JP2014084650A - 回転ロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】巻取部材の引き出しを無段階で調整することが可能な回転ロック装置を提供する。
【解決手段】巻取部材3の引き出し方向への巻取軸5の回転を許容し、巻取方向への巻取軸の回転をロックするように切り換えるワンウェイクラッチ機構31と、軸方向へのスライドによってワンウェイクラッチ機構31の切り換えを行うロック解除部材13と、ロック解除部材13に係合することによりロック解除部材13のスライドをロックしてワンウェイクラッチ機構31を巻取軸5の回転許容状態に保持するロックプレート15と、ワンウェイクラッチ機構31を巻取軸5の回転許容状態とするようにロック解除部材13をスライドさせる操作部材17とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、シャッタのスラットやロールブラインド、シート等の長尺な巻取部材が巻き付けられた巻取軸の回転をロックする回転ロック装置に関する。
ロールブラインド等の巻取装置においては、コイルスプリングを巻取軸の回転ロック用のクラッチスプリングとして用い、このコイルスプリングを縮径又は拡径させて発生した摩擦力により巻取部材を任意の位置(高さ)で停止させる構造の回転ロック装置が従来より用いられている(例えば、特許文献1〜3参照)。
従来の回転ロック装置は、巻取軸をスクリーン等の巻取部材の巻取方向に回転させる巻取ばねに対し、コイルスプリングからなるクラッチばねを用い、クラッチばねが縮径又は拡径することにより巻取軸の巻き取り回転を許容又はロックする構造となっている。この回転ロック装置においては、巻取軸を回転可能に支持する固定軸の外周に複数の係止溝を有したハートカムを形成している。このハートカムはクラッチばねの一端側の係合端を係合状態で移動させる複数の係合溝を有している。複数の係止溝は、引き出されたスクリーンを任意の位置でロックさせ、且つ引き出されている巻取部材を若干引き出すことによりクラッチばねを縮径させてクラッチばねのロックを解除するために形成されている。
特開2006−161413号公報 特開2005−299273号公報 特開平7−279560号公報
従来の回転ロック装置においては、引き出した巻取部材を任意の位置で停止させることができる。また、一旦引き出した停止位置で巻取部材を若干引き出すと、クラッチばねのロックが解除されるため、巻取部材が巻き取られる。このような構造では、一旦引き出した巻取部材を繰り返して引き出すと、ロック解除されて巻取部材が巻き取られる。このため従来の回転ロック装置では、巻取部材を一旦引き出した後においては、さらに巻取部材を引き出すことができず、巻取部材の引き出しを無段階で調整することができない問題を有している。
本発明はこのような従来の問題点を考慮してなされたものであり、引き出し状態で停止している巻取部材のロックを解除することにより巻取部材を巻き取ることができるのに加えて、任意の位置で停止した巻取部材を繰り返して引き出す際にも巻取方向のロックができ、これにより引き出しを無段階で調整することが可能な回転ロック装置を提供することを目的とする。
本発明の回転ロック装置は、巻取部材が巻き付けられ固定軸に回転可能に支持された巻取軸が巻取ばねの付勢力によって巻取方向に回転する回転をロックする回転ロック装置であって、前記巻取軸と固定軸との間に設けられ、前記巻取部材の引き出し方向への巻取軸の回転を許容し、巻取方向への巻取軸の回転をロックするように切り換えるワンウェイクラッチ機構と、前記固定軸の軸方向にスライド可能に設けられ、当該スライドによって前記ワンウェイクラッチ機構の切り換えを行うロック解除部材と、このロック解除部材に対して係脱自在に前記固定軸に取り付けられ、前記ロック解除部材との係合によってロック解除部材のスライドをロックして前記ワンウェイクラッチ機構を巻取軸の回転許容状態に保持するロックプレートと、前記ワンウェイクラッチ機構を巻取軸の回転許容状態とするように前記ロック解除部材をスライドさせる操作部材とを備えていることを特徴とする。
この場合、前記ワンウェイクラッチ機構は、前記巻取軸側に設けられた巻取軸側ラチェット歯と、前記固定軸側に設けられ前記巻取軸側ラチェット歯に係脱自在に噛合する固定軸側ラチェット歯と、前記巻取軸側ラチェット歯のラチェット形成面または固定軸側ラチェット歯のラチェット形成面のいずれか一方に出没可能に設けられ、前記巻取軸の引き出し方向への回転の際に相手のラチェット形成面に当接して相手のラチェット形成面との距離を保つ押出カム機構とによって形成されていることが好ましい。
また、前記巻取軸側ラチェット歯のラチェット形成面及び固定軸側ラチェット歯のラチェット形成面には、前記巻取軸の巻取方向への回転時に相互に係合可能な案内機構が設けられ、当該案内機構の係合によって前記巻取軸及び固定軸を接近させて前記ラチェット歯を噛合に導くことが好ましい。
また、前記押出カム機構は、いずれかのラチェット形成面に回動可能に設けられ当該回動によってラチェット形成面に対して出没動作する押出カムと、この押出カムが前記ラチェット形成面から突出するように押出カムを回動付勢する押出用ばねとによって形成されていることが好ましい。
また、前記案内機構は、一方のラチェット形成面のラチェット形成領域の外周側にラチェット歯よりも高くなるように形成された案内凸部と、この案内凸部と係合可能となって他方のラチェット形成面の外周側に形成された案内凹部とを備えていることが好ましい。
また、前記ワンウェイクラッチ機構は、前記巻取軸側に設けられた巻取軸側ラチェット歯と、前記固定軸側に設けられ前記巻取軸側ラチェット歯に係脱自在に噛合する固定軸側ラチェット歯とによって形成されていることが好ましい。
また、前記巻取軸の巻取方向への回転では、前記ロックプレートに作用することなく、引き出し方向への回転のときに前記ロックプレートが前記ロック解除部材との係合から外れるように作用する反転駒が前記巻取軸に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、任意の位置で停止した巻取部材をさらに引き出しても、ワンウェイクラッチ機構が巻取方向への巻取軸の回転をロックするため、引き出した巻取部材が巻取軸に巻き取られることがない。従って巻取部材を任意の引き出し位置からさらに引き出すことができるため、巻取部材の引き出しを無段階で調整することが可能となる。
また、本発明によれば、操作部材によってロック解除部材をスライドさせてロックプレートに係合させることにより、ワンウェイクラッチ機構のロックが解除され、巻取軸が巻取ばねによって巻取方向に回転する。このため巻取部材を一気に巻き取ることができる。
本発明の第1実施形態の回転ロック装置を示す部分破断正面図である。 回転ロック装置を巻き取り装置に組み込んだ状態を示す図4のA−A線断面図である。 回転ロック装置を示す部分破断背面図である。 回転ロック装置の右側面図である。 回転軸を示し、(A)は縦断面図、(B)は側面図、(C)は部分破断正面図である。 可動軸の側面図である。 可動軸を示し、(A)は縦断面図、(B)は側面図、(C)は正面図である。 巻取部材を完全に引き出したロック状態を示す正面図である。 巻取部材を完全に引き出したロック状態を示す断面図である。 巻取部材を完全に引き出したロック状態を示す背面図である。 図10の部分拡大図である。 巻取部材を引き出す状態を示す正面図である。 巻取部材を引き出す状態を示す断面図である。 巻取部材を引き出す状態を示す背面図である。 図14の部分拡大図である。 巻取部材の引き出しを停止した状態を示す正面図である。 巻取部材の引き出しを停止した状態を示す断面図である。 巻取部材の引き出しを停止した状態を示す背面図である。 図18の部分拡大図である。 一時停止状態から巻取部材を引き出した状態を示す正面図である。 一時停止状態から巻取部材を引き出した状態を示す断面図である。 一時停止状態から巻取部材を引き出した状態を示す背面図である。 図22の部分拡大図である。 本発明の第2実施形態の回転ロック装置を示す部分破断正面図である。 第2実施形態の回転ロック装置を巻き取り装置に組み込んだ状態を示す断面図である。 第2実施形態の回転ロック装置を示す部分破断背面図である。 第2実施形態の回転ロック装置の右側面図である。 本発明の第3実施形態の回転ロック装置を示す部分破断正面図である。 第3実施形態の回転ロック装置を巻き取り装置に組み込んだ状態を示す断面図である。 第3実施形態の回転ロック装置を示す部分破断背面図である。 第3実施形態の回転ロック装置の右側面図である。 押出カム機構を回転軸側に設けた場合を示す背面図である。 図32の部分拡大図である。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。図1〜図23は、本発明の第1実施形態の回転ロック装置1を示す。図1及び図2に示すように、回転ロック装置1は、シャッタのスラットやロールブラインド、シート等の長尺な巻取部材3を巻き取る巻取装置2に組み込まれるものである。
巻取装置2は図1〜図4に示すように、固定軸4と、巻取軸5と、巻取ばね6とを有している。固定軸4は両端部分が建造物の壁面等に固定されるものであり、巻取軸5を貫通することにより巻取軸5を回転可能に支持する。巻取軸5は固定軸4が貫通する横長の筒状に形成されている。ブラインドやスラット等の長尺な巻取部材3は巻取軸5の外周面に巻き付けられており、巻取軸5の巻き取り方向(図4におけるα方向)への回転により巻取軸5に巻き取られる一方、巻取軸5の引き出し方向(図4におけるβ方向)への回転により巻取軸5から引き出される。巻取軸5の長さ方向の両端部には、巻取軸5の構成部材である回転軸7、11が内部に固定されている。ここで回転軸7は嵌め込みによって巻取軸5に固定されており、回転軸11はねじ止めによって巻取軸5に固定されている。そして固定軸4がこれらの回転軸7、11の内面に接触するように貫通することにより、巻取軸5が固定軸4に正逆方向(図4におけるα及びβ方向)に回転可能に支持される。左右の回転軸7,11は巻取軸5の正逆方向の回転と共に一体的に回転する。この実施形態の回転ロック装置1は巻取軸5の両端部における一方側(右側)の回転軸11に設けられる。
巻取ばね6はコイルばねが使用されており、固定軸4が貫通した状態で筒状の巻取軸5の内部に配置される。巻取ばね6は一端側のフック部6aが固定軸4に係止され、他端側のフック部6bが回転軸7に係止されている。これにより、巻取部材3の引き出しによって巻取軸5が引き出し方向(β方向)に回転すると、巻取ばね6にばね力が蓄積され、このばね力によって巻取軸5を巻き取り方向(α方向)に回転させるように作用する。
回転ロック装置1は、巻取軸5の構成部材である回転軸11側に配置されており、ワンウェイクラッチ機構31と、ロック解除部材13と、ロックプレート15と、操作部材17とを有している。
回転軸11は軸本体11aと、軸本体11aから巻取軸5の軸方向(右方向)に一体に延びた筒体部11bとによって形成され、全体が巻取軸5と一体回転する。軸体部11aは巻取軸5の一端部(右端部)にねじ止めによって固定されており、内部に固定軸4が貫通している。筒体部11bは軸本体11aの一端側から軸方向の外側に延びた筒状に形成されている。この筒体部11bの内部には、固定駒21、ロックプレート12、ロック解除部材13が配置される。また、筒体部11bの内面には、反転駒19が取り付けられる。
固定駒21は固定軸4の長さ方向に沿って延びており、固定駒21及び固定軸4を貫通させた固定ねじ22によって固定軸4の外側に固定される。固定駒21は固定軸4の一部を構成するものである。この固定駒21の外面には、固定軸4の一部を構成する可動軸33が配置され、ワンウェイクラッチ機構31はこの可動軸33及び回転軸11に設けられる。
ワンウェイクラッチ機構31は回転軸11(巻取軸5)に形成された巻取軸側ラチェット歯32と、可動軸33の対向面に形成された固定軸側ラチェット歯34と、可動軸33に設けられた押出カム機構41とによって形成されている。
図5は回転軸11を示し、可動軸33と対向した面がラチェット形成面11cとなっており、このラチェット形成面11cに巻取軸側ラチェット歯32が形成されている。巻取軸側ラチェット歯32は回転軸11の中心の周囲に円環状となって設けられている。円環状の巻取軸側ラチェット歯33の外周側はリング状の平坦面となっており、この平坦面が押出カム機構41の押出カム42が当接する当接面11dとなっている。
可動軸33は回転軸11の軸本体11aと対向するように固定駒21に取り付けられる。可動軸33は押しばね39によって回転軸11の軸本体11aの方向に移動するように付勢されており、回転軸11方向への進出移動により固定軸側ラチェット歯34が回転軸11の巻取軸側ラチェット歯32と噛合する。また可動軸33の後退移動により固定軸側ラチェット歯34は巻取軸側ラチェット歯32との噛合から離脱する。
図6及び図7は可動軸33を示し、回転軸11の軸本体11aと対向した面がラチェット形成面33cとなっており、このラチェット形成面33cに固定軸側ラチェット歯34が円環状となって設けられている。円環状の固定軸側ラチェット歯34の外周側には押出カム機構41の取付孔33dが形成されている。取付孔33dは可動軸33の円周方向の4等分位置に形成されるものである。可動軸33の中心部分には固定軸4が貫通する貫通孔33aが形成されている。貫通孔33aの外周部分には軸方向に延びる回転規制凹部33bが複数形成されており、この回転規制凹部33bに固定駒21の外周面に形成された回転規制リブ21b(図2参照)が嵌り込むようになっている。これにより可動軸33は回転規制された状態で固定軸4の軸方向に沿って移動する。
押出カム機構41は可動軸33の取付孔33dのそれぞれに取り付けられる。図11、図15、図19及び図23に示すように、それぞれの押出カム機構41は押出カム42と、押出カム42を巻取部材3の引き出し方向に対して、回転軸11の回転中心軸方向に向かって左回り(図11に示すX方向)に回動付勢する押圧用ばね43とによって形成されている。このような押圧用ばね43は可動軸33における固定軸側ラチェット歯34のラチェット形成面33cから押出カム42が突出するように回動付勢するものである。この実施形態において、押出用ばね43としてはねじりばねが用いられているが、押出カム42を上述したX方向に回動付勢するものであれば、板ばね、その他のばねを用いることができる。
押出カム42は取付部42aと、取付部42aに一体に設けられたカム部42bとによって形成されている。取付部42aは可動軸33の取付孔33dに形成された取付ピン33eに回転可能に取り付けられる。カム部42bは取付部42aからラチェット形成面33c方向に延びており、押出カム42が正逆方向に回動することによりラチェット形成面33cに対して出没可能となっている。押出カム42はカム部42bの側面部42cが取付孔33dの端面33gに当接することにより突出方向へのそれ以上の回動が規制され、図11に示すようにカム部42bはラチェット形成面33cに対して直交する方向、すなわち回転軸11の軸方向に倣った状態で停止して最大突出状態となっている。この最大突出状態での突出高さLは巻取軸側ラチェット歯32と固定軸側ラチェット歯34の高さM以上となるように設定されている(L>M)。この状態で、カム部42bが回転軸11の当接面11dに当接することにより(図15参照)、回転軸11の軸本体11aと可動軸33とが一定の距離を保つように作用し、巻取軸側ラチェット歯32と固定軸側ラチェット歯34とが接触することを防止する。
図1〜図4に示すように、ロック解除部材13は固定駒21(固定軸4)の外面に設けられ、ロックプレート15はこのロック解除部材13に取り付けられている。
ロック解除部材13は固定駒21(固定軸4)の軸方向に沿った横長形状となっており、固定軸4の軸方向に沿ってスライド可能となっている。ロック解除部材13における可動軸33との反対側の端部には、係止片部13aが形成されており、この係止片部13aにロープ等の操作部材17が係止されている。従って操作部材17を引くことにより、ロック解除部材13は固定軸4に沿って回転軸11の軸本体11aから離れる方向(右方向)にスライドする。またロック解除部材13の可動軸33側に可動軸33の連結ピン部33fが貫通することにより、ロック解除部材13と可動軸33とが連結されている。従ってロック解除部材13が右方向に移動すると、可動軸33が同方向に移動する。これに対し、可動軸33が回転軸11の軸本体11aの方向(左方向)に移動すると、ロック解除部材13が同方向にスライド移動する。かかるロック解除部材13の長さ方向の中間部分には、ロックプレート15が係合するロック孔13bが形成されている。
ロックプレート15は固定駒21及びロック解除部材13を貫通した連結ピン18によってロック解除部材13に取り付けられている。連結ピン18はロックプレート15の長さ方向の中間部分を貫通しており、ロックプレート15は可動軸33と反対側の端部が高くなった斜め起立状態でロック解除部材13に取り付けられる。かかるロックプレート15はロック解除部材13に対して揺動可能となっている。ロックプレート15とロック解除部材13との間には、板ばねからなる押上ばね16が設けられており、ロックプレート15は押上ばね16の弾性力によって上述した斜め起立状態が保持される。また、ロックプレート15の可動軸33側(左端部側)には、ロック解除部材13のロック孔13bに係脱自在に挿入されるロック爪15aが形成されている。ロック爪15aがロック孔13bに挿入されることにより、ロックプレート15とロック解除部材13とが係合する。この係合によりロック解除部材13のスライドがロックされる。
反転駒19はロックプレート15の右端部に対応するように回転軸11の筒体部11b(巻取軸5)の内面に取り付けられる。反転駒19は筒体部11bの内面に回転可能に取り付けられており、回転軸11が回転することによりロックプレート15の右端部、すなわち斜めに高くなっているロックプレート15の頂部に接触する。この場合、反転駒19はねじりばねからなるリターンスプリング23によって巻取軸5(回転軸11)の引き出し方向(図4におけるβ方向)に回転付勢されている。このような反転駒19は回転軸11(巻取軸5)の巻取方向(α方向)への回転では、反転駒19がロックプレート15の右端部に接触しても反転駒19が逃げるように回転するため、ロックプレート15に作用することはないが、回転軸11の引き出し方向(β方向)への回転でロックプレート15の右端部に接触した場合には、反転駒19はロックプレート15の右端部を押すように作用する。これによりロック爪15aがロック解除部材13のロック孔13bから外れるようにロックプレート15が揺動し、ロックプレート15とロック解除部材13との係合が解除される。
以上に加えて、この実施形態においては巻取軸側ラチェット歯32と、固定軸側ラチェット歯34とが噛合するように案内する案内機構51が回転軸11(巻取軸5)及び可動軸33(固定軸4)に設けられている。案内機構51は案内凸部52及び案内凹部53によって形成されるものである。
図7に示すように、案内凸部52は可動軸33におけるラチェット形成面33cに形成されるものであり、ラチェット形成面33cの最外周側の4等分位置に所定間隔で立ち上がるように形成されている。案内凸部52は固定軸側ラチェット歯34よりも高くなるように形成されている。図5に示すように、案内凹部53は回転軸11におけるラチェット形成面11cの最外周側に複数形成されている。案内凹部53は案内凸部52が入り込んで係合する。案内凸部52及び案内凹部53は回転軸11の回転方向に対し斜め歯となっており、これにより案内凸部52が案内凹部53に円滑に入り込むことが可能となっていると共に案内凹部53から案内凸部52が円滑に離脱することが可能となっている。かかる案内凸部52及び案内凹部53は回転軸11(巻取軸5)の巻取方向への回転時に相互に係合するものである。このように案内凸部52及び案内凹部53が相互に係合することにより、可動軸33が回転軸11に引き寄せられて接近し、巻取軸側ラチェット歯32と固定軸側ラチェット歯34が相互に噛合する。また、案内凸部52は固定軸側ラチェット歯34よりも高くなるように形成されているため、可動軸33が後退することにより巻取軸側ラチェット歯32と固定軸側ラチェット歯34の噛合が外れる。
次に回転ロック装置1の動作を説明する。図8〜図11は巻取部材3が全開に巻き上げられた状態を示す。この状態では、操作部材17が右方向に移動しており、これに伴って固定軸4に対してロック解除部材13が右方向にスライド移動することにより、可動軸33が同方向に移動して回転軸11から離れるため、固定軸側ラチェット歯34が巻取軸側ラチェット歯32との噛合から外れた状態となっている。同時に押上ばね16によって右端部が押し上げられているロックプレート15は、そのロック爪15aがロック解除部材13のロック孔13bに入り込んで係合するため、可動軸33が回転軸11側へ戻ることが阻止され、ロックプレート15がロック解除部材13に係合した状態を保持する。ラチェット歯32、34の噛合が外れることにより回転軸11は巻取ばね6の付勢力によって巻取方向(α方向)に回転するため、巻取部材3が巻取軸5に一気に巻き取られて全開状態となっている。このときにおいては、図10及び図11に示すように、押出カム機構41の押出カム42は押出用ばね43の付勢力により巻取部材3の引き出し方向に回動して回動可動軸33のラチェット形成面33cから回転軸11側に突出した状態となっている。
図12〜図15は図8〜図11における巻取部材3の全開状態から巻取部材3を引き出す状態を示す。巻取部材3の引き出しにより回転軸11が引き出し方向(β方向)に回転し、回転軸11の筒体部11bに取り付けられている反転駒19がロックプレート15の右端部を押す。これによりロックプレート15は押上ばね16に抗して図示の時計方向に揺動してロック爪15aがロック解除部材13のロック孔13bから外れる。これにより、可動軸33は押しばね39の付勢力により回転軸11の方向に移動する。これと同時に押出カム機構41の押出カム42は押出用ばね43の付勢力により回転し、そのカム部42bが突出して回転軸11の当接面11dに当接する(図14及び図15)。これにより押出カム42が可動軸33と回転軸11とが距離を有した離れた状態を保つため、可動軸33の固定側ラチェット歯34と回転軸11の巻取軸側ラチェット歯33とが接触することを防止する。従って、巻取部材3の引き出し時におけるラチェット歯32、34の衝突音が発生することがなく静かに巻取部材3を引き出すことができる。
図16〜図19は巻取部材3の引き出し途中で巻取部材3の引き出しを停止した状態を示す。この状態の前段階では、図12〜図15に示すようにラチェット歯32、34が噛合していないため、ラチェット歯32、34の衝突音が発生することがなく、静かに巻取部材3を引き出すことができるが、途中で一旦、巻取部材3の引き出しを止めると、回転軸11が巻取ばね6の付勢力により巻取方向(α方向)に回転することになる。このとき、可動軸33は押しばね39によって回転軸11の方向に押されているため、当接面11d側に立ち上がって当接面11dに当接している押出カム42はこの押圧力により、この巻取方向(α方向)の回転に対して押出用ばね43を撓ませながら引っ込み作動し、可動軸33内に入り込む。押出用ばね43が撓むことにより同ばね43は押出カム42を突出方向に回動させる復元力を蓄える。
この押圧カム42の引っ込み動作により、可動軸33と回転軸11とが接近し、回転軸11の案内凹部53に可動軸33の案内凸部52が入り込んで係合し、同時に巻取軸側ラチェット歯32と固定軸側ラチェット歯34とが円滑に噛合する。このラチェット歯32、34の噛合により、回転軸11の巻取方向(α方向)の回転がロックされ、巻取軸5の巻取方向への回転が停止するため巻取部材3の巻き取りが停止する。これにより巻取部材3を任意の引き出し位置で一時停止させることができる。
図20〜図23は図16〜図19の任意の位置での巻取部材3の一時停止状態に対し、巻取部材3の引き出しを開始した状態を示す。巻取部材3の引き出しにより回転軸11が引き出し方向(β方向)に回転する。このβ方向に対して回転軸11の案内凹部53は可動軸33の案内凸部52から離脱する形状に形成されているため、可動軸33のこれらの形状に倣って図示左右方向に進退しながら係脱を繰り返す。この作動に伴い巻取軸側ラチェット歯32と固定軸側ラチェット歯3との噛合も係脱を繰り返す。このとき、押出カム42はばね力を蓄えた押出用ばね43の付勢力により回動し、この回動によりそのカム部42bが可動軸33のラチェット形成面33cからの突出と引っ込みを繰り返しながら回転軸11の当接面11dに当接する。このように巻取部材3の一時停止状態でさらに巻取部材3を引き出すことができることにより、巻取部材3の引き出しを無段階で調整することができる。
なお、この回転ロック装置1においては、巻取部材3を完全に引き出した全閉状態となったときに、手を離して引き出しを解除すると図16〜図19のロック状態となる。この全閉状態から巻取部材3を巻き取る場合には、図8〜図11に示すように操作部材17を引くことにより可能であり、これにより巻取部材3を一気に巻き取ることができる。
図24〜図27は本発明の第2実施形態の回転ロック装置1Aを示す。この回転ロック装置1Aでは、第1実施形態と同様に、ワンウェイクラッチ機構31が回転軸11に形成された巻取軸側ラチェット歯32と、可動軸33に形成された固定軸側ラチェット歯34と、可動軸33に設けられた押圧カム機構41によって形成される。また、この回転ロック装置1Aにおいては、回転軸11及び可動軸33には案内凸部52及び案内凹部53からなる案内機構51が形成されていない。その他の構造は、図1〜図23に示す第1実施形態の回転ロック装置1と同様であり、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
このように案内機構51が設けられていない場合であっても、回転軸11の巻取軸側ラチェット歯32と可動軸33の固定軸側ラチェット歯34とが噛合することにより、ワンウェイクラッチ機構31が巻取方向への巻取軸5の回転をロックするため、引き出した巻取部材3が巻取軸に巻き取られることがなく、巻取部材3を任意の引き出し位置からさらに引き出すことができ、巻取部材3の引き出しを無段階で調整することができる。また、操作部材17によってロック解除部材13をスライドさせてロックプレート15に係合させることにより、ワンウェイクラッチ機構31のロックが解除され、巻取軸5が巻取方向に回転するため、巻取部材3を一気に巻き取ることができる。
図28〜図31は本発明の第3実施形態の回転ロック装置1Bを示す。この回転ロック装置1Bにおいては、ワンウェイクラッチ機構31が回転軸11に形成された巻取軸側ラチェット歯32と、可動軸33に形成された固定軸側ラチェット歯34とによって形成されるものであり、回転ロック装置1における押出カム機構41が省略されている。また、回転軸11及び可動軸33には案内凸部52及び案内凹部53からなる案内機構51が形成されていない。その他の構造は、図1〜図23に示す第1実施形態の回転ロック装置1と同様であり、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
このように押出カム機構41及び案内機構51を省略した構造であっても、第1実施形態の回転ロック装置1と同様に、ワンウェイクラッチ機構31が巻取方向への巻取軸5の回転をロックするため、引き出した巻取部材3が巻取軸に巻き取られることがなく、巻取部材3を任意の引き出し位置からさらに引き出すことができ、巻取部材3の引き出しを無段階で調整することができる。また、操作部材17によってロック解除部材13をスライドさせてロックプレート15に係合させることにより、ワンウェイクラッチ機構31のロックが解除され、巻取軸5が巻取方向に回転するため、巻取部材3を一気に巻き取ることができる。
本発明は以上の実施形態に限定されることなく種々変形が可能である。上記実施形態では、押出カム機構41を可動軸33(固定軸4)に設けているが、回転軸11側に設けても良く、可動軸33及び回転軸11の双方に設けても良い。
図32及び図33は、押出カム機構41を回転軸11(巻取軸5)側に設けた場合を示す。押出カム機構41は回転軸11の軸本体11aに形成された取付ピン11fに回動可能に取り付けられた押出カム42と、この押出カム42を左回り(X方向)に回動付勢する押出用ばね43とを有している。すなわち押出用ばね43はそのカム部42bが回転軸11のラチェット形成面11cから突出するように押出カム42を付勢している。このカム部42bの最大突出状態での突出高さLを巻取軸側ラチェット歯32及び固定軸側ラチェット歯34の高さM以上となるように設定することにより、押出カム機構41は回転軸11の軸本体11aと可動軸33とが一定の距離を保つように作用する。
なお、案内機構51の案内凸部52を可動軸33に形成し、案内凹部53を回転軸11に形成しているが、本発明においては、案内機構51の案内凸部52を回転軸11の軸本体11aにおけるラチェット形成面11cに形成する一方、案内凹部53を可動軸33のラチェット形成面33cに形成しても良い。さらに案内凸部52を可動軸33及び回転軸11の軸本体11aの双方に形成すると共に、案内凹部53を可動軸33及び回転軸11の軸本体11aの双方に形成しても良い。
1、1A、1B 回転ロック装置
3 巻取部材
4 固定軸
5 巻取軸
6 巻取ばね
7 回転軸
11 回転軸
11c ラチェット形成面
13 ロック解除部材
15 ロックプレート
16 押上ばね
17 操作部材
19 反転駒
21 固定駒
23 リターンスプリング
31 ワンウェイクラッチ機構
32 巻取軸側ラチェット歯
33 可動軸
34 固定軸側ラチェット歯
39 押しばね
41 押出カム機構
42 押出カム
43 押出用ばね
51 案内機構
52 案内凸部
53 案内凹部

Claims (7)

  1. 巻取部材が巻き付けられ固定軸に回転可能に支持された巻取軸が巻取ばねの付勢力によって巻取方向に回転する回転をロックする回転ロック装置であって、
    前記巻取軸と固定軸との間に設けられ、前記巻取部材の引き出し方向への巻取軸の回転を許容し、巻取方向への巻取軸の回転をロックするように切り換えるワンウェイクラッチ機構と、
    前記固定軸の軸方向にスライド可能に設けられ、当該スライドによって前記ワンウェイクラッチ機構の切り換えを行うロック解除部材と、
    このロック解除部材に対して係脱自在に前記固定軸に取り付けられ、前記ロック解除部材との係合によってロック解除部材のスライドをロックして前記ワンウェイクラッチ機構を巻取軸の回転許容状態に保持するロックプレートと、
    前記ワンウェイクラッチ機構を巻取軸の回転許容状態とするように前記ロック解除部材をスライドさせる操作部材とを備えていることを特徴とする回転ロック装置。
  2. 前記ワンウェイクラッチ機構は、前記巻取軸側に設けられた巻取軸側ラチェット歯と、前記固定軸側に設けられ前記巻取軸側ラチェット歯に係脱自在に噛合する固定軸側ラチェット歯と、前記巻取軸側ラチェット歯のラチェット形成面または固定軸側ラチェット歯のラチェット形成面のいずれか一方に出没可能に設けられ、前記巻取軸の引き出し方向への回転の際に相手のラチェット形成面に当接して相手のラチェット形成面との距離を保つ押出カム機構とによって形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転ロック装置。
  3. 前記巻取軸側ラチェット歯のラチェット形成面及び固定軸側ラチェット歯のラチェット形成面には、前記巻取軸の巻取方向への回転時に相互に係合可能な案内機構が設けられ、当該案内機構の係合によって前記巻取軸及び固定軸を接近させて前記ラチェット歯を噛合に導くことを特徴とする請求項2記載の回転ロック装置。
  4. 前記押出カム機構は、いずれかのラチェット形成面に回動可能に設けられ当該回動によってラチェット形成面に対して出没動作する押出カムと、この押出カムが前記ラチェット形成面から突出するように押出カムを回動付勢する押出用ばねとによって形成されていることを特徴とする請求項2記載の回転ロック装置。
  5. 前記案内機構は、一方のラチェット形成面のラチェット形成領域の外周側にラチェット歯よりも高くなるように形成された案内凸部と、この案内凸部と係合可能となって他方のラチェット形成面の外周側に形成された案内凹部とを備えていることを特徴とする請求項3記載の回転ロック装置。
  6. 前記ワンウェイクラッチ機構は、前記巻取軸側に設けられた巻取軸側ラチェット歯と、前記固定軸側に設けられ前記巻取軸側ラチェット歯に係脱自在に噛合する固定軸側ラチェット歯とによって形成されていることを特徴とする請求項1記載の回転ロック装置。
  7. 前記巻取軸の巻取方向への回転では、前記ロックプレートに作用することなく、引き出し方向への回転のときに前記ロックプレートが前記ロック解除部材との係合から外れるように作用する反転駒が前記巻取軸に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の回転ロック装置。
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