空気量を調節するスロットルバルブ35が配されている。
一方、排気通路41上には、上流側(エンジン10側)から順に、タービン22(ターボチャージャ20)、ディーゼル・パティキュレート・フィルタ(特許請求の範囲に記載のディーゼル微粒子捕集フィルタに相当)42、排圧調整バルブ43、マフラ44等を備えている。
ディーゼル・パティキュレート・フィルタ42は、排気ガス中に含まれるPMを捕集するフィルタである。ディーゼル・パティキュレート・フィルタ42としては、例えば、コーディエライト等の耐熱性セラミックスをハニカム構造に形成し、ガス流路となる多数のセルを、入口側、出口側が互い違いとなるように端面に封をして形成された所謂クローズドタイプ(ウォールフロータイプ)のものが好適に用いられる。
なお、ディーゼル・パティキュレート・フィルタ42の前段には、例えば、酸化触媒(又はNOx吸蔵還元触媒)(図示省略)が配置されている。そして、本実施形態では、例えば、ディーゼル・パティキュレート・フィルタ42の詰りが検出されたとき、又は、所定のタイミングで、ポスト噴射又は排気ガス中に燃料を添加することによって排気ガス中にHCを供給して、酸化触媒における反応熱でDPFに堆積したPMを燃焼する、所謂フィルタ再生が行われる。
ディーゼル・パティキュレート・フィルタ42の下流側には、バルブを開閉することにより、排気圧力(排気ガスの流量)を調節する排圧調整バルブ43が配設されている。排圧調整バルブ43は、これに付随して配設された電動モータ43aにより開閉駆動される。該電動モータ43aを後述する電子制御装置(以下「ECU」という)70によって制御することにより、排圧調整バルブ43を任意の開度に設定することが可能である。なお、排圧調整バルブ43は非駆動時には、リターンスプリングにより全開にされる(ノーマリオープン)。
また、吸気通路31と排気通路41との間には、排気を吸気に混入し、エンジン10に再吸入(排気の循環)させてNOx(窒素酸化物)の低減等を図るために、低圧EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置50及び高圧EGR装置60が設けられている。
低圧EGR装置50は、排気通路41上のディーゼル・パティキュレート・フィルタ42と排圧調整バルブ43との間から、排ガスの一部を、吸気通路31上のエアフローメータ33とコンプレッサ21との間に導入する低圧EGR配管51を備えている。低圧EGR装置50は、特許請求の範囲に記載の第2の排気ガス再循環装置に相当する。
低圧EGR配管51上には、吸気通路31に還流される燃焼後ガスを冷却するEGRクーラ52や、排気ガス還流量を調節するEGRバルブ53が取り付けられている。なお、EGRバルブ53の開度制御(Duty制御)はECU70によって行われる。
高圧EGR装置60は、排気通路41におけるエンジン10とタービン22との間から、排ガスの一部を、吸気通路31上のスロットル35とエンジン10との間に導入する高圧EGR配管61を備えている。なお、高圧EGRガスは、上述した低圧EGRガスに対して、高圧かつ高温となっている。高圧EGR装置60は、特許請求の範囲に記載の第1の排気ガス再循環装置に相当する。
高圧EGR配管61上には、吸気通路31に還流される燃焼後ガスを冷却するEGRクーラ62や、排気ガス還流量を調節するEGRバルブ63が取り付けられている。なお、EGRバルブ63の開度制御(Duty制御)もECU70によって行われる。
ECU70は、演算を行うマイクロプロセッサ、該マイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラム等を記憶するROM、演算結果などの各種データを記憶するRAM、12Vバッテリによってその記憶内容が保持されるバックアップRAM、及び入出力I/F等を有して構成されている。また、ECU70は、インジェクタを駆動するインジェクタドライバ、スロットルバルブ35を開閉する電動モータ35aを駆動するモータドライバ、及び、排圧調整バルブ43を開閉する電動モータ43aを駆動するモータドライバ等を備えている。さらに、ECU70は、上述したEGRバルブ53,63を駆動するドライバ等も備えている。
ECU70には、上述したエアフローメータ33、クランクシャフトの位置を検出するクランク角センサ71、及び、アクセルペダルの踏み込み量すなわちアクセルペダルの開度を検出するアクセルペダル開度センサ73等の各種センサが接続されている。なお、ECU70では、クランク角センサ71の検出信号から、エンジン10のエンジン回転数が演算される。よって、クランク角センサ71は、特許請求の範囲に記載の回転数検出手段として機能する。
ECU70では、上述した各種センサから入力される検出信号に基づいて、エンジン回転数、吸入空気量、アクセルペダル開度、及びエンジン10の水温等の各種情報が取得される。そして、ECU70は、取得した各種情報に基づいて、燃料噴射量や各種デバイス等を制御することによりエンジン10を総合的に制御する。
また、ECU70は、エンジン10の運転状態に応じて、排圧調整バルブ43を閉弁側に駆動する。例えば、ECU70は、酸化触媒及びディーゼル・パティキュレート・フィルタ42の暖機中(昇温中)に減速状態になった場合、すなわち、アクセルペダルの踏み込みが解除されて、スロットルバルブ35が閉弁され、エンジン10に対する燃料供給が停止されるとともに、高圧EGR装置60により排気ガスが導入(再循環)される際に、排圧調整バルブ43を閉弁側に駆動する。また、ECU70は、例えば、緩加速時等に低圧EGRを促進する場合、すなわち、低圧EGR装置50により排気ガスが導入(再循環)される際に、排圧調整バルブ43を閉弁側に駆動する。
ここで、エンジン回転数Neと、排圧調整バルブ(ECV)開度と、気流音レベルとの関係を図2に示す。図2において、横軸はECV開度(°)であり、縦軸は気流音レベル(dB)である。図2に示されるように、エンジン回転数Neが一定の場合には、ECV開度が大きくなるほど、ECV前後の差圧が減少し、ECV43を通過する排気の流速が小さくなるため、気流音は小さくなる。また、エンジン回転数Neが高くなるほど、排気流速が増大するため、同一開度での気流音レベルが悪化する。
そのため、ECU70は排圧調整バルブ43を閉弁側に駆動しているときに、エンジン回転数Neが高いほど、排圧調整バルブ43の開度を開弁側に調節する。すなわち、ECU70は、特許請求の範囲に記載の制御手段として機能する。
より具体的には、ECU70のROM等には、予め、エンジン回転数Neと排圧調整バルブ43の目標開度との関係を定めたテーブル(Ne−ECV開度テーブル)が記憶されており、ECU70は、取得したエンジン回転数Neに基づいて、Ne−ECV開度テーブルを検索して、排圧調整バルブ43の目標開度を取得する。
ここで、Ne−ECV開度テーブルの一例を図3に示す。図3において、横軸はエンジン回転数Ne(rpm)であり、縦軸は目標ECV開度(°)である。Ne−ECV開度テーブルは、図3に示されるように、エンジン回転数Neが高くなるほど、目標ECV開度が大きくなるように設定されている。そして、ECU70は、求めた目標ECV開度と、排圧調整バルブ43の実開度とが一致するように(すなわち気流音が生じない開度に)、排圧調整バルブ43(電動モータ43a)を駆動する。
なお、ECU70は、閉じている排圧調整バルブ43を開く際には、気流音(ため息音)を低減するために、前後差圧(ECV入口圧力)が緩やかに減少するように、徐々に排圧調整バルブ43を開く。
次に、図4を参照しつつ、排圧調整バルブの制御装置の動作について説明する。図4は、第1実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置による開度調節処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、本処理は、ECU70において、所定のタイミングで繰り返して実行される。
ステップS100では、排圧調整バルブ43の閉弁条件が成立したか否かについての判断が行われる。ここで、排圧調整バルブ43の閉弁条件が成立する場合には、上述したように、例えば、酸化触媒及びディーゼル・パティキュレート・フィルタ42の暖機中(昇温中)に減速状態になった場合、すなわち、アクセルペダルの踏み込みが解除されて、エンジン10に対する燃料供給が停止され、高圧EGR装置60により排気ガスが再循環される場合や、緩加速時等に低圧EGRを促進する場合、すなわち、低圧EGR装置50により排気ガスが導入される場合等が挙げられる。
ステップS100において、排圧調整バルブ43の閉弁条件が成立していないと判断された場合には、本処理から一旦抜ける。一方、排圧調整バルブ43の閉弁条件が成立しているときには、ステップS102において、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動される。
次に、ステップS104では、クランク角センサ71の検出信号から算出されたエンジン回転数が読み込まれる。そして、続くステップS106では、ステップS104で読み込まれたエンジン回転数に基づいて、上述したNe−ECV開度テーブルが検索されて、排圧調整バルブ43の目標開度が取得される。
続いて、ステップS108では、ステップS106において取得された目標ECV開度と、排圧調整バルブ43の実開度とが一致するように(すなわち気流音が生じない開度に)、排圧調整バルブ43(電動モータ43a)が駆動される。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によれば、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動されているときに、エンジン回転数が高いほど、当該排圧調整バルブ43の開度が開弁側に調節される。すなわち、エンジン回転数が上昇して排気流量が増大するにしたがい、排圧調整バルブ43の開度が開弁側に調節されるため、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減することが可能となる。
また、本実施形態によれば、アクセルペダルの踏み込みが解除されて、燃料供給が停止され、高圧EGR装置60により排気ガスが再循環されるときに、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動される。その際に、上述したように、排圧調整バルブ43の閉弁開度が調節される。その結果、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減しつつ、例えば車両の減速時に、新気がディーゼル・パティキュレート・フィルタ42に流れ込み、当該ディーゼル・パティキュレート・フィルタ42(及び排気浄化触媒)の温度を低下させることを抑制することが可能となる。
さらに、本実施形態によれば、低圧EGR装置50により排気ガスが導入されるときに排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動される。その際に、上述したように、排圧調整バルブ43の閉弁開度が調節される。その結果、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減しつつ、排気圧力を高めて、低圧EGR装置50による排気ガスの還流率を上昇することが可能となる。
(第2実施形態)
上記実施形態では、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動されているときに、エンジン回転数に応じて排圧調整バルブ43の開度を調節したが、排圧調整バルブ43の上流側の圧力と下流側の圧力との差圧に応じて、該排圧調整バルブ43の開度を調節する構成とすることもできる。そこで、次に、図5を用いて、第2実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置の構成について説明する。図5は、第2実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置を備えたディーゼルエンジン10の構成を示す模式図である。なお、図5において第1実施形態と同一又は同等の構成要素については同一の符号が付されている。
排圧調整バルブの制御装置は、上述した第1実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置の構成に加えて、差圧センサ72を備えている点で上述した第1実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置と異なっている。また、ECU70に代えて、ECU70Aを備えている点で上述した排圧調整バルブの制御装置と異なっている。その他の構成は、上述した第1実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置と同一または同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
差圧センサ72は、排圧調整バルブ43の前後の差圧を検出する。すなわち、差圧センサ72は、特許請求の範囲に記載の差圧検出手段として機能する。なお、差圧センサ72はECU70Aに接続されており、差圧センサ72により検出された排圧調整バルブ43の前後の差圧は、ECU70Aに出力される。
ECU70Aは、エンジン10の運転状態に応じて、排圧調整バルブ43を閉弁側に駆動する。また、ECU70Aは、排圧調整バルブ43を閉弁側に駆動しているときに、差圧センサ72により検出された差圧が所定圧力(ΔP)以下になるように、排圧調整バルブ43の開度を調節する。すなわち、ECU70Aは、特許請求の範囲に記載の制御手段として機能する。
ここで、排圧調整バルブ43前後の圧力差(差圧)と気流音レベルとの関係を図6に示す。図6において、横軸は排圧調整バルブ43前後の圧力差(Pa)であり、縦軸は気流音レベル(dB)である。図6に示されるように、ECV43前後の圧力差が大きくなるほど、気流音は大きくなる。よって、図6に示されるように、排圧調整バルブ43前後の圧力差がΔP以下の領域で、気流音が要件を満足する程度に低下する。
また、排圧調整バルブ43前後の圧力差と排圧調整バルブ開度との関係を図7に示す。図7において、横軸はECV43前後の圧力差(Pa)であり、縦軸はECV開度(°)である。図7に示されるように、排圧調整バルブ43の開度が所定開度T以上の場合に、気流音が要件を満足する上記圧力差ΔP以下となる。よって、ECU70Aは、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動される際に、該排圧調整バルブ43の開度を所定開度T(又はそれ以上)となるように開度を調節する。
次に、図8を参照しつつ、排圧調整バルブの制御装置の動作について説明する。図8は、第2実施形態に係る排圧調整バルブの制御装置による開度調節処理の処理手順を示すフローチャートである。なお、本処理は、ECU70Aにおいて、所定のタイミングで繰り返して実行される。
ステップS200では、排圧調整バルブ43の閉弁条件が成立したか否かについての判断が行われる。なお、排圧調整バルブ43の閉弁条件については、上述した通りであるので、ここでは詳細な説明を省略する。ここで、排圧調整バルブ43の閉弁条件が成立していない場合には、本処理から一旦抜ける。一方、排圧調整バルブ43の閉弁条件が成立しているときには、ステップS202において、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動される。
次に、ステップS204では、差圧センサ72により検出された排圧調整バルブ43の前後の差圧が読み込まれる。そして、続くステップS206では、ステップS204で読み込まれた排圧調整バルブ43の前後の差圧が上記ΔP以下となるように、排圧調整バルブ43の目標開度(上記開度T参照)が設定される。
続いて、ステップS208では、ステップS206において設定された目標開度と、排圧調整バルブ43の実開度とが一致するように(すなわち気流音が生じない開度に)、排圧調整バルブ43(電動モータ43a)が駆動される。
以上、本実施形態によれば、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動されているときに、排圧調整バルブ43の前後の差圧が所定圧力(ΔP)以下になるように、前記排圧調整バルブ43の開度が調節される。よって、排圧調整バルブ43の前後の差圧が所定圧力(ΔP)を超えることが防止されるため、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動されているときに定常的に発生する気流音を低減することが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、上記第1実施形態では、目標ECV開度を設定するために、Ne−ECV開度テーブルを用いたが、演算によって求める構成としてもよい。
また、上記第2実施形態では、排圧調整バルブ43の前後の圧力差を取得するために差圧センサ72を用いたが、排圧調整バルブ43の上流側及び下流側にそれぞれ圧力センサを取り付け、双方の圧力センサの検出値の差分を演算する構成とすることもできる。
さらに、排圧調整バルブ43が閉弁側に駆動される運転条件は上記実施形態には限られない。
10 エンジン
20 ターボチャージャ
21 コンプレッサ
22 タービン
23 回転軸
31 吸気通路
35 電子制御式スロットルバルブ
41 排気通路
42 ディーゼル・パティキュレート・フィルタ(DPF)
43 排圧調整バルブ
50 低圧EGR装置
60 高圧EGR装置
70,70A ECU
71 クランク角センサ
72 差圧センサ

Claims (4)

  1. ディーゼルエンジンの排気通路上に設けられ、排気ガス中の粒子状物質を捕集するディーゼル微粒子捕集フィルタと、
    前記ディーゼル微粒子捕集フィルタの下流側に配設され、排気圧力を調節する排圧調整バルブと、
    前記ディーゼルエンジンのエンジン回転数を検出する回転数検出手段と、
    前記ディーゼルエンジンの運転状態に応じて、前記排圧調整バルブを閉弁側に駆動する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記排圧調整バルブを閉弁側に駆動しているときに、前記回転数検出手段により検出された前記エンジン回転数が高いほど、前記排圧調整バルブの開度を開弁側に調節することを特徴とする排圧調整バルブの制御装置。
  2. ディーゼルエンジンの排気通路上に設けられ、排気ガス中の粒子状物質を捕集するディーゼル微粒子捕集フィルタと、
    前記ディーゼル微粒子捕集フィルタの下流側に配設され、排気圧力を調節する排圧調整バルブと、
    前記排圧調整バルブの前後の差圧を検出する差圧検出手段と、
    前記ディーゼルエンジンの運転状態に応じて、前記排圧調整バルブを閉弁側に駆動する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記排圧調整バルブを閉弁側に駆動しているときに、前記差圧検出手段により検出された前記差圧が所定圧力以下になるように、前記排圧調整バルブの開度を調節することを特徴とする排圧調整バルブの制御装置。
  3. 前記排気通路上に設けられたタービン、及び、吸気通路上に設けられ、前記タービンと軸で接続されたコンプレッサを有し、排気ガスのエネルギーを利用して吸入空気を過給する過給器と、
    前記タービンの上流側から前記コンプレッサの下流側に排気ガスを還流する第1の排気ガス再循環装置と、を備え、
    前記制御手段は、アクセルペダルの踏み込みが解除されて、燃料供給が停止され、前記第1の排気ガス再循環装置により排気ガスが再循環される際に、前記排圧調整バルブを閉弁側に駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の排圧調整バルブの制御装置。
  4. 前記排気通路上に設けられたタービン、及び、吸気通路上に設けられ、前記タービンと軸で接続されたコンプレッサを有し、排気ガスのエネルギーを利用して吸入空気を過給する過給器と、
    前記タービンの下流側から前記コンプレッサの上流側に排気ガスを還流する第2の排気ガス再循環装置と、を備え、
    前記制御手段は、前記第2の排気ガス再循環装置により排気ガスが再循環される際に、前記排圧調整バルブを閉弁側に駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載の排圧調整バルブの制御装置。
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