JP2014084161A - 折り畳みコンテナー - Google Patents

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Abstract

【解決手段】折り畳みコンテナーにおいて、先ず最初に、ロック装置Sを構成する操作部材S1に形成された取付短軸11dを、一方の相対する側壁2の中央空間A2に位置する板状部2aに形成された軸受け部材2nに嵌合させることにより、操作部材を、一方の相対する側壁に取り付け、次いで、操作部材に形成されたカム用短軸11bを、ロック装置を構成するロックバー部材S2のカム部21に形成されたカム溝21aに挿入するように構成したものである。
【効果】操作部材を下方に回動させた際に、操作部材に、一方の相対する側壁から離脱するような負荷が加わっても、後から取り付けられたロックバー部材により、一方の相対する側壁からの離脱方向の移動が抑制されて、一方の相対する側壁からの操作部材の離脱を防止することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、底部を囲むように配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことが可能な折り畳みコンテナーに関するものである。
従来、平面形状が略長方形に形成された底部の相対する長辺部に、ヒンジ部材を介して連結された長側壁と、同じく、底部の相対する短辺部に、ヒンジ部材を介して連結された短側壁とからなり、底部に対して略垂直に長側壁と短側壁を立てることにより、箱型に組み立てられ、また、折り畳む際には、底部の上に重なるように、長側壁及び短側壁を折り畳むようにした折り畳みコンテナーが知られており、箱型に組み立てられ状態においては、長側壁或いは短側壁が、底部方向に倒れないように、互いに、ロック装置により、ロックされるように構成されている。
長側壁に配設されたロック装置の操作部材を、手前に回動させるとともに、操作部材の回動を、リンク機構等の適当な機構を介して、水平運動に変換することにより、棒状体を水平移動させて、棒状体の先端部を、短側壁に形成された係合部に挿入、或いは、係合部から排出させて、長側壁が、底部方向に倒れないように、互いに、ロックしたり、或いは、ロックを解除するようにした折り畳みコンテナーが、本出願人の先の出願である特許文献1に開示されている。
上述した従来の折り畳みコンテナーにおいては、長側壁に配設されるロック装置は、手前に回動される操作部材と、操作部材の両端部に配設されたカム溝が形成されたカム部材と、操作部材が手前に回動された後に、操作部材を元の状態に戻すバネ部材とから構成されている。また、カム部材のカム溝には、操作部材の操作により水平方向に往復動する一対のロックバーの従動短軸が、挿入されている。操作部材の操作により、ロックバーを水平方向に往復動させることにより、ロックバーの先端部を、短側壁に形成された係合凹部に係合させて、長側壁と短側壁とがロック状態となり、箱型に組み立てられた状態の長側壁が、底部方向に倒れないように構成されており、また、操作部材の操作により、ロックバーの先端部を、短側壁に形成された係合凹部から排出させて、長側壁と短側壁とのロック状態を解除し、長側壁が、底部方向に倒れ、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーを折り畳むように構成されている。
上述したような折り畳みコンテナーに、操作部材とロックバーとを取り付けるには、先ず最初に、一対のロックバーを長側壁に配置し、その後、操作部材に配設されたカム部のカム溝に、ロックバーの従動短軸を挿入するようにして、長側壁に、ロック部材を取り付ける。
特開2010−215238号公報
上述した従来の折り畳みコンテナーにおいては、操作部材とロックバーとを取り付けるには、先ず最初に、一対のロックバーを長側壁に配置し、その後、操作部材に配設されたカム部のカム溝に、ロックバーの従動短軸を挿入するようにして、長側壁に、ロック装置を取り付ける。
上述したように、従来の折り畳みコンテナーにおいては、操作部材を、長側壁の外側から取り付けるように構成されているので、操作部材を下方に回動させた際に、操作部材が、長側壁から外れるという問題があった。
また、操作部材を下方に回動させた際に、操作部材に配設されたカム部のカム溝と、該カム溝に挿入されているロックバーの従動短軸との距離が離れて、操作部の回転力が、十分に、ロックバーに伝わらず、ロック解除作業の作業性が悪いという問題があった。
本発明の目的は、上述した従来の折り畳みコンテナーが有する課題を解決することにある。
本発明は、上述した目的を達成するために、箱型に組み立てられた状態から、最初に、底部方向に倒される一方の相対する側壁と、該側壁に次いで、後から、底部方向に倒されるもう一方の相対する側壁とを有する折り畳みコンテナーにおいて、第1には、先ず最初に、ロック装置を構成する操作部材に形成された取付短軸を、一方の相対する側壁の中央空間に位置する板状部に形成された軸受け部材に嵌合させることにより、操作部材を、一方の相対する側壁に取り付け、次いで、操作部材に形成されたカム用短軸を、ロック装置を構成するロックバー部材のカム部に形成されたカム溝に挿入するように構成したものであり、第2には、操作部材が配設されている、一方の相対する側壁の中央空間に、カバー部材を取り付けたものである。
本発明は、箱型に組み立てられた状態から、最初に、底部方向に倒される一方の相対する側壁と、該側壁に次いで、後から、底部方向に倒されるもう一方の相対する側壁とを有する折り畳みコンテナーにおいて、第1には、先ず最初に、ロック装置を構成する操作部材に形成された取付短軸を、一方の相対する側壁の中央空間に位置する板状部に形成された軸受け部材に嵌合させることにより、操作部材を、一方の相対する側壁に取り付け、次いで、操作部材に形成されたカム用短軸を、ロック装置を構成するロックバー部材のカム部に形成されたカム溝に挿入するように構成したので、操作部材を下方に回動させた際に、操作部材に、一方の相対する側壁から離脱するような負荷が加わっても、後から取り付けられたロックバー部材により、一方の相対する側壁からの離脱方向の移動が抑制されて、一方の相対する側壁からの操作部材の離脱を防止することができる。
操作部材が配設されている、一方の相対する側壁の中央空間に、カバー部材を取り付けたので、操作部材を構成する操作本体を下方に回動させた際に、操作部材が、一方の相対する側壁の中央空間から排出するようなことを、確実に防止することができる。
図1は、本発明の折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた状態の斜視図である。 図2は、本発明の折り畳みコンテナーを構成する短側壁の部分拡大斜視図である。 図3は、本発明の折り畳みコンテナーを構成する長側壁の斜視図である。 図4は、本発明の折り畳みコンテナーを構成する長側壁の部分拡大斜視図である。 図5は、本発明の折り畳みコンテナーを構成するロック装置の分解斜視図である。 図6は、本発明の折り畳みコンテナーを構成するロック装置の操作部材の斜視図である。 図7は、本発明の折り畳みコンテナーを構成するロック装置のロックバー部材の斜視図である。 図8は、本発明の折り畳みコンテナーを構成するロック装置の操作部材が長側壁に取り付けられた状態の部分拡大斜視図である。 図9は、本発明の折り畳みコンテナーを構成するロック装置が長側壁に取り付けられた状態の部分拡大斜視図である。 図10は、同じく、本発明の折り畳みコンテナーを構成するロック装置が長側壁に取り付けられた状態の部分拡大斜視図である。 図11は、本発明の折り畳みコンテナーを構成するカバー部材の斜視図である。 図12は、同じく、本発明の折り畳みコンテナーを構成するカバー部材の斜視図である。 図13は、本発明の折り畳みコンテナーのロック装置が配設された状態の部分拡大斜視図である。 図14は、本発明の折り畳みコンテナーの長側壁にカバー部材が取り付けられた状態の部分拡大斜視図である。
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら、本実施例に限定されるものではない。
本発明の折り畳みコンテナーは、図1に示されているように、底部1と、底部1の相対する長辺側土手部1aにヒンジ連結された長側壁2と、底部1の相対する短辺側土手部1bにヒンジ連結された短側壁3とから構成されており、本実施例においては、長辺側土手部1aの高さは、短辺側土手部1bの高さより低く形成されている。
図1に示されている箱型に組み立てられた状態から、先ず最初に、長側壁2を、底部1に重なるように倒し、次いで、短側壁3を、底部1に重ねられた長側壁2に重なるように倒すことにより、公知のように、折り畳みコンテナーを、高さの低いコンパクトに折り畳むことができるように構成されている。このようにして折り畳まれた状態から、短側壁3を、略垂直に立て、次いで、長側壁2を略垂直に立てることにより、図1に示されているように、箱型に組み立てることができるように構成されている。
上述した特許文献1に記載の折り畳みコンテナーのように、短側壁3には、短側壁3の板状部3aの上端には、上端水平リブ3bが形成されているとともに、板状部3aに対して略垂直な縦長の係合部材3cが形成されている。また、係合部材3cには、上述した特許文献1に記載の折り畳みコンテナーのように、ロックバー部材の先端部が嵌合される係合凹部3dが形成されている。本願発明においても、短側壁3の構成については、上述した特許文献1に記載の折り畳みコンテナーと実質的に同じであるので、詳細な説明は省略する。
次に、図3を用いて、長側壁2の全体構成について説明する。
長側壁2の板状部2aの外壁面(折り畳みコンテナーが箱型に組み立てられた際に、折り畳みコンテナーの外側に位置する面)2a1の上部には、長側壁2の上端2b付近に位置する上部水平リブ2cが形成されているとともに、上部水平リブ2cの下方には、上部水平リブ2cと所定の間隔を置いて、中間部水平リブ2dが形成されている。上部水平リブ2cと中間部水平リブ2dとは、板状部2aの垂直短辺に沿って形成された端部垂直リブ2eまで延在している。
中間部水平リブ2dの上面には、中間部水平リブ2dの中央部を挟んで、上部水平リブ2cまで達しない、相対する中央部垂直リブ2fが立設されている。中央部垂直リブ2fの上端からは、中間部水平リブ2dと平行に、端部垂直リブ2eまで延在する区画水平リブ2gが形成されている。上部水平リブ2cと区画水平リブ2gと端部垂直リブ2eとにより、後述するロック装置を構成するロックバー部材が挿入されるロックバー挿入空間A1が形成されている。
また、上部水平リブ2cと、中間部水平リブ2dと、相対する中央部垂直リブ2fとにより、後述するロック装置の操作部材等が配置される中央空間A2が形成されている。
更に、上部水平リブ2cと区画水平リブ2gとの間には、後述するロック装置を構成するロックバー部材が挿入される角筒状のガイド筒2hが、適当数、配設されているとともに、上述した特許文献1に記載の折り畳みコンテナーのように、端部垂直リブ2eには、ロックバー部材が挿入可能な透孔2e1が穿設されている。
中央空間A2内に位置する中間部水平リブ2dの上面には、所定の間隔を置いて、一対の当接部2iが形成されている。また、中間部水平リブ2dの上面の一対の当接部2iの中央部寄りには、一対のバネ部材乗り上げ片2jが形成されており、バネ部材乗り上げ片2jには、中間部水平リブ2dの先端から板状部2aに向かって、上方に傾斜した傾斜端面2j1が形成されている。更に、2kは、バネ部材乗り上げ片2jの中央に位置する板状部2aに形成された一対のバネ部材規制突起である。更にまた、2mは、上部水平リブ2cの下面から垂下された、ロック装置のロックバー部材をガイドするガイド片である。
2nは、相対する中央部垂直リブ2f付近に位置する板状部2aに垂設された軸受け部材であり、軸受け部材2nは、軸受け部材2nに嵌合される軸受けを挟持する、互いに上下方向に配置された軸受け2n1から形成されている。
次に、図5〜図7を用いて、操作部材S1と一対のロックバー部材S2とから構成されているロック装置Sについて説明する。
ロック装置Sを構成する操作部材S1は、操作本体10と、操作本体10に沿って、操作本体10に連接された略角柱状のブロック部材11とから形成されている。操作本体10の上部には、操作部材S1を下方に回動させる際に、作業者の指が当接する上面傾斜面を有する操作部10aが形成されており、また、操作本体10の下部には、バネ部材10bが垂設されており、バネ部材10bには、操作本体10の下部の中央部から、互いに、離反方向に延在する一対のバネ部10cが垂設されている。図6には、一対の下方に傾斜した平板状のバネ部10cが、互いに、離反する方向に延在するように構成されているが、バネ部10cが、互いに、接近する方向に延在するように構成することもできる。また、一対のバネ部10cは、操作本体10の下部の中央部から垂設された支持垂直片10dの中間部から延設されている。
ブロック部材11の操作本体10に沿った一対の垂直側面11aには、垂直側面11aに垂直なカム用短軸11bが突設されているとともに、ブロック部材11の相対する垂直端面11cには、垂直端面11cに垂直な取付短軸11dが突設されている。
ロック装置Sを構成するロックバー部材S2は、短側壁3の係合部材3cに形成されている係合凹部3dに、その先端部が挿入されるロックバー部20と、ロックバー部20の一方の端部に形成されたカム部21とを有している。カム部21には、上方から、ロックバー部20方向に向かって、下方に傾斜したカム溝21aと、カム部21の先端部に形成された略垂直なバネ板21bとが形成されている。なお、22は、ロックバー部20とカム部21との境界部に形成された、カム部21からロックバー部20に向かって下方に傾斜した境界傾斜部22である。
ロック装置Sは、ブロック部材11に形成されたカム用短軸11bを、カム部21に形成されたカム溝21aを嵌合することにより、操作部材S1とロックバー部材S2とが連結されるように構成されている。
ロック装置Sを、長側壁2に取り付ける際には、先ず最初に、操作部材S1のブロック部材11の相対する垂直端面11cに突設された取付短軸11dを、長側壁2に形成された互いに上下方向に配置された軸受け2n1に嵌合することにより、操作部材S1を、図8に示されているように、長側壁2に取り付ける。その後、長側壁2に形成された中央空間A2側から、ロックバー部材S2のロックバー部20を、ロックバー挿入空間A1に挿入するとともに、央空間A2内に位置するロック装置Sの操作部材S1に形成されたカム用短軸11bを、図9に記載され示されているように、ロックバー部材S2のカム部21に形成されたカム溝21aに嵌合することにより、ロック装置Sを、長側壁2に取り付けるように構成されている。
ロック装置Sが、長側壁2に取り付けられた際には、図9に示されているように、操作部材S1に形成されたカム用短軸11bが、ロックバー部材S2のカム部21に形成されたカム溝21aの上端部に位置し、また、操作本体10の下部に垂設されたバネ部10cが、長側壁2の中間部水平リブ2dに形成されたバネ部材乗り上げ片2jの傾斜端面2j1の下端部に位置し、更に、操作本体10の下部に垂設されたバネ部10cの先端が、長側壁2の中間部水平リブ2dに形成された当接部2iに当接或いは近接して位置するように構成されている。更にまた、操作本体10の支持垂直片10dの下端部が、長側壁2の板状部2aに形成された一対のバネ部材規制突起2k間に位置するように構成されている。なお、必要に応じて、長側壁2の板状部2aに形成された一対のバネ部材規制突起2kを省略することもできる。
ロック装置Sが、長側壁2に取り付けられた際には、特許文献1に開示されているように、ロックバー部材S2のロックバー部20の先端部が、図2に示されている短側壁3の係合部材3cに形成された係合凹部3dに挿入され、長側壁2と短側壁3とがロック状態となり、長側壁2が、底部1方向に倒れないように構成されている。
長側壁2と短側壁3とのロック状態を解除するには、操作部材S1を構成する操作本体10の操作部10aを、下方に回動させる。操作本体10を、下方に回動させると、長側壁2と短側壁3とがロック状態において、ロックバー部材S2のカム部21に形成されたカム溝21aの上端部に位置しているカム用短軸11bが、下方に移動する。このカム溝21aの上端部に位置しているカム用短軸11bが下方に移動することにより、一対のロックバー部材S2のロックバー部20が、互いに接近する方向に移動し、短側壁3の係合部材3cに形成された係合凹部3dに挿入されているロックバー部20の先端部が、係合凹部3dから排出されることになり、長側壁2と短側壁3とがロック状態が解除されたロック解除状態となり、長側壁2が、底部1方向に倒れるように構成されている。
また、操作部材S1を構成する操作本体10の操作部10aを、下方に回動させた際には、一対のロックバー部材S2のロックバー部20が、互いに接近する方向に移動し、図10に示されているように、ロックバー部材S2のカム部21に形成された一対のバネ板21bが、長側壁2の中間部水平リブ2dに形成された当接部2iに当接し、一対のバネ板21bが、互いに離反する方向に弾性変形されることになる。換言すれば、バネ板21bが、操作部材S1から遠ざかる方向に弾性変形されることになる。このように、バネ板21bを弾性変形させることにより、作業者が、操作部材S1を構成する操作本体10の操作部10aから手を離した時点で、バネ板21bの弾性復元力により、一対のロックバー部材S2のロックバー部20が、確実に、且つ、迅速に、ロック状態方向に戻ることができる。
更に、操作部材S1を構成する操作本体10の操作部10aを、下方に回動させた際には、操作部材S1に形成されたバネ部10cが、長側壁2の中間部水平リブ2dに形成されたバネ部材乗り上げ片2jの傾斜端面2j1の下端部から上端部に移動することにより、作業者が、操作部材S1を構成する操作本体10の操作部10aから手を離した時点で、バネ部10cの弾性復元力により、一対のロックバー部材S2のロックバー部20が、より確実に、且つ、より迅速に、ロック状態方向に戻ることができる。
上述したように、ロック装置Sを、長側壁2に取り付ける際には、先ず最初に、操作部材S1を取り付け、その後、ロックバー部材S2を取り付けるように構成したので、操作部材S1を下方に回動させた際に、操作部材S1に、長側壁2から離脱するような負荷が加わっても、後から取り付けられたロックバー部材S2により、長側壁2からの離脱方向の移動が抑制されて、長側壁2からの操作部材S1の離脱を防止することができる。
次に、図11〜図14を用いて、カバー部材Cについて説明する。
カバー部材Cは、水平部c1aと、該水平板c1aの両端部に立設された相対する垂直板c1bとからなる略U字状の前板部c1を有しており、水平板c1aと相対する垂直板c1bとにより、凹部c2が形成されている。また、相対する垂直板c1bの上端から、前板部c1の裏面(カバー部材Cが、長側壁2に取り付けられた際に、長側壁2の板状部2a側に位置する面)c1’に対して略垂直に延在する上端水平板部c3が形成されており、上端水平板部c3の上面の前板部c1の裏面c1’側には、適当数の上部係止突起c3aが形成されている。
また、前板部c1の水平板c1aの下端からは、上端水平板部c3と同様の下端水平板部c4が形成されており、下端水平板部c4の下面の前板部c1の裏面c1’側には、下部係止突起c4aが形成されている。なお、本実施例においては、下端水平板部c4が、水平板c1aの両端部と中央部の3箇所に形成されている例が示されており、両端部に位置する水平板c1aの外側端部に、それぞれ、下部係止突起c4aが形成されており、また、中央部に位置する下端水平板部c4の下面の前板部c1の裏面c1’側にも、下部係止突起c4a(図示されていない。)が形成されている。
更に、垂直板c1bの外側垂直端辺には、垂直板c1bに略垂直な外側垂直板部c5が、所定の間隙c6を介して形成されているとともに、間隙c6には、垂直板c1bに面一な嵌合片c7が形成されている。なお、c8は、垂直板c1bの内側垂直端辺に、垂直板c1bに略垂直な内側垂直板部である。
上述した構成を有するカバー部材Cは、長側壁2に取り付けられたロック装置Sの操作部材S1が配置されている中央空間A2に、操作部材S1が、凹部c2内に位置するように嵌合されることになるが、操作部材S1が中央空間A2に嵌合された際には、カバー部材Cの上端水平板部c3に形成された上部係止突起c3aが、長側壁2の上部水平リブ2cに穿設された係止孔2c1に係止されるように構成されているとともに、カバー部材Cの下端水平板部c4の下面に形成された下部係止突起c4aが、図4に示されている、長側壁2の中間部水平リブ2dに穿設された係止孔2pに係止されるように構成されている。更に、カバー部材Cに形成された嵌合片c7が、図14に示されているように、上部水平リブ2cの下面から垂下されたガイド片2mと区画水平リブ2gとの間に嵌合されるように構成されている。
上述したようにして、カバー部材Cが、長側壁2に形成された中央空間A2に取り付けられることになるが、このように構成することにより、操作部材S1を構成する操作本体10を下方に回動させた際に、操作部材S1が、中央空間A2から排出するようなことを、確実に防止することができる。
A1・・・・・・・・・・・・・・・ロックバー挿入空間
A2・・・・・・・・・・・・・・・中央空間
C・・・・・・・・・・・・・・・・カバー部材
S・・・・・・・・・・・・・・・・ロック装置
S1・・・・・・・・・・・・・・・操作部材
S2・・・・・・・・・・・・・・・ロックバー部材
1・・・・・・・・・・・・・・・・底部
2・・・・・・・・・・・・・・・・長側壁
3・・・・・・・・・・・・・・・・短側壁

Claims (2)

  1. 箱型に組み立てられた状態から、最初に、底部方向に倒される一方の相対する側壁と、該側壁に次いで、後から、底部方向に倒されるもう一方の相対する側壁とを有する折り畳みコンテナーにおいて、先ず最初に、ロック装置を構成する操作部材に形成された取付短軸を、一方の相対する側壁の中央空間に位置する板状部に形成された軸受け部材に嵌合させることにより、操作部材を、一方の相対する側壁に取り付け、次いで、操作部材に形成されたカム用短軸を、ロック装置を構成するロックバー部材のカム部に形成されたカム溝に挿入するように構成したことを特徴とする折り畳みコンテナー。
  2. 操作部材が配設されている、一方の相対する側壁の中央空間に、カバー部材を取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の折り畳みコンテナー。
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