JP2014084063A - 車両情報表示システム及び車両停止位置表示システム - Google Patents

車両情報表示システム及び車両停止位置表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】簡易なシステムで列車の停車位置又は車両情報を取得して、列車を正確に停止させたり、プラットホームドア装置を正確に操作させたりすることが可能な車両情報表示システム及び車両停止位置表示システムを提供することを目的とする。
【解決手段】車両情報表示システム10は、プラットホームに到着する列車の車両情報を走行中の列車から直接取得する情報処理装置3の情報取得部6と、プラットホームに設置され、取得された車両情報に基づいてプラットホームに到着する列車の前記車両情報を表示する扉開閉操作盤4の点灯パネル13とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラットホームに到着する列車に関する車両情報表示システム及び車両停止位置表示システムに関するものである。
プラットホーム上に設けられるプラットホームドア装置は、新設路線に設置されるケースが一般的であったが、近年、ワンマン運転の導入や、転落・接触事故等の多発化によって、既設路線にもプラットホームドア装置が設置される機会が増えている。
特開2000−159110号公報
従来、列車をプラットホームに停車させる際、列車ドアとプラットホームドア装置のドア部の位置を一致させるため、定位置停止装置(TASC)が用いられることが多い。TASCは、自動列車運転装置(ATO)の機能の一部として含まれるため、プラットホームドア装置の設置に当たっては、路線単位でATOの導入することが検討されることもあった。
しかし、既設路線にプラットホームドア装置を設置する場合にTASCやATOを導入すると、工事に手間や時間がかかる上、高コスト化に繋がる。そのため、運転士が列車を定位置に正確に停車させることとし、TASCやATOが採用されないケースもある。この場合、運転士の技量によって列車の停車位置が前後するため、可能な限り定位置近くに停車させる工夫が要求される。
また、ATOが導入されれば、プラットホームに到着する車両情報(車両の種類など)を容易にプラットホーム側で取得できるが、TASCやATOが採用されないケースでは、別の手段で車両の種類を取得するシステムが求められる。プラットホーム側で取得された車両情報は、例えば複数種類の車両に対応したプラットホームドア装置のドア開閉に使用される。
なお、特許文献1には、設備費や保守費を安価にするため、列車の停止位置に関係なく列車番号を受信する技術が開示されている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡易なシステムで、列車位置と停止位置の距離情報を表示して列車を正確に停止させたり、車両情報を取得してプラットホームドア装置を正確に操作させたりすることが可能な車両情報表示システム及び車両停止位置表示システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の車両情報表示システム及び車両停止位置表示システムは以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る車両情報表示システムは、プラットホームに到着する列車の車両情報を走行中の前記列車から直接取得する情報取得部と、前記プラットホームに設置され、取得された前記車両情報に基づいて前記プラットホームに到着する前記列車の前記車両情報を表示する第1表示部とを備える。
この構成によれば、プラットホームに到着する列車の車両情報が、走行中の列車から直接取得され、取得された車両情報に基づいて、プラットホームに到着する列車の車両情報がプラットホームに設置された第1表示部に表示される。ここで、車両情報とは、車両編成、1車両のドア数又はドア位置などである。したがって、駅設備や自動列車運転装置(ATO)などと接続することなく、独立して簡易に車両情報を取得できる。第1表示部に車両情報が表示されることで、乗務員又は駅員は、到着する車両の種類、例えば車両編成、1車両のドア数又はドア位置などを知ることができる。
上記発明において、車両情報表示システムは、車両ドア位置又は車両ドア数が異なる複数種類の前記列車が停車する前記プラットホームに設置され、前記第1表示部は、前記複数種類の列車に応じて扉部が開閉するプラットホームドア装置の開閉ボタンと関連付けられて、前記車両情報を表示してもよい。
この構成によれば、車両情報表示システムが設置されるプラットホームは、車両ドア位置又は車両ドア数が異なる複数種類の車両が停車するプラットホームである。プラットホーム上に複数種類の列車に応じて扉部が開閉するプラットホームドア装置が設置されているとき、プラットホームドア装置の開閉ボタンと関連付けて、第1表示部が車両情報を表示する。すなわち、駅員又は乗務員は、プラットホームに到着する列車のドア位置やドア数に応じて、プラットホームドア装置の扉部を開閉する必要があるところ、第1表示部に表示された車両情報を確認することで、プラットホームドア装置の扉部の操作を正確に行うことができる。
上記発明において、前記列車の表面に付された前記車両情報を撮像する撮像部を更に備え、前記情報取得部は、前記撮像部が撮影した撮像データから前記車両情報を取得してもよい。
この構成によれば、列車の表面に車両情報が付されているとき、プラットホームに設置された車両情報表示システムにおける撮像部が列車の表面に付された車両情報を撮影することによって、情報取得部がプラットホームに到着する列車の車両情報を取得できる。すなわち、駅設備や自動列車運転装置(ATO)などと接続することなく、撮像部が車両情報を撮像することによって、プラットホーム側で車両情報を容易に取得できる。列車の表面に付された車両情報とは、例えば、列車の先頭に付されている数字若しくは記号又はこれらの組み合わせ(編成番号)であってこの編成番号によって車両編成等が表されたものである。また、車両情報は、編成番号ではなく、二次元コードのような図柄でもよい。
上記発明において、搭載された前記列車に関する前記車両情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記車両情報を送信する送信部とを有する車両情報送信装置が搭載された前記列車から、前記車両情報を受信する受信部を更に備え、前記情報取得部は、前記受信部を介して前記車両情報を取得してもよい。
この構成によれば、列車には車両情報送信装置が搭載されており、車両情報送信装置の記憶部に記憶されている車両情報が送信部から送信され、車両情報はプラットホームに設けられた車両情報表示システムにおける情報取得部の受信部で受信される。すなわち、駅設備や自動列車運転装置(ATO)などと接続することなく、列車に車両情報送信装置を搭載しておけば、プラットホーム側で車両情報を容易に取得できる。ここで、車両情報送信装置には、非接触型のICチップも含まれる。
また、本発明に係る車両情報表示システムは、列車の車両情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記車両情報を送信する送信部とを有し、前記列車に搭載される車両情報送信装置と、プラットホームに到着する前記列車に搭載された前記車両情報送信装置から、前記車両情報を受信する受信部と、前記列車の前記車両情報を走行中の前記列車から直接取得する情報取得部と、前記プラットホームに設置され、取得された前記車両情報に基づいて前記プラットホームに到着する前記列車の前記車両情報を表示する第1表示部とを備える。
また、本発明に係る車両停止位置表示システムは、プラットホームに設置され、前記プラットホームに到着する列車と予め定められている停止位置との距離を検出する距離検出装置と、前記プラットホームに設置され、検出された前記距離に基づいて、前記停止位置と走行中の前記列車との距離情報を表示する第2表示部とを備える。
この構成によれば、プラットホームに設置されている距離検出部が、プラットホームに到着する列車と予め定められている停止位置との距離を検出し、検出された距離に基づいて、プラットホームに設置されている第2表示部が、停止位置と走行中の列車との距離情報を表示する。運転士は、第2表示部に表示された距離情報を確認しながら、列車を停止させることによって、列車を予め定められた停止位置又はその近傍に容易に停止することができる。
上記発明において、前記距離情報は、前記停止位置からの距離が複数の範囲に区切られたものであり、前記第2表示部は、前記距離情報を段階的に表示してもよい。
この構成によれば、距離情報が数値等で表される場合に比べて直感的に停止位置と走行中の車両との距離情報を確認でき、列車の操作が容易になる。
本発明によれば、簡易なシステムで、列車位置と停止位置の距離情報を表示して列車を正確に停止させたり、車両情報を取得してプラットホームドア装置を正確に操作させたりすることができる。
列車及びプラットホームドア装置が設置されたプラットホームを示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る車両情報表示システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る車両情報表示システムの扉開閉操作盤を示す正面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る車両情報表示システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る車両停止位置表示システムを示すブロック図である。 列車の停止位置とエリアの関係を示す平面図である。 本発明の一実施形態に係る車両停止位置表示システムの表示盤を示す正面図である。 表示盤に設けられる複数のランプの点灯又は消灯の一例を示すタイミングチャートである。
以下に、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の一実施形態に係る車両情報表示システム10について説明する。
車両情報表示システム10は、図1の二点鎖線で示すようなプラットホーム15に到着する列車1について、列車1の車両情報を停車前に取得し、プラットホームドア装置16を操作するための扉開閉操作盤4に、到着する列車1の種類などを表示する。ここで、車両情報とは、例えば、列車1の車両編成である。また、車両情報は、車両編成に限られず、列車1のドア数又はドア位置などを含んでもよい。
車両情報表示システム10は、プラットホーム15に設置され、カメラ2と、情報処理装置3と、扉開閉操作盤4などを備える。
カメラ2は、図1に示すように、プラットホーム15の車両進入側の端部15A付近に設置され、プラットホーム15に到着する列車1の先頭部分のフロント面1Aを撮影する。フロント面1Aには、通常、数字若しくは記号又はこれらの組み合わせ(以下、「編成番号」という。)が表示されており、編成番号は車両編成を表す。車両編成が分かれば、プラットホーム15に到着する列車1の種類、例えば、列車1の各車両が有するドア数やドア位置を把握できる。したがって、カメラ2は、列車1のフロント面1Aに表示された編成番号が含まれるように、列車1の先頭部分を撮影する。
カメラ2は、列車1が到着するたびに1枚の静止画像を撮影する。なお、カメラ2は、1枚の静止画像を撮影するのではなく、列車1が到着するたびに複数毎の静止画像を撮影してもよいし、所定時間の間に動画像を撮影してもよい。
カメラ2は、撮影したデータを情報処理装置3へ送信する。
情報処理装置3は、例えばプログラムを実行するパーソナルコンピュータなどのコンピュータであり、受信部5と、情報取得部6と、車両情報判断部7と、送信部8などを有する。受信部5は、カメラ2からカメラ2が撮影した撮影データを受信する。
情報取得部6は、カメラ2による撮影データの中から、列車1のフロント面1Aに付された編成番号を読み取る。車両情報判断部7は、撮影データから読み取られた編成番号に基づいて、到着する列車1の車両編成を判断し、列車1の種類を判断する。
送信部8は、車両情報判断部7の判断に基づいて得られた列車1の種類に関するデータを扉開閉操作盤4に送信する。
扉開閉操作盤4は、乗務員又は駅員がプラットホームドア装置16を作動させるための操作盤であり、図4では、列車1の最後尾にいる車掌が操作可能な位置に設置されている例を示している。
扉開閉操作盤4は、図3に示すように、列車1の種類を表す点灯パネル(表示部)13と、プラットホームドア装置16の扉部18を開閉するための開ボタン26及び閉ボタン27を備えている。
プラットホームドア装置16が車両の種類(ドア数やドア位置など)に応じて異なる開閉パターンで開閉可能な場合、本実施形態に係る扉開閉操作盤4を用いることによって、車両の種類に応じてそれぞれの開閉パターンでプラットホームドア装置16の扉部18を開閉できる。なお、プラットホームドア装置16は、扉部18がプラットホーム15に固定された本体部17に対して移動することによって、扉部18が開閉する。
点灯パネル13、開ボタン26及び閉ボタン27は、図3に示すように、列車1の種類ごと、すなわち、プラットホームドア装置16の扉部18の開閉パターンごとに設置される。図3では、3種類の列車1について表示及び操作できる。
点灯パネル13は、パネル面の表示がプラットホーム15に到着した列車1に該当するとき点灯し、それ以外のとき点灯しない。
扉開閉操作盤4は、図2に示すように、受信部9を更に備える。受信部9は、列車1の種類に関するデータを情報処理装置3の送信部8から受信する。点灯パネル13は、受信した列車1の種類に関するデータに基づいて点灯及び非点灯を切り替える。
次に、本実施形態に係る車両情報表示システム10の動作について説明する。
プラットホーム15の車両進入側の端部15A付近に設置されたカメラ2は、プラットホーム15に到着する列車1のフロント面1Aを撮影する。そして、カメラ2は、撮影して得られた撮像データを情報処理装置3に送信する。
情報処理装置3は、カメラ2から撮像データを受信して、撮像データから列車1のフロント面1Aに付された編成番号を読み取り、読み取られた編成番号に基づいて、到着する車両の種類を判断する。その後、情報処理装置3は、判断結果を扉開閉操作盤4に送信する。
扉開閉操作盤4は、情報処理装置3から判断結果、すなわち到着する列車1の種類に関するデータを受信して、点灯パネル13に到着する列車1の種類を表示する。例えば、図3に示す例では、列車1の編成番号に基づいて情報処理装置3が「○○快速△△系」であると判断し、扉開閉操作盤4の複数の点灯パネル13のうち「○○快速△△系」の点灯パネル13が点灯している。
以上より、プラットホーム15に向かって走行している列車1から車両情報を取得して、プラットホーム15に到着する列車の種類を扉開閉操作盤4に表示することから、列車1が停車する前に到着する列車1の種類を乗務員又は駅員に知らせることができる。乗務員又は駅員は、扉開閉操作盤4に表示された列車の種類に基づいて、プラットホームドア装置16を正確に操作できる。
また、駅設備や自動列車運転装置(ATO)などと接続することなく、独立して直接的に列車1から車両情報を取得できる。したがって、駅設備や自動列車運転装置(ATO)などと接続するためのケーブル工事やネットワーク構築などが不要となり、比較的安価にプラットホームドア装置16をプラットホーム15に設置できる。
なお、上記説明では、列車1のフロント面1Aに通常表示されている編成番号を撮影するとしたが、列車1の車両情報を有する二次元コード等の図柄をフロント面1Aに表示し、これを撮影するようにしてもよい。二次元コード等の図柄は、列車1特有の車両情報と対応させる。これにより、撮像データから二次元コード等の図柄を抽出することによって、車両情報を取得できる。この場合、列車1のフロント面1Aに通常表示されている編成番号は、車両に応じて様々な表示形態(ペイント、LEDなど)があるところ、統一した表示形態を用いることによって、撮像データからの検出の正確性を向上させることができる。
次に、図4を参照して、本実施形態の変形例に係る車両情報表示システム11について説明する。
上記実施形態では、カメラ2が列車1のフロント面1Aを撮影することによって、車両情報を取得するとしたが、本発明はこの例に限定されない。例えば、プラットホーム15に到着する各列車1が、列車1の情報に関するデータを記憶している車両情報送信装置21を予め搭載し、プラットホーム15に設置された車両情報受信部22が、車両情報送信装置21から車両情報を受信することによって、車両情報を取得してもよい。
この変形例に係る車両情報表示システム11は、上述したカメラ2の代わりに、車両情報受信部22がプラットホーム15の側面又は車両進入側の端部15A付近に設置される。
まず、列車1に搭載される車両情報送信装置21について説明する。車両情報送信装置21は、例えば、非接触型のICチップである。ICチップは、列車1から電力が供給されることなく、例えば乾電池等によって作動可能であり、列車1の改良が不要となる。車両情報送信装置21は、記憶部23と、送信部24などを備える。記憶部23は、車両情報送信装置21を搭載している車両に関する車両情報を記憶している。送信部24は、記憶部23に記憶された車両情報を送信する。
車両情報受信部22は、プラットホーム15に到着する列車1に搭載された車両情報送信装置21から車両情報を受信する。車両情報受信部22は、車両情報送信装置21から受信した車両情報を情報処理装置3へ送信する。
情報処理装置3は、車両情報受信部22から車両情報を取得し、上述した実施形態と同様に、取得した車両情報に基づいて、到着する車両の種類を判断する。そして、車両情報判断部7の判断に基づいて得られた列車1の種類に関するデータを扉開閉操作盤4に送信することによって、上述した実施形態と同様に、扉開閉操作盤4の点灯パネル13は、到着する列車1の種類に応じて点灯及び非点灯を切り替える。
カメラ2を用いた上記実施形態の場合、時間帯や天候等によって撮影結果が左右されるが、本変形例によれば、時間帯や天候等に影響を受けることなく、より安定して車両情報を列車1側から取得できる。
次に、図1及び図5を参照して、本発明の一実施形態に係る車両停止位置表示システム12について説明する。
車両停止位置表示システム12は、プラットホーム15に到着する列車1の先頭(例えばフロント面1A)の位置を検出し、移動している列車1の現在位置を表示盤33に表示する。
車両停止位置表示システム12は、図5に示すように、距離検出装置31と、情報処理装置32と、表示盤33などを備える。
距離検出装置31は、測域センサ(レーザレンジスキャナ)であり、走査型の光波距離計である。距離検出装置31は、所定の場所に固定して設置され、1軸走査することによって、水平面内に存在する物体の平面形状を検出できる。これにより、プラットホーム15に進入してくる列車1のフロント面1Aの現在位置と所定の停止位置19との距離を測定できる。停止位置19とは、図1に示すように、ある所定の長さを有する領域とする。
距離検出装置31は、測定結果を情報処理装置32に送信する。
情報処理装置32は、例えばプログラムを実行するパーソナルコンピュータなどのコンピュータであり、距離検出装置31から受信した測定結果に基づいて、進入してくる列車1が存在するエリアを逐次判断する。
エリアは、図6に示すように、例えば停止位置19の近傍で5区間に区切られる。ここで、エリアA1は、停止位置19よりも3m手前の位置から1m手前の位置までの領域であり、エリアA2は、停止位置19よりも1m手前の位置から0.5m手前の位置までの領域である。エリアA3は、停止位置19よりも0.5m手前の位置から0.5m通過した位置までの領域である。エリアA4は、停止位置19よりも0.5m通過した位置から1m通過した位置までの領域であり、エリアA2は、停止位置19よりも1m通過した位置から3m通過した位置までの領域である。
情報処理装置32は、進入してくる列車1が複数のエリアのうちいずれのエリアに存在するのか、又はエリア外に存在するのかを表示盤33に出力する。
表示盤33には、例えば図7に示すように、エリアA1乃至A5に対応して五つのランプ34A,34B,34C,34D,34Eが設けられる。表示盤33は、情報処理装置32から受信したエリアA1乃至A5に関するデータに基づいて、ランプ34A,34B,34C,34D,34Eを点灯又は消灯させる。
図8は、ランプ34A,34B,34C,34D,34Eの点灯又は消灯の一例を示すタイミングチャートである。
例えば、列車1が停止位置19よりも3m手前に到達してエリアA1に進入したとき、ランプ34Aを黄色で点灯させる。次に、列車1が停止位置19よりも1m手前に到達してエリアA2に進入したとき、ランプ34Aを消灯し、ランプ34Bを黄色で点灯させる。また、列車1が停止位置19よりも0.5m手前に到達してエリアA3に進入したとき、ランプ34Bを消灯し、ランプ34Cを緑色で点灯させる。
さらに、列車1が停止位置19よりも0.5m通過してエリアA4に進入したとき、ランプ34Cを消灯し、ランプ34Dを赤色で点灯させる。その後、列車1が停止位置19よりも1m通過してエリアA5に進入したとき以降、ランプ34Dを消灯し、ランプ34Eを赤色で点灯させる。
なお、上述した停止位置19を基準にしたエリアの範囲や区分数は一例であり、情報処理装置32によって、調整可能である。また、表示盤33におけるエリアの表示の仕方も上述した例に限定されない。表示盤33には、距離検出装置31で測定された距離を表示してもよい。
以上、本実施形態に係る車両停止位置表示システム12によれば、プラットホーム15に到着する列車1のフロント面1Aが検出されて、移動している列車1の現在位置が表示盤33に表示される。運転士は、表示盤33に表示されたランプ34A,34B,34C,34D,34Eの点灯又は消灯状態を確認しながら、列車1を停止させることによって、列車1を予め定められた停止位置19又はその近傍に容易に停止することができる。
特に、プラットホーム15に到着する列車1のドア数やドア位置が複数種類にわたっているため、列車1の種類に応じて、扉部18の開閉位置を異ならせるプラットホームドア装置16が設置される場合、列車1を所定の停止位置19に正確に停車させることが求められる。TASCやATOが採用されないケースでは、運転士の技量によって列車の停車位置が前後するところ、本実施形態の車両停止位置表示システム12によれば、運転士を的確に案内でき、列車1を正確な位置に停止させることが可能になる。
1 列車
1A フロント面
2 カメラ(撮像部)
3 情報処理装置
4 扉開閉操作盤
5 受信部
6 情報取得部
7 車両情報判断部
8 送信部
9 受信部
10,11 車両情報表示システム
12 車両停止位置表示システム
13 点灯パネル(第1表示部)
15 プラットホーム
15A 端部
16 プラットホームドア装置
17 本体部
18 扉部
19 停止位置
21 車両情報送信装置
22 車両情報受信部
23 記憶部
24 送信部
26 開ボタン
27 閉ボタン
31 距離検出装置
32 情報処理装置
33 表示盤(第2表示部)
34A,34B,34C,34D,34E ランプ

Claims (7)

  1. プラットホームに到着する列車の車両情報を走行中の前記列車から直接取得する情報取得部と、
    前記プラットホームに設置され、取得された前記車両情報に基づいて前記プラットホームに到着する前記列車の前記車両情報を表示する第1表示部と、
    を備える車両情報表示システム。
  2. 前記プラットホームには、車両ドア位置又は車両ドア数が異なる複数種類の前記列車が停車し、
    前記第1表示部は、前記複数種類の列車に応じて扉部が開閉するプラットホームドア装置の開閉ボタンと関連付けられて、前記車両情報を表示する請求項1に記載の車両情報表示システム。
  3. 前記列車の表面に付された前記車両情報を撮像する撮像部を更に備え、
    前記情報取得部は、前記撮像部が撮影した撮像データから前記車両情報を取得する請求項1又は2に記載の車両情報表示システム。
  4. 搭載された前記列車に関する前記車両情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記車両情報を送信する送信部とを有する車両情報送信装置が搭載された前記列車から、前記車両情報を受信する受信部を更に備え、
    前記情報取得部は、前記受信部を介して前記車両情報を取得する請求項1又は2に記載の車両情報表示システム。
  5. 列車の車両情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記車両情報を送信する送信部とを有し、前記列車に搭載される車両情報送信装置と、
    プラットホームに到着する前記列車に搭載された前記車両情報送信装置から、前記車両情報を受信する受信部と、
    前記列車の前記車両情報を走行中の前記列車から直接取得する情報取得部と、
    前記プラットホームに設置され、取得された前記車両情報に基づいて前記プラットホームに到着する前記列車の前記車両情報を表示する第1表示部と、
    を備える車両情報表示システム。
  6. プラットホームに設置され、前記プラットホームに到着する列車と予め定められている停止位置との距離を検出する距離検出装置と、
    前記プラットホームに設置され、検出された前記距離に基づいて、前記停止位置と走行中の前記列車との距離情報を表示する第2表示部と、
    を備える車両停止位置表示システム。
  7. 前記距離情報は、前記停止位置からの距離が複数の範囲に区切られたものであり、
    前記第2表示部は、前記距離情報を段階的に表示する請求項6に記載の車両停止位置表示システム。

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