JP2014084754A - レール圧センサ出力特性診断方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置 - Google Patents

レール圧センサ出力特性診断方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な手法によりレール圧センサの出力特性の直線性を診断可能とすると共に、使用条件の制限が極力少なくする。
【解決手段】調量弁6を全開状態として、圧力制限弁10を開弁せしめた際に、レール圧センサにより得られた最大の圧力を最大圧力とし、次いで、圧力制限弁10が開弁せしめられた状態で、かつ、高圧ポンプ7が全圧送状態において、レール圧センサ11により得られた圧力を流量大側2次圧力とし、次いで、調量弁6の弁開度を絞り、圧力制限弁10の通過流量を、高圧ポンプ7の全圧送状態における通過流量よりも小さく、かつ、圧力制限弁10が開弁状態を維持し得る状態とし、その際、レール圧センサ11により得られた圧力を流量小側2次圧力とし、先の最大圧力、流量大側2次圧力、及び、流量小側2次圧力のいずれかが、予め定められた許容計測範囲外にある場合に、レール圧センサ11の故障と判定するよう構成されてなるものである。
【選択図】図2

Description

本発明は、コモンレール式燃料噴射制御装置において用いられるレール圧センサの出力特性の診断方法に係り、特に、直線性の良否診断における診断手法の簡素化、利便性の向上等を図ったものに関する。
いわゆるコモンレール式燃料噴射制御装置は、高圧ポンプによって燃料を加圧して蓄圧器であるコモンレールへ圧送して蓄圧し、その蓄圧された高圧燃料を燃料噴射弁へ供給することにより、燃料噴射弁による内燃機関への高圧燃料の噴射を可能として、燃費やエミッション特性等に優れるものとして良く知られているものである。
かかるコモンレール式燃料噴射制御装置において、圧力センサは、レール圧制御において必要とされる実レール圧の検出のため必須であり、レール圧制御において重要な役割を果たすものであるため、その動作の良否を的確に把握することが必要であり、従来から種々の診断方法、装置などが提案、実用化されている。
例えば、コモンレール圧が一定圧以上となった際に、コモンレールの燃料を強制的に排出させてレール圧を所定の上限値に制限するためのリミッタスイッチをコモンレールに取り付けると共に、このリミッタスイッチには、その動作状態を示す信号を出力する動作検出センサを設け、リミッタスイッチが作用し、動作検出センサによりリミッタスイッチの動作が検出された場合に、圧力センサにより検出されたレール圧力が所定の範囲内にあるか否かを判定し、範囲外と判定された場合には、圧力センサの故障と判断する方法などが提案されている(例えば、特許文献1等参照)。
特開2000−303886号公報(第4−8頁、図1−図5)
しかしながら、上述の手法では、レール圧が異常に上昇してリミッタスイッチが動作した特別の場合にのみ圧力センサの故障判断が可能となるため、利便性に欠けるという問題がある。
さらに、車両の自己診断の規格であるOBD(On-Board Diagnostics)2を採用する車両においては、圧力センサの出力特性の直線性を監視する機能(リニアライズモニタリング機能)が要求されるが、上述の従来手法では、ある圧力の一点のみを故障診断の対象とするため、リニアライズモニタリング機能には対応できず、別途、何らかの方策を講ずる必要がある。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、レール圧センサの出力特性の直線性を簡易な手法により診断可能とすると共に、使用条件の制限が極力少なく利便性の高いレール圧センサ出力特性診断方法及びコモンレール式燃料噴射制御装置を提供するものである。
上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るレール圧センサ出力特性診断方法は、
燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介して内燃機関へ高圧燃料の噴射を可能としてなると共に、前記高圧ポンプの上流側に電磁式調量弁が、前記高圧ポンプの下流側に圧力制限弁が、それぞれ設けられ、前記コモンレールの圧力を検出するレール圧センサの検出信号に基づいて電子制御ユニットによる前記電磁式調量弁の駆動制御により、前記コモンレールのレール圧を制御可能としてなるコモンレール式燃料噴射制御装置におけるレール圧センサ出力特性診断方法であって、
前記圧力制限弁を強制的に開弁せしめ、前記圧力制限弁における複数の通過流量において、各通過流量に対するレール圧を前記レール圧センサにより得、前記レール圧センサにより得られたレール圧のいずれかが、予め定められた許容計測範囲外である場合に、前記レール圧センサの故障と判定するよう構成されてなるものである。
また、上記本発明の目的を達成するため、本発明に係るコモンレール式燃料噴射制御装置は、
燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介して内燃機関へ高圧燃料の噴射を可能としてなると共に、前記高圧ポンプの上流側に電磁式調量弁が、前記高圧ポンプの下流側に圧力制限弁が、それぞれ設けられ、前記コモンレールの圧力を検出するレール圧センサの検出信号に基づいて電子制御ユニットによる前記電磁式調量弁の駆動制御により、前記コモンレールのレール圧を制御可能としてなるコモンレール式燃料噴射制御装置であって、
前記電子制御ユニットは、
前記圧力制限弁を強制的に開弁せしめ、前記圧力制限弁における複数の通過流量において、各通過流量に対するレール圧を前記レール圧センサにより得、前記レール圧センサにより得られたレール圧のいずれかが、予め定められた許容計測範囲外である否かを判定し、前記レール圧のいずれかが、予め定められた許容計測範囲外であると判定された場合に、前記レール圧センサの故障と判定するよう構成されてなるものである。
本発明によれば、新たな構成部品を付加することなく、既存の装置において、ソフトウェアの変更によって、従来に比して利便性の高いレール圧センサの出力特性の直線性診断が可能となり、より信頼性の高い装置を提供することができるという効果を奏するものである。
本発明の実施の形態におけるレール圧センサ出力特性診断方法が適用されるコモンレール式燃料噴射制御装置の構成例を示す構成図である。 図1に示されたコモンレール式燃料噴射制御装置において実行される本発明の実施の形態におけるレール圧センサ出力特性診断処理の手順を示すサブルーチンフローチャートである。 図1に示されたコモンレール式燃料噴射制御装置において用いられる圧力制限弁の流量とレール圧との相対関係の一例を示す特性線図である。 本発明の実施の形態におけるレール圧センサの直線性を判断する際の基準を説明する説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図4を参照しつつ説明する。
なお、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するものではなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
最初に、本発明の実施の形態におけるレール圧センサ出力特性診断方法が適用されるコモンレール式燃料噴射制御装置の構成例について、図1を参照しつつ説明する。
このコモンレール式燃料噴射制御装置は、高圧燃料の圧送を行う高圧ポンプ装置50と、この高圧ポンプ装置50により圧送された高圧燃料を蓄えるコモンレール1と、このコモンレール1から供給された高圧燃料をエンジン3の気筒へ噴射供給する複数の燃料噴射弁2−1〜2−nと、燃料噴射制御処理や後述するレール圧センサ出力特性診断処理などを実行する電子制御ユニット(図1においては「ECU」と表記)4を主たる構成要素として構成されたものとなっている。この構成自体は、従来から良く知られているこの種の燃料噴射制御装置の基本的な構成と同一のものである。
高圧ポンプ装置50は、供給ポンプ5と、調量弁6と、高圧ポンプ7とを主たる構成要素として構成されてなる公知・周知の構成を有してなるものである。
かかる構成において、燃料タンク9の燃料は、供給ポンプ5により汲み上げられ、調量弁6を介して高圧ポンプ7へ供給されるようになっている。調量弁(以下、必要に応じて「MPROP」と称する)6には、電磁式比例制御弁が用いられ、その通電量が電子制御ユニット4により制御されることで、高圧ポンプ7への供給燃料の流量、換言すれば、高圧ポンプ7の吐出量が調整されるものとなっている。
なお、供給ポンプ5の出力側と燃料タンク9との間には、戻し弁8が設けられており、供給ポンプ5の出力側の余剰燃料を燃料タンク9へ戻すことができるようになっている。
また、供給ポンプ5は、高圧ポンプ装置50の上流側に高圧ポンプ装置50と別体に設けるようにしても、また、燃料タンク9内に設けるようにしても、いずれでも良いものである。
燃料噴射弁2−1〜2−nは、エンジン3の気筒毎に設けられており、それぞれコモンレール1から高圧燃料の供給を受け、電子制御ユニット4による噴射制御によって燃料噴射を行うようになっている。
本発明の実施の形態におけるコモンレール1には、余剰燃料をタンク9へ戻すリターン通路(図示せず)に、いわゆる機械式の圧力制限弁10が設けられており、コモンレール1内のレール圧が、圧力制限弁10において設定された所定圧(開弁圧)を越えると、圧力制限弁10が開弁状態となり、コモンレール1の燃料を低圧側のリターン通路(図示せず)を介してタンク9へ排出することで、レール圧の不用意な上昇が制限されるようになっている。
図3には、かかる圧力制限弁10の燃料流量に対する圧力変化特性(以下、便宜的に「流量圧力特性」と称する)例が示されており、ここで、図3に示された特性について説明する。なお、図3において、横軸は流量を、縦軸は圧力を、それぞれ表している。
圧力制限弁10は、レール圧が開弁圧Pop(図3参照)を超えると開弁状態となり、その後、圧力は急速に低下し、2次圧と称される比較的低圧状態に収束するものとなっている。かかる2次圧は、実際には、流量の変化によってある程度の幅で変化するものとなっている。
なお、図3において、レール圧が上述の開弁圧Popとなる箇所を符号Aを付して表している。
電子制御ユニット4は、例えば、公知・周知の構成を有してなるマイクロコンピュータ(図示せず)を中心に、RAMやROM等の記憶素子(図示せず)を有すると共に、燃料噴射弁2−1〜2−nを通電駆動するための回路(図示せず)や、調量弁6等を通電駆動するための回路(図示せず)を主たる構成要素として構成されたものとなっている。
かかる電子制御ユニット4には、コモンレール1の圧力を検出するレール圧センサ11の検出信号が入力される他、エンジン回転数、アクセル開度、燃料温度などの各種の検出信号が、エンジン3の燃料噴射制御などに供するために入力されるようになっている。
かかるコモンレール式燃料噴射制御装置においては、電子制御ユニット4による故障診断処理等によって、調量弁6が故障と判断された場合や、レール圧制御自体が何らかの原因により正常になされていないと判断された場合には、電子制御ユニット4により、調量弁6が全開状態とされ、高圧ポンプ7の吐出量を増加させることで圧力制限弁10を開弁状態とする制御が従来同様実行されるようになっている。
また、かかる状態において、本発明の実施の形態のコモンレール式燃料噴射制御装置は、電子制御ユニット4により、従来同様、いわゆるリンプホームモード制御が実行されるようになっている。
かかるリンプホームモード制御は、レール圧センサ11が正常な場合と、レール圧センサ11が故障と判定された場合とで、それぞれの装置の動作状態に応じた制御が実行されるようになっている。
すなわち、レール圧センサ11が正常な場合には、レール圧センサ11により取得された実際のレール圧を基に、電子制御ユニット4により燃料噴射弁2−1〜2−nの通電時間が算出され、その算出された通電時間で燃料噴射弁2−1〜2−nによる燃料噴射が行われてリンプホームモードでの走行状態が維持されるようになっている。
一方、レール圧センサ11が故障診断処理や、後述するレール圧センサ出力特性診断処理により故障との診断がなされた場合には、次述するような制御が実行されてリンプホームモードでの車両走行が可能になっている
すなわち、上述のように調量弁6が全開状態とされると共に、圧力制限弁10が開弁され、2次圧に収束した状態にある場合、電子制御ユニット4においては、レール圧は、上述した圧力制限弁10の2次圧にあるとの前提の下、予め定められた2次圧の中央値を基に、燃料噴射弁2−1〜2−nの通電時間が算出され、その算出された通電時間で燃料噴射弁2−1〜2−nによる燃料噴射が行われてリンプホームモードでの走行状態が維持されるようになっている。
ここで、2次圧の中央値は、複数の圧力制限弁について、実際に計測された2次圧のいわゆる代表値であり、例えば、単純平均値や二乗平均値として設定されるものである。
次に、電子制御ユニット4により実行される本発明の実施の形態におけるレール圧センサ出力特性診断処理の手順について図2を参照しつつ説明する。
電子制御ユニット4による処理が開始されると、最初に、モニタリング条件成立か否かの判定が行われる(図2のステップS102参照)。
すなわち、レール圧センサ11の出力特性の直線性を監視する(リニアライズモニタリング)処理であるステップS104以降の処理を実行するに適した所定の条件が満足された状態にあるか否かが判定される。
ここで、所定の条件(モニタリング条件)は、次述するような観点から適宜定められるべきものである。
まず、レール圧センサ11の出力特性の直線性は、急激に変化するものではなく、比較的長時間の使用において徐々に悪化するのが一般的であるので、以下に説明する一連の処理を行う周期は、比較的長い時間間隔に設定されるのが好適である。具体的な値は、種々の使用環境、例えば、最大レール圧、車種、レール圧センサ11自体の構造特性等を考慮して適宜定めるのが好適である。
また、以下に説明する一連の処理は、車両の運転に支障を来すことなく実行されるべきものであるので、車両の運転状態における適切な実行タイミングを選定する必要がある。具体的には、例えば、車両がいわゆるオーバーランにある場合、すなわち、アクセルが踏まれておらず(アクセル開度が零)、燃料噴射が停止されている状態などに実行するのが好適である。
しかして、ステップS102において、モニタリング条件が成立していると判定された場合(YESの場合)には、次述するステップS104の処理へ進む一方、モニタリング条件が成立していないと判定された場合(NOの場合)には、以後の一連の処理を実行するに適した状態ではないとして処理が終了され、図示されないメインルーチンへ一旦戻ることとなる。
ステップS104においては、調量弁6が全開状態とされることとなる。なお、ステップS104において「MPROP」は調量弁6を意味する略称である。
これによって、高圧ポンプ7が全圧送状態とされるため、圧力制限弁10が開弁されることとなる。
次いで、最大圧力の取得が行われる(図2のステップS106参照)。
すなわち、調量弁6の全開状態の処理とほぼ同時にレール圧センサ11の検出信号、すなわち、検出されたレール圧が適宜な時間間隔で電子制御ユニット4に読み込まれて、適宜な記憶領域に暫定的に記憶されてゆくと共に、記憶されたレール圧の中に最大値が出現したか否かが判定され、最大圧力が取得されるようになっている。これは、レール圧が、調量弁6の全開の後、先に説明したように圧力制限弁10が開弁する際の開弁圧Popに相当する大きさとなったことを検出するための処理である。
そして、ステップS106において最大圧力の取得が行われた後は、流量大側2次圧力の取得が行われる(図2のステップS108参照)。
ここで、流量大側2次圧力は、圧力制限弁10が開弁状態となった場合にレール圧センサ11により検出されるレール圧である。
その大凡の概念を、先に図3に示された圧力制限弁の流量とレール圧の変化を示す特性線を参照しつつ説明する。
まず、圧力制限弁10が開弁状態となった場合、その直後のレール圧は、調量弁6の全開状態が維持されている際には、図3に示されたように一旦、急速に低下し、ある最低値へ低下した後、開弁による通過流量の増加に伴い増加してゆく変化を示し、高圧ポンプ7や圧力制限弁10の仕様により定まる通過流量に落ち着くこととなり、図3においては、符号Cが付された箇所として表されている。
この符号Cの箇所における圧力を、説明の便宜上、「流量大側2次圧力」と称することとする。
また、圧力制限弁10が開弁状態となった後、調量弁6の弁開度を小さくするよう調整すると、それに伴い圧力制限弁10の通過流量が低下するため、レール圧は図3の特性線に沿って低下してゆくが、このような場合に、レール圧が先の最低値よりも若干高い値を下回らないような構造が採られており、通過流量の低下に伴い圧力が最低値以下となって圧力制御弁10が再び閉弁状態に戻ることが無いようにしてある。
図3において、符号Bが付された箇所は、レール圧が上述の最低値よりも若干高い値となる箇所を示している。換言すれば、この符号Bが付された箇所は、圧力制限弁10の通過流量が、レール圧が先の流量大側2次圧力となる箇所における通過流量よりも小さく、かつ、圧力制限弁10の開弁状態を維持し得る通過流量となる箇所である。
この符号Bが付された箇所の圧力を、説明の便宜上、「流量小側2次圧力」と称することとする。
なお、本発明の実施の形態における圧力制限弁10は、開弁後に調量弁6の開度を小さくして、圧力を上述した図3における特性線の最低値以下とすることで閉弁状態に復帰可能な構成となっているものである。
ここで、再び、図2における処理の説明に戻ることとする。
先に述べたように、流用大側2次圧取得(図2のステップS108参照)が行われた後は、調量弁6の弁開度が小さく設定され(図2のステップS110参照)、次いで、流量小側2次圧の取得が行われることとなる(図2のステップS112参照)。
すなわち、先に図3を参照しつつ説明したように、圧力制限弁10の通過流量が小さい状態におけるレール圧(図3の符号Bの箇所における圧力)の取得が行われる。
次いで、先に取得された最大圧力、流量大側2次圧力、及び、流量小側2次圧力について、許容計測範囲内にあるか否かが判定される(図2のステップS114参照)。
すなわち、先ず、本発明の実施の形態においては、先の最大圧力、流量大側2次圧力、及び、流量小側2次圧力についての予想圧力が予め定められたものとなっている。
すなわち、圧力制限弁10が開弁した場合、図3において符号A、B、Cが付された箇所における圧力値は、コモンレール式燃料噴射制御装置の具体的な仕様が定まれば、圧力制限弁10の通過流量の予測値(予測通過量)が算出できる。
さらに、この予測通過流量と、予め把握されている圧力制限弁10の通過流量と圧力との相関関係とを基に、予測される圧力値(予想圧力)が求められる。
本発明の実施の形態においては、このようにして予め最大圧力、流量大側2次圧力、及び、流量小側2次圧力に対する予想圧力が定められると共に、それぞれの予想圧力に対して、先のステップS106、S108、S112で取得された圧力(計測圧力)の許容範囲が予め定められている。
すなわち、先のステップS106、S108、S112で取得された計測圧力に対して、計測値として許容できる範囲(許容計測範囲)が定められている。
この許容計測範囲は、レール圧センサ11の出力特性の直線性が損なわれていないとして許容できる範囲であり、具体的な範囲は、コモンレール式燃料噴射制御装置の個々の仕様等を考慮して個々に定められるべきものである。
図4には、上述の許容計測範囲を説明する説明図が示されており、以下、同図について説明する。
図4において、横軸は予想圧力を表しており、縦軸は計測圧力を表している。
同図において符号A,B,Cが付された点は、先の図3において同一符号が付された箇所に対する予想圧力の位置を示すものとなっている。なお、計測圧力はあくまでも一例であり、これに限定されるものではない。
そして、同図において、符号A,B,Cの位置で、各点を含んで縦軸方向に示された太線は、許容計測範囲を模式的に示したものとなっている。
この計測許容範囲は、具体的には、例えば、上述の予想圧力を中心に、予め定めた圧力幅として設定されるものである。ここで、圧力幅は、レール圧センサ11の出力特性やコモンレール式燃料噴射制御装置の具体的な仕様等を考慮して、個々に適宜な値が設定されるべきものである。
なお、図4の例の場合、いずれの計測圧も許容計測範囲内となっており、レール圧センサ11の出力特性の直線性に問題なしと判定できるものとなっている。
ここで、再び、図2の説明に戻れば、ステップS114においては、上述のようにして最大圧力、流量大側2次圧力、及び、流量小側2次圧力の計測値が、予め定められた許容計測範囲内にあるか否かが判定され、許容計測範囲にあると判定された場合(YESの場合)には、レール圧センサ11の出力特性の直性線に問題無しとして、燃料噴射制御は通常制御に戻され、車両は通常運転状態へ移行され(図2のステップS116参照)、一連の処理が終了され、図示されないメインルーチンへ戻ることとなる。
一方、ステップS114において、計測値が許容計測範囲に無い、すなわち、許容計測範囲外であると判定された場合(NOの場合)には、レール圧センサ11の出力特性の直線線に問題有り、すなわち、レール圧センサ11は故障との判定がなされ(図2のステップS118参照)、車両の動作制御は、リンプホームモードに移行されることとなり(図2のステップS120参照)、一連の処理が終了され、図示されないメインルーチンへ戻ることとなる。
上述した本発明の実施の形態においては、圧力制限弁10を強制開弁させて、最大圧力、流量大側2次圧力、及び、流量小側2次圧力の3つの計測値を得るようにしたが、計測値の数は上述の3つに限定される必要はなく、任意の計測数として良いものである。
簡易な手法によりレール圧センサの出力特性の直線線の劣化診断が所望されるコモンレール式燃料噴射制御装置に適用できる。
1…コモンレール
4…電子制御ユニット
6…調量弁
10…圧力制限弁
11…レール圧センサ

Claims (4)

  1. 燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介して内燃機関へ高圧燃料の噴射を可能としてなると共に、前記高圧ポンプの上流側に電磁式調量弁が、前記高圧ポンプの下流側に圧力制限弁が、それぞれ設けられ、前記コモンレールの圧力を検出するレール圧センサの検出信号に基づいて電子制御ユニットによる前記電磁式調量弁の駆動制御により、前記コモンレールのレール圧を制御可能としてなるコモンレール式燃料噴射制御装置におけるレール圧センサ出力特性診断方法であって、
    前記圧力制限弁を強制的に開弁せしめ、前記圧力制限弁における複数の通過流量において、各通過流量に対するレール圧を前記レール圧センサにより得、前記レール圧センサにより得られたレール圧のいずれかが、予め定められた許容計測範囲外である場合に、前記レール圧センサの故障と判定することを特徴とするレール圧センサ出力特性診断方法。
  2. 前記圧力制限弁の強制開弁による、前記圧力制限弁における複数の通過流量に対するレール圧の取得は、
    前記電磁式調量弁を全開状態として、前記圧力制限弁を開弁せしめた際に、前記レール圧センサにより得られた最大の圧力を最大圧力とし、
    次いで、前記圧力制限弁が開弁せしめられた状態で、かつ、前記高圧ポンプが全圧送状態において、前記レール圧センサにより得られた圧力を流量大側2次圧力とし、
    次いで、前記電磁式調量弁の弁開度を絞り、前記圧力制限弁の通過流量を、前記高圧ポンプの全圧送状態における通過流量よりも小さく、かつ、前記圧力制限弁が開弁状態を維持し得る状態とし、その際、前記レール圧センサにより得られた圧力を流量小側2次圧力とし、
    前記最大圧力、前記流量大側2次圧力、及び、前記流量小側2次圧力を、それぞれ前記許容計測範囲外か否かの判断対象とすることを特徴とする請求項1記載のレール圧センサ出力特性診断方法。
  3. 燃料タンクの燃料が高圧ポンプによりコモンレールへ加圧、圧送され、当該コモンレールに接続された燃料噴射弁を介して内燃機関へ高圧燃料の噴射を可能としてなると共に、前記高圧ポンプの上流側に電磁式調量弁が、前記高圧ポンプの下流側に圧力制限弁が、それぞれ設けられ、前記コモンレールの圧力を検出するレール圧センサの検出信号に基づいて電子制御ユニットによる前記電磁式調量弁の駆動制御により、前記コモンレールのレール圧を制御可能としてなるコモンレール式燃料噴射制御装置であって、
    前記電子制御ユニットは、
    前記圧力制限弁を強制的に開弁せしめ、前記圧力制限弁における複数の通過流量において、各通過流量に対するレール圧を前記レール圧センサにより得、前記レール圧センサにより得られたレール圧のいずれかが、予め定められた許容計測範囲外である否かを判定し、前記レール圧のいずれかが、予め定められた許容計測範囲外であると判定された場合に、前記レール圧センサの故障と判定するよう構成されてなることを特徴とするコモンレール式燃料噴射制御装置。
  4. 前記圧力制限弁の強制開弁による、前記圧力制限弁における複数の通過流量に対するレール圧の取得は、
    前記電磁式調量弁を全開状態として、前記圧力制限弁を開弁せしめた際に、前記レール圧センサにより得られた最大の圧力を最大圧力とし、
    次いで、前記圧力制限弁が開弁せしめられた状態で、かつ、前記高圧ポンプが全圧送状態において、前記レール圧センサにより得られた圧力を流量大側2次圧力とし、
    次いで、前記電磁式調量弁の弁開度を絞り、前記圧力制限弁の通過流量を、前記高圧ポンプの全圧送状態における通過流量よりも小さく、かつ、前記圧力制限弁が開弁状態を維持し得る状態とし、その際、前記レール圧センサにより得られた圧力を流量小側2次圧力とし、
    前記最大圧力、前記流量大側2次圧力、及び、前記流量小側2次圧力を、それぞれ前記許容計測範囲外か否かの判断対象とすることを特徴とする請求項3記載のコモンレール式燃料噴射制御装置。
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